JPH06233027A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH06233027A
JPH06233027A JP5013520A JP1352093A JPH06233027A JP H06233027 A JPH06233027 A JP H06233027A JP 5013520 A JP5013520 A JP 5013520A JP 1352093 A JP1352093 A JP 1352093A JP H06233027 A JPH06233027 A JP H06233027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
housing
movement amount
unit
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5013520A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Motoyanagi
輝雄 本柳
Masaru Yamamura
勝 山村
Yoshifumi Watanabe
好文 渡邊
Naoki Goto
直樹 後藤
Keiji Ameno
恵二 飴野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5013520A priority Critical patent/JPH06233027A/ja
Publication of JPH06233027A publication Critical patent/JPH06233027A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型、低消費電力で、かつ可搬性が良く、携帯
型として使用するのに好適なファクシミリ装置を提供す
る。 【構成】送信原稿の画像に対応する電気的な画情報を生
成する読取部12と、筐体20と送信原稿との相対的な
移動量を検出する、ローラ16aとエンコーダ16bよ
りなる移動量検出部16とを、筐体20の同一面(底
面)に配置する。そして読取部12により生成された画
情報を画像メモリに一旦記憶したのち、この画像メモリ
に記憶された画情報を必要に応じて電話回線へと送出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信原稿を読み取って
その画像に対応する電気的な画情報を生成し、これを通
信回線を介して相手端末に伝送するファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置は、セットされた送
信原稿を搬送しつつ、送信原稿の搬送路中に配置したイ
メージセンサによって送信原稿の読み取りを行う。ここ
で送信原稿を搬送するための搬送機構は、一般的に搬送
路を形成するガイドと、送信原稿を搬送する複数対のロ
ーラと、この複数対のローラをそれぞれ回転させるモー
タとを有して構成されている。このため送信原稿の搬送
機構は大きく、ファクシミリ装置の小型化の妨げとなっ
ている。またモータを有するため、消費電力の増大を招
く。
【0003】近年、ファクシミリ装置を持ち歩いて様々
な場所で使用したいという要求が高まっているが、装置
サイズおよび消費電力の点で、送信原稿の搬送機構は携
帯型化の妨げとなっている。
【0004】また別のファクシミリ装置に、別体のハン
ディスキャナを接続可能なものがある。ハンディスキャ
ナは、副走査をハンディスキャナの手動での移動により
行うため、送信原稿の搬送機構を不要とすることができ
る。
【0005】しかしこのようにハンディスキャナを接続
可能としたファクシミリ装置は、本体のサイズこそ小さ
くできるものの、ハンディスキャナがなければ送信原稿
の読み取りが行えないので、持ち歩いて使用するために
は本体の他にハンディスキャナをも持ち歩かなければな
らない。従って、決して可搬性が良いとはいえず、やは
り携帯型として使用するには不便である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のフ
ァクシミリ装置は、可搬性が悪く、携帯型として使用す
るには非常に不便であった。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、小型、低消費
電力で、かつ可搬性が良く、携帯型として使用するのに
好適なファクシミリ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、送信原稿の画像に対応する電気的な画情
報を生成する例えば読取部などの読取手段と、筐体と前
記送信原稿との相対的な移動量を検出する、例えばロー
ラとエンコーダよりなる移動量検出部などの移動量検出
手段とを、筐体の同一面に配置するとともに、前記読取
手段により生成された画情報を例えば画像メモリなどの
記憶手段に一旦記憶したのち、この記憶手段に記憶され
た画情報を必要に応じて例えば電話回線などの通信回線
へと送出するようにした。
【0009】
【作用】このような手段を講じたことにより、筐体の底
面に送信原稿を対向させた状態で筐体と送信原稿とが相
対的に手動で移動されると、その相対的な移動量が検出
され、移動量に同期して所定のタイミングで読取手段が
電気的な画情報の生成を行うことによって送信原稿の読
み取りがなされる。従って、ファクシミリ装置本体のみ
で送信原稿の読み取りが行え、かつ送信原稿を搬送する
必要がなく、送信原稿の搬送機構が不要となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本実施例に係るファクシミリ装置の
電気的な構成を示すブロック図である。図中、1が本実
施例に係るファクシミリ装置である。このファクシミリ
装置1は、読取部10、画信号処理部11、画像メモリ
12、変調部13、回線制御部14、コネクタ15a,
