JP6634042B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤に形成された遊技領域にアウト口を備えた遊技機に関する。
従来から、パチンコ機をはじめとする各種の遊技機が知られている。一般的に、パチンコ機と呼ばれる遊技機には、遊技盤に形成された遊技領域に始動入賞装置や大入賞装置等の各種入賞装置、センター役物及びアウト口等が設けられている。発射装置で弾発された遊技球は、その一部が遊技領域の各種入賞装置及びセンター役物等が設けられている範囲内を流下し、各種入賞装置に形成されている各種入賞口に入賞する。その一方で、発射装置で弾発された遊技球の多くは、各種入賞装置及びセンター役物等が設けられていない範囲を流下してアウト口に流入する。
しかし、近年は、遊技機における演出の多様化に伴い、センター役物が大型化する傾向にある。その一方で、遊技盤の大きさは一定であることから、各種入賞装置を遊技領域に設ける範囲も狭くなりつつある。そのため、近年の遊技機では、各種入賞装置同士を近接して配置することも多くなっている。ところが、一般に遊技機においては、複数の入賞装置を設けることが一般的であるため、狭くなりつつある遊技領域の範囲内にこれら複数の入賞装置を近接させながら配置することも困難になる場合があった。
そこで、近年は、各種入賞装置や遊技機における各種の付属部品等をユニット化して一つのユニット部品として遊技領域に設けることが行われている。例えば、特許文献1には、板状部に第1始動口、一般入賞口、ゲート部を一体成形してユニット化した部品(ユニット化部品という)を備えた遊技機が記載されている。
特開2012−239735号公報
特許文献1に記載されている遊技機のように、ユニット化部品を遊技領域に設ける場合、ベースとなる板状の部材は、成形のしやすさやコスト等の観点から樹脂材料を用いて成形することが多い。しかし、一般に、樹脂材料で成形した板状の部材に障害釘を打つと板状の部材に割れが生じやすく、障害釘を打つことが難しいという問題があった。一方、この板状の部材に割れが生じないようにするためには、板状の部材の肉厚を変更したり、又は下穴を予め設ける必要があり、製造コストや製造時の手間が大幅に増大してしまうという別の問題が生じていた。そのため、従来の遊技機では、遊技領域においてユニット化部品を設けた場合には、そのユニット化部品が設けられている領域には障害釘を打たず、それ以外の領域に障害釘を打つように構成されていた。
しかしながら、一般的に、障害釘は、遊技領域を流下する遊技球が当たることで遊技球の流下方向や流下速度を変えることで、遊技における演出効果を奏するものである。そのため、遊技領域において、ユニット化部品が設けられている領域のように障害釘が打たれていない箇所では、遊技球が流下する方向に変化を持たせることができず、さらには遊技球の流下速度が減速されないという問題があった。そのため、流下する遊技球は、減速されずに勢いが付いたままアウト口を通過してしまい、速やかにアウト口へ流入させることが難しかった。また、このようにアウト口に流入する遊技球が速やかに排出されずに遊技者が視認できるようにしておくと、遊技者の興趣を低下させるおそれもあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、各種入賞装置等に入賞しなかった遊技球を速やかにアウト口に流入させることができ、遊技者の興趣の低下を防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技盤に形成された遊技領域にアウト口が設けられた遊技機であって、前記遊技領域には、入賞装置及び障害釘が打たれていない無釘領域がベース部材に形成されてユニット化されている入賞装置ユニットと、前記入賞装置ユニットの無釘領域を流下してきた遊技球を前記アウト口に誘導するための誘導路を備え、前記遊技領域の上流から下流に向けて、前記入賞装置ユニットの無釘領域又は前記入賞装置、前記誘導路及び前記アウト口の順に連続して設けられており、前記誘導路には、第1壁面が形成された第1壁部と、第2壁面が形成された第2壁部とが互いに対向するように配置されているとともに、前記誘導路を流下する遊技球の流下速度を減速させるための減速用リブが形成されており、前記減速用リブは、前記第1壁面から前記第2壁部に向けて突出形成される第1リブと、前記第2壁面から前記第1壁部に向けて突出形成される第2リブとからなり、前記誘導路は、前記遊技球が1個通過可能な幅であって、且つ前記遊技球が前記第1リブ又は前記第2リブに当たることができる幅を有しており、前記第1リブ及び前記第2リブは、前記遊技球がアウト口に向けて前記誘導路を流下する流下方向と直交する方向に延びるように形成されていることを特徴とする遊技機を要旨とする。
