JPH06232664A - ミキサ装置 - Google Patents

ミキサ装置

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JPH06232664A
JPH06232664A JP3432993A JP3432993A JPH06232664A JP H06232664 A JPH06232664 A JP H06232664A JP 3432993 A JP3432993 A JP 3432993A JP 3432993 A JP3432993 A JP 3432993A JP H06232664 A JPH06232664 A JP H06232664A
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JP
Japan
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channel
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mixer
section
switcher
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JP3432993A
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Kojiro Kamizono
康二郎 神園
Tadaaki Ishii
忠明 石井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 チャンネルデータバンク7はミキシング操作
に関連する1チャンネル分の設定情報をチャンネル設定
情報としてn個記憶する。ルーティングスイッチャ2は
n個のチャンネル設定情報から選択されたN個のチャン
ネル設定情報を内蔵するN個のローカルデータバンク3
1 〜3N に記憶させる。ミキサ部6はルーティングスイ
ッチャ2の各出力チャンネルに対応するM個の各チャン
ネルにチャンネル設定情報を再現する。 【効果】 スイッチャ部のルーティングが変更されて
も、ミキサ部のチャンネル設定は自動的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、プレーヤやマ
イクロホン等から得られる多系統のオーディオ信号をミ
キシングすると共に音量、音質等を調整して一つの完成
されたオーディオプログラムを作成するミキサ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、放送局における放送番組の作成
やレコーディングのためのプログラムの作成のために使
用されているミキサ装置は、増幅、音量調整、チャンネ
ル選択、イコライザ、モニタリング、キュー/ホールド
バック、ソロ/オーディションミュート等の各種機能を
備えている。これらの各種機能は、機能別のモジュール
の積み重ね或いはトータルモジュールにより実現されて
いる。また、数十チャンネルものオーディオ信号につい
てオンライン処理を行う必要のある放送局のミキサ装置
(ミキシングコンソール)では、ミキシング操作の操作
性の向上を図るために、楽器や演奏者毎のグループに分
類して信号を取り扱うようにしたいわゆるグルーピング
の手法を用いて信号処理を行っている。
【0003】ところで、ミキサ装置におけるフィルタ回
路、ダイナミック回路、イコライザ回路等のバイパス用
の各スイッチや、グループ選択スイッチ群、またイコラ
イザ特性調整や音量調整等の各種操作をプログラム制御
するために、本件出願人は先に特公平2−47125号
公報にて示すように、ミキシング用の多数のスイッチン
グ素子や音質又は音量調整回路を手動操作制御手段にて
操作制御して、演出上の複雑な要請に応じた各場面の制
御状態を設定し、その制御データを効率良く記憶装置に
記憶することができ、各場面毎の操作状態に応じた制御
データを予め上記記憶装置に記憶しておくことにより、
ミキシング担当者の負担を軽減し、ミキシング担当者が
本体のミキシング作業に集中することができ、演出上の
複雑な要請に実時間で応じた各場面毎の制御状態を迅速
