JPH06231671A - フューズカートリッジ - Google Patents

フューズカートリッジ

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JPH06231671A
JPH06231671A JP3140593A JP3140593A JPH06231671A JP H06231671 A JPH06231671 A JP H06231671A JP 3140593 A JP3140593 A JP 3140593A JP 3140593 A JP3140593 A JP 3140593A JP H06231671 A JPH06231671 A JP H06231671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
microswitch
striking member
knob
fuse cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP3140593A
Other languages
English (en)
Inventor
Viscoglioshe Joel
ジョエル・ビスコグリオシ
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Ferraz SA
Original Assignee
Ferraz SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Ferraz SA filed Critical Ferraz SA
Priority to JP3140593A priority Critical patent/JPH06231671A/ja
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動ノブが2つの安定した位置をとることが
できるようにする。 【構成】 ストライキング部材8とマイクロスイッチ9
を有するフューズカートリッジである。ストライキング
部材8は導電性ワイヤ6によって弾性部材7へ保持され
ている。導電性ワイヤ6は連結用のヘッド2の間で少な
くとも一つの溶融可能な溶融部材5と並列に接続されて
おり、過大な電流が流れると溶融部材5とともに溶け
る。マイクロスイッチ9のノブ12は前記ストライキン
グ部材8によって駆動され、溶融部材5が溶けた場合に
はアラーム回路へ電源を供給する。ノブ12とストライ
キング部材8の間にロック用のレバー13が設けられて
いる。レバー13はカムとして機能し、マイクロスイッ
チ9に対してその内部機構が如何なるものであっても二
つの安定した作動位置を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気回路を保護する
ためのフューズカートリッジに関する。さらに詳しく
は、この発明は使用されているフューズの状態に関する
情報を常に知らせるためのインディケータを備えたフュ
ーズカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】このタイプのカートリッジの本体は絶縁
用のハウジングを有する。ハウジングは横方向の連結用
ヘッドによって閉じられている。ヘッドには連結用ナイ
フが設けられている。ハウジングは珪素材料を収容して
おり、珪素材料の中には前記ヘッドに連結された少なく
とも一つの溶融可能な部材が埋め込まれている。ヘッド
の間にはこのフューズと並列に非常に断面の小さい導電
性ワイヤがさらに設けられている。導電性ワイヤはスプ
リングあるいは他の弾性部材に抗して、ハウジングの中
に形成されたキャビティの中に取り付けられているスト
ライキング部材(striking element)を保持している。ス
トライキング部材は、解放されると、アラーム回路の電
源へ接続されたマイクロスイッチの駆動ノブに作用す
る。
【0003】通常の動作においては電流のすべてがフュ
ーズに流れるため、導電性ワイヤによって保持されたス
トライキング部材は引っ込んだ位置にあることがわかろ
う。これに対して、なんらかの原因で電流が流れ過ぎる
とフューズ及び導電性ワイヤは溶けて破壊され、その結
果、スプリングの作用によってストライキング部材がマ
イクロスイッチ及びそれと協働するアラーム回路を駆動
する。こうした構造は当該分野においてはよく知られた
ものであり、1966年12月26日に特許されたルシ
アン・フェラッツ・エ・シ(LUCIEN FERRAZ ET CIE)の仏
国特許第 1,560,404号に詳しく開示されている。
【0004】使用するときに最大限の安全性が得られる
ようにしたい場合には、オペレータが溶融するカートリ
ッジを取り替えストライキング部材をリセットしない限
り、アラーム回路を電源が供給された状態に維持すべき
であることは言うまでもないことである。実際には、休
止位置と作動位置を有する双安定タイプのマイクロスイ
ッチを用いる必要がある。マイクロスイッチの休止位置
と作動位置との間の変更は駆動ノブに瞬間的に圧力を加
えることによって行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今日の双安定タイプの
マイクロスイッチは単安定タイプのものに比べてずっと
寸法が大きく、またコストも高い。それに加えて、それ
を機能させるには駆動に多くの力を要する場合がしばし
ばである。その結果、よりパワーのあるスラストスプリ
