JPH0624114Y2 - 防水型ブレーカ - Google Patents

防水型ブレーカ

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JPH0624114Y2
JPH0624114Y2 JP9853388U JP9853388U JPH0624114Y2 JP H0624114 Y2 JPH0624114 Y2 JP H0624114Y2 JP 9853388 U JP9853388 U JP 9853388U JP 9853388 U JP9853388 U JP 9853388U JP H0624114 Y2 JPH0624114 Y2 JP H0624114Y2
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JP
Japan
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breaker
relay
waterproof
operator
deformed
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JP9853388U
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誠一 柿沼
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は防水型ブレーカに係り、とくに機器の故障や誤
配線等により過電流が流れた場合に、その回路を強制的
に遮断して焼損を防止するブレーカの防水構造に関する
ものである。
〔考案の概要〕 ブレーカの上部に防水カバーを装着し、このカバーの上
部に形成されている変形部が通常は没入するようにし、
上記ブレーカが遮断動作を行なうと操作子が移動して変
形部が押され、これによって変形部が変形されて突出す
るようにしたものであって、防水構造をとりながらしか
も外部から容易にブレーカの作動状態が確認できるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
手動復帰式のブレーカは、機器の故障や誤配線等によっ
て過電流が流れた場合に、その回路を遮断して焼損を防
止するためのものである。ブレーカの内部にはバイメタ
ルから成る板ばねが配されており、このバイメタルを通
して電流を流すと、過電流が流れた場合にバイメタルの
内部抵抗によって発熱して変形し、接点から離間するこ
とによって電流が遮断されるようになっている。そして
遮断動作が行なわれるとバイメタル板がリセット用の操
作子を押すために、この操作子が外筐から突出すること
になり、遮断状態が外部から認識できることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のこのようなブレーカは、防水性に欠ける欠点があ
った。従って例えば船外機のスクリュの姿勢制御のため
の油圧シリンダを駆動する油圧ポンプと直結されたモー
タの回転方向の切換えのためのリレー装置に組込むこと
ができないという欠点があった。従って回路中にヒュー
ズを挿入する方法をとるようにしていたが、ヒューズの
場合には常にスペアをストックしておく必要があり、交
換が面倒になる欠点があった。またヒューズはハーネス
の保護だけのもので、リレーコイルの連続通電による温
度上昇や焼損の保護を行なうことができないという欠点
があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、船外機のスクリュの姿勢制御用油圧ポンプに直結さ
れたモータのリレー等にそのまま利用可能な防水型ブレ
ーカを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、外筐から突出した操作子を押圧してリセット
するようにしたブレーカにおいて、防水カバーを上部に
装着し、該カバーの上部に形成されている変形部が通常
は没入するようになすとともに、前記ブレーカが遮断動
作を行なうと前記操作子が移動して前記変形部が変形さ
れて突出するようにしたものである。
〔作用〕
従って例えばモータの回転方向の切換えを行なうための
リレーコイルに過電流が流れた場合には、ブレーカが遮
断動作を行なうことになり、これによって操作子が移動
され、カバーの変形部を突出方向に変形させることにな
る。従ってカバーの変形部の出没の状態によってブレー
カの作動状態を外部から容易に認識できるようになる。
〔実施例〕
第3図〜第5図は本考案の一実施例に係る防水型ブレー
カが設けられているリレー装置を示すものであって、こ
のリレー装置はケース本体10を備えている。ケース本
体10は合成樹脂によって成形されたものであって、ケ
ースのベースを構成しており、その上には保持部11が
設けられている。保持部11の両側には一対のリレー1
2が保持されるようになっている。リレー12の下部に
延出されているリード13は保持部11の挿入孔14に
挿入されるとともに、ベース10の下面において端子板
15に半田付けされて固定されるようになっている。端
子板15はケース本体10の両側に突出するとともに、
突出した部分においてビス16によってコードと接続さ
れるようになっている。またケース本体10の長さ方向
の両側には取付け部17が設けられており、これらの取
付け部17の円形孔18および切込み19に挿入される
ビスによって所定の位置に固定されるようにしている。
上記保持部11にはさらにブレーカ22が保持されるよ
うになっている。ブレーカ22は一対のリレー12の間
に配されるようになっており、上部に延びるように操作
子23が取付けられている。そしてこの操作子23は、
リレー12とブレーカ22とを覆うようにケース本体1
0の上部に装着されるカバー24の突部25内に挿入さ
れるようになっている。そして突部25にはゴムキャッ
プ26が取付けられており、これによって防水構造を構
成するようにしている。
ブレーカ22は第2図に示すように、バイメタル板29
を備えており、このバイメタル板29の基端側がリード
30に接続された状態で固定されるとともに、自由端側
がトグルばね31と連結され、しかも接点32に接触す
るようになっている。また上記操作子23はばね33に
よってバイメタル板29に押圧されるようになってい
る。
ブレーカ22の上部から突出している操作子23は第1
図に示すように、カバー24の突部25内に挿入されて
いる。そして突部25には上述の如くゴムキャップ26
が設けられており、このゴムキャップ26がスリーブ3
4によって押えられるようになっている。そしてゴムキ
ャップ26の先端側が変形部35に構成されており、こ
