JPH06236136A - ホログラム再生治具 - Google Patents

ホログラム再生治具

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JPH06236136A
JPH06236136A JP4596793A JP4596793A JPH06236136A JP H06236136 A JPH06236136 A JP H06236136A JP 4596793 A JP4596793 A JP 4596793A JP 4596793 A JP4596793 A JP 4596793A JP H06236136 A JPH06236136 A JP H06236136A
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hologram
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Takashi Sato
高志 佐藤
Yoshiaki Tada
芳昭 多田
Akihiko Kobayashi
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホログラム2を保持するホルダー3と、ホロ
グラム2の再生用光源4を保持するホルダー5と、ホロ
グラム2の記録再生像を投影するスクリーン6のホルダ
ー7と、各ホルダー3、5、7が取り付けられるベース
10とを備える。各ホルダー3、5、7に保持されたホ
ログラム2と光源4とスクリーン6の相対位置を、スク
リーン6に再生される記録像が鮮明になるよう変更する
手段を備える。 【効果】 多重露光されたホログラムであっても鮮明な
記録再生像を得ることができ、また、記録条件の異なる
ホログラムの記録を一台で再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホログラムの製造現場
やホログラムを用いた教育現場等において、ホログラム
の記録内容の再生に用いられるホログラム再生治具に関
する。
【0002】
【従来の技術】ホログラムの記録再生像の鮮明度は、ホ
ログラムと再生用光源との距離、ホログラムとスクリー
ンとの距離、再生光の照射角度、レンズを用いる場合は
レンズの位置の影響を受ける。
【0003】そこで、ホログラムの記録再生のため、ホ
ログラムを保持するホルダーと、ホログラムの再生用光
源を保持するホルダーと、ホログラムの記録再生像を投
影するスクリーンのホルダーと、必要に応じホログラム
の再生光の屈折用レンズを保持するホルダーと、各ホル
ダーが取り付けられるベースとを備えたホログラム再生
治具が用いられている。
【0004】従来のホログラム再生治具にあっては、各
ホルダーに保持されたホログラムと光源とレンズとスク
リーンの相対位置がホログラムの記録再生に最適な位置
となるよう、各ホルダーはベースに固定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ホログラムの記録再生
に最適なホログラムと光源とレンズとスクリーンの相対
位置は、記録条件が同一であっても製造誤差により変動
する。特に、ホログラム記録材料に複数の像を記録させ
るため多重露光を行う場合、複数回の露光により記録材
料の干渉縞が疎になるため、その再生に適したホログラ
ムと光源とレンズとスクリーンの相対位置の許容変動範
囲は狭くなる。しかし、従来のように各ホルダーをベー
スに固定した専用の再生治具では、その相対位置を調節
することができず、鮮明な再生像を得ることができない
場合があった。
【0006】また、ホログラムの記録条件が異なれば記
録再生に最適なホログラムと光源とレンズとスクリーン
の相対位置は異なったものになるため、従来のような専
用の再生治具を用いる場合、ホログラムの記録条件に応
じ多数の治具が必要とされ不経済なものである。
【0007】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ことのできるホログラム再生治具を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のホログラム再生
治具は、ホログラムを保持するホルダーと、ホログラム
の再生用光源を保持するホルダーと、ホログラムの記録
