JPH06233507A - 回転電機の製造方法 - Google Patents

回転電機の製造方法

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Publication number
JPH06233507A
JPH06233507A JP1653593A JP1653593A JPH06233507A JP H06233507 A JPH06233507 A JP H06233507A JP 1653593 A JP1653593 A JP 1653593A JP 1653593 A JP1653593 A JP 1653593A JP H06233507 A JPH06233507 A JP H06233507A
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JP
Japan
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pins
pin
winding
stator core
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP1653593A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Kawakami
司 川上
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1653593A priority Critical patent/JPH06233507A/ja
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 連設されるコ字状の綴じ金23を分割してL
字状のピン4を形成し、この連設されたピン4を端部よ
り1個毎送り出し固定子鉄心2の端面に植設する回転電
機の製造方法。 【効果】 巻線8の端部9を巻き付けるピン4を綴じ金
23から構成したため、連続して植設できるピン4を容
易に構成することができ、しかも品質が安定し、この種
の回転電機の組み立てが容易に自動化できることにな
り、その効果は極めて大きいものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定子鉄心の軸方向の
端面に逆L字状のピンを立設して巻線の端部を巻き付け
る回転電機の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固定子鉄心の軸方向の端面に逆L字状の
ピンを立設して巻線の端部を巻き付ける回転電機の製造
方法は、固定子鉄心の歯部に直接ノズルを巻回させて巻
線を巻装する巻線機を用いると巻線と同時にピンに巻線
の端部を巻き付けることができ、巻線の機械化を大きく
促進できるものである。そして、この様な回転電機の製
造方法は、回転電機の巻線が機械化されてもその巻線の
端部の処理が機械化できなかったことを考えると巻線の
端部を機械化するのに極めて都合の良い構造であった。
【0003】そして、この様なピンをプリント基板を介
して接続することにより、簡単に回転電機の巻線の配線
が終えるため、従来の巻線の複雑な処理、しかも手作業
によって行っていた接続や固定を機械に置き換えること
ができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な事
情に鑑みてなされたものであり、固定子鉄心にピンを備
えてプリント基板で接続する回転電機の製造方法におい
て、ピンを自動的に送り出して連続的に植設することに
着目してなされたものであり、複数のピンを自動的に植
設することによりノズルで巻線を巻装する巻線機との組
み合わせで回転電機を機械による自動化を実現する回転
電機の製造方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、連設されるコ
字状の綴じ金を分割してL字状のピンを形成し、この連
設されたピンを端部より1個毎送り出し固定子鉄心の端
面に植設することによって課題を解決している。
【0006】
【作用】本発明によれば、連設されるコ字状の綴じ金を
利用してL字状のピンを形成し、このピンを連続的に固
定子鉄心に植設することができ、しかも、綴じ金を分割
して利用することによって極めて廉価に材料および機械
を構成することができ、大量生産に適する回転電機の製
造方法を得ることができる。
【0007】
【実施例】本発明を図面に示された一実施例に基づいて
説明すると、図1は、本発明の回転電機の製造方法を説
明するための回転電機の一実施例を示した要部の平面図
である。図2は、ピンの配置を示すための要部の平面図
である。図3は、ピンに巻線の端部を巻き付ける状態を
示す要部の縦断面図である。図4は、ピンを連続的に植
設する状態を示す要部の縦断面図である。図5は、ピン
を植設する部分の拡大縦断面図である。図6は、ピンを
植設する部分の拡大斜視図である。図7は、それぞれピ
ンを加工する状態を示す斜視図である。図8は、本発明
に使用される巻線機の要部の縦断面図である。
【0008】図1において、本発明の回転電機の製造方
法によってに製造される回転電機は、ドーナツ状のプリ
ント基板1が固定子鉄心2に同軸的に備えられており、
プリント基板1には、外周に複数の切欠部3が形成され
ており、この切欠部3に隣接してピン4が備えられ、こ
