JPH06233732A - 掃除機のブラシロールの遊星歯車装置 - Google Patents
掃除機のブラシロールの遊星歯車装置Info
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- JPH06233732A JPH06233732A JP13549193A JP13549193A JPH06233732A JP H06233732 A JPH06233732 A JP H06233732A JP 13549193 A JP13549193 A JP 13549193A JP 13549193 A JP13549193 A JP 13549193A JP H06233732 A JPH06233732 A JP H06233732A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動輪とブラシロールとを互いに連結する歯
車装置が塵埃から遮蔽されていて、前記歯車装置が交換
可能のカートリッジ内に設けられ、このカートリッジが
選択的に所定位置に取付け、交換できるようにする。 【構成】 床掃除機は、ハウジングと、ハウジングに回
転可能に取り付けられたブラシロールと、ハウジングの
一方側に設けられたギヤカートリッジケース22とを備
え、ギヤカートリッジケース22が、ブラシロール24
の一端に結合された太陽歯車40と、この太陽歯車40
を取り囲むリングの内歯歯車70と、これら太陽歯車4
0と内歯歯車70との両者と噛みあう複数個の遊星歯車
38とを含む遊星歯車装置と、前記内歯歯車70を駆動
するとともに前記ハウジング10を下方の表面上に支持
するように前記内歯歯車のリングに結合された駆動輪2
0と、前記遊星歯車装置を封止して囲むケースとを備え
ている。
車装置が塵埃から遮蔽されていて、前記歯車装置が交換
可能のカートリッジ内に設けられ、このカートリッジが
選択的に所定位置に取付け、交換できるようにする。 【構成】 床掃除機は、ハウジングと、ハウジングに回
転可能に取り付けられたブラシロールと、ハウジングの
一方側に設けられたギヤカートリッジケース22とを備
え、ギヤカートリッジケース22が、ブラシロール24
の一端に結合された太陽歯車40と、この太陽歯車40
を取り囲むリングの内歯歯車70と、これら太陽歯車4
0と内歯歯車70との両者と噛みあう複数個の遊星歯車
38とを含む遊星歯車装置と、前記内歯歯車70を駆動
するとともに前記ハウジング10を下方の表面上に支持
するように前記内歯歯車のリングに結合された駆動輪2
0と、前記遊星歯車装置を封止して囲むケースとを備え
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掃除機のブラシロール
の遊星歯車装置に係り、特に、床掃除機またはカーペッ
ト掃除機におけるブラシロールを回転させるための機構
に関するものである。
の遊星歯車装置に係り、特に、床掃除機またはカーペッ
ト掃除機におけるブラシロールを回転させるための機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明の背景となる従来技術につ
いて説明する。例えば、カーペット掃除機における装置
牽引車輪の回転速度よりも早い速度でブラシが回転する
ものは知られている。この種のカーペット掃除機は、歯
車装置を用いているが、この歯車装置は囲りからシール
されておらず、したがって、ほこり、ペットの毛等によ
って歯車装置が動かなくなりやすい。このようなカーペ
ット掃除機は、コンパクトな構造のエピサイクリックま
たはプラネタリーギヤ(遊星歯車)装置を有するもので
はなかった。
いて説明する。例えば、カーペット掃除機における装置
牽引車輪の回転速度よりも早い速度でブラシが回転する
ものは知られている。この種のカーペット掃除機は、歯
車装置を用いているが、この歯車装置は囲りからシール
されておらず、したがって、ほこり、ペットの毛等によ
って歯車装置が動かなくなりやすい。このようなカーペ
ット掃除機は、コンパクトな構造のエピサイクリックま
たはプラネタリーギヤ(遊星歯車)装置を有するもので
はなかった。
【0003】また、中央に設けた回転ブラシを駆動する
ために遊星歯車を有する歯車機構を利用した構成のカー
ペット掃除機が知られている。しかし、これらの歯車機
構もまた、周りからシールされておらず、そのため、カ
ーペット掃除機の回転ブラシによって掃除される塵埃お
よび粒子によって動かなくなりやすいという問題があっ
た。
ために遊星歯車を有する歯車機構を利用した構成のカー
ペット掃除機が知られている。しかし、これらの歯車機
構もまた、周りからシールされておらず、そのため、カ
ーペット掃除機の回転ブラシによって掃除される塵埃お
よび粒子によって動かなくなりやすいという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カーペット掃除機の一
対の駆動輪を一対の回転ブラシに互いに連結する多重要
素からなる歯車装置もまた既知である。ブラシはカーペ
ット掃除機の回転方向によって選択的に作動される。こ
の歯車装置は細長い矩形のハウジング内に収納され、複
数の隣接ギヤを含む構成のもので、コンパクトな遊星歯
車機構のものではなかった。したがって、上述した問題
等を解決し、さらに優れた機能を有する新規かつ改良し
た床掃除機を開発することが望ましいと考えられてい
る。
対の駆動輪を一対の回転ブラシに互いに連結する多重要
素からなる歯車装置もまた既知である。ブラシはカーペ
ット掃除機の回転方向によって選択的に作動される。こ
の歯車装置は細長い矩形のハウジング内に収納され、複
数の隣接ギヤを含む構成のもので、コンパクトな遊星歯
車機構のものではなかった。したがって、上述した問題
等を解決し、さらに優れた機能を有する新規かつ改良し
た床掃除機を開発することが望ましいと考えられてい
る。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、掃除機の駆動輪よりブラシロ
ールを早く回転させる歯車装置をコンパクトに構成し、
駆動輪とブラシロールとを互いに連結する歯車装置が塵
埃から遮蔽されいている、新規かつ改良した掃除機のブ
ラシロールの遊星歯車装置を提供することを、その目的
とするものである。
るためになされたもので、掃除機の駆動輪よりブラシロ
ールを早く回転させる歯車装置をコンパクトに構成し、
駆動輪とブラシロールとを互いに連結する歯車装置が塵
埃から遮蔽されいている、新規かつ改良した掃除機のブ
ラシロールの遊星歯車装置を提供することを、その目的
とするものである。
【0006】本発明の他の目的は、駆動輪とブラシロー
ルとを互いに連結する歯車装置が交換可能のカートリッ
ジ内に設けられ、このカートリッジが選択的に所定位置
に取付けることができ、また、必要に応じて他のカート
リッジと交換できる掃除機のブラシロールの遊星歯車装
置を提供することにある。
ルとを互いに連結する歯車装置が交換可能のカートリッ
ジ内に設けられ、このカートリッジが選択的に所定位置
に取付けることができ、また、必要に応じて他のカート
リッジと交換できる掃除機のブラシロールの遊星歯車装
置を提供することにある。
【0007】また、本発明のさらに他の目的は、回転ブ
ラシロールの一端にギヤカートリッジを有し、ブラシロ
ールの他端を支持する支持手段を有する床掃除機を提供
することにある。本発明のさらに他の目的は、床掃除機
の駆動輪をブラシロールに相互連結するコンパクトな遊
星歯車装置を提供することにある。
ラシロールの一端にギヤカートリッジを有し、ブラシロ
ールの他端を支持する支持手段を有する床掃除機を提供
することにある。本発明のさらに他の目的は、床掃除機
の駆動輪をブラシロールに相互連結するコンパクトな遊
星歯車装置を提供することにある。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、ギヤカート
リッジ内に離間して配置された一対の遊星歯車装置の組
立体が設けられ、各遊星歯車装置がそれぞれのブラシロ
ールを回転するよう構成された床掃除機を提供すること
にある。
リッジ内に離間して配置された一対の遊星歯車装置の組
立体が設けられ、各遊星歯車装置がそれぞれのブラシロ
ールを回転するよう構成された床掃除機を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る掃除機のブラシロールの遊星歯車装置
