JPH06232858A - Pll同期検出装置 - Google Patents
Pll同期検出装置Info
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- JPH06232858A JPH06232858A JP5015170A JP1517093A JPH06232858A JP H06232858 A JPH06232858 A JP H06232858A JP 5015170 A JP5015170 A JP 5015170A JP 1517093 A JP1517093 A JP 1517093A JP H06232858 A JPH06232858 A JP H06232858A
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- signal
- phase
- var
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数検出手段を持たず、位相比較手段のみ
によって位相と周波数同期が可能なPLL回路を構成す
る。また、位相比較手段の出力のみで誤検出の少ない同
期検出が可能なPLL同期検出装置を構成する。 【構成】 レファレンスクロック(FCK)をM分周した
REF信号とマスタークロック(MCK)をN分周したV
AR信号の立ち上がりエッジのタイミングを位相比較器
12において比較し、位相差信号PH+,PH-に応じてN分
周手段11の分周比を2Nにしたり、N/2にして位相
差が小さくなるようにする。また、このとき第1の同期
検出手段13において位相比較結果が所定の範囲内にあ
ることを検出し、さらに第2の同期検出手段14におい
て位相比較結果が2回連続して所定の範囲内にあること
を検出することによって、VAR信号の位相および周波
数がREF信号に同期していると判定する。
によって位相と周波数同期が可能なPLL回路を構成す
る。また、位相比較手段の出力のみで誤検出の少ない同
期検出が可能なPLL同期検出装置を構成する。 【構成】 レファレンスクロック(FCK)をM分周した
REF信号とマスタークロック(MCK)をN分周したV
AR信号の立ち上がりエッジのタイミングを位相比較器
12において比較し、位相差信号PH+,PH-に応じてN分
周手段11の分周比を2Nにしたり、N/2にして位相
差が小さくなるようにする。また、このとき第1の同期
検出手段13において位相比較結果が所定の範囲内にあ
ることを検出し、さらに第2の同期検出手段14におい
て位相比較結果が2回連続して所定の範囲内にあること
を検出することによって、VAR信号の位相および周波
数がREF信号に同期していると判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声などの情報の記録
再生装置や伝送手段に適用されるもので、データの転送
レートを制御するPLL回路に関するものである。
再生装置や伝送手段に適用されるもので、データの転送
レートを制御するPLL回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報を伝送する際、データの転送レート
を所定の範囲内に制御する手段としてPLL回路が用い
られる。特に、近年ではデジタルLSIに集積が可能な
ことから様々なデジタルPLLが開発されている。
を所定の範囲内に制御する手段としてPLL回路が用い
られる。特に、近年ではデジタルLSIに集積が可能な
ことから様々なデジタルPLLが開発されている。
【0003】デジタルPLLは、大別して位相比較部と
クロック生成部(VCO)およびその制御部から構成さ
れ、それらの回路構成はPLLに要求される特性に応じ
て単純な論理回路によるものから信号処理器(DSP)
を用いた大規模なものまで様々なものがある。ここで、
データを記録したり伝送する際には、PLL回路の構成
を比較的簡単なものにするためにデータを所定のビット
分ごとにまとめてフレームを構成し、各フレームごとに
あらかじめPLLによる伝送クロック(以下、これをP
LLクロックと呼ぶ。)のジッターを吸収するためのマ
ージンを設ける。ここでは、このようなデータ伝送に使
用される、論理回路による位相比較部と分周回路による
クロック生成部からなる回路規模の比較的小さい従来の
デジタルPLLによる同期検出装置について図6および
図7を用いて説明する。
クロック生成部(VCO)およびその制御部から構成さ
れ、それらの回路構成はPLLに要求される特性に応じ
て単純な論理回路によるものから信号処理器(DSP)
を用いた大規模なものまで様々なものがある。ここで、
データを記録したり伝送する際には、PLL回路の構成
を比較的簡単なものにするためにデータを所定のビット
分ごとにまとめてフレームを構成し、各フレームごとに
