JPH06234885A - 加工性及びゴム加硫物特性の改良されたゴム組成物 - Google Patents
加工性及びゴム加硫物特性の改良されたゴム組成物Info
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- JPH06234885A JPH06234885A JP3312271A JP31227191A JPH06234885A JP H06234885 A JPH06234885 A JP H06234885A JP 3312271 A JP3312271 A JP 3312271A JP 31227191 A JP31227191 A JP 31227191A JP H06234885 A JPH06234885 A JP H06234885A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
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- C08K5/098—Metal salts of carboxylic acids
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】次の式:
R1−O−(CR3R4)x−CO2R2
(ここで、R1はアルキルもしくはアルケニル基、又は
ヒドロキシ−もしくはアルコキシ−置換のアルキルもし
くはアルコキシ置換アルケニル基を表わし、この基は
(アルコキシ−置換アルキル又はアルケニル基中のアル
コキシ炭素原子を別として)1個ないし22個の炭素原
子を含み、R2は水素、金属又は他のカチオン基を表わ
し、R3及びR4はそれぞれ独立して水素又はアルキル基
を表わし、そしてxは1ないし10の数値である)を有
するアルキルオキシアルカン酸、その塩又はエステル。 【効果】これらの薬剤は未加硫ゴム組成物の加工特性を
改良し、且つこのような組成物の加硫によって得られる
加硫物の物理的特性に有益な効果を与えることができ
る。
ヒドロキシ−もしくはアルコキシ−置換のアルキルもし
くはアルコキシ置換アルケニル基を表わし、この基は
(アルコキシ−置換アルキル又はアルケニル基中のアル
コキシ炭素原子を別として)1個ないし22個の炭素原
子を含み、R2は水素、金属又は他のカチオン基を表わ
し、R3及びR4はそれぞれ独立して水素又はアルキル基
を表わし、そしてxは1ないし10の数値である)を有
するアルキルオキシアルカン酸、その塩又はエステル。 【効果】これらの薬剤は未加硫ゴム組成物の加工特性を
改良し、且つこのような組成物の加硫によって得られる
加硫物の物理的特性に有益な効果を与えることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工性及び加硫物特性の
改良されたゴム組成物に関する。
改良されたゴム組成物に関する。
【0002】加熱して加硫できる組成物を与えることを
要求されるような他成分とゴムとを混合することは、高
いエネルギー消費を伴う工程であり、そして典型的に
は、ゴム配合物の粘度を減少せしめる効果をもつ成分が
含まれている。粘度の低下は、ある与えられた混合の程
度に対して電力消費が減少し、混合装置の処理量が増加
することを意味し、そしてこの配分物が到達する最高温
度は低下する。同様の考察が、ゴム配合物のカレンダー
リング、押出し又は射出成型のような加工操作にも当て
はまる。加工性向上のために通常用いられている大抵の
物質、例えばゴム相溶性のある炭化水素油には加硫物の
物理的特性に不利な効果を与える傾向があると言う事実
は、加工性改良剤の有益な効果を相殺することになる。
従って配合物の加工性改良のために添加できる量には制
限がある。ゴムに添加できる物質にとっては、弾性率や
硬度といった物理的特性を悪化させずに加工性を改良す
る必要がある。
要求されるような他成分とゴムとを混合することは、高
いエネルギー消費を伴う工程であり、そして典型的に
は、ゴム配合物の粘度を減少せしめる効果をもつ成分が
含まれている。粘度の低下は、ある与えられた混合の程
度に対して電力消費が減少し、混合装置の処理量が増加
することを意味し、そしてこの配分物が到達する最高温
度は低下する。同様の考察が、ゴム配合物のカレンダー
リング、押出し又は射出成型のような加工操作にも当て
はまる。加工性向上のために通常用いられている大抵の
物質、例えばゴム相溶性のある炭化水素油には加硫物の
物理的特性に不利な効果を与える傾向があると言う事実
は、加工性改良剤の有益な効果を相殺することになる。
従って配合物の加工性改良のために添加できる量には制
限がある。ゴムに添加できる物質にとっては、弾性率や
硬度といった物理的特性を悪化させずに加工性を改良す
る必要がある。
【0003】ゴム用添加剤として提案されているその他
の中には、日本特許公報昭45−6,954号(197
0)に開示された「反応性可塑剤」がある。これらは官
能基、例えばチオグリコール酸から誘導された基の導入
によって改質された高沸点石油溜分もしくは不飽和動物
又は植物油である。米国特許第2,429,858号に
は、α−メルカプトカルボン酸のテルペンチオエーテル
又はこのような酸の金属塩を配合することによって、ブ
