JPH062380Y2 - 電子カメラ装置 - Google Patents

電子カメラ装置

Info

Publication number
JPH062380Y2
JPH062380Y2 JP1984073945U JP7394584U JPH062380Y2 JP H062380 Y2 JPH062380 Y2 JP H062380Y2 JP 1984073945 U JP1984073945 U JP 1984073945U JP 7394584 U JP7394584 U JP 7394584U JP H062380 Y2 JPH062380 Y2 JP H062380Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory device
electronic camera
recorded
time point
camera device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1984073945U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60186771U (ja
Inventor
冠也 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP1984073945U priority Critical patent/JPH062380Y2/ja
Publication of JPS60186771U publication Critical patent/JPS60186771U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH062380Y2 publication Critical patent/JPH062380Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、短時間内の映像を所望枚数の静止画像として
記録、再生する電子カメラ装置、特にスポーツや競技、
又は自然現象等における短時間内の動きや変化を記録、
再生するのに好適な電子カメラ装置に関する。
〔従来技術と問題点〕
スポーツや競技ではフォームや場面を分析するために短
時間内の動きを記録し、後でそれらを再生することが行
われている。また自然現象を観察する場合も、短時間内
で起きる変化や動きを記録し、後でそれらを再生して分
析することが行われている。
このような場合、従来は、一般のカメラや、VTR(ビ
デオテープレコーダ)が用いられていた。しかしなが
ら、一般のカメラでは撮影者を必要とし、しかもシャッ
タ間隔をあまり短かくすることができないこと、連続で
撮影することがむずかしいことなどの欠点があった。ま
た、スポーツや競技における単独での練習時に撮影がで
きないうえに、所望の瞬間をとらえることがむずかし
く、動きの過程が捕えにくい等の問題があった。さら
に、フィルムの現像、焼付等を行わなければ画像を再生
することができないので、即特性が要求される場合には
不便で効果を発揮できないという不都合があった。VT
Rの場合には、小型軽量性に難があり、野外練習や野外
観察の際の運搬が容易でない他、温度や湿度に対して不
安定な磁気テープを使用しているため、災天下や雨天で
の使用がむずかしく、さらに、アクセスタイムが大きい
ため、所望の画面を再生するのに時間がかかるという問
題があった。また、必要な画面は、一般に動作や現象の
変化が開始された時点を基準にその前後の短時間の部分
であるが、従来のカメラやVTRでは、所望の動作や現
象の変化の開始時点が予測できないこと、この開始時点
よりも前の画面も必要であることから、必要な画面部分
を記録するため、その前から撮影を開始して準備をしな
ければならなかった。
〔考案の目的〕
本考案は、従来のカメラやVTRの欠点を改善するため
になされたのもので、所望の時点を基準にその前後の短
時間内の映像だけを所定枚数の静止画像として記録し、
それを所望の時点で随時再生できるとともに、シャッタ
スピード及びシャッタ間隔が可変で、小型軽量かつ安定
性の高い電子カメラ装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案は、前記目的を達成するために、衝撃音、光、超
音波、電気信号等をトリガ信号として、基準時点を指定
する指定信号を出力する時点指定手段と、複数枚の静止
画像を記憶するメモリ装置と、撮像した静止画像を前記
メモリ装置に順次更新しながら記録するとともに、前記
指定信号によって前記メモリ装置の記憶枚数よりも少な
い所定枚数の静止画像を前記メモリ装置に更新して記録
させた後に記録を停止する記録手段と、前記メモリ装置
の静止画像を再生する再生手段とを備えたことを特徴と
する。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図面は本考
案の一実施例をブロック図で示したものである。図にお
いて、11は所望対象物を撮影する例えばCCD撮像素
子からなるテレビカメラ、12はテレビカメラ11のシ
ャッタスピード及びシャッタ間隔を調整するシャッタコ
ントローラ、13は画質、すなわち画像の階調数や画素
数を制御する画質コントローラ、14はアナログ映像を
デジタル値に変換するA/D変換器、15はメモリ装
置、16はメモリ装置15より読出されたデジタル画情
報をアナログ値に変換するD/A変換器、17は記録、
再生動作を制御する記録・再生コントローラ、18はデ
ィスプレイインタフェース、19はCRT又は液晶等の
ディスプレイ、20は基準時点を指定する指定信号を出
力する本考案の時点指定手段に相当する基準時点設定装
置である。
次に動作について説明する。まずシャッタコントローラ
12によりシャッタスピード及びシャッタ間隔を設定す
る。この設定動作は、テレビカメラ11の前に設けられ
た機械的シャッタ(図示せず)を操作するか、CCD等
の撮像素子に加える蓄積用パルスの幅をコントロールす
る等の方法で行われる。例えば、ゴルフのスイングを撮
影する場合などは、シャッタ間隔を1/10秒位に、ま
たシャッタスピードは“ブレ”を少なく撮影すべく1/
100〜1/500秒に設定される。シャッタ間隔は、
等間隔の他、最初と終りを長くし、中間を短かくする
等、可変できる構成になっている。所望の基準時点以前
はシャッタ間隔は等間隔の所定値に設定され、基準時点