あらかじめPLLによる伝送クロック(以下、これをP
LLクロックと呼ぶ。)のジッターを吸収するためのマ
ージンを設ける。ここでは、このようなデータ伝送に使
用される、論理回路による位相比較部と分周回路による
クロック生成部からなる回路規模の比較的小さい従来の
デジタルPLLによる同期検出装置について図6および
図7を用いて説明する。
【0004】図6は、音声のデジタルレコーダに適用し
た従来例におけるPLL同期検出装置の構成を示す第1
のブロック図である。図6において、10はサンプリン
グ周波数情報Fsに応じてレファレンスクロックFCK
をM分周(MはFs毎に固定の値)するM分周手段、7
0は排他論理和(EX-OR)による位相比較器、71
はマスタークロックMCKをN分周(Nは常に固定の
値)するN分周手段、72は位相比較器70の出力に応
じてマスタークロックMCKにパルスを付加するパルス
付加手段、73は位相比較器70の出力よりREF信号
とVAR信号の同期状態を検出する同期検出手段であ
る。
た従来例におけるPLL同期検出装置の構成を示す第1
のブロック図である。図6において、10はサンプリン
グ周波数情報Fsに応じてレファレンスクロックFCK
をM分周(MはFs毎に固定の値)するM分周手段、7
0は排他論理和(EX-OR)による位相比較器、71
はマスタークロックMCKをN分周(Nは常に固定の
値)するN分周手段、72は位相比較器70の出力に応
じてマスタークロックMCKにパルスを付加するパルス
付加手段、73は位相比較器70の出力よりREF信号
とVAR信号の同期状態を検出する同期検出手段であ
る。
【0005】図6において、M分周手段10は入力され
たサンプリング周波数情報Fsに応じてレファレンスク
ロックFCKを所定の数だけ分周して、一定周期のRE
F信号を生成する。REF信号の周期は、所定のビット
数のデータで構成されるフレーム長に対するマージンの
割合とPLL同期検出装置の検出精度およびPLL回路
の制御特性によって決定される。一方、N分周手段71
は、パルス付加手段72の出力をN分周して周波数がR
EF信号に近いVAR信号を生成する。REF信号とV
AR信号は位相比較器70に入力され、排他論理和によ
って位相差信号PH+またはPH-が生成される。すなわち、
REF信号に対してVAR信号の位相が進んでいる場合
にはPH+を出力し、VAR信号の位相が遅れている場合
にはPH-を出力する。位相差信号PH+およびPH-に基づい
てパルス付加手段72は、マスタークロックMCKにパ
ルスを付加してN分周手段71に与えるクロックの周波
数の変化させる。データの転送レートを決定するPLL
クロックは、このパルスが付加されたマスタークロック
を分周して得られる。また、同期検出手段73は位相差
信号PH+の出力状態からVAR信号がREF信号に同期
している(これを、PLL回路がロックしていると呼
ぶ。)か否かを検出して識別信号PLLOKを出力す
る。
たサンプリング周波数情報Fsに応じてレファレンスク
ロックFCKを所定の数だけ分周して、一定周期のRE
F信号を生成する。REF信号の周期は、所定のビット
数のデータで構成されるフレーム長に対するマージンの
割合とPLL同期検出装置の検出精度およびPLL回路
の制御特性によって決定される。一方、N分周手段71
は、パルス付加手段72の出力をN分周して周波数がR
EF信号に近いVAR信号を生成する。REF信号とV
AR信号は位相比較器70に入力され、排他論理和によ
って位相差信号PH+またはPH-が生成される。すなわち、
REF信号に対してVAR信号の位相が進んでいる場合
にはPH+を出力し、VAR信号の位相が遅れている場合
にはPH-を出力する。位相差信号PH+およびPH-に基づい
てパルス付加手段72は、マスタークロックMCKにパ
ルスを付加してN分周手段71に与えるクロックの周波
数の変化させる。データの転送レートを決定するPLL
クロックは、このパルスが付加されたマスタークロック
を分周して得られる。また、同期検出手段73は位相差
信号PH+の出力状態からVAR信号がREF信号に同期
している(これを、PLL回路がロックしていると呼
ぶ。)か否かを検出して識別信号PLLOKを出力す
る。
【0006】このように、図6に示すような従来のデジ
タルPLLでは、REFクロックとの位相差に応じてマ
スタークロックにパルスを付加することによってVAR
信号の周波数および位相をREF信号に同期させてい
た。
タルPLLでは、REFクロックとの位相差に応じてマ
スタークロックにパルスを付加することによってVAR
信号の周波数および位相をREF信号に同期させてい
た。
【0007】また、図7は、音声のデジタルレコーダに
適用した従来例におけるPLL同期検出装置の構成を示
す第2のブロック図である。図7において、74は位相
比較器70の出力を量子化する量子化手段、75は量子
