JPH06231392A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents
車載用ナビゲーション装置Info
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- JPH06231392A JPH06231392A JP3260193A JP3260193A JPH06231392A JP H06231392 A JPH06231392 A JP H06231392A JP 3260193 A JP3260193 A JP 3260193A JP 3260193 A JP3260193 A JP 3260193A JP H06231392 A JPH06231392 A JP H06231392A
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- JP
- Japan
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- vehicle
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- driver
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- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】交通規制やオーバスピードを音声で知らせ走行
の安全性を確保する。 【構成】CDROMプレーヤ11はCDROM12から
地図情報および他の情報を読取る。GPS受信機6は自
車位置を検出する。自車位置とそれを含む地図がモニタ
ー10に表示される。CDROM12から読まれRAM
3に記憶された交通規制情報やバックアップRAM4に
記憶された交通規制情報の場所が自車位置であればその
内容のアナウンスメントがCDROMプレーヤ11で再
生されスピーカ13から出力される。走行速度が規制速
度または安全走行速度に対する許容超過速度を越えたと
きも同様にアナウンスメントがスピーカ13から出力さ
れる。
の安全性を確保する。 【構成】CDROMプレーヤ11はCDROM12から
地図情報および他の情報を読取る。GPS受信機6は自
車位置を検出する。自車位置とそれを含む地図がモニタ
ー10に表示される。CDROM12から読まれRAM
3に記憶された交通規制情報やバックアップRAM4に
記憶された交通規制情報の場所が自車位置であればその
内容のアナウンスメントがCDROMプレーヤ11で再
生されスピーカ13から出力される。走行速度が規制速
度または安全走行速度に対する許容超過速度を越えたと
きも同様にアナウンスメントがスピーカ13から出力さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車載用ナビゲーション
装置に係わり、特に、交通規制を運転者に音声で知らせ
る手段、あるいは、法定速度や安全運行速度に対する速
度超過を運転者に音声で知らせる手段に関する。
装置に係わり、特に、交通規制を運転者に音声で知らせ
る手段、あるいは、法定速度や安全運行速度に対する速
度超過を運転者に音声で知らせる手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用ナビゲーション装置はGP
S(グローバル・ポジショニング・システム)受信機に
より自車位置を検出し、その位置を含む地図を地図デー
タベースから読み出して地図と自車位置とを表示装置に
表示する。
S(グローバル・ポジショニング・システム)受信機に
より自車位置を検出し、その位置を含む地図を地図デー
タベースから読み出して地図と自車位置とを表示装置に
表示する。
【0003】地図データベースの中には一時停止、車両
進入禁止等の交通規制情報を含むものがあり、そのよう
な交通規制情報を表示装置の画面にシンボルとして表示
する車載用ナビゲーション装置はあったが、交通規制情
報を音声で運転者に知らせるものはなかった。
進入禁止等の交通規制情報を含むものがあり、そのよう
な交通規制情報を表示装置の画面にシンボルとして表示
する車載用ナビゲーション装置はあったが、交通規制情
報を音声で運転者に知らせるものはなかった。
【0004】また、地図データベースに含まれていない
交通規制情報を使用者が入力して記憶させる車載用ナビ
ゲーション装置はなかった。
交通規制情報を使用者が入力して記憶させる車載用ナビ
ゲーション装置はなかった。
【0005】さらに、従来の車載用ナビゲーション装置
において、メニュー選択により走行速度を運転者に知ら
せるものはあったが、その方法は表示装置に文字表示す
るだけで、速度超過を音声で知らせるものはなかった。
において、メニュー選択により走行速度を運転者に知ら
せるものはあったが、その方法は表示装置に文字表示す