タジエン−スチレンエラストマーの加工性を改良する方
法が開示されている。米国特許第2,429,858号に
は、テルペンチオエーテルの使用はミル加工時間を可成
り減少することができることを示しているが、しかし加
硫物の特性についてはデータが示されていない。
の中には、日本特許公報昭45−6,954号(197
0)に開示された「反応性可塑剤」がある。これらは官
能基、例えばチオグリコール酸から誘導された基の導入
によって改質された高沸点石油溜分もしくは不飽和動物
又は植物油である。米国特許第2,429,858号に
は、α−メルカプトカルボン酸のテルペンチオエーテル
又はこのような酸の金属塩を配合することによって、ブ
タジエン−スチレンエラストマーの加工性を改良する方
法が開示されている。米国特許第2,429,858号に
は、テルペンチオエーテルの使用はミル加工時間を可成
り減少することができることを示しているが、しかし加
硫物の特性についてはデータが示されていない。
【0004】下記に定義され、また以下にゴム特性を改
質するのに有用な薬剤(“RMA”=ゴム改質剤)と呼
ぶ、ある種のアルキルオキシカルボン酸は、先行技術の
加工助剤を凌ぐ利点を有していることを我々は見出し
た。このゴム改質剤は、加硫前の粘度を減少せしめるよ
うなゴムの加工に役立ち、また硬度及び弾性率を含めて
加硫ゴムの物理的特性を望ましく改良するのに役立つと
言う点で、本願では特に有用である。
質するのに有用な薬剤(“RMA”=ゴム改質剤)と呼
ぶ、ある種のアルキルオキシカルボン酸は、先行技術の
加工助剤を凌ぐ利点を有していることを我々は見出し
た。このゴム改質剤は、加硫前の粘度を減少せしめるよ
うなゴムの加工に役立ち、また硬度及び弾性率を含めて
加硫ゴムの物理的特性を望ましく改良するのに役立つと
言う点で、本願では特に有用である。
【0005】特に、本発明によるゴム改質剤の使用によ
り、同量の従来のプロセスオイルを含んだゴム配合物の
加工特性よりも一般に良好な加工特性を有するゴム配合
物が得られる。その上更に、ゴム改質剤を用いて造られ
た加硫物は、改良された物理的特性、特に従来の添加剤
を含んだ配合物に比して改良された硬度と弾性率を有す
る。尚更に、先行技術のチオエーテルに比しての改良
が、本発明のゴム改質剤を用いて達成される。
り、同量の従来のプロセスオイルを含んだゴム配合物の
加工特性よりも一般に良好な加工特性を有するゴム配合
物が得られる。その上更に、ゴム改質剤を用いて造られ
た加硫物は、改良された物理的特性、特に従来の添加剤
を含んだ配合物に比して改良された硬度と弾性率を有す
る。尚更に、先行技術のチオエーテルに比しての改良
が、本発明のゴム改質剤を用いて達成される。
【0006】本発明は、未加硫ゴム重合体と、ゴム特性
の改質剤として次式 R1−O−(CR3R4)x−CO2R2 (ここで、R1はアルキルもしくはアルケニル基、又は
ヒドロキシ−もしくはアルコキシ−置換のアルキルもし
くはアルケニル基を表わし、この基は(アルコキシ−置
換アルキル又はアルコキシ−置換アルケニル基中のアル
コキシ炭素原子を別にして)1個ないし22個の炭素原
子を含み;R2は水素、金属又は他のカチオン基を表わ
し;R3及びR4はそれぞれ独立して水素又は1個ないし
22個の炭素原子を有するアルキル基を表わし;そして
xは1ないし10の値を有する)を有するアルキルオキ
シアルカン酸、その塩又はエステルとから成るゴム組成
物を提供するものである。
の改質剤として次式 R1−O−(CR3R4)x−CO2R2 (ここで、R1はアルキルもしくはアルケニル基、又は
ヒドロキシ−もしくはアルコキシ−置換のアルキルもし
くはアルケニル基を表わし、この基は(アルコキシ−置
換アルキル又はアルコキシ−置換アルケニル基中のアル
コキシ炭素原子を別にして)1個ないし22個の炭素原
子を含み;R2は水素、金属又は他のカチオン基を表わ
し;R3及びR4はそれぞれ独立して水素又は1個ないし
22個の炭素原子を有するアルキル基を表わし;そして
xは1ないし10の値を有する)を有するアルキルオキ
シアルカン酸、その塩又はエステルとから成るゴム組成
物を提供するものである。
【0007】もう1つの態様として上述したように、本
発明はゴム中にアルキルオキシ−アルカン酸を配合する
ことからなる、ゴム加工性を改良し、そして加硫ゴムの
ある種の特性を改質する方法を提供する。
発明はゴム中にアルキルオキシ−アルカン酸を配合する
ことからなる、ゴム加工性を改良し、そして加硫ゴムの
ある種の特性を改質する方法を提供する。
【0008】ゴム改質剤の上記の式において、R1は原
則的には1個ないし22個の炭素原子を有する直鎖又は
分岐鎖アルキル又はアルケニル基、例えば直鎖ブチル、
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、オクテニ
ル、ノニル、デシル、ドデシル、ドデセニル、テトラデ
シル、ヘキサデシル、もしくはオクタデシル又はこれら
に相応する分岐鎖異性体のいずれかであり得る。ヒドロ
キシ−又はアルコキシ−置換アルキル又はアルケニル基
はこの置換基を1つ又はそれ以上、通常は1つ又は2つ
含むことができる。アルコキシ置換基は好ましくは1個
ないし4個の炭素原子を含む置換基、例えばメトキシ又
はエトキシである。