化手段74の出力に応じてマスタークロックを2分周し
たり、分周しないで出力するプリスケーラである。ここ
で、M分周手段10,位相比較器70およびN分周手段
71は図6に示した従来のPLL同期検出装置における
ものと同じである。また、同期検出手段73とその動作
は図6での動作と同じなので省略する。
適用した従来例におけるPLL同期検出装置の構成を示
す第2のブロック図である。図7において、74は位相
比較器70の出力を量子化する量子化手段、75は量子
化手段74の出力に応じてマスタークロックを2分周し
たり、分周しないで出力するプリスケーラである。ここ
で、M分周手段10,位相比較器70およびN分周手段
71は図6に示した従来のPLL同期検出装置における
ものと同じである。また、同期検出手段73とその動作
は図6での動作と同じなので省略する。
【0008】量子化手段74は、位相差信号PH+およびP
H-を量子化し“0”または“1”を出力する。そして、
量子化手段74の出力に応じてプリスケーラ73はマス
タークロックMCKを2分周したり、分周せずに出力し
ている。このように、図7に示すような従来のPLL同
期検出装置は、マスタークロックのN分周と2N分周の
間の周期を持ったVAR信号を生成し、REF信号と同
期するように制御していた。
H-を量子化し“0”または“1”を出力する。そして、
量子化手段74の出力に応じてプリスケーラ73はマス
タークロックMCKを2分周したり、分周せずに出力し
ている。このように、図7に示すような従来のPLL同
期検出装置は、マスタークロックのN分周と2N分周の
間の周期を持ったVAR信号を生成し、REF信号と同
期するように制御していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記第1
の従来の構成では、パルス付加手段においてマスターク
ロックよりも短い周期のパルスを生成する必要があり、
位相調整に必要なだけのパルスを周波数の高いマスター
クロックに正確に付加することが困難であった。また、
上記第2の従来の構成では、位相差情報に応じてマスタ
ークロックの分周比をN分周と2N分周の間で切り換え
て制御するために位相制御のためのクロックの生成は容
易だが、位相差を量子化するための量子化手段を必要す
る。そのうえ、量子化信号によってプリスケーラが絶え
ず変化するために安定したPLLクロックが生成できな
いという問題を有していた。さらに、位相差信号の出力
の検出のみによって同期状態を検出する従来の構成で
は、VAR信号とREF信号の周期が異なるにも関わら
ずREF信号とVAR信号の位相が偶然一致した場合に
同期状態を誤検出するという問題を有していた。
の従来の構成では、パルス付加手段においてマスターク
ロックよりも短い周期のパルスを生成する必要があり、
位相調整に必要なだけのパルスを周波数の高いマスター
クロックに正確に付加することが困難であった。また、
上記第2の従来の構成では、位相差情報に応じてマスタ
ークロックの分周比をN分周と2N分周の間で切り換え
て制御するために位相制御のためのクロックの生成は容
易だが、位相差を量子化するための量子化手段を必要す
る。そのうえ、量子化信号によってプリスケーラが絶え
ず変化するために安定したPLLクロックが生成できな
いという問題を有していた。さらに、位相差信号の出力
の検出のみによって同期状態を検出する従来の構成で
は、VAR信号とREF信号の周期が異なるにも関わら
ずREF信号とVAR信号の位相が偶然一致した場合に
同期状態を誤検出するという問題を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、位相比較器によって安定した周波数制御を行うこと
のできる、回路規模の小さいPLL同期検出装置を提供
することを第1の目的とする。また、位相差情報のみに
よって誤検出のないPLL同期検出装置を提供すること
を第2の目的とする。
で、位相比較器によって安定した周波数制御を行うこと
のできる、回路規模の小さいPLL同期検出装置を提供
することを第1の目的とする。また、位相差情報のみに
よって誤検出のないPLL同期検出装置を提供すること
を第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のPLL同期検出装置は、マスタークロックを
N分周(Nは可変な2のべき乗の値)してVAR信号を
生成する第1の分周手段と、動作モードに応じてレファ
レンスクロックをM分周(Mは動作モード毎に固定の
値)してREF信号を生成する第2の分周手段と、VA
R信号およびREF信号の位相を比較し、REF信号に
対するVAR信号の位相が進んでいる場合にアクティブ
な位相差信号PH+と、VAR信号に対するREF信号の
位相が進んでいる場合にアクティブな位相差信号PH-と
を出力する位相比較手段とを備える。