るだけで、速度超過を音声で知らせるものはなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車載用ナビ
ゲーション装置によると、画面上の細かい交通規制情報
を見なければならず、運転中に時間をかけて画面を見る
という危険を伴う動作が必要であった。
ゲーション装置によると、画面上の細かい交通規制情報
を見なければならず、運転中に時間をかけて画面を見る
という危険を伴う動作が必要であった。
【0007】また、走行速度を表示装置に文字で表示し
ても、速度メータと同じ作用しかなく、速度超過による
危険を防止するという効果が得られなかった。
ても、速度メータと同じ作用しかなく、速度超過による
危険を防止するという効果が得られなかった。
【0008】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、表示装置を見な
くても交通規制情報を運転者に知らせることができる車
載用ナビゲーション装置を提供することにある。
のであって、その目的とするところは、表示装置を見な
くても交通規制情報を運転者に知らせることができる車
載用ナビゲーション装置を提供することにある。
【0009】また、この発明の他の目的は法定速度また
は安全運行速度に対して一定以上の速度超過があったと
きに運転者に音声で知らせる車載用ナビゲーション装置
を提供することである。
は安全運行速度に対して一定以上の速度超過があったと
きに運転者に音声で知らせる車載用ナビゲーション装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用ナビゲ
ーション装置は、地図データベースから地図情報および
他の情報を読取るデータベースドライバと、読取られた
地図情報および他の情報を表示する表示装置と、自車位
置を検出する位置検出装置と、装置を操作するためのキ
ー入力装置と、装置全体を制御するCPUと、CPUの
プログラムおよび固定データを記憶したROMと、CP
Uの作業用データを記憶するRAMとを備え表示装置に
地図および地図上の自車位置を表示し、あるいはデータ
ベースに含まれた他の情報を表示する車載用ナビゲーシ
ョン装置において、音声を出力するための音声出力装置
を設け、データベース中の交通規制情報をその交通規制
が行われる地点に自車が近付いたときに音声出力装置に
より音声で運転者に知らせるように構成したものであ
る。
ーション装置は、地図データベースから地図情報および
他の情報を読取るデータベースドライバと、読取られた
地図情報および他の情報を表示する表示装置と、自車位
置を検出する位置検出装置と、装置を操作するためのキ
ー入力装置と、装置全体を制御するCPUと、CPUの
プログラムおよび固定データを記憶したROMと、CP
Uの作業用データを記憶するRAMとを備え表示装置に
地図および地図上の自車位置を表示し、あるいはデータ
ベースに含まれた他の情報を表示する車載用ナビゲーシ
ョン装置において、音声を出力するための音声出力装置
を設け、データベース中の交通規制情報をその交通規制
が行われる地点に自車が近付いたときに音声出力装置に
より音声で運転者に知らせるように構成したものであ
る。
【0011】また、前記車載用ナビゲーション装置にお
いて、電源オンオフ状態にかかわらずデータの内容を保
持する不揮発メモリを設け、データベース中にない交通
規制情報を使用者が不揮発メモリに記憶させその交通規
制が行われる地点に自車が近付いたときに音声出力装置
により音声で運転者に知らせるように構成したものであ
る。
いて、電源オンオフ状態にかかわらずデータの内容を保
持する不揮発メモリを設け、データベース中にない交通
規制情報を使用者が不揮発メモリに記憶させその交通規
制が行われる地点に自車が近付いたときに音声出力装置
により音声で運転者に知らせるように構成したものであ
る。
【0012】さらに、この発明の車載用ナビゲーション
装置は、地図データベースから地図情報および他の情報
を読取るデータベースドライバと、読取られた地図情報
および他の情報を表示する表示装置と、自車位置を検出
する位置検出装置と、装置を操作するためのキー入力装
置と、装置全体を制御するCPUと、CPUのプログラ
ムおよび固定データを記憶したROMと、CPUの作業
用データを記憶するRAMとを備え表示装置に地図およ
び地図上の自車位置を表示し、あるいはデータベースに
含まれた他の情報を表示する車載用ナビゲーション装置
において、音声を出力するための音声出力装置を設け、
規制速度または安全走行速度に対する許容超過速度を設
定し、運行速度が許容超過速度を越えたときに音声出力
装置により音声で運転者に知らせるように構成したもの
である。
装置は、地図データベースから地図情報および他の情報
を読取るデータベースドライバと、読取られた地図情報
および他の情報を表示する表示装置と、自車位置を検出
