JPH06237813A - 磁気掛止具 - Google Patents

磁気掛止具

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JPH06237813A
JPH06237813A JP5011393A JP5011393A JPH06237813A JP H06237813 A JPH06237813 A JP H06237813A JP 5011393 A JP5011393 A JP 5011393A JP 5011393 A JP5011393 A JP 5011393A JP H06237813 A JPH06237813 A JP H06237813A
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JP
Japan
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ferromagnetic
plate
magnetic
protrusion
annular magnet
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Application number
JP5011393A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Aoki
善弘 青木
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OYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Application Art Laboratories Co Ltd
Original Assignee
OYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Application Art Laboratories Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環状磁石板の材質や大きさをそのままとし
て、掛止力を向上できる磁気掛止具を提供する。 【構成】 環状磁石板1と、第1強磁性板3を備えた吸
着側Aと、第2強磁性板13を備えた被吸着側Bで構成
され、第2強磁性板13は環状磁石板1の中央孔6を通
して第1強磁性突起8に当接する第2強磁性突起14を
中央部に備えていると共に、第2強磁性突起13の周縁
部に、環状突縁17を備えており、クリアランスBがク
リアランスCより小さくしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、永久磁石を内蔵した
吸着側と、前記永久磁石の磁気吸着力で吸着側に掛脱自
在に吸着される被吸着側とからなる磁気掛止具に関す
る。この様な磁気掛止具は、鞄、ハンドバッグなどの袋
物の蓋の止具や、衣服のボタンなどに用いられている。
【0002】
【従来の技術】従来、永久磁石の磁気吸着力を使用した
磁気掛止具には、種々の構造のものが知られている。永
久磁石の磁力を最も効率良く利用できる構造として、環
状永久磁石板と、該環状永久磁石板の第1磁極面に配し
た第1強磁性板を備えた吸着側と、前記永久磁石板の第
2磁極面に磁気的に吸着される第2強磁性板を備えた被
吸着側で構成した構造のものがある(例えば特開平4−
261006号、米国特許No. 4,941,235)。
【0003】前記第2強磁性板は、前記環状磁石板の中
央孔を通して、前記第1強磁性板又は第1強磁性板に設
けた第1強磁性突起に当接する第2強磁性突起を、中央
部に設けて、被吸着側が吸着側に吸着させた時には、環
状磁石板の磁束を第1又は第1、第2強磁性突起に集中
させることによって、大きな磁気吸着力を得ている。
【0004】
【発明により解決すべき課題】前記のような構造の磁気
掛止具においても、掛止力の向上がたびたび要請されて
いる。
【0005】掛止力の向上には、環状磁石板の材質を磁
束密度の高いものとするか、環状磁石板を大きくして、
残留磁束を増大することが考えられるが、環状磁石板に
