JPH06236458A - ファジィパターン認識装置 - Google Patents

ファジィパターン認識装置

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Publication number
JPH06236458A
JPH06236458A JP5041779A JP4177993A JPH06236458A JP H06236458 A JPH06236458 A JP H06236458A JP 5041779 A JP5041779 A JP 5041779A JP 4177993 A JP4177993 A JP 4177993A JP H06236458 A JPH06236458 A JP H06236458A
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JP
Japan
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template
image
fuzzy
image data
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP5041779A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Kazeto
裕彦 風戸
Kazuhiro Kawamura
和広 川村
Takashi Tsunoda
隆 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファジィパターン認識において、適合度がよ
り速く求められるようにすることを目的とする。 【構成】 画像データのドット毎の階調値と閾値との比
較により、各ドットの値を「0」か「1」にする画像デ
ータの2値化がマッチングデータ選択部21で行わる。
そして並列して、この2値化により「1」が与えられた
ドットに対応するファジィテンプレートのテンプレート
データの累積加算がテンプレートマッチング部220〜
229で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファジィ理論を利用
して、例えば手書き文字のように厳密な形状に限定され
ていない図形を境界のあいまいなファジィテンプレート
によって評価し分類するファジィパターン認識装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】手書きによるあいまいな文字を認識する
手段として、ファジィ推論を利用したファジィパターン
認識がある。これは、メンバシップ関数によるドットで
構成されたファジィテンプレートを複数用意し、このフ
ァジィテンプレートに対する認識対象の文字との適合度
を求め、この適合度により認識対象の文字を識別しよう
とするものである。例えば、手書きの数字を認識しよう
とする場合、まず、「0」〜「9」に対応する10個の
ファジィテンプレートを用意する。ついで、ドットで構
成された画像データとして入力された認識対象の数字
と、この「0」〜「9」のファジィテンプレートとの適
合度をそれぞれ求め、これにより認識対象の数字を決定
する。
【0003】図3は、この従来の手書き文字の数字を認
識するファジィパターン認識装置の構成を示す構成図で
ある。同図において、1は認識する画像を13×20の
ドットに分割して取り込み、それぞれに入力の明るさに
対応した0〜9の階調値を与える画像読み取り部、2は
取り込んでドット毎の階調値のデータに変換された画像
データを記憶しておく画像記憶部、3は「0」〜「9」
のファジィテンプレートが格納されているテンプレート
記憶部、5aはテンプレート記憶部3に格納されている
ファジィテンプレートそれぞれと、画像記憶部2に記憶
されている入力された画像データとの適合度を算出する
などの処理を行うマイクロプロセッサである。また、6
はデータバス、7はアドレスバスである。
【0004】例えば、手書き文字「5」を入力した場
合、画像記憶部2に記憶される画像データは、図4
(a)に示すように、各ドットに階調値が与えられたも
のとなっている。また例えば、テンプレート記憶部3に
設定されている数字「5」のファジィテンプレートは、
図4(b)に示すように、メンバシップ関数により算出
された適合度が、入力画像のドットに対応して与えられ
ている。そして、これらは、図4(c)に示すように、
ドット座標(1,1)が番地[0],ドット座標(2,
1)が番地[1]・・ドット座標(3,4)が番地[4
1]・・というように対応して、画像記憶部2,テンプ
レート記憶部3それぞれの番地[0]〜[259]に格
納されている。
【0005】次に、このファジィパターン認識装置のマ
イクロプロセッサ5aの動作について、図5のタイミン
グチャートを用いて説明する。まず、マイクロプロセッ
サ5aは、アドレスバス7を介して画像記憶部2に番地
[0]を出力して、画像記憶部2に記憶されている番地
[0]の画像データ「1」をデータバス6を介して読み
出し(ステップS51)、予め設定されている閾値
「6」との大小を比較する(ステップS52)。
【0006】比較の結果、画像データが閾値より大きい
場合は(ステップS53)、この番地に対応するテンプ
レート記憶部3の番地[0]のテンプレートデータ
「3」を読み出し(ステップS54)、累積加算する
(ステップS55)。この場合は、画像記憶部2の番地
[0]の画像データ「1」は、閾値「6」より小さいの
で、テンプレート記憶部3の番地[0]のテンプレート
データ「1」は累積加算されない。そして、読み出す番
地を更新し(ステップS56)、再び上記と同様のこと
を繰り返す。
【0007】ここで、以上の動作を、手書き文字「5」
が入力されていて、これとファジィテンプレート「5」
との適合度を求める場合について考えると、以下のよう
になる。すなわち、画像記憶部2に記憶されている画像
データの中で、階調値6より大きいものは、図4(a)
に示す白抜き数字で示された階調値である。そして、図
4(a)に示す白抜き文字の番地に対応する、ファジィ
テンプレート「5」のテンプレート記憶部3における番
地の値は、図4(b)の白ぬきの数字で示したものとな