再生像を投影するスクリーンのホルダーと、各ホルダー
が取り付けられるベースと、各ホルダーに保持されたホ
ログラムと光源とスクリーンの相対位置を変更する手段
とを備えることを特徴とする。
【0009】そのベースに案内部材が設けられ、その案
内部材に沿ってホログラムホルダーと光源ホルダーとが
直線的に移動可能かつベースに対し位置決め可能とされ
ているのが好ましい。
【0010】ベースに案内部材を設ける場合、ホログラ
ムホルダーと光源ホルダーとがそれぞれ台座部材とコラ
ム部材と昇降部材と保持部材とを有し、その台座部材が
案内部材に沿って直線的に移動可能かつベースに対し位
置決め可能とされ、そのコラム部材が台座部材の移動方
向に直角な方向に移動可能かつ位置決め可能に台座部材
に取り付けられ、その昇降部材が台座部材とコラム部材
の移動方向に直角な方向に移動可能かつ位置決め可能に
コラム部材に取り付けられ、その保持部材が台座部材の
移動方向に直角な軸中心に回転可能かつ位置決め可能に
昇降部材に取り付けられ、ホログラムホルダーの保持部
材にホログラムが保持され、光源ホルダーの保持部材に
光源が保持されるのが好ましい。
【0011】また、ベースに案内部材を設ける場合、ホ
ログラムの再生光の屈折用レンズのホルダーを備え、そ
のレンズホルダーは台座部材とコラム部材と昇降部材と
保持部材とを有し、その台座部材が案内部材に沿って直
線的に移動可能かつベースに対し位置決め可能とされ、
そのコラム部材が台座部材の移動方向に直角な方向に移
動可能かつ位置決め可能に台座部材に取り付けられ、そ
の昇降部材が台座部材とコラム部材の移動方向に直角な
方向に移動可能かつ位置決め可能にコラム部材に取り付
けられ、その保持部材が台座部材の移動方向に直角な軸
中心に回転可能かつ位置決め可能に昇降部材に取り付け
られ、その保持部材にレンズが保持部材の回転軸に直角
な軸中心に回転可能かつ位置決め可能に取り付けられて
いるのが好ましい。
【0012】ベースに互いに平行な一対のレールが取り
付けられ、各レールそれぞれが案内部材とされ、一方の
レールに沿い移動するホルダーの台座部材と他方のレー
ルに沿い移動するホルダーの台座部材とが干渉しないよ
うに両レールの間隔が設定されているのが好ましい。
【0013】
【作用】本発明の構成によれば、ホログラムと光源とス
クリーンの相対位置を変更することができるので、その
相対位置をホログラムの記録再生に最適な位置に設定す
ることができる。
【0014】ベースに設けられた案内部材に沿ってホロ
グラムホルダーと光源ホルダーとが直線的に移動するこ
とで、ホログラムと光源とスクリーンの案内部材に沿っ
た相対位置を変更することができ、ホログラムホルダー
と光源ホルダーとがベースに対し位置決めされることで
ホログラムと光源とスクリーンの相対位置を一定位置に
設定できる。
【0015】各ホルダーの台座部材が案内部材に沿って
直線的に移動可能かつベースに対し位置決め可能とされ
ることで、ホログラムと光源とレンズとスクリーンの案
内部材に沿った相対位置を変更して一定位置に設定でき
る。各ホルダーのコラム部材が台座部材の移動方向に直
角な方向に移動可能かつ位置決め可能に台座部材に取り
付けられることで、ホログラムと光源とレンズとスクリ
ーンのコラム部材移動方向に沿った相対位置を変更して
一定位置に設定できる。各ホルダーの昇降部材が台座部
材とコラム部材の移動方向に直角な方向に移動可能かつ
位置決め可能にコラム部材に取り付けられることで、ホ
ログラムと光源とレンズとスクリーンの昇降部材移動方
向に沿った相対位置を変更して一定位置に設定できる。
各ホルダーの保持部材が台座部材の移動方向に直角な軸
中心に回転可能かつ位置決め可能に昇降部材に取り付け
られることで、ホログラムと光源とレンズとスクリーン
の保持部材回転軸まわりの相対位置を変更して一定位置
に設定できる。レンズホルダーの保持部材にレンズが保
持部材の回転軸に直角な軸中心に回転可能に取り付けら
ることで、レンズに対するホログラムと光源とスクリー
ンのレンズ回転軸まわりの相対位置を変更して一定位置
に設定できる。
【0016】一対のレールそれぞれが案内部材とされ、
一方のレールに沿い移動するホルダーの台座部材と他方
のレールに沿い移動するホルダーの台座部材とが干渉し
ないように両レールの間隔が設定されることで、ホログ
