JPH06231059A - 文書回覧経路定義方式 - Google Patents

文書回覧経路定義方式

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JPH06231059A
JPH06231059A JP5018426A JP1842693A JPH06231059A JP H06231059 A JPH06231059 A JP H06231059A JP 5018426 A JP5018426 A JP 5018426A JP 1842693 A JP1842693 A JP 1842693A JP H06231059 A JPH06231059 A JP H06231059A
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JP
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JP5018426A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Ise
広敏 伊勢
Shinichiro Miyaoka
伸一郎 宮岡
Hideo Sato
秀夫 佐藤
Tomomine Suzuki
友峰 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】図1中で1は、業務定義,作業グループ定義,
流通属性入力,流通制御などを行う文書流通サーバであ
り、2−1〜3は、文書作成,承認/拒否処理をする作
業端末であり、3は、各作業端末,文書流通サーバを接
続するネットワーク(LAN)である。 【効果】回覧先となる役割、および、役割により定義さ
れた回覧順序に関する情報の設定作業を簡易化すること
ができる。さらに、回覧する文書に関する全ての役割担
当者の名前あるいはユーザIDを自動設定することもで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークを利用し
た文書回覧経路定義方式に関わり、特に、処理が定型化
され、予め回覧する部署が定義されている文書回覧経路
定義方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスの生産性を高めるためネ
ットワークシステム環境の構築が進められている。ネッ
トワークシステムは、電話回線,LANなどに接続され
た端末間、あるいは、端末サーバ(ホスト)間で、デー
タ交換を実現するシステムである。ネットワークシステ
ムでは、データ交換手段は電子メールなどが一般的であ
る。電子メールを利用して、データをある端末から、別
の端末に送信する場合、送信側のユーザは、送信先ユー
ザのアドレス(ユーザID)を指定し、送信するデータ
を入力する。電子メールを送受信する場合、ネットワー
クシステムでは、入力されたデータに送信元ユーザI
D,送信日時等から構成されるヘッダを付加したメール
データを作成し、送信先ユーザへ送信する。送信先ユー
ザでは、端末を介して、受信したメールデータを参照す
ることができる。
【0003】このようなネットワークシステムを利用し
て、複数のパソコン間で一つの文書を持ち回り、送受信
するシステムには、回覧機能を備えたグループウェアシ
ステム「オフィス マネージャ(Office Manager)」
(ジャストシステム社)がある。このシステムは、回覧
順序が決まっている複数の受信部署(配布先)に対し
て、予め、キーボード等により回覧先ユーザIDを入力
することにより、回覧順序に従って、一つの文書を次々
と持ち回ることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オフィスで発生する文
書は、「担当者」が作成し「課長」に回覧し、「課長」
が承認し「部長」に回覧し、「部長」が承認するなど、
予め回覧順序が定義されているものが多い。
【0005】したがって、従来システムの持つ文書回覧
機能を利用して、上記のような文書を回覧する場合、文
書ごとに、組織内のどの役割に、どの順序で回覧すれば
よいか、さらに、回覧先となる各役割に対応する担当者
の名前あるいはユーザIDを調査し、調査結果をキーボ