のもっとも基本的な構成は、ハウジングと、このハウジ
ングに回転可能に取り付けられたブラシロールと、前記
ハウジングの一方側に設けられたギヤカートリッジ部材
とを備えた床掃除機であって、前記ギヤカートリッジ部
材が、前記ブラシロールの一端に結合された太陽歯車
と、この太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯車と、前記
太陽歯車と前記内歯歯車との両者と噛みあう複数個の遊
星歯車とを含む第一の遊星歯車装置と、前記内歯歯車を
駆動するとともに前記ハウジングを下方の表面上に支持
するように前記内歯歯車のリングに結合された第一の駆
動輪と、前記第一の遊星歯車装置を封止して囲むケース
とを備えたものである。
に、本発明に係る掃除機のブラシロールの遊星歯車装置
のもっとも基本的な構成は、ハウジングと、このハウジ
ングに回転可能に取り付けられたブラシロールと、前記
ハウジングの一方側に設けられたギヤカートリッジ部材
とを備えた床掃除機であって、前記ギヤカートリッジ部
材が、前記ブラシロールの一端に結合された太陽歯車
と、この太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯車と、前記
太陽歯車と前記内歯歯車との両者と噛みあう複数個の遊
星歯車とを含む第一の遊星歯車装置と、前記内歯歯車を
駆動するとともに前記ハウジングを下方の表面上に支持
するように前記内歯歯車のリングに結合された第一の駆
動輪と、前記第一の遊星歯車装置を封止して囲むケース
とを備えたものである。
【0010】より詳しくは、次のとおりである。本発明
による床掃除機は、ハウジングと、このハウジングを下
方表面上に支持し得るようにハウジングに回転可能に取
り付けられた駆動輪とを有する。また、ブラシロールが
ハウジングに回転可能に取付けられている。ギヤカート
リッジ部材がハウジングの一方側に設けられている。ギ
ヤカートリッジ部材は、ブラシロールの一端に結合され
た太陽歯車と、この太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯
車と、前記太陽歯車と前記内歯歯車との両者と噛みあう
複数個の遊星歯車とを含む第一の遊星歯車装置を備えて
いる。第一の駆動輪が内歯歯車を駆動するとともに、ハ
ウジングを下方表面上に支持するよう内歯歯車のリング
に結合されている。さらにケースが第一の遊星歯車装置
を封止して包囲している。
による床掃除機は、ハウジングと、このハウジングを下
方表面上に支持し得るようにハウジングに回転可能に取
り付けられた駆動輪とを有する。また、ブラシロールが
ハウジングに回転可能に取付けられている。ギヤカート
リッジ部材がハウジングの一方側に設けられている。ギ
ヤカートリッジ部材は、ブラシロールの一端に結合され
た太陽歯車と、この太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯
車と、前記太陽歯車と前記内歯歯車との両者と噛みあう
複数個の遊星歯車とを含む第一の遊星歯車装置を備えて
いる。第一の駆動輪が内歯歯車を駆動するとともに、ハ
ウジングを下方表面上に支持するよう内歯歯車のリング
に結合されている。さらにケースが第一の遊星歯車装置
を封止して包囲している。
【0011】本発明の他の特徴によれば、ケースは、第
一の半ケース部を備え、この第一の半ケース部には複数
個の支持棒が第一の半ケース部の壁から直角に突出して
遊星歯車をそれぞれ回転自在に支持し、また、第二の半
ケース部を備えている。これらの半ケース部は、半ケー
ス部相互を固着しうるように係合する端縁を有してい
る。
一の半ケース部を備え、この第一の半ケース部には複数
個の支持棒が第一の半ケース部の壁から直角に突出して
遊星歯車をそれぞれ回転自在に支持し、また、第二の半
ケース部を備えている。これらの半ケース部は、半ケー
ス部相互を固着しうるように係合する端縁を有してい
る。
【0012】本発明のさらに他の特徴によれば、ケース
は、各半ケース部の壁に直角に突出するリムを有し、各
リムが駆動輪の各側壁に設けられた条溝と係合して遊星
歯車装置のためのダストシールドとして機能し、また、
ケース内の駆動輪のオーバートラベル(過剰走行)を防
止している。
は、各半ケース部の壁に直角に突出するリムを有し、各
リムが駆動輪の各側壁に設けられた条溝と係合して遊星
歯車装置のためのダストシールドとして機能し、また、
ケース内の駆動輪のオーバートラベル(過剰走行)を防
止している。
【0013】本発明のさらに他の特徴によれば、掃除機
は、さらに、ブラシロールの他端を支持する支持手段を
備える。この支持手段は、ギヤカートリッジ部材からハ
ウジングの反対側に設けられており、支持部材を他のギ
ヤカートリッジ部材として機能させることができる。他
の例として、支持部材がブラシロールの他端を回転可能
にするための支持要素を含む車輪ハウジングと、この車
輪ハウジングに回転可能に取付けられた支持駆動輪とを
備えることができる。
は、さらに、ブラシロールの他端を支持する支持手段を
備える。この支持手段は、ギヤカートリッジ部材からハ
ウジングの反対側に設けられており、支持部材を他のギ
ヤカートリッジ部材として機能させることができる。他
の例として、支持部材がブラシロールの他端を回転可能
にするための支持要素を含む車輪ハウジングと、この車
輪ハウジングに回転可能に取付けられた支持駆動輪とを
備えることができる。
【0014】本発明のさらに他の特徴によれば、ギヤカ
ートリッジ部材は、第一の遊星歯車装置から離れて配置
された第二の遊星歯車装置を備え、この第二の遊星歯車
装置が、第二のブラシロールに結合された太陽歯車と、
この太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯車と、これら太
陽歯車と内歯歯車との両者と噛みあう複数個の遊星歯車
とを含むものとする。第二の駆動輪が第二の遊星歯車装
置の内歯歯車のリングに結合され、第二の遊星歯車装置
をケースが包囲している。
ートリッジ部材は、第一の遊星歯車装置から離れて配置
された第二の遊星歯車装置を備え、この第二の遊星歯車
装置が、第二のブラシロールに結合された太陽歯車と、
この太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯車と、これら太
陽歯車と内歯歯車との両者と噛みあう複数個の遊星歯車
とを含むものとする。第二の駆動輪が第二の遊星歯車装
置の内歯歯車のリングに結合され、第二の遊星歯車装置
をケースが包囲している。
【0015】
【作用】上記各技術的手段の働きは次のとおりである。
本発明によれば、掃除機の駆動輪よりブラシロールを早
く回転させる歯車装置をコンパクトに構成し、駆動輪と
ブラシロールとを互いに連結する歯車装置が塵埃から遮
蔽されいている、新規かつ改良した掃除機のブラシロー
ルの遊星歯車装置を提供することができる。特に、駆動
輪とブラシロールとを互いに連結する歯車装置が交換可
能のカートリッジ内に設けられ、このカートリッジが選
択的に所定位置に取付けることができ、また、必要に応
じて他のカートリッジと交換することができる。これに
より、使用者はブラシロールの回転速度をより速く、ま
たはより遅くするために、異なるギヤ比を有する歯車装
置と取り替えることができる。
本発明によれば、掃除機の駆動輪よりブラシロールを早
く回転させる歯車装置をコンパクトに構成し、駆動輪と
ブラシロールとを互いに連結する歯車装置が塵埃から遮
蔽されいている、新規かつ改良した掃除機のブラシロー
ルの遊星歯車装置を提供することができる。特に、駆動
輪とブラシロールとを互いに連結する歯車装置が交換可
能のカートリッジ内に設けられ、このカートリッジが選
択的に所定位置に取付けることができ、また、必要に応
じて他のカートリッジと交換することができる。これに
より、使用者はブラシロールの回転速度をより速く、ま
たはより遅くするために、異なるギヤ比を有する歯車装
置と取り替えることができる。
【0016】また、本発明による床掃除機では、回転ブ
ラシロールの一端にギヤカートリッジを有し、ブラシロ
ールの他端を支持する支持手段を有している。支持手段
を第二のギヤカートリッジにすることができ、または、
ブラシロールの他端を回転可能に支持する支持要素と車