する位置検出装置と、装置を操作するためのキー入力装
置と、装置全体を制御するCPUと、CPUのプログラ
ムおよび固定データを記憶したROMと、CPUの作業
用データを記憶するRAMとを備え表示装置に地図およ
び地図上の自車位置を表示し、あるいはデータベースに
含まれた他の情報を表示する車載用ナビゲーション装置
において、音声を出力するための音声出力装置を設け、
規制速度または安全走行速度に対する許容超過速度を設
定し、運行速度が許容超過速度を越えたときに音声出力
装置により音声で運転者に知らせるように構成したもの
である。
【0013】
【作用】この発明の車載用ナビゲーション装置によれ
ば、データベース中の交通規制情報はデータベースドラ
イバに読み取られ、その位置と規制内容がRAMに記憶
される。音声出力装置は各種の交通規制に対応したアナ
ウンスメントが予め記録されており、CPUにより選択
されたアナウンスメントを出力する。位置検出装置が検
出した自車位置がRAMに記憶された交通規制のある位
置に近付くとCPUが判断して音声出力装置にその交通
規制に対応するアナウンスメントを出力させて運転者に
知らせる。
ば、データベース中の交通規制情報はデータベースドラ
イバに読み取られ、その位置と規制内容がRAMに記憶
される。音声出力装置は各種の交通規制に対応したアナ
ウンスメントが予め記録されており、CPUにより選択
されたアナウンスメントを出力する。位置検出装置が検
出した自車位置がRAMに記憶された交通規制のある位
置に近付くとCPUが判断して音声出力装置にその交通
規制に対応するアナウンスメントを出力させて運転者に
知らせる。
【0014】このようにして、運転者は画面を見なくて
も交通規制を知ることができるので画面に気を取られて
交通事故を起こすことがなくなる。
も交通規制を知ることができるので画面に気を取られて
交通事故を起こすことがなくなる。
【0015】また、データベース中に含まれていない交
通規制情報も使用者が予め不揮発メモリに記憶させてお
くことにより、その交通規制のある場所に近付くと上記
と同様に音声で知らされるので、任意のルートについ
て、より細かいガイドを受けることができる。
通規制情報も使用者が予め不揮発メモリに記憶させてお
くことにより、その交通規制のある場所に近付くと上記
と同様に音声で知らされるので、任意のルートについ
て、より細かいガイドを受けることができる。
【0016】さらに、規制速度または安全走行速度に対
する許容超過速度を設定するものは、超過速度に対応し
たアナウンスメントが予め記録されており、CPUによ
り選択されたこれらのアナウンスメントが出力される。
位置検出装置が一定時間毎に検出した自車位置から運行
速度が検出され、その速度が規制速度や安全走行速度に
対する許容超過速度を越えるとCPUが判断して音声出
力装置に速度超過に対応するアナウンスメントを出力さ
せて運転者に知らせる。
する許容超過速度を設定するものは、超過速度に対応し
たアナウンスメントが予め記録されており、CPUによ
り選択されたこれらのアナウンスメントが出力される。
位置検出装置が一定時間毎に検出した自車位置から運行
速度が検出され、その速度が規制速度や安全走行速度に
対する許容超過速度を越えるとCPUが判断して音声出
力装置に速度超過に対応するアナウンスメントを出力さ
せて運転者に知らせる。
【0017】このようにして、音声により速度超過を知
らされるので、速度オーバによる危険が防止される。
らされるので、速度オーバによる危険が防止される。
【0018】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例である車載用ナビゲーショ
ン装置の構成を示すブロック図である。実施例では自車
位置の検出装置としてGPS受信機6(グローバルポジ
ョニングシステム)を使用している。
る。図1はこの発明の実施例である車載用ナビゲーショ
ン装置の構成を示すブロック図である。実施例では自車
位置の検出装置としてGPS受信機6(グローバルポジ
ョニングシステム)を使用している。
【0019】GPS受信機6は車に取付けた専用アンテ
ナで受信した電波からデータを復調し、データ処理する
ことにより自車位置を算出する。算出された自車位置デ
ータはCPU1(中央処理装置)に送られる。
ナで受信した電波からデータを復調し、データ処理する
ことにより自車位置を算出する。算出された自車位置デ
ータはCPU1(中央処理装置)に送られる。
【0020】CDROM12には地図情報および主要な
交通規制の情報が地図データベースとして所定のフォー
マットで記録されている。また、交通規制の音声として
のアナウンスメント、例えば『車両進入禁止』『Uター
ン禁止』等、さらに速度超過に対する警告アナウンスメ
ント『20km/Hオーバです』『30km/Hオーバ
です』等がオーディオトラックの各トラックナンバーに
記録されている。