以降は等間隔又は可変間隔となるように設定される。
最初、テレビカメラ11は等間隔のシャッタ間隔で対象
物を撮影しており、撮影された画像は、画質コントロー
ラ13及びA/D変換器14を経由して、メモリ装置1
5に画像の一枚分づつ記録される。シャッタ間隔は対象
物に対応して適宜設定される。
メモリ装置15は、消費電力が少く、ランダムにアクセ
スが可能でかつ安定性に富むCMOSスタチックスRA
Mで構成され、所定枚数の画像を記録できる容量を持っ
ている。メモリ装置15には画像が一枚分づつ記録され
るが、所定枚数が記録されメモリが一杯になると、最初
に記録した画像一枚分のメモリを消去して、新しく出力
された画像一枚分の情報を記録する。この操作を繰返す
ことにより、メモリ装置15には所定枚数分の画像情報
が常に更新されて記録されることになる。再生画像の画
質を良好なものにするためには、撮影枚数を増す必要が
あるが、そうするとメモリ装置15の容量が大きくな
り、コストの上昇と消費電力の増大、全体の装置の大型
化につながるので、必要最小限の撮影枚数にする必要が
ある。例えば、ゴルフのスイングを撮影する場合、その
打撃フォームを略知するためには、等シャッタ間隔のと
きは1/10秒のシャッタ間隔で10枚位あれば充分で
ある。またフォームを知るための画素数は縦と横でそれ
ぞれ250位必要であるので、一画面の画素総数は62
500ピクセスとなる。さらに階調は16階調位必要で
あり、これを表示するのに一画素当り4ビット必要であ
る。したがって、画像一枚につき250000ビット必
要であり、撮影枚数を10枚とすると、2.5Mビットと
なる。いま64Kビットのメモリを用いると約40個で
あるが、256Kビットのメモリでは約10個で済むの
でメモリ装置15を小型にすることができ、全体の装置
も小型軽量にすることができる。
階調の設定及び各階調の画像情報の取り出しは画質コン
トローラ13によって行われる。また、以上の撮影及び
記録動作は、記録・再生コントローラ17によって行わ
れる。
基準時点は、撮影する対象物に対応して、種々の手段で
設定される。例えば、競技の場合のスタート時やゴルフ
のスイング時のフォームを撮影する場合のように、動作
や変化の開始時点に衝撃音の発生を伴うものは、この衝
撃音を基準時点設定装置20で受信して基準時点のトリ
ガ信号を発生させる。野球のバッティングやゴルフのス
イングの場合は、バットやクラブが所望の個所を通過す
る瞬間を、基準時点設定装置20から投射された光又は
超音波の反射を検出することにより、又は、基準時点設
定装置20に投射された光又は超音波の遮断によって検
出して基準時点のトリガ信号を発生させる。これらの方
法は、基準時点を自動的に決定することができるので、
自分のフォームを単独で撮影する場合に好適である。
野外観察や人のフォームを撮影するときのように、操作
者が観察により適宜記録開始の基準時点を設定できると
きは、例えばシャッタやスイッチ等により発生させた電
気信号を検出して基準時点とすることができる。
このようにして、基準時点Toが設定されると、基準時
点設定装置20はこの基準時点Toにおいてトリガ信号
を発生して記録・再生コントローラ17に印加する。記
録・再生コントローラ17は、このトリガ信号を受信す
ると、その時点Toから、全体の所望枚数N(この値N
はメモリ装置15に記録できる画像枚数に等しい)に対
し所定のM枚分の撮影を行わせてその静止画像をメモリ
装置15に新たに記録させる。このようにすると、基準
時点Toよりも前の時点の(N−M)枚の静止画像と、
基準時点Toよりも後の時点のM枚の静止画像をメモリ
装置15に記録することができる。シャッタ間隔をTs
秒とすると、基準時点Toより前の(N−M)Ts秒か
ら基準時点Toより後のMTs秒間の対象物のN枚の静
止画像を記録することができる。MやTsの値は対象物
の動作や変化速度、基準時点の前後のどちらかに重点が
あるか等に応じて適宜選定される。
メモリ装置15に記録された静止画像は、記録・再生コ
ントローラ17、D/A変換器16、ディスプレイイン
タフェース18により、所望の時点で随時再生されてデ
ィスプレイ19に表示することができる。
以上の説明では、N枚の画像を16階調で記録、再生す
る場合について述べたが、対象物によってはN枚の画像
が必要でない場合がある。その場合は、生じたメモリ容
量の余裕を画素数や階調数の増大に利用し、再生画像の
画質を向上させることができる。逆に階調段数を減らし
画質を多少犠牲にしても画像枚数を増加したい場合もあ
る。いずれの場合においても、撮影枚数、画素数及び階
調表示に必要なビット数の積がメモリ装置15の全メモ
リ容量に等しくなるようにコントロールすることが必要
で、このコントロールは画質コントローラ13によって
行われる。
また、基準時点To以後のシャッタスピードをシャッタ
コントローラ12によって変化させ、例えば、基準時点
To以後の数枚分のシャッタ間隔が短かく、シャッタス
ピードが速くなるようにすれば、動作や変化が開始され
た瞬間部分を詳しく撮影することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、少いメモリ容量
を有効に利用して、所望の時点を基準にその任意の前後
の短時間内の映像だけを確実に所定枚数の静止画像とし
て記録し、それを所望の時点に随時再生できる。また時
点を基準にシャッタ間隔やシャッタスピードを変化させ
ることにより知りたい動作や変化を適確にとらえること
ができる。画像枚数、画素数、階調段数を対象物によっ
て適宜変化させることにより必要最小限のメモリ容量を
有効に利用して所望の画質をもった詳細な画像を再生す
ることができるとともに装置のコストをランニングコス
トも含めて低減することができる。固体メモリを用いる
ことにより安定で小型軽量な電子カメラ装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電子カメラ装置の一実施例の説明図
である。 11…テレビカメラ、12…シャッタコントローラ、1
3…画質コントローラ、14…A/D変換器、15…メ
モリ装置、16…D/A変換器、17…記録・再生コン
トローラ、18…ディスプレイインタフェース、19…
ディスプレイ、20…基準時点設定装置。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準時点を指定する指定信号を出力する時