輪ハウジングに回転可能に取付けられた支持駆動輪とを
含む車輪ハウジングにすることが容易に行われる。した
がって、ブラシロールの一端はギヤハウジングと結合
し、ブラシロールの他端は車輪ハウジングの支持要素で
自由に回転する。
ラシロールの一端にギヤカートリッジを有し、ブラシロ
ールの他端を支持する支持手段を有している。支持手段
を第二のギヤカートリッジにすることができ、または、
ブラシロールの他端を回転可能に支持する支持要素と車
輪ハウジングに回転可能に取付けられた支持駆動輪とを
含む車輪ハウジングにすることが容易に行われる。した
がって、ブラシロールの一端はギヤハウジングと結合
し、ブラシロールの他端は車輪ハウジングの支持要素で
自由に回転する。
【0017】さらに、本発明によれば、床掃除機の駆動
輪をブラシロールに相互連結するコンパクトな遊星歯車
装置を提供することができる。好ましくは、遊星歯車装
置は駆動輪内に設けられ、この駆動輪と協働する一対の
ハウジング壁によって構成されるラビリンスシールによ
って遊星歯車装置は囲りから遮蔽される。
輪をブラシロールに相互連結するコンパクトな遊星歯車
装置を提供することができる。好ましくは、遊星歯車装
置は駆動輪内に設けられ、この駆動輪と協働する一対の
ハウジング壁によって構成されるラビリンスシールによ
って遊星歯車装置は囲りから遮蔽される。
【0018】さらに、本発明の床掃除機によれば、ギヤ
カートリッジ内に離れて配置された一対の遊星歯車装置
のアッセンブリ(組立体)が設けられており、これら各
遊星歯車装置がそれぞれのブラシロールを回転すること
ができる。さらにまた、ハウジング、ギヤカートリッジ
ケースを、プラスチックのような弾性を有する可逆性の
材料で作ることにより、スナップ嵌着が可能となリ組立
性が良い。
カートリッジ内に離れて配置された一対の遊星歯車装置
のアッセンブリ(組立体)が設けられており、これら各
遊星歯車装置がそれぞれのブラシロールを回転すること
ができる。さらにまた、ハウジング、ギヤカートリッジ
ケースを、プラスチックのような弾性を有する可逆性の
材料で作ることにより、スナップ嵌着が可能となリ組立
性が良い。
【0019】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図7を
参照して説明する。なお、各図は、本発明の好適な実施
例を示しているにすぎず、本発明は図示の実施例に限ら
れるものではない。 〔実施例 1〕まず、図1ないし図4を参照して第一の
実施例を説明する。図1は、本発明の一実施例に係るシ
ングルブラシロールカーペット掃除機のギヤカートリッ
ジの分解斜視図、図2は、図1の装置の一対のギヤカー
トリッジ、ハウジング、ブラシロールの分解斜視図、図
3は、シングルブラシロールカーペット掃除機を組立状
態で示す部分断面側面図、図4は、図2のギヤカートリ
ッジ、ブラシロールを組立状態で一部を断面として示す
拡大平面図である。
参照して説明する。なお、各図は、本発明の好適な実施
例を示しているにすぎず、本発明は図示の実施例に限ら
れるものではない。 〔実施例 1〕まず、図1ないし図4を参照して第一の
実施例を説明する。図1は、本発明の一実施例に係るシ
ングルブラシロールカーペット掃除機のギヤカートリッ
ジの分解斜視図、図2は、図1の装置の一対のギヤカー
トリッジ、ハウジング、ブラシロールの分解斜視図、図
3は、シングルブラシロールカーペット掃除機を組立状
態で示す部分断面側面図、図4は、図2のギヤカートリ
ッジ、ブラシロールを組立状態で一部を断面として示す
拡大平面図である。
【0020】図3は、シングルブラシロールカーペット
掃除機Aを示し、該掃除機Aは、本発明の好適な実施例
によるギヤカートリッジを有する。以下に記載のギヤカ
ートリッジは、図3および後述する図6に示す形式のカ
ーペット掃除機に特に適合するよう構成されているが、
これらのギヤーカートリッジは、多くの他の形式の床掃
除機またはカーペット掃除機ばかりでなく、多くの他の
用途にも利用され得るものである。
掃除機Aを示し、該掃除機Aは、本発明の好適な実施例
によるギヤカートリッジを有する。以下に記載のギヤカ
ートリッジは、図3および後述する図6に示す形式のカ
ーペット掃除機に特に適合するよう構成されているが、
これらのギヤーカートリッジは、多くの他の形式の床掃
除機またはカーペット掃除機ばかりでなく、多くの他の
用途にも利用され得るものである。
【0021】まず、図3のシングルロールの実施例につ
き説明する。図3に示すカーペット掃除機Aは、前側ロ
ーラ12および後側ローラ14によって床面11上に回
転可能に支持されるハウジング10を有する。ハウジン
グ10は、適当なハンドル16を用いることによって床
面上を移動するこができる。また、図2に示すように、
駆動輪20もまた床支持面に接触するように、ハウジン
グ10の下側から突出している。駆動輪20はギヤカー
トリッジケース22内に保持されている。図2から明ら
かなように、2個の上述したような駆動輪20とハウジ
ング10とが設けられている。2個のギヤカートリッジ
ケース22間にブラシロール24が設けられており、こ
のブラシロール24は後述するようにギヤカートリッジ
ケース22に回転可能に連結されている。2個のギヤカ
ートリッジケース22は同一構造を有するから、図2に
示す左側のケースだけについて以下に詳述し、右側のケ
ースは同じ構成部品を有するものと了解されたい。
き説明する。図3に示すカーペット掃除機Aは、前側ロ
ーラ12および後側ローラ14によって床面11上に回
転可能に支持されるハウジング10を有する。ハウジン
グ10は、適当なハンドル16を用いることによって床
面上を移動するこができる。また、図2に示すように、
駆動輪20もまた床支持面に接触するように、ハウジン
グ10の下側から突出している。駆動輪20はギヤカー
トリッジケース22内に保持されている。図2から明ら
かなように、2個の上述したような駆動輪20とハウジ
ング10とが設けられている。2個のギヤカートリッジ
ケース22間にブラシロール24が設けられており、こ
のブラシロール24は後述するようにギヤカートリッジ
ケース22に回転可能に連結されている。2個のギヤカ
ートリッジケース22は同一構造を有するから、図2に
示す左側のケースだけについて以下に詳述し、右側のケ
ースは同じ構成部品を有するものと了解されたい。
【0022】図1に示すように、ギヤカートリッジケー
ス22は、第一の半ケース部30と第二の半ケース部3
2とを有する。第二の半ケース部32は垂直壁34を備
え、この垂直壁34から複数個の円筒形の支持棒36が
垂直壁34に対して垂直な方向に、すなわち、水平方向
に突出している。図1には4本の離れて配置された支持
棒36が示されており、各支持棒36に遊星歯車38が
それぞれ回転可能に取付けられている。これら遊星歯車
38間の中心位置に太陽歯車40が歯車同志の噛み合い
によってのみ支持されて配置される。
ス22は、第一の半ケース部30と第二の半ケース部3
2とを有する。第二の半ケース部32は垂直壁34を備
え、この垂直壁34から複数個の円筒形の支持棒36が
垂直壁34に対して垂直な方向に、すなわち、水平方向
に突出している。図1には4本の離れて配置された支持
棒36が示されており、各支持棒36に遊星歯車38が
それぞれ回転可能に取付けられている。これら遊星歯車
38間の中心位置に太陽歯車40が歯車同志の噛み合い
によってのみ支持されて配置される。
【0023】留意されるように、遊星歯車38は円筒形
の支持棒36のそれぞれと嵌め合うように貫通した円形
孔41をそれぞれ有しており、太陽歯車40は貫通角孔
42を有する。第二の半ケース部32はまた第1側壁4
4と、頂壁46と、第2側壁48とを有し、これらの壁
によってほぼC字形の壁形状を垂直壁34に対して形成
している。垂直壁34に対して垂直方向に突出して、前
記4個の支持棒36の周りに離間したリム50が設けら
れている。このリム50は駆動輪20と係合するもので
ある。
の支持棒36のそれぞれと嵌め合うように貫通した円形
孔41をそれぞれ有しており、太陽歯車40は貫通角孔
42を有する。第二の半ケース部32はまた第1側壁4
4と、頂壁46と、第2側壁48とを有し、これらの壁
によってほぼC字形の壁形状を垂直壁34に対して形成
している。垂直壁34に対して垂直方向に突出して、前
記4個の支持棒36の周りに離間したリム50が設けら
