JPH0244293Y2 - - Google Patents

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JPH0244293Y2
JPH0244293Y2 JP16695682U JP16695682U JPH0244293Y2 JP H0244293 Y2 JPH0244293 Y2 JP H0244293Y2 JP 16695682 U JP16695682 U JP 16695682U JP 16695682 U JP16695682 U JP 16695682U JP H0244293 Y2 JPH0244293 Y2 JP H0244293Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複写機において転写紙の紙詰りを検
出する装置に関する。
一般に、カラー複写機は、静電潜像を複数色
(3色)のトナーで現像する感光体ドラムと、感
光体ドラム上のトナー像を転写紙に転写する転写
ドラムを有し、感光体ドラムに3原色のそれぞれ
に対応したトナー像を順次現像するとともに各色
のトナー像を順次転写紙に重ね、これによつてカ
ラーコピーを得るようにしている。また、この場
合に通常のカラー複写機においては、転写紙を把
持して転写ドラムに密着させるシートクランパを
転写ドラムに設け、転写のさいに転写紙が動いて
各色のトナー像の転写位置がずれるのを防止して
いる。
ところが、転写ドラムに転写紙を供給する給紙
機構の動作とシートクランパの動作に周期のずれ
が発生する等の原因によつて、シートクランパが
転写紙を把持できなくなつた場合、これによつ
て、例えば感光体ドラムとこのドラムをクリーニ
ングするクリーニング装置との間等に紙詰り(ジ
ヤム)を発生する不具合が生じる。
そこで従来、シートクランパが転写紙を把持で
きなかつたことを判別して紙詰りを検出する紙詰
り検出装置を設け、この紙詰り検出装置の検出信
号によつて複写機を停止させ、紙詰りを未然に防
止するようにしていた。
このような従来の紙詰り検出装置における紙検
出部を第1図に例示する。同図において、くし形
シートクランパ41は図示しない転写ドラムの周
面にこのドラムの軸方向に沿つて配設され、その
1つの歯部41aには孔41bが形成されてい
る。また、シートクランパ41の表面および転写
ドラムの表面は光反射率が小さい材質で形成され
ている。
反射形光センサ42は、シートクランパ41が
転写紙43を把持した直後の転写ドラム上の歯部
41aに対応した筐体内に転写ドラムと対向して
配設されている。
シートクランパ41が転写紙43を把持した場
合、転写ドラムの回転に伴つてシートクランパ4
1および転写紙43が矢印方向に移動する。歯部
41aを光センサ42が検出すると、この場合光
反射率の大きな転写紙43がシートクランパ41
の下にあつて、孔41bの位置で転写紙43を検
出することになり、したがつて各位置A〜Dに対
応して光センサ42の検出出力が第2図に示した
ように変化する。
一方、シートクランパ41が転写紙43を把持
しなかつた場合、光センサ42は孔41bから転
写紙43を検出できないので、その出力は位置A
〜Dにわたつて論理レベル「L」の信号となる。
また、シートクランパ41が転写紙43を把持
できなかつた場合で転写紙43がシートクランパ
41上に乗つたときには、光センサ42の検出出
力は位置A〜Dにわたつて論理レベル「H」の信
号になるか、位置A〜Dの間のどこかで論理レベ
ルが「L」から「H」へと変化する信号になる。
したがつて、光センサ42の検出出力が第2図
に示したように変化した場合を正常と判断し、そ
れ以外を異常すなわち紙詰り発生として判断して
いた。
ところが、第2図に示した光センサ42の検出
信号の波形は、転写ドラムの回転速度の変化およ
び光センサ42の取付位置のバラツキ等によつて
変化することがあり、したがつて、このような変
化に応じて判別回路の各特性を変化させる必要が
あり、このことから、上述した従来装置は光セン
サ42の出力を判別する回路の構成が複雑になる
という不都合を生じていた。
本考案の目的は、このような不都合を解消し、
簡単な回路で実現できる複写機の紙詰り検出装置
を提供することにある。
以下、添附図面を参照しながら、本考案の実施
例を詳細に説明する。
第3図は、カラー複写機の概要を示している。
同図において、1はコンタクトガラス、2は原
稿、3は原稿2を照明してその反射光を3原色に
分け、各原色についての露光像を形成する照明光
学装置、4は感光体ドラム、5は感光体ドラム4
に形成された各原色の静電潜像を対応色トナーで
現像する現像装置および6は感光体ドラム4から
トナーを除去するクリーニング装置である。
7は転写紙Sを収納するカセツト、8はカセツ
ト7から転写紙Sを1枚づつ取り出す給紙ロー
ラ、9は転写紙Sを転写ドラム10に給送するレ
ジストローラ対、11は転写紙Sを転写ドラム1
0に把持するシートクランパ、12は転写紙Sを
転写ドラム10に密着させるローラ、13は感光
体ドラム4と転写ドラム10とが接する部分であ
り、転写紙Sに感光体ドラム4上のトナー像を転
写する転写部、14は転写部13上の転写紙Sを
トナー像と異極に帯電してトナーを転写紙Sに付
着(転写)させる転写チヤージヤ、15は転写ド
ラム10から転写紙Sを分離する分離チヤージ
ヤ、16は転写紙Sを転写ドラム10から剥離す
