JPH0623130U - パネル取付ユニットのロック機構 - Google Patents

パネル取付ユニットのロック機構

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JPH0623130U
JPH0623130U JP6065592U JP6065592U JPH0623130U JP H0623130 U JPH0623130 U JP H0623130U JP 6065592 U JP6065592 U JP 6065592U JP 6065592 U JP6065592 U JP 6065592U JP H0623130 U JPH0623130 U JP H0623130U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本体と収納部との装着および分離において特殊
工具の使用を不要にし、作業の容易化を図る。 【構成】本体2の取付部6に凹部9a、凸部9bおよび
傾斜面9cからなる段部9を一箇所に形成し、収納部3
のロック部4に段部9に係合する突起11を弾性板13
を介して延出形成した。さらに、突起11に収納部3の
上面から上方に露出する係合孔部12を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、操作パネルに本体を固定した後、この本体にロック部を介して収 納部を取り付ける操作スイッチ等のパネル取付ユニットに関し、特に本体とロッ ク部とを固定するロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
操作パネルに取り付けられる操作スイッチや表示灯等のパネル取付ユニットは 一般に、操作部または表示部を有する本体と、ロック部を有する収納部とを分割 して構成されている。たとえば、操作スイッチでは操作パネルに操作部を固定し たのち、操作部の背面に形成された取付部にロック部を介して収納部を固定する 。このロック部の構造として本出願人は実願昭63−40206号において、収 納部のロック部に回転自在にされたリング状のロックプレートを設け、このロッ クプレートの内周面に操作部の取付部の外周面に形成された縦溝および横溝に係 合する突起を設けた操作スイッチのロック機構を提案した。このロック機構にお いては、突起が縦溝および横溝に係合する範囲においてロックプレートが回転自 在にされているため、ロックプレートを突起が操作部の取付部に形成された縦溝 に対向するように位置させた状態で、収納部のロック部内に操作部の取付部を嵌 入する。この後、ロックプレートを回転させて突起を横溝に係合させることによ り操作部と収納部との取付方向についての移動が規制される。このようにして上 記操作スイッチのロック機構によれば、収納部に対する操作部の取付部の固定を 確実に行うことができるとともに、その確認作業を容易に行うことができるよう にし、操作部と収納部との取付不良の発生を防止して装置の故障や破損等の事故 を未然に防止することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記操作スイッチのロック機構では、操作部等の本体に対して 収納部を嵌合した後、レバーを操作して両者を固定する作業が必要で、多数のパ ネル取付ユニットを操作パネルに取り付ける際にはその取付作業が煩雑化する問 題があった。また、本体および収納部に形成された突起と爪部との係合によって 両者を固定するようにしたものでは、両者を嵌合した後におけるレバー等の操作 を不要にすることができるが、一旦両者を固定した後は容易に取り外すことがで きず、メンテナンス作業やレイアウトの変更を容易に行うことができなくなる問 題があった。
【0004】 この考案の目的は、本体に収納部を嵌合するだけで両者を固定することができ るとともに、本体から収納部を離脱する際には、マイナスドライバ等の一般工具 によって容易に操作することができるようにし、メンテナンス時やレイアウトの 変更時における作業性を向上することができるパネル取付ユニットのロック機構 を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のパネル取付ユニットのロック機構は、操作パネルに取り付けられる 本体と、ロック部を有する収納部とから構成され、本体の取付部にその背面側か らロック部を介して収納部を装着するパネル取付ユニットのロック機構において 、 本体の取付部の外周面の一箇所に、凹凸部と取付部の背面側にいくにしたがっ て突出量が減少する傾斜面とが本体の前後方向に連続する段部を形成し、 前記ロック部が、前記取付部を内挿するとともに、前記段部に対向する位置に 、前記段部に係合し、且つ断面形状において収納部の外側に露出する係合孔部を 有する突起を、この突起に対して前記段部との係合方向の弾性力を付与する弾性 部材を介して備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