交通規制の情報が地図データベースとして所定のフォー
マットで記録されている。また、交通規制の音声として
のアナウンスメント、例えば『車両進入禁止』『Uター
ン禁止』等、さらに速度超過に対する警告アナウンスメ
ント『20km/Hオーバです』『30km/Hオーバ
です』等がオーディオトラックの各トラックナンバーに
記録されている。
【0021】CDROMプレーヤ11はCPU1に制御
されCDROM12を再生し所望の地図データを読み出
してCPU1に送出する。また、CPU1に指定された
トラクナンバーの記録音声を再生しスピーカ13から音
声を出力する。
されCDROM12を再生し所望の地図データを読み出
してCPU1に送出する。また、CPU1に指定された
トラクナンバーの記録音声を再生しスピーカ13から音
声を出力する。
【0022】CPU1はCDROMプレーヤ11に対し
て必要なデータを読み出させる信号を送出する。このよ
うに読み出されたデータにより作成された地図画面デー
タがグラフィックディスプレイコントローラ(GDC)
7を介してVRAM8に記憶される。
て必要なデータを読み出させる信号を送出する。このよ
うに読み出されたデータにより作成された地図画面デー
タがグラフィックディスプレイコントローラ(GDC)
7を介してVRAM8に記憶される。
【0023】グラフィックディスプレイコントローラ7
は画面データをVRAM8に記憶させると共に、表示タ
イミング信号(同期信号)を生成してモニタ10に出力
し、またVRAM8に記憶されている画面データを読み
出す信号を出力する。
は画面データをVRAM8に記憶させると共に、表示タ
イミング信号(同期信号)を生成してモニタ10に出力
し、またVRAM8に記憶されている画面データを読み
出す信号を出力する。
【0024】VRAM8から読み出されたデータの出力
はパレットDAC(DAコンバータ)9でアナログRG
B信号に変換されてモニタ10で画面として表示され
る。パレットDAC9は出力する各アナログRGB信号
のレベルを所定のコード(色コード)と対応づけてCP
U1から設定しておき、VRAM8から出力される色コ
ードを、先にCPU1により色コードと対応させた各R
GBレベル値でアナログRGB信号に変換して出力す
る。
はパレットDAC(DAコンバータ)9でアナログRG
B信号に変換されてモニタ10で画面として表示され
る。パレットDAC9は出力する各アナログRGB信号
のレベルを所定のコード(色コード)と対応づけてCP
U1から設定しておき、VRAM8から出力される色コ
ードを、先にCPU1により色コードと対応させた各R
GBレベル値でアナログRGB信号に変換して出力す
る。
【0025】RAM3はCPU1が信号処理するとき
に、必要に応じて使用する作業用メモリである。ROM
2はCPU1の作業手順(プログラム)や固定データを
記憶したメモリである。
に、必要に応じて使用する作業用メモリである。ROM
2はCPU1の作業手順(プログラム)や固定データを
記憶したメモリである。
【0026】バックアップRAM4は装置電源のオンオ
フにかかわらずデータ内容を保持するRAMである。キ
ー入力装置5は使用者が装置を操作するためのものであ
り、操作に応じて信号をCPU1に出力する。パーキン
グブレーキ検出装置14はパーキングブレーキが使用さ
れていることを示す信号をCPU1に出力する。
フにかかわらずデータ内容を保持するRAMである。キ
ー入力装置5は使用者が装置を操作するためのものであ
り、操作に応じて信号をCPU1に出力する。パーキン
グブレーキ検出装置14はパーキングブレーキが使用さ
れていることを示す信号をCPU1に出力する。
【0027】次に、図2のフローチャートを参照して、
この車載用ナビゲーション装置の作用を説明する。装置
を起動すると、まず、ステップS1において、システム
の初期化が行われる。ここではRAMおよび各ブロック
の初期設定が実行される。
この車載用ナビゲーション装置の作用を説明する。装置
を起動すると、まず、ステップS1において、システム
の初期化が行われる。ここではRAMおよび各ブロック
の初期設定が実行される。
【0028】次に、ステップS2において、GPS受信
機6から自車の現在位置情報を取込み、現在位置情報が
得られるとステップS3に移行する。ステップS3にお
いて、現在位置を含む地図が選択され、CDROMプレ
ーヤ11によりCDROM12がアクセスされ前記選択
された地図情報が読み出されモニター10に表示され
る。 すなわち、RAM3上にCDROMプレーヤ11
から取込まれた地図データは予め決められた地図フォー
マットとなっており、CPU1がデータ処理を施して、
グラフィックディスプレイコントローラ7を制御してV
RAM8上に描画させる。
機6から自車の現在位置情報を取込み、現在位置情報が
得られるとステップS3に移行する。ステップS3にお
いて、現在位置を含む地図が選択され、CDROMプレ
