JPH06231300A - 光学式文字読取装置 - Google Patents

光学式文字読取装置

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JPH06231300A
JPH06231300A JP5034592A JP3459293A JPH06231300A JP H06231300 A JPH06231300 A JP H06231300A JP 5034592 A JP5034592 A JP 5034592A JP 3459293 A JP3459293 A JP 3459293A JP H06231300 A JPH06231300 A JP H06231300A
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JP
Japan
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rotation
address
slip
image
addresses
Prior art date
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Pending
Application number
JP5034592A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kuwabara
康 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH06231300A publication Critical patent/JPH06231300A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読取開始前の各機能の指定の煩わしさや指定
の誤りをなくし、しかも帳票の束中に回転方向が異なる
帳票が混在していてもその帳票の読取りが可能な操作性
に優れた光学式文字読取装置を提供する。 【構成】 帳票1に付された回転検出マークMのパター
ン形状を、カウンタ16およびフラグメモリ17を用い
て認識することによって帳票1の回転状態を検出し、こ
の回転状態に応じて画像メモリ8のX,Yアドレスをセ
レクタ9,10によって切り替えたり、X,Yアドレス
をインバータ11,12によって反転し、帳票1のどの
回転状態においても常に、帳票画像の左上が原点になる
ようにアドレスの切替え制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式文字読取装置
(以下、OCR(optical character reader)と略称す
る)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に、OCRの一般的な構成を示す。
同図において、読取対象となる文字の記入された帳票1
は光源2によって照射され、その文字画像はレンズ系3
を介して光電変換器4の撮像面上に結像する。光電変換
器4によって電気信号に変換されかつA/D変換器5で
ディジタル化された画像信号は、これと同期するX,Y
アドレスカウンタ6,7によって画像メモリ8上に書き
込まれる。この画像メモリ8から、図示せぬ文字切出し
部により1文字分の画像データをパターンメモリ14に
順次切り出し、これを文字認識部15が認識対象として
文字認識することにより、帳票1上の記入文字の読取り
が行われる。
【0003】ところで、近年、OCRが小型化するにつ
れて、通常の小型帳票では、図10(a)に示すよう
に、その長手方向が帳票の供給方向に対して直角になる
ように帳票をホッパ18にセットできるが、大型帳票等
では、図10(b)に示すように、その長手方向が供給
方向に対して平行になるように帳票を90°回転してホ
ッパ18にセットする必要がでてきた。このように、帳
票1をその供給方向に対して回転させてセットすると、
画像メモリ8には、図11(a)〜(d)に示すよう
に、回転した画像データとして書き込まれることにな
り、このままでは文字認識を正しく行えないことにな
る。
【0004】このため、図12に示すように、X,Yそ
れぞれのアドレスカウンタ6,7の後段にセレクタ9,
10およびインバータ11,12を配し、これらを帳票
の回転方向に合わせて切り換えることにより、文字切出
し部に対して帳票が回転していないように見せかける制
御を行っていた。例えば、図11(b)に示すように、
左90°回転の場合は、X,Yのアドレスの入替えおよ
びXアドレスの反転が必要であるため、それぞれのセレ
クタ9,10の入力の切替えとXアドレスのインバータ
11を働かせる。
【0005】図11(c)の180°回転では、アドレ
スの切替えは行わず、X,Yそれぞれのインバータ1
1,12のみを働かせる。また、図11(d)の左27
0°回転では、X,Yのアドレスの切替えとYアドレス
のインバータ12を働かせれば良いことがわかる。すな
わち、どの回転状態においても常に、帳票画像の左上が
原点(0,0)になるようにアドレスの切替えを行え
ば、文字切出し部からは図11(a)の正規の状態で帳
票が入ってきたように見えることになるため、帳票を回
転させた状態での入力が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来のOCRでは、読取開始前に帳票の回転状態に
応じて各機能をオペレータ等が予め指定しなければなら
ないため、オペレータの負担が大きく、煩わしいととも
に、オペレータによる指定誤りが生ずる可能性があり、
さらに読取帳票の束中に回転方向が異なる帳票が混在し
ていた場合には、その帳票の読取り時にその回転方向に
応じて各機能をオペレータ等が指定することは現実的に
不可能であるため、その帳票の読取りが行えない等、制
約項目が多いという問題点があった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、読取開始前の各機能