に本発明のPLL同期検出装置は、マスタークロックを
N分周(Nは可変な2のべき乗の値)してVAR信号を
生成する第1の分周手段と、動作モードに応じてレファ
レンスクロックをM分周(Mは動作モード毎に固定の
値)してREF信号を生成する第2の分周手段と、VA
R信号およびREF信号の位相を比較し、REF信号に
対するVAR信号の位相が進んでいる場合にアクティブ
な位相差信号PH+と、VAR信号に対するREF信号の
位相が進んでいる場合にアクティブな位相差信号PH-と
を出力する位相比較手段とを備える。
【0012】また、本発明のPLL同期検出装置は、前
記位相比較手段より出力された位相差信号PH+またはPH-
をマスタークロックで計測し、前記VAR信号の位相が
前記REF信号に対して位相同期していることを検出す
る第1の同期検出手段と、第1の同期検出手段および位
相比較手段の出力に基づいて、VAR信号の周期と位相
の両方がREF信号に対して所定の範囲内で同期してい
ることを検出する第2の同期検出手段とを有している。
記位相比較手段より出力された位相差信号PH+またはPH-
をマスタークロックで計測し、前記VAR信号の位相が
前記REF信号に対して位相同期していることを検出す
る第1の同期検出手段と、第1の同期検出手段および位
相比較手段の出力に基づいて、VAR信号の周期と位相
の両方がREF信号に対して所定の範囲内で同期してい
ることを検出する第2の同期検出手段とを有している。
【0013】さらに、本発明のPLL同期検出装置は、
nビットのアップ/ダウンカウンタを備え、位相比較手
段より出力される位相差信号PH+およびPH-に応じてカウ
ンタのアップ/ダウン計数を制御し、上記アップ/ダウ
ンカウンタの出力に応じた分周比Nで分周する。
nビットのアップ/ダウンカウンタを備え、位相比較手
段より出力される位相差信号PH+およびPH-に応じてカウ
ンタのアップ/ダウン計数を制御し、上記アップ/ダウ
ンカウンタの出力に応じた分周比Nで分周する。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、位相差信号を用
いて直接マスタークロックの分周比をN/2,N,2N
のうちのひとつに容易に切り替えることができる。
いて直接マスタークロックの分周比をN/2,N,2N
のうちのひとつに容易に切り替えることができる。
【0015】また、REF信号とVAR信号の位相差を
マスタークロックで計数し、VAR信号の位相と周期が
ともにREF信号に同期していることを検出できる。
マスタークロックで計数し、VAR信号の位相と周期が
ともにREF信号に同期していることを検出できる。
【0016】さらに、nビットのアップ/ダウンカウン
タで位相差を積分することにより、分周比をカウンタで
連続的に制御することができる。
タで位相差を積分することにより、分周比をカウンタで
連続的に制御することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0018】図1は本発明を音声のデジタルレコーダに
適用した第1の実施例におけるPLL同期検出装置の構
成を示すブロック図である。図1において、10はサン
プリング周波数情報Fsに応じて固定な値Mだけ分周す
るM分周手段、11はN×2 m(m=-1,0,1)分周する
N分周手段、12は位相比較器、13は位相差信号をマ
スタークロックMCKで計測してVAR信号とREF信
号の位相の同期を検出する第1の同期検出手段、14は
第1の同期検出手段13および位相比較器12の出力か
らVAR信号の周期と位相がREF信号に同期している
ことを検出する第2の同期検出手段である。
適用した第1の実施例におけるPLL同期検出装置の構
成を示すブロック図である。図1において、10はサン
プリング周波数情報Fsに応じて固定な値Mだけ分周す
るM分周手段、11はN×2 m(m=-1,0,1)分周する
N分周手段、12は位相比較器、13は位相差信号をマ
スタークロックMCKで計測してVAR信号とREF信
号の位相の同期を検出する第1の同期検出手段、14は
第1の同期検出手段13および位相比較器12の出力か
らVAR信号の周期と位相がREF信号に同期している
ことを検出する第2の同期検出手段である。
【0019】以上のように構成された本実施例のPLL
同期検出装置について、以下その動作を説明する。
同期検出装置について、以下その動作を説明する。
【0020】図1において、M分周手段10は入力され
たサンプリング周波数情報Fsに応じてレファレンスク
ロックFCKを所定の数だけ分周して、一定周期のRE
F信号を生成する。一方、N分周手段11は、初期状態
としてマスタークロックMCKをN分周して周波数がR
EF信号に近いVAR信号を生成する。位相比較器12
は、図2に示すような回路でREF信号とVAR信号の