則的には1個ないし22個の炭素原子を有する直鎖又は
分岐鎖アルキル又はアルケニル基、例えば直鎖ブチル、
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、オクテニ
ル、ノニル、デシル、ドデシル、ドデセニル、テトラデ
シル、ヘキサデシル、もしくはオクタデシル又はこれら
に相応する分岐鎖異性体のいずれかであり得る。ヒドロ
キシ−又はアルコキシ−置換アルキル又はアルケニル基
はこの置換基を1つ又はそれ以上、通常は1つ又は2つ
含むことができる。アルコキシ置換基は好ましくは1個
ないし4個の炭素原子を含む置換基、例えばメトキシ又
はエトキシである。
【0009】R2は金属又は他のカチオン基を表わす場
合は、これは例としてはアルカリ金属イオン、例えばナ
トリウムイオンであり得る。R2はこれとは別に多価金
属、例えばマグネシウム、カルシウム、バリウム、亜
鉛、ニッケル、コバルト又はアルミニウムの相当物に表
わすことができる。これらの中で、亜鉛は好適な多価金
属である。
合は、これは例としてはアルカリ金属イオン、例えばナ
トリウムイオンであり得る。R2はこれとは別に多価金
属、例えばマグネシウム、カルシウム、バリウム、亜
鉛、ニッケル、コバルト又はアルミニウムの相当物に表
わすことができる。これらの中で、亜鉛は好適な多価金
属である。
【0010】カチオン基R2はまたアンモニア又はアミ
ンから誘導できるものの1つ例えば式R5R6NHを有す
るアミンであっても良い。ここにR5及びR6はそれぞれ
水素、アルキル基、脂環式アルキル基、ベンジル基又は
フェニル基を表わす。但しR 5及びR6は同時に共に水素
又は共にフェニルではない。カチオン基R2はまた他の
窒素性塩基、例えばグアニジン又はジフェニルグアニジ
ンから誘導されたものであることもできる。
ンから誘導できるものの1つ例えば式R5R6NHを有す
るアミンであっても良い。ここにR5及びR6はそれぞれ
水素、アルキル基、脂環式アルキル基、ベンジル基又は
フェニル基を表わす。但しR 5及びR6は同時に共に水素
又は共にフェニルではない。カチオン基R2はまた他の
窒素性塩基、例えばグアニジン又はジフェニルグアニジ
ンから誘導されたものであることもできる。
【0011】R3又はR4がアルキル基を表わすときは、
これらは1個ないし22個の炭素原子を含む基、特にメ
チル又はエチル基であることが好ましい。好ましくは、
各CR3R4基中の炭素原子に結合したR3及びR4のうち
少くとも1つは水素である。好適な化合物はxが1ない
し4の値である化合物である。好ましい1つの具体例で
は、R1は10個ないし20個の炭素原子を含む直鎖ア
ルキル基を表わし、R3は水素を表わし、R4は水素又は
メチル基を表わし、そしてxは1、2又は3の値を有す
るものである。もう1つ別の好ましい具体例では、R1
は1個ないし8個の炭素原子を有するアルキル基、そし
てxは1、2又は3の値を有するものである。
これらは1個ないし22個の炭素原子を含む基、特にメ
チル又はエチル基であることが好ましい。好ましくは、
各CR3R4基中の炭素原子に結合したR3及びR4のうち
少くとも1つは水素である。好適な化合物はxが1ない
し4の値である化合物である。好ましい1つの具体例で
は、R1は10個ないし20個の炭素原子を含む直鎖ア
ルキル基を表わし、R3は水素を表わし、R4は水素又は
メチル基を表わし、そしてxは1、2又は3の値を有す
るものである。もう1つ別の好ましい具体例では、R1
は1個ないし8個の炭素原子を有するアルキル基、そし
てxは1、2又は3の値を有するものである。
【0012】いくつかの方法が本発明に有用であるアル
キルオキシアルカン酸の調製に利用可能である。アルコ
キシ酢酸(ここにR3及びR4は水素;xは1)は塩基性
条件下でクロロ酢酸と適当なアルカノールとから作るこ
とができる。同様にアルコキシプロピオン酸(xは2)
は塩基性条件下で3−ブロモプロピオン酸と適当なアル
カノールとから作ることができる。アルコキシプロピオ
ン酸(ここにR3及びR4は水素;xは2)はR.V. Chris
tian Jr., and R.M. Hixon, J.A.C.S. 70(194
8)、133〜6に記載されているように、対応するニ
トリルROCH2CH2CNの加水分解によって作ること
ができる。これらのニトリルは塩基性条件下でアクリロ
ニトリルと適当なアルカノールとから作られる。
キルオキシアルカン酸の調製に利用可能である。アルコ
キシ酢酸(ここにR3及びR4は水素;xは1)は塩基性
条件下でクロロ酢酸と適当なアルカノールとから作るこ
とができる。同様にアルコキシプロピオン酸(xは2)
は塩基性条件下で3−ブロモプロピオン酸と適当なアル
カノールとから作ることができる。アルコキシプロピオ
ン酸(ここにR3及びR4は水素;xは2)はR.V. Chris
tian Jr., and R.M. Hixon, J.A.C.S. 70(194
8)、133〜6に記載されているように、対応するニ
トリルROCH2CH2CNの加水分解によって作ること
ができる。これらのニトリルは塩基性条件下でアクリロ
ニトリルと適当なアルカノールとから作られる。
【0013】上記のゴム特性改質用の薬剤はゴムが天然
又は合成シス−ポリ−イソプレンである組成物において