る。図5に示した6個のステップを260回繰り返すこ
とにより、これら、図4(b)に示す白抜きの数字全て
が加算され、適合度583を得る。
【0008】以上のようにして、テンプレート記憶部3
に設定されている全てのファジィテンプレートに対する
適合度を算出し、これにより最も可能性の高いファジィ
テンプレートを選び、図示していない出力手段などにそ
の結果を出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は、以上のように
構成されていたので、適合度の算出に時間がかかるとい
う問題があった。すなわち、マイクロプロセッサ5a
は、一度に1つの処理しかしないので、前述したよう
に、260画素のデータについて処理する場合、入力画
像の1つのファジィテンプレートに対する適合度を算出
するのに、6×260のステップを踏んで、ドットデー
タの読み出しなどの処理を1つ1つ順に処理して行かな
ければならなかった。これでは、例えば、「0」〜
「9」のファジィテンプレートに対する適合度を求めよ
うとすると、6×260×10のステップが必要とな
り、ファジィテンプレートが増えれば増えるほど、適合
度算出のための時間が増大してしまう。
【0010】この発明は、以上のような問題点を解消す
るために成されたものであり、ファジィパターン認識に
おいて、適合度がより速く求められるようにすることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のファジィパタ
ーン認識装置は、認識対象の画像を所定の数のドットに
分割して読み取る画像読み取り部と、画像読み取り部が
取り込んだ画像データを記憶する画像記憶部と、画像記
憶部に記憶されている画像データのドット毎の階調値を
読み込み、この階調値が予め設定されている閾値より大
きいときは信号を出力するコンパレータと、メンバシッ
プ関数から作られるファジィテンプレートを予め設定し
てあるテンプレートメモリと、コンパレータより信号が
出力されているときは、画像データのドットに対応する
テンプレートメモリのテンプレートデータを累積加算す
る累積加算手段と、画像読み取り部,画像記憶部,コン
パレータ,テンプレートメモリ,累積加算器におけるデ
ータの読み出し書き込みなどを制御するマクロプロセッ
サとを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】画像データのドット毎の階調値と閾値との比較
により、各ドットの値を「0」か「1」にする画像デー
タの2値化と、この2値化により「1」が与えられたド
ットに対応するファジィテンプレートのテンプレートデ
ータの累積加算とを並列して行う。
【0013】
【実施例】以下この発明の1実施例を図を参照して説明
する。図1は、この発明の1実施例であるファジィパタ
ーン認識装置の構成を示す構成図である。同図におい
て、1は画像読み取り部、2は画像読み取り部1で取り
込んだ画像データを記憶しておく画像記憶部、4は画像
記憶部2に記憶されている入力された画像データの適合
度を算出する処理を行うマッチング処理部、5は画像読
み取り部1,画像記憶部2,マッチング処理部4に対し
て、データの読み出し,書き込みなどの制御を行うマイ
クロプロセッサ、6はデータバス、7はアドレスバスで
ある。
【0014】また、21はマッチング処理部4のマッチ
ングデータ選択部であり、入力された値と予め設定され
ている閾値「6」とを比較して入力された値が閾値
「6」より大きいときはイネーブル信号9を出力するコ
ンパレータ21aより構成されている。そして、220
〜229はマッチング処理部4のテンプレートマッチン
グ部であり、ファジィテンプレートが記憶されているテ
ンプレートメモリ22aと、コンパレータ21aがイネ
ーブル信号9を出力しているときはテンプレートメモリ
22aから出力されたテンプレートデータを累積加算す
る累積加算器22bとから構成されている。ここで、テ
ンプレートマッチング部220〜229のテンプレート
メモリ22aには、それそれ数字「0」〜「9」のファ
ジィテンプレートが設定されている。
【0015】次に、図2のタイミングチャートを用い
て、このファジィパターン認識装置の動作について説明
する。ここでは、画像記憶部2に図4(a)に示すデー
タが記憶されている場合について説明する。また、テン
プレートマッチング部220〜229については、テン
プレートマッチング部225を代表にして説明する。ま
ず、マイクロプロセッサ5より出力されるクリアー信号
8によって累積加算器22b内の加算結果が「0」とな
る。ついで、マイクロプロセッサ5は、図4(a)に示
すように、画像記憶部2に記憶されている各ドットに階
調値が与えられた入力画像の番地と、この番地に対応す
る画像データを順次出力する。
【0016】すなわち、まず、ステップS1として、番
地[0]をアドレスバス7に出力し、同時にこの番地
[0]に対応する入力画像のデータ「1」(図4
(a))をデータバス6に出力する。データバス6に出
力された画像データ「1」を受けたマッチングデータ選
択部21のコンパレータ21aでは、予め設定されてい
る閾値「6」とこの画像データ「1」との大小を比較す
る。そして、画像データ「1」が閾値「6」より小さい
ので、累積加算器22bに対してイネーブル信号9を出
力しない。
【0017】一方、番地[0]をアドレスバス7より受
けたテンプレートマッチング部225のテンプレートメ
モリ22aは、設定されている数字「5」のファジィテ
ンプレートの番地[0]のテンプレートデータ「3」
(図4(b))を累積加算器22bに対して出力する。
ここで、イネーブル信号9を受けていない累積加算器2
2bでは、テンプレートメモリ22aよりテンプレート
データ「3」が出力されているが加算しない。
【0018】この、ファジィパターン認識装置では、図
3に示すように、以上の動作が並列してステップS1と
して行われる。次いでステップS2,S3・・として、
マイクロプロセッサ5は、入力画像の番地と、この番地
に対応する画像データを順次出力しており、アドレスバ
ス7に番地[1],番地[2]・・、データバス6に画
像データ「2」,画像データ「4」・・と出力してい
く。そして、マッチング処理部4では、コンパレータ2