れている。このリム50は駆動輪20と係合するもので
ある。
【0024】また、図1に示すように、駆動輪20は、
その円周方向に延びる第1,第2サイドリブ62,64
を有している。これらのサイドリブ62,64間に適当
なゴムトレッド66が取り付けられ、これにより駆動輪
20が床面11と摩擦接合し得るように構成されてい
る。駆動輪20の各側壁67に円周方向に延びる条溝6
8が設けられている。図1にはこれらの条溝68の一方
だけを示しているが、条溝68は駆動輪20の両側壁に
設けられているものである。条溝68は第二の半ケース
部32の垂直壁34上に設けられたリム50と係合する
ように形設されている。特に、条溝68とリム50とは
駆動輪20が半ケース部によって回転可能に保持される
ように協働する。
その円周方向に延びる第1,第2サイドリブ62,64
を有している。これらのサイドリブ62,64間に適当
なゴムトレッド66が取り付けられ、これにより駆動輪
20が床面11と摩擦接合し得るように構成されてい
る。駆動輪20の各側壁67に円周方向に延びる条溝6
8が設けられている。図1にはこれらの条溝68の一方
だけを示しているが、条溝68は駆動輪20の両側壁に
設けられているものである。条溝68は第二の半ケース
部32の垂直壁34上に設けられたリム50と係合する
ように形設されている。特に、条溝68とリム50とは
駆動輪20が半ケース部によって回転可能に保持される
ように協働する。
【0025】駆動輪20は円環形状を有する。円環状の
駆動輪のリング内周に内歯歯車70が延在されている。
この内歯歯車70は4個の遊星歯車38と噛み合ってい
る。したがって、駆動輪20が床支持面上を転動する
際、内歯歯車70は回転し、これによって遊星歯車38
を回転する。これらの遊星歯車38は太陽歯車40を回
転する。明らかなように、太陽歯車40の回転は内歯歯
車70の回転より遥かに速い。したがって、ブラシロー
ル24の回転は駆動輪20の回転より遥かに速くなるも
のである。
駆動輪のリング内周に内歯歯車70が延在されている。
この内歯歯車70は4個の遊星歯車38と噛み合ってい
る。したがって、駆動輪20が床支持面上を転動する
際、内歯歯車70は回転し、これによって遊星歯車38
を回転する。これらの遊星歯車38は太陽歯車40を回
転する。明らかなように、太陽歯車40の回転は内歯歯
車70の回転より遥かに速い。したがって、ブラシロー
ル24の回転は駆動輪20の回転より遥かに速くなるも
のである。
【0026】第一の半ケース部30もまた垂直壁80を
有し、この垂直壁80には当該垂直壁に対して垂直に延
在するリム82が設けられ、このリム82は駆動輪20
の他の側壁に設けられた状溝68と係合する。第一の半
ケース部30の垂直壁80には複数個の孔84が開口し
ており、各孔84に支持棒36の自由端がそれぞれ係合
される。このようにして、それぞれの遊星歯車38は支
持棒36上に保持され、2個の半ケース部30,32が
図2に示すように結合される際に支持棒から遊星歯車が
脱けるのを防止している。第一の半ケース部30の垂直
壁80の周りに第1側壁86、頂壁88および第2側壁
90が延在する。2個の半ケース部30,32が図2に
示すように組み合わされる際、駆動輪20、4個の遊星
歯車38および太陽歯車40は2個の半ケース部30,
32間に閉じ込められる。
有し、この垂直壁80には当該垂直壁に対して垂直に延
在するリム82が設けられ、このリム82は駆動輪20
の他の側壁に設けられた状溝68と係合する。第一の半
ケース部30の垂直壁80には複数個の孔84が開口し
ており、各孔84に支持棒36の自由端がそれぞれ係合
される。このようにして、それぞれの遊星歯車38は支
持棒36上に保持され、2個の半ケース部30,32が
図2に示すように結合される際に支持棒から遊星歯車が
脱けるのを防止している。第一の半ケース部30の垂直
壁80の周りに第1側壁86、頂壁88および第2側壁
90が延在する。2個の半ケース部30,32が図2に
示すように組み合わされる際、駆動輪20、4個の遊星
歯車38および太陽歯車40は2個の半ケース部30,
32間に閉じ込められる。
【0027】図1に示した実施例は、4個の遊星歯車3
8を使用した例を示しているが、本発明はこれに限ら
ず、3個または6個のような他の適当な数の遊星歯車を
必要に応じて用いることもできる。遊星歯車38の直径
および太陽歯車40の直径を内歯歯車70の寸法に対し
て適切に選定して、太陽歯車40の回転を内歯歯車70
の回転より速くし、したがって、ブラシロール24を駆
動輪20より、予め選定したギヤ比で、速く回転するよ
うにできる。
8を使用した例を示しているが、本発明はこれに限ら
ず、3個または6個のような他の適当な数の遊星歯車を
必要に応じて用いることもできる。遊星歯車38の直径
および太陽歯車40の直径を内歯歯車70の寸法に対し
て適切に選定して、太陽歯車40の回転を内歯歯車70
の回転より速くし、したがって、ブラシロール24を駆
動輪20より、予め選定したギヤ比で、速く回転するよ
うにできる。
【0028】次に、図4に示すように、支持棒36が突
出している表面とは反対側の垂直壁34の表面からダス
トシールド94が突設している。このダストシールド9
4は円形とし、ブラシロール24の一端を保持するよう
形成されている。望ましくは、適当なフェルト製ワッシ
ャ96をブラシロール24のロール端と垂直壁34との
間に介在させる。ワッシャの孔98にはブラシロール2
4の角軸100を貫通している。この角軸100は垂直
壁34における孔102を貫通して太陽歯車40に設け
られている貫通角孔42に挿入される。このようにし
て、遊星歯車38の回転によって太陽歯車40が回転さ
れる際、この太陽歯車40がブラシロール24を回転す
る。
出している表面とは反対側の垂直壁34の表面からダス
トシールド94が突設している。このダストシールド9
4は円形とし、ブラシロール24の一端を保持するよう
形成されている。望ましくは、適当なフェルト製ワッシ
ャ96をブラシロール24のロール端と垂直壁34との
間に介在させる。ワッシャの孔98にはブラシロール2
4の角軸100を貫通している。この角軸100は垂直
壁34における孔102を貫通して太陽歯車40に設け
られている貫通角孔42に挿入される。このようにし
て、遊星歯車38の回転によって太陽歯車40が回転さ
れる際、この太陽歯車40がブラシロール24を回転す
る。
【0029】好ましくは、ギヤカートリッジケース22
および駆動輪20を正しい形状に射出成型され得るとと
もに、自己潤滑性および耐食性を有する適当なプラスチ
ック材料で造るのがよい。
および駆動輪20を正しい形状に射出成型され得るとと
もに、自己潤滑性および耐食性を有する適当なプラスチ
ック材料で造るのがよい。
【0030】理解されるべきこととして、駆動輪20は
遊星歯車38上に浮いており、単一の回転軸をもってい
ない。多分、このアッセンブリ(組立体)において、軸
に最も近い要素は遊星歯車38の支持軸である4本の支
持棒36である。これらの4本の支持棒36はユニット
全体を支持し、所定位置に保持している。リム50,8
2の機能は軸としての機能ではなく、半ケース半32,
30において駆動輪20がオーバートラベル(過剰走
行)するのを防止するにすぎない。しかし、リム50,
82は駆動輪20の条溝68と係合して、塵埃または汚
れた粒子が歯車アッセンブリ内に入るのを防止するラビ
リンスシールとして作用している。
遊星歯車38上に浮いており、単一の回転軸をもってい
ない。多分、このアッセンブリ(組立体)において、軸
に最も近い要素は遊星歯車38の支持軸である4本の支
持棒36である。これらの4本の支持棒36はユニット
全体を支持し、所定位置に保持している。リム50,8
2の機能は軸としての機能ではなく、半ケース半32,
30において駆動輪20がオーバートラベル(過剰走
行)するのを防止するにすぎない。しかし、リム50,
82は駆動輪20の条溝68と係合して、塵埃または汚
れた粒子が歯車アッセンブリ内に入るのを防止するラビ
リンスシールとして作用している。
【0031】上述した構成によって、駆動輪20の時計
回り方向の回転の結果としてブラシロール24を反時計
回り方向に回転する。これから確信されるように、駆動
輪20が回転する方向とは反対方向にブラシロール24
を回転することによって、より良い、より強力な掃除作
用が得られるものである。