本発明によれば、遊技球を速やかにアウト口に流入させることができ、遊技者の興趣の低下を防止することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る遊技機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 (a)図は球排出ユニットの正面図であり、(b)図は本実施の形態に係る遊技機の作用効果を説明するための説明図である。
本発明に係る遊技機の実施の形態について、図面を用いて具体的に説明する。なお、本明細書では、本発明に係る遊技機の例としてパチンコ遊技機(以下、単に遊技機と言う。)を用いて説明するが、本発明はパチンコ機以外の遊技機にも使用することができる。また、本明細書においては、遊技機及び遊技機を構成する各部材の「前側」、「後側」、「上側」、「下側」、「左側」及び「右側」は、遊技機を正面から見た場合における表面側(前面側)、背面側(後面側)、「上側」、「下側」、「左側」及び「右側」を示すものとする。また、本明細書においては、遊技球が各種入賞口に流入することを「入賞」と言い、遊技球が入賞することによって遊技者に払い出される遊技球のことを「賞球」と言う。
図1に示すように、遊技機1は、機体の外郭を構成する縦長方形の外枠2を備えている。この外枠2の開口前面側には、縦長方形の中枠3が着脱自在に組み付けられている。中枠3は、全体的に合成樹脂材料を用いて構成されており、内部に遊技盤11等を取付固定することができるように構成されている。前枠4は、中枠3の前面側に、該前枠4の左側
に設けられたヒンジを中心に中枠3に対して横開きをすることができるように開閉自在に組み付けられている。前枠4は、ガラス板5を備えており、遊技者が遊技盤11を視認することができ、かつ遊技盤11を保護することができるように構成されている。また、前枠4は、遊技に使用する遊技球101を一時的に貯留する上受け皿6と、上受け皿6から溢れ出て流下した遊技球101を貯留する下受け皿7とをガラス板5の下方に備えている。
遊技機1は、遊技盤11に向けて遊技球101を弾発するための発射装置を内部に備えており、この発射装置の弾発強さを操作ハンドル8の回動量によって調節することができるように構成されている。また、上受け皿6には、遊技球101を貯留する貯留スペースの前側に、遊技者が遊技中に押圧操作する各種ボタン9a,9b,9cが配置されている。また、遊技機1の上部には、音声を出力するためのスピーカ10が設けられている。
図2に示すように、遊技盤11は、アクリルやポリカーボネート等の合成樹脂材料で略正方形に形成された平板状の部材である。この遊技盤11の背面側には、裏ユニット(図示せず)がビス等によって取付固定されている。遊技盤11には、センター役物としての演出装置12の装飾枠13を取り付けるための開口部が略中央部に開口形成されている。また、遊技盤11の表面には、発射装置で弾発された遊技球101を遊技盤11の上部へ案内するレール部材としての案内レール15が設けられている。また、遊技盤11には、案内レール15により遊技盤11の上部に案内された遊技球101が遊技盤11の下部に向けて流下する遊技領域16が形成されている。即ち、遊技盤11には、遊技領域16の外延部に案内レール15が設けられるようにして構成されている。
遊技領域16には、演出装置12を視認可能にするとともに装飾枠13を取り付けるための開口部が略中央部に開口形成されている。また、遊技領域16には、第1始動入賞装置ユニット21、大入賞装置22、通過ゲート23、第2始動入賞装置ユニット24等の各種入賞装置ユニットと、球排出ユニット25と、遊技球101が流入する第1アウト口26とが設けられている。これら第1始動入賞装置ユニット21、球排出ユニット25を構成する後述する誘導路58及び第1アウト口26は連続して設けられている。また、遊技領域16には、多数の障害釘27が打たれている。遊技領域16を流下する遊技球101は、障害釘27に当たって流下方向を変化させながら、遊技領域16の上部から下部に向かって流下する。遊技領域16を流下する遊技球101の一部は、各種入賞装置に設けられている各種入賞口(図示せず)に入賞する。また、遊技領域16を流下する遊技球101のうち、各種入賞口に入賞しなかった遊技球101は、遊技領域16に設けられた第1アウト口26又は第1始動入賞装置ユニット21に形成されている後述する第2アウト口38に流入する。
第1始動入賞装置ユニット21は、遊技盤11において演出装置12の下方であって該遊技盤11の左右方向中央よりも左側の案内レール15と接触する位置に、ネジ止め等の方法で取付固定されている。
