JPH01243770A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、密着型イメージセンサを用いて構成された原
稿読取部を有したファクシミリ装置に関する。

（従来の技術） 従来、一般にファクシミリ装置は、送信原稿の読取りを
行なう原稿読取部が装置本体に内蔵されており、原稿台
にセットされた送信原稿を原稿読取部へと導いて読取り
を行なうものとなっている。

従って、このような構成のファクシミリ装置では、例え
ば、厚みのある本を原稿読取部へ搬送することができな
いので、本に記載された画像を直接読取ることができな
い。

そこで、原稿読取部をファクシミリ装置本体と別体とし
、本等に記載された画像の直接読取りを容易に行なえる
ようにしたファクシミリ装置が考えられている。第５図
はこのファクシミリ装置の概略構成を示す斜視図であり
、５０は装置本体、５１は原稿読取部、５２は原稿であ
る。このファクシミリ装置では、原稿５２上で原稿読取
部５１をその読取り方向と交差する方向にオペレータが
移動させながら原稿５２に形成された画像の読取りを行
なう。

ところが、この第５図に示すような構成のファクシミリ
装置であると、本等の読取りは容易に行なえるが、複数
枚のカット用紙の原稿を連続的に送信したい場合には、
読取りに非常に手間がかかる。

このように、従来のファクシミリ装置ではカット用紙等
の原稿の読取りと本等に記載された画像の直接読取りと
の両方を容易に行なうことができなかった。

そこで本出願人は、原稿読取部をファクシミリ装置本体
に対して着脱可能なように設け、カット用紙等の連続読
取りも、本等に記載された画像の直接読取りも共に容易
に行なうことができるファクシミリ装置を特願昭６１−
２２７１３１号として提案している。

第６図はこの特願昭６１−２２７１３１号におけるファ
クシミリ装置の概略構成を示す斜視図であり、６０は装
置本体、６１は原稿読取部、６２は接続コード、６３は
カット用紙原稿である。この構成であれば、原稿読取部
６１を実線Ａで示す如く装置本体６０に装置した状態で
、カット用紙原稿６３の連続読取りが容易に行なえる。

また、原稿読取部６１を二点鎖線Ｂで示す如く装置本体
から離脱した状態で、本等に記載された画像の読取りが
容易に行なえる。

ところで、原稿読取部６１を装置本体６０から離脱した
状態で読取りを行なう場合には、原稿を平面な状態に保
つことが望ましい。しかしながら、原稿を平面に保ち得
るスペースをかならずしも装置本体６０の近傍に確保で
きるとは限らない。

また、装置本体６０と原稿読取部６１で読取りを行なう
場所との間に障害物などがあると、接続コード６２が障
害物に引掛り、オペレータが原稿読取部６１をスムーズ
に移動させることの妨げとなり、正確な読取りが行なえ
ないおそれがある。

（発明が解決しようとする課題） 上述の如く、従来より柾々提唱されているファクシミリ
装置では、カット用紙等の連続読取りお″よび本等に記
載された画像の直接読取りの双方を容易に行なうことが
できない等の問題があった。

そこで本発明は、カット用紙等の連続読取りも、本等に
記載された画像の直接読取りも共に容易に行なえる上、
正確な読取りが障害なく行なえるファクシミリ装置を提
供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は上記課題を解決し目的を達成するために、次の
ような手段を講じた。すなわち、密着型イメージセンサ
を用いて構成された原稿読取部を有したファクシミリ装
置において、前記原稿読取部をファクシミリ装置本体に
対して着脱可能に設けると共に、前記原稿読取部に、読
取った画データを前記ファクシミリ装置本体へ無線送信
する送信機を設け、かつ前記ファクシミリ装置本体に、
前記原稿読取部から無線送信された画データを受信する
受信機を設けるようにした。

（作用） このような手段を講じたことにより、原稿読取部は読取
った画データを送信機から送出し、ファクシミリ装置本
体では受信機によって、前記原稿読取部から送出された
画データを受信するので、装置本体と原稿読取部との間
に接続コード等が介在しない。

従って、原稿読取台等の原稿を水平に保ち得るスペース
を設置できる範囲が広がり、読取りを行なうときに原稿
を水平に保つことができずに読取りが不安定となること
を防げる。また無線であるので、コード等が障害物に引
掛って原稿読取部をスムーズに動作させることを妨げる
ようなことはない。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する
。

第１図は本実施例におけるファクシミリ装置の概略構成
を示す斜視図である。図中、１０は装置本体、１１は実
線Ａおよび二点鎖線Ｂで示す如く装置本体１０に対して
着脱可能に設けられた原稿読取部、１２は原稿読取部１
１を制御するための制御信号の送出および原稿読取部１
１から送出された画データの受信のためのアンテナ、１
３は制御信号の受信および画データの送出のためのアン
テナ、１４はカット用紙原稿である。

第２図および第３図は本ファクシミリ装置の構成を示す
ブロック図であり、第２図は原稿読取部の構成を示すブ
ロック図、第３図は装置本体の構成を示すブロック図で
ある。なお、第２図および第３図において第１図と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。

原稿読取部１１は第２図に示すように、密着型イメージ
センサで構成されて原稿の読取りを行なう読取走査部２
０および、画データを一旦記憶する画像メモリ２１、フ
ァクシミリ送信する画データの変調および装置本体１０
から送られてきた制御信号の復調を行なう送受信部２２
、アンテナ１３、原稿読取部１１全体の制御を行なう制
御部２３、オペレータが読取りの開始および停止等の指
示を行なう入力部と読取り可能または不可能等の情報を
表示する表示部を有した操作パネル２４とから成ってい
る。なお、２５はデータバス、２６はコントロールバス
である。