位相を比較して、位相差信号PH+またはPH-を生成する。
ここで、図2に示す位相比較器の動作を図3を用いて説
明する。図3は、図2の動作タイミングを表す概略図で
ある。
たサンプリング周波数情報Fsに応じてレファレンスク
ロックFCKを所定の数だけ分周して、一定周期のRE
F信号を生成する。一方、N分周手段11は、初期状態
としてマスタークロックMCKをN分周して周波数がR
EF信号に近いVAR信号を生成する。位相比較器12
は、図2に示すような回路でREF信号とVAR信号の
位相を比較して、位相差信号PH+またはPH-を生成する。
ここで、図2に示す位相比較器の動作を図3を用いて説
明する。図3は、図2の動作タイミングを表す概略図で
ある。
【0021】図2において、フリップ・フロップ20は
VAR信号の立ち上がりエッジに対するREF信号の立
ち上がりエッジの遅れを表す信号IMを生成する。ま
た、フリップ・フロップ34はREF信号の立ち上がり
エッジに対するREF信号の立ち上がりエッジの遅れを
表す信号IPを生成する。波線矩形部100と103の
回路によって、信号IMおよびIPのHi区間が所定の
長さ以上である場合を検出し、それぞれ位相差信号MB
とPH-を生成する。図3のAはVAR信号の位相がRE
F信号に対して進んでいる場合に生成される位相差信号
MBを表し、BはREF信号の位相がVAR信号に対し
て進んでいる場合に生成される位相差信号PH-を表して
いる。MBとPH-は、マスタークロック1周期分から4
周期分のパルスが出力される。ここでパルス幅を制限す
るのは、位相差信号に対するPLLのフィードバック量
が大きいと制御系が発振したり、所定の範囲を超える周
期のPLLクロックが生成されるので、これを防ぐため
である。REF信号に対してVAR信号の位相が遅れて
いる場合には、N分周手段11において信号差信号PH-
に対する期間だけ分周比をN/2としてVAR信号の周
期短くすることによって位相差を縮める方向に制御す
る。一方、VAR信号に対してREF信号の位相が遅れ
ている場合には、N分周手段11において信号差信号M
Bに対する期間だけ分周比を2NとしてVAR信号の周
期を長くする必要がある。この場合、位相差信号MBに
対する分周比の制御を位相差信号PH-と等しくするため
に、図2の波線矩形部101において位相差信号MBを
2倍に伸長して制御に用いる位相差信号PH+を生成して
いる。位相差信号PH-およびPH+によって分周比を制御す
るN分周手段11は、図4に示すようなものとなる。ま
た、信号MAとPAは、位相差信号MBとPH-のパルス
幅を制限しているのに対して実際の位相差がそれ以上あ
る場合を検出する。信号MAとPAは、VAR信号がP
LLによる制御範囲を超えていることを意味する。図2
のフリップ・フロップ39において信号MAをREF信
号の立ち上がりエッジで検出することによって、VAR
信号の位相がREF信号に対して進んでいないかを検出
する。さらに、図2の波線矩形部102においてREF
信号をマスタークロック5周期分だけ遅延された信号を
生成し、フリップ・フロップ40においてその立ち上が
りエッジで信号PAをラッチすることによってREF信
号に対するVAR信号の位相の遅れが所定の範囲内にあ
るかを検出する。以上より、VAR信号とREF信号の
位相が所定の範囲内で同期していることを表す信号PDOK
が生成される。これは、図1の第1の同期検出手段13
における処理に相当する。つぎに、第2の同期検出手段
14は、第1の同期検出手段13から出力された第1の
同期検出信号PDOKがHiであることを検出し、そのとき
の位相比較器12からの位相差信号PH+を第1の同期検
出手段13と同様にマスタークロックによって計測す
る。その結果、位相差信号PH+は再び所定の範囲内にあ
ることが検出された場合に、VAR信号の周期がREF
信号と等しいと判断して第2の同期検出信号PLLOK
を出力する。
VAR信号の立ち上がりエッジに対するREF信号の立
ち上がりエッジの遅れを表す信号IMを生成する。ま
た、フリップ・フロップ34はREF信号の立ち上がり
エッジに対するREF信号の立ち上がりエッジの遅れを
表す信号IPを生成する。波線矩形部100と103の
回路によって、信号IMおよびIPのHi区間が所定の
長さ以上である場合を検出し、それぞれ位相差信号MB
とPH-を生成する。図3のAはVAR信号の位相がRE
F信号に対して進んでいる場合に生成される位相差信号
MBを表し、BはREF信号の位相がVAR信号に対し
て進んでいる場合に生成される位相差信号PH-を表して
いる。MBとPH-は、マスタークロック1周期分から4
周期分のパルスが出力される。ここでパルス幅を制限す
るのは、位相差信号に対するPLLのフィードバック量
が大きいと制御系が発振したり、所定の範囲を超える周
期のPLLクロックが生成されるので、これを防ぐため