に設定することができるようなミキシングコンソールを
提案している。すなわち、上記公報に記載されている明
細書及び図面によれば、ミキシング担当者は、手動操作
によりミキシング操作のリハーサルを行って、各場面毎
にその制御データを記憶装置に記憶しておくことで、本
番時には各場面毎にその制御データを上記記憶装置から
読み出す制御を行うだけで、多数の手動スイッチや手動
可変抵抗器等の手動操作を行うことなく、複雑なミキシ
ング操作を行うことができるようになっている。
【0004】言い換えれば、上述したようにミキシング
コンソールは、各種操作における制御データの記憶又は
再現の機能(いわゆるスナップショット機能或いはオー
トメーション機能)によって、一瞬のうちに予め登録し
てあるシーン(レベル、周波数、クロスポイント等)を
再現することができ、更にこの機能とタイムコードとを
組み合わせることにより、フルオートメーションが可能
となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな各種操作の制御データの記憶又は再現の機能を実行
すると、全てのファンクション(音量、音質、クロスポ
イント等)が一瞬の内に変えられてしまうことになる。
このため該設定情報の書き換えによる障害が発生するよ
うになってきた。
【0006】すなわち例えば、予め登録しているレベル
(音量)が高すぎるので、現在コントロールしているレ
ベルに設定した状態のまま他の設定情報のみ予め登録し
てあるものを再現したいような場合がある。しかし、上
述したミキサ装置では、このような再現は不可能であ
る。したがって、上記ミキサ装置においては、このよう
な場合、例えば、予め登録してある各設定情報全てを再
現しないようにして、新たに他の設定情報のみ再設定を
行うか、あるいは登録してある全ての設定情報を再現し
た後にレベルコントロールのみを再設定する等の操作が
必要となる。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、スイッチャ部のチャンネル変更時、ミキサ部での
ミキシング操作に関連するチャンネル設定情報の変更を
不要とするミキサ装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るミキサ装置
は、N個の入力信号をM個(N>M)のチャンネルに供
給するスイッチャ部と、該スイッチャ部から供給された
M個の入力信号を混合するミキサ部とを有して複数のプ
ログラム信号を出力するミキサ装置において、上記ミキ
サ部でのミキシング操作に関連する1チャンネル分の設
定情報をチャンネル設定情報としてn個記憶するチャン
ネルデータ記憶部を有し、上記n個のチャンネル設定情
報からN個のチャンネル設定情報を選択して、上記スイ
ッチャ部のN個の各チャンネルに割り当て、該スイッチ
ャ部の各出力チャンネルに対応する上記ミキサ部のM個
の各チャンネルに再現させることを特徴として上記課題
を解決する。
【0009】ここで、音声信号に関する音質、音量及び
クロスポイント情報である。ここで、上記ミックス部の
1チャンネル分の設定情報は、音声信号に関する音質、
音量及びクロスポイント情報であることが好ましい。こ
のうちクロスポイント情報とは、M個の入力信号の信号
系統路を切り換えて該M個の入力信号を混合する際に用
いられるアサインスイッチの例えば4本のミキシングバ
スと該M個の入力信号の系統路との交差点(クロスポイ
ント)に関する情報である。このクロスポイントのどこ
をオンにするかオフにするかにより、M個の入力信号を
ミキシングするか否かが決定される。すなわち、オンに
されたクロスポイントでは、ミキシングバスに対して入
力信号を足し込み、オフにされたクロスポイントでは、
足し込まない。
【0010】また、上記チャンネルデータ記憶部が記憶
しているn個のチャンネル設定情報から選択したN個の
チャンネル設定情報は、上記スイッチャ部に設けられた
N個の記憶部に書き込まれ、該スイッチャ部の各出力チ
ャンネルに対応する上記ミキサ部のM個の各チャンネル
に再現されてもよい。
【0011】さらに、上記チャンネルデータ記憶部が記
憶しているn個のチャンネル設定情報から選択したN個
