JPH0623578U - パチンコ式遊技機における賞品球用貯留タンク - Google Patents

パチンコ式遊技機における賞品球用貯留タンク

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JPH0623578U JP6588292U JP6588292U JPH0623578U JP H0623578 U JPH0623578 U JP H0623578U JP 6588292 U JP6588292 U JP 6588292U JP 6588292 U JP6588292 U JP 6588292U JP H0623578 U JPH0623578 U JP H0623578U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の低減と在庫管理の省力化を図り、
併せて貯留タンク全体の貯留容量を高める。 【構成】 機構セット盤3に配置される貯留タンク4の
本体21は、適度の弾性変形が可能な合成樹脂材により
上面および内面が開口された横長方形に成形される。本
体21の開口上周縁の外側全域に亘り、平面凹字形状を
なす補強リブ25が一様な幅で成形される。補強リブ2
5の上面に、保護縁部26が起立状態で一体成形され
る。保護縁部26は、その長手方向に亘り多数本の保護
片27を、球の直径よりも小さいスリット間隔をおいて
同一高さで並列に形成することにより構成され、全体的
には櫛歯状にされている。また各保護片27は、適度の
弾性変形が可能な形状に成形されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パチンコ式遊技機における賞品球用貯留タンクに関し、更に詳し くは、パチンコ球を利用して所要のゲームを行ない得ると共に、入賞成立に対す る褒賞(賞品)として同様なパチンコ球を排出するパチンコ式遊技機の裏側におい て、賞品球用として準備される相当量のパチンコ球を貯留するタンクに関するも のである。
【0002】
【従来技術】
周知のようにこの種の遊技機については、遊技動体であるパチンコ球を1球ず つ遊技面内に打込んで遊技球の入賞ゲームを展開するパチンコ機や、図柄の組合 わせゲームを展開するアレンジボール機がある。これらの遊技機では、1台毎の 裏側に賞品球用の貯留供給排出路が装備されており、そして遊技店内の設置枠台 (通称「島」)に配設されて遊技に供された実施状態において、同設置枠台側に設置 された球補給設備の配球ユニット(分配ユニットともいう)から適時供給される相 当量のパチンコ球を賞品球用として貯留供給排出部内に収容して暫時貯留してい る。このもとで夫々のゲーム中において、入賞口への遊技球の入賞によるセーフ 球の発生や、各入球口への遊技球の通入に基づく図柄同志の組合わせによる得点 成立に対して、これらの入賞成立に見合った所定数の賞品球を貯留供給排出部か ら排出するようになっている。
【0003】 このような遊技機における貯留供給排出部では、その基本的な構成として、外 枠に対する前枠の裏側にセットされた機構セット盤の上方から下方に亘り、前記 球補給設備の配球ユニットから投入された球を直接受入れる貯留タンクと、この 貯留タンクから通出された球を整列流出する整流樋および送出樋と、球を所定数 単位で排出する賞球排出部とが順次連設されている。そしてこの貯留供給排出部 では、できるだけ多くのパチンコ球を好適に貯留して排出し得ることが理想条件 とされ、このため最大容量の貯留供給源とされる前記貯留タンクをできるだけ大 きな(深い)容器にして上方位置に設置し、球の貯留容量を高め得ることが望まれ てはいる。
【0004】 しかし現実の技術的条件としてこの貯留タンクについては、実施状態にある当 該遊技機の前枠の開閉時において、外枠の上枠杆や前記球補給設備の配球ユニッ トとの衝突や干渉を避けることが、むしろ絶対的要件とされているため、自ずと サイズが制約されて大きな容器が使用できない。従ってこのような制約条件にあ って、夫々のメーカ毎の遊技機では、貯留タンクと配球ユニットとの衝突回避を 念頭において、機構セット盤に対する貯留タンクの設置位置の検討、容積をでき るだけ小さくしないことを前提にして貯留タンク自体の深さサイズの設定がなさ れている。そしてこのもとで、標準的な深さで一辺部を低くした貯留タンクや標 準的よりやや浅くした貯留タンクが、前記配球ユニットと衝突しない位置に設置 されている状況にある。但し夫々の貯留タンクについては、実質的な容積にはさ ほどの差がなく、配球ユニットを考慮して比較的下方位置に設置されている場合 が多い。
