JPH06235960A - カメラのフィルム巻取り機構 - Google Patents

カメラのフィルム巻取り機構

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Publication number
JPH06235960A
JPH06235960A JP2151293A JP2151293A JPH06235960A JP H06235960 A JPH06235960 A JP H06235960A JP 2151293 A JP2151293 A JP 2151293A JP 2151293 A JP2151293 A JP 2151293A JP H06235960 A JPH06235960 A JP H06235960A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
winding
winding chamber
film winding
chamber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2151293A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sato
有一 佐藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2151293A priority Critical patent/JPH06235960A/ja
Publication of JPH06235960A publication Critical patent/JPH06235960A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、従来のフィルム巻取り機構の欠点
を除去し、フィルムを巻き付けるスプールを持たない、
構造の簡単なカメラのフィルム巻取り機構を提供するに
ある。 【構成】 フィルムの巻取り室9と、この巻取り室の内
周壁9aに設けられた複数のローラ21と、上記巻取り
室内にて回転駆動されるとともに、上記内周壁に向けて
圧接されるように付勢された部分を有する回転手段1
9,20とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラのフィルム巻
取り機構、詳しくはカメラのフィルム供給室から給送機
構によって送出されたロールフィルムをフィルム巻取り
室内に円滑に巻き取るフィルム巻取り機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ロールフィルムを使用するカメラにおい
ては、ロールフィルムを収納したパトローネをカメラの
フィルム供給室内に装填し、フィルムのリーダ部を所定
位置に配置した後、裏蓋を閉じることにより自動的に最
初の2,3駒のフィルムが空送りされてフィルムを撮影
状態にセットするようになっている。
【0003】そして、このようにしてオートローディン
グされたフィルムおよび撮影済みのフィルムを巻き上げ
るフィルム巻取り機構は、一般的にフィルム収納室、つ
まりフィルム巻取り室と、このフィルム巻取り室内に回
転自在に配設されていて、周面にフィルムをロール状に
巻き付けるスプールと、フィルムを上記巻取り室内に導
くガイド部材、フィルムを巻き付けるための爪,ローラ
等で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来のフ
ィルム巻取り機構は、部品点数が多く、構造が複雑で高
価になるばかりでなく、スプールの取付精度も要求さ
れ、組み立ても厄介になるという欠点を有していた。
【0005】本発明の目的は、このような従来のフィル
ム巻取り機構の欠点を除去し、フィルムを巻き付けるス
プールを持たない、構造の簡単なフィルム巻取り機構を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラのフ
ィルム巻取り機構は、フィルムの巻取り室と、この巻取
り室の内周壁に設けられた複数のローラと、上記巻取り
室内にて回転駆動されると共に、上記内周壁に向けて圧
接されるように付勢された部分を有する回転手段とを具
備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】フィルム給送機構により給送されたフィルム