第1始動入賞装置ユニット21は、第1普通入賞口31を有する第1普通入賞装置32、第1入球口33、第1始動入賞口34及び第2始動入賞口35、並びに第1入球口33から入球した遊技球101を第1始動入賞口34又は第2始動入賞口35のいずれに入賞させるかを振り分ける振分部36を有する第1始動入賞装置37、第2アウト口38及び第1始動入賞装置用ベース部材39を有しており、これら第1普通入賞装置32、第1始動入賞装置37及び第2アウト口38が第1始動入賞装置用ベース部材39に設けられて構成されている。これら第1普通入賞口31、第1入球口33、第1始動入賞口34及び第2始動入賞口35は、いずれも遊技球101が入球又は入賞可能な大きさに開口形成されている。遊技機1では、第1普通入賞口31に遊技球101が入賞すると、所定個数(
例えば15個)の賞球が払い出され、第1始動入賞口34又は第2始動入賞口35に遊技球101が入賞すると、遊技機1における遊技状態を遊技者に有利な特別遊技状態に移行するか否かを抽選する大当り抽選を行う。また、第2アウト口38には、第1始動入賞装置ユニット21に向けて流下してきて、第1普通入賞口31並びに第1始動入賞口34及び第2始動入賞口35のいずれにも入賞しなかった遊技球101が流入する。
これら第1普通入賞装置32及び第1始動入賞装置37は、第1始動入賞装置用ベース部材39において、高さ方向及び/又は水平方向に異なる位置に設けられている。例えば、図2に示すように、第1普通入賞装置32は第1始動入賞装置37の左側、逆に言えば第1始動入賞装置37は第1普通入賞装置32の右側に設けられており、水平方向に異なる位置に設けられている。また、第1普通入賞装置32は、第1普通入賞口31の高さ方向の位置が第1始動入賞装置37の第1始動入賞口34及び第2始動入賞口35の高さ方向の位置とは異なる位置に設けられている。なお、図2においては、説明の便宜上、第1始動入賞装置37の振分部36、第1始動入賞口34及び第2始動入賞口35の構成が識別できるように描いているが、図2に描いているのは第1始動入賞装置37を構成する前カバー部材40を取り外した状態であり、通常は、図1に描かれているように、前カバー部材40を取り付けた状態で使用される。
第1始動入賞装置用ベース部材39は、第1始動入賞装置ユニット21を遊技盤11にネジ止め等の方法によって取付固定するためのものであり、所定の形状を有する板状の部材として、例えばポリカーボネート等のような合成樹脂材料で形成されている。この第1始動入賞装置用ベース部材39には、遊技盤11に取付固定する際に使用するネジ止め孔41が貫通形成されており、このネジ止め孔41にネジ(図示せず)が挿通されることで、遊技盤11に取付固定される。また、第1始動入賞装置用ベース部材39には、無釘領域43が形成されている。無釘領域43は、障害釘27が打たれていない領域であり、第1始動入賞装置用ベース部材39においては、第1普通入賞装置32、第1始動入賞装置37及び第2アウト口38が設けられていない領域に形成されている。
大入賞装置22は、遊技盤11において演出装置12の下方であって遊技盤11の左右方向中央よりも右側にネジ止め等の方法で取付固定されている。大入賞装置22は、大入賞口(図示せず)と、この大入賞口を開閉するための扉部材51を備えている。遊技機1では、上記した大当り抽選に当選して遊技状態が特別遊技状態に移行した場合に、所定個数(例えば10個)の遊技球101が入賞するか、または所定時間(例えば30秒)が経過するまでの間、扉部材51が開いて大入賞口に遊技球101が入賞し、その入賞した遊技球101の数に対応した数の賞球を払い出す。
通過ゲート23は、遊技盤11の上下方向の略中央であって、該遊技盤11の左右方向中央よりも右側にネジ止め等の方法で取付固定されている。通過ゲート23は、遊技球101が通過可能な大きさに形成された通過入賞口(図示せず)を有している。遊技球101が通過入賞口を通過すると、予め定められた確率の下で抽選を行う。
第2始動入賞装置ユニット24は、遊技盤11において通過ゲート23と大入賞装置22との間の高さ位置であって、遊技盤11の左右方向中央よりも右側にネジ止め等の方法で取付固定されている。第2始動入賞装置ユニット24は、第3始動入賞口(図示せず)と、この第3始動入賞口を開閉するための開閉扉52が設けられた第2始動入賞装置53、第2普通入賞口(図示せず)を有する第2普通入賞装置54及び第3普通入賞口(図示せず)を有する第3普通入賞装置55を備えている。これら第2始動入賞口、第2普通入賞口及び第3普通入賞口は、いずれも遊技球101が入賞可能な大きさに形成されている。遊技機1では、第2始動入賞口に遊技球101が入賞すると、遊技状態を特別遊技状態に移行するか否かを抽選する大当り抽選を行う。また、第2普通入賞口又は第3普通入賞