装置本体１０は第３図に示すように、アンテナ１２およ
び、原稿読取部１１から送られてきた画データの復調お
よび送出する原稿読取部１１を制御するための制御信号
の変調を行なう送受信部３０、原稿読取部１１から送ら
れてきた画データを符号化する符号化部３１、符号化さ
れた画データを一旦記憶する画像メモリ３２、画データ
を回線３５に送出するための変調および回線３５を介し
て到来した画データの復調を行なう変復調回路３３、網
制御回路３４、本ファクシミリ装置全体を制御する制御
部３６、ダイヤルキーや機能キー等を備えた入力部およ
び液晶表示器等の表示部をそれぞれ配設した操作パネル
３７、回線３５を介して到来し、変復調回路３３で受信
復調された画データを復号する復号化部３８、復号化部
３８で復号されて一旦画像メモリ３２に記憶された画デ
ータを画像メモリ３２から順次読出して記録紙に記録出
力する記録走査部３つとから成っている。

なお、４０はデータバス、４１はコントロールバスであ
る。

次に、以上のように構成されたファクシミリ装置の動作
について説明する。

まず、第１図に示すように原稿読取部１１を実線Ａで示
す如く装置本体１０に装着した状態では、原稿読取部１
１は読取走査部２０の読取面が装置本体１０の原稿搬送
路上を搬送される原稿１４に対向している。なお、原稿
１４はその原稿面を上に向けてセットされる。ここで、
原稿１４を第１図中矢印で示す方向に搬送しながら原稿
読取部１１で読取走査し、原稿１４の画データを得る。

原稿１４を複数枚重ねてセットしておき、−枚づつ搬送
しながら読取走査すれば、連続読取りが容易に行なえる
。

一方、原稿読取部１１を二点鎖線Ｂで示す如く装置本体
１０から離脱した状態での読取り状態を第４図に示す。

同図中、４３は本である。このように原稿読取部１１を
本４３の読取りたい頁に当て、原稿読取部１１をその読
取り方向と交差する方向（図中の矢印で示す方向）へと
オペレータが移動動作させることによって読取走査する
。このようにして容易に本４３からの直接読取りができ
る。

上述の如くして得られた画データは、画像メモリ２１に
一旦記憶されたのち、順次読出されて送受信部２２で変
調されてアンテナ１３から構成される装置本体１０は、
この原稿読取部１１がら送出された画データをアンテナ
１２で受信し、送受信部３０で復調する。この受信され
て復調された画データは符号化部３１で符号化されたの
ちに画像メモリ３２に一旦記憶される。そして画データ
は画像メモリから順次読出され、変復調回路３３で変調
されて網制御回路３４を介して回線３５へと送出される
。

このように本実施例によれば、原稿読取部１１を装置本
体１０に対して着脱可能に設けたため、原稿読取部１１
を装置本体１ｏに装着した状態においてはカット用紙原
ｈ７６１４等の連続読取りが、また、原稿読取部１１を
装置本体１ｏがら離脱した状態においては本４３等に記
載された画像の直接読取りがそれぞれ容易に行ない得る
。

また、装置本体１０と原稿読取部１１との画データや制
御信号の送受は電波を用いて行なうため、原稿を水平に
保つスペースを設置するのは装置本体１０の近傍に限ら
れない。従って、原稿読取台等を設置しなくとも、電波
の届く範囲にある机等を原稿読取台として使用可能であ
る。また、接続コード等が無いので、接続コードが引掛
ることによってオペレータがスムーズに原稿読取部１１
を移動させることを妨げることがない。

なお本発明は上記実施例に限定されるものではない。た
とえば、装置本体と原稿読取部との画データや制御信号
の送受には電波を用いたが、光や超音波等でも実施が可
能である。また、装置本体に原稿読取部を装着した状態
においては、装置本体と原稿読取部とが直接接続される
ようにしておき、この状態においては無線通信を行なわ
ないようにしても良い。このほか本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形実施が可能である。

［発明の効果］ 本発明によれば、密着型イメージセンサを用いて構成さ
れた原稿読取部を有したファクシミリ装置において、前
記原稿読取部をファクシミリ装置本体に対して着脱可能
に設けると共に、前記原稿読取部に、読取った両データ
を前記ファクシミリ装置本体へ無線送信する送信機を設
け、かつ前記ファクシミリ装置本体に、前記原稿読取部
から無線送信された画データを受信する受信機を設ける
ようにしたので、カット用紙等の連続読取りも、本等に
記載された画像の直接読取りも共に容易に行なえる上、
正確な読取りが障害なく行なえる。

また、接続コード等が無いため、操作性が良い。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の一実施例を説明する図であ
り、第１図は概略構成を示す斜視図、第２図は原稿読取
部の構成を示すブロック図、第３図は装置本体の構成を
示すブロック図、第４図は原稿読取部を装置本体から離
脱したときにおける読取り方法を示す斜視図、第５図お
よび第６図は従来技術を示す図である。 １０・・・装置本体、１１・・・原稿読取部、１２゜１
３・・・アンテナ、２２．３０・・・送受信部。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密着型イメージセンサを用いて構成された原稿読取部を
   有したファクシミリ装置において、前記原稿読取部をフ
   ァクシミリ装置本体に対して着脱可能に設けると共に、
   前記原稿読取部に読取った画データを前記ファクシミリ
   装置本体へ無線送信する送信機を設け、かつ前記ファク
   シミリ装置本体に前記原稿読取部から無線送信された画
   データを受信する受信機を設けたことを特徴とするファ
   クシミリ装置。