ード等からコード入力する必要があった。
【0006】本発明の目的は、予め回覧順序が定義され
た文書に対して、回覧先となる役割、および、役割によ
り定義された回覧順序に関する情報の設定作業を簡易化
し、さらに、回覧先となる各役割に対応する担当者の名
前あるいはユーザIDを自動設定することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、画像入力さ
れた文書から、回覧に関する情報が印刷された流通情報
印刷領域を切り出し、切り出した流通情報印刷領域から
役割担当者名を文字認識する手段、および、役割担当者
名の印刷位置関係により回覧順序を識別する手段を持
つ。また、組織情報を利用して、特定された役割担当者
の組織における位置付け,役割間の関係などを識別する
ことにより、回覧先となる各役割担当者の名前あるいは
ユーザIDを設定できる手段を備えた。
【0008】
【作用】本発明によれば、画像入力された文書から役割
担当者名および回覧順序を抽出することができるため、
回覧先となる役割、および、役割により定義された回覧
順序に関する情報の設定作業を簡易化することができ
る。さらに、組織情報を利用することにより、役割のい
ずれか一つに役割担当者を特定すれば、回覧する文書に
関する全ての役割に対応する担当者の名前あるいはユー
ザIDを自動設定することも可能となる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明である文書回覧経路定義方
式を実現するシステム構成の一例を示す。図中の1は、
業務定義,作業グループ定義などを行う文書流通サーバ
であり、2−1〜3は、作業端末であり、3は各作業端
末,文書流通サーバを接続するネットワーク(LAN)
である。
【0010】図2は、文書流通サーバ1の一構成例を示
す。本実施例では、文書流通サーバ1をワークステーシ
ョンにより構成する。図中の11はコードデータを入力
するキーボードであり、12はコードデータおよび画像
データを表示するディスプレイである。13はメモリで
あり、ROM13−1およびRAM13−2で構成され
る。ROM13−1は、業務定義プログラム部13−1
1,作業グループ定義プログラム部13−12,流通属
性入力プログラム部13−13,流通制御プログラム部
13−14で構成され、RAM13−2は、文書格納部
13−21,業務情報テーブル部13−22,作業グル
ープテーブル部13−23で構成される。14はワーク
ステーションとLAN3とを接続するLANアダプタで
あり、15はメモリ13と同様,文書,業務情報テーブ
ル,作業グループテーブルなどを格納するファイルであ
る。16は、文書などを画像入力するスキャナであり、
17は文書流通サーバ1全体を制御するCPUである。
【0011】図3は、作業端末2の一構成例を示す。図
中の21はコードデータを入力するキーボードであり、
22はコードデータおよび画像データを表示するディス
プレイである。23はLANアダプタであり、作業端末
2は、LANアダプタ23を経由してネットワーク(L
AN3)に接続される。24はメモリであり、ROM2
4−1およびRAM24−2で構成される。ROM24
−1は、端末処理プログラム部からなり、RAM24−
2は文書格納部からなる。25はファイルであり、文書
格納部などから構成される。26はCPUであり、作業
端末全体を制御する。
【0012】図4に、本システムにおける文書流通の処
理フローの一例を示す。ステップ100では、文書ごと
に、流通経路,作業内容などを指定する業務定義を行
う。図5に業務定義に関する詳細な処理について説明す
る。業務定義は、業務を複数の作業者に分担し、作業者
ごとに処理する役割を定義する処理である。
【0013】ステップ1000で、流通経路,作業内容
等のパラメータ入力用のテンプレート画面を生成する。
【0014】ステップ1002では、文書を画像入力す
るか否か指定し、画像入力する場合には、ステップ10
04で、スキャナなどにより画像入力し、ステップ10
08以降の処理を行う。画像入力しない場合には、ステ
ップ1006で、テンプレート画面を利用して、オペレ
ータに、キーボードなどから流通経路をコードデータと