である。REF信号に対してVAR信号の位相が遅れて
いる場合には、N分周手段11において信号差信号PH-
に対する期間だけ分周比をN/2としてVAR信号の周
期短くすることによって位相差を縮める方向に制御す
る。一方、VAR信号に対してREF信号の位相が遅れ
ている場合には、N分周手段11において信号差信号M
Bに対する期間だけ分周比を2NとしてVAR信号の周
期を長くする必要がある。この場合、位相差信号MBに
対する分周比の制御を位相差信号PH-と等しくするため
に、図2の波線矩形部101において位相差信号MBを
2倍に伸長して制御に用いる位相差信号PH+を生成して
いる。位相差信号PH-およびPH+によって分周比を制御す
るN分周手段11は、図4に示すようなものとなる。ま
た、信号MAとPAは、位相差信号MBとPH-のパルス
幅を制限しているのに対して実際の位相差がそれ以上あ
る場合を検出する。信号MAとPAは、VAR信号がP
LLによる制御範囲を超えていることを意味する。図2
のフリップ・フロップ39において信号MAをREF信
号の立ち上がりエッジで検出することによって、VAR
信号の位相がREF信号に対して進んでいないかを検出
する。さらに、図2の波線矩形部102においてREF
信号をマスタークロック5周期分だけ遅延された信号を
生成し、フリップ・フロップ40においてその立ち上が
りエッジで信号PAをラッチすることによってREF信
号に対するVAR信号の位相の遅れが所定の範囲内にあ
るかを検出する。以上より、VAR信号とREF信号の
位相が所定の範囲内で同期していることを表す信号PDOK
が生成される。これは、図1の第1の同期検出手段13
における処理に相当する。つぎに、第2の同期検出手段
14は、第1の同期検出手段13から出力された第1の
同期検出信号PDOKがHiであることを検出し、そのとき
の位相比較器12からの位相差信号PH+を第1の同期検
出手段13と同様にマスタークロックによって計測す
る。その結果、位相差信号PH+は再び所定の範囲内にあ
ることが検出された場合に、VAR信号の周期がREF
信号と等しいと判断して第2の同期検出信号PLLOK
を出力する。
【0022】つぎに、図5に示す本発明を音声のデジタ
ルレコーダに適用した第2の実施例におけるPLL同期
検出装置の動作について説明する。図5は、本発明を音
声のデジタルレコーダに適用した第2の実施例における
PLL同期検出装置の構成を示すブロック図である。図
5において、15はnビットのアップ/ダウンカウン
タ、16はアップ/ダウンカウンタ15の出力を保持す
る手段、17は保持手段16の出力をロードしてそれに
応じた値NでマスタークロックMCKを分周するN分周
手段である。また、M分周手段10,位相比較器12,
第1の同期検出手段13および第2の同期検出手段14
は図1におけるものと同じである。
ルレコーダに適用した第2の実施例におけるPLL同期
検出装置の動作について説明する。図5は、本発明を音
声のデジタルレコーダに適用した第2の実施例における
PLL同期検出装置の構成を示すブロック図である。図
5において、15はnビットのアップ/ダウンカウン
タ、16はアップ/ダウンカウンタ15の出力を保持す
る手段、17は保持手段16の出力をロードしてそれに
応じた値NでマスタークロックMCKを分周するN分周
手段である。また、M分周手段10,位相比較器12,
第1の同期検出手段13および第2の同期検出手段14
は図1におけるものと同じである。
【0023】図5において、アップ/ダウンカウンタ1
5は位相比較器12から出力された位相差信号PH+とPH-
に基づいて、位相差信号PH+がHiのときはカウンタの
計数を減算し、位相差信号PH-がHiのときはカウンタ
の計数を加算する。加算/減算の割合は、位相差信号の
Hi区間の長さに応じて変化する。アップ/ダウンカウ
ンタ15のカウント結果は、REF信号周期で保持手段
16に保持される。N分周手段17は、保持手段16の
出力NをVAR信号周期でロードしてそれに応じた分周
を行う。ここで、位相差信号PH+およびPH-のHi区間の
長さは図2の動作で説明したようにマスタークロックM
CKの4周期分までに制限してあるため、一回の位相比
較に対するカウント値の変化は所定の範囲内に制限され
る。これによって、PLLの制御系が発振することを防
ぐことができる。また、REF信号周期で計数したカウ
ント値をREF信号周期でN分周手段17に反映させる
ことによって、VAR信号の周期がREF信号の整数倍
の状態で疑似同期することを回避できる。さらに、アッ
プ/ダウンカウンタ15にあらかじめ最大値と最小値を
設定し、位相差信号による計数の結果カウント値が最大
値または最小値に達した場合にはそれを越えて計数する
ことを禁止する。これによって、N分周カウンタの分周
比を所定の範囲内で変化させ、分周によって得られるP