を、フィルム巻取り室内に向けて案内し、同フィルムを
上記回転手段によって巻取り室の内周壁に向けて押圧し
ながら巻取り室内に巻き込む。
【0008】
【実施例】以下、図示の一実施例によって本発明を説明
する。図1は、上記実施例のフィルム巻取り機構を有す
るカメラの裏蓋を取り除いて示した背面図である。カメ
ラ本体1は、その背面側の中程に、撮影画面開口を形成
するアパーチャ3が設けられており、同アパーチャ3の
上下縁部にはフィルムの給送方向に平行するフィルムレ
ール4,4が形成されていて、同フィルムレール4,4
の更に上下には圧板レール5,5が平行して形成されて
いる。上記フィルムレール4,4は、そのレール面で撮
影光軸上におけるフィルムの前後方向の位置を規制し、
上記フィルムレール5,5は、そのレール面が後述する
圧板10(図2参照)の受け面となっていると共に、そ
の内側面でフィルムの上下方向の位置を規制するように
なっている。
【0009】また、上記アパーチャ3の一側方(図では
左側方)にはフィルムパトローネを装填するフィルム供
給室6が、また他側方(図では右側方)には給送された
フィルムを収納するフィルム巻取り室9がそれぞれ配設
されている。上記フィルム供給室6内には撮影済みのフ
ィルムを巻き戻すための、周知のフィルム巻戻用フォー
ク部材7が配設されている。
【0010】そして、図2,図3,図4に示すように、
上記フィルム巻取り室9には、フィルム巻込用部材19
および複数のガイドローラ21が配設されており、同フ
ィルム巻取り室9と上記アパーチャ3との間には、スプ
ロケット8,フィルムのガイド部材18からなるフィル
ム給送機構が配設されている。上記スプロケット8は、
カメラ本体1の、上記アパーチャ3とフィルム巻取り室
9との間に設けられた凹部1a内に回転自在に配設され
ており、そのスプロケット軸8bの上下両端部のスプロ
ケットホイールの周面に等間隔に複数個形成されたスプ
ロケット爪8aがフィルム22のパーフォレーションに
嵌入するようになっていて、スプロケット軸8bの上端
部にはスプロケット駆動用ギヤー15が取り付けられて
いる。
【0011】上記ガイド部材18は、上記スプロケット
爪8aを除いて該スプロケット8を覆うと共に、その外
面にフィルムガイド面18aを、内面に上記フィルム巻
取り室9の一部の内壁面18bをそれぞれ構成するよう
に板部材を折り曲げて形成されており、両端縁部をカメ
ラ本体1に固定して配設されている。従って、上記スプ
ロケット爪8aは、少なくともその1つがガイド部材1
8の上記フィルムガイド面18aからフィルム通路側に
突出する。
【0012】上記フィルム巻取り室9は、カメラ本体1
に設けられた、背面側が開放された略円柱状の空洞で形
成されていて、その開放部の一部に上記内壁面18bが
連設され、残りの開放部がフィルム挿入用開口23とな
っている。そして、このように略円柱状の空洞で形成さ
れた巻取り室9の内壁面9a内には、複数本の細径の上
記ガイドローラ21がそれぞれ等間隔位置に、その外周
面の一部を巻取り室9の内壁面9aより僅かに突出する
ようにして回転自在に配設されている。このガイドロー
ラ21は、フィルム22の先端部22aが巻取り室9の
内壁面9aに対して滑り易くするために設けられたもの
である。
【0013】このフィルム巻取り室9の中心軸上には、
上記フィルム巻込用部材19の巻込駆動ギヤー17(図
2,図4参照)が巻取り室9の天井壁(図示されず)に
回転自在に配設されており、この巻込駆動ギヤー17
の、フィルム巻取り室9内に延び出したボス軸の下面に
は、上記フィルム巻込用部材19が固定されている。即
ち、このフィルム巻込用部材19は、取付用円板19b
と、この取付用円板19bに基部が一体に固定されてい
て、先端部が斜め下方に延び出した弾性を有する回動腕
19aと、この回動腕19aの先端に固定されており、
同腕の弾性により付勢されて巻取り室9の内壁面9aに
軽く圧接する摩擦部材20とで構成されていて、上記取
付用円板19bをビス24によって上記ボス軸の下面に
取り付けることにより巻込駆動ギヤー17と一体にな
る。従って、該駆動ギヤー17が回転すると、上記摩擦
部材20はフィルム巻取り室9の内壁面9aに沿ってミ
ソスリ回転をする。この摩擦部材20は摩擦係数が大き
い、例えばゴム等の材質で作られている。また、上記巻
込駆動ギヤー17は、図2,図4に示す如く、上記巻取