の指定の煩わしさや指定の誤りをなくし、しかも帳票の
束中に回転方向が異なる帳票が混在していてもその帳票
の読取りが可能な操作性に優れたOCRを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるOCRにおいては、回転検出マークが
付された帳票から読み取られた画像データを格納する画
像メモリと、この画像メモリのX,Yアドレスを切り替
えるアドレス切替部およびX,Yの各アドレスを反転す
るアドレス反転部を有するアドレス指定手段と、上記回
転検出マークの形状を認識することによって帳票の回転
状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に
基づいてアドレス切替部およびアドレス反転部を制御す
る制御手段とを備えた構成となっている。
【0009】
【作用】読取対象である帳票に付された回転検出マーク
のパターン形状を認識することによって帳票の回転状態
を検出する。そして、検出した回転状態に応じて画像メ
モリのX,Yアドレスの切替えおよびX,Yアドレスの
各反転によるアドレス切替えの制御を、どの回転状態に
おいても常に、帳票画像の左上が原点になるように行
う。これにより、帳票が左90°、180°、あるいは
左270°の回転状態にあっても、文字認識部からは、
正規の状態で帳票が入ってきたように見えるため、帳票
を回転させた状態での入力が可能となり、しかもその帳
票の回転状態の設定を自動的に行える。その結果、読取
開始前の各機能の指定の煩わしさや指定の誤りがなく、
しかも帳票の束中に回転方向が異なる帳票が混在してい
てもその帳票の読取りが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成図で
ある。図1において、読取対象となる文字の記入された
帳票1は、その読取位置において光源2によって照射さ
れる。この帳票1には、図2に示すように、その4隅の
各辺より等しい距離a,bの位置に、その回転方向を検
出するための例えば逆L字形の回転検出マークMが付さ
れている。図3は、帳票1の例えば左上隅の回転検出マ
ークの拡大図である。
【0011】帳票1の記入文字および回転検出マークM
の各画像は、レンズ系3を通して光電変換器4の撮像面
上に結像する。光電変換器4においては、撮像面上の結
像画像が電気信号に変換される。光電変換器4からの画
像信号は、A/D変換器5でディジタル化された後、こ
のディジタル画像信号と同期してX,Y座標を制御する
X,Yアドレスカウンタ6,7により画像メモリ8上に
書き込まれる。X,Yアドレスカウンタ6,7の各後段
には、セレクタ9,10およびインバータ11,12が
配されている。セレクタ9,10は、X,Yの各アドレ
スの入替えを行う。インバータ11,12は、X,Yの
各アドレスの反転を行う。これらの制御は、制御部13
によって行われる。
【0012】画像メモリ8からは、図示せぬ文字切出し
部により、1文字分の画像データが順次パターンメモリ
14に切り出される。このパターンメモリ14に切り出
された1文字分の画像データが文字認識部15によって
文字認識されることにより、帳票1上の記入文字の読取
りが行われる。図4(a)〜(d)に、回転検出マーク
Mが付された帳票1をそれぞれ90°を単位とした各回
転角0°(回転なし)、左90°回転、180°回転、
左270°回転で読み込ませた場合の画像メモリ8内の
画像を示す。同図から明かなように、回転なし(a)か
ら左270°回転(d)の帳票画像における画像メモリ
8上の特定位置(図4の○印位置)の各回転検出マーク
は、それぞれの回転角に応じたパターン形状を示してい
ることがわかる。
【0013】この回転検出マークMの形状を検出するた
めに、X,Yアドレスカウンタ6,7で指示された画像
メモリ8上の画像の黒点数を計数するカウンタ16と、
回転検出マークのパターン形状を“0”又は“1”の情
報で記録する4ビットのフラグメモリ17とが設けられ
ている。ここで、帳票が正規の状態にセットされた場合
(アドレス切替え、インバータ機能が共になしの場合)
にのみ対応した検出系の回路構成を図5に示す。本図に
は、説明の都合上、画像メモリ8に格納された帳票画像
の左上端のみを拡大して示している。
【0014】この検出系において、フラグメモリ17へ
の形状情報の格納は、制御部13によってカウンタ16
のカウント値に基づいて行われる。なお、フラグメモリ
17には、初期値として“0”がセットされているもの
とする。制御部13は、このフラグメモリ17に格納情
報に基づいて回転検出マークMのパターン形状を検出す
るとともに、この検出したパターン形状に応じてセレク
タ9,10およびインバータ11,12の制御を行う。
【0015】上記構成の検出系において、回転検出マー
クのパターンの縦形状を検出する制御フローを図7に示
す。本フローでは、Xアドレスカウンタ6の主走査で図
5のアドレスxS 〜xE の間の黒点数を数えながらYア
ドレスカウンタ7でアドレスyS 〜yE の副走査を行
う。図5のパターン形状の例では、始めにパターンの上
部(黒点数の少ない部分)が検出され、フラグメモリ1
7のFLG1に“0”がセットされた後、パターンの下
部(黒点数の多い部分)が検出され、FLG2に“1”
がセットされ、縦形状の検出が終了する。次に、同様
に、図8の制御フローにしたがって横形状の検出を行う
と、FLG3に“0”、FLG4に“1”がそれぞれセ
ットされる。
【0016】このようにして検出されたフラグレジスタ
17のFLG1〜FLG4の各値と帳票の各回転方向と
の関係を図6に示す。本図から明らかなように、帳票の
4方向の回転がフラグレジスタ17の4ビットの値で完
全に表現されていることがわかる。この検出結果に基づ
いて、図1におけるセレクタ9,10およびインバータ
11,12の各機能を選択することにより、帳票の回転