のピン4がプリント基板1のプリント配線5に接続され
ており、プリント配線5の端末には、電源などに接続さ
れるための端子6が接続されている。
【0009】図2において、回転電機は、固定子鉄心2
にΨ字状の歯部7が形成されており、この歯部7に巻線
8が巻装されている。そして、巻線8の端部9がピン4
に巻線つけられている。さらに、固定子鉄心2の内径側
には、回転子鉄心10が備えられている。
【0010】図3において、固定子鉄心2の外周は、絶
縁部材11によって巻線8と鉄心とを絶縁するように構
成されており、この絶縁部材11と一体にピン4の支持
柱12が形成されており、この支持柱12には、ピン4
が打ち込む嵌合孔13が形成されている。そして、嵌合
孔13は、十分深く形成されており、ピン4を十分な量
打ち込むことができるように構成されている。
【0011】さらに、ピン4は、逆L字状に形成されて
おり、巻線8の端部9が巻き付けられる部分となる水平
部14は、固定子鉄心1の軸心に向けて配置されてい
る。また、巻線機のノズル15が図中の矢印16の如く
ピン4の水平部14の外周を回動するように構成されて
いる。
【0012】図4において、ピン4の植設を行う装置
は、巻線機と兼用でもよいが、固定子鉄心2を支持して
回転することができる回転台17を備え、この回転台1
7を電動機18によって所定角度回転させて、支持柱1
2に順次ピン4を植設するように構成されており、ピン
4の支持柱12に対する植設は、植設装置19に複数の
ピン4が装着されており、複数のピン4を把持する把持
部20からハンマー21によって支持柱12に打ち込む
ように植設するように構成されており、ピン4を正確に
支持柱12に植設できるようにガイド22が備えられて
いる。
【0013】図5において、ピン4の植設は、ハンマー
21によってピン4の1個が支持柱12の嵌合孔13に
打ち込まれるように構成されており、ピン4のガイド2
2は、支持柱12の嵌合孔13の真上に停止してピン4
を確実に嵌合孔13に打ち込むように構成されている。
この様なガイド22と支持柱12との関係は、固定子鉄
心2を回転させる回転台17によって所定の位置を定め
るものであり、固定子鉄心2に所定の位置を示す凹凸な
どを形成しておけばよい。
【0014】図6において、植設装置19の構造を分か
り易く示すために分解すると、ピン4は、複数のピン4
が連結されており、ハンマー21が端部に位置する1個
のピン4をガイド22の方向へ打ち込むように構成され
ており、他のピン4は、把持部20に把持された状態で
待機する。このため、把持部20は、端部のピン1個の
み飛び出すように一体となった複数のピン4を把持して
おり、飛び出した1個のピン4をハンマー21が支持柱
12に打ち込むように構成されている。さらに、端部の
ピン4が支持柱12に打ち込まれて支持されると、ガイ
ド22が後退して支持柱12にピン4を植設して残すよ
うに構成されている。この様な構造は、ピン4を送り出
し打ち込む部分において市販のホチキスと称される綴じ
金用の工具と同じ構造である。
【0015】図7において、ピン4は、(a)に示され
るようなコ字状に形成された綴じ金23から構成される
ものであり、複数の綴じ金23が連設されており、端部
のピンをハンマー21で押せば他のピン4と離れて1個
のピン4が外れるように構成されている。この様な綴じ
金23は、箱や封筒などを閉じる際に用いられるホチキ
スと称される綴じ具に用いられる市販の綴じ金23で十
分であり、その場合、安価容易に入手できると共に、品
質についても満足できる。また、防錆のため、銅メッキ
されたものがあり、同メッキされた綴じ金23を用いる
と巻線8の端部9を巻き付けてハンダする場合ハンダが
容易に被着するため、都合がよく、接続の信頼性をも向
上することができる。そして、この綴じ金23を(b)
に示すように分割してピン4を形成するように構成され
ている。
【0016】図8において、巻線機は、固定子鉄心2を
回転させる回転台24が備えられており、固定子鉄心2
を支持するように構成されている。そして、ノズル15
を自在に操作するため、軸25でノズル15を支持して
おり、この軸25は、回転が電動機26によってなさ
れ、軸方向の移動がクランク装置27によってなされる
ように構成されている。さらに、カム機構28が備えら
れており、ノズル15を軸25の軸心向きに移動できる
ように構成されている。
【0017】また、クランク装置27のシフト機構29
が備えられており、ノズル15がピン4に巻線8の端部
9を巻き付ける時に動作してノズル15をピン4の位置
まで移動させることができるように構成されている。そ
して、この様な巻線機に固定子鉄心2を載置する場合
は、回転台24に所定の位置で載置すれば自動的にノズ
ル15が図示されない制御回路によってプログラム的に
動作し、ピン4に巻線8の端部9を巻き付け、歯部7に
巻線8を順次巻装するように構成されている。
【0018】この様な構成において、回転電機の製造方
法は、鋼板をプレスで打ち抜き積層して固定子鉄心2を
形成し、外側を絶縁部材11によって絶縁する。そし
て、絶縁部材11は、予め固定子鉄心2の外被として装
着できるように成形された樹脂成形品でもよく、固定子
鉄心2を成形型に収めて樹脂材料を充填して硬化させる
プレモールドによって形成されてもよい。そして、この
時絶縁部材11と一体に支持柱12を形成し、支持柱に