ラムと光源とレンズのレール案内方向に沿う移動が、各
台座部材の互いの干渉により妨げられるのを防止でき、
ホログラムと光源とレンズとスクリーンとを可及的に接
近させることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】図1に示すホログラム再生治具1は、ホロ
グラム2を保持するホログラムホルダー3と、ホログラ
ム2の再生用光源4を保持する光源ホルダー5と、ホロ
グラム2の記録再生像を投影するスクリーン6のスクリ
ーンホルダー7と、ホログラム2の再生光の屈折用レン
ズを保持するレンズホルダー9と、各ホルダー3、5、
7、9が取り付けられるベース10とを備える。そのレ
ンズとレンズホルダー9は、本実施例では一対とされて
いる。そのベース10には互いに平行な一対のレール1
1、12が取り付けられ、各レール11、12がそれぞ
れ案内部材とされている。
【0019】図2、図3に示すように、ホログラムホル
ダー3は、台座部材20とコラム部材21と昇降部材2
2と保持部材23とを有する。
【0020】その台座部材20の底部に溝20aが形成
され、この溝20aに前記レール11、12の一方が嵌
合され、これにより、台座部材20はレール11、12
に沿って直線的に移動可能とされている。また、台座部
材20にレール11、12の長手方向(本実施例では前
後方向)に沿う長孔24が形成され、この長孔24に雄
ねじ25が前後方向に相対移動可能に挿入されている。
一方、ベース10に各レール11、12に沿って複数の
雌ねじ孔13が形成されている。その雌ねじ孔13に雄
ねじ25がねじ込まれ、雄ねじ25の頭部が台座部材2
0に押し付けられることで、台座部材20はベース10
に対し位置決めされる。また、ベース10上にブロック
26が載置され、このブロック26は雌ねじ孔13にね
じ込まれる雄ねじ27によりベース10に固定される。
このブロック26に雄ねじ28がねじ合わされ、この雄
ねじ28の一端は台座部材20に当接する。これによ
り、雄ねじ28を回転させて台座部材20と雄ねじ28
との当接位置を調節することで、台座部材20の前後方
向に沿う位置の微調節が可能とされている。
【0021】そのコラム部材21に側面視L字形のブラ
ケット30がボルト31により取り付けられ、そのブラ
ケット30に台座部材20の移動方向に直角な横方向
(本実施例では左右方向)に沿う一対の長孔32が形成
され、各長孔32に雄ねじ33が左右方向に相対移動可
能に挿入されている。一方、台座部材20に雌ねじ孔が
形成され、その雌ねじ孔に雄ねじ33がねじ込まれ、こ
れにより、コラム部材21は左右方向に移動可能とされ
ている。また、その雄ねじ33の頭部が台座部材20に
押し付けられることで、コラム部材21は台座部材20
に対し位置決めされる。
【0022】そのコラム部材21に、台座部材20とコ
ラム部材21の移動方向に直角な方向(本実施例では上
下方向)に沿う案内溝35が形成され、この案内溝35
に昇降部材22が上下方向に移動可能に嵌合されてい
る。その案内溝35の底部に上下方向に沿う長孔36が
形成され、その長孔36に雄ねじ37が上下方向に相対
移動可能に挿入されている。一方、昇降部材22に雌ね
じ孔が形成され、その雌ねじ孔に雄ねじ37がねじ込ま
れ、その雄ねじ37の頭部がコラム部材21押し付けら
れることで、昇降部材22はコラム部材21対し位置決
めされる。また、その案内溝35にブロック40が上下
方向に移動可能に嵌合され、その長孔36に雄ねじ41
が上下方向に相対移動可能に挿入され、一方、そのブロ
ック40に雌ねじ孔が形成され、その雌ねじ孔に雄ねじ
41がねじ込まれ、その雄ねじ41の頭部がコラム部材
21押し付けられることで、ブロック40はコラム部材
21に対し位置決めされる。そのブロック40に雄ねじ
42がねじ合わされ、この雄ねじ42の一端は昇降部材
22に当接する。これにより、雄ねじ42を回転させて
昇降部材22と雄ねじ42との当接位置を変更すること
で、昇降部材22の上下方向に沿う位置の微調節が可能
とされている。
【0023】その昇降部材22に通孔50が形成され、
この通孔50に左右に沿う支軸51が回転可能に挿入さ
れている。その支軸51の一端に前記保持部材23が取
り付けられ、また、支軸51の他端に摘み52が取り付
けられている。これにより、その保持部材23は支軸5
