JPH0623090B2 - 半透過性部と腸溶性部から形成された外壁を有する薬剤デイスペンサ− - Google Patents

半透過性部と腸溶性部から形成された外壁を有する薬剤デイスペンサ−

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JPH0623090B2
JPH0623090B2 JP59024946A JP2494684A JPH0623090B2 JP H0623090 B2 JPH0623090 B2 JP H0623090B2 JP 59024946 A JP59024946 A JP 59024946A JP 2494684 A JP2494684 A JP 2494684A JP H0623090 B2 JPH0623090 B2 JP H0623090B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は使用環境に有利な薬剤を放出するための新規か
つ有用な浸透圧利用デイスペンサー(osmotic dispense
r)に関する。さらに詳しくは、本発明は使用環境におい
てデイスペンサーからの薬剤の放出を調節するための半
透過性部と腸溶性部から構成された外壁に関するもので
ある。本発明はまた半透過性部と腸溶性部からなる組成
物をも包含する。
供給パターンの制御と長期間にわたる供給とともに正確
な薬剤投与を可能にする、薬剤の浸透圧利用デイスペン
サーについては、TheeuwesおよびHiguchiの米国特許第
3,845,770号、米国特許第3,916,899号によつて公知であ
る。これらの特許に開示されたデイスペンサーは、薬剤
を含有するコンパートメントを包む半透過性外壁からで
きている。半透過性外壁は外部の液体の通過に対しては
透過性を、薬剤の通過に対しては非透過性を示し、また
デイスペンサーから薬剤を供給するための小孔を有す
る。
Zaffaroni、MichaelsおよびTheeuwesの米国特許第4,036,
227号、第4,093,708号、第4,096,238号、第4,135,514
号、第4,142,526号はいずれも上述の米国特許第3,845,7
70号および第3,916,899号の浸透圧利用デイスペンサー
の改良に関するものである。この改良は、胃内では崩壊
せず、腸で崩壊する腸溶層で、デイスペンサーの半透過
性外壁の表面を被覆したものである。全表面を腸溶層で
被覆したデイスペンサーでは、薬剤は腸でのみ放出さ
れ、胃内での薬剤の放出は起こらない。
上述のデイスペンサーは浸透圧利用デイスペンサー技術
に対し著しい、先駆者的進歩をもたらし、多くの薬剤を
使用環境に放出するに際し有用である。本発明はこの種
のデイスペンサーが予期に反して改良が可能で、さらに
望ましい結果が得られることを発見し完成されたもので
ある。たとえば、デイスペンサー技術の専門家には、薬
剤が機能を表わす生物学的環境に対応し、デイスペンサ
ーによつて正確に制御される速度での薬剤の供給に利用
できる新規かつ有用なデイスペンサーが望まれている。
この種のデイスペンサーは臨床的にも価値があり、デイ
スペンサー技術の進歩に貢献することが明らかである。
したがつて、本発明の直接の目的は、先行技術における
被覆デバイスに改良を加え、有効な薬剤を有効な結果を
生じるように供給できる新規な浸透圧利用デイスペンサ
ーを提供することにある。
本発明の他の直接の目的は、それが使用される液体環境
の変化に応じて透過性を自己調節する固有の性質をもつ
外壁からなる浸透圧利用デイスペンサーを提供すること
にある。
本発明の他の目的は、デバイスからの薬剤の放出を制御
するため、外壁は半透過性部と腸溶性部を主成分とする
組成物からなる浸透圧利用デバイスの提供にある。
さらに本発明の他の目的としては、活性成分のデイスペ
ンサーの外壁の形成に有用な、半透過性部と腸溶性部か
らなる組成物の提供をあげることができる。
さらに本発明の他の目的としては、デイスペンサーが働
く間、その生物学的環境に応じてデイスペンサーにより
制御された速度で、有効な薬剤を供給できる浸透圧利用