【0005】 ちなみに遊技機では、その機体(外枠および前枠)の外形サイズの面から一般に 当業者間で呼称区分されている「関西枠と関東枠」のものがあるが、何れも前枠側 に搭載セットされる各種の遊技構成部材(遊技盤や機構セット盤等)は、サイズ等 に区分、制限がなく共用とされている。そして各外形サイズの遊技機では、国内 東西の各地域における夫々の遊技店内の「関西枠用、関東枠用」の設置枠台(島)に 設置されており、「関西枠」と比較してやや小サイズの「関東枠」の場合では、当該 外枠の上枠杆と、貯留タンクとの上下間隔(高低差)がかなり小さくなっている。 一方夫々の遊技店内の各列毎の設置枠台に装備されている球補給設備において、 各遊技機に対して分設された夫々の配球ユニットは、その下端の球排出口を、当 該の外枠の上枠杆より下げた状態で貯留タンクの開口上面に臨ませている。しか し同ユニットは、各台の遊技機に対する設置位置がまちまち(不揃い)となってお り、特に前述の「関東枠」の場合では、球排出口部分と貯留タンクとの上下間隔が かなり小さくなっている場合がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前述したように遊技機における貯留供給排出部の貯留タンクについては、配球 ユニットとの衝突や干渉を避ける技術的条件で実施されてはいるが、部分的また は全体的に浅く成形された上面開口形状であるために、前枠の開閉時における上 下方向への衝撃や振動あるいは球補給設備の配球ユニットからの球投入時におけ る跳ね返り等により、貯留タンク内の球が機外へこぼれ落ちることが多々あった 。また貯留タンクを浅い形状とすることにより、球の貯留容量が少なくなる難点 も指摘される。そこでこの防止対策として従来では、実公昭63−190940 号公報に開示されるように、軟質合成樹脂成形された落下防止部材41を貯留タ ンク8の一辺部(開口上縁の外側壁縁部)に付設して、櫛歯状の突出部43を貯留 タンク8の開口上縁の上方に起立させて球こぼれ防止を図る提案がなされている 。この落下防止部材41は、断面U字形の固定部42を貯留タンク8の上縁に挟 み込んで簡単に付設できる好適な球こぼれ防止材であるが、貯留タンク8とは別 体として成形する必要があり、部品点数が増えてコストが嵩むと共に、在庫管理 等が煩雑となる欠点が指摘される。
【0007】
【考案の目的】
本考案は、前述した課題を好適に解決するべく提案されたもので、遊技機裏側 に配置される賞品球用の球貯留供給源としての貯留タンクの開口上縁に、球こぼ れ防止用の保護縁部を一体的に成形し、部品点数の低減と在庫管理の省力化を図 り、併せて貯留タンク全体の貯留容量を高め得る賞品球用貯留タンクを提供する ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案に係るパチンコ式遊 技機における賞品球用貯留タンクは、 パチンコ式遊技機裏側上端部に設置されて、球補給設備側から供給される相当 量のパチンコ球を賞品球用として貯留し得る合成樹脂成形の貯留タンクであって 、 この貯留タンクの主体となる本体を少なくとも上面開口した箱形状に成形し、 この本体の両側に取着片を成形すると共に、斜状底板部の下流部に球の給出口 を形成し、 また本体の開口上縁の所要部分に、適度の弾性変形が可能な略櫛歯状の保護縁 部を起立状態で一体成形したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
球補給設備に対して、パチンコ式遊技機の上側上縁部に設置される貯留タンク の保護縁部が干渉した際には、該保護縁部が弾性変形することにより、貯留タン クおよび球補給設備の破損や折損等を未然に回避し得る。また保護縁部は、箱形 状に成形された本体の開口上縁に起立状態で一体成形されているので、球補給設 備から貯留タンク内に供給されるパチンコ球の跳ねこぼれ球のこぼれ防止壁とし て機能すると共に、貯留タンクにおける球の貯留容量が増大される。
【0010】
【実施例】