のチャンネル設定情報と上記スイッチャ部の入力番号と
の組合せ情報を基に、上記ミキサ部は上記チャンネルデ
ータ記憶部から直接該当するチャンネル設定情報を読み
出すようにしてもよい。
【0012】
【作用】チャンネルデータ記憶部がn個記憶する上記ミ
キサ部でのミキシング操作に関連する1チャンネル分の
チャンネル設定情報からN個のチャンネル設定情報を選
択し、スイッチャ部のN個の各チャンネルに割り当て、
該スイッチャ部の各出力チャンネルに対応する上記ミキ
サ部のM個の各チャンネルにチャンネル設定情報を再現
できるので、スイッチャ部のチャンネルが変更されて
も、上記ミキサ部の入力信号のチャンネル設定情報の再
設定を不要とする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1に示すように本実施例は、入力端子11
〜1N を介して供給されるN個の入力信号INPUT#1 〜IN
PUT#N をM個(N>M)のチャンネルCH1 〜CHM
供給するルーティングスイッチャ2と、このルーティン
グスイッチャ2から端子41 〜4M と端子51 〜5M
介して供給されたM個の入力信号を混合するミキサ部6
とを有して複数のプログラム信号を出力するミキサ装置
である。
【0014】上記ミキサ部6では、ミキシング操作に関
連する1チャンネル分の音質、音量及びクロスポイント
情報に基づいたM個の入力信号を混合している。この1
チャンネル分の音質、音量及びクロスポイント情報は、
チャンネル設定情報としてチャンネルデータ記憶部であ
るチャンネルデータバンク7に予めn個記憶されてい
る。
【0015】このn個のチャンネル設定情報から選択さ
れたN個のチャンネル設定情報は、上記ルーティングス
イッチャ2のN個の各チャンネル毎に設けられたローカ
ルデータバンク31 〜3N に記憶される。
【0016】上記ローカルデータバンク31 〜3N に記
憶されたN個のチャンネル設定情報は、上記ルーティン
グスイッチャ2の各出力チャンネルに対応する上記ミキ
サ部6のM個の各チャンネルCH1 〜CHM に再現され
る。
【0017】すると、上記端子51 〜5M を介して供給
されたM個の入力信号は上記各チャンネルCH1 〜CH
M に再現されるN個のチャンネル設定情報を基にミキサ
部6でミキシングされ、複数のプログム信号として出力
される。
【0018】上記ミキサ部6の構造を図2に示す。上記
ミキサ部6は、図2に示す通り、フィルタ回路111
11M と、ダイナミックス回路121 〜12M と、イコ
ライザ回路141 〜14M と、インサーション回路15
1 〜15M と、チャンネルフェーダ161 〜16M と、
アサインスイッチ17と、マスターフェーダ181 〜1
4 とを有している。
【0019】上記フィルタ回路111 〜11M は、例え
ば低域遮断フィルタと高域遮断フィルタの2種類のフィ
ルタから構成されている。本実施例においては、雑音
(ノイズ)を除去するために用いられる。低域遮断フィ
ルタは、風の音等周囲の低周波ノイズ等を取り除くのに
使用され、高域遮断フィルタは、例えば入力オーディオ
信号のソースがアナログ信号でテープ等に収録されてい
る場合等に伴うヒスノイズ等の雑音を取り除くのに使用
される。
【0020】上記フィルタ回路111 〜11M を介した
信号は、ダイナミックス回路121〜12M に供給され
る。該ダイナミックス回路121 〜12M は、オーディ
オ信号のダイナミックレンジを調整する。このダイナミ
ックス回路121 〜12M には、リミッタ、コンプレッ
サ、ノイズゲート及びエキスパンダ等を有している。リ
ミッタとは、入力レベルがスレッシュオールドを越えた
場合には、出力レベルの値を制限するものである。すな
わち、入力レベルがスレッシュオールドより増加して
も、出力レベルを殆んど増加しないようにする。また、
コンプレッサとは、上記リミッタよりもスレッシュオー
ルドを越えた入力レベルに対する出力レベルの増加をゆ
るやかにしたものである。また、ノイズゲートとは、入
力レベルの所定の範囲(レベルが小さな範囲)内に出力
レベルを0とするようなものである。すなわち、入力が
あるレベル以下では、出力がほとんどなくなるようにし