回り方向の回転の結果としてブラシロール24を反時計
回り方向に回転する。これから確信されるように、駆動
輪20が回転する方向とは反対方向にブラシロール24
を回転することによって、より良い、より強力な掃除作
用が得られるものである。
【0032】図2に示す各ギヤカートリッジケース22
は、図1に示すように2個の半ケース部32,30の組
み合わさる側壁44,86および48,90によって限
定された一対の開口に係る溝孔110を有する。これら
の溝孔110は、ハウジング10の内側表面から下方に
延びるハウジング部分116の垂下側壁114上に設け
られたリブ112に係合する。この点から、好ましく
は、ハウジング部分116をともに適当な幾らか弾性の
あるプラスチック材料で造るのがよい。これにより、ギ
ヤカートリッジ22をハウジング部分116内の所定位
置に適当にスナップ嵌着させて、カーペット掃除機、ま
たは床掃除機Aの作動中にギヤカートリッジが外れるの
を防止することができる。
は、図1に示すように2個の半ケース部32,30の組
み合わさる側壁44,86および48,90によって限
定された一対の開口に係る溝孔110を有する。これら
の溝孔110は、ハウジング10の内側表面から下方に
延びるハウジング部分116の垂下側壁114上に設け
られたリブ112に係合する。この点から、好ましく
は、ハウジング部分116をともに適当な幾らか弾性の
あるプラスチック材料で造るのがよい。これにより、ギ
ヤカートリッジ22をハウジング部分116内の所定位
置に適当にスナップ嵌着させて、カーペット掃除機、ま
たは床掃除機Aの作動中にギヤカートリッジが外れるの
を防止することができる。
【0033】必要に応じ、ギヤカートリッジの各上隅角
ブラシロールの近くに傾斜案内120を設けることもで
きる。傾斜案内120はハウジング部分116と協働し
てリブ112を押し出してギヤカートリッジ22をハウ
ジング部分116内の所定位置にスナップ嵌着させる。
前述したように、図3はカーペット掃除機のシングルブ
ラシロールの実施例を示しているが、次の図5および図
6はダブルブラシロールの実施例を示す。
ブラシロールの近くに傾斜案内120を設けることもで
きる。傾斜案内120はハウジング部分116と協働し
てリブ112を押し出してギヤカートリッジ22をハウ
ジング部分116内の所定位置にスナップ嵌着させる。
前述したように、図3はカーペット掃除機のシングルブ
ラシロールの実施例を示しているが、次の図5および図
6はダブルブラシロールの実施例を示す。
【0034】〔実施例 2〕図5は、本発明の他の実施
例に係るダブルブラシロールカーペット掃除機のギヤカ
ートリッジを示す図で、(a)は正面図、(b)は、
(a)のB−B矢視断面図、(c)は、(a)のC−C
矢視断面図、図6は、図5の装置によるロールカーペッ
ト掃除機の部分断面側面図である。
例に係るダブルブラシロールカーペット掃除機のギヤカ
ートリッジを示す図で、(a)は正面図、(b)は、
(a)のB−B矢視断面図、(c)は、(a)のC−C
矢視断面図、図6は、図5の装置によるロールカーペッ
ト掃除機の部分断面側面図である。
【0035】図5に示すギヤカートリッジ130は、第
一,第二の半ケース部132,134を含む。第一の半
ケース部132の垂直壁136から複数本の第1支持棒
138が突出している。これらの支持棒138から間隔
をおいて複数本の第2支持棒140が配置されている。
第1支持棒138は複数個の第1遊星歯車142を回転
自在に支持し、他方、第2支持棒140は複数個の第2
遊星歯車144を回転自在に支持している。第1遊星歯
車142によって第1太陽歯車146が回転可能に支持
される。同様に、第2遊星歯車144によって第2太陽
歯車148が回転可能に支持されている。適当なリム
(図5に図示せず)上に第一の駆動輪150が取付けら
れる。同様に、図示しない適当なリム上に第二の駆動輪
152が取付けられている。
一,第二の半ケース部132,134を含む。第一の半
ケース部132の垂直壁136から複数本の第1支持棒
138が突出している。これらの支持棒138から間隔
をおいて複数本の第2支持棒140が配置されている。
第1支持棒138は複数個の第1遊星歯車142を回転
自在に支持し、他方、第2支持棒140は複数個の第2
遊星歯車144を回転自在に支持している。第1遊星歯
車142によって第1太陽歯車146が回転可能に支持
される。同様に、第2遊星歯車144によって第2太陽
歯車148が回転可能に支持されている。適当なリム
(図5に図示せず)上に第一の駆動輪150が取付けら
れる。同様に、図示しない適当なリム上に第二の駆動輪
152が取付けられている。
【0036】第一の半ケース部132は、第ニの半ケー
ス部134と係合する。この第二の半ケース部134は
垂直壁160を有し、これに第1支持棒138と係合す
る複数個の第1孔163と第2支持棒140と係合する
複数個の第2孔165とが設けられている。第一の半ケ
ース部132の垂直壁136から第1側壁162、頂壁
164および第2側壁166が突出している。同様に、
第二の半ケース部134の垂直壁160から第1側壁1
68、頂壁170および第2側壁172が突出してい
る。
ス部134と係合する。この第二の半ケース部134は
垂直壁160を有し、これに第1支持棒138と係合す
る複数個の第1孔163と第2支持棒140と係合する
複数個の第2孔165とが設けられている。第一の半ケ
ース部132の垂直壁136から第1側壁162、頂壁
164および第2側壁166が突出している。同様に、
第二の半ケース部134の垂直壁160から第1側壁1
68、頂壁170および第2側壁172が突出してい
る。
【0037】また、図5(b)に示すように、頂壁16
4の中心にリブ180が設けられており、このリブ18
0からはほぼV字形の突起182が突出している。ま
た、図5(c)に示すように、第二の半ケース部134
の頂壁170にはリブ180およびこのリブ上の突起1
82を受けるよう形成された溝孔184が設けられてい
る。
4の中心にリブ180が設けられており、このリブ18
0からはほぼV字形の突起182が突出している。ま
た、図5(c)に示すように、第二の半ケース部134
の頂壁170にはリブ180およびこのリブ上の突起1
82を受けるよう形成された溝孔184が設けられてい
る。
【0038】リブ突起182はリブ180の前壁183
より約0.008″突出している。2個の半ケース部1
32,134を互いに、例えば超音波溶接によって固着
する際、リブ突起182が溶けてリブ180を溝孔18
4内に固定する。これによって2個の半ケース部13
2,134を互いに固着して第一,第二の駆動輪15
0,152および複数個のギヤ142〜148が所定位
置に取付けられる。必要に応じ、超音波によって2個の
半ケース部132,134を互いに封着する際に、接着
剤または溶剤を利用することもできる。言い換えれば、
リブ突起182は超音波接合のアッセンブリポイント
(組立の位置決め点)として作用し、2個の半ケース部
132,134を互いに固着するビードを形成する。
より約0.008″突出している。2個の半ケース部1
32,134を互いに、例えば超音波溶接によって固着
する際、リブ突起182が溶けてリブ180を溝孔18
4内に固定する。これによって2個の半ケース部13
2,134を互いに固着して第一,第二の駆動輪15
0,152および複数個のギヤ142〜148が所定位
置に取付けられる。必要に応じ、超音波によって2個の
半ケース部132,134を互いに封着する際に、接着
剤または溶剤を利用することもできる。言い換えれば、
リブ突起182は超音波接合のアッセンブリポイント
(組立の位置決め点)として作用し、2個の半ケース部
132,134を互いに固着するビードを形成する。
【0039】理解されるべきこととして、先の図1〜図
4のケースの実施例においても同じリブ構造が設けられ
ている。図4に最も良く示されているように、第二の半
ケース部132上のリブ186が第1ケース半部130
の溝孔188内に突出して超音波溶接等に際して両半ケ
ース部を互いに固着するようにしている。しかし、図4
および図5のケースについて理解されるべきこととし
て、半ケース部を互いに固着するため他の多くの方法を
利用することができる。
4のケースの実施例においても同じリブ構造が設けられ
ている。図4に最も良く示されているように、第二の半