次に、本考案に係るパチンコ式遊技機における賞品球用貯留タンクにつき、好 適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお本実施 例では、遊技動体であるパチンコ球を1球ずつ遊技面内に打込んで遊技球の入賞 ゲームを展開するパチンコ機および同機に実施された場合の賞品球用貯留タンク について主に例示する。
【0011】 そこで先ず図1に略示するように、遊技店内の設置枠台Mに設置されたパチン コ機Pの裏側について要約説明すると、外枠1に組付けられた前枠2の裏側に機 構セット盤3が着脱可能にセットされている。このセット盤3では、賞品球の貯 留供給排出に係る手段として、図示のように、球補給設備19の配球ユニット2 0から供給されたパチンコ球(賞品球ともいう)を暫時貯留し得る貯留タンク4と 、この貯留タンク4からの賞品球を整列流出し得る2列路の整流樋5と、整流樋 5からの賞品球を減圧化して送出し得る1列の送出樋6とが順に連設されている 。そしてこの送出樋6の下方に、賞品球を1球ずつカウント検出して所要個数を 排出し得る電動検出形態の賞球排出装置7がケース単位で設置されており、この 装置7の下方に前枠2前面における上下の球皿(共に図示せず)側に連絡される第 1および第2の排出路8,9が画成されている。
【0012】 なおこの機構セット盤3におけるその他の構成として、図1に略示するように 、前記整流樋5と送出樋6との直交連絡部分に、2列の賞品球を1球ずつ交互に 受入れて単列化する球送り整列機構部10が装備されている。また前記第1の排 出路8と球抜き路11との連絡部分に、操作検出条件に基づいて切換え制御され て、前記賞球排出装置7から排出された賞品球を球抜き路11へ排出させ得る切 換え球抜き装置12が設置されている。そして前記第2の排出路9の途上に、賞 品球の充満量を検出して打球発射装置18を一旦作動不能化させ得る賞球充満検 出機構13が設置されている。一方セット盤3中央部に成形された窓口14の下 方に、アウト球用の排出路15とセーフ球用の集合排出路16が互いに画成され ており、この集合排出路16の下流部には、全てのセーフ球を1球ずつ検出停留 させて当該の賞球排出作動の終了後に通出処理し得る、電動検出形態のセーフ球 処理装置17が設置されている。
【0013】 前述したパチンコ機Pに実施された本実施例の賞品球用貯留タンクは、図2〜 図6に示すように、貯留タンク4における本体21の開口上縁に、弾性変形可能 な保護縁部26を一体成形し、該保護縁部26により球こぼれ防止を図ると共に 全体的な球貯留容量(収容量)を好適に高め得るようになっている。
【0014】 すなわち前記貯留タンク4は、図2に示す如く、適度の弾性変形が可能な合成 樹脂材(例えばポリプロピレン樹脂材、塩化ビニール樹脂材)により上面および内 面が開口された横長方形に成形されており、平面横長凹字形をなす本体21の左 右両外側に、機構セット盤3の設置部3Aにビス等で固定される取着片22,2 2が一体成形される一方、本体21の斜状底板部23の最下流端部に前記整流樋 5の最上流端部と連絡される供給口24が開口されている。そして本体21の開 口上周縁の外側全域に亘り、平面凹字形状をなす補強リブ25が一様な幅で成形 されて、本体21全体の剛性が高められている。なお本体21は、厚み寸法およ びその形状により所要の剛性を備え、貯留した相当量の球の重量や前枠の開閉時 に伴う振動、衝撃等により変形することのないよう構成されている。
【0015】 この貯留タンク4は、図2、図7および図8に示すように、機構セット盤3の 設置部3Aに対して本体21の開口内面を合わせて位置決めセットされており、 このセット状態において、本体21の上端縁および後端縁が前記外枠1の上枠杆 1aの内面および後縁に対して所要の高低差間隔と、奥行き突出差とをもって位 置されている。ちなみにパチンコ機では、外形サイズからみて区分呼称されてい る大枠サイズの「関西枠」と、小枠サイズの「関東枠」との2種類があり、後者の「 関東枠」の場合では前述の高低差間隔がかなり小さくなっている。