ーヤ11によりCDROM12がアクセスされ前記選択
された地図情報が読み出されモニター10に表示され
る。 すなわち、RAM3上にCDROMプレーヤ11
から取込まれた地図データは予め決められた地図フォー
マットとなっており、CPU1がデータ処理を施して、
グラフィックディスプレイコントローラ7を制御してV
RAM8上に描画させる。
【0029】図4にVRAM8に展開された地図が示さ
れている。図に示すようにa,b,c,dの4つの地図
が展開されている。a,b,c,dの各地図は地図フォ
ーマット上1枚の地図として扱われる単位で一図葉と呼
び、この一図葉がちょうど画面一面に表示されるように
グラフィックディスプレイコントローラ7は設定されて
いる。自車位置を中心としてa,b,c,dの4つの地
図にかかる一図葉分の広さの地図が表示される。VRA
M8上の表示範囲の画像データはパレットDAC9でア
ナログRGB信号に変換されてモニタ10に表示され
る。
れている。図に示すようにa,b,c,dの4つの地図
が展開されている。a,b,c,dの各地図は地図フォ
ーマット上1枚の地図として扱われる単位で一図葉と呼
び、この一図葉がちょうど画面一面に表示されるように
グラフィックディスプレイコントローラ7は設定されて
いる。自車位置を中心としてa,b,c,dの4つの地
図にかかる一図葉分の広さの地図が表示される。VRA
M8上の表示範囲の画像データはパレットDAC9でア
ナログRGB信号に変換されてモニタ10に表示され
る。
【0030】VRAM8に展開された地図の範囲の地図
データベースの交通規制情報とバックアップRAM4の
交通規制情報はRAM3に記憶される。なお、地図デー
タベースやバックアップRAM4の記録データは1つの
図葉上で存在する場所での座標と規制内容であり、この
データがRAM3に記憶される。
データベースの交通規制情報とバックアップRAM4の
交通規制情報はRAM3に記憶される。なお、地図デー
タベースやバックアップRAM4の記録データは1つの
図葉上で存在する場所での座標と規制内容であり、この
データがRAM3に記憶される。
【0031】次に、ステップS4に移行して自車位置処
理が行われる。自車位置処理ではまずGPS受信機6か
ら得た自車位置のVRAM8上の対応する位置に自車マ
ークを書き込んで表示させ、その自車位置に交通規制が
あるか否かをRAM3の記憶データから判断し、交通規
制がある場合はその内容のアナウンスメントを記録した
トラックナンバーを指定してCDROMプレーヤ11に
再生させてスピーカ13から出力させる。
理が行われる。自車位置処理ではまずGPS受信機6か
ら得た自車位置のVRAM8上の対応する位置に自車マ
ークを書き込んで表示させ、その自車位置に交通規制が
あるか否かをRAM3の記憶データから判断し、交通規
制がある場合はその内容のアナウンスメントを記録した
トラックナンバーを指定してCDROMプレーヤ11に
再生させてスピーカ13から出力させる。
【0032】次に、ステップS5に移行して速度オーバ
処理が行われる。速度オーバ処理では図3に示すサブル
ーチィンが実行される。このサブルーチィンではまずス
テップS7において、音声を出力するための超過速度が
設定されているか否かが判断される。超過速度の設定は
キー入力により行われるもので、法定速度や制限速度に
対して何km/H越えると音声を出力するかがこの設定
により決められる。
処理が行われる。速度オーバ処理では図3に示すサブル
ーチィンが実行される。このサブルーチィンではまずス
テップS7において、音声を出力するための超過速度が
設定されているか否かが判断される。超過速度の設定は
キー入力により行われるもので、法定速度や制限速度に
対して何km/H越えると音声を出力するかがこの設定
により決められる。
【0033】ステップS7において、音声を出力するた
めの超過速度が設定されていないと判断するとこのルー
チィンを終了し、超過速度が設定されていると判断する
とステップS8に移行する。
めの超過速度が設定されていないと判断するとこのルー
チィンを終了し、超過速度が設定されていると判断する
とステップS8に移行する。
【0034】ステップS8ではRAM3に記憶されてい
る地図情報の規制速度(法定速度)または使用者が設定
した安全走行速度が調べられ、次に、ステップS9にお
いて現在の走行速度が算出される。
る地図情報の規制速度(法定速度)または使用者が設定
した安全走行速度が調べられ、次に、ステップS9にお
いて現在の走行速度が算出される。
【0035】次に、ステップS10において、現在の走
行速度と規制速度または安全走行速度との差が設定超過
速度を越えているか否かが判断され、越えていない場合
はこのサブルーチィンを終了し、越えている場合はステ
ップS11に移行する。
行速度と規制速度または安全走行速度との差が設定超過