は、既に、現在入手可能な、高磁束密度の材料(異方性
フェライト磁石)を使用しており、磁束密度の向上には
限界があった。又、環状磁石板を大きくすることは、磁
気掛止具全体の大型化を招き、解決手段として採用する
ことは難しかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、環状磁石板の材質や
大きさをそのままとして、掛止力を向上できる磁気掛止
具を提供することを目的としている。
【0007】斯る目的を達成するこの発明の磁気掛止具
は、環状磁石板と、該環状磁石板の第1磁極面に配した
第1強磁性板を備えた吸着側と、前記環状磁石板の第2
磁極面に磁気的に吸着される第2強磁性板を備えた被吸
着側で構成した磁気掛止具において、前記第2強磁性板
は、前記環状磁石板の中央孔を通して、前記第1強磁性
板又は第1強磁性板に設けた第1強磁性突起に当接する
第2強磁性突起を中央部に備えていると共に、第2強磁
性板の周縁部に、前記環状磁石板の外側に嵌合する突縁
を備えており、突縁の内面と環状磁石板の外面の間のク
リアランスが、前記第2強磁性突起の外面と環状磁石板
の中央孔内面の間のクリアランスより小さくしてあるこ
とを特徴としている。
【0008】前記突縁は、第2強磁性板の周縁部に環状
に設けても良く、又外力の方向に合致させて周縁部一側
に設けても良い。
【0009】前記第2強磁性突起は、突縁の端面より外
側に突出する長さとすることが望ましい。
【0010】環状磁石板は、第2磁極面、外周面、中央
孔内面の少なくとも一部をカバーで覆い、第2強磁性
板、環状突縁、第2強磁性突起は、前記カバーを介し
て、前記各面に夫々対向するようにすることができる。
【0011】又、永久磁石板の第2磁極面は、外周縁部
を残して、中央孔の周囲を第1磁極面側に向けて漏斗状
に凹入させるようにしても良い。
【0012】
【作用】この発明の磁気掛止具によれば、第2強磁性板
の周縁部に備えられた突縁が、環状磁石板に係合し、こ
の係合部で、環状磁石板と磁気的な結合を構成すると共
に、機械的な結合を構成する。従って、突縁を備えてい
ない磁気掛止具に比べて、総合的な掛止力を向上するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下この発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0014】図1は、第1実施例の磁気掛止具で、吸着
側Aと被吸着側Bとで構成されている。吸着側Aは、環
状磁石板1の第1磁極面2に円盤状の第1強磁性板3
(例えば鉄板)が配置されて、非磁性材(例えば真鍮)
製で有頂筒状としたカバー4で一体化してある。カバー
4は、環状磁石板1の第2磁極面5を覆っている頂板4
aの中央部に、環状磁石板1の中央孔6の内面6aを覆
う内筒体4bを形成してあると共に、頂板4aの外縁
に、環状磁石板1の外面1aを覆う外筒体4cを連設し
た構造で、内部に環状磁石板1と第1強磁性板3を収容
した後、外筒体4cの端縁に、等間隔で複数個設けた爪
片7を図示したように折曲して、一体化した環状磁石板
1と第1強磁性板3を保持できるようにしてある。
【0015】前記第1強磁性板3の中央部には、円柱状
とした第1強磁性突起8が設けてある。この第1強磁性
突起8は、環状磁石板1の中央孔6内に収まる径として
あり、高さを、中央孔6の約半分としてある。この第1
強磁性突起8の一端に、杆体9が連設してあり、第1強
磁性板3の中央部に形成した透孔10および第1強磁性
板3の外面に添接した取付用部材11の中央基板12を
貫通して外部に突出させ、突出部を強制的に変形するこ
とによって、第1強磁性板3に対して第1強磁性突起8
と取付用部材11を、一体的に固着してある。
【0016】一方、被吸着側Bは、前記環状磁石板1の
第2磁極面5に、カバー4の頂板4aを介して当接する
円盤状の第2強磁性板13の中央部に、円柱状の第2強
磁性突起14を設けた構造で、第2強磁性突起14の一
端には、第1強磁性突起8と同様に杆体15が連設して
あり、第2強磁性板13および取付用部材16と、第2
強磁性突起14が一体化されている。