1aで画像データと閾値との大小を比較して、これによ
りイネーブル信号9の出力を制御し、このイネーブル信
号9の出力、無出力により、累積加算器22bの加算動
作を制御する。
【0019】例えば、ステップS15(図2)では、マ
イクロプロセッサ5から番地[14]がアドレスバス7
に出力され、この番地の画像データ「7」は閾値「6」
より大きいので、コンパレータ21よりイネーブル信号
9が出力される。累積加算器22aでは、このイネーブ
ル信号9を受けることにより、このときテンプレートメ
モリ22aより出力されるテンプレートデータ「9」を
累積加算する。
【0020】以上のことを、マイクロプロセッサ5が出
力する番地[259]まで繰り返すと、累積加算器22
bでは、累積加算結果が「583」となる。マイクロプ
ロセッサ5は、番地[259]を出力すると、次いで累
積加算器22bの番地[M0]〜[M9]を順次出力
し、テンプレートマッチング部220〜229それぞれ
の累積加算器22bより累積加算結果を読み出す。例え
ば、マイクロプロセッサ5が番地[M5]を出力したと
きは、テンプレートマッチング部225の累積加算器2
2bより累積加算結果「583」を読み出し、これを入
力画像のファジィテンプレート「5」に対する適合度と
する。
【0021】以上のように、この実施例では、260画
素の入力画像データについて処理する場合、入力画像の
1つのファジィテンプレートに対する適合度を算出する
のに260ステップで済む。また、テンプレートマッチ
ング部をファジィテンプレートの数だけ設けているの
で、入力画像の複数のファジィテンプレートに対する適
合度が、一度に算出されるので、従来に比較して約1/
60のステップで済むことになる。なお、テンプレート
マッチング部は1個でも良く、この場合でも従来より約
1/6のステップで適合度が算出できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、取り込んだ画像データの各ドットの階調値の読み出
し、その値の2値化処理、ファジィテンプレートの各ド
ット毎の比較、各ドット毎の適合度の算出が同時に行わ
れるので、適合度算出が高速に行えるという効果を有す
る。また、テンプレートメモリと累積加算手段とを複数
設けることで、各ファジィテンプレートとの照合が同時
に行えるようになるので、適合度の算出がより高速に行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例であるファジィパターン認
識装置の構成を示す構成図である。
【図2】図1のファジィパターン認識装置の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図3】従来のファジィパターン認識装置の構成を示す
構成図である。
【図4】ドット毎に階調値が与えられた入力した手書き
文字「5」の画像データと、それに対応するファジィフ
ァジィテンプレート「5」を示す説明図である。
【図5】従来のファジィパターン認識装置の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 画像読み取り部 2 画像記憶部 4 マッチング処理部 5 マイクロプロセッサ 6 データバス 7 アドレスバス 8 クリアー信号 9 イネーブル信号 21 マッチングデータ選択部 21a コンパレータ 22a テンプレートメモリ 22b 累積加算器 220〜229 テンプレートマッチング部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファジィ集合を規定するメンバシップ関
    数に基づいてパターン認識を行う装置において、 認識対象の画像を所定の数のドットに分割して読み取る
    画像読み取り部と、 前記画像読み取り部が取り込んだ画像データを記憶する
    画像記憶部と、 前記画像記憶部に記憶されている画像データのドット毎
    の階調値を読み込み、この階調値が予め設定されている
    閾値より大きいときは信号を出力するコンパレータと、 メンバシップ関数から作られるファジィテンプレートを
    予め設定してあるテンプレートメモリと、 前記コンパレータより前記信号が出力されているとき
    は、前記画像データのドットに対応する前記テンプレー
    トメモリのテンプレートデータを累積加算する累積加算
    手段と、 前記画像読み取り部,画像記憶部,コンパレータ,テン
    プレートメモリ,累積加算器におけるデータの読み出し
    書き込みなどを制御するマクロプロセッサとを有するこ
    とを特徴とするファジィパターン認識装置。
JP5041779A 1993-02-08 1993-02-08 ファジィパターン認識装置 Pending JPH06236458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5041779A JPH06236458A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 ファジィパターン認識装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5041779A JPH06236458A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 ファジィパターン認識装置

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JPH06236458A true JPH06236458A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12617862

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5041779A Pending JPH06236458A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 ファジィパターン認識装置

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