特に効果的である。しかしそれらはまた、例えばポリ−
1,3−ブタジエン、1,3−ブタジエンと他のモノマ
ー、例えばスチレン、アクリロニトリル、イソブチレン
及びメチルメタクリレートとの共重合体、エチレン−プ
ロピレン−ジエンターポリマー(EPDM)、マレイン
酸−グラフト化EPDM及びクロロブチル、ブロモブチ
ル及びクロロプレンゴムのようなハロゲン含有ゴムを含
めて他のゴムにとっても有用である。他の例では、本発
明のゴム組成物におけるゴム重合物として、上に例示し
たゴムの2種又はそれ以上の混合物、例えば天然ゴムと
スチレン−ブタジエンゴムとの混合物を用いることがで
きる。特に好ましいのは天然ゴムである。
又は合成シス−ポリ−イソプレンである組成物において
特に効果的である。しかしそれらはまた、例えばポリ−
1,3−ブタジエン、1,3−ブタジエンと他のモノマ
ー、例えばスチレン、アクリロニトリル、イソブチレン
及びメチルメタクリレートとの共重合体、エチレン−プ
ロピレン−ジエンターポリマー(EPDM)、マレイン
酸−グラフト化EPDM及びクロロブチル、ブロモブチ
ル及びクロロプレンゴムのようなハロゲン含有ゴムを含
めて他のゴムにとっても有用である。他の例では、本発
明のゴム組成物におけるゴム重合物として、上に例示し
たゴムの2種又はそれ以上の混合物、例えば天然ゴムと
スチレン−ブタジエンゴムとの混合物を用いることがで
きる。特に好ましいのは天然ゴムである。
【0014】本発明の組成物中のゴム改質剤の量は、ゴ
ム重合体の性質、要求される未加硫及び加硫ゴムの定量
的及び定性的特性、及び他の添加物含有の有無の如何に
よって変化しうる。しかしながら通常、ゴム改質剤の量
は、ゴム100重量部当り0.2から10重量部の範
囲、そして特に0.5から5重量部の範囲であろう。
ム重合体の性質、要求される未加硫及び加硫ゴムの定量
的及び定性的特性、及び他の添加物含有の有無の如何に
よって変化しうる。しかしながら通常、ゴム改質剤の量
は、ゴム100重量部当り0.2から10重量部の範
囲、そして特に0.5から5重量部の範囲であろう。
【0015】ゴム改質剤は、以下に更に詳しく記述され
るように、粗ゴム重合体の加工性を促進するため及び加
硫物特性を改良するために使用することができる。これ
らは補強剤及び/又は充填剤、加硫剤及びプロセスオイ
ル又は類似の加工助剤の混合物のような従来の加工助
剤、並びに促進剤を含有する完全配合ゴムストックにお
いて特に有用である。慣用的に使用された補強剤には、
カーボンブラックがあり、例えばN347又はN326
のようなN300シリーズのカーボンブラックをゴム1
00重量部当り典型的には30ないし90重量部の量で
使用する。他の添加剤には、例えば酸化亜鉛は、一例と
してゴム100重量部当り2ないし10重量部を;ステ
アリン酸は例えばゴム100重量部当り0.5ないし2
重量部を(もっとも本発明の特徴は、アルキルオキシ−
アルカン酸又はその塩であるゴム改質剤を含有する組成
物中で、ステアリン酸の量は著しく減少せしめ得るか、
又は全く必要としないかも知れないと言うことであるけ
れども);劣化防止剤、例えばN−アルキル−N′−フ
ェニル−p−フェニレンジアミンを;及び酸化防止剤、
例えば2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリ
ンの重合物を用いる例がある。
るように、粗ゴム重合体の加工性を促進するため及び加
硫物特性を改良するために使用することができる。これ
らは補強剤及び/又は充填剤、加硫剤及びプロセスオイ
ル又は類似の加工助剤の混合物のような従来の加工助
剤、並びに促進剤を含有する完全配合ゴムストックにお
いて特に有用である。慣用的に使用された補強剤には、
カーボンブラックがあり、例えばN347又はN326
のようなN300シリーズのカーボンブラックをゴム1
00重量部当り典型的には30ないし90重量部の量で
使用する。他の添加剤には、例えば酸化亜鉛は、一例と
してゴム100重量部当り2ないし10重量部を;ステ
アリン酸は例えばゴム100重量部当り0.5ないし2
重量部を(もっとも本発明の特徴は、アルキルオキシ−
アルカン酸又はその塩であるゴム改質剤を含有する組成
物中で、ステアリン酸の量は著しく減少せしめ得るか、
又は全く必要としないかも知れないと言うことであるけ
れども);劣化防止剤、例えばN−アルキル−N′−フ
ェニル−p−フェニレンジアミンを;及び酸化防止剤、
例えば2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリ
ンの重合物を用いる例がある。
【0016】例えばシリカのような他の補強剤及び/又
は充填剤を使うことができる、そしてゴムストックもま
た酸化亜鉛以外の金属酸化物活性化剤、例えば酸化マグ
ネシウム、早期加硫禁止剤、例えばN−シクロ−ヘキシ
ルチオフタルイミド及び後加硫安定剤とゴム−金属結合
促進剤、例えばEP−B−0070143及びEP−B
−109955に記載されたチオサルフェート誘導体を
含有することができる。
は充填剤を使うことができる、そしてゴムストックもま
た酸化亜鉛以外の金属酸化物活性化剤、例えば酸化マグ
ネシウム、早期加硫禁止剤、例えばN−シクロ−ヘキシ