【0017】前記第2強磁性突起14は、カバー4の中
央部に形成した内筒体4bに挿通可能の径としてあると
共に、第2強磁性板13をカバー4の頂板4aを介し
て、環状磁石板1の第2磁極面5に吸着させた時には、
端面14aが、前記第1強磁性突起8の端面8aに過不
足なく当接する長さとしてある。
【0018】第2強磁性板13の周縁部には、環状突縁
17が連設してある。環状突縁17の長さは、前記のよ
うな第2強磁性突起14の長さに対して若干短くしてあ
り、第2強磁性突起14がaで示した長さ、外側に突出
するようにしてある。
【0019】前記環状突縁17は、カバー4の外筒体4
cの外側に嵌合できる内径を有しており、環状突縁17
の内面と外筒体4cの外面の間に形成されるクリアラン
スbは、第2強磁性突起14の外面と内筒体4bの内面
の間に形成されるクリアランスcより小さくなるように
してある。クリアランスの一例を挙げれば、クリアラン
スbを0.1mm程度とするのに対してクリアランスcを
0.3〜0.4mm程度とする。
【0020】図2は、上記実施例の被吸着側Bを吸着側
Aに吸着させた状態を表わしている。図中18は吸着側
Aを取付けた鞄、ハンドバッグ等の本体であり、19は
被吸着側Bを取付けた蓋片である。夫々、取付用部材1
1、16が貫通し、貫通して突出した部分を折曲して取
付けられている。取付用部材11、16の折曲部に座金
状の保護部材33を添える。
【0021】環状磁石板1の磁束は、図示したように第
2磁極面5をN極とすると、第2強磁性板13を通り、
第2強磁性突起14および第1強磁性突起8に集中し、
第1強磁性板3を通って第1磁極面2であるS極へ至
る。この結果、第1および第2強磁性突起8、14では
高い磁束密度が得られる結果、吸着側Aおよび被吸着側
Bは強い磁気吸着力で掛止することができる。
【0022】図3は、前記実施例の磁気掛止具と、従来
の磁気掛止具を模式的に表わしている。(a)が実施例
であり、(b)が従来例である。従来の磁気掛止具にお
いても、前記のような磁束の集中による強い磁気吸着力
が得られるメカニズムは同様である。
【0023】図の(c)、(d)は、更に環状磁石板1
の第2磁極面5の周縁部と第2強磁性板13の周縁部に
おける磁束の振舞いを表わしたものである。図から判る
ように、従来の磁気掛止具(d)では、第2磁極面5の
周縁部から出た磁束のうち、一部の磁束Mは第2強磁性
板13を通ることなく外部空間を通って第1強磁性板へ
至っていたものと考えられるのに対し、実施例の磁気掛
止具(c)では、第2強磁性板13の周縁部に、環状突
縁17が設けられているので、周縁部から出た磁束Mが
外部空間に出ることなく、悉く環状突縁17に捕捉され
て、第2強磁性板13を通り、第2強磁性突起14へと
集中させる。従って漏洩磁束を少くすると共に、第2強
磁性突起14における磁束密度を、従来の磁気掛止具に
比べて高める結果、吸着側Aと被吸着側Bを、より強い
磁気吸着力で掛止させることができる。前記磁束Mは、
一般的に、磁極面の縁部で密度が高いので、環状突縁1
7による捕捉効果は大きいものである。
【0024】又、被吸着側Bを吸着側Aに吸着させた
時、環状突縁17は、カバー4の外筒体4cに嵌合す
る。従って被吸着側Bの吸着側Aに対する横ズレ(第
1、第2磁極面と平行な方向の移動)は、前記クリアラ
ンスbの範囲で制限することができ、クリアランスcを
比較的大きくして、第2強磁性突起14の内筒体4bへ
の挿入を容易にすることができる。又、被吸着側Bに対
して、図2中の矢示20のように、第1、第2磁極面
2、5に対して、90度の線21からθ度傾いた方向に
外力が加えられた場合、被吸着側Bは、前記の通り磁気
吸着力で外力に対抗すると共に、環状突縁17の内面1
7aが外筒体4cの外面に機械的に掛合して外力に対抗
する。従って吸着側Aと被吸着側Bの掛止力は、磁気的
な掛止力と機械的な掛止力の総和となり、掛止力の強い
磁気掛止具とすることができる。
【0025】図3(a)(b)に示した二つの種類の磁
気掛止具の総合的な掛止力を測定して比較した。環状突
縁17以外の部分は、全て同一とし、環状磁石板1は外
径17.8mm、内径7.3mm、厚さ3mmで、磁極面にお