速度を越えているか否かが判断され、越えていない場合
はこのサブルーチィンを終了し、越えている場合はステ
ップS11に移行する。
【0036】ステップS11では現在の走行速度と規制
速度または安全走行速度との差に対応するアナウンスメ
ント例えば『20km/Hオーバです』『30km/H
オーバです』等のアナウンスメントを記録したトラック
ナンバーを指定してCDROMプレーヤ11に再生させ
てスピーカ13から出力させてこのルーチィンを終了す
る。
速度または安全走行速度との差に対応するアナウンスメ
ント例えば『20km/Hオーバです』『30km/H
オーバです』等のアナウンスメントを記録したトラック
ナンバーを指定してCDROMプレーヤ11に再生させ
てスピーカ13から出力させてこのルーチィンを終了す
る。
【0037】速度オーバ処理のサブルーチィンの次に、
図2のフローチャートのステップS6のキー入力解析処
理のルーチィンが実行される。キー入力解析処理では装
置の動作を決定するためのキー入力装置5からの信号を
解析して実行する。この装置ではパーキングブレーキが
かかっていれば画面を見ながらのキー操作が可能とな
る。
図2のフローチャートのステップS6のキー入力解析処
理のルーチィンが実行される。キー入力解析処理では装
置の動作を決定するためのキー入力装置5からの信号を
解析して実行する。この装置ではパーキングブレーキが
かかっていれば画面を見ながらのキー操作が可能とな
る。
【0038】キー入力装置のメモキーが押されると、す
でにメモモードであればメモモードを解除し、メモモー
ドでなくパーキングブレーキ検出装置14からの信号が
パーキングブレーキが使用されていることを示していれ
ばメモモードとなり図5の画面例1の画面が表示され
る。
でにメモモードであればメモモードを解除し、メモモー
ドでなくパーキングブレーキ検出装置14からの信号が
パーキングブレーキが使用されていることを示していれ
ばメモモードとなり図5の画面例1の画面が表示され
る。
【0039】画面例1のメニューからカーソルキーで交
通規制を選択して実行キーを押すと、画面例2のように
交通規制の種類のメニューが表示される。画面例2のメ
ニューからカーソルキーで例えば一時停止を選択して実
行キーを押すと、画面例3のようにカーソルが表示され
る。交通規制の内容を記憶させる位置にカーソルをカー
ソルキーで移動して選択キーを押すとカーソルの場所の
緯度、経度、交通規制内容がバックアップRAM4に記
憶され画面は画面例1の表示に戻る。
通規制を選択して実行キーを押すと、画面例2のように
交通規制の種類のメニューが表示される。画面例2のメ
ニューからカーソルキーで例えば一時停止を選択して実
行キーを押すと、画面例3のようにカーソルが表示され
る。交通規制の内容を記憶させる位置にカーソルをカー
ソルキーで移動して選択キーを押すとカーソルの場所の
緯度、経度、交通規制内容がバックアップRAM4に記
憶され画面は画面例1の表示に戻る。
【0040】なお、バックアップRAM4に記憶された
データはメニュー選択の削除を実行することにより一括
削除または個別削除することができる。
データはメニュー選択の削除を実行することにより一括
削除または個別削除することができる。
【0041】画面例1のメニューからカーソルキーで超
過速度を選択して実行キーを押すと、数字入力が可能と
なり、10km/Hのような超過速度が入力されるとそ
れが画面に表示される。そこで選択キーを押すと許容超
過速度が設定されてRAM3に記憶され画面は画面例1
の表示に戻る。
過速度を選択して実行キーを押すと、数字入力が可能と
なり、10km/Hのような超過速度が入力されるとそ
れが画面に表示される。そこで選択キーを押すと許容超
過速度が設定されてRAM3に記憶され画面は画面例1
の表示に戻る。
【0042】画面例1のメニューからカーソルキーで安
全速度を選択して実行キーを押すと、数字入力が可能と
なり、40km/Hのような安全速度が入力されるとそ
れが画面に表示される。そこで選択キーを押すと安全速
度が設定されてRAM3に記憶され画面は画面例1の表
示に戻る。
全速度を選択して実行キーを押すと、数字入力が可能と
なり、40km/Hのような安全速度が入力されるとそ
れが画面に表示される。そこで選択キーを押すと安全速
度が設定されてRAM3に記憶され画面は画面例1の表
示に戻る。
【0043】画面例1の表示中にメモモードキーを押す
と、メモモードが解除されてキー入力解析処理が終了す
る。次に、図2のフローチャートのステップS2以下が
繰返される。
と、メモモードが解除されてキー入力解析処理が終了す
る。次に、図2のフローチャートのステップS2以下が
繰返される。
【0044】実施例は以上のように構成されているが、
発明はこれに限られず、例えば、CDプレーヤで音声を
出力させる代りに、音声合成装置で音声を出力させても
よい。音声合成装置では例えば漢字、ひらがな等のJI