して入力させる。なお、流通経路情報には、作業におけ
る役割や回覧順序などがある。ステップ1008では、
入力した文書画像に文書ID領域が存在するかしないか
を識別し、存在する場合には、ステップ1022以降の
処理を実行し、存在しない場合には、ステップ1010
以降の処理を行う。なお、文書ID領域の位置は、予
め、本システムに与えられているものとする。ステップ
1022では、文書ID領域に印刷あるいは記入された
文字を認識し、ステップ1024でIDの内容をチェッ
クする。ステップ1010では、画像入力された文書か
ら流通経路を認識する。
【0015】図6に、流通経路認識の詳細フローを示
し、図7に、文書IDを持たない回覧文書の一例を示
す。ステップ3000では、役割名称などの流通経路情
報が印刷された流通経路情報印刷領域31を自動的に切
り出せるかどうか判定し、切り出せない場合には、ステ
ップ3006で、オペレータに、流通経路情報印刷領域
31をマウスなどで指定させ、ステップ3008以降の
処理を行う。なお、流通経路情報印刷領域の抽出は、画
像の上部、次に下部を優先的に探索する。
【0016】切り出し可能な場合には、ステップ300
2で、領域を自動的に切り出し、ステップ3004で
は、切り出した領域に誤りがないかどうかをチェック
し、領域が正しく切り出されている場合には、ステップ
3008以降の処理を行い、切り出し領域に誤りがある
場合には、ステップ3006で、オペレータに、切り出
し領域を指定させる。
【0017】ステップ3008では、切り出し領域から
役割名称を抽出し、ステップ3010で、文字認識しコード
データに変換する。ステップ3012では、認識結果と
して得られた役割名称(コードデータ)が正しいかどう
かをチェックし、誤りがある場合には、ステップ301
4で、認識結果を修正する。
【0018】ステップ3016では、切り出し領域内に
矢印画像があるかないかをチェックする。矢印画像があ
る場合には、ステップ3024以降の処理を行い、ない
場合には、ステップ3018以降の処理を実行する。ス
テップ3018では、役割が横並びか、縦並びかを判定
し、縦並びであれば、ステップ3028で上から下に回
覧順序を設定し、ステップ3032以降の処理を実行す
る。横並びである場合には、ステップ3018で、流通
経路情報印刷領域が文書の右寄りか、そうでないかを識
別し、右よりである場合には、ステップ3022で、右
から左に回覧順序を設定し、そうでない場合には、ステ
ップ3030で左から右に回覧順序を設定し、ステップ
3032以降の処理を実行する。
【0019】ステップ3016で、矢印画像がある場合
には、ステップ3024で、矢印の向きを認識し、ステ
ップ3026で、認識した矢印の向きにより、回覧順序
を決定し、ステップ3032以降の処理を行う。
【0020】ステップ3032では、オペレータに、設
定された回覧順序をチェックさせ、誤りがある場合に
は、ステップ3034で、回覧順序を修正する。ステッ
プ3036では、役割名称および回覧順序を流通経路情報と
して、リターンする。
【0021】図5に戻り、ステップ1012では、オペ
レータに、流通経路における各役割ごとの作業内容を定
義させる。ステップ1014では、各役割ごとの作業権
限を入力させ、ステップ1016では、各作業で使用す
るツールを定義させる。ステップ1018では、全ての
項目が入力,定義されたかどうかを確認し、定義が終了
していない場合には、ステップ1002〜1018の処
理を繰返し、定義が終了したならば、ステップ1020
で、定義内容により業務情報テーブルを生成し、ステッ
プ1028で文書の本文を作成し、リターンする。
【0022】図8は業務情報テーブルフォーマットの一
例を示す。業務情報テーブルは、各文書(業務)ごとに
定義され、一度作成した業務情報テーブルは識別子を付
加して格納される。業務情報テーブルは、各役割ごと
に、流通経路フィールド,作業内容フィールド,作業権
限フィールド,使用ツールフィールドの各フィールドか
ら構成される。流通経路フィールドは、文書の回覧順序
を、役割名称により定義するフィールドである。
【0023】この例では、文書2は四つに役割分担され
