JPH0623508U - X線透視撮影台 - Google Patents

X線透視撮影台

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JPH0623508U
JPH0623508U JP6711792U JP6711792U JPH0623508U JP H0623508 U JPH0623508 U JP H0623508U JP 6711792 U JP6711792 U JP 6711792U JP 6711792 U JP6711792 U JP 6711792U JP H0623508 U JPH0623508 U JP H0623508U
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JP
Japan
Prior art keywords
relay
subject
bed
fluoroscopic imaging
rolling
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Pending
Application number
JP6711792U
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English (en)
Inventor
肇 武本
克己 福田
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検体のX線透視撮影台からの退出を容易に
するとともに、操作性のよいX線透視撮影台を提供す
る。 【構成】 リターンスイッチ30は、寝台を立動させる
リレー12と映像系を後退させるリレー19及び、ロー
リング天板を退出方向に揺動させるリレー24(リミッ
トスイッチ31を介して)とそれぞれ接続されている。
リミットスイッチ31は寝台が約85°の姿勢に立動し
たとき作動してリレー24を「ON」にする。リターン
スイッチ30を「ON」にすると、寝台の立動と映像系
の後退が開始され、寝台が約85°に立動したときロー
リング天板が揺動を開始する。各部が各々の動作を完了
したとき、被検体の退出側のローリング天板の端部は退
出方向に最大に揺動し、その端部と映像系との間隔が広
くなるので、被検体はX線透視撮影台から退出し易くな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、被検体のX線透視とX線撮影を行なうX線透視撮影台に係り、特 に、被検体を体軸回りに揺動させるローリング天板を備えたX線透視撮影台に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のX線透視撮影台を、アンダーテーブルチューブタイプのX線透 視撮影台を例に採り、図5ないし図8を参照して説明する。 図中、符号1は、床面に固定された基台を示し、この基台1には寝台2が矢印 方向に回動自在に取り付けられており、寝台2は起倒動するように構成されてい る。この寝台2には被検体を載置するとともに、載置した被検体を体軸まわりに 揺動する円弧断面のローリング天板3が支持されている。また、ローリング天板 3を挟み込むように対向して映像系4とX線管5とが設けられている。この映像 系4は、イメージインテンシファイアやテレビカメラ、光学系等から構成される X線透視機構と、例えば、カセッテレスの速写装置等とを備え、X線透視とX線 撮影とが行なえる構成になっている。
【0003】 このX線透視撮影台は、モーター6を正回転させて寝台2を立動させ立位の状 態(図5、図6に示す状態)で被検体をローリング天板3に沿わせて載置して、 モーター6を逆回転させて寝台2を倒位の状態(図7の状態)にする。また、ロ ーリング天板3上の被検体のX線透視やX線撮影を行なうために、映像系4とX 線管5とを常に対向した状態で、寝台2の上面に対して水平な方向に移動される とともに、映像系4を被検体に近づけたり、遠ざけたりするために、モーター7 を正逆回転させて映像系4を前進、後退させる。さらに、被検体のX線透視やX 線撮影において、被検体を体軸回りに揺動させるために、モーター8を正逆回転 させてローリング天板3を揺動させる。なお、各回動や揺動等の動作は、それぞ れの動作の方向に設けられたラックに噛合するピニオンに各モーター6、7、8 の正逆回転を伝達することにより実現されている。
【0004】 これらの各動作は、各々別個に指示できるように、それぞれの操作指示スイッ チにより操作される構成になっている。 これらの各動作は、図8に示す回路構成により実現されている。 図中、符号10は寝台2の起倒動を指示するスイッチであり、このスイッチ1 0を10a側に「ON」にすると、リミットスイッチ11を介してリレー12が 「ON」され、寝台2を立動させるために、モーター6(図7参照)を正回転駆 動する。リミットスイッチ11は、寝台2が90°立動した状態(図5、図6に 示す立位の状態)でリレー12を「OFF」にする。一方、スイッチ10を10 b側に「ON」にすると、リミットスイッチ13を介してリレー14が「ON」 され、寝台2を倒動させるために、モーター6を逆回転駆動する。リミットスイ ッチ13は、寝台2が90°倒動した状態(図7に示す倒位の状態)でリレー1 4を「OFF」にする。
【0005】 また、符号15は映像系4を被検体に対して前進、後退させる動作を指示する スイッチであり、このスイッチ15を15a側に「ON」にすると、リミットス イッチ16を介してリレー17が「ON」され、映像系4を被検体に対して前進 させるために、モーター7(図5参照)を正回転駆動する。リミットスイッチ1 6は、映像系4が被検体の近くの所定位置まで前進すると、リレー17を「OF F」にする。一方、スイッチ15を15b側に「ON」にすると、リミットスイ ッチ18を介してリレー19が「ON」され、映像系4を被検体に対して後退さ せるために、モーター7を逆回転駆動する。リミットスイッチ18は、映像系4 が被検体から最も離れた位置まで後退すると、リレー19を「OFF」にする。