たものであり、ノイズをゲートするために用いられ、例
えば電子楽器のノイズ(ブーンというようなハム雑音
等)やエアコン等のノイズを遮断する。そして、エキス
パンダとは、上記リミッタ(上記コンプレッサも含め)
や上記ノイズゲートを組み合わせたようなものである。
【0021】上記ダイナミックス回路111 〜11M
ダイナミックレンジが調整された信号は、イコライザ回
路141 〜14M に供給される。該イコライザ回路14
1 〜14M は、オーディオ信号のある音域の信号のレベ
ルだけを上げたり或いは下げたりする。具体的に言う
と、該イコライザ回路141 〜14M は、低域、中域、
高域部とそれぞれに分かれており、例えば楽器音の帯域
のような強調したい部分を選別し、さらにその部分のレ
ベルを例えば高くしたり低くしたりできる。また、録音
時に強調され過ぎている部分の音を逆に下げることも可
能である。特に、本実施例では、主として効果音を作成
するエフェクタとて用いられることもある。
【0022】上記イコライザ回路141 〜14M の出力
は、インサーション回路151 〜15M に供給される。
該インサーション回路151 〜15M は、外部のエフェ
クタ等を用いる場合に接点を外部に開放する機能を有し
ている。すなわち、オーディオ信号のバスをインサーシ
ョンポイントで切り、その切り口を外部に開放する。し
たがって、インサーション機能をオンさせても機器の外
部で何の接続も行わないと音はインサーションポイント
で切断されてしまうので、入力オーディオ信号は出力さ
れなくなる。
【0023】具体的に説明すると、上記インサーション
回路151 〜15M は、図3に示すような構成となる。
この図3の構成において、インサーションをオフとする
と、スイッチ61、62は被切換端子a側に切り換えら
れ、これにより、入力端子60と出力端子63が直結さ
れるようになる。一方、上記スイッチ61、62を被切
換端子b側に切り換えると、入力端子60はインサーシ
ョンアウト端子64と接続され、出力端子63はインサ
ーションイン端子65と接続される。ここで、使用する
該部のエフェクタを、例えばインサーションアウト端子
64に接続し、その出力をインサーションイン端子65
に接続する。すると、ミキサの機能として有していない
エフェクタ等も外部機器を通して持たせることができる
ようになる。もちろん、インサーションのアウト端子6
4とイン端子65を直結すると、図3の入力端子60と
出力端子63は直結されてインサーションをオフしたの
と同じになる。
【0024】上記インサーション回路151 〜15M
各チャンネルの出力は、それぞれチャンネルフェーダ1
1 〜16M に送られる。これらのチャンネルフェーダ
161 〜16M では、各チャンネルの入力信号のレベル
の調整(音量調整)がなされる。すなわち、該チャンネ
ルフェーダ161 〜16M は、上記チャンネルCH1
CHM までのインプットの音量を調整する一種のボリュ
ームである。本実施例のミキサ装置では、上記チャンネ
ルフェーダ161 〜16M で音量調節できる範囲を例え
ば+12dBから−∞までとしてよい。
【0025】上記チャンネルフェーダ161 〜16M
各出力は、アサインスイッチ17に送られる。このアサ
インスイッチ17は、4本のバスによって構成されるミ
ックスバスと上記チャンネルCH1 〜CHM のバスとの
クロスポイントによって構成されるマトリックススイッ
チである。このアサインスイッチ17のクロスポイント
は、上記チャンネルフェーダ161 〜16M の各出力を
ミックスするか否かを決めるためのスイッチである。各
クロスポイントの何れかがオンの場合はミックスし、オ
フの場合はミックスしない。
【0026】上記アサインスイッチ17を経由した信号
は、マスターフェーダ181 〜184 に供給される。こ
のマスターフェーダ181 〜184 では、図4に示すよ
うなクロスフェード処理がなされる。すなわち、この図
4において、上記クロスポイントスイッチを経由したオ
ーディオ信号AUa 、AUb 、AUc 、AUd は、合成
期間Xa 、Xb 、Xc でクロスフェードされる。
【0027】上記クロスポイントスイッチによって、4
つのミックスバスでミックスされ、上記マスターフェー