ルチオフタルイミド及び後加硫安定剤とゴム−金属結合
促進剤、例えばEP−B−0070143及びEP−B
−109955に記載されたチオサルフェート誘導体を
含有することができる。
【0017】ゴム改質剤は加硫剤及び加硫促進剤を除い
た添加物と共に、第1段階の混合では、例えば内部ミク
サー又はミルを用いて、ゴムに混ぜ込むことができる。
別の手順では、ゴム改質剤は第2段階の混合で加硫剤及
び加硫促進剤と共にゴムに混和することができる。もし
硫黄を加硫剤として用いるならば、その量は一般的にゴ
ム100重量部当り0.3から6重量部の範囲にある。
た添加物と共に、第1段階の混合では、例えば内部ミク
サー又はミルを用いて、ゴムに混ぜ込むことができる。
別の手順では、ゴム改質剤は第2段階の混合で加硫剤及
び加硫促進剤と共にゴムに混和することができる。もし
硫黄を加硫剤として用いるならば、その量は一般的にゴ
ム100重量部当り0.3から6重量部の範囲にある。
【0018】使用することのできる促進剤にはベンゾチ
アゾール−2−スルフェンアミド類、例えばN−イソプ
ロピル−ベンゾチアゾール−2−スルフェンアミド、N
−t−ブチル−ベンゾチアゾール−2−スルフェンアミ
ド、N−シクロベンゾチアゾール−2−スルフェナミ
ド、N,N−ジシクロヘキシル−ベンゾチアゾール−2
−スルフェンアミド及び2−(モルホリノチオ)ベンゾ
チアゾールが含まれる。本発明の組成物において、これ
ら促進剤はゴムの性質、硫黄の量及び加硫ゴムに要求さ
れる特性に応じて、ゴム100重量部当り典型的には
0.1ないし3重量部の割合で使用される。硫黄供与
剤、例えばジモルホリンジスルフィドを用いる他の加硫
方式を用いることもできる。
アゾール−2−スルフェンアミド類、例えばN−イソプ
ロピル−ベンゾチアゾール−2−スルフェンアミド、N
−t−ブチル−ベンゾチアゾール−2−スルフェンアミ
ド、N−シクロベンゾチアゾール−2−スルフェナミ
ド、N,N−ジシクロヘキシル−ベンゾチアゾール−2
−スルフェンアミド及び2−(モルホリノチオ)ベンゾ
チアゾールが含まれる。本発明の組成物において、これ
ら促進剤はゴムの性質、硫黄の量及び加硫ゴムに要求さ
れる特性に応じて、ゴム100重量部当り典型的には
0.1ないし3重量部の割合で使用される。硫黄供与
剤、例えばジモルホリンジスルフィドを用いる他の加硫
方式を用いることもできる。
【0019】上記したように、本発明におけるゴム改質
剤は、従来の混合操作によってゴムに混和することがで
きる。このゴム改質剤の中大抵のものは、良好な分散物
を得るのに特別な注意は必要としないような状態にあ
る。天然ゴムの加工では、添加剤の導入前に原料ゴムを
素練りに掛けるのが通例である。しかしながら、もしゴ
ム改質剤が単独で、特に天然ゴムに対して最初の素練り
段階で加えられるならば、ゴム改質剤の手段によって素
練りの促進を含めて特異な恩恵を得ることができる。も
し必要ならば、比較的高融点の固体は微粉に、好ましく
は70ミクロン又はそれ以下に磨砕して適切な分散を促
進する。ある場合において、固体のゴム改質剤を、微粒
子材料の予備分散物としてゴム−相溶性の炭化水素油又
は重合物、例えばEPDMゴム中へ加えることは都合の
よいことである。
剤は、従来の混合操作によってゴムに混和することがで
きる。このゴム改質剤の中大抵のものは、良好な分散物
を得るのに特別な注意は必要としないような状態にあ
る。天然ゴムの加工では、添加剤の導入前に原料ゴムを
素練りに掛けるのが通例である。しかしながら、もしゴ
ム改質剤が単独で、特に天然ゴムに対して最初の素練り
段階で加えられるならば、ゴム改質剤の手段によって素
練りの促進を含めて特異な恩恵を得ることができる。も
し必要ならば、比較的高融点の固体は微粉に、好ましく
は70ミクロン又はそれ以下に磨砕して適切な分散を促
進する。ある場合において、固体のゴム改質剤を、微粒
子材料の予備分散物としてゴム−相溶性の炭化水素油又
は重合物、例えばEPDMゴム中へ加えることは都合の
よいことである。
【0020】本発明は下記の特定の具体例によって説明
する。本発明のゴム改質剤の評価のため、下記組成を有
するマスターバッチを採用した:
する。本発明のゴム改質剤の評価のため、下記組成を有
するマスターバッチを採用した:
【0021】
【表1】
【0022】天然ゴムは他成分を添加する前に、100
℃において約50ムーニーユニットML(1+4)の粘度
まで予備素練りを行った。
℃において約50ムーニーユニットML(1+4)の粘度
まで予備素練りを行った。
【0023】混合用に、研究室規模のBRバンバリー内
部混合機を用いた。マスターバッチIの場合は、各成分
を下記スケジュールに従って、混合機の電力消費の累計
値によって決定した間隔で混和した。予備素練りしたゴ
ムを温度40℃(水循還)の混合機に投入した。
部混合機を用いた。マスターバッチIの場合は、各成分
を下記スケジュールに従って、混合機の電力消費の累計
値によって決定した間隔で混和した。予備素練りしたゴ
ムを温度40℃(水循還)の混合機に投入した。
【0024】 電力累計値(kwh) 操 作 0 カーボンブラックの半量と酸化亜鉛をゴムに添加 0.125 カーボンブラックの残量、崩壊防止剤、ステアリン酸、 プロセスオイル又は(テスト・バッチで)、ゴム改質剤 (ゴム100重量部当り3重量部)を添加 0.350 掃除、硫黄と促進剤添加 0.400 取出し