この考案のパネル取付ユニットのロック機構においては、操作パネルに取り付 けられた本体の取付部が収納部のロック部に内挿される。この時、本体の取付部 の外周面の一箇所に形成された段部に、収納部のロック部に形成された突起が係 合する。この突起はロック部に弾性部材を介して設けられており、この弾性部材 は突起に対して段部との係合方向に弾性力を付与する。また、段部は本体の前後 方向に連続する凹凸部と傾斜面とで構成され、この傾斜面は取付部の背面側にい くにしたがって突出量が減少するように形成されている。したがって、取付部を ロック部に挿入していくと、突起はまず、傾斜面にその背面側から当接し、徐々 に外側に押し広げられて凸部を越え、この後凹部内に嵌入する。このようにして 凹部内に嵌入した突起は、本体の取付部と収納部のロック部とが離間する方向へ の移動が規制され、ロック部から取付部を離脱できなくなる。突起は弾性部材に より段部との係合方向に付勢されており、この弾性部材の弾性力に抗する外力が 作用しない限り突起と段部との係合状態は維持される。
【0007】 一方、突起が有する係合孔部は断面形状において収納部の外側に露出しており 、操作パネルに取り付けられた本体に対して収納部を装着した後に、収納部の背 面方向から係合孔部に対して一般工具等を挿入することかできる。このように突 起が有する係合孔部に一般工具を挿入してこれを外側に移動させることにより、 突起に対して弾性部材の弾性力に抗する外力を作用させることができ、突起と段 部の凹部との係合状態が解除される。この突起と凹部との係合状態の解除により 収納部と本体との離間が可能となる。
【0008】
【実施例】
図1は、この考案の実施例であるロック機構が適用されるパネル取付ユニット である操作スイッチの組立図である。操作スイッチ1は操作パネルに取り付けら れる本体2とスイッチ機構を収納する収納部3とによって構成されている。本体 2は操作パネルの前面に位置する操作部5と、この操作部5の背面に連続する取 付部6とからなる。取付部6の外周面の一部にはネジ部8が形成されており、こ のネジ部8に締付ナット7が螺合する。操作パネルに本体2を取り付けるにあた っては、図外の操作パネルの前面側から取付用の孔部に取付部6を嵌入し、操作 部5の背面と締付ナット7との間に操作パネルを挟持させる。
【0009】 上記本体2の取付部6に対して収納部3は着脱自在に構成されている。この収 納部3の着脱はロック部4を介して行われる。取付部6の外周面の互いに対向す る二箇所には突出部15が形成されており、収納部3の前面に構成されたロック 部4はこの取付部6に外嵌する形状に形成されている。即ち、ロック部4の内部 には、取付部6の突出部15に対向する二箇所に嵌合部16が形成されており、 ロック部4の断面形状は、その上面を除く部分について取付部6の断面形状に完 全に一致する。
【0010】 取付部6の外周面の上面部分には、操作部5側から順に凹部9a、凸部9bお よび傾斜面9cからなる段部9が形成されている。傾斜面9cには背面側にいく にしたがって低下する傾斜が与えられている。一方、ロック部4においてこの段 部9に対向する上面部分は開放されており、収納部3の前面から段部9に対向す る位置に弾性板13を介して突起11が突出形成されている。この突起11の上 部には長孔が形成された係合孔部12が設けられている。この係合孔部12は収 納部3の断面形状から上側に露出しており、収納部3の背面から係合後部12の 長孔に対してマイナスドライバ等の一般工具を挿入することができる。
【0011】 突起11は凹部9aに嵌合する形状に形成されており、本体2の取付部6をロ ック部4内に背面方向から外嵌する際に、突起11は傾斜面9cに当接する。突 起部11は弾性板13を介して収納部3の前面から突出形成されているため、突 起11は外力の作用により上下方向に弾性変位する。ロック部4には弾性板13 の上面に対向するガイド部14が延出しており、このガイド板14を越えて突起 11が上方に変位することを防止している。
【0012】 図2に示すように、収納部3の前面に突出するロック部4は、本体2の取付部 6に外嵌する。この時、取付部6の二箇所に形成された突出部15とロック部4 に形成された嵌入部16との係合により両者の位置決めがなされる。また、この 係合により本体2と収納部3の回り防止をも実現できる。これとともに、ロック 部4に延出する突起11が取付部6の上面の段部9に係合する。以上の構成によ り、ロック部4に取付部6を内挿して収納部3を本体2方向に移動させるだけで 、収納部3を本体2にワンタッチで容易に装着することができる。
【0013】 図3は、上記ロック機構を適用した操作スイッチにおける突起と段部との係合 状態を示す要部の側面断面図である。図3(A)に示すように、取付部6に対し て収納部3のロック部4を矢印X方向に移動すると、ロック部4に形成された突 起11が取付部6の段部9に含まれる傾斜面9cに当接する。この状態でさらに ロック部4を収納部3とともに矢印X方向に移動すると、傾斜面9cと突起11 との当接力が突起11に上方向に作用する。この作用力によって弾性板13は上 方向に弾性変形を生じ、突起11は上方に変位して段部9の凸部9bの上面に当 接する。
【0014】 さらに、収納部3を矢印X方向に移動していくと突起11は凸部9bを越えて 凹部9aに達する。突起11が凸部9bの上面に当接している状態では弾性板1 3の変形により突起11には下方向の弾性力が作用している。したがって、突起 11が凸部9bを越えて凹部9aに達すると、この弾性力により突起11は凹部 9a内に嵌入する。凹部9aの背面側の側面および突起11の背面側の側面はと もに垂直面によって構成されており、凹部9a内に嵌入した突起11は矢印X方 向と反対方向への移動が規制される。この規制によって収納部3と取付部6との 分離が確実に禁止される。