ており、流通経路フィールドが、「担当」,「課長」,
「計画課長」,「部長」の順に定義されている。作業内
容フィールドは、各役割に対して分担した作業内容を記
述するフィールドであり、ここでは、担当は「文書作
成」、課長は「承認」,「コメント追記」、計画課長は
「承認」「文書追加」、部長は「承認」として定義され
ている。作業権限フィールドは、各役割ごとに文書に関
するアクセス権を定義するフィールドであり、アクセス
権としては、本文作成権,コメント参照権,コメント書
込み権などがある。使用ツールフィールドは、回覧され
てきた文書に対して、作業内容に記述された作業を実行
する際に使用すべきツール,アプリケーションソフトな
どを定義するフィールドである。なお、使用ツールフィ
ールドで定義されたツール類は、デフォールト時に起動
されるものであり、各作業端末のユーザが定義したツー
ル類(ユーザ定義ツール)がある場合には、ユーザ定義
ツールを優先的に起動する。
【0024】図4に戻り、ステップ102では、作業グ
ループ定義を行う。図9に作業グループ定義作業に関す
る詳細な処理の流れを示す。
【0025】ステップ1100で、既存の業務情報テー
ブルに対応した文書IDから業務情報一覧を作成し、表
示する。ステップ1102で、オペレータに、作業グル
ープ作成の対象となる業務情報の有無を確認させ、業務
情報が無い場合には、ステップ1122で業務定義を実
行し、ステップ1124以降の処理を行う。業務情報が
ある場合には、ステップ1104で、オペレータに、表
示した業務情報一覧の中から業務情報を選択させる。ス
テップ1106では、業務情報テーブルに格納された業
務情報内容を表示し、ステップ1108では、オペレー
タに、役割の担当者名を入力させる。担当者名は、担当
者名/流通属性入力画面を利用して入力する。
【0026】図10は担当者名/流通属性入力画面の一
例を示す。ステップ1110では、組織情報から入力さ
れた担当者名を検索し、ステップ1112では、担当者
名が組織情報に存在するかどうかをチェックする。存在
する場合には、ステップ1114では、組織情報を利用して
担当者に関する組織関係を探索する。
【0027】図12は組織情報の一例を示す。組織情報
は、組織における各役割間の関係及び各役割の担当者名
で構成されている。なお、各役割の担当者名は、組織情
報内で一意に決まり、業務情報の流通経路フィールドに
定義された役割名に対応するデータ(役割データ)と一
対一に対応する内容であればよく、役割データと同一で
あってもよい。この例では、aa工場は、計画部,経理
部,設計部,資材部などがあり、計画部は、計画課など
で構成され、設計部は第1課,第2課などで構成され、
計画課,第1課,第2課の各課長は、それぞれCC,B
B,ccとして定義されている。更に、第1課には、A
A,dd,ee等の担当者が定義されている。なお、課
長という役割名称ではなく、部長代理,主任技師などの
役割名称である場合にも、課長と同じ階層であれば、役
割データを設定する。また、役割データで設定された担
当者が不在である場合に、代替者候補として、該役割と
同じ階層あるいは、それ以上の階層にいる役割を自動設
定することも可能である。なお、代替者候補は、その役
割に近い位置から優先順位付けする。
【0028】図9に戻り、ステップ1116では、業務
情報の流通経路にマッチングする役割データがあるかど
うかをチェックする。マッチングする役割データがない
場合には、ステップ1130で、オペレータに、作業グ
ループのメンバを入力させる。マッチングする役割デー
タがある場合には、ステップ1118で、マッチングす
る役割データが複数あるかどうかをチェックする。複数
ある場合には、ステップ1132で、役割データを一覧
表などにより表示し、ステップ1134で、オペレータ
に役割データを選択させる。単数である場合には、ステ
ップ1120で、流通経路に関する全役割の設定が終了
したかどうかをチェックする。設定されていない役割が
ある場合には、ステップ1112以降の処理を繰返し、
全役割が設定されていれば、ステップ1122で、流通
経路に対応させて、作業グループを図11に示すような
形態で表示し、ステップ1124で、オペレータに設定
