JPH06236767A - 燃料電池構成部材の電位監視方法 - Google Patents
燃料電池構成部材の電位監視方法Info
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- JPH06236767A JPH06236767A JP5265194A JP26519493A JPH06236767A JP H06236767 A JPH06236767 A JP H06236767A JP 5265194 A JP5265194 A JP 5265194A JP 26519493 A JP26519493 A JP 26519493A JP H06236767 A JPH06236767 A JP H06236767A
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
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- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04298—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
- H01M8/04313—Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by the detection or assessment of variables; characterised by the detection or assessment of failure or abnormal function
- H01M8/04537—Electric variables
- H01M8/04544—Voltage
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池内の電解質の電位を基準に、燃料電池構
成部材の電位を捕えることのできる燃料電池構成部材の
電位監視方法を提供する。 【構成】 複数のワイヤ、シース、及び溝カバーでなる
電気化学センサを、運転停止中又は定常状態にある燃料
電池の構成部材の電位を監視するために利用することが
できる。この電気化学センサを電解質リザバプレートに
接触させると、毛管作用によって電解質が溝カバーに浸
透し、ワイヤ間に電気分解反応に必要な水が供給され
る。水素基準電極となる一方のワイヤの表面から水素ガ
スが発生するまで電気化学センサのワイヤ間に電圧を印
加する。燃料電池構成部材の電圧が水素基準電極に関係
付けられて決定される。
成部材の電位を捕えることのできる燃料電池構成部材の
電位監視方法を提供する。 【構成】 複数のワイヤ、シース、及び溝カバーでなる
電気化学センサを、運転停止中又は定常状態にある燃料
電池の構成部材の電位を監視するために利用することが
できる。この電気化学センサを電解質リザバプレートに
接触させると、毛管作用によって電解質が溝カバーに浸
透し、ワイヤ間に電気分解反応に必要な水が供給され
る。水素基準電極となる一方のワイヤの表面から水素ガ
スが発生するまで電気化学センサのワイヤ間に電圧を印
加する。燃料電池構成部材の電圧が水素基準電極に関係
付けられて決定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気化学センサに係
り、特に、燃料電池構成部材の電位を監視する方法に関
する。
り、特に、燃料電池構成部材の電位を監視する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】発電用の多くの燃料電池は、アノード電
解質リザーバプレート、アノード流路、アノード電極、
電解質層、カソード電極、カソード流路、カソード電解
質リザーバ及びセパレータ板を有している。これらの燃
料電池を複数枚、直列となるように積層して、発電用の
電力を生み出すことのできる燃料電池スタックが形成さ
れる。
解質リザーバプレート、アノード流路、アノード電極、
電解質層、カソード電極、カソード流路、カソード電解
質リザーバ及びセパレータ板を有している。これらの燃
料電池を複数枚、直列となるように積層して、発電用の
電力を生み出すことのできる燃料電池スタックが形成さ
れる。
【0003】燃料電池スタックの発電中、電位差が、個
々の燃料電池で発生し、さらにそれを重ねて、スタック
の電圧として得られる。電池スタック内の電位の関係を
第1図に示す。ここで、電位は、電池1のアノードA1
から電池1の電解質へかけて上昇し、アノードとカソー
ドの間にある電池1の電解質E1 内では下がり、そして
再び、電池1のカソードC1 へ向けて上昇する。更に、
電位は、電池1と電池2の間のセパレータ板S1 では一
定である。この繰返しが積み重ねられた最後の電池まで
続く。E1 ,E2 及びE3 に見られるとおり、各々の電
池の電解質において、電位が僅かに下がるが、全体とし
て、個々の電池はアノードからカソードにかけて電位は
上がる。燃料電池停止中でも各々の燃料電池間に同様の
電位差がある。