ダ181 〜184 を介した音が、それぞれプログラム信
号PGM1 〜PGM4 となる。これらプログラム信号P
GM1 〜PGM4 は、出力端子191 〜194 から出力
される。
【0028】ここで、図2で示したミキサ部6の上記フ
ィルタ回路111 〜11M と、ダイナミックス回路12
1 〜12M と、イコライザ回路141 〜14M とによっ
て設定される情報は、上記音質に関する情報である。
【0029】また、図2で示したミキサ部6の上記チャ
ンネルフェーダ161 〜16M と、マスターフェーダ1
1 〜184 とによって設定される情報は、上記音量に
関する情報である。
【0030】また、図2で示したミキサ部6のアサイン
スイッチ17で設定される情報は、上記クロスポイント
情報である。
【0031】以上、本実施例は、ミキシング操作に関連
する1チャンネル分の音質、音量及びクロスポイント情
報をチャンネル設定情報として予めn個上記チャンネル
データバンク7に記憶させておき、このn個のチャンネ
ル設定情報からN個のチャンネル設定情報を選択して、
上記ルーティングスイッチャ2のN個の各チャンネルに
対応するN個のローカルデータバンク31 〜3N に記憶
させ、該ルーティングスイッチャ2の各出力チャンネル
に対応する上記ミキサ部6のM個の各チャンネルに再現
させている。
【0032】これにより、上記端子51 〜5M を介して
供給されたM個の入力信号は上記各チャンネルCH1
CHM に再現されるN個のチャンネル設定情報を基にミ
キサ部6で自動的にミキシングされ、複数のプログム信
号として出力される。
【0033】すなわち、ミキサ部6のチャンネル設定情
報は、ルーティングスイッチャ2のルーティングを変更
しても、追従して自動変更される。また、ミキサ部6の
チャンネル設定情報の設定は、上記チャンネルデータバ
ンク7に記憶されたn個のチャンネル設定情報の中から
選択するだけでよい。また、ミキサ部6のチャンネル設
定情報の複写は、上記チャンネルデータバンク7から同
一のデータを選択するだけで可能となる。さらに、スナ
ップショットでセットした後でも、チャンネル毎にチャ
ンネル設定情報を記憶、再現することができる。
【0034】次に、本発明に係るミキサ装置の他の実施
例について説明する。この他の実施例の構成は、基本的
には、図1に示した構成と同様であるので、ここでは、
図1を用いてこの他の実施例を説明する。
【0035】この他の実施例は、上記チャンネルデータ
バンク7が記憶しているn個のチャンネル設定情報から
選択したN個のチャンネル設定情報と上記ルーティング
スイッチャ2の入力番号との組合せ情報を基に、上記ミ
キサ部6が上記チャンネルデータバンク7から直接該当
するチャンネル設定情報を読み出すものである。
【0036】すなわち、上記チャンネルデータバンク7
内のn個のチャンネル設定情報と上記ルーティングスイ
ッチャ2の入力番号(例えば1〜N)との組合せを図示
しないホストコンピュータ内の記憶部に記憶させてお
き、このホストコンピュータに上記アサインスイッチ1
7のクロスポイント情報を判別させ、該当するチャンネ
ルに直接上記チャンネルデータバンク7からチャンネル
設定情報を転送させるものである。
【0037】したがって、この他の実施例においても、
該ルーティングスイッチャ2の各出力チャンネルに対応
する上記ミキサ部6のM個の各チャンネルにミキシング
操作に関連するチャンネル設定情報を再現させられ、ミ
キサ部6のチャンネル設定情報は、ルーティングスイッ
チャ2のルーティングを変更しても、追従して自動変更
される。また、ミキサ部6のチャンネル設定情報の設定
は、上記チャンネルデータバンク7に記憶されたn個の
チャンネル設定情報の中から選択するだけでよい。ま
た、ミキサ部6のチャンネル設定情報の複写は、上記チ
ャンネルデータバンク7から同一のデータを選択するだ
けで可能となる。さらに、スナップショットでセットし
た後でも、チャンネル毎にチャンネル設定情報を記憶、
再現することができる。
【0038】なお、本発明に係るミキサ装置は、上記実
施例にのみ限定されるものでなく、例えば、同一のソー
スをミキサ部の2つの入力に供給させた場合には、同一