【0015】 操作スイッチのメンテナンス時やレイアウトの変更時においては、取付部6と ロック部4との装着状態を解除して本体2から収納部3を分離する必要が生じる 。このような場合には図3(B)に示すように、突起11を上方に持ち上げ、突 起11と凹部9aとの係合状態を解除する。この時、突起11の上方に形成され た係合孔部12の長孔12aは、収納部3の断面形状において上方に露出してお り、長孔12aに対して収納部3の背面方向からマイナスドライバ等の一般工具 を挿入し、弾性板13の弾性力に抗して係合孔部12を突起11とともに上方に 変位させることができる。これによって突起11は凹部9aとの係合状態を外れ 、この状態のままで収納部3を矢印Y方向に移動させることにより収納部3は本 体2から分離する。
【0016】 なお、弾性板13の上面に対向するガイド14の形成位置は、弾性板13の弾 性変形範囲内において弾性板13の上面に当接する位置にされている。したがっ て、係合孔部12を介して突起11を上方に変位させるに際して弾性板13にそ の弾性範囲を越える変形を生じることがなく、この部分における破損の発生を未 然に防止することができる。
【0017】 また、凹凸部9a,9bおよび傾斜面9cからなる段部9は、取付部6の一箇 所にのみ形成されているため、収納部3を本体2から取り外すに際して、係合孔 部12の長孔12aに挿入した一本の一般工具を一方の手で操作し、他方の手で 収納部3を矢印Y方向に引き抜くことができるため、本体2から収納部3を離脱 する作業を極めて容易に行うことかできる利点がある。
【0018】 さらに、本体2と収納部3との分離時に操作される係合孔部12が収納部3の 上面から上方に露出しているため、長孔12aに対して一般工具を直線的に挿入 することができる。したがって、比較的狭いスペースでも係合孔部12を突起1 1とともに上方に変位させることができ、複数の操作スイッチを集設した場合で あっても、メンテナンスやレイアウトの変更に際して本体2から収納部3を容易 に分離することができる。
【0019】
【考案の効果】
この考案によれば、本体の取付部に形成された段部とロック部に形成された突 起とが一箇所においてのみ係合するため、本体に対する収納部の装着をワンタッ チで行うことができるとともに、両者の分離に際して操作すべき箇所が少なく、 その作業を極めて容易に行うことができる利点がある。また、段部と突起との係 合を解除する際に操作される係合孔部が断面形状において収納部の外側に露出し ていることから、収納部の背面方向から一般工具を用いて容易に操作することが でき、特殊工具の使用を不要にして作業の簡略化を図ることかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるロック機構を用いた操
作スイッチの組立図である。
【図2】同操作スイッチの構成する収納部の正面図であ
る。
【図3】同操作スイッチにおける突起と段部との係合状
態を示す要部の側面断面図である。
【符号の説明】
1−操作スイッチ 2−本体 3−収納部 4−ロック部 6−取付部 9−段部 9a−凹部 9b−凸部 9c−傾斜面 11−突起 12−係合孔部 13−弾性板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作パネルに取り付けられる本体と、ロッ
    ク部を有する収納部とから構成され、本体の取付部にそ
    の背面側からロック部を介して収納部を装着するパネル
    取付ユニットのロック機構において、 本体の取付部の外周面の一箇所に、凹凸部と取付部の背
    面側にいくにしたがって突出量が減少する傾斜面とが本
    体の前後方向に連続する段部を形成し、 前記ロック部が、前記取付部を内挿するとともに、前記
    段部に対向する位置に、前記段部に係合し、且つ断面形
    状において収納部の外側に露出する係合孔部を有する突
    起を、この突起に対して前記段部との係合方向の弾性力
    を付与する弾性部材を介して備えたことを特徴とするパ
    ネル取付ユニットのロック機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002133969A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Idec Izumi Corp パネル用分離型ユニット構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002133969A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Idec Izumi Corp パネル用分離型ユニット構造
JP4508395B2 (ja) * 2000-10-20 2010-07-21 Idec株式会社 パネル用分離型ユニット構造

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