々の燃料電池で発生し、さらにそれを重ねて、スタック
の電圧として得られる。電池スタック内の電位の関係を
第1図に示す。ここで、電位は、電池1のアノードA1
から電池1の電解質へかけて上昇し、アノードとカソー
ドの間にある電池1の電解質E1 内では下がり、そして
再び、電池1のカソードC1 へ向けて上昇する。更に、
電位は、電池1と電池2の間のセパレータ板S1 では一
定である。この繰返しが積み重ねられた最後の電池まで
続く。E1 ,E2 及びE3 に見られるとおり、各々の電
池の電解質において、電位が僅かに下がるが、全体とし
て、個々の電池はアノードからカソードにかけて電位は
上がる。燃料電池停止中でも各々の燃料電池間に同様の
電位差がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水素標準電極電位に対
し0.9V以上になるような高い電位は、電極の腐食を
引き起こす。一方、0.1V以下の低電位は、カソード
触媒を損傷する。電位に関するこういった観点から、電
極の腐食防止、損傷防止のために、定められた方法で、
電極は安全な電位帯となるようにしている。従って、必
要とされるのは、いろいろな燃料電池において、構成部
材の電位を捕らえておくことである。
し0.9V以上になるような高い電位は、電極の腐食を
引き起こす。一方、0.1V以下の低電位は、カソード
触媒を損傷する。電位に関するこういった観点から、電
極の腐食防止、損傷防止のために、定められた方法で、
電極は安全な電位帯となるようにしている。従って、必
要とされるのは、いろいろな燃料電池において、構成部
材の電位を捕らえておくことである。
【0005】本発明は、電極の腐食、損傷を未然に防止
するために、電池内の電解質の電位を基準に、燃料電池
構成部材の電位を捕えることのできる燃料電池構成部材
の電位監視方法を提供することを目的とする。
するために、電池内の電解質の電位を基準に、燃料電池
構成部材の電位を捕えることのできる燃料電池構成部材
の電位監視方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料電池を構
成する材料の電位を監視する方法に関する。本方法に使
用される電気化学センサは、第1の電気伝導性ワイヤと
第2の電気伝導性ワイヤが、互いに直接接触することが
無いように、十分間隔を置いており、そして電気伝導性
が無く、多孔質体からなる溝カバーを前記第1の電気伝
導性ワイヤと第2の電気伝導性ワイヤに接触するように
配置している。溝カバーは、溝カバーに浸透していく電
解質と接触している。電圧を、第1の電気伝導性ワイヤ
と第2の電気伝導性ワイヤの間に印加し、第2のワイヤ
から水素が発生するまで電圧を上げる。その後、燃料電
池の構成部材と第2のワイヤの電位差を得る。
成する材料の電位を監視する方法に関する。本方法に使
用される電気化学センサは、第1の電気伝導性ワイヤと
第2の電気伝導性ワイヤが、互いに直接接触することが
無いように、十分間隔を置いており、そして電気伝導性
が無く、多孔質体からなる溝カバーを前記第1の電気伝
導性ワイヤと第2の電気伝導性ワイヤに接触するように
配置している。溝カバーは、溝カバーに浸透していく電
解質と接触している。電圧を、第1の電気伝導性ワイヤ
と第2の電気伝導性ワイヤの間に印加し、第2のワイヤ
から水素が発生するまで電圧を上げる。その後、燃料電
池の構成部材と第2のワイヤの電位差を得る。
【0007】
【作用】この発明においては、間隔をおいて配置された
第1及び第2の電気伝導性ワイヤに多孔質体からなる溝
カバーを接触せしめ、この溝カバーを電解質に接触させ
てその気孔に電解質を浸透させた状態で第1及び第2の
ワイヤとの間に電圧を印加すると共に、第2のワイヤか
ら水素が発生するまで電圧を増大させ燃料電池構成部材
と第2のワイヤとの間の電位差を測定する。本発明の前
記に示した点と、他の特徴及び利点を以下に図面と合わ
せて明確にする。
第1及び第2の電気伝導性ワイヤに多孔質体からなる溝
カバーを接触せしめ、この溝カバーを電解質に接触させ
てその気孔に電解質を浸透させた状態で第1及び第2の
ワイヤとの間に電圧を印加すると共に、第2のワイヤか
ら水素が発生するまで電圧を増大させ燃料電池構成部材
と第2のワイヤとの間の電位差を測定する。本発明の前
記に示した点と、他の特徴及び利点を以下に図面と合わ
せて明確にする。
【0008】
【実施例】図2及び図3に示したように、本発明の電気
化学センサ40は、電気伝導性を持たないシース20内
に完全に埋め込まれた一対の電気伝導性ワイヤ10、及
びそのシース20には、電解質リザーバプレート70か
らワイヤ10へ電解質を導くための媒体を入れるための
開口部30を設け、その上に多孔質で、電気伝導性の無
い溝カバーを配置することからなる。この電解質リザー
バプレートは、従来の電解質を保持する場所と見なせ
る。
化学センサ40は、電気伝導性を持たないシース20内
に完全に埋め込まれた一対の電気伝導性ワイヤ10、及
びそのシース20には、電解質リザーバプレート70か
らワイヤ10へ電解質を導くための媒体を入れるための
