JPH062373Y2 - 車載テレビジョン受像機 - Google Patents

車載テレビジョン受像機

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JPH062373Y2
JPH062373Y2 JP1988033694U JP3369488U JPH062373Y2 JP H062373 Y2 JPH062373 Y2 JP H062373Y2 JP 1988033694 U JP1988033694 U JP 1988033694U JP 3369488 U JP3369488 U JP 3369488U JP H062373 Y2 JPH062373 Y2 JP H062373Y2
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JP
Japan
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vehicle speed
vehicle
television
driver
signal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988033694U
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English (en)
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JPH01137677U (ja
Inventor
浩之 磯谷
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、運転者の運転に影響を与えずに同乗者がテ
レビ映像を鑑賞することのできる車載テレビジョン受像
機に関する。
〔従来の技術〕
従来の車載テレビジョン受像機としては、例えば第3図
に示すようなものがある。
第3図において、1はテレビジョン信号を受信するアン
テナ、2はアンテナ1で受信したテレビジョン信号の中
から希望する番組のテレビジョン信号を選択するチュー
ナ、3はチューナ2で選択したテレビジョン信号の音声
信号を検波,増幅する音声回路、4は音声回路3からの
音声信号を音声として出力するスピーカを示す。
5はチューナ2で選択したテレビジョン信号の映像信号
を検波,増幅し、色信号を形成する映像回路、6は映像
回路5から供給される映像信号を映像として表示する制
御を行なう表示制御回路、7は表示制御回路6から供給
される駆動信号によって映像を表示する液晶表示部を示
す。
次に、作用を説明する。
アンテナ1で受信したテレビジョン信号の中から希望す
る番組のテレビジョン信号をチューナ2で選択すると、
その音声信号は音声回路3で検波,増幅されてスピーカ
4から音声として出力される。また、チューナ2で選択
したテレビジョン信号の映像信号は、映像回路5で検
波,増幅,色信号の形成などの処理がなされ、表示制御
回路6の制御によって液晶表示部7にテレビ映像が映し
出される。
したがって、スピーカ4から希望する番組の音声が得ら
れ、液晶表示部7にその番組のテレビ映像が映し出さ
れ、テレビ番組を鑑賞することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の車載テレビジョン受像
機にあっては、自動車の走行中でも運転者席の運転者が
車載テレビジョン受像機のテレビ映像を鑑賞することが
できる構成となっているため、同乗者席の同乗者がテレ
ビ番組を鑑賞していると、運転者も車載テレビジョン受
像機のテレビ映像に目を奪われ、わき見運転となり、危
険であるという問題点があった。
この考案は、このような問題点に着目してなされたもの
で、自動車が所定速度以上で走行しているときは車載テ
レビジョン受像機の良視野方向を運転者席以外の方向と
することにより、上記問題点を解決することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る車載テレビジョン受像機は、車速を検出
する車速センサと、この車速センサの出力に基づいて車
速が所定速度以上であるか否かを判定するとともに、車
速が所定速度以上であると判定したときは良視野方向を
運転車席以外の方向とする駆動信号を表示制御回路から
液晶表示部へ出力させる処理回路とを設けたものであ
る。
〔作用〕
この考案における処理回路は、車速センサの出力に基づ
いて車速が所定速度以上であると判定すると、良視野方
向を運転者席以外とする駆動信号を表示制御回路から液
晶表示部へ出力させる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第3図と同一部分には同一符
号が付してあり、7Aは液晶表示部を示し、例えばラビ
ング条件、液晶材料、セルギャップ、デューティ比等の
構成および配置は、表示制御回路6から供給される駆動
信号の電圧値によって良視野方向が運転者席と、同乗者
席とに対して変化できるようになされている。
8は車速を検出する車速センサ、9は処理回路を示し、
車速センサ8の出力に基づいて車速が所定速度以上であ
るか否かを判定するとともに、車速が所定速度以上であ
るときは視野方向を運転者席以外の方向、例えば同乗席
方向(助手席方向)とする駆動信号を表示制御回路6か
ら液晶表示部7へ出力させるものである。
次に、作用を説明する。
なお、第3図の従来例の作用と重複する部分の説明は省