15b,15c、移動量検出部16、制御部17、操作
部18およびバッテリ19より構成されている。
【0011】読取部10は、図示は省略しているが、送
信原稿を照明するための光源および送信原稿からの反射
光を受光して電気信号(画信号)に変換するイメージセ
ンサを有し、送信原稿の読み取りを行う。この読取部1
0で得られた画信号は、画信号処理部11でディジタル
化や符号化などの所定の処理が行われて画像データとさ
れたのち、画像メモリ12に記憶される。
【0012】画像メモリ12に記憶された画像データ
は、必要に応じて読出され、画信号処理部11を介して
変調部13に与えられる。変調部13は、画像データを
変調し、回線制御部14を介して電話回線2へと送出す
る。電話回線2は、回線制御部14に接続された、コネ
クタ15aに接続されている。回線制御部14は、コネ
クタ15bを介して接続された電話機3および変調部1
3のいずれかを選択的に電話回線2に接続するなどの所
定の回線制御を行う。
【0013】移動量検出部16は、ローラ16aとエン
コーダ16bとからなる。ローラ16aはファクシミリ
装置1が送信原稿上を移動する際に回転する。またエン
コーダ16bは、ローラ16aの回転量を検出する。か
くして、ローラ16aの回転量としてファクシミリ装置
1と送信原稿との相対的な移動量を検出している。そし
てエンコーダ16bは、検出した移動量を示す移動量情
報を制御部17に与える。
【0014】制御部17は、例えばマイクロコンピュー
タを主体として構成されたものであり、エンコーダ16
bから与えられる移動量情報に基づいて、読取部10で
の読取動作を制御する。また制御部17は、画信号処理
部11、画像メモリ12、変調部13および回線制御部
14にも接続されており、これらを総括的に制御する。
【0015】操作部18は、図示しないが複数のキー
や、LCDなどの表示器を有し、使用者による制御部1
7への指示入力を受け付けるとともに、使用者に対する
各種の表示などを行う。
【0016】バッテリ19は、コネクタ15cを介して
外部電源4に接続されている。外部電源4がコネクタ1
5cに接続されているときには、外部電源4から給電を
受けて充電を行っている。この状態では、外部電源4か
ら供給される電力がファクシミリ装置1の各部に供給さ
れている。そしてバッテリ19は、外部電源4がコネク
タ15cに接続されていないときには、蓄積した電力を
ファクシミリ装置1の各部に供給する。
【0017】なおコネクタ15a,15b,15cは、
例えばモジュラコネクタであり、電話回線2、電話機3
および外部電源4は、ファクシミリ装置1に対して容易
に着脱することができる。
【0018】図2は本実施例に係るファクシミリ装置の
構造を一部破断して模式的に示す図であり、図2(a)
は平面図、図2(b)は側面図である。なお、図1と同
一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0019】図中、20は筐体であり、破断して示して
いる。この筐体20は、中空の箱状をなし、上面となる
一面は、その一部が前面側が後面側に比べて低い傾きを
有している。この上面の傾いた部分には、操作部18
が、その表示面および操作面を筐体外に向けて配置され
ている。
【0020】21は、画信号処理部11、画像メモリ1
2、変調部13、回線制御部14、コネクタ15a,1
5b,15c、移動量検出部16および制御部17が実
装されて電気回路が構成された基板である。基板21
は、操作部18との接続が容易なように、操作部18の
下方、すなわち筐体20の前面側に配置されている。な
おコネクタ15a,15b,15cは、基板21の端部
に実装されており、筐体20の側面に設けた開口から筐
体20の外に露出している。
【0021】ローラ16aおよび読取部12は、互いに
隣接して、筐体20の底面後端側に配置されている。筐
体20の底面のローラ16aおよび読取部12が配置さ
れている位置は開口しており、ローラ16aの一部が筐
体20の外に若干突出している。また読取部12の読取
面が筐体20の外に露出している。エンコーダ16bは
ローラ16aの側方に配置されており、ローラ16aの
軸が接続されている。バッテリ19は、筐体20の後面
側にて読取部12の上方に配置されている。
【0022】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作を説明する。まず送信原稿の読み取りをおこ
なう場合に使用者は、送信原稿を机上などの平面上に表
向きに載置したのち、この送信原稿上に、読取部12が
送信原稿の端部に位置するようにファクシミリ装置1を
セットする。そして操作部18の所定のスタートボタン
を押下した後、送信原稿上を手動で移動させる。
【0023】さて、ファクシミリ装置1が手動により送
信原稿上を移動させられると、その移動に伴ってローラ
16aが回転する。このローラ16aの回転量はファク
シミリ装置1の移動量に比例するので、エンコーダ16
bがローラ16aの回転量を検出することによりファク
シミリ装置1の移動量を検出する。そして検出した移動
量を示す移動量情報を制御部17に与える。
【0024】制御部17は、操作部18のスタートボタ
ンの押下によって読取動作の実行を認知し、以降エンコ
ーダ16bから与えられる移動量情報に基づいた所定の
タイミングで読取部10に読み取りを行わせる。具体的
には、走査線密度を3.85lines/mmとすれば、およそ
260μmの移動につき1回の割合で読み取りを行わせ
る。このようにして読取部10で得られた画信号は、画
信号処理部11で所定の処理が行われて画像データとさ
れたのち、画像メモリ12に一旦記憶される。
【0025】以上の読取動作は、電話回線2、電話機3
および外部電源4の接続状態に拘らずに行うことができ
る。電話回線2、電話機3および外部電源4を接続しな
い状態とすれば、接続コードに煩わされることなく、フ
ァクシミリ装置の移動をスムーズに行うことができる。