開口部30を設け、その上に多孔質で、電気伝導性の無
い溝カバーを配置することからなる。この電解質リザー
バプレートは、従来の電解質を保持する場所と見なせ
る。
【0009】ワイヤ10は、通常の電気伝導性ワイヤ
で、燃料電池の運転環境下に対応できるものである。電
気化学センサ40は、ワイヤ10上の電気分解で一方の
ワイヤに水素を発生させ、水素基準電極として機能させ
なければならないので、これらのワイヤ10は、触媒活
性を持つか、またはワイヤの表面に白金を被覆すると
か、触媒の付いたスクリーンを巻いてワイヤに付けると
言うような従来からある方法で触媒機能を持たせる。ワ
イヤ10に使える材料は、貴金属、またはそれをベース
とした合金で、金、インジウム、白金、ルテニウム、ル
ビジウム、ロジウム等である。ワイヤ10のサイズは、
製造技術から自ずと決まってしまうのだが、互いに接触
すること無く、所定の場所に十分に収まる大きさが必要
で、特別な仕様となることもある。例えば、リン酸型燃
料電池において、本発明の電気化学センサは、電解質を
保持させる板に具備された1.6mm幅の溝に収まる大
きさでなければならない。よって、望ましくは、直径お
よそ0.2mmからおよそ0.5mmのワイヤが良く、
特に望ましくは、0.35mmから0.4mmが良い。
で、燃料電池の運転環境下に対応できるものである。電
気化学センサ40は、ワイヤ10上の電気分解で一方の
ワイヤに水素を発生させ、水素基準電極として機能させ
なければならないので、これらのワイヤ10は、触媒活
性を持つか、またはワイヤの表面に白金を被覆すると
か、触媒の付いたスクリーンを巻いてワイヤに付けると
言うような従来からある方法で触媒機能を持たせる。ワ
イヤ10に使える材料は、貴金属、またはそれをベース
とした合金で、金、インジウム、白金、ルテニウム、ル
ビジウム、ロジウム等である。ワイヤ10のサイズは、
製造技術から自ずと決まってしまうのだが、互いに接触
すること無く、所定の場所に十分に収まる大きさが必要
で、特別な仕様となることもある。例えば、リン酸型燃
料電池において、本発明の電気化学センサは、電解質を
保持させる板に具備された1.6mm幅の溝に収まる大
きさでなければならない。よって、望ましくは、直径お
よそ0.2mmからおよそ0.5mmのワイヤが良く、
特に望ましくは、0.35mmから0.4mmが良い。
【0010】ワイヤ10を水素基準電極として機能させ
るために、たとえば、直流電流を第1のワイヤから電解
質を通して第2のワイヤへ流すように電圧が印加され
る。これによって、電解質中の水から水素、電子、酸素
を生成しながら電流が流れるのに必要な電子が提供され
る。実際は、第1のワイヤで水が酸化されて酸素ガス、
水素イオン及び自由電子に分解される。水素イオンは第
2のワイヤまで移動し、そこで、水素イオンは第1のワ
イヤを通過して、直流電圧発生装置を通して、第2のワ
イヤへ供給される自由電子と反応して水素ガスを生成す
る。この電気分解に必要とされる直流電流を流すための
電圧は、センサの第2のワイヤと燃料電池のアノード電
極との電位差を、電子を第2のワイヤから電解質を通し
て第1のワイヤへ流す電気化学センサの2本のワイヤ間
へ印加する電圧に対してプロットして求める。電気化学
センサが水を電気分解して、水素ガスを発生させるため
の電気化学センサに印加される電圧を徐々に上げると、
センサの第2のワイヤと、燃料電池のアノード電極との
電圧差が上昇し、やがて一定に近付く。水素基準電極の
開回路電位に近いような水素基準電極を提供するため
に、電気化学センサの第2のワイヤで十分な水素が発生
し続けられることを示す上記の電圧が、電気化学センサ
に印加される電圧の基本となる。一般に、この値は約
0.8Vを越えるもので、しばしば1.35Vから2.
1Vの範囲となる。
るために、たとえば、直流電流を第1のワイヤから電解
質を通して第2のワイヤへ流すように電圧が印加され
る。これによって、電解質中の水から水素、電子、酸素
を生成しながら電流が流れるのに必要な電子が提供され
る。実際は、第1のワイヤで水が酸化されて酸素ガス、
水素イオン及び自由電子に分解される。水素イオンは第
2のワイヤまで移動し、そこで、水素イオンは第1のワ
イヤを通過して、直流電圧発生装置を通して、第2のワ
イヤへ供給される自由電子と反応して水素ガスを生成す
る。この電気分解に必要とされる直流電流を流すための
電圧は、センサの第2のワイヤと燃料電池のアノード電
極との電位差を、電子を第2のワイヤから電解質を通し
て第1のワイヤへ流す電気化学センサの2本のワイヤ間
へ印加する電圧に対してプロットして求める。電気化学
センサが水を電気分解して、水素ガスを発生させるため
の電気化学センサに印加される電圧を徐々に上げると、
センサの第2のワイヤと、燃料電池のアノード電極との
電圧差が上昇し、やがて一定に近付く。水素基準電極の
開回路電位に近いような水素基準電極を提供するため
に、電気化学センサの第2のワイヤで十分な水素が発生
し続けられることを示す上記の電圧が、電気化学センサ
に印加される電圧の基本となる。一般に、この値は約
0.8Vを越えるもので、しばしば1.35Vから2.