【0006】 さらに、符号20はローリング天板3の揺動を指示するスイッチであり、この スイッチ20を20a側に「ON」にすると、リミットスイッチ21を介してリ レー22が「ON」され、ローリング天板3をL方向(図5参照)に揺動させる ために、モーター8(図6、図7参照)を正回転駆動する。リミットスイッチ2 1は、ローリング天板3が中位の状態(図5の状態)からL方向に30°揺動し た状態でリレー22を「OFF」にする。一方、スイッチ20を20b側に「O N」にすると、リミットスイッチ23を介してリレー24が「ON」され、ロー リング天板3をR方向に揺動させるために、モーター8を逆回転駆動する。リミ ットスイッチ23は、ローリング天板3が中位の状態からR方向に30°揺動し た状態でリレー24を「OFF」にする。
【0007】 なお、X線透視撮影台には、上述したアンダーテーブルチューブタイプ以外に も、ローリング天板の上方にX線管が位置するオーバーテーブルチューブタイプ のものがあるが、アンダーテーブルチューブタイプと同様に、寝台の起倒動や、 ローリング天板の揺動、X線管や映像系の移動等が、それぞれの操作指示スイッ チで指示できるように構成されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題が ある。 すなわち、被検体のX線透視やX線撮影が終了したとき、術者は寝台2を立動 にするように指示し、寝台2が立位になった状態で被検体はX線透視撮影台から 退出する。このとき、ローリング天板3は、図5に示すように、中位の状態にあ るため、被検体はローリング天板の中央部より高くせりあがっている端部3aが 邪魔になって、X線透視撮影台から退出し難いという問題がある。特に、アンダ ーテーブルチューブタイプのX線透視撮影台では、被検体の前方に映像系4があ り、その映像系4を被検体から最大限に離した状態にしても、この映像系4と、 ローリング天板3の端部3aとの隙間が狭いので、被検体はさらに退出し難いこ とになる。
【0009】 そこで、従来、術者は被検体をX線透視撮影台から退出させ易くするために、 被検体が退出する方向(R方向)にローリング天板3を向けるように、ローリン グ天板3の揺動をスイッチ20で指示しなければならず、そのために、術者の作 業が煩雑になるという問題がある。
【0010】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体のX線透 視撮影台からの退出を容易にするとともに、操作性のよいX線透視撮影台を提供 することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。 すなわち、この考案は、被検体を体軸回りに揺動させるローリング天板と、前 記ローリング天板を支持する起倒動自在の寝台と、前記天板を挟み込むように対 向して設けられた映像系とX線管とを備えたX線透視撮影台において、リターン スイッチを設け、前記リターンスイッチを操作することにより、少なくとも前記 寝台を立動させるとともに、これと同期して前記ローリング天板を前記被検体の 退出方向に向くように揺動させる駆動制御手段を備えたものである。
【0012】
【作用】
この考案の作用は次のとおりである。 すなわち、リターンスイッチを操作することにより、少なくとも寝台が立動す るとともに、ローリング天板が被検体の退出方向を向くように揺動するので、被 検体はX線透視撮影台から退出し易くなる。しかも、術者は1つのリターンスイ ッチの操作で、かかる動作を指示できるので、術者の負担も少なくなる。また、 ローリング天板の揺動と、寝台の起倒動とを行なう機構とは従来から備えられて おり、これらの機構を同期させて動作させる駆動制御手段を設けることにより、 かかる手段を容易に実現することができる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。 この実施例では、従来例で説明したアンダーテーブルチューブタイプのX線透 視撮影台を例に採り説明する。図1はこの考案の一実施例に係るX線透視撮影台 から被検体を退出させる状態を示す平面図であり、図2はその正面図、図3は各 部の動作を制御する駆動制御手段の回路構成を示す図である。なお、この実施例 装置で用いた符号のうち、従来例で用いた符号と同じものは、同じ構成であるの で、ここでの説明は省略する。
【0014】 図3に示すように、この実施例の特徴は、被検体をローリング天板3に乗せ降 ろしするときに操作されるリターンスイッチ30を設けたことにある。このリタ ーンスイッチ30は、寝台2を立動させるリレー12と、映像系4を後退させる リレー19とに接続されており、また、ローリング天板3をR方向に揺動させる リレー24ともリミットスイッチ31を介して接続されている。リミットスイッ チ31は、寝台2が約85°の姿勢に立動したときに作動して、リレー24を「 ON」にするためのスイッチである。リターンスイッチ30を「ON」にすると 、リレー12が「ON」になり、寝台2が立動を開始するとともに、リレー19 が「ON」になり、映像系4が後退を開始する。そして、寝台2が約85°に立 動したとき、リミットスイッチ31が作動してリレー24が「ON」になり、ロ ーリング天板3がR方向に揺動を開始する。また、寝台2は90°立動する(寝 台2が立位の状態になる)と、リミットスイッチ11が作動してリレー12が「 OFF」となり立動を停止し、映像系4は被検体から最も離れた位置に到達する と、リミットスイッチ18が作動してリレー19が「OFF」となり後退動作を 停止し、また、ローリング天板3はR方向に30°揺動すると、リミットスイッ チ23が作動してリレー24が「OFF」になり揺動を停止する。この状態を示 したのが図1、図2である。図に示すように、被検体の退出側に位置するローリ ング天板3の端部3aは、R方向に最大限に揺動しており、また、その端部3a と映像系4との間隔が広くなっているので、被検体は、X線透視撮影台から退出 し易くなる。