る剥離爪、17は転写紙Sにトナー像を定着する
定着装置、18は転写紙Sを機外に排出する排出
ローラ対および19は排出トレイである。
シートクランパ11はくし形に形成されてお
り、転写ドラム10の周面で開閉自在となるよう
にその基端が転写ドラム10に枢支されるととも
に図示しない機構によつて開閉作動される。な
お、上記した各要素は、本体制御部(図示せず)
によつてその動作が制御されている。また、転写
ドラム10の表面およびシートクランパ11の表
面は、例えば黒色塗料を塗布する等光反射率を小
さくする加工が施されている。
後述する光センサ20は、ローラ12で転写ド
ラム10に密着されたのち転写紙Sを検出する位
置で、かつ、転写ドラム10の軸方向に沿う態様
で配設されている。
第4図は、本考案の一実施例における光センサ
の配置態様を示す斜視図である。この実施例では
2つの光センサ20aおよび20bを用いてい
る。
光センサ20aは、ロール12を通過した直後
のシートクランパ11における歯部11aを検出
し得る位置に、光センサ20bは歯部の間隙11
bを検出し得る位置にそれぞれ配設されている。
これらの光センサ20aおよび20bは、第5
図に示したように発光ダイオードおよびフオトト
ランジスタから形成された光反射型のセンサであ
り、これらのセンサの出力は排他的論理和回路2
1に加えられ、この排他的論理和回路21の出力
はインバータ22を介してアンド回路23の1入
力端に加えられている。このアンド回路23の他
入力端には、紙詰り検出のタイミングを形成する
タイミング信号発生部(後述)から出力されるタ
イミング信号STが加えられている。
光センサ20aおよび20bの出力をそれぞれ
K,とすると、インバータ22の出力Xは、 X=・+K・L …) という論理式であらわすことができる。
いま、転写紙Sがシートクランパ11で把持さ
れた場合を考えると、ローラ12を通過した後は
転写紙Sがシートクランパ11と転写ドラム10
とで挾持された状態であるから、シートクランパ
11が光センサ20a,20bと対向する位置ま
で転写ドラム10が回転したとき、光センサ20
aは光反射の小さい歯部11aを検出するととも
に光センサ20bは光反射率の大きい転写紙Sを
検出する。
したがつて、タイミング信号STが発生した時
点で光センサ20aの出力は1、光センサ20
bの出力は0となり、これによつてインバータ
22の出力Xが0になるので、アンド回路23の
出力すなわち紙詰り信号SJは論理レベル「L」
となり、紙詰りが発生したことを表示する表示器
24が作動しない。
転写紙Sがシートクランパ11に把持されず、
転写紙Sがシートクランパ11に到達されない場
合は、上記した転写ドラム10の回転タイミング
で光センサ20aは歯部11aを、光センサ20
bは転写ドラム10をそれぞれ検出することにな
る。したがつて、タイミング信号STが発生した
時点で光センサ20aおよび20bの出力およ
びがともに1となり、これによつて上式)か
らインバータ22の出力Xが1になる。その結果
紙詰り信号SJの論理レベルが紙詰り発生をあら
わす「H」となつて、表示器24が紙詰りを表示
する。
転写紙Sがシートクランパ11に把持されず、
転写紙Sがシートクランパ11の上に乗つている
ような場合、上記した転写ドラム10の回転タイ
ミングで光センサ20aおよび20bはともに転
写紙Sを検出することになる。したがつて、タイ
ミング信号STが発生した時点で光センサ20a
および20bの出力およびがともに0とな
り、これによつて上式)からインバータ22の
出力Xが1になる。その結果紙詰り信号SJの論
理レベルが「H」となつて、表示器24が紙詰り
を表示する。
このようにして、転写紙Sがシートクランパ1
1に把持されなかつたこと、すなわち紙詰りを検
出することができる。
第6図は、本考案の他の実施例の紙検出部を示
した斜視図である。この実施例では、3つの光セ
ンサ20a,20bおよび20cを用いており、
光センサ20aは歯部11aを検出し得る位置
に、光センサ20bおよび20cは歯部の間隙1
1bおよび11cを検出し得る位置にそれぞれ配
設されている。
また、第7図に示したように、光センサ20a
の出力は排他的論理和回路21aおよび21b
のおのおのの1入力端に、光センサ20bの出力
Lは排他的論理和回路21aの他入力端に、光セ
ンサ20cの出力は排他的論理和回路21bの
他入力端にそれぞれ加えられている。これらの排
他的論理和回路21aおよび21bの出力は、そ
れぞれインバータ22aおよび22bを介してオ
ア回路25に加えられており、したがつてこのオ
ア回路25の出力Yは、 Y=(・(+)+K・(L+M)) …) という論理式であらわすことができる。
この実施例では、前述の実施例の紙詰り検出態
様に加えて、シートクランパ11が転写紙Sを斜
めに把持したこと(いわゆるスキユー)も検出す
ることができる。
シートクランパ11が転写紙Sを斜めに把持し
ている場合、間隙11bおよび11cのいづれか
に転写紙Sが位置せず、したがつて上述した転写
ドラム10の回転タイミングで光センサ20aは
歯部11aを、光センサ20bおよび20cのい
づれかは転写紙Sを、他は転写ドラム10を検出
する。これによつて、タイミング信号STが発生
した時点で出力が1、かつ、出力およびの
いづれかが1となる。その結果、上述)によつ
て出力Yが1となり、紙詰り検出信号SJの論理
レベルが「H」になつて紙詰り発生が表示され