1Vの範囲となる。
【0011】燃料電池内の種々の部材の電位は、前記セ
ンサに印加した定常となった電圧と第2のワイヤ(電気
化学センサのカソード)を使って、電圧計または電圧を
測定するための機器があれば分かる。ここでは示さない
が、電圧計は、第2のワイヤと測定したい燃料電池の部
材とに接続され、電圧は水素ガスを安定に発生できる前
記一定電圧を第1のワイヤと第2のワイヤ間に印加し、
そして部材と第2のワイヤ間の電圧を測定する。この電
圧は、水素電極に対する相対的な部材の電位を示す。例
えば、運転停止の際のアノード電極電位が、本発明の電
気化学センサを使うことによって得られる情報から、図
4に示したようになる。アノード電極電位は、基準電極
に対しておよそ0.012Vである。従って、アノード
電極電位は、電極に損傷を引き起こす0.9Vより十分
小さい電圧であった。
ンサに印加した定常となった電圧と第2のワイヤ(電気
化学センサのカソード)を使って、電圧計または電圧を
測定するための機器があれば分かる。ここでは示さない
が、電圧計は、第2のワイヤと測定したい燃料電池の部
材とに接続され、電圧は水素ガスを安定に発生できる前
記一定電圧を第1のワイヤと第2のワイヤ間に印加し、
そして部材と第2のワイヤ間の電圧を測定する。この電
圧は、水素電極に対する相対的な部材の電位を示す。例
えば、運転停止の際のアノード電極電位が、本発明の電
気化学センサを使うことによって得られる情報から、図
4に示したようになる。アノード電極電位は、基準電極
に対しておよそ0.012Vである。従って、アノード
電極電位は、電極に損傷を引き起こす0.9Vより十分
小さい電圧であった。
【0012】水素電極電位の確立は、水の電気分解と電
子の流れは信頼性のあるものでなければならない。ワイ
ヤ10間の回路を確保するために、ワイヤ10は、お互
いの直接接触を防止しなければならない。従って、電流
が流れ、かつ短絡電流が流れないようにするために、ワ
イヤ10間に十分な間隔を維持させなければならない。
言い換えると、ワイヤ10間に十分な抵抗が維持され、
一般的にそれは凡そ1オームである。電気化学センサ4
0を組み立て易くするために、その電池への組み込み、
使い勝手を考慮して、図2及び図3に示すように、互い
のワイヤを実質上、平行にするのが好ましい。これらの
ワイヤの一端は、第2のワイヤから電解質を通し第1の
ワイヤへ直流電流を流すようにワイヤ10間に電圧を印
加するための電源80に接続する。
子の流れは信頼性のあるものでなければならない。ワイ
ヤ10間の回路を確保するために、ワイヤ10は、お互
いの直接接触を防止しなければならない。従って、電流
が流れ、かつ短絡電流が流れないようにするために、ワ
イヤ10間に十分な間隔を維持させなければならない。
言い換えると、ワイヤ10間に十分な抵抗が維持され、
一般的にそれは凡そ1オームである。電気化学センサ4
0を組み立て易くするために、その電池への組み込み、
使い勝手を考慮して、図2及び図3に示すように、互い
のワイヤを実質上、平行にするのが好ましい。これらの
ワイヤの一端は、第2のワイヤから電解質を通し第1の
ワイヤへ直流電流を流すようにワイヤ10間に電圧を印
加するための電源80に接続する。
【0013】水をワイヤで電気分解し、前述したよう
に、水素イオンを移動させるために、十分な電解質が必
要である。これらのワイヤ10は、シース20と共に、
電気伝導性の溝カバー50と物理的に接触するように配
置される。溝カバーは、電解質リザーバプレート70か
ら電解質を浸透させるための媒体となるため、溝カバー
は多孔質体でなければならない。溝カバー50は、電解
質リザーバプレート70と同等またはより大きな気孔寸
法分布が採用できるが、より小さい気孔寸法分布は、毛
管力によって、溝カバー50に電解質が浸透し、電解質
リザーバプレート70からの電解質を維持する。それに
よって、十分な電解質がワイヤ10に供給される。溝カ
バーとしては、シリコンカーバイドの様なカーバイド
系、カリウムタイタネートの様なタイタネート系、アル
ミネート及びそれらの混合物がある。特に、リン酸型燃
料電池で有効なシリコンカーバイドは、ロンザ社で製造
されているLONZA F−360である。LONZA
F−360は、約20から25ミクロンの粒径を持っ
ており、約5ミクロンから15ミクロンの平均気孔径か
らなる多孔体を形成することができる、一方、リン酸型
燃料電池の電解質リザーバプレート70は、約10ミク
ロンから20ミクロンの平均気孔径を持っている。
に、水素イオンを移動させるために、十分な電解質が必
要である。これらのワイヤ10は、シース20と共に、
電気伝導性の溝カバー50と物理的に接触するように配
置される。溝カバーは、電解質リザーバプレート70か
ら電解質を浸透させるための媒体となるため、溝カバー
は多孔質体でなければならない。溝カバー50は、電解
質リザーバプレート70と同等またはより大きな気孔寸
法分布が採用できるが、より小さい気孔寸法分布は、毛
管力によって、溝カバー50に電解質が浸透し、電解質