1中心に回転可能とされている。また、昇降部材22に
は通孔50の内外を連通する割り溝22aが形成され、
この割り溝22aを貫通する雄ねじ53が昇降部材22
にねじ込まれることで、通孔50の内周面により支軸5
1が押し付けられ、これにより保持部材23は支軸51
中心に回転可能かつ昇降部材22に対し位置決め可能と
されている。その保持部材23は、フレーム状の受部材
23aと、この受部材23aの上下部にボルト55によ
り取り付けられた一対のプレート状の押さえ部材23b
とから構成され、その受部材23aと押さえ部材23b
との間に形成された凹部23cにホログラム2が嵌め込
まれ、その押さえ部材23bにねじ込まれるボルト56
によってホログラム2の周囲部を押し付けることでホロ
グラム2を保持部材23に固定する。
【0024】図4、図5に示すように、光源ホルダー5
は、台座部材60とコラム部材61と昇降部材62と保
持部材63とを有する。
【0025】その台座部材60の底部に溝60aが形成
され、この溝60aに前記レール11、12の一方が嵌
合され、これにより、台座部材60はレール11、12
に沿って直線的に移動可能とされている。また、台座部
材60に前後方向に沿う長孔64が形成され、この長孔
64に雄ねじ65が前後方向に相対移動可能に挿入され
ている。その雄ねじ64がベース10に形成された雌ね
じ孔13にねじ込まれ、雄ねじ65の頭部が台座部材6
0に押し付けられることで、台座部材60はベース10
に対し位置決めされる。また、ベース10上にブロック
66が載置され、このブロック66は雌ねじ孔13にね
じ込まれる雄ねじ67の頭部によりベース10に固定さ
れる。このブロック66に雄ねじ68がねじ合わされ、
この雄ねじ68の一端は台座部材60に当接する。これ
により、その雄ねじ68を回転させて台座部材60と雄
ねじ68との当接位置を変更することで、台座部材60
のレール11、12の前後位置の微調節が可能とされて
いる。
【0026】そのコラム部材61に側面視L字形のブラ
ケット70がボルト71により取り付けられ、そのブラ
ケット70に左右方向に沿う一対の長孔72が形成さ
れ、各長孔72に雄ねじ73が左右方向に相対移動可能
に挿入されている。一方、台座部材60に雌ねじ孔が形
成され、その雌ねじ孔に雄ねじ73がねじ込まれ、これ
により、コラム部材61は左右方向に移動可能とされて
いる。また、その雄ねじ73の頭部が台座部材60に押
し付けられることで、コラム部材61は台座部材60に
対し位置決めされる。
【0027】そのコラム部材61に上下方向に沿う案内
溝75が形成され、この案内溝75に昇降部材62が上
下方向に移動可能に嵌合されている。その案内溝75の
底部に上下方向に沿う長孔76が形成され、その長孔7
6に雄ねじ77が上下方向に相対移動可能に挿入されて
いる。一方、昇降部材62に雌ねじ孔が形成され、その
雌ねじ孔に雄ねじ77がねじ込まれ、その雄ねじ77の
頭部がコラム部材61押し付けられることで、昇降部材
62はコラム部材61に対し位置決めされる。また、そ
の案内溝75にブロック80が上下方向に移動可能に嵌
合され、その長孔76に雄ねじ81が上下方向に相対移
動可能に挿入され、一方、そのブロック80に雌ねじ孔
が形成され、その雌ねじ孔に雄ねじ81がねじ込まれ、
その雄ねじ81の頭部がコラム部材61に押し付けられ
ることで、ブロック80はコラム部材61対し位置決め
される。そのブロック80に雄ねじ82がねじ合わさ
れ、この雄ねじ82の一端は昇降部材62に当接する。
これにより、雄ねじ82を回転させて昇降部材62と雄
ねじ82との当接位置を変更することで、昇降部材62
の上下位置の微調節が可能とされている。
【0028】その昇降部材62に通孔90が形成され、
この通孔90に左右方向に沿う支軸91が回転可能に挿
入されている。その支軸91の一端に前記保持部材63
が取り付けられ、また、支軸91の他端に摘み92が取
り付けられている。これにより、その保持部材63は支
軸91中心に回転可能とされている。また、昇降部材6
2には通孔90の内外を連通する割り溝62aが形成さ
れ、この割り溝62aを貫通する雄ねじ93が昇降部材
62にねじ込まれることで、通孔90の内周面により支
軸91が押し付けられ、これにより保持部材63は支軸
91中心に回転可能かつ昇降部材62に対し位置決め可