SコードまたはシフトJISコードは出力する音声と1
対1に対応されており、JISコードまたはシフトJI
Sコードで入力された漢字、ひらがな等に対応する音声
は半導体メモリに記憶され、その記憶データから音声が
合成される。
発明はこれに限られず、例えば、CDプレーヤで音声を
出力させる代りに、音声合成装置で音声を出力させても
よい。音声合成装置では例えば漢字、ひらがな等のJI
SコードまたはシフトJISコードは出力する音声と1
対1に対応されており、JISコードまたはシフトJI
Sコードで入力された漢字、ひらがな等に対応する音声
は半導体メモリに記憶され、その記憶データから音声が
合成される。
【0045】このような音声合成装置を用いると、音声
でガイドしたい内容がオーディオトラックのように物理
的な記録時間に限定されない。しかもCDROMをデー
タトラックとして使用できるメモリ容量を増やすことが
できる。
でガイドしたい内容がオーディオトラックのように物理
的な記録時間に限定されない。しかもCDROMをデー
タトラックとして使用できるメモリ容量を増やすことが
できる。
【0046】
【発明の効果】この発明の車載用ナビゲーション装置に
よれば、運転者が画面上に表示された交通規制を見落と
しても音声で知らせるので交通違反を起こすことがなく
なり、また、運転者が画面に気をとられて事故を起こす
ことがなくなる。
よれば、運転者が画面上に表示された交通規制を見落と
しても音声で知らせるので交通違反を起こすことがなく
なり、また、運転者が画面に気をとられて事故を起こす
ことがなくなる。
【0047】データベースの容量から交通規制情報は限
られているが、使用者の使用するルートについて必要な
ものを選択して記憶しておくことによりデータベースに
ない交通規制も音声で知らせるようにすることができて
便利である。
られているが、使用者の使用するルートについて必要な
ものを選択して記憶しておくことによりデータベースに
ない交通規制も音声で知らせるようにすることができて
便利である。
【0048】さらに、無意識のうちに規制速度や安全走
行速度を越えたときにも音声アナウンスがあるので、走
行の安全性が確保される。
行速度を越えたときにも音声アナウンスがあるので、走
行の安全性が確保される。
【図1】この発明の実施例である車載用ナビゲーション
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同車載用ナビゲーション装置の作用を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】図2のフローチャートにおけるサブルーチィン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】同車載用ナビゲーション装置のVRAM上展開
された地図を示す図である。
された地図を示す図である。
【図5】同車載用ナビゲーション装置の表示画面例を示
す図である。
す図である。
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 バックアップRAM 5 キー入力装置 6 GPS受信機 7 グラフィックディスプレイコントローラ 8 VRAM 9 パレットDAC 10 モニター 11 CDROMプレーヤ 12 CDROM 13 スピーカ 14 パーキングブレーキ検出装置
Claims (3)
- 【請求項1】 地図データベースから地図情報および他
の情報を読取るデータベースドライバと、読取られた地
図情報および他の情報を表示する表示装置と、自車位置
を検出する位置検出装置と、装置を操作するためのキー
入力装置と、装置全体を制御するCPUと、CPUのプ
ログラムおよび固定データを記憶したROMと、CPU
の作業用データを記憶するRAMとを備え表示装置に地
図および地図上の自車位置を表示し、あるいはデータベ
ースに含まれた他の情報を表示する車載用ナビゲーショ
ン装置において、音声を出力するための音声出力装置を
設け、データベース中の交通規制情報をその交通規制が
行われる地点に自車が近付いたときに音声出力装置によ
り音声で運転者に知らせるように構成した車載用ナビゲ
ーション装置。 - 【請求項2】 請求項1の車載用ナビゲーション装置に
電源オンオフ状態にかかわらずデータの内容を保持する
不揮発メモリを設け、データベース中にない交通規制情
報を使用者が不揮発メモリに記憶させその交通規制が行
われる地点に自車が近付いたときに音声出力装置により
音声で運転者に知らせるように構成した車載用ナビゲー
ション装置。 - 【請求項3】 地図データベースから地図情報および他
の情報を読取るデータベースドライバと、読取られた地
図情報および他の情報を表示する表示装置と、自車位置
を検出する位置検出装置と、装置を操作するためのキー
入力装置と、装置全体を制御するCPUと、CPUのプ