リザーバプレート70からの電解質を維持する。それに
よって、十分な電解質がワイヤ10に供給される。溝カ
バーとしては、シリコンカーバイドの様なカーバイド
系、カリウムタイタネートの様なタイタネート系、アル
ミネート及びそれらの混合物がある。特に、リン酸型燃
料電池で有効なシリコンカーバイドは、ロンザ社で製造
されているLONZA F−360である。LONZA
F−360は、約20から25ミクロンの粒径を持っ
ており、約5ミクロンから15ミクロンの平均気孔径か
らなる多孔体を形成することができる、一方、リン酸型
燃料電池の電解質リザーバプレート70は、約10ミク
ロンから20ミクロンの平均気孔径を持っている。
【0014】ワイヤと接触している十分な電解質を上手
に保持するには、溝カバー50とワイヤ10間の直接接
触が必要である。たとえば、ワイヤと溝カバー50間の
境界において、気孔寸法分布がワイヤ10と接触してい
る電解質の量に支障を来さないことである。もしワイヤ
と溝カバーの境界における気孔寸法分布が、溝カバー5
0の気孔寸法分布より大きな孔で構成されていたり、ワ
イヤ10と溝カバー50の間に空隙があったりすると、
溝カバー50は、ワイヤ10から電解質を奪い取ってし
まう。それによって、電気分解反応が妨げられ、電気化
学センサの機能が失われる。ワイヤ10と溝カバー50
間及び電解質リザーバプレート70と溝カバー50間の
理想的な接触を得るために、溝カバー50が、電解質リ
ザーバプレートとワイヤ10の形で成型できるような融
通性のあるペーストを用いることが好ましい。融通のき
くペーストは、電気化学センサ40および燃料電池の運
転環境下で使える液体を溝カバー50に加えることによ
ってできる。製作は、電解質リザーバプレートの溝60
に溝カバー50を置き、お互いに接触しない様に溝カバ
ー50上にワイヤ10を配置し、そして、ワイヤ10の
上に更に溝カバー50を追加することによってできる。
ペーストよりむしろ堅い溝カバーが使われるけれども、
そのような電気化学センサは製作が困難で、ワイヤ10
と溝カバー50間、もしくは、電解質リザーバプレート
70と溝カバー50間の接触ロスを招く。従って、堅い
溝カバーの使用は好ましく無いが、その使用は、本発明
によって類推できることである。
に保持するには、溝カバー50とワイヤ10間の直接接
触が必要である。たとえば、ワイヤと溝カバー50間の
境界において、気孔寸法分布がワイヤ10と接触してい
る電解質の量に支障を来さないことである。もしワイヤ
と溝カバーの境界における気孔寸法分布が、溝カバー5
0の気孔寸法分布より大きな孔で構成されていたり、ワ
イヤ10と溝カバー50の間に空隙があったりすると、
溝カバー50は、ワイヤ10から電解質を奪い取ってし
まう。それによって、電気分解反応が妨げられ、電気化
学センサの機能が失われる。ワイヤ10と溝カバー50
間及び電解質リザーバプレート70と溝カバー50間の
理想的な接触を得るために、溝カバー50が、電解質リ
ザーバプレートとワイヤ10の形で成型できるような融
通性のあるペーストを用いることが好ましい。融通のき
くペーストは、電気化学センサ40および燃料電池の運
転環境下で使える液体を溝カバー50に加えることによ
ってできる。製作は、電解質リザーバプレートの溝60
に溝カバー50を置き、お互いに接触しない様に溝カバ
ー50上にワイヤ10を配置し、そして、ワイヤ10の
上に更に溝カバー50を追加することによってできる。
ペーストよりむしろ堅い溝カバーが使われるけれども、
そのような電気化学センサは製作が困難で、ワイヤ10
と溝カバー50間、もしくは、電解質リザーバプレート
70と溝カバー50間の接触ロスを招く。従って、堅い
溝カバーの使用は好ましく無いが、その使用は、本発明
によって類推できることである。
【0015】融通のきくペースト状溝カバーを採用する
とき、ペーストの中でワイヤを固定することが実質上困
難となる。そのため、ワイヤ10をしっかりと包み込ん
でワイヤを隔てて支持する、化学的に不活性で、電気伝
導性の無いシース20を使うことが望ましい。このシー
ス20は、ワイヤとワイヤが直接接触すること及び、電
解質リザーバプレート70とワイヤ10が直接接触する
のを防止するために、ワイヤ10のまわりを包むように
形成される。シース20として、フッ素系樹脂をベース
としたもの、セラミックスをベースとしたもの、ポリエ
チルエチルケトン及びその混合物等がある。フッ素系樹
脂の例として、デュポン社から出ているテフロン(ポリ
テトラフルオロエチレン)、3M社から出ているフロー
レル、フルオリネートエチレンプロピレンなどがある。
一般的なセラミックス系シースとしてはアルミナがあ
る。望ましいシース20の材料は、それが使われる分
野、環境によって、どれを使うかが決まる。例えば、溶
融炭酸塩型燃料電池では、その高温性から見て、セラミ
ックスシースを使うことが望ましく、水の電気分解が、
炭酸イオンの移動を含むより複雑なプロセスによって起
こる。一方、リン酸型燃料電池では、化学的安定性及び
使い易さから見て、テフロン系フッ素系樹脂を用いるの