ングと、断面の大きい保持用導電性ワイヤをストライキ
ング部材と協働させることになる。
【0006】この発明の主な目的は、上述した欠点を克
服することである。これは、双安定マイクロスイッチの
ように動作する単安定マイクロスイッチを備えることが
できるようなカートリッジ構成にすることによって実現
される。
【0007】
【課題を解決するための手段】こうした目的のために、
本発明はストライキング部材とマイクロスイッチの駆動
ノブの間に中間のレバーを設けている。レバーはカム形
状を有しているため、二つの安定した位置をとることが
でき、従って駆動ノブに所望の二つの安定した状態を与
えることができる。例として添付されている図面によっ
て、この発明の特徴や利点は容易に理解できよう。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。一般的な構造としては、この発明のカート
リッジは上述した仏国特許第 1,560,404号に開示されて
いるものと類似している。絶縁用のハウジング1が設け
られており、ハウジング1は二つの連結用のヘッド2に
よって閉じられている。ヘッド2の各々には連結用のナ
イフ3が設けられている。ハウジング1とヘッド2から
なる本体によって形成されるスペースには珪素材料4が
充填されている。珪素材料4の中には少なくとも一つの
溶融可能なブレード5が埋め込まれている。ブレード5
の端部はヘッド2へ固定されている。またヘッド2は、
非常に断面の小さい導電性ワイヤ6によって互いに連結
されている。導電性ワイヤ6はハウジング1の内壁に沿
っており配置されている。導電性ワイヤ6は中央にルー
プを形成しており、このループはストライキング部材8
をそのスプリング7に抗して保持している。ストライキ
ング部材8は前記ハウジング1の横方向のキャビティの
中に摺動可能に取り付けられている。このストライキン
グ部材8にはマイクロスイッチ9が協働している。マイ
クロスイッチ9は絶縁用の支持部材10によって支持さ
れており、支持部材10は横方向の二つの小さな方形ブ
ラケットによってハウジング1及びヘッド2からなる本
体へ固定されている。マイクロスイッチ9はその端子9
aに接続された電子アラーム回路の制御を確実なものに
している。
【0009】従来の構造においては導電性ワイヤ6が溶
けてストライキング部材8がいったん解放されると、ス
トライキング部材8はマイクロスイッチ9の駆動ノブ1
2へ直接に作用するが、この発明においては前記ストラ
イキング部材とノブの間にロック用のレバー13が介在
している。このレバー13はカムとして動作する。
【0010】特に図2からわかるように、支持部材10
には大きな中空部が設けられており、その中空部の中に
は固定された横方向のピン14が支持されている。レバ
ー13はピン14の上にアイドル状態に取り付けられて
いる。互いに直角に設けられた二つのアーム13a,1
3bを有するレバー13はその中央部において二つの支
持面13c,13dを形成している。支持面13c,1
3dは互いに直角に配置されている。アーム13bは従
来型のキャップ8b中央のボス8aの上方において中央
に配置されている。キャップ8bはストライキング部材
8を覆っている。支持面13cは、マイクロスイッチ9
に使用されている弾性部材12aによって付勢されてい
る駆動ノブ12に対するベヤリングを形成している。
【0011】カートリッジに通常よりも小さい電流が流
れている場合には、各部材は図2に示されているような
スタンバイ位置にある。そのピン14上でほぼ平衡状態
にあるような形状を有するレバー13は、駆動ノブ12
によって支持面13cへ加えられる圧力の結果生じる摩
擦によってこの位置に保持されている。支持面13dは
支持部材10のクロスピース(crosspiece)10aへ当接
している。振動の影響がカートリッジに加わることが心
配な場合には、支持面13cの端部にレリーフあるいは
歯13eを設けるか、あるいはピン14を駆動ノブ12
の垂直軸に対してずらせることによって、上述した保持
を改善してもよい。
【0012】ブレード5と保持用の導電性ワイヤ6の両
方が溶けるとストライキング部材8が解放され、ストラ
イキング部材8はそのスプリング7の作用とレバー13
のアーム13bに対するスラストの作用によって、図4
に示されているシグナリゼーション(signalization) 位
置へくるまで移動する。レバー13は図3に示されてい
るようにしてロックする。駆動ノブ12はそのスプリン
グ12aの作用によって下方へ摺動し、その結果、マイ
クロスイッチ9がその端子9aに接続されたアラーム回
路を制御する。
【0013】この位置は完全に安定である。これは、た
とえ何等かの理由によってストライキング部材8のキャ
ップ8bのボス8aがアーム13bに対して加えるスラ
スト作用を止めてもそうである。実際、そのスプリング
12aによって付勢されている駆動ノブ12は、支持面
13c,13dの間のレバー13上に設けられているプ
ロファイルされた(profiled)ランプ(ramp)13fに作用
を加える。その結果、前記レバーはそうした目的のため
に支持装置に形成されているベヤリング10bへ当接し
た状態に維持される。
【0014】このようにスタートする上述した電子アラ
ーム回路の他に、カートリッジの作動は外から目で見え
るようになっていることがわかろう。というのは、レバ
ー13のアーム13aはマイクロスイッチ9の壁へ当接
している図2に示されている位置を離れ、図4に示され
ている斜めの位置を取るからである。
