JPH062311Y2 - 無接点開閉器の冷却体 - Google Patents

無接点開閉器の冷却体

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JPH062311Y2
JPH062311Y2 JP1988033304U JP3330488U JPH062311Y2 JP H062311 Y2 JPH062311 Y2 JP H062311Y2 JP 1988033304 U JP1988033304 U JP 1988033304U JP 3330488 U JP3330488 U JP 3330488U JP H062311 Y2 JPH062311 Y2 JP H062311Y2
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JP
Japan
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base
cooling body
mounting
contactless switch
fin
Prior art date
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Application number
JP1988033304U
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English (en)
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JPH01137594U (ja
Inventor
都美雄 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は主として誘導電動機の制御に用いられるサイ
リスタ素子、トライアック素子などのパワー素子で構成
された無接点開閉器の冷却体に関する。
〔従来の技術〕
この種の冷却体としてはたとえば第3図にその斜視図を
示すものが知られている。図において冷却体20は無接点
開閉器1を取りつける基台11と、基体11の背面側に一体
成形された幅方向の全幅にわたって一定間隔をおき垂直
に延長され、同一長させ複数個の放熱フィン12,13‥‥
‥‥17と、放熱フィン12,13‥‥‥‥17の中間部を互に
結合する基台11と平行配置された連結用フィン18とで構
成されている。冷却体20の両外側放熱フィン12および17
には4個(2個のみしか示されていない)のL字状の取
付金具2がねじ3の締付けにより取付けられている。取
付金具2にはU字状の取付け切り込み2aが設けられて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来装置においては、冷却体20に幅方向の両
側から突出する取付金具21が設けられていることから取
付面積を大きく必要とすること、取付金具21の取りつけ
に要するねじ孔加工,冷却体20の取付時のねじ締め作業
を必要とすること、さらには取付状態で冷却体20が取付
面と密着することから自然冷却を行なう場合に取付場所
によっては冷却面積が不足して大形にしなければなら
ず、また強制冷却用ファンを取付けても風洞の個数が少
ないので冷却効果が十分でないことなどの問題点があっ
た。
この考案の目的は前述した従来の問題点を除去し、取付
面積を増すことなく取りつけ要する加工および取りつけ
の作業性が向上され、かつ強制冷却時の冷却効果の向上
が必要な場合に容易に対応できる無接点開閉器の冷却体
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は前述の目的を達成するために、無接点開閉器
が取りつけられる基台と、この基台の背面側幅方向の全
幅にわたって間隔をおき垂直に形成された複数個の放熱
フィンと、この放熱フィンの両最外側に位置するフィン
とそれに次ぐフィンとの先端間に設けられ互を連結する
結合用フィンとを備え、この結合用フィンに取付けられ
背面の凹所一側壁に固定爪が他側凸所に案内溝がそれぞ
れ形成され前記基台と同幅のベース、このベースの案内
溝に前記固定爪と対向し進退自在に案内され外側に引手
を有しばね付勢された可動爪からなるレール取付けユニ
ットとを備えたことである。
〔作用〕
この考案による冷却体においては、冷却体の取付面に冷
却体と同じ幅のレール取付けユニット取つける構成とし
たことにより、その取付面積は冷却体本体と同一となっ
て取りつけの作業性が改善され、またレール取付けユニ
ットを取りつけたことから取付面側が浮き上がるととも
に、空洞が形成されて強制冷却用ファンの取りつけが可
能となり、強制冷却への対応が容易になる。
〔実施例〕
第1図および第2図はこの考案による無接点開閉器の冷
却体の一実施例を示す図で、第1図は斜視図、第2図は
側面図である。図において、前述した第3図の従来装置
と同一部分には同一符号を付すことで対応させ異なると
ころについて説明する。この実施例において従来装置と
相違する点は、冷却体20に冷却体20と同一幅のレール取
付けユニット30を一体化したことである。そのために冷
却体20には両最外側に位置する放熱フィン12,17とそれ
に次ぐ放熱フィン13,16との先端間に互を連結する結合
用フィン19,19が設けられ、結合用フィン19,19にはそ
れぞれ図示されていないがねじ孔が設けられている。一
方レール取付けユニット30は冷却体20の結合用フィン1
9,19のねじ孔に取付けねじ4で固着されるベース21
と、ベース21に案内される可動爪22および可動爪22を押
圧する圧縮ばね23とで構成されている。ベース21は、断
面が両脚端の外側へ折り曲るほぼU字状のレール5に適
用されるもので、背面の凹所21a一側壁21bに固定爪21c
が、他側凸所21dに図示されていないが凹所21aと直交す
るような案内溝が形成されている。可動爪22はベース21
の案内溝に進退自在に案内され、固定爪21bと対向する
爪部22aは先端が凹所21aの底面と平行する山形に形成さ
れ、ベース21をレール5に押し付けた際に可動爪22を圧
縮ばね23に抗して容易に摺動させる案内面22bと、レー
ル5に取付後に外れにくくする係止面22cとを備えてい
る。そして爪部22aの反対側にはベース21から突出しね
じ回しなどの工具が使用可能なレール5から外すための
引手22dが形成されている。
以上の構成において、レール取付けユニット30が一体化
された冷却体20は、引手22cの突出があるものの取付面
積拡大までには到らず、また取付作業も大幅に容易とな
る。そして取付面から解放されると同時に冷却体20の下
側にも空洞が形成されることから、強制冷却用ファン6
を必要とする場合は、その取りつけが容易になるととも
に、冷却効率も向上する。
〔考案の効果〕
この考案によれば冷却体に冷却体と同じ幅のレール取付
けユニットを一体化することにより、取付面積を大きく
することなく当該相手への取付時間が短縮され、強制冷
却用ファンを必要とする場合に、その取りつけが容易に
して冷却効率のよい無接点開閉器の冷却体を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案による無接点開閉器の冷
却体の一実施例を示す図で、第1図は斜視図、第2図は
側面図、第3図は従来の無接点開閉器の冷却体の一例を
示す斜視図である。 1…無接点開閉器、5…レール、11…基台、12,13……
…16,17…放熱フィン、19…結合用フィン、20…冷却
体、21…ベース、21a…凹所、21b…一側壁、21c…固定
爪、21d…凸部、22…可動爪、22c…引手、23…圧縮ば
ね、30…レール取付けユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無接点開閉器が取りつけられる基台と、こ
    の基台の背面側幅方向の全幅にわたって間隔をおき垂直
    に形成された複数個の放熱フィンと、この放熱フィンの
    両最外側に位置するフィンとそれに次ぐフィンとの先端
    間に設けられ互を連結する結合用フィンとを備え、この
    結合用フィンに取付けられ背面の凹所一側壁に固定爪が
    他側凸所に案内溝がそれぞれ形成された前記基台と同幅
    のベース、このベースの案内溝に前記固定爪と対向し進
    退自在に案内され外側に引手を有しばね付勢された可動
    爪からなるレール取付けユニットとを備えてなることを
    特徴とする無接点開閉器の冷却体。
JP1988033304U 1988-03-14 1988-03-14 無接点開閉器の冷却体 Expired - Lifetime JPH062311Y2 (ja)

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JPH01137594U JPH01137594U (ja) 1989-09-20
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JP2022147498A (ja) * 2021-03-23 2022-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器用筐体
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