が望ましい。
とき、ペーストの中でワイヤを固定することが実質上困
難となる。そのため、ワイヤ10をしっかりと包み込ん
でワイヤを隔てて支持する、化学的に不活性で、電気伝
導性の無いシース20を使うことが望ましい。このシー
ス20は、ワイヤとワイヤが直接接触すること及び、電
解質リザーバプレート70とワイヤ10が直接接触する
のを防止するために、ワイヤ10のまわりを包むように
形成される。シース20として、フッ素系樹脂をベース
としたもの、セラミックスをベースとしたもの、ポリエ
チルエチルケトン及びその混合物等がある。フッ素系樹
脂の例として、デュポン社から出ているテフロン(ポリ
テトラフルオロエチレン)、3M社から出ているフロー
レル、フルオリネートエチレンプロピレンなどがある。
一般的なセラミックス系シースとしてはアルミナがあ
る。望ましいシース20の材料は、それが使われる分
野、環境によって、どれを使うかが決まる。例えば、溶
融炭酸塩型燃料電池では、その高温性から見て、セラミ
ックスシースを使うことが望ましく、水の電気分解が、
炭酸イオンの移動を含むより複雑なプロセスによって起
こる。一方、リン酸型燃料電池では、化学的安定性及び
使い易さから見て、テフロン系フッ素系樹脂を用いるの
が望ましい。
【0016】シース20のサイズ及び構造は、使われる
ワイヤのサイズ、電解質含有体の溝60のサイズによ
る。シース20は、ワイヤ10を包み込み、支持し、電
解質含有体に形成された溝60中に安定に保持されるの
に十分な大きさであることが望ましい。例えば、リン酸
型燃料電池では、シース20は、真っ直ぐで自由度があ
り、長さがおよそ20cmから40cmで、幅はおよそ
1.5mmから2.5mm、ワイヤ10を入れるために
シース20の長さだけ実質上平行な孔を有したものが良
い。電気化学センサ40は、それをアクセスさせるため
の電池の電解質供給する燃料電池構成部材を囲むフレー
ム内に収めることができるが、それぞれの状況に応じ
て、電気化学センサ40のサイズや構造は、大きく異な
る。より薄く、より短いシース20、より細いワイヤ1
0が必要になることもある。
ワイヤのサイズ、電解質含有体の溝60のサイズによ
る。シース20は、ワイヤ10を包み込み、支持し、電
解質含有体に形成された溝60中に安定に保持されるの
に十分な大きさであることが望ましい。例えば、リン酸
型燃料電池では、シース20は、真っ直ぐで自由度があ
り、長さがおよそ20cmから40cmで、幅はおよそ
1.5mmから2.5mm、ワイヤ10を入れるために
シース20の長さだけ実質上平行な孔を有したものが良
い。電気化学センサ40は、それをアクセスさせるため
の電池の電解質供給する燃料電池構成部材を囲むフレー
ム内に収めることができるが、それぞれの状況に応じ
て、電気化学センサ40のサイズや構造は、大きく異な
る。より薄く、より短いシース20、より細いワイヤ1
0が必要になることもある。
【0017】シース20は、シース20の開口部30に
溝カバー50を配置するようにして使う。例えば、溝カ
バー50はワイヤ10と接触し、また使うときは、電解
質リザーバプレート70とも接触させて、溝カバー50
に電解質を浸透させる。シース20の開口部30は、ワ
イヤ10が溝カバー50に、ワイヤ10の表面で起こる
水素生成の電気分解反応を鈍らせることが無いように、
十分電解質に晒される様な大きさであることが望まし
い。ワイヤ10との接触が少なくなると、反応量が少な
くなり、電極部材の電位を測定する誤差は大きくなる。
従って、開口部30は、ワイヤ10間に電気回路を形成
するのと、電気分解反応を可能とするのに十分な水を保
持するために、溝カバー50が十分な量を保持するため
に十分な大きさを持っていることが好ましい。通常、開
口部30は、電解質含有体70へ差し込むシース20の
先端に近い所に配置する。場所は、シース20の先端か
らおよそ0.6cmから5cmの辺りで、特におよそ
1.2cmから4cmが望ましい。
溝カバー50を配置するようにして使う。例えば、溝カ
バー50はワイヤ10と接触し、また使うときは、電解
質リザーバプレート70とも接触させて、溝カバー50
に電解質を浸透させる。シース20の開口部30は、ワ
イヤ10が溝カバー50に、ワイヤ10の表面で起こる
水素生成の電気分解反応を鈍らせることが無いように、
十分電解質に晒される様な大きさであることが望まし
い。ワイヤ10との接触が少なくなると、反応量が少な
くなり、電極部材の電位を測定する誤差は大きくなる。
従って、開口部30は、ワイヤ10間に電気回路を形成
するのと、電気分解反応を可能とするのに十分な水を保
持するために、溝カバー50が十分な量を保持するため
に十分な大きさを持っていることが好ましい。通常、開
口部30は、電解質含有体70へ差し込むシース20の
先端に近い所に配置する。場所は、シース20の先端か
らおよそ0.6cmから5cmの辺りで、特におよそ
1.2cmから4cmが望ましい。
【0018】開口部30から最も遠いシース20の端部
で、通常、電気化学センサ40の端から引き出されてい