デバイスの提供とあげることができる。
本発明の他の目的、特徴、利点については、本明細書に
おける添付図面を参照した発明の詳細な説明および特許
請求の範囲の記載より、本技術分野の熟練者には自明の
とおりである。
図面は一定の拡大率で描かれたというようなものではな
く、本発明の各種態様を例示したものである。第1図
は、有効な薬剤の経口的供給用に設計された浸透圧利用
デイスペンサーの図であり、第2図は第1図の浸透圧利
用デイスペンサーを線2−2において部分開裂し、デイ
スペンサーの内部コンパートメントを示した図であり、
第3A図は酸性環境での使用時における放出速度特性に
よつて浸透圧利用デイスペンサーの特徴を示す図であ
り、第3B図は本発明の浸透圧利用デバイスの酸性環境
における累積放出量を示すグラフであり、第4A図は本
発明の浸透圧利用デバイスのアルカリ性環境における放
出速度を示すグラフであり、第4B図は浸透圧利用デバ
イスのアルカリ性環境における累積放出量を表わす図で
ある。
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明するが、
第1図および第2図に記号10で表示した本発明の浸透
圧利用デイスペンサーは、本発明の実施態様の一例を例
示したものであつて、本発明を限定するものではない。
第1図において、デイスペンサー10は第2図に示した
内部コンパートメントを包む外壁12を有する本体11
によつて構成される。外壁12に設けた小孔通路13は
浸透圧利用デイスペンサー10の内部とデイスペンサー
10の外部を連結する。
第2図は第1図の浸透圧利用デイスペンサー10の外壁
12の一部を切断、開口し、浸透圧利用デイスペンサー
10の内部構造を例示している。デイスペンサー10は
半透過性ポリマーと腸溶性材料から形成された外壁から
なり、この外壁が内部コンパートメント14を包み、そ
れを形づくる。デイスペンサー10の外壁12は使用環
境に存在する外液の通過に対しては透過性、コンパート
メント14内または使用環境内に存在する薬剤およびそ
の他の化合物の通過に対しては非透過性を示す半透過性
ポリマー、ならびに胃液には実質的に不溶性で腸液には
実質的に可溶性の腸溶性材料からなる。外壁12は使用
動物に対して毒性を示さない半透過性および腸溶性材料
からなる組成物によつて形成される。
コンパートメント14は点15で示した有効薬剤を内蔵
する。この有効薬剤は好ましくはコンパートメント14
内に流入する外液に可溶性で、外壁12をはさんで外液
に対し浸透圧勾配を生じる。また他の態様においては、
コンパートメント14に流入する外液に対する薬剤15
の溶解性は低く、線16で示された浸透圧誘発化合物と
混合して用いられる。この浸透圧誘発化合物は外液に可
溶性で、外壁12をはさんで外液に対し浸透圧勾配を生
じる。コンパートメント14には薬剤15を確認し、薬
剤15の放出を肉眼でみれるように、非毒性の染料を含
有させることもできる。
浸透圧平衡を達成するために半透過性−腸溶性外壁12
の透過性と外壁12をはさんで生じる浸透圧勾配によつ
てコンパートメント14内に吸収される外液に、薬剤1
5は連続的に溶解し、薬剤15はデイスペンサー10か
ら小孔通路13を通つて長時間にわたり制御された速度
で連続的に排出され、コンパートメント14内に含有さ
れた薬剤15は浸透圧利用デイスペンサー10から胃内
へと放出されることになる。すなわち、胃内で外液が半
透過性ポリマーを通過してコンパートメント内に入り、
薬剤含有溶液を形成すれば、薬剤はデバイスから胃内に
放出される。
腸内では胃内の場合について述べたと同様な経過によつ
てコンパートメント14内の薬剤は浸透圧利用デイスペ
ンサーから放出されるが、さらに腸溶性組成物が外壁1
2から溶解または浸出して外壁12の透過性が増大し、
したがつて腸内における薬剤15の制御された速度での
連続的放出が行われる。
外液に対する溶解度が低く、浸透圧誘発化合物と混合し
て用いられる薬剤の場合は、浸透圧平衡を達成するよう
に、外壁12の透過性とコンパートメント14内の浸透
圧誘発物質の連続的な溶解により外壁12をはさんで生