LLクロックの周期が極端に低くなったり、高くなるこ
とを回避できる。
5は位相比較器12から出力された位相差信号PH+とPH-
に基づいて、位相差信号PH+がHiのときはカウンタの
計数を減算し、位相差信号PH-がHiのときはカウンタ
の計数を加算する。加算/減算の割合は、位相差信号の
Hi区間の長さに応じて変化する。アップ/ダウンカウ
ンタ15のカウント結果は、REF信号周期で保持手段
16に保持される。N分周手段17は、保持手段16の
出力NをVAR信号周期でロードしてそれに応じた分周
を行う。ここで、位相差信号PH+およびPH-のHi区間の
長さは図2の動作で説明したようにマスタークロックM
CKの4周期分までに制限してあるため、一回の位相比
較に対するカウント値の変化は所定の範囲内に制限され
る。これによって、PLLの制御系が発振することを防
ぐことができる。また、REF信号周期で計数したカウ
ント値をREF信号周期でN分周手段17に反映させる
ことによって、VAR信号の周期がREF信号の整数倍
の状態で疑似同期することを回避できる。さらに、アッ
プ/ダウンカウンタ15にあらかじめ最大値と最小値を
設定し、位相差信号による計数の結果カウント値が最大
値または最小値に達した場合にはそれを越えて計数する
ことを禁止する。これによって、N分周カウンタの分周
比を所定の範囲内で変化させ、分周によって得られるP
LLクロックの周期が極端に低くなったり、高くなるこ
とを回避できる。
【0024】以上のようにして、マスタークロックの分
周比を増加させたり、減少させることによってVAR信
号の周期と位相をREF信号に対して安定に同期させる
ことができる。また、位相比較器の出力のみによって誤
検出の少ない同期検出を行うことができる。
周比を増加させたり、減少させることによってVAR信
号の周期と位相をREF信号に対して安定に同期させる
ことができる。また、位相比較器の出力のみによって誤
検出の少ない同期検出を行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、マスタークロッ
クを分周してPLLクロックを生成する際にマスターク
ロックの分周比を1/2倍から2倍の幅で変化させるこ
とによって、大きな位相差に対する補正を速やかに行い
かつ小さな位相差に対する補正も安定して行うことがで
きる。また、このようにして分周したVAR信号の周期
と位相がともにREF信号に同期していることを回路規
模の小さい構成で正確に検出することが可能である。
クを分周してPLLクロックを生成する際にマスターク
ロックの分周比を1/2倍から2倍の幅で変化させるこ
とによって、大きな位相差に対する補正を速やかに行い
かつ小さな位相差に対する補正も安定して行うことがで
きる。また、このようにして分周したVAR信号の周期
と位相がともにREF信号に同期していることを回路規
模の小さい構成で正確に検出することが可能である。
【0026】一方、マスタークロックの分周比を位相差
信号で計数制御されたnビットのアップ/ダウンカウン
タで管理することによって、上記分周比を1/2倍から
2倍の幅で変化させる場合に比べて位相合わせをさらに
細かくなめらかに制御することが可能である。したがっ
て、以上の構成を組み合わせることによってさらに安定
で信頼性の高いPLL同期検出装置を実現できる。
信号で計数制御されたnビットのアップ/ダウンカウン
タで管理することによって、上記分周比を1/2倍から
2倍の幅で変化させる場合に比べて位相合わせをさらに
細かくなめらかに制御することが可能である。したがっ
て、以上の構成を組み合わせることによってさらに安定
で信頼性の高いPLL同期検出装置を実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるPLL同期検出
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例におけるPLL同期検出装置の
位相比較器および同期検出手段の内部構成を示す回路図
位相比較器および同期検出手段の内部構成を示す回路図
【図3】図2に示す位相比較器および同期検出回路のタ
イミングを表す概略図
イミングを表す概略図
【図4】同第1の実施例におけるPLL同期検出装置の
N分周手段の内部構成を示す回路図
N分周手段の内部構成を示す回路図
【図5】本発明の第2の実施例におけるPLL後期検出
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
【図6】従来例におけるPLL同期検出装置の構成を示
す第1のブロック図
す第1のブロック図
【図7】従来例におけるPLL同期検出装置の構成を示
す第2のブロック図
す第2のブロック図