り室9の天井壁上においてアイドルギヤー16を介して
前記スプロケット駆動用ギヤー15に連結されていて、
同ギヤー15と同方向に回転するようになっている。
【0014】上記スプロケット駆動用ギヤー15と上記
巻込駆動ギヤー17の回転比は、次のように設定され
る。即ち、スプロケット駆動用ギヤー15は、その回転
によりフィルム22を1駒分送るようになっており、送
られたフィルム22はフィルム巻取り室9の内壁面9a
に沿ってループ状になるが、巻込駆動ギヤー17は、給
送フィルム1駒分がループ状になる角度よりも大きい回
転角になるように、そのギヤー比が決められている。従
って、摩擦部材20の初期位置がいかなる角度位置にあ
っても、フィルム22の空送りでフィルム駒No1が撮
影位置にセットされるまでには、摩擦部材20は必ず、
フィルム巻取り室内壁面9aにループ状になったフィル
ム22の内面を1回は通過するようになっている。
【0015】本実施例では、例えばフィルム巻取り室9
の半径を13mm、フィルム1駒分の送り量を38mm
(パーフォレーション,8ピッチ分)、スプロケット爪
8aを6個に設計されているので、スプロケット駆動用
ギヤー15の歯数を27枚とすると、フィルム1駒分を
給送するのに、8/6×360°=480°回転する。
そして、巻込駆動ギヤー17の歯数を48枚にすると、
27/48×480°=270°回転する。この270
°の回転角は、フィルム巻取り室内壁面9aの長さ相当
で、2×13×π×270°/360°=61.3mm
になる。
【0016】即ち、上記スプロケット8でフィルムの1
駒分である38mmの長さのフィルムを送ると、摩擦部
材20は初期状態でフィルム巻取り室内壁面9aにフィ
ルムの内側から圧接し、約61.3mm引っ張ろうとす
る。また、上記実施例では、フィルム巻取り室9,フィ
ルム巻込用部材19,摩擦部材20の関係寸法はフィル
ム22のベース厚,乳剤厚を考慮し、36枚撮りのフィ
ルムでも収納できる寸法となっている。
【0017】一方、カメラ本体1の背面には、上記アパ
ーチャ3,フィルム供給室6およびフィルム巻取り室9
を光密的に覆う裏蓋14(図2,図3参照)が、その一
側縁部をヒンジ(図示されず)によってカメラ本体1に
開閉自在に取り付けられている。カメラ本体1には図1
に示すように、該裏蓋14の係合用溝2が設けられてい
るほか、上記フィルム巻取り室9のフィルム挿入用開口
23の上下位置にフィルムの先端セット位置を示す指標
1bが設けられている。
【0018】上記裏蓋14は、その一部を図2,図3に
示すように、カメラ本体1に対向する前面側の、上記ア
パーチャ3に対向する位置に圧板10が取り付けられて
いる。この圧板10は、その背面側に該圧板を弾性的に
支持するためのエの字状の板バネ11がリベット13に
よって固定されており、このバネ11の左右に延び出し
た端部に形成されたフォーク部11aを、裏蓋14の前
面に固定された皿頭付きのリベット12に挿入すること
によって裏蓋14に一体的に取り付けられている。な
お、この圧板10の、上記スプロケット爪8aに対向す
る部分は、切り欠かれた切欠部10aとなっている。
【0019】また、この裏蓋14の前面側の、上記フィ
ルム挿入用開口23に対向する位置には、フィルムガイ
ド面14a,14b,14cが形成されている。このフ
ィルムガイド面14a〜14cは、上記フィルム挿入用
開口23に向って傾斜する3段の角度の異なる傾斜面で
形成されており、最終の傾斜ガイド面14cは、裏蓋1
4を閉じたとき、上記フィルム挿入用開口23内に侵入
し、同ガイド面14cによってフィルム先端部をフィル
ム巻取り室9内に送り込むようガイドするようになって
いる。
【0020】次に、このように構成された上記実施例の
動作を説明すると、フィルムパトローネをフィルム供給
室6に装填し、同パトローネから引き出されているフィ
ルムリーダ部の先端を指標1bに合わせ、フィルム22
のパーフォレーションをスプロケット爪8aに嵌入させ
る。
【0021】しかる後、裏蓋14を閉じると、図示しな
い裏蓋開閉検知スイッチがオンとなり、駆動モータ(図
示されず)によってスプロケット駆動用ギヤー15が反
時計方向に回転を始める。この駆動用ギヤー15の回転
は、図示しない公知の方法(例えば、フォトインタラプ
タでフィルムパーフォレーションの数をカウントする)
でフィルム22のフィルム駒No1になるまで行われ、