された役割データを確認させる。
【0029】設定された役割データを修正する場合に
は、ステップ1136で、オペレータに設定内容を修正
させる。ステップ1126では、作業グループテーブル
を生成し、流通経路フィールドに設定された役割データ
を登録し、リターンする。また、生成した作業グループ
テーブルには、作業グループIDを付加する。
【0030】図13に作業グループテーブルの一例を示
す。作業グループテーブル50は、流通経路フィールド
51,作業内容フィールド52,作業権限フィールド5
3,流通属性フィールド54,使用ツールフィールド5
5から構成される。作業内容フィールド52,作業権限
フィールド53,使用ツールフィールド55は、業務情
報テーブル35に定義された内容と同様である。流通経
路フィールドに関しては、作業情報テーブルの流通経路
フィールドにおいて、役割名称を役割データに変換した
内容を設定する。流通属性フィールドには、ステップ1
04で定義するデータが格納される。
【0031】再び、図4に戻り、ステップ104では、
至急度,重要度などを指定する流通属性入力を行う。図
14に、流通属性入力の詳細な処理フローを示す。ステ
ップ1200では、至急度を指定するかどうかを選択
し、指定する場合には、ステップ1202で、オペレー
タに至急度を入力させ、指定しない場合には、ステップ
1204で予め設定された規定値を至急度として指定す
る。ステップ1206では、重要度を指定するかどうか
を選択し、指定する場合には、ステップ1208で、オ
ペレータに重要度を入力させ、指定しない場合には、ス
テップ1210で予め設定された規定値を重要度として
指定する。
【0032】ステップ1212では、回覧期限を指定す
るかどうかを選択し、指定する場合には、ステップ12
14で、オペレータに回覧期限を入力させ、指定しない
場合には、ステップ1216で予め設定された規定値を
回覧期限として指定する。ステップ1218では、回覧
開始日時を指定するかどうかを選択し、指定する場合に
は、ステップ1220で、オペレータに回覧開始日時を
入力させ、指定しない場合には、ステップ1222で予
め設定された規定値を回覧開始日時として指定する。ス
テップ1224では文書を暗号化するかどうかを指定
し、暗号化する場合には、ステップ1226で暗号化処
理する。ステップ1228では、指定された属性を表示
し、ステップ1230では、表示した属性をオペレータ
に確認させ、OKでなければ、ステップ1200〜12
28の処理を繰返し、OKであれば、作業グループテー
ブルの流通属性フィールドに、指定された属性を設定
し、リターンする。
【0033】再び、図4に戻り、ステップ106で、文
書の回覧,状況モニタ等の流通制御を行う。図15に流
通制御の詳細な処理フローを示す。ステップ1300で
は、受信した文書の有無をチェックし、受信した文書が
無い場合には、ステップ1322でメッセージを表示して、
ステップ1320の処理を行う。受信した文書がある場
合には、ステップ1302以降の処理を行う。なお、文
書を送受信する手段は、例えば、電子メールなどがあ
る。電子メールを利用した場合には、受信文書の有無
は、スプールの内容をチェックすることにより実現でき
る。
【0034】図16に流通制御サーバ,作業端末間で送
受信する文書の構成例を示す。文書は、ヘッダ情報フィ
ールド60−1,作業グループIDフィールド60−
2,作業内容フィールド60−3,作業権限フィールド
60−4,流通属性フィールド60−5,使用ツールフ
ィールド60−6,本文フィールド60−7で構成され
る。
【0035】ヘッダ情報フィールド60−1は、文書の
送受信に必要な情報を格納したフィールドである。ヘッ
ダ情報フィールドの構成例を図17に示す。ヘッダ情報
フィールド60−1は、送信先ユーザIDフィールド6
1−1,送信元ユーザIDフィールド61−2,日付フ
ィールド61−3,タイトルフィールド61−4などの
各フィールドで構成される。
【0036】作業グループIDフィールド60−2は、
回覧している文書が対応している作業グループテーブル
を識別するためのフィールドである。作業内容フィール
ド60−3は、作業内容に定義された作業データの処理