能とされている。その保持部材63に通孔63aが形成
され、この通孔63aに円柱形の光源4が挿入されてい
る。また、その保持部材63に通孔63aの内外を連通
する割り溝63bが形成され、この割り溝63bを貫通
する雄ねじ95が保持部材63にねじ込まれることで、
通孔63aの内周面により光源4が押し付けられ、これ
により保持部材63は光源4を保持する。その光源4
は、本実施例では先端の照射口4aからレーザ光線を照
射する。
【0029】図1、図6に示すように、スクリーンホル
ダー7は、ベース10にボルト107により固定される
一対の支柱100と、この支柱100に取り付けられる
フレーム状の受部材101と、この受部材101の上下
部にボルト102により取り付けられた一対のプレート
状の押さえ部材103とを有する。各支柱100に上下
方向に沿う長孔100aが形成され、その長孔100a
にボルト104が上下方向に移動可能に挿入され、その
ボルト104により受部材101は支柱100に取り付
けられ、スクリーン6の高さ調節が可能とされている。
その受部材101と押さえ部材103との間にスクリー
ン6が挟み込まれる。
【0030】図7、図8に示すように、各レンズホルダ
ー9は、台座部材120とコラム部材121と昇降部材
122と保持部材123とを有する。
【0031】その台座部材120の底部に溝120aが
形成され、この溝120aに前記レール11、12の他
方が嵌合され、これにより、台座部材120はレール1
1、12に沿って直線的に移動可能とされている。ま
た、台座部材120に前後方向に沿う長孔124が形成
され、この長孔124に雄ねじ125が前後方向に相対
移動可能に挿入されている。その雄ねじ125が、ベー
ス10に形成された雌ねじ孔13にねじ込まれ、その雄
ねじ125の頭部が台座部材120に押し付けられるこ
とで、台座部材120はベース10に対し位置決めされ
る。また、ベース10上にブロック126が載置され、
このブロック126は雌ねじ孔13にねじ込まれる雄ね
じ127の頭部によりベース10に固定される。このブ
ロック126に雄ねじ128がねじ合わされ、この雄ね
じ128の一端は台座部材120に当接する。これによ
り、雄ねじ128を回転させて台座部材120と雄ねじ
128との当接位置を変更することで、台座部材120
の前後位置の微調節が可能とされている。
【0032】そのコラム部材121に側面視L字形のブ
ラケット130がボルト131により取り付けられ、そ
のブラケット130に左右方向に沿う一対の長孔132
が形成され、各長孔132に雄ねじ133が左右方向に
相対移動可能に挿入されている。一方、台座部材120
に雌ねじ孔が形成され、その雌ねじ孔に雄ねじ133が
ねじ込まれ、これにより、コラム部材121は左右方向
に移動可能とされている。また、その雄ねじ133の頭
部が台座部材120に押し付けられることで、コラム部
材121は台座部材120に対し位置決めされる。
【0033】そのコラム部材121に上下方向に沿う案
内溝135が形成され、この案内溝135に昇降部材1
22が上下方向に移動可能に嵌合されている。その案内
溝135の底部に上下方向に沿う長孔136が形成さ
れ、その長孔136に雄ねじ137が上下方向に相対移
動可能に挿入されている。一方、昇降部材122に雌ね
じ孔が形成され、その雌ねじ孔に雄ねじ137がねじ込
まれ、その雄ねじ137の頭部がコラム部材121に押
し付けられることで、昇降部材122はコラム部材12
1に対し位置決めされる。また、その案内溝135にブ
ロック140が上下方向に移動可能に嵌合され、その長
孔136に雄ねじ141が上下方向に相対移動可能に挿
入され、一方、そのブロック140に雌ねじ孔が形成さ
れ、その雌ねじ孔に雄ねじ141がねじ込まれ、その雄
ねじ141の頭部がコラム部材121押し付けられるこ
とで、ブロック140はコラム部材121に対し位置決
めされる。そのブロック140に雄ねじ142がねじ合
わされ、この雄ねじ142の一端は昇降部材122に当
接する。これにより、雄ねじ142を回転させて昇降部
材122と雄ねじ142の当接位置を変更することで、
昇降部材122の上下位置の微調節が可能とされてい
る。
【0034】その昇降部材122に通孔150が形成さ
れ、この通孔150に左右方向に沿う支軸151が回転