フィルムは自動的に巻き上げられる。そして、スプロケ
ット8により給送され、フィルムガイド面18aとフィ
ルムガイド面14a〜14cとに案内されてフィルム巻
取り室9内に送り込まれたフィルム先端部22aは、フ
ィルム巻取り室9の内壁面9aとローラ21および内壁
面18bに添ってループ状に巻き込まれる。
【0022】このとき、フィルム巻込用部材19の摩擦
部材20は、前述のように、フィルム1駒分のフィルム
巻取り室内壁面9aの長さに相当する回転角よりも大き
く回転するので、フィルム駒No1が自動的にセットさ
れたときには、ループ状になったフィルムの内側からフ
ィルム巻取り室内壁面9aに圧接するようになる。
【0023】即ち、この動作を図5によって更に詳細に
説明すると、摩擦部材20の回転角に相当するフィルム
引張り量は、スプロケット8により送られてくるフィル
ム22の長さより大きいので、その分だけ摩擦部材20
の内側をスリップしながら回転する。つまり、フィルム
駒No1からNo2になると、摩擦部材20はA位置か
らB位置へ向けて回転し、フィルムの先端部22aは、
No1からNo2に移動する。なお、図5において、符
号Sはフィルムセット位置でのフィルム先端部22a
を、S1 〜S3 はフィルム空送りでのフィルム先端部2
2aをそれぞれ示している。以上の動作を繰り返しなが
ら摩擦部材20は、フィルム巻取り室9に送り込まれた
フィルム22の量が増加するに従い、フィルム巻取り室
9の中心部に向けて移動する。
【0024】そして、フィルム22の全駒への撮影が終
了すると、図示しない公知の手段、例えばフィルムパト
ローネのDxコードによる枚数情報等により、フィルム
の撮影終了が検知される。この検知信号により、図示し
ない駆動モータが巻上時とは逆に回転して、前記フィル
ム巻戻用フォーク部材7を逆回転させて撮影済フィルム
をパトローネ内に巻き戻す。なお、このフィルム巻戻時
には、周知のようにスプロケット駆動用ギヤー15とス
プロケット8とのクラッチによる連結は、公知の手段に
より断たれ、スプロケット8はフリーとなる。
【0025】また、上記実施例ではフィルムの給送およ
び巻取をモータ駆動によって行なっているが、これは手
動により行ってもよいことは勿論であり、更にフィルム
も上記実施例では135型フィルムパトローネ(JIS
7519)に収納されたロールフィルムを用いたが、こ
れもカメラ本体に設けられた回転軸に連動して、フィル
ムパトローネ本体内に収納されたフィルム先端部を、フ
ィルム送出口から送り出したり巻き戻したりするように
したパトローネに収納されたロールフィルムを用いても
よい。
【0026】このようにフィルム巻取り室内にローラ,
ミソスリ運動を行う摩擦部材を設けることにより、フィ
ルムのベース厚,乳剤厚、巻き癖度合,剛性,フィルム
巻取り室内壁とフィルムの摩擦係数等が異なっても、ス
プールにフィルムを密着巻きさせることなくフィルムを
スムーズに収納することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、フィ
ルムの巻取用のスプールを持たないので、スプールおよ
びこれに係わる巻上げ,巻戻し時に必要なスリップ機構
等が不要となり、スプールを有する従来のフィルム巻取
り機構の欠点を除去した、構造が簡単で安価なフィルム
巻取り機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィルム巻取り機構を有するカメ
ラの背面図。
【図2】本発明の一実施例を示すフィルム巻取り機構の
分解斜視図。
【図3】上記実施例のフィルム巻取り機構の要部断面
図。
【図4】上記実施例におけるギヤーの噛合い状態とフィ
ルム巻込用部材を示す概略構成図。
【図5】上記実施例のフィルム巻取り機構におけるフィ
ルム先端部のフィルム巻取り室内への巻込み状態を示す
要部断面図。
【符号の説明】
9……………フィルム巻取り室 9a…………内周壁 19…………フィルム巻込用部材(回転手段) 20…………摩擦部材(回転手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】上記スプロケット駆動用ギヤー15と上記
巻込駆動ギヤー17の回転比は、次のように設定され
る。即ち、スプロケット駆動用ギヤー15は、その回転
によりフィルム22を1駒分送るようになっており、送