の変形部35はブレーカ22が遮断動作を行なった場合
に第1図Bに示すように上方に突出するように操作子2
3によって押されるようになっている。
つぎにブレーカ22を組込んだリレー装置の回路につい
て説明すると、第6図に示すように一対のリレー12の
リレー接点37、38はリレーコイル39、40によっ
て開閉されるようになっており、モータ41とバッテリ
42との間に接続されている。またリレーコイル39は
操作スイッチ43を介してバッテリ42と接続されるよ
うになっている。そして操作スイッチ43とバッテリ4
2との間にはさらに上記ブレーカ22が接続されるよう
になっており、リレーコイル39、40に過電流が流れ
た場合に回路を遮断するようになっている。
以上のような構成において、操作スイッチ43を「U
P」側に切換えると、リレーコイル40が励磁され、リ
レー接点38が点線の位置に切換えられる。従ってモー
タ41の左側のブラシがバッテリ42のプラス側の端子
に接続されるとともに、モータ41の右側のブラシは実
線の位置にあるリレー接点37を介してバッテリ42の
マイナス側の端子に接続されることになる。従ってこの
場合にはモータ41は正転を行なう。
これに対して操作スイッチ43を「DOWN」側に切換
えると、リレーコイル39が励磁されてリレー接点37
が点線で示す位置に切換えられる。従ってモータ41の
右側のブラシがバッテリ42のプラス側の端子と接続さ
れるとともに、モータ41の左側のブラシは実線位置に
あるリレー接点38を介してバッテリ42のマイナス側
の端子に接続されることになり、これによってモータ4
1は逆転する。
このモータ41は油圧ポンプと直結されており、しかも
油圧ポンプが船外機のスクリュの姿勢制御用の油圧アク
チュエータと接続されている。従って操作スイッチ43
の切換えによって、モータ41、油圧ポンプ、および油
圧アクチュエータを介してスクリュの姿勢制御を行なう
ことが可能になる。
第6図から明らかなように、操作スイッチ43とバッテ
リ42との間にはバイメタル板29を可動接点とするブ
レーカ22が接続されており、リレーコイル39、40
に過電流が流れた場合には、第2図Aに示すバイメタル
板29が内部抵抗によって発熱し、第2図Bに示すよう
に死点を越えて上方へ弓形に変形するようになってい
る。なおこのときにトグルばね31が反転されることに
なり、遮断状態でバイメタル板29を安定に保持するよ
うにしている。従って操作子23はバイメタル板29に
よって押圧されてばね33に抗して上方へ移動すること
になる。
ブレーカ22が第2図Aに示す通常の状態から第2図B
に示す遮断状態に変化すると、その操作子23は突出す
ることになる。従って操作子23は第1図Aに示す状態
から第1図Bに示す状態に変化し、突部25内で上方へ
移動する。従ってゴムキャップ26の先端部に形成され
ている変形部35を上方へ突出するように変形させるこ
とになる。従ってこの変形部35の形状から、ブレーカ
22の状態を外部から容易に認識することが可能にな
る。なおこのブレーカ22をリセットする場合には、ゴ
ムキャップ26の突出した変形部35を下方に押せばよ
く、これによって操作子23が下降し、ブレーカ22は
第2図Bに示す状態から第2図Aに示す状態に復帰する
ことになる。
このように本実施例に係るリレー装置に組込まれている
ブレーカは、その操作子23が長くなっており、カバー
24に形成されている円筒状の突部25内に挿入されて
おり、ゴムキャップ26によって防水構造をとるように
している。そしてゴムキャップ26の上端の変形部35
の形状によって、非動作時と動作時とが外観で判断でき
ることになる。またこのようなブレーカ22をリレー装
置に組込むことによって、リレーコイル39、40およ
びハーネスの焼損が防止できる。またブレーカ22を設
けることによって、ヒューズが不要になり、交換のため
のヒューズのストックも必要でなくなる。また不具合個
所の修復後の再起動を、操作子23の押圧によるリセッ
トによりワンタッチで行なうことが可能になる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、防水カバーを上部に装着し、こ
のカバーの上部に形成されている変形部が通常は没入す
るようになすとともに、ブレーカが遮断動作を行なうと
操作子が移動して変形部が変形されて突出するようにし
たものである。従ってブレーカを防水構造とすることが
できるとともに、変形部の形状によって外部からブレー
カの状態を容易に認識することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは本考案の一実施例に係る防水型ブレーカ
の操作子の部分の構造を示す要部拡大縦断面図、第2図
A、Bはブレーカの内部構造を示す縦断面図、第3図は
このブレーカを組込んだリレー装置の分解斜視図、第4
図は同平面図、第5図は同正面図、第6図はこのリレー
装置を用いたモータの回転方向の切換え回路の回路図で
ある。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 10……ケース本体 22……ブレーカ 23……操作子 24……カバー 25……突部 26……ゴムキャップ 34……スリーブ 35……変形部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筐から突出した操作子を押圧してリセッ
    トするようにしたブレーカにおいて、防水カバーを上部
    に装着し、該カバーの上部に形成されている変形部が通
    常は没入するようになすとともに、前記ブレーカが遮断
    動作を行なうと前記操作子が移動して前記変形部が変形
    されて突出するようにしたことを特徴とする防水型ブレ
    ーカ。
JP9853388U 1988-07-25 1988-07-25 防水型ブレーカ Expired - Fee Related JPH0624114Y2 (ja)

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JP9853388U JPH0624114Y2 (ja) 1988-07-25 1988-07-25 防水型ブレーカ

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JPH0220231U JPH0220231U (ja) 1990-02-09
JPH0624114Y2 true JPH0624114Y2 (ja) 1994-06-22

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