JPH0623725A - 湾曲タイル - Google Patents
湾曲タイルInfo
- Publication number
- JPH0623725A JPH0623725A JP18080192A JP18080192A JPH0623725A JP H0623725 A JPH0623725 A JP H0623725A JP 18080192 A JP18080192 A JP 18080192A JP 18080192 A JP18080192 A JP 18080192A JP H0623725 A JPH0623725 A JP H0623725A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- curved
- curved tile
- setter
- firing
- Prior art date
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- Granted
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- Finishing Walls (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイル素地Ｓ’の専用の焼き台であるセッタ
ー１０を用いないで焼成することができる湾曲タイルＴ
を形成することを目的とする。 【構成】 円筒の一部を構成する湾曲タイルＴにおい
て、裏足部１を弦の面まで突出して載置面３とし、中央
の厚みのある部分に大きい凹部２ａ、両端の厚みのない
部分に小さい凹部２ｂ・２ｂを形成した。
ー１０を用いないで焼成することができる湾曲タイルＴ
を形成することを目的とする。 【構成】 円筒の一部を構成する湾曲タイルＴにおい
て、裏足部１を弦の面まで突出して載置面３とし、中央
の厚みのある部分に大きい凹部２ａ、両端の厚みのない
部分に小さい凹部２ｂ・２ｂを形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円柱等に貼設する湾曲
タイルに関する。
タイルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、円柱に貼設する湾曲タイルＴ’
は、図６・図７に示す如く、乾式プレス成形されたタイ
ル素地Ｓ’を専用の焼き台であるセッター１０に載置し
て焼成することにより形成されているのである。
は、図６・図７に示す如く、乾式プレス成形されたタイ
ル素地Ｓ’を専用の焼き台であるセッター１０に載置し
て焼成することにより形成されているのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
の如く、タイル素地Ｓ’をセッター１０に載置して焼成
する方法は、該セッター１０の精度が悪いと湾曲タイル
Ｔ’に歪みが生じるのであり、セッター１０の熱伝導率
が悪いので、焼成時の熱効率が悪く無駄に熱を浪費する
という不具合が生じるのである。また、湾曲タイルＴ’
の大きさに合わせてセッター１０を形成する必要があ
り、生産コスト高となるのである。そこで、本発明は、
タイル素地の専用の焼き台であるセッターを用いないで
焼成することができる湾曲タイルを形成することを目的
とするのである。
の如く、タイル素地Ｓ’をセッター１０に載置して焼成
する方法は、該セッター１０の精度が悪いと湾曲タイル
Ｔ’に歪みが生じるのであり、セッター１０の熱伝導率
が悪いので、焼成時の熱効率が悪く無駄に熱を浪費する
という不具合が生じるのである。また、湾曲タイルＴ’
の大きさに合わせてセッター１０を形成する必要があ
り、生産コスト高となるのである。そこで、本発明は、
タイル素地の専用の焼き台であるセッターを用いないで
焼成することができる湾曲タイルを形成することを目的
とするのである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するための手段として、本発明は、円周の一部を構成す
る湾曲タイルの裏足部を、弦の面まで突出して載置面に
すべく圧縮成形し、その後、焼成したものである。
するための手段として、本発明は、円周の一部を構成す
る湾曲タイルの裏足部を、弦の面まで突出して載置面に
すべく圧縮成形し、その後、焼成したものである。
【０００５】
【作用】次に、作用について説明すると、湾曲タイルＴ
の裏足部１は、弦の面まで突出されており、該裏足部１
の弦の面には、円弧状の凹部２・２・・・と載置面３・
３・・・とが設けられており、前記凹部２・２・・・
は、中央の厚みのある部分の大きい凹部２ａと両端の厚
みのない部分の小さい凹部２ｂ・２ｂにより形成され、
成形材料粉体ｍの成形時の圧縮比を均一にすべく構成さ
れており、前記載置面３・３・・・は、焼成炉１１内を
通過する焼成台車１２に載置すべく形成されている。
の裏足部１は、弦の面まで突出されており、該裏足部１
の弦の面には、円弧状の凹部２・２・・・と載置面３・
３・・・とが設けられており、前記凹部２・２・・・
は、中央の厚みのある部分の大きい凹部２ａと両端の厚