ログラムおよび固定データを記憶したROMと、CPU
の作業用データを記憶するRAMとを備え表示装置に地
図および地図上の自車位置を表示し、あるいはデータベ
ースに含まれた他の情報を表示する車載用ナビゲーショ
ン装置において、音声を出力するための音声出力装置を
設け、規制速度または安全走行速度に対する許容超過速
度を設定し、運行速度が許容超過速度を越えたときに音
声出力装置により音声で運転者に知らせるように構成し
た車載用ナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260193A JP2908660B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 車載用ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260193A JP2908660B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 車載用ナビゲーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06231392A true JPH06231392A (ja) | 1994-08-19 |
JP2908660B2 JP2908660B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=12363387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3260193A Expired - Lifetime JP2908660B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 車載用ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908660B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH097087A (ja) * | 1995-06-16 | 1997-01-10 | Aqueous Res:Kk | 案内装置 |
WO2000024610A1 (en) * | 1998-10-26 | 2000-05-04 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | sUTOMATIC CONTROL SYSTEM FOR CAR ACCESSORY |
US6185503B1 (en) | 1996-05-31 | 2001-02-06 | Xanavi Informatics Corporation | Navigation system |
JP2007011454A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Clarion Co Ltd | 速度警告装置、その制御方法及び制御プログラム |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP3260193A patent/JP2908660B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH097087A (ja) * | 1995-06-16 | 1997-01-10 | Aqueous Res:Kk | 案内装置 |
US6185503B1 (en) | 1996-05-31 | 2001-02-06 | Xanavi Informatics Corporation | Navigation system |
WO2000024610A1 (en) * | 1998-10-26 | 2000-05-04 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | sUTOMATIC CONTROL SYSTEM FOR CAR ACCESSORY |
US6314352B1 (en) | 1998-10-26 | 2001-11-06 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Automatic control system for car accessory |
JP2007011454A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Clarion Co Ltd | 速度警告装置、その制御方法及び制御プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2908660B2 (ja) | 1999-06-21 |
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