【0016】 前記貯留タンク本体21における補強リブ25の上面(本体21の開口上縁)に は、図3および図4に示す如く、該リブ25の幅方向中央に沿って保護縁部26 が起立状態で一体成形されている。この保護縁部26は、その長手方向に亘り多 数本の保護片27を、球の直径よりも小さいスリット間隔をおいて同一高さで並 列に形成することにより構成され、全体的には櫛歯状にされている。また各保護 片27は、適度の弾性変形が可能な形状に成形されている。すなわち保護片27 は、図6に示す如く、補強リブ25との連設部から上方に向かうにつれて厚み寸 法が徐々に薄くなるよう成形されると共に、該連設部の両側に溝28が夫々形成 されている。これにより、保護縁部26と球補給設備19の配球ユニット20と が干渉した際に、該保護縁部26(保護片27)が弾性変形することによって、両 者の破損や折損等を未然に回避し得る(図8参照)。また溝28は、保護片27を 必要としない部分において、該保護片27をカッターやハサミ等により切断する 際の案内としても機能する。なおこの溝28については、保護片27の片側にの み形成してもよく、また必要個所にのみ溝28を形成するようにしてもよい。
【0017】
【実施例の作用】 次に、実施例に係るパチンコ機における賞品球用貯留タンクの作用につき説明 する。
【0018】 前記賞品球用貯留タンク4にあっては、該タンク4における本体21の開口上 縁より上方に、弾性変形可能な保護縁部26が起立状態で一体成形され、これが 球こぼれ防止壁とされ、これにより貯留タンク4全体が有効に深くされると共に 球の貯留容量が増大される。
【0019】 従って遊技に供されているパチンコ機Pに対して、前記球補給設備19の作動 により球が当該の配球ユニット20から貯留タンク4内に供給(投入)されている 状況において、保護縁部27により球の跳ねこぼれを好適に防止し得ると共に、 相当量の球を有効に貯留(収容)することができる(図7参照)。またパチンコ機P の点検や修理等にあたり、外枠1に対して前枠2を開放したり再び閉鎖セットし た場合において、両枠1,2における開閉連結支持部の構造上の遊びに起因して 前枠2が外枠1から離れた際に急に下ったり、また外枠1に組合わされた際に急 に上ったりして、その都合かなりの振動、衝撃等を伴うことがあっても、貯留タ ンク4内の貯留球を保護縁部26で保護してこぼれ落ちを好適に回避できる。
【0020】 しかも前枠2の開閉時においては、前記配球ユニット20との干渉による破損 を回避できる。すなわち当該のパチンコ機が前述した「関東枠」である場合を前提 にしてみると、図7に例示するように、貯留タンク4に成形された保護縁部26 における全ての保護片27の上端が、外枠1の上枠杆1aの内面に対して略同一 高さに位置される前提において、前記球補給設備19における夫々の配球ユニッ ト20は、貯留タンク4からみてやや左寄り、中央、やや右寄りの何れの位置に 設置されていても、その球排出口が上枠杆1aより下位とされて貯留タンク4の 開口上面に臨んでいることが多い。このため図7のように保護縁部26上端と配 球ユニット20下端とに高低差Hがある状況において、前枠2の開閉時に双方2 6,20が干渉するとしても、図8に例示するように、保護片27がユニット2 0との干渉時に内外方向へ弾性変形してその衝撃を好適に緩和し得、貯留タンク 4および配球ユニット20の破損や折損等を未然に回避し得る。
【0021】 なお本実施例の貯留タンクでは、図2に例示するように、前記機構セット盤3 の設置部3Aと、貯留タンク4の本体21内側との夫々に形成されたスリット2 9,30間に球の貯留容量を変更するための仕切り板31が差換え可能に挿入さ れるようになっている。
【0022】
【変更例】
本考案の対象とするパチンコ式遊技機における賞品球用貯留タンクでは、前述 した実施例だけに制限されず、これを適宜応用、変更した他の例も好適に推奨さ れる。
【0023】 すなわち図9は、貯留タンク4における本体21の深さサイズを浅く設定し、 保護縁部26の高さ寸法を大きく設定した例を示し、この例の貯留タンク4は、 同一条件において機構セット盤3に設置された際には、「関西枠」に比べて配球ユ ニット20の下端と本体21との高低差が小さくなる「関東枠」に好適に使用可能 である。そして、このように本体21の深さサイズを浅く設定した場合において も、保護縁部26によりタンク全体が有効に深くされて球の貯留容量を増大し得 る。また図3に示す如く、本体21の深さサイズが深く、保護縁部26の高さ寸 法が小さく設定された貯留タンク4は、「関西枠」に好適に使用される。