ケース部132上のリブ186が第1ケース半部130
の溝孔188内に突出して超音波溶接等に際して両半ケ
ース部を互いに固着するようにしている。しかし、図4
および図5のケースについて理解されるべきこととし
て、半ケース部を互いに固着するため他の多くの方法を
利用することができる。
【0040】図6に示すように、ギヤカートリッジ13
0は、カーペット掃除機Bのハウジング192から垂下
するハウジング部分190内の所定位置に適当にスナッ
プ嵌着させることができる。ハウジング部分190に一
対の側壁194が設けられている。ハウジング190の
側壁194から内方に一対のリブ196が突出してい
る。これらのリブは2個の半ケース部132,134に
よって形成される開口に係る溝孔198と係合するよう
に構成されている。
0は、カーペット掃除機Bのハウジング192から垂下
するハウジング部分190内の所定位置に適当にスナッ
プ嵌着させることができる。ハウジング部分190に一
対の側壁194が設けられている。ハウジング190の
側壁194から内方に一対のリブ196が突出してい
る。これらのリブは2個の半ケース部132,134に
よって形成される開口に係る溝孔198と係合するよう
に構成されている。
【0041】このようにして、ギヤカートリッジ130
はハウジング部分190内の所定位置にスナップ嵌着さ
れ、カーペット掃除機Bがその機能を行う際に、所定位
置に保持される。必要に応じ、カートリッジ130に
も、図1〜4の実施例におけると同様に、一対の傾斜案
内200を設けることができる。これらの案内は、リブ
196を押し出してギヤカートリッジ130をハウジン
グ部分190内に摺動させるのに役立つ。
はハウジング部分190内の所定位置にスナップ嵌着さ
れ、カーペット掃除機Bがその機能を行う際に、所定位
置に保持される。必要に応じ、カートリッジ130に
も、図1〜4の実施例におけると同様に、一対の傾斜案
内200を設けることができる。これらの案内は、リブ
196を押し出してギヤカートリッジ130をハウジン
グ部分190内に摺動させるのに役立つ。
【0042】明らかなように、第一,第二の半ケース部
132,134と、第一,第二の駆動輪150,152
との協働によってラビリンスシールを遊星歯車142,
144と太陽歯車146,148の周りに維持して塵埃
がたまるのを防止することができる。しかし、塵埃がギ
ヤ装置内に入り込んだ場合には、ギヤカートリッジ13
0の全体を取り外して掃除するか、新しいギヤカートリ
ッジと交換することができる。
132,134と、第一,第二の駆動輪150,152
との協働によってラビリンスシールを遊星歯車142,
144と太陽歯車146,148の周りに維持して塵埃
がたまるのを防止することができる。しかし、塵埃がギ
ヤ装置内に入り込んだ場合には、ギヤカートリッジ13
0の全体を取り外して掃除するか、新しいギヤカートリ
ッジと交換することができる。
【0043】〔実施例 3〕図1〜6に示した先の各実
施例においては、ギヤカートリッジがブラシロールの各
ロール端に設けられていたが、ブラシロールの一方のロ
ール端だけにギヤカートリッジを設け、ブラシロールの
他端を支持するため他の手段を設けることもできる。図
7は、本発明のさらに他の実施例に係るブラシロールの
他端を支持するための支持手段の分解斜視図である。
施例においては、ギヤカートリッジがブラシロールの各
ロール端に設けられていたが、ブラシロールの一方のロ
ール端だけにギヤカートリッジを設け、ブラシロールの
他端を支持するため他の手段を設けることもできる。図
7は、本発明のさらに他の実施例に係るブラシロールの
他端を支持するための支持手段の分解斜視図である。
【0044】図7に示す実施例では、ブラシロール21
0のロール端212から軸214が突出している。例え
ば、図2に示したブラシロールの軸100は、図1に示
したように太陽歯車40の貫通角孔42と嵌合するよう
に角軸であるが、これに反し、図7に示す軸214は円
形断面を有する。この軸214はギヤカートリッジケー
ス230内に延びている。ギヤカートリッジケース23
0は、第一の半ケース部232と第二の半ケース部(図
示せず)とを有する。第一の半ケース部232は垂直壁
を有し、この垂直壁からリム236が突出している。ま
た、垂直壁から支持ディスク238が突出している。ブ
ラシロールの軸214より幾らか大きい直径を有する、
好ましくは円形の孔240が支持ディスク238の中心
に貫通されていて、ブラシロールの軸214を受け入れ
るように構成されている。
0のロール端212から軸214が突出している。例え
ば、図2に示したブラシロールの軸100は、図1に示
したように太陽歯車40の貫通角孔42と嵌合するよう
に角軸であるが、これに反し、図7に示す軸214は円
形断面を有する。この軸214はギヤカートリッジケー
ス230内に延びている。ギヤカートリッジケース23
0は、第一の半ケース部232と第二の半ケース部(図
示せず)とを有する。第一の半ケース部232は垂直壁
を有し、この垂直壁からリム236が突出している。ま
た、垂直壁から支持ディスク238が突出している。ブ
ラシロールの軸214より幾らか大きい直径を有する、
好ましくは円形の孔240が支持ディスク238の中心
に貫通されていて、ブラシロールの軸214を受け入れ
るように構成されている。
【0045】第一の半ケース部232はまた、第1,第
2側壁242,244と頂壁246とを備えている。第
二の半ケース部は、図示しないが同様に、リム、第1,
第2側壁および頂壁を含む。リム236は、駆動輪26
0、特に駆動輪の側壁264に形成された円形の条溝2
62と係合する。駆動輪260は円環状をなし、大きな
中心孔266を有し、この中心孔の寸法を適切に選定し
て第一の半ケース部230に設けられた支持ディスク2
38を受け入れ得るように形成されている。2個の半ケ
ース部を駆動輪260の周りに閉合する際、駆動輪26
0は支持ディスク238上で回転するよう強制され、他
方、リム236は駆動輪260の側壁上の条溝262内
に嵌入する。
2側壁242,244と頂壁246とを備えている。第
二の半ケース部は、図示しないが同様に、リム、第1,
第2側壁および頂壁を含む。リム236は、駆動輪26
0、特に駆動輪の側壁264に形成された円形の条溝2
62と係合する。駆動輪260は円環状をなし、大きな
中心孔266を有し、この中心孔の寸法を適切に選定し
て第一の半ケース部230に設けられた支持ディスク2
38を受け入れ得るように形成されている。2個の半ケ
ース部を駆動輪260の周りに閉合する際、駆動輪26
0は支持ディスク238上で回転するよう強制され、他
方、リム236は駆動輪260の側壁上の条溝262内
に嵌入する。
【0046】ブラシロール210が一端(図7に図示せ
ず)から駆動される際、ブラシロールの軸214が支持
ディスク238の円形孔240内で回転するから、ブラ
シロールの他端は自由に回転する。なお、図7にブラシ
ロール210の他端を回転可能の方法で支持するための
一つの手段を示したが、ブラシロールの他端を支持する
方法はこれに限らず、当業者にとって既知であることは
明らかである。
ず)から駆動される際、ブラシロールの軸214が支持
ディスク238の円形孔240内で回転するから、ブラ
シロールの他端は自由に回転する。なお、図7にブラシ
ロール210の他端を回転可能の方法で支持するための
一つの手段を示したが、ブラシロールの他端を支持する
方法はこれに限らず、当業者にとって既知であることは
明らかである。
【0047】また、図7の実施例においては、シングル
ブラシロールの一端を支持するための一つの支持手段を
示している。しかし、図5の実施例に示したように、2
個の隣接ブラシロールを用いるようなダブルブラシロー
ルギヤカートリッジアッセンブリを設けることが可能で
ある。この種形式の実施例で、カーペット、掃除機のハ
ウジングの一例に、第1遊星歯車装置組立体とこれに隣
接する第1支持装置を含む第1カートリッジケースを設
け、カーペット掃除機のハウジングの他側に、第2支持
装置およびこれに隣接する第2カートリッジケースを設
けることは容易に考えられる。
ブラシロールの一端を支持するための一つの支持手段を
示している。しかし、図5の実施例に示したように、2
個の隣接ブラシロールを用いるようなダブルブラシロー
ルギヤカートリッジアッセンブリを設けることが可能で