状況を示すフィールドである。
【0037】図18に、作業内容フィールドの構成例を
示す。作業内容フィールド60−3は、文書作成フィー
ルド63−1,承認/拒否フィールド63−2,コメン
ト記入フィールド63−3などで構成される。
【0038】作業権限フィールド60−4は、作業グル
ープテーブルの作業権限に定義された権限データを管理
するフィールドである。図19に、作業権限フィールド
の構成例を示す。作業権限フィールド60−4は、本文
作成権フィールド64−1,コメント参照権フィールド
64−2,コメント書込み権フィールド64−3などで
構成される。
【0039】流通属性フィールド60−5は、作業グル
ープテーブルの流通属性に定義された属性データを管理
するフィールドである。図20に、流通属性フィールド
の構成例を示す。流通属性フィールド60−5は、至急
度フィールド65−1,重要度フィールド65−2,回
覧期限フィールド65−3,暗号化指定フィールド65
−4などで構成される。
【0040】使用ツールフィールド60−6は、作業グ
ループテーブルの使用ツールに定義されたツール種別デ
ータを管理するフィールドである。本文フィールド60
−7には、作業対象となる文書の本体が格納されてい
る。
【0041】図15に戻り、ステップ1302で、文書
の作業グループIDにより、作業グループテーブルを検
索する。ステップ1304では、検索した作業グループ
テーブルを参照して、流通属性フィールドに設定された
役割データごとの作業内容をチェックする。ステップ1
306で、作業グループテーブルに定義された作業内容
が全て終了している場合には、ステップ1308以降の
処理を行う。未処理の作業内容がある場合には、ステッ
プ1316で、未処理の作業内容に関する作業指示を作
成し、文書に添付し、ステップ1318で、作業者に作
業指示を添付した文書を返信する。ステップ1308
で、作業グループテーブルの流通経路を参照して、次の
回覧者を検索する。ステップ1310で、回覧が終了か
どうかをチェックし、回覧が終了でなければ、ステップ
1312で、次の作業者に文書を送信する。終了であれ
ば、ステップ1314で、回覧終了処理を行う。ステッ
プ1320では、端末処理を終了するかどうかをチェッ
クし、終了しない場合には、ステップ1300以降の処
理を繰返し、そうでなければ、終了する。
【0042】図21に、作業端末の処理フローを示す。
ステップ300では、受信文書があるかないかをチェッ
クし、受信文書がない場合には、ステップ326で、
「受信文書なし」のメッセージを表示し、ステップ32
2以降の処理を行う。受信文書がある場合には、ステッ
プ302で、文書を分類する。文書分類は、着信した日
時や、重要度などにより分類し、分類する項目はオペレ
ータが予め設定しておく。ステップ304では、受信文
書を分類した形式で一覧表示する。
【0043】図23に、受信文書一覧表示の一例を示
す。受信文書一覧表示70では、各文書の流通属性フィ
ールドや、ヘッダ情報フィールドなど各内容から選択的
に表示される。ここでは、ヘッダ情報のタイトル、送信
元ユーザIDなどを利用して、タイトル71−1,送付
者72−1などのデータを生成している。
【0044】ステップ306では、オペレータに、表示
した文書一覧の中から処理対象の文書を選択させる。ス
テップ308では、選択された文書が暗号化文書かどう
かを識別し、暗号化文書であれば、ステップ310で、
暗号を復元可能かどうかを識別し、復元不可能であれ
ば、ステップ324で、メッセージを表示し、復元可能
であれば、ステップ312で、暗号を復元する。ステッ
プ314で、選択された文書に対する作業端末画面(作
業シート)を表示する。
【0045】図24に作業シートの一例を示す。作業シ
ート80は、属性表示領域80−1,送付物件表示領域
80−2,ワーク表示領域80−3で構成される。属性
表示領域80−1は、タイトルの内容などの作業対象文
書に関する属性を表示し、送付物件表示領域80−2
は、使用ツールなどを表示する。ワーク表示領域80−
3は、グループ領域80−31,個人領域80−32で
構成され、グループ表示領域80−31では、作業内容
フィールドに定義された作業が表示され、個人領域80