【0024】 また保護縁部26の形態としては、図10に例示するように、貯留タンク4に おける本体21の開口上周縁に沿って成形した補強リブ25の背面側上端部に、 保護縁部26を一体成形する形態。更に図10に示すように、保護縁部26にお ける各保護片27を、高さ方向に段階的に厚み寸法を変更するよう成形する。そ して各段部を目印として保護片27を切断することにより、高さ寸法を可変調節 可能とする形態。但し何れの保護縁部26にあっても、複数の保護片27を並列 にした櫛歯状である例を示す。
【0025】 その他、補強リブ25を形成することなく、本体21の開口上縁に保護縁部2 6を直接成形する形態等も適宜採用可能である。また、保護縁部26に適度の弾 性変形を与えるべく各保護片27に形成される溝28は、球補給設備19におけ る配球ユニット20に対応する位置に臨む保護片27にのみ形成する形態であっ てもよい。
【0026】 なお前述した貯留タンク4は、遊技媒体および賞品媒体にパチンコ球を使用す るアレンジボール機、図柄組合わせ遊技機(パチンコ式スロットマシンとも称さ れる遊技機)等においても、勿論好適に実施されるものである。
【0027】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係るパチンコ式遊技機における賞品球用貯留タン クによれば、貯留タンクにおける本体の開口上縁に弾性変形可能な保護縁部を一 体成形するよう構成したので、部品点数を増やすことなく、貯留タンクからの球 のこぼれ落ちを防止すると共に、該タンクにおけるパチンコ球の貯留容量を高め ることができる。また本体と保護縁部とを一体成形することにより、製造コスト を低減すると共に、在庫管理の省力化を図り得る。しかも、球補給設備に対して 保護縁部が干渉した際には、保護縁部が弾性変形することにより、貯留タンクや 球補給設備の破損や折損等を未然に回避し得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る賞品球用貯留タンクが採用される
パチンコ機の背面図である。
【図2】実施例に係る賞品球用貯留タンクを示す要部分
解斜視図である。
【図3】図2に示す貯留タンクの背面図である。
【図4】図2に示す貯留タンクの平面図である。
【図5】図2に示す貯留タンクの要部概略斜視図であ
る。
【図6】図2に示す貯留タンクを一部切欠いて示す要部
側面図である。
【図7】貯留タンクを装着したパチンコ機の要部を一部
切欠いて示す説明図である。
【図8】パチンコ機の前枠を開放することにより、配球
ユニットに保護片が当接して弾性変形している状態を示
す説明図である。
【図9】本考案に係る賞品球用貯留タンクの変更例であ
って、本体の深さサイズが浅く設定された貯留タンクの
背面図である。
【図10】貯留タンクにおける本体と保護縁部との連設
状態の変更例を示す要部概略斜視図である。
【図11】保護縁部の変更例を示す要部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
4 貯留タンク 19 球補給設
備 21 本体 22 取着片 23 斜状底板部 24 供給口 26 保護縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ式遊技機裏側上端部に設置され
    て、球補給設備(19)側から供給される相当量のパチンコ
    球を賞品球用として貯留し得る合成樹脂成形の貯留タン
    ク(4)であって、 この貯留タンク(4)の主体となる本体(21)を少なくとも
    上面開口した箱形状に成形し、 この本体(21)の両側に取着片(22)を成形すると共に、斜
    状底板部(23)の下流部に球の給出口(24)を形成し、 また本体(21)の開口上縁の所要部分に、適度の弾性変形
    が可能な略櫛歯状の保護縁部(26)を起立状態で一体成形
    したことを特徴とするパチンコ式遊技機における賞品球
    用貯留タンク。
JP1992065882U 1992-08-26 1992-08-26 パチンコ式遊技機における賞品球用貯留タンク Expired - Lifetime JP2557602Y2 (ja)

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