JPH0436374Y2 - - Google Patents

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JPH0436374Y2
JPH0436374Y2 JP1194086U JP1194086U JPH0436374Y2 JP H0436374 Y2 JPH0436374 Y2 JP H0436374Y2 JP 1194086 U JP1194086 U JP 1194086U JP 1194086 U JP1194086 U JP 1194086U JP H0436374 Y2 JPH0436374 Y2 JP H0436374Y2
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plate
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gap
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はハンドバツグその他の袋物の止具
や、衣服等のフアスナーとして使用される磁気掛
止具に関するもので、身回品、装身具などの付属
物の使用、製造、販売の分野で利用される。
(従来の技術) 従来、永久磁石を利用した掛止具がハンドバツ
グ、鞄等の袋物の蓋片と本体部分の留具や、衣服
のボタンに代るフアスナーとして使用されてい
る。
この磁気掛止具には各種の構造が提案され、実
用に供されているが、永久磁石の両磁極に夫々強
磁性板を当接し、かつ一方の強磁性板に植設した
強磁性棒の先端面を他方の強磁性板の表面と面一
として磁気吸着面を形成した固定側と、前記磁気
吸着面に対して着脱自在とした強磁性体で構成し
た可動側とからなる磁気掛止具が知られている。
(例えば実開昭56−65070号、実開昭56−149416
号) 前記の磁気掛止具は、永久磁石のN極およびS
極から発散する磁気を強磁性板および強磁性棒で
磁気吸着面に導く構造の為、磁気吸着面にN極お
よびS極を近接して配置した結果となり、可動側
を吸着させる前においても、外部に発散する磁気
を少くできる特徴を有している。
(考案が解決しようとする問題点) 然し乍ら、外部に発散する磁気を完全に無くす
ることは至難であり、前記の磁気掛止具において
は、更に磁気吸着面の周囲に吸着面より浮かした
カバーを配して、磁気吸着面には他物が直接接触
しない構造としているが、前記カバーの外側でも
若干の漏洩磁気が認められていた。
(問題点を解決する為の手段) この考案の磁気掛止具は、永久磁石の両磁極に
夫々強磁性板を当接し、かつ一方の強磁性板に植
設した強磁性棒の先端面を他方の強磁性板の表面
と面一として磁気吸着面を形成した固定側と、前
記磁気吸着面に対して、着脱する強磁性体でなる
可動側で構成され、前記磁気吸着面の周囲に磁気
的ギヤツプを介して磁気シールド板を設けたこと
を特徴としている。
前記磁気的ギヤツプは空隙又は非磁性体で構成
する。
(作用) この考案の磁気掛止具によれば、磁気シルード
板の配置によつて外部に漏洩する磁気を従来の掛
止具に比べて更に少くすることができる。
(実施例) 以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第1図において、Aが固定側であり、Bが可
動側である。固定側Aは円環状の永久磁石1の下
側(N極又はS極)に円板状の鉄板2を設けると
共に、上側(S極又はN極)に円環状の鉄板3を
設け、これらを真鍮製のケース4に収容して構成
してある。前記ケース4は、外筒壁4aの上端内
側に環状鍔4bを連設し、環状鍔4bの内側端縁
下側に内筒壁4cを連設した構造で、前記外筒壁
4aの下端縁に数箇所設けた爪片5を前記鉄板2
の下側周縁部に掛止させてある。前記環状鍔4b
は鉄板3と所定の間隔を保つて対向させてあり、
該対応間隙には、非磁性材料(金属、非金属何れ
でも良い)でなる円環状のギヤツプ板5と強磁性
材(例えば鉄板)でなるシルード板6を、シルー
ド板6を環状鍔4b側にして装着してある。前記
鉄板2の中央部には鉄棒7が植設してあり、永久
磁石1の中央孔8を通して、鉄板3の中央孔9に
臨ませてあり、かつ鉄棒7の上端面7aを鉄板3
の表面3aと面一にして磁気吸着面が形成してあ
る。鉄棒7の植設部分は、下端面に連設した軸部
10を鉄板2の孔11に挿通すると共に、鉄板2
の下面に添設したコ字状の脚片12の孔13に挿
通し、軸部10の先端部をかしめることによつ
て、鉄棒7の植設と同時に脚片12も固着した構
造としてある。
可動側Bは、前記ケース4の内筒壁4cの内側
に挿脱可能とした径の鉄製芯金14に、前記ケー
ス4の外径と等しい円板(磁性体又は非磁性体)
15およびコ字状の脚片16を重ねて、鉄製芯金
14の中央上側に突設した軸部17を円板15お
よび脚片16に通してかしめることにより一体化
して構成してある。鉄製芯金14の厚さは、円板
15がケース4の環状鍔4bと当接した時に、丁
度鉄製芯金14の下側面が前記磁気吸着面に当接
する厚さとしてある。
上記実施例において、可動側Bの鉄製芯金14
を固定側Aのケース4の内筒壁4c内に入れて、
鉄製芯金14の下面を磁気吸着面に当接させれ
ば、鉄板2,3および鉄製芯金14と鉄棒7でエ
アーギヤツプなしの磁路が完結し、可動側Bは固
定側Aに強力に吸着される。可動側Bを固定側A