ける最大磁束密度は800〜950ガウスであった。
又、第1、第2強磁性板3、13は厚さ1mm、直径18
mmであり、第1、第2強磁性突起8、14の直径は6mm
である。
【0026】このようなサイズの吸着側Aおよび被吸着
側Bを夫々数個準備し、種々の組合せで、図4(a)の
条件および図4(b)の条件で測定を行なった。図4
(a)は被吸着側Bに対し、磁極面と平行な方向に重り
Wを吊り下げて、吸着側Aから離脱する時の重りWの重
量を調べたものであり、図4(b)は被吸着側Bに対
し、吸着面と45度の方向で重りWを吊り下げて、吸着
側から離脱する時の重りWの重量を調べたものである。
図4(a)の結果を表1に、図4(b)の結果を表2に
示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】図4(a)のような、磁極面と平行な方向
では約21%、図4(b)のような、磁極面と45度の
方向では約40%、掛止力の向上が認められた。
【0030】尚、実施例では、環状磁石板1にカバー4
を被冠した構造の磁気掛止具を説明したが、カバー4を
設けることなく、環状磁石板1を外部に露出させて磁気
掛止具を構成することもできる。例えばプラスチック磁
石を用いる場合などである。環状突縁17の内面17a
は、環状磁石板1の外面1aに直接対向して、機械的に
掛合することになる。
【0031】次に図5は、この発明の第2実施例の磁気
掛止具である。環状磁石板1の第2磁極面5は、周縁部
に環状平坦面22を残して、中央孔6の周囲を漏斗状部
23としたもので、カバー4の頂板4aも、第2磁極面
5に沿うように環状平坦面24と漏斗状部25で構成し
てある。その他の部分は、前記第1実施例と同様である
ので詳しい説明は省略する。
【0032】この実施例でも、前記実施例と同様に、環
状突縁17によって磁気的な掛止力を強くすることがで
きると共に、機械的な掛止力を発揮することができる。
又、環状突縁17によって被吸着側Bの横ズレを小さく
することができる。
【0033】このような作用効果に加えて、被吸着側B
を吸着側Aに吸着、掛合させる場合、第2強磁性突起1
4が、漏斗状部23、25で内筒体4b側へ直線的に案
内されるので、掛合操作をし易くすることができる。
又、第2強磁性突起14をカバー4の頂板4a表面で、
ランダムに移動させて、内筒体4bを探すような動きも
無くすることができるので、頂板4a表面を第2強磁性
突起14による摺接傷から保護することができる。
【0034】図6は、図5の第2実施例を更に変形した
第3実施例である。被吸着側Bの第2強磁性板13を、
吸着側Aの漏斗状部23による凹入に対応させて、突出
部26を中央部に形成して、第2強磁性板13と環状磁
石板1の第2磁極面5の当接面積を第2実施例より広く
したものである。
【0035】図7は、第4実施例を示したものである。
この実施例は、前記環状突縁17に代えて、第2強磁性
板13の一側縁に所定幅とした突縁27を設けてある。
被吸着側Bに加わる外力に方向性がある場合、例えば被
吸着側Bをハンドバッグの蓋片に取付けるような場合、
外力の方向と、蓋片における突縁27の方向を一致させ
ることによって、突縁27をカバー4の外筒体4aに掛
止させて、機械的な掛止力を発揮することができる。
【0036】図7(b)、(c)は吸着側Aの変更を示
しており、(b)は前記突縁27に対応させてカバー4
の外筒体4aおよび/または環状磁石板1の外周壁に凹
入部28を形成したもので、更に機械的掛止力を向上す
ることもできる。突縁27は第2強磁性板13に略直角
に設けられるが、(b)に示したように凹入部28を形
成する場合、突縁27を第2強磁性板13に鋭角的に設
けるようにしても良い。
【0037】(c)は図5と同様に、吸着側Aにおい
て、環状磁石板1の第2磁極面5の中央部分を漏斗状部
23として、凹入させたものである。
【0038】吸着側Aおよび被吸着側Bに設けた取付部
材11、16は、図8に示したようにすることもでき
る。即ち第1強磁性突起8および第2強磁性突起14
は、夫々杆体9、15の端部に穴29を軸方向で形成し
ておく。取付時には、図(b)に示したように、杆体