口に遊技球101が入賞すると、所定個数(例えば15個)の賞球を払い出す。
球排出ユニット25は、遊技領域16の下部において、該遊技領域16の左右方向中央から左側に位置するように設けられている。図3(a)に示すように、遊技の進行に応じて各種の演出を行う第1演出部56及び第2演出部57を備えている。また、球排出ユニット25は、遊技球101を第1アウト口26に誘導するための誘導路58が形成されている。誘導路58は、第1入賞装置ユニットの下流側に設けられており、無釘領域43を流下してきた遊技球101を第1アウト口26に誘導するためのものである。
誘導路58は、互いに対向する第1壁部59と第2壁部60を備えている。本実施の形態では、第1壁部59は第2壁部60よりも上方に位置し、第2壁部60は第1壁部59よりも下方に位置するように設けられている。第1壁部59には、第2壁部60と対向する第1壁面61が形成されている。この第1壁面61には、第2壁部60に向けて突出形成される第1リブ62が形成されている。また第1リブ62は、遊技球101が第1アウト口26に向けて誘導路58を流下する場合におけるこの流下方向と直交する方向に延びるように形成されている。また、第1リブ62は、所定間隔をあけて複数個が形成されている。また、第1リブ62は、誘導路58において、遊技球101が該誘導路58に流入する側としての上流側に位置するように形成されている。
第2壁部60には、第1壁部59と対向する第2壁面63が形成されている。この第2壁面63には、第1壁部59に向けて突出形成される第2リブ64が形成されている。第2リブ64は、遊技球101が第1アウト口26に向けて誘導路58を流下する場合におけるこの流下方向と直交する方向に延びるように形成されている。また、第2リブ64は、所定間隔をあけて複数個が形成されている。さらに、第2リブ64は、誘導路58において、遊技球101が該誘導路58の上流側に位置するように形成されている。
これら第1リブ62及び第2リブ64は、本発明における減速用リブ65を構成し、無釘領域43を流下してきた遊技球101が流下時に当たることで流下速度を減速させるためのものである。これら第1リブ62及び第2リブ64が形成されている箇所における誘導路58の幅は、遊技球101が1個、通過可能な幅であることが好ましい。このような幅を有することにより、誘導路58を通過する遊技球101が少なくとも第1リブ62又は第2リブ64に確実に当たるため、遊技球101の流下速度をより効果的に減速させることができる。なお、本実施の形態では、第1リブ62と第2リブ64というように、減速用リブ65を複数のリブによって構成した例を用いて説明しているが、第1リブ62又は第2リブ64のいずれかのみを設けてもよい。また、本実施の形態では、第1リブ62と第2リブ64とが交互に位置するように減速用リブ65を構成しているが、リブの構成に関してもこれに限定されるものではない。
次に、本実施の形態に係る遊技機1の作用効果について説明する。上記した通り、遊技領域16には、該遊技領域16の上流側から下流側に向けて、第1始動入賞装置ユニット21、球排出ユニット25及び第1アウト口26が連続して設けられている。遊技領域16において、第1始動入賞装置ユニット21の上流側には障害釘27が打たれているので、発射装置により弾発されて遊技領域16を流下する遊技球101は、まず障害釘27に当たりながら遊技領域16を流下する。そして、遊技球101は、第1始動入賞装置ユニット21が設けられている高さ位置まで流下すると、第1始動入賞装置ユニット21の第1始動入賞装置用ベース部材39に形成された無釘領域43を流下する。無釘領域43においては、遊技球101は障害釘27等に当たることなく流下する。そのため、遊技球101は、無釘領域43を流下する時には、障害釘27が打たれている領域を流下する場合に比べて加速される。図3(b)に示すように、遊技球101は、無釘領域43を流下すると、球排出ユニット25の誘導路58に流入する。遊技球101は、誘導路58に流入
すると、該誘導路58の上流側に設けられている第1リブ62及び/又は第2リブ64に当たって減速されながら、該誘導路58を通過する。そのため、誘導路58において第1リブ62及び第2リブ64が形成されている箇所を通過した遊技球101の流下速度は、誘導路58に流入する直線の流下速度に比べて減少される。