より離した場合には、永久磁石1による磁束は、
鉄棒7の先端外周縁と鉄板3の内周縁の間で鎖線
18の如く、大部分が集中して表われるが、鉄板
3の上側面中央及外周からも、第1図中に鎖線1
9で示したような経路をたどる磁束が表われる。
前記シルード板6は、鎖線19の如くの経路をた
どる磁束を遮蔽する働きがあり、結局ケース4の
特に環状鍔4bの表面に漏洩する磁束を極めて少
くできる。
前記ギヤツプ板5はシルード板6と鉄板3の間
に磁気的ギヤツプを介在させる為のものである
が、このギヤツプ板5に代えて、第2図に示した
如く、シールド板6をケース4側で支承するよう
にして、空隙(エアーギヤツプ)を磁気的ギヤツ
プとすることもできる。
第3図は磁気吸着面を永久磁石の中央から偏つ
た位置とした実施例である。即ち円板状の永久磁
石21の−側に孔28を形成し、該永久磁石21
の下側の磁極に円板状の鉄板22を設ける一方、
上側の磁極に円板状の鉄板23を設け、鉄板23
の上側に前記実施例と同様にギヤツプ板25およ
びシルード板26を配して、これらを真鍮製のケ
ース24内に収容して固定側Aを構成してある。
永久磁石21の孔28の部分には、鉄板22の−
側に植設した鉄棒27を通し、該鉄棒27の上端
部を鉄板23の−側に形成した孔29に臨ませ、
かつ鉄棒27の上端面27aと、鉄板23の表面
23aを面−として磁気吸着面としてある。鉄棒
27の植設部には、前記実施例と同様にコ字状の
脚片32が固着してある。又ケース24の−側に
は、磁気吸着面と対応させて、内筒壁24cが形
成してあり、可動側Bの挿入部を構成してある。
可動側Bは、鉄製芯金34、円板35および脚
片36で構成しており、鉄製芯金34が円板35
の−側に偏つて固定してある。
この実施例においても、可動側Bを固定側Aよ
り離した場合、ケース24を貫通して外部へ漏洩
する磁束はシールド板26で遮蔽されるので、ケ
ース24の上壁24bの表面における磁気を極め
て小さくできる。
第4図および第5図は、前記第1図の実施例に
おけるシールド板6の外縁部に筒状部6aを連設
したもので、第4図では鉄板3の周側面も覆うよ
うにしてあり、第5図では、鉄板3および鉄板2
の周側面を覆うようにしてある。図中20は非磁
性材で形成したスペーサーである。
これらの実施例では、前記の実施例の作用に加
えて更に、鉄板3或いは鉄板2および3の周側面
よりケース4の側壁を貫通して外部へ表われる磁
石も遮蔽することができる。
尚、以上の実施例では外形が円形の磁気掛止具
について説明したが、外形を方形、多角形、或い
は楕円形としても同様に実施できる外、鉄棒の位
置が永久磁石の外側としても実施することができ
る。
(考案の効果) 以上に説明した通り、この考案によれば、磁気
シールド板を設けて、外部(固定側を構成したケ
ースの)に漏洩する磁束を極めて少くしたので、
磁気カードなどの磁気をきらうものに対する安全
性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は
この考案の他の実施例の−部断面図、第3図はこ
の考案の別の実施例の断面図、第4図および第5
図はこの考案の更に別の実施例の−部断面図であ
る。 1,21……永久磁石、2,3,22,23…
…鉄板、5,25……ギヤツプ板、6,26……
シールド板、7,27……鉄棒、14,34……
鉄製芯金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 永久磁石の両磁極に夫々強磁性板を当接し、
    かつ一方の強磁性板に植設した強磁性棒の先端
    面を他方の強磁性板の表面と面一として磁気吸
    着面を形成した固定側と、前記磁気吸着面に対
    して、着脱する強磁性体でなる可動側で構成さ
    れ、前記磁気吸着面の周囲に磁気的ギヤツプを
    介して磁気シールド板を設けたことを特徴とす
    る磁気掛止具 2 磁気的ギヤツプは空隙又は非磁性体で構成し
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の磁気掛
    止具。
JP1194086U 1986-01-30 1986-01-30 Expired JPH0436374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1194086U JPH0436374Y2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30

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JP1194086U JPH0436374Y2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30

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Publication Number Publication Date
JPS62124165U JPS62124165U (ja) 1987-08-06
JPH0436374Y2 true JPH0436374Y2 (ja) 1992-08-27

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