【0025】マスターバッチIIの場合は、予備素練りし
たゴムは下記の手順A及びBの2段階で他の成分と一緒
にした。 (A)時間(分) 成 分 0 ゴム及びN330の半量と酸化亜鉛を添加 1 N330の半量とゴム改質剤を含む他成分添加、但し 硫黄及び促進剤を除く 3 掃除 4.5 取出し (B)室温で24時間待機した後、A段階のゴム配合物
を、温度100℃を超えずに最大1.5分間、バンバリ
ー内部混合機中で硫黄及び促進剤と一緒に混合した。
たゴムは下記の手順A及びBの2段階で他の成分と一緒
にした。 (A)時間(分) 成 分 0 ゴム及びN330の半量と酸化亜鉛を添加 1 N330の半量とゴム改質剤を含む他成分添加、但し 硫黄及び促進剤を除く 3 掃除 4.5 取出し (B)室温で24時間待機した後、A段階のゴム配合物
を、温度100℃を超えずに最大1.5分間、バンバリ
ー内部混合機中で硫黄及び促進剤と一緒に混合した。
【0026】試料は弾性率及び硬度試験のために141
℃で加硫した。試験は標準手順(ISO 37及びIS
O 48、1400、1818)に従って実施した。
℃で加硫した。試験は標準手順(ISO 37及びIS
O 48、1400、1818)に従って実施した。
【0027】実施例1及び2において、下表はSMR
10ゴムを基にした種々のマスターバッチについて得ら
れた結果を示している。(対比)で示す( )内の数字
はコントロール(基準)に対する相対百分率である。使
用されたゴム改質剤は下記のように表2の左欄に数字で
示してあり、ゴム100部当り3部(3phr)水準で用
いている。Dutrex 729芳香族プロセスオイルもまた
3phrで用いた。
10ゴムを基にした種々のマスターバッチについて得ら
れた結果を示している。(対比)で示す( )内の数字
はコントロール(基準)に対する相対百分率である。使
用されたゴム改質剤は下記のように表2の左欄に数字で
示してあり、ゴム100部当り3部(3phr)水準で用
いている。Dutrex 729芳香族プロセスオイルもまた
3phrで用いた。
【0028】実施例1 マスターバッチIにおける本発明のゴム改質剤 1. なし(ブランク、コントロール) 2. エトキシ酢酸 3. デシルオキシ酢酸 4. ドデシルオキシ酢酸 5. ヘキサデシルオキシ酢酸 6. ドデシルオキシプロピオン酸 7. ジュトレックス(DutrexR)729
【0029】
【表2】
【0030】上記の結果によって、本発明のゴム改質剤
を含有するゴムストックを、ブランク及びジュトレック
スプロセスオイルを含有するゴムストックと対比するこ
とができる。
を含有するゴムストックを、ブランク及びジュトレック
スプロセスオイルを含有するゴムストックと対比するこ
とができる。
【0031】表2の結果は、ムーニー粘度、硬度及び弾
性率について、本発明に従ったゴムストックの向上を示
している。圧縮永久歪(Compression set)及び反撥弾性
(rebound resilience)値はゴム改質剤によって影響さ
れず、また事実、対応するブランクの値が同じであるこ
とが見られたと言うことは注目に値する。
性率について、本発明に従ったゴムストックの向上を示
している。圧縮永久歪(Compression set)及び反撥弾性
(rebound resilience)値はゴム改質剤によって影響さ
れず、また事実、対応するブランクの値が同じであるこ
とが見られたと言うことは注目に値する。
【0032】実施例2 マスターバッチIIにおける本発明のゴム改質剤 1. なし(ブランク、コントロール) 2. 3−イソプロポキシプロピオン酸の亜鉛塩 3. メトキシ酢酸の亜鉛塩 4. イソプロポキシ酢酸の亜鉛塩 5. エトキシ酢酸の亜鉛塩 表3は、本発明によるゴムストックはムーニー粘度、硬
度及び弾性率に関して向上していることを示している。
反撥弾性及び圧縮永久歪の値は対応するブランクの値に
比して僅かしか変化しなかった。
度及び弾性率に関して向上していることを示している。
反撥弾性及び圧縮永久歪の値は対応するブランクの値に
比して僅かしか変化しなかった。
【0033】
【表3】
Claims (9)
- 【請求項1】 未加硫ゴム重合体と、ゴム特性の改質剤
(RMA)として、次式 R1−O−(CR3R4)x−CO2R2 (ここでR1はアルキルもしくはアルケニル基、又はヒ
ドロキシ−もしくはアルコキシ−置換のアルキルもしく
はアルケニル基を表わし、この基は(アルコキシ−置換
アルキル又はアルコキシ−置換アルケニル基中のアルコ
キシ炭素原子を別にして)1個ないし22個の炭素原子
を含み;R2は水素、金属又は他のカチオン基を表わ
し;R3及びR4はそれぞれ独立して水素又は1個ないし
22個の炭素原子を有するアルキル基を表わし;そして
xは1ないし10の値を有する)を有するアルキルオキ
シアルカン酸、その塩又はエステルとから成るゴム組成
物。 - 【請求項2】 R3の各々及びR4の各々は独立して水
素、メチル又はエチル基を表わし、そしてxは1ないし
4の値を有するものである、請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 R1は直鎖アルキル基を表わし、R3は水
