JPH0456978A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録装置に係り、特にファクシミリやプリン
タ等における乾式粉体現像方式による現像器を有する記
録装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、ファクシミリやプリンタ等の記録装置においては
、感光体または静電記録紙上に形成された静電気潜像を
顕像化する方法として、乾式粉体現像方式が主として用
いられている。

乾式粉体現像方式による現像器は、トナーボックスとマ
グネットローラによって構成され、トナーボックス内に
蓄積されているトナーを、マグネットローラによって磁
気的に吸着し、マグネットローラを回転させることによ
って、感光体または静電記録紙上に形成された静電気潜
像上にトナーを搬送する。

トナーは後述する方法によって、それを構成する材質に
よって定まる極性の電荷を有している。

一方、マグネットローラには、ＡＣまたはＤＣの電気的
バイアスが印加されている。そのため、感光体または静
電記録紙上の静電気潜像と、マグネットローラ上のトナ
ーの有する電気的ポテンシャルの差によって生じるクー
ロン力によって、静電気潜像にトナーが吸引されて付着
し、顕像化される。

例えば、一般の複写機では、帯電、露光の工程の後には
、感光体上に＋５００ｖ程度の静電気潜像が形成されて
いるので、これに負極性の電荷を有するトナーを用いる
ことによって、−５００Ｖ〜−１０００Ｖ程度の電気的
バイアスを与えて現像する構成をとっている。

上述の現像プロセスにおいて、現像器のトナーボックス
には、攪拌によるトナー粒子相互の摩擦帯電の促進と、
トナーボックス内のトナーの偏りの防止、およびトナー
のマグネットローラ部への集中を目的として、通常、ト
ナー攪拌バーが設けられている。トナー攪拌バーは、従
来は、通常、記録動作中だけ駆動され、記録停止時には
トナー攪拌バーも停止するようになっている。

一方、現像器のトナーボックスには、トナーの残量確認
用のセンサが設置されるのが普通であって、−数的には
、圧力検出式のトナーセンサが多く用いられている。こ
の場合、トナーセンサ面に余分なトナーがこびり付いて
、トナー残量の誤検知を生じることを防止するため、ト
ナー攪拌バーにマグネット、ブラシ等を設けて、センサ
面を清掃するように構成する場合がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のこの種記録装置では、圧力検出式トナーセンサの
センサ面上を、トナー攪拌バーに設置されているマグネ
ットまたはブラシ等によって清掃する構成になっていた
。そのため、センサ面の直前にトナー攪拌バーのマグネ
ットまたはブラシが停止した場合には、センサ面に本来
接触すべきトナーを機械的に排除してしまって、トナー
センサにトナーの圧力が加わらなくなる。従って、周囲
にはまだ十分な量のトナーがある場合でも、トナー残量
が少なくなったと誤検知するという問題があった。

さらに、攪拌バーが記録動作停止時には駆動されないた
め、上述の誤検知状態は装置の記録動作停止中、継続的
に保持されるという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は、このような従来技術の課題を解決しようとす
るものである。

すなわち、本発明は、圧力検出式トナーセンサとトナー
攪拌バーとを有する現像器を備えた記録装置において、
トナー攪拌バーに設置されたトナーセンサ表面清掃用マ
グネットまたはブラシによるトナー残量誤検知を防止す
ることによって、記録動作停止時、トナー攪拌バーが停
止している場合でも、オペレータがトナー補給アラーム
を誤認識することを防止できる記録装置を提供すること
を目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明においては、トナーボックスにトナー攪拌用のト
ナー攪拌バーと、トナーの残量を検知するためのトナー
センサと、該トナー攪拌バーを駆動するためのトナー攪
拌バー駆動手段とを備えた現像器を有し、静電気潜像を
乾式粉体現像方式によって現像する記録装置において、
トナー攪拌停止時間カウンタによって、トナー攪拌バー
駆動手段の停止時間を計時し、トナー攪拌時間カウンタ
によって、トナー攪拌バー駆動手段の駆動時間を計時す
るようにして、記録装置の記録動作停止時、トナー攪拌
停止時間カウンタによってトナー攪拌バー駆動手段を一
定時間停止したのち、トナーセンサによるトナー残量の
チェックを行い、トナー残量“少”のときトナー攪拌時
間カウンタによってトナー攪拌バー駆動手段を一定時間
駆動し、さらにトナー攪拌停止時間カウンタによってト
ナー攪拌バー駆動手段を一定時間停止したのち再度トナ
ーセンサによるトナー残量チェックを行ってトナー残量
“少”のときトナー補給のアラームを発生する、という
構成をとっている。これによって前述した目的を達成し
ようとするものである。

〔作　用〕

記録装置の記録動作が停止された場合、まずトナー撹拌
バー駆動手段が一定時間停止され、その後、トナー残量
のチェックが行われる。そして、トナー残量“少”のと
きは、トナー攪拌バー駆動手段が一定時間駆動する。さ
らに、トナー攪拌バー駆動手段を一定時間停止したのち
、再度トナーセンサによりトナー残量チェックが行われ
、トナー残量“少”のときにトナー補給のアラームが出
力される。

〔実施例〕

第１図は、本発明の一実施例を示したものであって、本
発明による記録装置の現像器１とトナー攪拌バー駆動手
段２の構成例を示している。

第１図において、現像器ｌはマグネットローラ１−４と
、トナーボックス１−５とを備えている。

トナーボックス１−５内には、トナー攪拌バー１−１と
トナーセンサ１−２とが設けられている。

トナー攪拌バー１−１には、マグネット１−３が設けら
れている。

トナー攪拌バー１−１は、図示されないギヤ列によって
、トナー攪拌バー駆動手段２と接続されている。トナー
攪拌バー駆動手段２は、トナー攪拌バー停止時間カウン
タ２−１．）ナー攪拌時間カウンタ２−２．演算部２−
３．および駆動モータ２−４から構成されている。