の設定情報のままでも可能であるし、他の設定もでき
る。
【0039】
【発明の効果】本発明に係るミキサ装置は、N個の入力
信号をM個(N>M)のチャンネルに供給するスイッチ
ャ部から供給されたM個の入力信号を混合するミキサ部
でのミキシング操作に関連する1チャンネル分のチャン
ネル設定情報をチャンネルデータ記憶部がn個記憶し、
上記n個のチャンネル設定情報からN個のチャンネル設
定情報を選択して、上記スイッチャ部のN個の各チャン
ネルに割り当て、該スイッチャ部の各出力チャンネルに
対応する上記ミキサ部のM個の各チャンネルに再現させ
るので、スイッチャ部でのルーティングを変更しても、
ミキサ部の設定情報の設定は自動で行える。さらに、チ
ャンネルデータの移動複写もスイッチャ部の入力とデー
タの組合せを変更するだけで行える。さらにまた、スナ
ップショットで再現後も、チャンネル毎に別データに記
憶、再現ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のミキサ装置の概略構成を示す
ブロック回路図である。
【図2】ミキサ部の構成を示すブロック図である。
【図3】インサーション回路の具体的構成を示す図であ
る。
【図4】クロスフェードを説明するための図である。
【符号の説明】
2・・・・・ルーティングスイッチャ 6・・・・・ミキサ部 7・・・・・チャンネルデータバンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の入力信号をM個(N>M)のチャ
    ンネルに供給するスイッチャ部と、該スイッチャ部から
    供給されたM個の入力信号を混合するミキサ部とを有し
    て複数のプログラム信号を出力するミキサ装置におい
    て、 上記ミキサ部でのミキシング操作に関連する1チャンネ
    ル分の設定情報をチャンネル設定情報としてn個記憶す
    るチャンネルデータ記憶部を有し、 上記n個のチャンネル設定情報からN個のチャンネル設
    定情報を選択して、上記スイッチャ部のN個の各チャン
    ネルに割り当て、該スイッチャ部の各出力チャンネルに
    対応する上記ミキサ部のM個の各チャンネルに再現させ
    ることを特徴とする請求項1記載のミキサ装置。
  2. 【請求項2】 上記ミキサ部でのミキシング操作に関連
    する1チャンネル分の設定情報は、音声信号に関する音
    質、音量及びクロスポイント情報であることを特徴とす
    る請求項1記載のミキサ装置。
  3. 【請求項3】 上記チャンネルデータ記憶部が記憶して
    いるn個のチャンネル設定情報から選択したN個のチャ
    ンネル設定情報は、上記スイッチャ部に設けられたN個
    の記憶部に書き込まれ、該スイッチャ部の各出力チャン
    ネルに対応する上記ミキサ部のM個の各チャンネルに再
    現されることを特徴とする請求項1記載のミキサ装置。
  4. 【請求項4】 上記チャンネルデータ記憶部が記憶して
    いるn個のチャンネル設定情報から選択したN個のチャ
    ンネル設定情報と上記スイッチャ部の入力番号との組合
    せ情報を基に、上記ミキサ部は上記チャンネルデータ記
    憶部から直接該当するチャンネル設定情報を読み出すこ
    とを特徴とする請求項1記載のミキサ装置。
JP3432993A 1993-01-29 1993-01-29 ミキサ装置 Withdrawn JPH06232664A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09130347A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Tamura Seisakusho Co Ltd デジタルミキシング装置のインサーション回路
US7317957B1 (en) * 1997-09-24 2008-01-08 Sony Corporation Memory allocation for real-time audio processing

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