−32には、作業対象文書に対して、オペレータが個人
的に定義した作業内容(DB参照、ファイリングなど)
を表示する。
【0046】ステップ316で、作業種別選択する。図
22は作業種別選択の詳細な処理フローを示す。ここで
は、文書データの作業内容フィールドに定義された作業
データを実行する。本実施例では、作業内容フィールド
に定義できる作業データには、文書作成,承認/拒否,
コメント記入がある。ステップ2000で、文書作成か
どうかを選択し、文書作成であれば、ステップ2002
で、使用ツールを選択し、ステップ2004で、選択し
たツールを起動する。使用ツールを選択しない場合に
は、ステップ2006で、既定されたツールを起動す
る。ステップ2008では、文書を作成し、ステップ201
0で、文書作成が終了したかどうかをチェックする。ス
テップ2012では、承認処理かどうかをチェックし、
承認処理であれば、ステップ2014で承認処理を実行
する。ステップ2016では、拒否処理かどうかをチェ
ックし、拒否処理であれば、ステップ2018で拒否処
理を実行する。ステップ2020では、コメント記入処
理かどうかをチェックし、コメント記入処理であれば、
ステップ2022でコメント記入処理を実行する。ステ
ップ2024では、文書の作業内容フィールドに定義さ
れた全作業を終了したかどうかをチェックし、終了して
いなければ、ステップ2000〜2024の処理を繰返
し、そうでなければリターンする。
【0047】再び、図21に戻り、ステップ318で
は、処理した文書を文書流通サーバに返信する。ステッ
プ320では、他の文書を処理するかどうかを指定し、
処理する場合には、ステップ3000以降の処理を繰返
し、そうでなければ、ステップ322で、端末処理を終
了するかどうかを指定する。終了しない場合には、ステ
ップ300以降の処理を繰返し、そうでなければ終了す
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、画像入力された文書か
ら、各文書(作業)における役割および回覧順序を抽出
することができるため、回覧先となる役割、および、役
割により定義された回覧順序に関する情報の設定作業を
簡易化することができる。さらに、組織情報を利用する
ことにより、役割のいずれか一つに役割担当者を特定す
れば、回覧する文書に関する全ての役割に対応する担当
者の名前あるいはユーザIDを自動設定することも可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成のブロック図。
【図2】文書流通サーバの構成のブロック図。
【図3】作業端末の構成のブロック図。
【図4】文書流通の処理フローチャート。
【図5】業務定義の処理フローチャート。
【図6】流通経路認識の処理フローチャート。
【図7】回覧文書の一例の説明図。
【図8】業務情報テーブルの一例の説明図。
【図9】作業グループ定義の処理フローチャート。
【図10】担当者名/流通属性入力画面の一例の説明
図。
【図11】作業グループの表示例の説明図。
【図12】組織情報の一例の説明図。
【図13】作業グループテーブルの一例の説明図。
【図14】流通属性入力の処理フローチャート。
【図15】流通制御の処理フローチャート。
【図16】文書の構成例の説明図。
【図17】ヘッダ情報の構成例の説明図。
【図18】作業内容の構成例の説明図。
【図19】作業権限の構成例の説明図。
【図20】流通属性の構成例の説明図。
【図21】端末処理の処理フローチャート。
【図22】作業種別選択の処理フローチャート。
【図23】受信文書一覧の一例の説明図。
【図24】作業端末画面の一例の説明図。
【符号の説明】
1…文書流通サーバ、2−1〜3…作業端末、3…LA
N。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/54 12/58 (72)発明者 鈴木 友峰 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書を格納する文書格納手段と、役割およ
    び役割担当者を含む組織情報を管理する組織情報ファイ
    ルと、前記役割担当者を入力する手段と、端末間で文書
