JPH062331Y2 - 圧電発振回路 - Google Patents

圧電発振回路

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JPH062331Y2
JPH062331Y2 JP1986159659U JP15965986U JPH062331Y2 JP H062331 Y2 JPH062331 Y2 JP H062331Y2 JP 1986159659 U JP1986159659 U JP 1986159659U JP 15965986 U JP15965986 U JP 15965986U JP H062331 Y2 JPH062331 Y2 JP H062331Y2
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JP
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transistor
piezoelectric
capacitor
emitter
terminal
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JP1986159659U
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JPS6365306U (ja
Inventor
泰夫 小柳津
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キンセキ株式会社
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、2端子出力の圧電発振器において、プラス電
源、マイナス電源いずれでも発振する圧電発振回路に関
する。
[従来の技術] 従来より例えば実願昭58-125689号(実開昭60-35617号
公報)において2端子出力の発振器が発表されている。
これは2本の出力に抵抗とコンデンサを1本づつ接続し
て電源と出力端子を分岐させることによって、発振器の
部品の低減と小型化を目指している。しかし、この2端
子の発振器は極性があり、電源のプラス側に印刷による
マークを付けるか、リード端子の長さか太さを変える等
によっ識別する必要があった。そこで極性の心配のいら
ない接続が出来れば、自動挿入等の際に極性を識別する
必要がない発振器が求められていた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、上記の欠点を除去するために、極性に関係な
く回路に接続する構造の発振器を作るため、発振器内部
で極性がどちらであってもよい回路として、NPNとP
NPのトランジスタを用いて解決している。
[本考案の構成] 本考案の構成は、トランジスタのコレクタとベース間に
圧電振動子と抵抗を接続し、該ベースとエミッタ間に第
1コンデンサが接続され、該コレクタと該エミッタ間に
第2コンデンサを接続した圧電発振回路において、該ト
ランジスタの互いに極性の異なる第1トランジスタ及び
第2トランジスタのそれぞれのコレクタ、ベース、エミ
ッタが接続され、電源の極性がプラスまたはマイナスで
あっても、第1トランジスタまたは第2トランジスタの
うちいづれかを動作させ発振させる圧電発振回路であ
る。
[作用及び実施例] 第1図は、本考案の実施例を示す回路図である。点線内
が本考案の圧電発振回路である。第1トランジスタTR
1と第2トランジスタTR2は互いに極性の異なるもの
であり、本例では第1トランジスタTR1にNPN、第
2トランジスタTR2にPNPを用いている。第1トラ
ンジスタTR1と第2トランジスタTR2のコレクタ、
ベース、エミッタが互いに接続されており、ベース、コ
レクタ間に圧電振動子Xと抵抗R1が並列に接続されて
いる。またベース、エミッタ間には第1コンデンサC1
が接続されている。またコレクタ、エミッタ間には第2
コンデンサC2が接続されている。出力はA,A′の端
子から外部に接続されるが、端子出力に負荷抵抗R2と
バイパスコンデンサC3を接続し、それぞれが出力端子
1と電源端子2となる。このような構成の発振回路では
電源端子2と接地端子3との間にプラス、マイナス、い
ずれの電源であっても発振する回路となる。
第2図は、本考案の発振回路の出力波形を示す。第2図
の波形Pは、電源端子2にプラスの電圧を加えた場合に
出力される波形であり、第2図の波形Qは、電源端子2
にマイナスの電圧を加えた場合に出力される。このよう
に電源にはプラス、マイナスの電源のいずれかがかかっ
ていてもよく、端子A,A′で極性に関係なく接続が出
来る。すなわちA−B,A′−B′でもよく、またA−
B′,A′−Bでも本発振回路は発振する。またプラス
とマイナスの2つの電源があれば、電源端子にプラスと
マイナス電源を切り替えて加えれば、インバータを用い
なくても位相を反転することが出来る。なお、電源の極
性が変わってもベースには抵抗R1しか接続されていな
いため、A端子がプラス側、A′端子がマイナス側とす
れば、トランジスタTR1は動作するが、トランジスタ
TR2はベース・エミッタ間に電圧がかかっているため
OFFの状態となり、トランジスタTR2には電流は流
れない。
またA端子がマイナス側、A′端子がプラス側とすれ
ば、トランジスタTR2が動作し、トランジスタTR1
にはベース・エミッタ間に電圧がかかっていないためO
FFの状態であり、トランジスタTR1には電流が流れ
ないのでトランジスタを破壊することはない。
なお、圧電振動子として水晶振動子が広く利用されてい
るが、水晶振動子の他、タンタル酸リチウムや圧電セラ
ミックであってもよい。
[本考案の効果] 本考案の発振回路によって2端子の容器に発振回路を形
成でき、しかも2本の端子は、極性にかかわりなく接続
することができるようになった。もちろん電源としてプ
ラス、マイナスどちらの電源でも接続出来、従来のよう
に容器にプラス側に付けていた印刷等によるマーキング
が必要なくなった。また錯誤による極性接続のミスを防
止することが出来る。さらに外部からの極性を切り替え
ることによって出力波形の極性が簡単に切り替えられる
ことが出来、インバータ等を接続しなくても出力波形の
位相を反転させることが出来る。2端子の容器は、コス
トが安くローコストの発振器ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の圧電発振回路の回路図、第2図は、
本考案による圧電発振回路の出力波形を示す。 TR1………第1トランジスタ、 TR2………第2トランジスタ、 X………圧電振動子、 R1………抵抗、 C1………第1コンデンサ、 C2………第2コンデンサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランジスタのコレクタとベース間に圧電
    振動子と抵抗を接続し、該ベースとエミッタ間に第1コ
    ンデンサが接続され、該コレクタと該エミッタ間に第2
    コンデンサを接続した圧電発振回路において、該トラン
    ジスタの互いに極性の異なる第1トランジスタ及び第2
    トランジスタのそれぞれのコレクタ、ベース、エミッタ
    が接続され、電源の極性がプラスまたはマイナスであっ
    ても、第1トランジスタまたは第2トランジスタのうち
    いづれかを動作させ発振させることを特徴とする圧電発
    振回路。
  2. 【請求項2】該コレクタと該エミッタを出力端子とした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    圧電発振回路。
JP1986159659U 1986-10-17 1986-10-17 圧電発振回路 Expired - Lifetime JPH062331Y2 (ja)

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JP1986159659U JPH062331Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17 圧電発振回路

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Publication Number Publication Date
JPS6365306U JPS6365306U (ja) 1988-04-30
JPH062331Y2 true JPH062331Y2 (ja) 1994-01-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143740A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Hitachi Ltd Sinusoidal current generating circuit
JPS6035617U (ja) * 1983-08-13 1985-03-12 キンセキ株式会社 小型圧電発振器

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JPS6365306U (ja) 1988-04-30

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