るワイヤ10は、燃料電池のアノードマニホールドやカ
ソードマニホールドを貫通して通常の電源80に接続さ
れる。電圧計には、電気化学センサ40の第2のワイヤ
と第2のワイヤに対する電位の測定を行いたい燃料電池
部材が接続される。
で、通常、電気化学センサ40の端から引き出されてい
るワイヤ10は、燃料電池のアノードマニホールドやカ
ソードマニホールドを貫通して通常の電源80に接続さ
れる。電圧計には、電気化学センサ40の第2のワイヤ
と第2のワイヤに対する電位の測定を行いたい燃料電池
部材が接続される。
【0019】本発明の電気化学センサを使うことによっ
て、燃料電池部材の電位を測定できる。この電気化学セ
ンサは、電池運転中のアノード分極電位やカソード分極
電位を監視することができ、そして、アノード電極やカ
ソード電極電圧と停止中の電気抵抗の測定もできる。電
気化学センサから得られる情報は、燃料電池を制御する
ための信号として使うことができ、そして燃料電池のよ
り良い理解へ導き、問題点の発見と、さらに解決方法を
見出し、改良することを可能とする。
て、燃料電池部材の電位を測定できる。この電気化学セ
ンサは、電池運転中のアノード分極電位やカソード分極
電位を監視することができ、そして、アノード電極やカ
ソード電極電圧と停止中の電気抵抗の測定もできる。電
気化学センサから得られる情報は、燃料電池を制御する
ための信号として使うことができ、そして燃料電池のよ
り良い理解へ導き、問題点の発見と、さらに解決方法を
見出し、改良することを可能とする。
【0020】
【発明の効果】アノード分極電位は、通常アノード電位
が酸素発生電位まで近付いて、腐食によって損傷を受け
るのを避けながら燃料電池が停止することを成し遂げら
れる。アノード電極やカソード電極電位は、運転の過渡
状態で、アノード内及びカソード内を低酸素濃度に保持
し、アノード電極とカソード電極の損傷を防止するため
の窒素パージを制御するのに使うことができる。
が酸素発生電位まで近付いて、腐食によって損傷を受け
るのを避けながら燃料電池が停止することを成し遂げら
れる。アノード電極やカソード電極電位は、運転の過渡
状態で、アノード内及びカソード内を低酸素濃度に保持
し、アノード電極とカソード電極の損傷を防止するため
の窒素パージを制御するのに使うことができる。
【0021】本発明を説明し、その詳細な具体的な例も
示したが、形状やその詳細な部分において種々の変形
が、特許請求の範囲、本発明の考え方によってなされる
ことは、上記技術の説明によって明白である。
示したが、形状やその詳細な部分において種々の変形
が、特許請求の範囲、本発明の考え方によってなされる
ことは、上記技術の説明によって明白である。
【図1】燃料電池のスタック、及び個々の電池の断面の
電気ポテンシャルの状態を示す図。
電気ポテンシャルの状態を示す図。
【図2】電解質リザーバプレートの溝に収められた本発
明の電気化学センサの一例を示す図。
明の電気化学センサの一例を示す図。
【図3】図2の電気化学センサの断面を示す図。
【図4】本発明の電気化学センサを基準電極として使っ
て測定したアノード電極電位とセンサ電流との関係を示
す線図。
て測定したアノード電極電位とセンサ電流との関係を示
す線図。
10 ワイヤ 20 シース 30 開口部 40 電気化学センサ 50 溝カバー 60 溝 70 電解質リザーバプレート 80 電圧発生装置
Claims (5)
- 【請求項1】燃料電池構成部材の電位を監視する方法で
あって、 第1の電気伝導性ワイヤと第2の電気伝導性ワイヤが、
互いに直接接触することが無いように十分な間隔を置い
ており、電気伝導性が無く、多孔質体からなり前記第1
の電気伝導性ワイヤと第2の電気伝導性ワイヤとに接触
するような溝カバーを配置してなる電気化学センサを使
用し、 前記溝カバーを電解質に接触させ、 前記溝カバーの気孔に電解質を浸透させ、 前記第1のワイヤと前記第2のワイヤとの間に電圧を印
加し、 前記第2のワイヤから水素が発生するまで前記電圧を増
大させ、 前記燃料電池構成部材と前記第2のワイヤとの間の電位
差を測定する、ステップを有し、前記第2のワイヤは水
素電極の開放回路電位に近似した基準電位を与える燃料
電池構成部材の電位監視方法。 - 【請求項2】前記多孔質体部がカーバイト、タイタネー
ト、アルミネートまたはその混合物からなる請求項1記
載の燃料電池構成部材の電位監視方法。 - 【請求項3】前記多孔質体部がシリコンカーバイド、カ
リウムタイタネート、またはその混合物からなる請求項
2記載の燃料電池構成部材の電位監視方法。 - 【請求項4】前記ワイヤに印加する電圧を1.2Vまで
増大させる請求項1記載の燃料電池構成部材の電位監視
方法。 - 【請求項5】前記燃料電池が酸を電解質とした燃料電池
である請求項1記載の燃料電池構成部材の電位監視方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US966002 | 1992-10-23 | ||