【0015】 また、リターンスイッチ30は、リレー12、リレー19、リレー24にそれ ぞれ直接接続しており(但し、リレー24とはリミットスイッチ31を介して接 続されている)、従来から備えていた寝台2を起倒動させる機構、映像系4を前 進、後退させる機構、ローリング天板3を揺動させる機構に付加した構成である ので、リターンスイッチ30による、上述のような一連の機構の同期動作を簡単 に実現することができる。さらに、各スイッチ10、15、20の操作により、 従来のようにそれぞれの動作を別個に行なえるので、X線透視撮影台の操作性を 低下させることもない。
【0016】 なお、上述の実施例では、アンダーテーブルチューブタイプのX線透視撮影台 を例に採り説明したが、この考案はこれに限らず、オーバーテーブルチューブタ イプのX線透視撮影台にも適用することができる。また、オーバーテーブルチュ ーブタイプのX線透視撮影台に適用する場合には、被検体の前方にあるX線管と 被検体の退出方向に位置するローリング天板の端部との間隔は、映像系が被検体 の前方にある場合よりも被検体がX線透視撮影台から退出し易いので、図4に示 すように、リターンスイッチ33の操作により、寝台の立動とローリング天板の 揺動のみを行なうように、リターンスイッチ33の出力をリレー12、24にの み接続するように構成してもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、リターンスイッチを設け 、そのリターンスイッチを操作することにより、少なくとも寝台が立動するとと もに、これに同期してローリング天板が被検体の退出方向を向くように揺動する ので、被検体はX線透視撮影台から退出し易くなる。また、術者は1つのリター ンスイッチの操作で、かかる動作を指示できるので、術者の負担も少なくなる。 さらに、ローリング天板の揺動と、寝台の起倒動とを行なう機構とは従来から備 えられており、これらの機構を同期動作させる駆動制御手段を設けるだけでよい ので、容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るX線透視撮影台から
被検体を退出させる状態を示す平面図である。
【図2】実施例装置から被検体を退出させる状態を示す
正面図である。
【図3】実施例装置の各部の動作を制御する駆動制御手
段の回路構成を示す図である。
【図4】オーバーテーブルチューブタイプのX線透視撮
影台の各部の動作を制御する駆動制御手段の回路構成を
示す図である。
【図5】従来例に係るX線透視撮影台の立位の状態を示
す平面図である。
【図6】従来装置の立位の状態を示す正面図である。
【図7】従来装置の倒位の状態を示す正面図である。
【図8】従来装置の各部の動作を制御する駆動制御手段
の回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1 … 基台 2 … 寝台 3 … ローリング天板 4 … 映像系 5 … X線管 6、7、8 … モーター 10、15、20 … 操作指示スイッチ 11、13、16、18、21、23、31 … リミ
ットスイッチ 12、14、17、19、22、24、 … リレー 30、33 … リターンスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を体軸回りに揺動させるローリン
    グ天板と、前記ローリング天板を支持する起倒動自在の
    寝台と、前記天板を挟み込むように対向して設けられた
    映像系とX線管とを備えたX線透視撮影台において、リ
    ターンスイッチを設け、前記リターンスイッチを操作す
    ることにより、少なくとも前記寝台を立動させるととも
    に、これと同期して前記ローリング天板を前記被検体の
    退出方向に向くように揺動させる駆動制御手段を備えた
    ことを特徴とするX線透視撮影台。
JP6711792U 1992-08-31 1992-08-31 X線透視撮影台 Pending JPH0623508U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6711792U JPH0623508U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 X線透視撮影台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6711792U JPH0623508U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 X線透視撮影台

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Publication Number Publication Date
JPH0623508U true JPH0623508U (ja) 1994-03-29

Family

ID=13335637

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6711792U Pending JPH0623508U (ja) 1992-08-31 1992-08-31 X線透視撮影台

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