そして、遊技球101は、第1リブ62及び第2リブ64が設けられている箇所を通過した後は、誘導路58内を流下するものの、遊技球101の流下速度は第1リブ62及び/又は第2リブ64によって減少しており、また誘導路58も第1アウト口26に向けて所定の傾斜角度を持つように形成されていることから、無釘領域43を流下する場合に比べて遊技球101が加速する度合いを少なくすることができる。そのため、第1リブ62及び第2リブ64を誘導路58の上流側に配置しても、これら第1リブ62及び第2リブ64よりも下流側において遊技球101が加速される量は少なく、誘導路58内を通過した遊技球101は第1アウト口26に速やかに流入する。つまり、第1リブ62及び第2リブ64を誘導路58内に形成することによって、該誘導路58を通過した遊技球101が第1アウト口26に速やかに流入せず、図3(b)に記載したように、第1アウト口26を通過して該第1アウト口26の右側まで転動し、その後に第1アウト口26に流入するというように遊技球101が転動することを防止することができる。このように遊技球101が転動することを防止することによって、第1アウト口26に流入する遊技球101同士がぶつかる等して遊技球101が第1アウト口26に速やかに流入しなくなったり、第1アウト口26に流入すべき遊技球101を遊技者が長時間視認することによる遊技者の興趣の低下を確実に防止することが可能になる。また、本実施の形態に係る遊技機1においては、第1リブ62及び第2リブ64が形成されている箇所における誘導路58の幅は遊技球101が1個、通過可能な幅であるように形成されているので、誘導路58に流入した遊技球101が確実に第1リブ62及び/又は第2リブ64に当たり、減速されるようにすることができる。したがって、より確実に、誘導路58を通過した遊技球101を速やかに第1アウト口26に流入させることができ、遊技者の興趣の低下を防止することが可能になる。
なお、本実施の形態では、無釘領域43を流下した遊技球101が誘導路58に流入し、その後第1リブ62及び/又は第2リブ64によって流下速度を減速される例を用いて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、無釘領域43以外の障害釘27が打たれている領域を流下してきた遊技球101が誘導路58に流入し、第1リブ62及び/又は第2リブ64によって流下速度が減速され、第1アウト口26に案内されるように構成してもよい。
以上、本発明に係る遊技機の実施の形態について詳細に説明したが、本明細書に記載した遊技機の構成及び作用効果は、本発明に係る遊技機に関する一つの例を示したに過ぎず、これに限定させるものではない。また、本発明に係る遊技機においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜その構成を変更してもよい。
1 遊技機
11 遊技盤
15 案内レール
16 遊技領域
21 第1始動入賞装置ユニット
25 球排出ユニット
26 第1アウト口
27 障害釘
31 第1普通入賞口
32 第1普通入賞装置
33 第1入球口
34 第1始動入賞口
35 第2始動入賞口
37 第1始動入賞装置
38 第2アウト口
39 第1始動入賞装置用ベース部材
43 無釘領域
58 誘導路
59 第1壁部
60 第2壁部
61 第1壁面
62 第1リブ
63 第2壁面
64 第2リブ
65 減速用リブ
101 遊技球

Claims (1)

  1. 遊技盤に形成された遊技領域にアウト口が設けられた遊技機であって、
    前記遊技領域には、
    入賞装置及び障害釘が打たれていない無釘領域がベース部材に形成されてユニット化されている入賞装置ユニットと、
    前記入賞装置ユニットの無釘領域を流下してきた遊技球を前記アウト口に誘導するための誘導路を備え、
    前記遊技領域の上流から下流に向けて、前記入賞装置ユニットの無釘領域又は前記入賞装置、前記誘導路及び前記アウト口の順に連続して設けられており、
    前記誘導路には、第1壁面が形成された第1壁部と、第2壁面が形成された第2壁部とが互いに対向するように配置されているとともに、前記誘導路を流下する遊技球の流下速度を減速させるための減速用リブが形成されており、
    前記減速用リブは、前記第1壁面から前記第2壁部に向けて突出形成される第1リブと、前記第2壁面から前記第1壁部に向けて突出形成される第2リブとからなり、
    前記誘導路は、前記遊技球が1個通過可能な幅であって、且つ前記遊技球が前記第1リブ又は前記第2リブに当たることができる幅を有しており、
    前記第1リブ及び前記第2リブは、前記遊技球がアウト口に向けて前記誘導路を流下する流下方向と直交する方向に延びるように形成されていることを特徴とする遊技機。
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