素を表わし、R4は水素又はメチル基を表わし、そして
xは1、2又は3の値を有するものである、請求項2記
載の組成物。 - 【請求項4】 R2が水素又は亜鉛の当量である、請求
項1ないし3のいずれかに記載した組成物。 - 【請求項5】 ゴム特性改良剤(RMA)の量がゴム1
00重量部に対して0.2から5重量部である、請求項
1ないし4記載の組成物。 - 【請求項6】 ゴム重合体がシス−ポリイソプレン、ス
チレン−ブタジエン、ポリ−1,3−ブタジエン、EP
DM、マレイン酸−グラフト化EPDM、ブチルゴムも
しくはニトリルゴム、又はこれらのゴムのブレンドであ
る、請求項1ないし5記載の組成物。 - 【請求項7】 ゴム重合体が天然ゴムである、請求項6
記載の組成物。 - 【請求項8】 充分に配合された原料ゴムの製造に使用
される充填剤、酸化亜鉛及び場合により他の成分を含有
する、請求項1ないし7のいずれかに記載した組成物。 - 【請求項9】 請求項1において定義されるような、ゴ
ム特性改変剤を未加硫ゴムに配合することからなる、ゴ
ムの加工性を改良する方法。
Applications Claiming Priority (2)
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EP908702343 | 1990-11-28 | ||
EP90870234A EP0487809A1 (en) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | Rubber compositions having improved processability and improved rubber-vulcanisate properties |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234885A true JPH06234885A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=8206095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3312271A Pending JPH06234885A (ja) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | 加工性及びゴム加硫物特性の改良されたゴム組成物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5328953A (ja) |
EP (2) | EP0487809A1 (ja) |
JP (1) | JPH06234885A (ja) |
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DE19638892A1 (de) * | 1996-09-23 | 1998-03-26 | Bayer Ag | Leicht transportierbare und zu dosierende Mischungen aus aromatischen Ölen und Phenylendiaminen mit hoher Lagerbeständigkeit |
US20040013631A1 (en) * | 2002-07-17 | 2004-01-22 | Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco | Skin care cosmetic compositions containing carboxyalkylates of branched alcohols and/or alkoxylates thereof |
US6916851B2 (en) * | 2002-07-17 | 2005-07-12 | Unilever Home & Personal Care Usa, A Division Of Conopco, Inc. | Skin care cosmetic methods of sebum control using carboxyalkylates of branched alcohols and/or alkoxylates thereof |
US7211687B2 (en) * | 2004-08-25 | 2007-05-01 | Unilever Home & Personal Care Usa | Process for making carboxyalkylates of branched alcohols |
ES2733353T3 (es) | 2007-11-09 | 2019-11-28 | Basf As | Compuestos lípidos para uso en productos cosméticos, como suplemento alimenticio o como un medicamento |
NZ618734A (en) | 2009-05-08 | 2015-01-30 | Pronova Biopharma Norge As | Polyunsaturated fatty acids for the treatment of diseases related to cardiovascular, metabolic and inflammatory disease areas |