られたフィルム22はフィルム巻取り室9の内壁面9a
に沿ってループ状になるが、巻込駆動ギヤー17は、給
送フィルム1駒分がループ状になる角度よりも大きい回
転角になるように、そのギヤー比が決められている。従
って、摩擦部材20の初期位置がいかなる角度位置にあ
っても、フィルム22の空送りでフィルム駒No1が撮
影位置にセットされるまでには、摩擦部材20は必ず、
フィルム巻取り室内壁面9aにループ状になったフィル
ム22の内面を1回以上は通過するようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】即ち、上記スプロケット8でフィルムの1
駒分である38mmの長さのフィルムを送ると、摩擦部
材20は初期状態でフィルム巻取り室内壁面9aにフィ
ルムの内側から圧接し、約61.3mm引っ張ろうとす
る。また、上記実施例では、フィルム巻取り室9,フィ
ルム巻込用部材19,摩擦部材20の関係寸法はフィル
ム22のベース厚,乳剤厚を考慮し、36枚撮りのフィ
ルムでも収納できる寸法となっている。また、摩擦部材
20の回転角270度は、フィルム22の撮影規定枚数
分がフィルム巻取り室9に送り込まれ、ミソスリ回転の
半径が小さくなっても、フィルム1駒分である38mm
のフィルム長さ分以上を、内側から圧接し引っ張るよう
に設定されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】即ち、この動作を図5によって更に詳細に
説明すると、摩擦部材20の回転角に相当するフィルム
引張り量は、スプロケット8により送られてくるフィル
ム22の長さより大きいので、その分だけフィルム22
の内側をスリップしながら回転する。つまり、フィルム
駒No1からNo2になると、摩擦部材20はA位置か
らB位置へ向けて回転し、フィルムの先端部22aは、
No1からNo2に移動する。なお、図5において、符
号Sはフィルムセット位置でのフィルム先端部22a
を、S1 〜S3 はフィルム空送りでのフィルム先端部2
2aをそれぞれ示している。以上の動作を繰り返しなが
ら摩擦部材20は、フィルム巻取り室9に送り込まれた
フィルム22の量が増加するに従い、フィルム巻取り室
9の中心部に向けて移動する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの巻取り室と、 この巻取り室の内周壁に設けられた複数のローラと、 上記巻取り室内にて回転駆動されると共に、上記内周壁
    に向けて圧接されるように付勢された部分を有する回転
    手段と、 を具備したことを特徴とするカメラのフィルム巻取り機
    構。
JP2151293A 1993-02-09 1993-02-09 カメラのフィルム巻取り機構 Withdrawn JPH06235960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2151293A JPH06235960A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 カメラのフィルム巻取り機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2151293A JPH06235960A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 カメラのフィルム巻取り機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06235960A true JPH06235960A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12057030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2151293A Withdrawn JPH06235960A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 カメラのフィルム巻取り機構

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JP (1) JPH06235960A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509