12には、嵌合孔13を同時に成形しておく。
【0019】さらに、支持柱13が形成された固定子鉄
心2は、ピン4を植設するため、図4に示されるように
回転台17に載置して植設装置19によって順次支持柱
12にピン4を植設する。ピン4の植設は、綴じ金23
から形成され一体に形成された複数のピン4の端部の1
個をハンマー21で打ち込み、ガイド22によって適度
の深さにする。すなわち、ピン4は、嵌合孔13に完全
に打ち込むことなく、およそ半分程度打ち込み、後の工
程でさらに打ち込みができるようにしておく。このピン
4の打ち込みは、ピン4が植設装置19に連続供給され
るように複数のピン4が連設されており、その端部の1
個が連続して支持柱12に打ち込めるため、固定子鉄心
2を回転させながら、順次支持柱12にピン4を植設す
ることができ、回転台17を巻線機の回転台24で構成
して、巻線機の一部にこの植設装置19を備えるとピン
4の植設から巻線8の巻装までを自動化することが可能
になる。
【0020】ピン4が植設された固定子鉄心2は、巻線
機の回転台24に載置して巻線8を巻装する、この時、
最初にノズル15をシフトしてピン4の位置にし、巻線
8の端部9をピン4に巻き付けておき、次にノズル15
を歯部7の位置に戻して歯部7に巻線8を巻装する。こ
の様な歯部7への巻線8の巻装は、公知の技術でよく、
歯部7の回りをノズル15が回転して巻線8を所定回数
巻き付ける。
【0021】この様に全部のピン4に巻線8の端部9を
巻き付け、歯部7に巻線8を巻装した後、プリント基板
1を取り付けてピン4とプリント配線5とを接続する。
この時、ピン4とプリント配線5とがハンダで接続され
ればよく、ピン4と巻線8の端部9とプリント配線5と
が一体にハンダで接続されてもよい。さらに、次の工程
では、プリミックスのモールドあるいは鋼板のフレーム
を備えて回転電機を完成させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、巻線の端部を巻き付け
るピンを綴じ金から構成したため、連続して植設できる
ピンを容易に構成することができ、しかも品質が安定
し、この種の回転電機の組み立てが容易に自動化できる
ことになり、その効果は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転電機の製造方法を説明するための
回転電機の一実施例を示した要部の平面図である。
【図2】ピンの配置を示すための要部の平面図である。
【図3】ピンに巻線の端部を巻き付ける状態を示す要部
の縦断面図である。
【図4】ピンを連続的に植設する状態を示す要部の縦断
面図である。
【図5】ピンを植設する部分の拡大縦断面図である。
【図6】ピンを植設する部分の拡大斜視図である。
【図7】それぞれピンを加工する状態を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明に使用される巻線機の要部の縦断面図で
ある。
【符号の説明】 1……プリント基板 2……固定子鉄心 4……ピン 5……プリント配線 7……歯部 8……巻線 9……端部 10……回転子鉄心 11……絶縁部材 12……支持柱 13……嵌合孔 15……ノズル 19……植設装置 20……把持部 21……ハンマー 22……ガイド 23……綴じ金

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子鉄心の軸方向の端面に逆L字状のピ
    ンを立設して巻線の端部を巻き付ける回転電機の製造方
    法において、 連設されるコ字状の綴じ金を分割してL字状のピンを形
    成し、 この連設されたピンを端部より1個毎送り出し固定子鉄
    心の端面に植設することを特徴とする回転電機の製造方
    法。
JP1653593A 1993-02-03 1993-02-03 回転電機の製造方法 Pending JPH06233507A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1653593A JPH06233507A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 回転電機の製造方法

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JP1653593A JPH06233507A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 回転電機の製造方法

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JPH06233507A true JPH06233507A (ja) 1994-08-19

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ID=11918966

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JP1653593A Pending JPH06233507A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 回転電機の製造方法

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