状態に応じたアドレス変換を行うことが可能となる。
【0017】すなわち、左90°回転の場合は、X,Y
のアドレスの入替えおよびXアドレスの反転が必要であ
るため、それぞれのセレクタ9,10の入力の切替えと
Xアドレスのインバータ11を働かせる。180°回転
の場合は、アドレスの切替えは行わず、X,Yそれぞれ
のインバータ11,12のみを働かせる。また、左27
0°回転の場合は、X,Yのセレクタ9,10の入力の
切替えとYアドレスのインバータ12を働かせる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、読取対象である帳票に付された回転検出マークの
パターン形状を認識して帳票の回転状態を検出し、この
回転状態に応じて画像メモリのアドレスの切替え制御を
行う構成としたことにより、文字認識部からは、どの回
転状態においても常に正規の状態で帳票が入ってきたよ
うに見えるため、帳票を回転させた状態での入力が可能
となり、しかもその帳票の回転状態の設定を自動的に行
えることになる。これにより、従来オペレータ等が読取
開始前に行っていた帳票の回転方向の指定を行わずに済
み、オペレータの負担を軽減できるとともに、オペレー
タによる指定誤りを防止でき、しかも1回の読取帳票の
束内に混在する回転方向の異なる帳票の読取りが可能と
なり、帳票束を整える負担も同時に軽減できる等、操作
性を向上できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】回転検出マークが付された帳票の正面図であ
る。
【図3】回転検出マークの拡大図である。
【図4】画像メモリに格納された各回転方向の帳票画像
を示す図であり、(a)は回転なし、(b)は左90°
回転、(c)は180°回転、(d)は左270°回転
をそれぞれ示している。
【図5】回転なしに対応した回転検出マークのパターン
形状の検出系の概略を示す構成図である。
【図6】帳票の回転角度とフラグレジスタの関係を示す
図である。
【図7】回転検出マークの縦形状を検出制御するための
フローチャートである。
【図8】回転検出マークの横形状を検出制御するための
フローチャートである。
【図9】OCRの一般的な構成を示す構成図である。
【図10】OCRのホッパ部に帳票をセットしたときの
状態図であり、(a)は小型帳票の場合、(b)は大型
帳票の場合をそれぞれ示している。
【図11】画像メモリに格納された各回転方向の帳票画
像とX,Yアドレスとの関係を示す図であり、(a)は
正規の位置、(b)は左90°回転、(c)は180°
回転、(d)は左270°回転をそれぞれ示している。
【図12】帳票回転読取りを行う場合のアドレス制御系
の構成図である。
【符号の説明】
1 帳票 4 光電変換器 6 Xアドレスカウンタ 7 Yアドレスカウンタ 8 画像メモリ 9,10 セレクタ 11,12 インバータ 13 制御部 14 パターンメモリ 15 文字認識部 17 フラグメモリ M 回転検出マーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転検出マークが付された帳票から読み
    取られた画像データを格納する画像メモリと、 前記画像メモリのX,Yアドレスを切り替えるアドレス
    切替部およびX,Yの各アドレスを反転するアドレス反
    転部を有するアドレス指定手段と、 前記回転検出マークの形状を認識することによって帳票
    の回転状態を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて前記アドレス切替部
    および前記アドレス反転部を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする光学式文字認識装置。
JP5034592A 1993-01-29 1993-01-29 光学式文字読取装置 Pending JPH06231300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034592A JPH06231300A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 光学式文字読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5034592A JPH06231300A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 光学式文字読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06231300A true JPH06231300A (ja) 1994-08-19

Family

ID=12418605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5034592A Pending JPH06231300A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 光学式文字読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06231300A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100717734B1 (ko) * 2005-03-02 2007-05-11 김택진 광학 마크 또는 문자 판독기의 입력 오류 방지 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100717734B1 (ko) * 2005-03-02 2007-05-11 김택진 광학 마크 또는 문자 판독기의 입력 오류 방지 장치

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