みのない部分の小さい凹部２ｂ・２ｂにより形成され、
成形材料粉体ｍの成形時の圧縮比を均一にすべく構成さ
れており、前記載置面３・３・・・は、焼成炉１１内を
通過する焼成台車１２に載置すべく形成されている。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例について説明すると、図１
は、本発明の湾曲タイルの斜視図、図２は、図１のＸ−
Ｘ線断面図、図３は、乾式プレス成形機構Ｐにおける成
形材料粉体ｍを投入した状態を示す正面断面図、図４
は、同じくプレス成形時の状態を示す正面断面図、図５
は、焼成炉１１内のタイル素地Ｓ・Ｓ・・・を載置した
焼成台車１２の正面図である。
は、本発明の湾曲タイルの斜視図、図２は、図１のＸ−
Ｘ線断面図、図３は、乾式プレス成形機構Ｐにおける成
形材料粉体ｍを投入した状態を示す正面断面図、図４
は、同じくプレス成形時の状態を示す正面断面図、図５
は、焼成炉１１内のタイル素地Ｓ・Ｓ・・・を載置した
焼成台車１２の正面図である。
【０００７】図１・図２において、湾曲タイルＴは、円
柱等の円周の一部を構成すべく形成されており、裏足部
１が弦の面まで突出されている。該裏足部１の弦の面に
は、円弧状の凹部２・２・・・と載置面３・３・・・と
が設けられており、前記凹部２・２・・・は、中央の厚
みのある部分の大きい凹部２ａと両端の厚みのない部分
の小さい凹部２ｂ・２ｂにより形成され、成形材料粉体
ｍの成形時の圧縮比を均一にすべく構成されており、前
記載置面３・３・・・は、焼成炉１１内を通過する焼成
台車１２に載置すべく形成されている。
柱等の円周の一部を構成すべく形成されており、裏足部
１が弦の面まで突出されている。該裏足部１の弦の面に
は、円弧状の凹部２・２・・・と載置面３・３・・・と
が設けられており、前記凹部２・２・・・は、中央の厚
みのある部分の大きい凹部２ａと両端の厚みのない部分
の小さい凹部２ｂ・２ｂにより形成され、成形材料粉体
ｍの成形時の圧縮比を均一にすべく構成されており、前
記載置面３・３・・・は、焼成炉１１内を通過する焼成
台車１２に載置すべく形成されている。
【０００８】図３において、本発明の湾曲タイルをプレ
ス成形する乾式プレス成形機構Ｐについて説明すると、
前記湾曲タイルＴの裏足部１を形成すべく凸部７ａ・７
ｂ・７ｂが設けられている固定下型７と、該固定下型７
の両側に配設されている可動下型６・６とは、四方を金
型枠５に包囲されて配設されており、前記固定下型７と
可動下型６・６の上方の対向位置には、油圧等にて垂直
方向に昇降制御される上型８が配設されている。該上型
８は、湾曲タイルＴの表面の円周形状を形成すべく構成
されている。
ス成形する乾式プレス成形機構Ｐについて説明すると、
前記湾曲タイルＴの裏足部１を形成すべく凸部７ａ・７
ｂ・７ｂが設けられている固定下型７と、該固定下型７
の両側に配設されている可動下型６・６とは、四方を金
型枠５に包囲されて配設されており、前記固定下型７と
可動下型６・６の上方の対向位置には、油圧等にて垂直
方向に昇降制御される上型８が配設されている。該上型
８は、湾曲タイルＴの表面の円周形状を形成すべく構成
されている。
【０００９】次に、図３・図４・図５において、前記湾
曲タイルＴの製造工程を説明すると、先ず、金型枠５と
可動下型６と固定下型７に囲まれた中に湾曲タイルＴの
原料である成形材料粉体ｍが投入されると、上型８が下
降し、該上型８の両端部と可動下型６・６とが当接し、
上型８と可動下型６・６とが連動下降して成形材料粉体
ｍを押圧することにより、中央の厚みのある部分と両側
の厚みのない部分との圧縮比が一定になるように前記成
形材料粉体ｍがプレス成形されてタイル素地Ｓとなるの
である。なお、図４に示す如く、前記固定下型７の凸部
７ａは、タイル素地Ｓの凹部２ａを成形し、同様に凸部
７ｂは、凹部２ｂを成形するように構成されている。
曲タイルＴの製造工程を説明すると、先ず、金型枠５と
可動下型６と固定下型７に囲まれた中に湾曲タイルＴの
原料である成形材料粉体ｍが投入されると、上型８が下
降し、該上型８の両端部と可動下型６・６とが当接し、
上型８と可動下型６・６とが連動下降して成形材料粉体
ｍを押圧することにより、中央の厚みのある部分と両側
の厚みのない部分との圧縮比が一定になるように前記成
形材料粉体ｍがプレス成形されてタイル素地Ｓとなるの
である。なお、図４に示す如く、前記固定下型７の凸部
７ａは、タイル素地Ｓの凹部２ａを成形し、同様に凸部
７ｂは、凹部２ｂを成形するように構成されている。
【００１０】前記タイル素地Ｓの脱型は、上型８の上昇
とともに可動下型６と固定下型７とが上昇移動して、前
記上型８と下型６・７によるタイル素地Ｓの挟持状態の
バランスが崩れないようにし、上型８が上昇して離脱す
ることにより行われるのである。そして、タイル素地Ｓ
は、焼成台車１２に載置されて焼成炉１１内を通過する
ことにより焼成されるのである。なお、前記タイル素地
Ｓの成形と焼成をコンベア機構等を用いて一連の流れ作
業とすることも可能である。
とともに可動下型６と固定下型７とが上昇移動して、前
記上型８と下型６・７によるタイル素地Ｓの挟持状態の