可能に挿入されている。その支軸151の一端に前記保
持部材123が取り付けられ、また、支軸151の他端
に摘み152が取り付けられている。これにより、その
保持部材123は支軸51中心に回転可能とされてい
る。また、昇降部材122には通孔150の内外を連通
する割り溝122aが形成され、この割り溝122aを
貫通する雄ねじ153が昇降部材122にねじ込まれる
ことで、通孔150の内周面により支軸151が押し付
けられ、これにより保持部材123は支軸151中心に
回転可能かつ昇降部材122に対し位置決め可能とされ
ている。その保持部材123の先端は二股部123aと
され、この二股部123aに一対のネジ軸155がねじ
込まれ、各ネジ軸155の先端にレンズ押さえブロック
156が相対回転可能に接続され、両レンズ押さえブロ
ック156の間にレンズ8が保持されている。これによ
り、そのレンズ8は保持部材123の回転軸に直角なネ
ジ軸155中心に回転可能とされている。また、各ネジ
軸155を回転させ、両レンズ押さえブロック156に
よりレンズ8を押し付けることで、レンズ8のネジ軸1
55中心の位置決めがなされる。
【0035】そして、ベース10に取り付けられた一対
のレール11、12の間隔は、一方のレール11に沿い
移動するホログラムホルダー3および光源ホルダー5の
台座部材20、60と、他方のレール12に沿い移動す
るレンズホルダー9の台座部材120とが干渉しないよ
うに設定されている。
【0036】上記ホログラム再生治具1によれば、光源
4から出るレーザー光線はレンズ8を介しホログラム2
に照射され、そのホログラム2を透過してレンズ8を介
しスクリーン6に至り、そのスクリーン6上に再生画像
が投影される。この際、ホログラム2と光源4とレンズ
8とスクリーン6の前後方向に沿う相対位置を変更する
ことができるので、その相対位置をホログラム2の記録
再生に最適な位置に設定し、鮮明な再生画像を得ること
ができる。すなわち、各ホルダー3、5、9の台座部材
20、60、120がレール11、12に沿って直線的
に前後移動しベース10に対し位置決めされることで、
ホログラム2と光源4とレンズ8とスクリーン6のレー
ル11、12に沿った相対位置を任意の一定位置に設定
できる。また、各ホルダー3、5、9のコラム部材2
1、56、121が左右方向に移動し台座部材20、6
0、120に対し位置決めされることで、ホログラム2
と光源4とレンズ8とスクリーン6の左右方向に沿った
相対位置を任意の一定位置に設定できる。また、各ホル
ダー3、5、9の昇降部材22、72、122が上下方
向に移動しコラム部材21、56、121に対し位置決
めされることで、ホログラム2と光源4とレンズ8とス
クリーン6の上下方向に沿った相対位置を任意の一定位
置に設定できる。また、各ホルダー3、5、9の保持部
材23、63、123が左右方向軸中心に回転し位置決
めされることで、ホログラム2と光源4とレンズ8とス
クリーン6の保持部材回転軸まわりの相対位置を任意の
一定位置に設定できる。また、レンズ8が保持部材12
3の回転軸に直角な軸中心に回転することで、レンズ8
に対するホログラム2と光源4とスクリーン6のレンズ
回転軸まわりの相対位置を任意位置に設定できる。
【0037】また、上記構成によれば、一対のレール1
1、12の間隔が、一方のレール11に沿い移動する台
座部材20、60と他方のレール12に沿い移動する台
座部材120とが干渉しないように設定されることで、
各ホルダー3、5、9のレール案内方向に沿う前後移動
が各台座部材20、60、120の互いの干渉により妨
げられるのを防止でき、ホログラム2と光源4とレンズ
8とスクリーン6とを可及的に接近させ、ホログラム2
の記録再生に適した相対位置に位置決めすることができ
る。
【0038】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、上記実施例ではレンズ8を一対としたが、
単一でもよく、なくてもよい。また、上記実施例では透
過型ホログラム2を再生したが、反射型ホログラムを再
生してもよく、この場合、図9に示すように、上記レン
ズホルダー9のレンズ保持部材123に換えてフレーム
状の補助スクリーン保持部材161を昇降部材122に
取り付けた補助スクリーンホルダー160を設け、その
スクリーン保持部材161に補助スクリーン162を保