    点指定手段と、 複数(N)枚の静止画像を記憶するメモリ装置と、 前記メモリ装置に循環的に順次更新しながら撮像した静
    止画像を常時連続的に記録し、前記指定信号が到来した
    ときには、その到来時点から前記メモリ装置の記憶枚数
    (N)よりも少ない所定枚数(M)の静止画像を前記メ
    モリ装置に記録させた後に記録を停止させることによ
    り、前記指定信号の到来時点以前の(N−M)枚の静止
    画像とこの到来時点以後の(M)枚の静止画像を記録す
    る記録手段と、 前記メモリ装置に記録された静止画像を再生する再生手
    段と、 を備えたことを特徴とする電子カメラ装置。
  2. 【請求項2】時点指定手段は、電気信号、投射超音波、
    反射超音波、投射光、反射光等の印加又はこれらの遮断
    並びに衝撃音の印加等をトリガ信号として基準時点を指
    定するものであることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の電子カメラ装置。
  3. 【請求項3】記録手段は、シャッタスピード及びシャッ
    タ間隔が可変なものであることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の電子カメラ装置。
  4. 【請求項4】記録手段は、メモリ装置に記録する画素数
    が可変なものであることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の電子カメラ装置。
  5. 【請求項5】記録手段は、メモリ装置に記録する階調数
    が可変なものであることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の電子カメラ装置。
  6. 【請求項6】メモリ装置は、固体メモリ装置であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電
    子カメラ装置。
JP1984073945U 1984-05-22 1984-05-22 電子カメラ装置 Expired - Lifetime JPH062380Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984073945U JPH062380Y2 (ja) 1984-05-22 1984-05-22 電子カメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984073945U JPH062380Y2 (ja) 1984-05-22 1984-05-22 電子カメラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186771U JPS60186771U (ja) 1985-12-11
JPH062380Y2 true JPH062380Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=30613782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984073945U Expired - Lifetime JPH062380Y2 (ja) 1984-05-22 1984-05-22 電子カメラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH062380Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3801345B2 (ja) * 1998-03-31 2006-07-26 セコム株式会社 画像監視装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836962U (ja) * 1971-09-03 1973-05-04
JPS506730U (ja) * 1973-05-18 1975-01-23
JPS5025415U (ja) * 1973-06-28 1975-03-24
JPS5515444Y2 (ja) * 1976-08-23 1980-04-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60186771U (ja) 1985-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6727954B1 (en) Electronic camera and image processing system
JP2005136754A (ja) 撮像装置
US7202890B2 (en) Electronic still camera having an image sensor in which reading and clearing is performed sequentially
JP3081018B2 (ja) 静止画記録装置
JP4143389B2 (ja) 映像記録装置
JPH062380Y2 (ja) 電子カメラ装置
KR100210488B1 (ko) 연속 촬영 및 선택 저장 지능을 지닌 디지탈 스틸 카메라
JPS636859B2 (ja)
JPH0678306A (ja) 画像記録再生装置
JP3255436B2 (ja) 撮影装置
JPH0722289Y2 (ja) 高速度撮影記憶装置
JP3258048B2 (ja) 撮影装置
JP2898999B2 (ja) ビデオ信号記録装置
JPH02312364A (ja) 画像記録装置
JPS648807B2 (ja)
JP2611298B2 (ja) ビデオテープレコーダー
JP2000217028A (ja) 撮像装置およびその撮像方法
JPH0537888A (ja) 磁気記録撮影装置
JPH0514791A (ja) 磁気記録撮影装置
JP2003219267A (ja) 電子スチルカメラ
JPH0767158B2 (ja) 電子シャッタを有するビデオカメラシステム
JPH02241281A (ja) 電子式カメラの撮影方式
JPH02222384A (ja) 画像記録再生システム
JP2004215212A (ja) デジタルカメラ動画撮影時の取り込みコマ数の可変化
JP2004221665A (ja) 撮像装置