US07/966,002 US5262034A (en) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | Electrochemical sensor for monitoring electrochemical potentials of fuel cell components |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06236767A true JPH06236767A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=25510802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5265194A Pending JPH06236767A (ja) | 1992-10-23 | 1993-10-22 | 燃料電池構成部材の電位監視方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5262034A (ja) |
JP (1) | JPH06236767A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9509549D0 (en) * | 1995-05-11 | 1995-07-05 | Peel David | Oxygen sensor |
US7838949B2 (en) * | 2001-03-29 | 2010-11-23 | Georgia Tech Research Corporation | Porous gas sensors and method of preparation thereof |
US7186381B2 (en) * | 2001-07-20 | 2007-03-06 | Regents Of The University Of California | Hydrogen gas sensor |
US6798221B2 (en) * | 2001-10-22 | 2004-09-28 | Ballard Power Systems Inc. | Method, apparatus and article to test fuel cells |
US8083821B2 (en) * | 2007-04-13 | 2011-12-27 | Giner, Inc. | System for modifying the atmosphere within an enclosed space and incubator system including the same |
US20080278183A1 (en) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Mound Technical Solutions, Inc. | Fuel cell test system |
WO2010022321A1 (en) * | 2008-08-21 | 2010-02-25 | Georgia Tech Research Corporation | Gas sensors, methods of preparation thereof, methods of selecting gas sensor materials, and methods of use of gas sensors |
JP7342117B2 (ja) | 2018-10-09 | 2023-09-11 | チャート・エナジー・アンド・ケミカルズ,インコーポレーテッド | 混合冷媒冷却を伴う脱水素分離装置 |
CN111403780B (zh) * | 2020-03-25 | 2021-02-12 | 上海捷氢科技有限公司 | 一种燃料电池系统的停机处理方法及装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4500391A (en) * | 1983-10-13 | 1985-02-19 | Allied Corporation | Method of and system for real time differential pulse detection |
JP2633280B2 (ja) * | 1988-01-29 | 1997-07-23 | 三井造船株式会社 | 電気分析方法 |
-
1992
- 1992-10-23 US US07/966,002 patent/US5262034A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-22 JP JP5265194A patent/JPH06236767A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5262034A (en) | 1993-11-16 |
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