る。
なお、転写紙Sがシートクランパ11に把持さ
れて紙詰りが発生しない場合、転写紙Sがシート
クランパ11に把持されずにシートクランパ11
に到達しない場合および転写紙Sがシートクラン
パ11に把持されずにシートクランパ11の上に
乗つている場合のそれぞれについての作用は、前
述の実施例と同様の作用であるので、その説明を
省略する。
第8図は、タイミング信号発生部の一例を示す
ブロツク図である。同図において、図示しない本
体制御部によつて制御されるモータ駆動回路31
が転写ドラム11を回転するモータ32を駆動す
ると、このモータ32の軸32aに付設されてい
るアブソリユートエンコーダ33が、モータ32
の回転角度データDAを比較器34の入力端Aに
逐次出力する。
一方、比較器34の入力端Bには、シートクラ
ンパ11が光センサと対向する転写ドラム11の
回転位置に対応した軸32aの回転角度データを
設定する設定器35の出力データDBが加えられ
ており、この比較器34は、データDAがDBに
等しくなつた時点でタイミング信号STを出力す
る。
また第9図は、タイミング信号発生部の他の例
を示し、この例では、第8図のアブソリユートエ
ンコーダ33をパルスエンコーダ36およびカウ
ンタ37に置換している。このカウンタ37のリ
セツトは、パルスエンコーダ36の出力する零点
パルスによつて行なえばよい。
なお、上記回転角度データDAは、モータ駆動
回路にフイードバツク信号として加えられてい
る。
また、モータ32がパルスモータの場合は、そ
のフイードバツクパルスをカウンタ37に加える
ようにすればよい。その場合のカウンタ37のリ
セツトは、適宜な方法ですることができる。
なお、本体制御部がタイミング信号を形成する
こともできる。
以上説明したように、本考案によれば比較的簡
単な構成の判別回路によつて、紙詰りを検出する
ことができる。また、スキユーも検出することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の紙詰り検出装置における紙検
出部を例示する斜視図、第2図は、その紙検出部
出力信号の波形図、第3図は、複写機の概略構成
を示す模式図、第4図は、本考案に係る装置の一
実施例における紙検出部を示す斜視図、第5図
は、その紙詰り判別回路を示すブロツク図、第6
図は、本考案に係る装置の他の実施例における紙
検出部を示す斜視図、第7図は、その紙詰り判別
回路を示すブロツク図、第8図は、タイミング信
号発生部の一例を示したブロツク図、第9図は、
タイミング信号発生部の他の例を示したブロツク
図である。 10……転写ドラム、11……シートクラン
パ、11a……歯部、11b,11c……間隙、
20a,20b,20c……光センサ、21,2
1a,21b……排他的論理和回路、22,22
a,22b……インバータ、23……アンド回
路、25……オア回路、33……アブソリユート
エンコーダ、34……比較器、35……設定器、
36……パルスエンコーダ、37……カウンタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 転写紙を、転写ドラムに設けたくし形シートク
    ランパで把持して転写ドラムに支持する複写機の
    紙詰り検出装置において、くし形シートクランパ
    の表面およびこのくし形シートクランパの配置位
    置とその近傍の転写ドラム表面を光反射率の小さ
    い材質で形成するとともに、複数の光センサを転
    写ドラムの軸方向に平行な同一直線に沿う態様
    で、かつ、少なくともその1つはくし形シートク
    ランパの歯部を検出する位置に、他のものはくし
    形シートクランパの歯部の間隙を検出する位置に
    それぞれ配設し、さらに、これらの光センサの配
    列位置にくし形シートクランパが達した時点で光
    センサの検出出力に基づいて転写紙の紙詰りを判
    別する論理回路を備えてなる複写機の紙詰り検出
    装置。
JP16695682U 1982-11-05 1982-11-05 複写機の紙詰り検出装置 Granted JPS5971357U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16695682U JPS5971357U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 複写機の紙詰り検出装置

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JP16695682U JPS5971357U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 複写機の紙詰り検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5971357U JPS5971357U (ja) 1984-05-15
JPH0244293Y2 true JPH0244293Y2 (ja) 1990-11-26

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JPS5971357U (ja) 1984-05-15

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