NZ610705A (en) | 2010-11-05 | 2014-10-31 | Pronova Biopharma Norge As | Methods of treatment using lipid compounds |
US11351139B2 (en) | 2013-02-28 | 2022-06-07 | Basf As | Composition comprising a lipid compound, a triglyceride, and a surfactant, and methods of using the same |
WO2016173923A1 (en) | 2015-04-28 | 2016-11-03 | Pronova Biopharma Norge As | Use of structurally enhanced fatty acids containing sulphur for preventing and/or treating non-alcoholic steatohepatitis |
CA3084728A1 (en) | 2017-12-06 | 2019-06-13 | Basf As | Fatty acid derivatives for treating non-alcoholic steatohepatitis |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1467197A (en) * | 1922-04-26 | 1923-09-04 | Norwalk Tire & Rubber Company | Art of vulcanizing rubber |
US2306669A (en) * | 1940-11-12 | 1942-12-29 | Du Pont | Vulcanization of rubber |
GB575137A (en) * | 1943-11-03 | 1946-02-05 | American Cyanamid Co | Improvements in plasticized natural or synthetic rubber-like compositions |
GB585404A (en) * | 1943-11-12 | 1947-02-06 | Wingfoot Corp | Plasticized synthetic rubber |
US2429858A (en) * | 1944-04-11 | 1947-10-28 | Du Pont | Additive terpene ethers of mercapto-acids as milling aids for butadiene-styrene copolymers |
CH273958A (de) * | 1949-01-06 | 1951-03-15 | Rhein Chemie Rheinau Gmbh | Verfahren zum Abbau von natürlichem oder synthetischem Kautschuk. |
BE636249A (ja) * | 1962-08-16 | |||
JPS4819375B1 (ja) * | 1969-05-26 | 1973-06-13 | ||
US4259403A (en) * | 1979-01-16 | 1981-03-31 | Uniroyal, Inc. | Cured fibers coated with adhesion promoting additives for ethylene-propylene-nonconjugated diene elastomers |
GB8912718D0 (en) * | 1989-06-02 | 1989-07-19 | Monsanto Europe Sa | Rubber compositions having improved processability |
-
1990
- 1990-11-28 EP EP90870234A patent/EP0487809A1/en not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-11-21 EP EP91870186A patent/EP0488982A1/en not_active Ceased
- 1991-11-27 JP JP3312271A patent/JPH06234885A/ja active Pending
-
1992
- 1992-09-11 US US07/942,881 patent/US5328953A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
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US5328953A (en) | 1994-07-12 |
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