ある。この種形式の実施例で、カーペット、掃除機のハ
ウジングの一例に、第1遊星歯車装置組立体とこれに隣
接する第1支持装置を含む第1カートリッジケースを設
け、カーペット掃除機のハウジングの他側に、第2支持
装置およびこれに隣接する第2カートリッジケースを設
けることは容易に考えられる。
【0048】したがって、本発明の変形例において、各
ブラシロールに1つの遊星歯車装置組立体と支持手段と
を設け、2個の支持手段と2個の遊星歯車装置組立体を
カーペット掃除機のハウジングの両側に位置させて各遊
星歯車装置組立体を支持手段に隣接して位置させること
ができる。以上、本発明を好適な種々の実施例につき説
明した。本発明は、上記各実施例に限るものではなく、
この明細書を読んで第3者によって行なわれるであろう
種々の改造および変更の全ては請求項の範囲内またはそ
の均等物として本発明に含まれるものである。
ブラシロールに1つの遊星歯車装置組立体と支持手段と
を設け、2個の支持手段と2個の遊星歯車装置組立体を
カーペット掃除機のハウジングの両側に位置させて各遊
星歯車装置組立体を支持手段に隣接して位置させること
ができる。以上、本発明を好適な種々の実施例につき説
明した。本発明は、上記各実施例に限るものではなく、
この明細書を読んで第3者によって行なわれるであろう
種々の改造および変更の全ては請求項の範囲内またはそ
の均等物として本発明に含まれるものである。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、掃除機の駆動輪よりブラシロールを早く回転させ
る歯車装置をコンパクトに構成し、駆動輪とブラシロー
ルとを互いに連結する歯車装置が塵埃から遮蔽されいて
いる、新規かつ改良した掃除機のブラシロールの遊星歯
車装置を提供することができる。
れば、掃除機の駆動輪よりブラシロールを早く回転させ
る歯車装置をコンパクトに構成し、駆動輪とブラシロー
ルとを互いに連結する歯車装置が塵埃から遮蔽されいて
いる、新規かつ改良した掃除機のブラシロールの遊星歯
車装置を提供することができる。
【0050】また、本発明によれば、駆動輪とブラシロ
ールとを互いに連結する歯車装置が交換可能のカートリ
ッジ内に設けられ、このカートリッジを選択的に所定位
置に取付けることができ、必要に応じて他のカートリッ
ジと交換できる掃除機のブラシロールの遊星歯車装置を
提供することができる。
ールとを互いに連結する歯車装置が交換可能のカートリ
ッジ内に設けられ、このカートリッジを選択的に所定位
置に取付けることができ、必要に応じて他のカートリッ
ジと交換できる掃除機のブラシロールの遊星歯車装置を
提供することができる。
【0051】さらに本発明によれば、回転ブラシロール
の一端にギヤカートリッジを有し、ブラシロールの他端
を支持する支持手段を有する床掃除機を提供することが
できる。また、床掃除機の駆動輪をブラシロールに相互
連結するコンパクトな遊星歯車装置を提供することがで
きる。
の一端にギヤカートリッジを有し、ブラシロールの他端
を支持する支持手段を有する床掃除機を提供することが
できる。また、床掃除機の駆動輪をブラシロールに相互
連結するコンパクトな遊星歯車装置を提供することがで
きる。
【0052】さらに、本発明によれば、ギヤカートリッ
ジ内に離間して配置された一対の遊星歯車装置の組立体
が設けられ、各遊星歯車装置がそれぞれのブラシロール
を回転するよう構成された床掃除機を提供することがで
きる。
ジ内に離間して配置された一対の遊星歯車装置の組立体
が設けられ、各遊星歯車装置がそれぞれのブラシロール
を回転するよう構成された床掃除機を提供することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例に係るシングルブラシロール
カーペット掃除機のギヤカートリッジの分解斜視図であ
る。
カーペット掃除機のギヤカートリッジの分解斜視図であ
る。
【図2】図1の装置の一対のギヤカートリッジ、ハウジ
ング、ブラシロールの分解斜視図である。
ング、ブラシロールの分解斜視図である。
【図3】シングルブラシロールカーペット掃除機を組立
状態で示す部分断面側面図である。
状態で示す部分断面側面図である。
【図4】図2のギヤカートリッジ、ブラシロールを組立
状態で一部を断面として示す拡大平面図である。
状態で一部を断面として示す拡大平面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るダブルブラシロール
カーペット掃除機のギヤカートリッジを示す図である。
カーペット掃除機のギヤカートリッジを示す図である。
【図6】図5の装置によるロールカーペット掃除機の部
分断面側面図である。
分断面側面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例に係るブラシロール
の他端を支持するための支持手段の分解斜視図である。
の他端を支持するための支持手段の分解斜視図である。
10,192 ハウジング 20,260 駆動輪 22 ギヤカートリッジケース 24,210 ブラシロール 30,132,232 第一の半ケース部 32,134 第二の半ケース部 34,80,136,160 垂直壁 36 支持棒 38 遊星歯車 40 太陽歯車 44,86,162,168 第1側壁 46,88,164,170,246 頂壁 48,90,166,172 第2側壁 50,82,236 リム 66 ゴムトレッド 67,264 側壁 68,262 条溝 70 内歯歯車 84,163,165 孔 94 ダストシールド 110,198 溝孔 112,196 リブ 130 ギヤカートリッジ 138 第1支持棒 140 第2支持棒 142 第1遊星歯車 144 第2遊星歯車 146 第1太陽歯車 148 第2太陽歯車 150 第一の駆動輪 152 第二の駆動輪
Claims (20)
- 【請求項1】 ハウジングと、 このハウジングに回転可能に取り付けられたブラシロー
ルと、 前記ハウジングの一方側に設けられたギヤカートリッジ
部材とを備えた床掃除機であって、 前記ギヤカートリッジ部材が、 前記ブラシロールの一端に結合された太陽歯車と、この
太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯車と、前記太陽歯車
と前記内歯歯車との両者と噛みあう複数個の遊星歯車と
を含む第一の遊星歯車装置と、 前記内歯歯車を駆動するとともに前記ハウジングを下方
の表面上に支持するように前記内歯歯車のリングに結合
された第一の駆動輪と、 前記第一の遊星歯車装置を封止して囲むケースとを備え
たことを特徴とする掃除機のブラシロールの遊星歯車装
置。 - 【請求項2】 前記ケースは、第一の半ケース部と、こ
の第一の半ケース部に対して垂直に突出して前記遊星歯
車をそれぞれ支持する複数個の支持棒と、前記第一の半
ケース部に整合する第二の半ケース部とを備えたことを
特徴とする請求項1記載の掃除機のブラシロールの遊星
歯車装置。 - 【請求項3】 前記ケースは、さらに、各半ケース部に
対して垂直に突出するリムを備え、各リムが前記駆動輪
のそれぞれの側壁に位置する条溝と係合して前記ケース
内の前記駆動輪の過剰走行を防止するとともに、歯車装
置に対するラビリンスシールを構成したことを特徴とす
る請求項2記載の掃除機のブラシロールの遊星歯車装
置。 - 【請求項4】 前記ケースは、さらにダストシールドを
備え、このダストシールドが前記ブラシロールの隣接端
と協働して前記ブラシロールによって掃除した塵埃が前
記ケースに向けて移動しないように保つことを特徴とす
る請求項1記載の掃除機のブラシロールの遊星歯車装
置。 - 【請求項5】 駆動輪は、ゴムドレッド部と、このゴム
ドレッド部を当該駆動輪に保持する手段とを備えたこと
を特徴とする請求項1記載の掃除機のブラシロールの遊
星歯車装置。 - 【請求項6】 前記ケースは、頂壁と、一対の側壁と、
前記側壁の少なくとも一方に設けられた開口とを備え、
前記開口が前記ハウジングから垂下するハウジング部分
に突出したリブと係合して前記ケースを所定位置に取付
けていることを特徴とする請求項1記載の掃除機のブラ
シロールの遊星歯車装置。 - 【請求項7】 前記ギヤカートリッジ部材が、さらに、 前記第一の遊星歯車装置から離間されて設けられ、ブッ
シュロールに結合された太陽歯車と、この太陽歯車を取