【0015】いづれにしても、マイクロスイッチ9の内
部機構は特に双安定のタイプのまったく任意のものでよ
い。なぜなら、駆動ノブ12に二つの完全に安定した状
態を与えるのは中間のカムあるいはレバー13だからで
ある。言うまでもなく、フューズカートリッジを取り替
えたあとマイクロスイッチ9をリセットするには、レバ
ー13を手動操作して図4の位置から図2の位置へ動か
すだけで十分である。
【0016】また、上述した実施例は単に説明のための
ものであり、発明の範囲を制限することはない。詳細を
他の等価物によって置き換えたものもこの発明の範囲内
である。特に、レバー13の幅を十分に大きくして絶縁
用の支持部材10上に並べて取り付けられた二つのマイ
クロスイッチ9の駆動を確実にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるフューズカートリッジの一般的
な配置を示す軸断面図である。
【図2】図1のカートリッジの機能性インディケータの
構造及び機能を示す拡大図である。
【図3】図1のカートリッジの機能性インディケータの
構造及び機能を示す拡大図である。
【図4】図1のカートリッジの機能性インディケータの
構造及び機能を示す拡大図である。
【符号の説明】
5 ブレード 6 導電性ワイヤ 8 ストライキング部材 9 マイクロスイッチ 10a クロスピース 12 駆動ノブ 13 レバー 13a,13b アーム 13c,13d 支持面 13e 歯 13f ランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライキング部材(8) と、マイクロス
    イッチ(9) とを有するフューズカートリッジであって、 前記ストライキング部材(8) が導電性ワイヤ(6) によっ
    て弾性部材(7) に抗して保持されており、前記導電性ワ
    イヤ(6) が連結用のヘッドの間で少なくとも一つの溶融
    可能な溶融部材(5) と並列に接続され、何等かの理由で
    過大な電流が流れると溶融部材(5) とともに溶け、溶融
    部材(5) が溶けると前記マイクロスイッチ(9) のノブ(1
    2)が前記ストライキング部材(8) によって駆動されてア
    ラーム回路へ電源を供給し、ノブ(12)とストライキング
    部材(8) との間には中間のロック用のレバー(13)が設け
    られ、このレバー(13)がカムとして機能し、マイクロス
    イッチ(9) が如何なる内部機構を有していてもそのマイ
    クロスイッチに対して二つの安定した作動位置を与える
    フューズカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記レバー(13)が二つの支持面(13c,13
    d) を有し、これら支持面(13c,13d) が互いに90゜に
    配置されていてベヤリングを形成しており、前記支持面
    (13c) がスタンバイ位置のノブ(12)に対するものであ
    り、前記支持面(13d) が固定されたクロスピース(10a)
    に対するものであって前記レバーの回転運動を制限して
    スタンバイ位置を形成し、前記二つの支持面がランプ(1
    3f) によって互いに接合されており、レバーがシグナリ
    ゼーション位置へロックされたときノブ(12)に対するベ
    ヤリングを形成する請求項1記載のフューズカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記ランプ(13f) と支持面(13c) の対応
    する端部の間においてレバー(13)がレリーフあるいは歯
    (13e) を有し、この歯(13e) によってスタンバイ位置に
    ある前記レバーが確実に保持される請求項2記載のフュ
    ーズカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記レバー(13)が二つの対向するアーム
    を有し、これらアームの一方のアーム(13b) がストライ
    キング部材(8) の作用を受容するような形状を有し、他
    方のアーム(13a) が溶融部材(5) の状態を目で見えるよ
    うにするシグナリゼーション部材を形成している請求項
    1記載のフューズカートリッジ。
JP3140593A 1993-01-26 1993-01-26 フューズカートリッジ Pending JPH06231671A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103280385A (zh) * 2013-05-20 2013-09-04 人民电器集团有限公司 用于熔断器上的微动开关报警装置
CN103456579A (zh) * 2013-09-18 2013-12-18 上海电器陶瓷厂有限公司 一种用于油浸式熔断器的信号输出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103280385A (zh) * 2013-05-20 2013-09-04 人民电器集团有限公司 用于熔断器上的微动开关报警装置
CN103280385B (zh) * 2013-05-20 2015-10-28 人民电器集团有限公司 用于熔断器上的微动开关报警装置
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