持させ、その補助スクリーン162に反射型ホログラム
の記録再生像を投影させるようにしてもよい。また、上
記実施例ではスクリーンホルダー7をベース10に固定
したが、レール11、12に沿い移動可能としてもよ
く、その場合、ホログラムホルダー3あるいは光源ホル
ダー5をベース10に対し固定してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明のホログラム再生治具によれば、
多重露光されたホログラムであっても鮮明な記録再生像
を得ることができ、また、記録条件の異なるホログラム
の記録を一台で再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のホログラム再生治具の側面
【図2】 図1のII‐II線断面図
【図3】 図2のIII矢視図
【図4】 図1のIV‐IV線断面図
【図5】 図4のV矢視図
【図6】 図1のVI矢視図
【図7】 図1のVII‐VII線断面図
【図8】 図7のVIII矢視図
【図9】 本発明の実施例の補助スクリーンホルダーの
正面図
【符号の説明】
2 ホログラム 3 ホログラムホルダー 4 光源 5 光源ホルダー 6 スクリーン 7 スクリーンホルダー 10 ベース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホログラムを保持するホルダーと、ホロ
    グラムの再生用光源を保持するホルダーと、ホログラム
    の記録再生像を投影するスクリーンのホルダーと、各ホ
    ルダーが取り付けられるベースと、各ホルダーに保持さ
    れたホログラムと光源とスクリーンの相対位置を変更す
    る手段とを備えるホログラム再生治具。
  2. 【請求項2】 ベースに案内部材が設けられ、その案内
    部材に沿ってホログラムホルダーと光源ホルダーとが直
    線的に移動可能かつベースに対し位置決め可能とされて
    いる請求項1に記載のホログラム再生治具。
  3. 【請求項3】 ホログラムホルダーと光源ホルダーとが
    それぞれ台座部材とコラム部材と昇降部材と保持部材と
    を有し、その台座部材が案内部材に沿って直線的に移動
    可能かつベースに対し位置決め可能とされ、そのコラム
    部材が台座部材の移動方向に直角な方向に移動可能かつ
    位置決め可能に台座部材に取り付けられ、その昇降部材
    が台座部材とコラム部材の移動方向に直角な方向に移動
    可能かつ位置決め可能にコラム部材に取り付けられ、そ
    の保持部材が台座部材の移動方向に直角な軸中心に回転
    可能かつ位置決め可能に昇降部材に取り付けられ、ホロ
    グラムホルダーの保持部材にホログラムが保持され、光
    源ホルダーの保持部材に光源が保持される請求項2に記
    載のホログラム再生治具。
  4. 【請求項4】 ホログラムの再生光の屈折用レンズのホ
    ルダーを備え、そのレンズホルダーは台座部材とコラム
    部材と昇降部材と保持部材とを有し、その台座部材が案
    内部材に沿って直線的に移動可能かつベースに対し位置
    決め可能とされ、そのコラム部材が台座部材の移動方向
    に直角な方向に移動可能かつ位置決め可能に台座部材に
    取り付けられ、その昇降部材が台座部材とコラム部材の
    移動方向に直角な方向に移動可能かつ位置決め可能にコ
    ラム部材に取り付けられ、その保持部材が台座部材の移
    動方向に直角な軸中心に回転可能かつ位置決め可能に昇
    降部材に取り付けられ、その保持部材にレンズが保持部
    材の回転軸に直角な軸中心に回転可能かつ位置決め可能
    に取り付けられている請求項2または請求項3に記載の
    ホログラム再生治具。
  5. 【請求項5】 ベースに互いに平行な一対のレールが取
    り付けられ、各レールがそれぞれ案内部材とされ、一方
    のレールに沿い移動するホルダーの台座部材と他方のレ
    ールに沿い移動するホルダーの台座部材とが干渉しない
    ように両レールの間隔が設定されている請求項3または
    請求項4に記載のホログラム再生治具。
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