    を送受信する送受信手段とを備えたネットワークシステ
    ムにおいて、 前記組織情報を利用して文書の流通経路上にある前記役
    割担当者および流通順序を設定し、設定した流通順序に
    従って、前記端末間で、文書を流通することを特徴とす
    る文書回覧経路定義方式。
  2. 【請求項2】文書を格納する文書格納手段と、役割およ
    び役割担当者を含む組織情報を管理する組織情報ファイ
    ルと、前記役割担当者を入力する手段と、端末と文書を
    送受信する送受信手段とを備えた文書流通サーバと、受
    信した文書を格納する文書格納手段と、文書の内容を表
    示する表示手段と、文書流通サーバと文書を送受信する
    送受信手段とを備えた端末とを接続するネットワークシ
    ステムにおいて、 前記組織情報を利用して文書の流通経路上にある前記役
    割担当者および流通順序を設定し、設定した流通順序に
    従って、端末と文書流通サーバ間で、文書を流通するこ
    とを特徴とする文書回覧経路定義方式。
  3. 【請求項3】画像入力手段と、入力した文書から流通経
    路に関する情報が印刷された流通経路情報印刷領域を切
    り出す領域切り出し手段と、文字領域を抽出してコード
    データに変換する文字認識手段と、前記流通経路情報印
    刷領域から文字領域の座標を算出する座標算出手段とを
    備え、 前記画像入力手段により入力した文書から、領域切り出
    し手段により前記流通経路情報印刷領域を切り出し、切
    り出した前記流通経路情報印刷領域から、少なくとも一
    つの文字領域を抽出し、文字認識手段により、文字領域
    をコードデータに変換するとともに、座標算出手段によ
    り、各文字領域の座標を算出し、算出した座標の位置関
    係から流通順序を生成することを特徴とする文書回覧経
    路定義方式。
  4. 【請求項4】画像入力手段と、入力した文書から流通経
    路に関する情報が印刷された流通経路情報印刷領域を切
    り出す領域切り出し手段と、文字領域を抽出してコード
    データに変換する文字認識手段と、順序関係を示す順序
    記号を抽出して順序関係を識別する順序関係識別手段と
    を備え、 前記画像入力手段により入力した文書から、領域切り出
    し手段により前記流通経路情報印刷領域を切り出し、切
    り出した前記流通経路情報印刷領域から、少なくとも一
    つの文字領域を抽出し、文字認識手段により、文字領域
    をコードデータに変換するとともに、順序関係識別手段
    により、各文字領域間に存在する順序記号を抽出し、各
    文字領域の順序関係を識別することにより流通順序を生
    成することを特徴とする文書回覧経路定義方式。
  5. 【請求項5】請求項1において、上記組織情報ファイル
    で管理されている該当する役割がない場合、役割と同じ
    階層にある役割を探索し、探索した役割の役割担当者を
    流通情報に設定する文書回覧経路定義方式。
  6. 【請求項6】請求項1において、上記組織情報ファイル
    で管理されている役割担当者において、前記役割担当者
    と同じ階層もしくは、上位の階層にある役割担当者に代
    替処理の権限を与える文書回覧経路定義方式。
  7. 【請求項7】請求項1において、上記組織情報ファイル
    で管理されている役割担当者として、上記役割を担当す
    る個人の氏名あるいはユーザIDを利用する文書回覧経
    路定義方式。
  8. 【請求項8】請求項3において、上記流通経路情報印刷
    領域内に上記順序記号が存在する場合には、順序関係識
    別手段により、各文字領域間に存在する順序記号を抽出
    し、各文字領域の順序関係を識別することにより流通順
    序を生成し、文字領域間に順序記号が存在しない文字領
    域に対しても、周囲にある順序記号が規定する順序関係
    に従って、流通順序を生成する文書回覧経路定義方式。
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