なお、外部電源4が接続されていない状態では、バッテ
リ19から各部へ給電がなされる。
【0026】送信原稿の読取が終了したときには、使用
者はスタートボタンの押下を解除する。これに応じて制
御部17は読み取りの終了を認知し、以降は読取部12
に読み取りを行わせない。
【0027】さて、画像データの送信を行う場合に使用
者は、ファクシミリ装置1に接続した電話機3にて相手
側を呼び出し、相手端末の応答後に操作部18の所定の
送信ボタンを押下する。このように操作部18の送信ボ
タンが押下されると、制御部17は画像メモリ12に記
憶された画像データを読み出し、画信号処理部11を介
して変調部13に与える。画像データは、変調部13に
て変調されたのち、回線制御部14を介して電話回線2
へと送出され、送信先の端末へと伝送される。
【0028】かくして本実施例によれば、送信原稿の読
み取りの際の副走査は、手動的なファクシミリ装置1の
移動によるので、送信原稿を搬送する必要がなく、送信
原稿の搬送機構を有していない。従って装置を小型化す
ることができ、可搬性を高めることができる。また送信
原稿を搬送するためのモータも有していないことから消
費電力が低減されるので、バッテリ19によるバッテリ
駆動での継続動作時間を長くすることができる。
【0029】また本実施例では、読取部12およびロー
ラ16aをファクシミリ装置1の底面に配置したことに
より、ファクシミリ装置1自体で送信原稿の読み取りを
行うことができる。従って、ファクシミリ装置1のみを
携帯すればよく、可搬性が非常に良い。
【0030】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、読取部12およびロ
ーラ16aを筐体20の底面側に設けるものとしている
が、読取部12およびローラ16aは、筐体20の同一
面に配置されていれば良く、側面や上面に配置しても良
い。また上記実施例では、送信専用としているが、受信
機能を持たせて送受信兼用としても良い。このほか、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能で
ある。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、送信原稿の画像に対応
する電気的な画情報を生成する例えば読取部などの読取
手段と、筐体と前記送信原稿との相対的な移動量を検出
する、例えばローラとエンコーダよりなる移動量検出部
などの移動量検出手段とを、筐体の同一面に配置すると
ともに、前記読取手段により生成された画情報を例えば
画像メモリなどの記憶手段に一旦記憶したのち、この記
憶手段に記憶された画情報を必要に応じて例えば電話回
線などの通信回線へと送出するようにしたので、小型、
低消費電力で、かつ可搬性が良く、携帯型として使用す
るのに好適なファクシミリ装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の電
気的な構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の構
造を一部破断して模式的に示す図。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、 10…読取部、1
1…画信号処理部、 12…画像メモリ、
13…変調部、14…回線制御部、 15a,15b,
15c…コネクタ、16…移動量検出部、
16a…ローラ、16b…エンコーダ、
17…制御部、18…操作部、
19…バッテリ、20…筐体、
21…基板、2…電話回線、 3…
電話機、4…外部電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 直樹 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 飴野 恵二 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 この筐体の一面に設けられ、送信原稿の画像に対応する
    電気的な画情報を生成する読取手段と、 前記筐体の前記読取手段が設けられているのと同一面に
    設けられ、前記筐体と前記送信原稿との相対的な移動量
    を検出する移動量検出手段と、 前記筐体に収容され、前記移動量検出手段により検出さ
    れた移動量に基づいて前記読取手段での読み取りを制御
    する読取制御手段と、 前記筐体に収容され、前記読取手段により生成された画
    情報を記憶する記憶手段と、 前記筐体に収容され、前記記憶手段に記憶された画情報
    を通信回線へと送出する送信手段とを具備したことを特
    徴とするファクシミリ装置。
JP5013520A 1993-01-29 1993-01-29 ファクシミリ装置 Pending JPH06233027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5013520A JPH06233027A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5013520A JPH06233027A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06233027A true JPH06233027A (ja) 1994-08-19

Family

ID=11835438

Family Applications (1)

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JP5013520A Pending JPH06233027A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 ファクシミリ装置

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