略し、相違する部分について説明する。
まず、自動車が処理回路6の基準速度である所定速度、
例えば5km/h以下の4km/hで走行していると、車速
センサ8の出力を入力とする処理回路9は自動車が5km
/h以下走行していると判定するので、処理回路9は通
常の映像信号を液晶表示部7Aへ出力するように表示制
御回路6を制御する。したがって、運転者および同乗者
はテレビ番組を鑑賞することができる。
次に、自動車が6km/hで走行していると、車速センサ
8の出力を入力とする処理回路9は自動車が5km/h以
上走行していると判定するので、処理回路9は良視野方
向が同乗者席方向のみとなる映像信号を液晶表示部7A
へ出力するように表示制御回路6を制御する。
したがって、同乗者はテレビ番組を鑑賞することできる
が、運転者はテレビ番組を鑑賞することができなくな
る。
第2図は液晶表示部7Aをスタティック駆動した際、表
示制御部6が出力する駆動信号の電圧値によって運転者
席と、同乗車席とでテレビ映像の見易さが変化する一例
を示す特性図である。
なお、液晶表示部7Aの仰角は45度に設定されてい
る。
第2図において、駆動信号の電圧値が8Vの場合、運転
者席方向から見た場合のコントラストは同乗車席方向か
ら見た場合のコントラストの約2倍となり、同乗者席方
向に比して鮮明なテレビ映像を鑑賞することができる。
しかし、駆動信号の電圧値が3Vの場合、運転席方向か
ら見たコントラストは大幅に減少し、同乗者方向から見
た場合のコントラストは運転者席方向から見たコントラ
ストの約6倍となる。
したがって、駆動信号の電圧値が3Vの場合、運転者席
方向からはテレビ映像を確認(鑑賞)することが不能と
なり、同乗車席方向からのみテレビ映像を鑑賞すること
ができる。
なお、上記実施例では、処理回路6の基準速度を5km/
hとしたが、低速でも自動車が走行しているときに運転
者がテレビ映像に目を奪われるのは危険であるので、自
動車が走行しているのか停止しているのかを判定する0
km/hとすると、さらに安全性を確保できる。
また、液晶表示部7Aをスタティック駆動する例で説明
したが、ダイナミック駆動でも同様の効果を得ることが
できる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成
を車速センサの出力に基づいて車速が所定速度以上であ
ると処理回路で判定すると、良視野方向を運転者席以外
とする駆動信号を液晶表示部へ出力するように処理回路
が表示制御回路を制御するため、同乗者は運転者の運転
を妨げることなくテレビ番組を鑑賞することができる。
また、機械的駆動部を必要としないため、比較的安価
に、かつ、小形化が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による車載テレビジョン受
像機を示すブロック図、第2図はスタティック駆動での
駆動電圧による視野特性の変化を示す特性図、第3図は
従来の車載テレビジョン受像機を示すブロック図であ
る。 1…アンテナ、2…チューナ、3…音声回路、4…スピ
ーカ、5…映像回路、6…表示制御回路、7A…液晶表
示部、8…車速センサ、9…処理回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン信号を受信するアンテナ
    (1)と、このアンテナ(1)で受信したテレビジョン
    信号の中から希望する番組のテレビジョン信号を選択す
    るチューナ(2)と、このチューナ(2)で選択したテ
    レビジョン信号を検波し、かつ、色信号の形成などを行
    う映像回路(5)と、この映像回路(5)が出力する映
    像信号に基づき駆動信号を出力する表示制御回路(6)
    と、この表示制御回路(6)が出力する前記駆動信号の
    電圧値によって良視野方向が制御され、映像を表示する
    液晶表示部(7A)と、車速を検出する車速センサ
    (8)と、この車速センサ(8)の出力に基づいて前記
    車速が所定速度以上であるか否かを判定するとともに、
    前記車速が前記所定速度以上であると判定したときは良
    視野方向を運転者席以外の方向とする電圧の前記駆動信
    号を、また前記車速が前記所定速度より小さいと判定し
    たときは良視野方向を運転者席の方向とする電圧の前記
    駆動信号を前記表示制御回路(6)から前記液晶表示部
    (7A)へ出力させる処理回路(9)とを備えた車載テ
    レビジョン受像機。
JP1988033694U 1988-03-16 1988-03-16 車載テレビジョン受像機 Expired - Lifetime JPH062373Y2 (ja)

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JPH01137677U JPH01137677U (ja) 1989-09-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005346077A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Sharp Corp データ・コンテンツ駆動のデュアルビュー・ディスプレイおよびデュアルビュー・ディスプレイのための回路アーキテクチャー

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