り囲むリングの内歯歯車と、前記太陽歯車と前記内歯歯
車との両者と噛みあう複数個の遊星歯車とを含む第二の
遊星歯車装置と、 前記内歯歯車を駆動するとともに前記ハウジングを下方
表面上に支持するように前記第二の遊星歯車装置の前記
内歯歯車のリングに結合された第二の駆動輪とを備え、 前記ケースが前記第二の遊星歯車装置を包囲しているこ
とを特徴とする請求項1記載の掃除機のブラシロールの
遊星歯車装置。 - 【請求項8】 掃除機は、前記ブラシロールの他端を支
持するための支持手段をさらに具え、この支持手段が前
記ギヤカートリッジ部材から前記ハウジングの反対側に
設けられていることを特徴とする請求項1記載の掃除機
のブラシロールの遊星歯車装置。 - 【請求項9】 前記支持手段が、前記ブラシロールの他
端を回転可能に支持するための支持要素を含む駆動輪ハ
ウジングと、この駆動輪ハウジングに回転可能に取付け
られた支持駆動輪とを備えたことを特徴とする請求項8
記載の掃除機のブラシロールの遊星歯車装置。 - 【請求項10】 ハウジングと、 このハウジングに回転可能に取り付けられたブラシロー
ルと、 前記ハウジングの一方側に設けられたギヤカートリッジ
部材とを備え、 このギヤカートリッジ部材が、 前記ブラシロールの一端に結合された太陽歯車と、この
太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯車と、前記太陽歯車
と前記内歯歯車との両者と噛みあう複数個の遊星歯車と
を含む少なくとも1個の遊星歯車装置と、 前記少なくとも1個の遊星歯車装置の前記内歯歯車を取
り囲み、かつ、前記内歯歯車のリングに結合され、下方
の床面に係合する駆動輪と、前記ハウジングを下方の表
面上に支持するように前記内歯歯車のリングに結合され
た第一の駆動輪と、 前記少なくとも1個の遊星歯車装置を封止して囲むケー
スとを備え、 このケースが、第一の半ケース部と、この第一の半ケー
ス部から回転可能に支持する複数個の支持棒と、前記第
一の半ケースと整合する第二の半ケース部とを備えたこ
とを特徴とする掃除機のブラシロールの遊星歯車装置。 - 【請求項11】 前記ケースは、さらに、各半ケース部
に対して垂直に突出するリムを備え、各リムが前記駆動
輪のそれぞれの側に位置する条溝と係合してラビリンス
シールを構成し、前記歯車装置に塵埃が入らぬようにし
たことを特徴とする請求項10記載の掃除機のブラシロ
ールの遊星歯車装置。 - 【請求項12】 前記ケースは、さらにダストシールド
を備え、このダストシールドが前記ブラシロールの隣接
端と協働して前記ブラシロールによって掃除した塵埃が
前記ケースに向けて移動しないように保つことを特徴と
する請求項11記載の掃除機のブラシロールの遊星歯車
装置。 - 【請求項13】 前記ブラシロールの他端を回転可能に
支持する支持手段をさらに備え、この支持手段が前記ギ
ヤカートリッジ部材から前記ハウジングの反対に設けら
れていることを特徴とする請求項10記載の掃除機のブ
ラシロールの遊星歯車装置。 - 【請求項14】 前記支持手段が、前記ブラシロールの
他端を回転可能に支持するための支持要素を含む駆動輪
ハウジングと、この駆動輪ハウジングに回転可能に取付
けられた支持駆動輪とを備えたことを特徴とする請求項
13記載の掃除機のブラシロールの遊星歯車装置。 - 【請求項15】 ハウジングと、 このハウジングに回転可能に取り付けられたブラシロー
ルと、 前記ハウジングの両端に設けられたギヤカートリッジ部
材とを備え、 各ギヤカートリッジ部材が、 前記ブラシロールの各端に結合された太陽歯車と、この
太陽歯車を取り囲むリングの内歯歯車と、前記太陽歯車
と前記内歯歯車との両者と噛みあう複数個の遊星歯車と
を含む第一の遊星歯車装置と、 前記内歯歯車を駆動するとともに前記ハウジングを下方
の表面上に支持するように前記内歯歯車のリングに結合
された第一の駆動輪と、 前記第一の遊星歯車装置を封止して囲むケースとを備
え、このケースが塵埃の侵入を防止するよう整合する端
縁を有する一対の半ケース部を備えたことを特徴とする
掃除機のブラシロールの遊星歯車装置。 - 【請求項16】 前記ケースが、第一の半ケース部と、
この第一の半ケース部から直角に突出してそれぞれが前
記遊星歯車の1個を回転可能に支持する複数個の支持棒
と、前記第一の半ケース部と整合する第二の半ケース部
とを備えたことを特徴とする請求項15記載の掃除機の
ブラシロールの遊星歯車装置。 - 【請求項17】 前記ケースは、さらに、半ケース部の
それぞれに対して垂直に突出するリムを備え、各リムが
前記駆動輪のそれぞれの側に位置する条溝と係合して前
記駆動輪を前記ケース内に回転可能に支持するようにし
たことを特徴とする請求項16記載の掃除機のブラシロ
ールの遊星歯車装置。 - 【請求項18】 前記ケースは、さらに、前記ブラシロ
ールの隣接端と協仂して前記ブラシロールによって掃除
された塵埃が前記ケースに向けて移動しないように保持
するダストシールドを備えたことを特徴とする請求項1
5記載の掃除機のブラシロールの遊星歯車装置。 - 【請求項19】 前記ギヤカートリッジ部材のそれぞれ
が、さらに、 前記第一の遊星歯車装置から離間されて設けられ、前記
ブラシロールに結合された太陽歯車と、この太陽歯車を
取り囲むリングの内歯歯車と、前記太陽歯車および前記
内歯歯車との両者と噛みあって前記内歯歯車を駆動する
とともに前記ケースを下方表面上に支持する複数個の遊
星歯車とを含む第二の遊星歯車装置と、 この第二の遊星歯車装置の前記内歯歯車のリングに結合
された第ニの駆動輪とを備え、 前記ケースが前記第二の遊星歯車装置を包囲しているこ
とを特徴とする請求項15記載の掃除機のブラシロール
の遊星歯車装置。 - 【請求項20】 前記第一の歯車装置および前記第一の
ケースがプラスチック材料で造られていることを特徴と
する請求項15記載の掃除機のブラシロールの遊星歯車
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/903,720 US5239721A (en) | 1991-07-17 | 1992-06-24 | Planetary gear system for sweeper brush roll |
US07/903720 | 1992-06-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06233732A true JPH06233732A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=25417978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13549193A Pending JPH06233732A (ja) | 1992-06-24 | 1993-06-07 | 掃除機のブラシロールの遊星歯車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06233732A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194485A (ja) * | 2008-03-07 | 2008-08-28 | Kao Corp | 増速タイヤ |
EP2229864A1 (en) * | 2001-10-03 | 2010-09-22 | Kao Corporation | Cleaning device |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP13549193A patent/JPH06233732A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2229864A1 (en) * | 2001-10-03 | 2010-09-22 | Kao Corporation | Cleaning device |
JP2008194485A (ja) * | 2008-03-07 | 2008-08-28 | Kao Corp | 増速タイヤ |
JP4568339B2 (ja) * | 2008-03-07 | 2010-10-27 | 花王株式会社 | 増速タイヤ |
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