9、15を第1、又は第2強磁性板3、13の透孔およ
び取付対象物(例えばハンドバッグの蓋片19並びに取
付対象物の外側に当てた座金30の透孔31に挿通し、
次いで杆体9、15の端部を外方へ拡開させて、取付と
同時に、第1強磁性突起8と第1強磁性板3或いは第2
強磁性突起14と第2強磁性板13の固着が行なわれる
ようにする。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、第2強磁性板の周縁部に突縁を設けたので、環状磁
石板を変更しなくても、磁気的な掛止力を向上できる効
果がある。又、環状突縁の嵌合部におけるクリアランス
を、第2強磁性突起の嵌合部のクリアランスより小さく
したので、環状突縁の嵌合部が機械的に掛合して、掛止
力を発揮でき、総合的な掛止力を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の吸着前の状態の断面図
である。
【図2】同じく第1実施例の吸着状態の断面図である。
【図3】第1実施例と従来例とを比較する模式図で、
(a)は第1実施例の図、(b)は従来例の図、(c)
は第1実施例の一部拡大図、(d)は従来例の一部拡大
図である。
【図4】(a)、(b)は掛止力の測定条件を示した図
である。
【図5】この発明の第2実施例の吸着前の状態の断面図
である。
【図6】この発明の第3実施例の吸着前の状態の断面図
である。
【図7】(a)はこの発明の第4実施例の吸着前の状態
の側面図、(b)、(c)は同じく第4実施例の他の吸
着側の断面図である。
【図8】(a)は取付部材を変更したこの発明の実施例
の分解断面図、(b)は同じく取付状態を説明する一部
断面図である。
【符号の説明】
1 環状磁石板 1a 外面 2 第1磁極面 3 第1強磁性板 4 カバー 4a 頂板 4b 内筒体 4c 外筒体 5 第2磁極面 6 中央孔 6a 内面 7 爪片 8 第1強磁性突起 11 取付部材 13 第2強磁性板 14 第2強磁性突起 16 取付部材 17 環状突縁 17a 内面 22、24 環状平坦面 23、25 漏斗状部 26 突出部 27 突縁 28 凹入部 29 穴 30 座金

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状磁石板と、該環状磁石板の第1磁極
    面に配した第1強磁性板を備えた吸着側と、前記環状磁
    石板の第2磁極面に磁気的に吸着される第2強磁性板を
    備えた被吸着側で構成した磁気掛止具において、前記第
    2強磁性板は、前記環状磁石板の中央孔を通して、前記
    第1強磁性板又は第1強磁性板に設けた第1強磁性突起
    に当接する第2強磁性突起を中央部に備えていると共
    に、第2強磁性板の周縁部に、前記環状磁石板の外側に
    嵌合する突縁を備えており、突縁の内面と環状磁石板の
    外面の間のクリアランスが、前記第2強磁性突起の外面
    と環状磁石板の中央孔内面の間のクリアランスより小さ
    くしてあることを特徴とする磁気掛止具。
  2. 【請求項2】 突縁は、第2強磁性板の周縁部に環状に
    設けてある請求項1記載の磁気係止具。
  3. 【請求項3】 第2強磁性突起は、突縁の端面より外側
    に突出している請求項1又は2記載の磁気掛止具。
  4. 【請求項4】 環状磁石板は、第2磁極面、外周面、中
    央孔内面の少くとも一部がカバーで覆われており、第2
    強磁性板、環状突縁、第2強磁性突起は、前記カバーを
    介して、前記各面に夫々対向している請求項1乃至3の
    何れか1項に記載の磁気掛止具。
  5. 【請求項5】 永久磁石板の第2磁極面は、周縁部を残
    して、中央孔の周囲が第1磁極面側に向けて漏斗状に凹
    入している請求項1〜4のいずれか1項に記載の磁気掛
    止具。
JP5011393A 1993-02-16 1993-02-16 磁気掛止具 Pending JPH06237813A (ja)

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