10 M分周手段 11 N分周手段 12 位相比較器 13 第1の同期検出手段 14 第2の同期検出手段 20〜40 フリップ・フロップ 41〜47 ANDゲート 48〜52 ORゲート 53 NORゲート 100,103 位相比較部 101 パルス伸長部 102 遅延回路 60 N/2分周器 61,62 フリップ・フロップ 63,64 ANDゲート 65,66 ORゲート 67 EX-NORゲート 68 EX-ORゲート 69 インバータ
Claims (5)
- 【請求項1】 マスタークロックをN分周(Nは可変な
2のべき乗の値)してVAR信号を生成する第1の分周
手段と、 動作モードに応じてレファレンスクロックをM分周(M
は動作モード毎に固定の値)してREF信号を生成する
第2の分周手段と、 上記VAR信号と上記REF信号の位相を比較し、上記
REF信号に対する上記VAR信号の位相が進んでいる
場合にアクティブな位相差信号PH+と、上記VAR信号
に対する上記REF信号の位相が進んでいる場合にアク
ティブな位相差信号PH-とを出力する位相比較手段とを
具備し、 上記第1の分周手段は、上記位相差信号PH-およびPH+に
応じて分周比Nを2Nに増加したりN/2に減少したり
するように制御するPLL同期検出装置。 - 【請求項2】 位相比較手段は、REF信号とVAR信
号の位相差が所定の範囲以上である場合に、位相差信号
PH+またはPH-の出力期間を所定の期間内に制限する請求
項1記載のPLL同期検出装置。 - 【請求項3】 位相比較手段より出力された位相差信号
PH+またはPH-をマスタークロックで計測し、VAR信号
の位相がREF信号に対して位相同期していることを検
出する第1の同期検出手段と、 上記第1の同期検出手段および上記位相比較手段の出力
に基づいて、上記VAR信号の周期と位相の両方が上記
REF信号に対して所定の範囲内で同期していることを
検出する第2の同期検出手段とを備えた請求項1記載の
PLL同期検出装置。 - 【請求項4】 マスタークロックをN分周(Nは可変な
2のべき乗の値)してVAR信号を生成する第1の分周
手段と、 動作モードに応じてレファレンスクロックをM分周(M
は動作モード毎に固定の値)してREF信号を生成する
第2の分周手段と、 上記VAR信号と上記REF信号の位相を比較し、上記
REF信号に対する上記VAR信号の位相が進んでいる
場合にアクティブな位相差信号PH+と、上記VAR信号
に対する上記REF信号の位相が進んでいる場合にアク
ティブな位相差信号PH-とを出力する位相比較手段と、 nビットのアップ/ダウンカウンタとを具備し、上記位
相差信号PH+およびPH-に応じてカウンタのアップ/ダウ
ン計数を制御し、上記アップ/ダウンカウンタの出力に
応じた分周比Nで分周するようにした請求項1記載のP
LL同期検出装置。 - 【請求項5】 アップ/ダウンカウンタは、あらかじめ
設定した最大値と最小値を検出する手段を備え、位相差
信号PH-およびPH+による計数中に最大値が検出された場
合にはそれ以上のカウントアップを禁止し、最小値が検
出された場合にはそれ以上のカウントダウンを禁止する
ようにした請求項4記載のPLL同期検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5015170A JPH06232858A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | Pll同期検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5015170A JPH06232858A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | Pll同期検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06232858A true JPH06232858A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11881338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5015170A Pending JPH06232858A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | Pll同期検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06232858A (ja) |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP5015170A patent/JPH06232858A/ja active Pending
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