トナーセンサ１−２の出力信号は演算部２−３に入力さ
れ、演算部２−３はトナーセンサ１−２の出力信号に基
づいて、トナーボックス１−５内のトナーの状態を判断
する。

本発明は、トナーボックス１−５にトナー攪拌用のトナ
ー攪拌バー１−１と、トナーの残量を検知するためのト
ナーセンサ１−２と、トナー攪拌バー１−１を駆動する
ためのトナー攪拌バー駆動手段２とを備えた現像器ｌを
有し、静電気潜像を乾式粉体現像方式によって現像する
記録装置において、トナー攪拌停止時間カウンタ２−１
を設けて、トナー攪拌バー駆動手段２の停止時間を計時
し、トナー攪拌時間カウンタ２−２を設けて、トナー攪
拌バー駆動手段２の駆動時間を計時するようにし、記録
装置の記録動作停止時、トナー攪拌停止時間カウンタ２
−１によってトナー攪拌バー駆動手段２を一定時間停止
したのち、トナーセンサ１−２によるトナー残量のチェ
ックを行って、トナー残量“少”のとき、トナー攪拌時
間カウンタ２−２によってトナー攪拌バー駆動手段２を
一定時間駆動し、さらにトナー攪拌停止時間カウンタ２
−１によってトナー攪拌バー駆動手段２を一定時間停止
したのち、再度トナーセンサ１−２によるトナー残量チ
ェックを行って、トナー残量“少”のときトナー補給の
アラームを発生するようにしたものである。

以下、記録動作停止後、記録駆動系が停止し、トナー攪
拌バー１−１が停止したときの処理について説明する。

第２図は、演算部におけるトナー攪拌バーの駆動制御の
方法を示すフローチャートである。

記録動作停止後、トナー攪拌バー停止時間カウンタ２−
１によって、例えば１．５秒間計時しくステップＳ１）
、その後、トナーセンサ１−２の出力を検出する（ステ
ップＳ２）。このようにするのは、仮にトナー攪拌バー
１−１がトナーセンサ１−２の直前で停止した場合、そ
のマグネット１−３によってトナーセンサｌ−２の表面
のトナーが吸着され、トナーセンサ１−２がトナー残量
“少”を検出するとしても、センサの応答時間に１秒前
後の遅れがあるためである。

トナーセンサ１−２がトナー残量“有”を検出した場合
には、次の処理に移行する。一方、トナー残量“少”が
検出された場合には、駆動モータ２−４を例えば０．３
秒間駆動して（ステップＳ３）、トナー攪拌バー１−１
の位置を移動する。

さらにセンサ応答時間を見込んで、０．３秒待ったのち
、駆動モータ２−４を停止しくステップＳ４）、再度ト
ナーセンサ１−２の出力検出を行って（ステップ３５）
、トナー残量“少“°の場合に、初めてトナー補給のア
ラーム状態として（ステップＳ６）、オペレータに表示
する等の処置を行う。

このような演算処理を行うことによって、マグネット１
−３がトナーセンサ１−２の表面のトナーを吸着するこ
とによって、トナー残量“少”の誤検知を行い、これに
よってオペレータがトナー補給アラーム状態として誤認
識することを防止できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、圧力検出式トナ
ーセンサとトナー攪拌バーを有する現像器を備えた記録
装置において、トナー攪拌バー駆動手段に対して、トナ
ー攪拌バー停止時間の計時手段と、トナー攪拌バー駆動
時間の計時手段とを有する制御回路を設けて、記録動作
停止時、トナー残量“少゛が検出されたときは、トナー
攪拌バー駆動モータを短時間駆動し、さらに短時間待っ
たのち再度トナー残量のチェックを行うようにしたので
、トナー攪拌バーに設置されたトナーセンサ表面清掃用
マグネットまたはブラシによるトナー残量誤検知を防止
することができ、記録動作停止時、トナー攪拌バーが停
止している場合でも、オペレータがトナー補給アラーム
を誤認識することを防止することができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は演算部に
おけるトナー攪拌バーの駆動制御の方法を示すフローチ
ャートである。 １−現像器、１−１−）ナー攪拌バー　１−２・−トナ
ーセンサ、１−５・−・トナーボックス、２・−・トナ
ー攪拌バー駆動手段、２−１−）ナー攪拌停止時間カウ
ンタ、２−２−）−ナー攪拌時間カウンタ。 第１図 （突癒伊１） 第２図 （７０−ナヤート）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、トナーボックスにトナー攪拌用のトナー攪拌バ
   ーと、トナーの残量を検知するためのトナーセンサと、
   該トナー攪拌バーを駆動するためのトナー攪拌バー駆動
   手段とを備えた現像器を有し、静電気潜像を乾式粉体現
   像方式によって現像する記録装置において、該トナー攪
   拌バー駆動手段の停止時間を計時するトナー攪拌停止時
   間カウンタと、該トナー攪拌バー駆動手段の駆動時間を
   計時するトナー攪拌時間カウンタとを設け、 記録装置の記録動作停止時、前記トナー攪拌停止時間カ
   ウンタによってトナー攪拌バー駆動手段を一定時間停止
   したのち、前記トナーセンサによるトナー残量のチェッ
   クを行い、トナー残量“少”のとき前記トナー攪拌時間
   カウンタによってトナー攪拌バー駆動手段を一定時間駆
   動し、さらにトナー攪拌停止時間カウンタによってトナ
   ー攪拌バー駆動手段を一定時間停止したのち再度トナー
   センサによるトナー残量チェックを行ってトナー残量“
   少”のときトナー補給のアラームを発生することを特徴
   とする記録装置。