バランスが崩れないようにし、上型８が上昇して離脱す
ることにより行われるのである。そして、タイル素地Ｓ
は、焼成台車１２に載置されて焼成炉１１内を通過する
ことにより焼成されるのである。なお、前記タイル素地
Ｓの成形と焼成をコンベア機構等を用いて一連の流れ作
業とすることも可能である。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下のような効果を奏するのである。即ち、タイル素地
の焼き台であるセッターを使用しないので、該セッター
の精度不良によるタイルの歪みの発生を防止することが
でき、品質精度の良い湾曲タイルを成形することができ
るとともに、焼成時の熱伝導が良くなり、熱効率の向上
を図ることができるのである。また、タイルの大きさに
合わせてセッターを形成する必要がなくなるので、コス
トの削減を図ることができるのである。
以下のような効果を奏するのである。即ち、タイル素地
の焼き台であるセッターを使用しないので、該セッター
の精度不良によるタイルの歪みの発生を防止することが
でき、品質精度の良い湾曲タイルを成形することができ
るとともに、焼成時の熱伝導が良くなり、熱効率の向上
を図ることができるのである。また、タイルの大きさに
合わせてセッターを形成する必要がなくなるので、コス
トの削減を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の湾曲タイルの斜視図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ線断面図である。
【図３】乾式プレス成形機構Ｐにおける成形材料粉体ｍ
を投入した状態を示す正面断面図である。
を投入した状態を示す正面断面図である。
【図４】同じくプレス成形時の状態を示す正面断面図で
ある。
ある。
【図５】焼成炉１１内のタイル素地Ｓ・Ｓ・・・を載置
した焼成台車１２の正面図である。
した焼成台車１２の正面図である。
【図６】従来の実施例を示す側面図である。
【図７】図６のＹ−Ｙ線断面図である。
１ 裏足部 ２ 凹部 ３ 載置面 Ｓ タイル素地 Ｔ 湾曲タイル
Claims (1)
- 【請求項１】 円周の一部を構成する湾曲タイルの裏足
部を、弦の面まで突出して載置面にすべく圧縮成形し、
その後、焼成したことを特徴とする湾曲タイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04180801A JP3127046B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 湾曲タイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04180801A JP3127046B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 湾曲タイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623725A true JPH0623725A (ja) | 1994-02-01 |
| JP3127046B2 JP3127046B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=16089587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04180801A Expired - Fee Related JP3127046B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 湾曲タイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3127046B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5624910A (en) * | 1979-08-07 | 1981-03-10 | Tdk Corp | Multiple type inductor |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP04180801A patent/JP3127046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5624910A (en) * | 1979-08-07 | 1981-03-10 | Tdk Corp | Multiple type inductor |
| JPS5753651B2 (ja) * | 1979-08-07 | 1982-11-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3127046B2 (ja) | 2001-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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