じる浸透圧勾配によつて制御された速度で、コンパート
メント14内に外壁を通つて吸収される胃領域または腸
領域外液に薬剤が溶解し、これが長期にわたり制御され
た速度で連続的に小孔通路13から排出される経過で、
デイスペンサー10からの薬剤15の放出が行われる。
第1図および第2図の浸透圧利用デイスペンサーは多く
の態様に作ることができるが、好ましい態様は経口投与
用デイスペンサーである。経口投与システムは局所的ま
たは全身的に作用する薬剤を長期間にわたり胃腸管内に
放出させるのに有用である。経口投与用浸透圧利用デイ
スペンサー10は各種の慣用の形状、大きさとすること
ができる。たとえば直径1/8インチ〜9/16インチの球状
などである。また経口投与が可能な大きさのカプセル様
の形状、たとえば000〜0,1〜8号などの大きさに
することができる。
第3A図および第3B図には、酸性環境たとえば胃液存
在下の胃内における、浸透圧利用デイスペンサーによる
薬剤の放出速度対時間、放出薬剤の累積量対時間の関係
がそれぞれ示されている。第4A図および第4B図は腸
液存在下の胃腸管腸内におけるアルカリ性環境下での薬
剤の放出速度対時間、放出薬剤の累積量対時間の関係が
それぞれ示されている。
第1図および第2図は本発明にしたがつて製造できる各
種の浸透圧利用デイスペンサーのうちから一例を示した
ものであつて、これは本発明を限定するものではなく、
形状、大きさ、剤型、仕組み等は、これを使用する動物
や生物学的環境の差に応じて、種々の薬剤の供給に適合
するように改変できるものである。
本発明は処方薬剤を胃腸管内に放出するための浸透圧利
用デイスペンサーである。このデイスペンサーは処方薬
剤を内蔵するコンパートメントと、それを包む、半透過
性−腸溶性壁部からなり、壁部に設けた小孔通路で処方
薬剤供給コンパートメントは外部に通じている。
本発明の様式および方法によれば、胃および腸からなる
胃腸管に薬剤を供給できる浸透圧利用デイスペンサーが
製造でき、本発明の目的、特徴、利点が達成される。本
発明の浸透圧利用デイスペンサーは外壁部と、それが包
み決定するコンパート部からなる。コンパート部は薬剤
および浸透圧誘発溶質を含有する。外壁部にはデイスペ
ンサーから薬剤を放出させるための小孔通路が設けてあ
る。
浸透圧利用デイスペンサーの外壁部は、薬剤化合物また
は生物的環境に悪影響を与えない材料を主成分とした組
成物によつて形成される。外壁部は選択的透過性をもつ
ポリマー材料と腸溶性材料が均一または不均一に配合ま
たは分散されて、両者が相互に働いて浸透圧を生成でき
るような組成物によつて構成される。
浸透圧利用デイスペンサーの半透過性外壁部の製造に有
用な選択性透過性ポリマーとしてはセルロースアシレー
ト、セルロースジアシレート、セルローストリアシレー
ト、セルロースアセテート、セルロースジアセテート、
セルローストリアセテート、アルキルセルロース、エチ
ルセルロース、ポリアミド、ポリウレタンより主として
なる群から選択されるものを挙げることができる。浸透
圧利用デイスペンサーの製造に適当な半透過性ポリマー
はAlza Corporation of Palo Alto,Californiaが権利者
である米国特許第3,845,770号、第3,916,899号、第4,00
8,719号、第4,036,228号、第4,111,210号に開示されて
いる。
デイスペンサーの外壁部を形成する半透過性ポリマーに
配合できる腸溶性材料としては非毒性の腸溶性材料が使
用できる。この材料およびその分解産物は生理学的に不
活性でなければならない。またデイスペンサーが胃内に
ある間に胃内で溶解または崩壊してはならない。またデ
イスペンサーが小腸内に入つたらば崩壊しなければなら
ない。本発明に適当な腸溶性材料には、腸内において酵
素で消化される材料、イオン化可能なポリ酸を含む腸溶
性材料等が使用でき、イオン化可能なカルボキシル基を
含む長鎖のポリマーがしばしば用いられる。代表的な腸
溶性材料としては、ケラチン、ケラチンサンダラツク−
トル、サロール、サロールβ−ナフチルベンゾエートお
よびアセトタンニン、ペルーバルサムとサロール、トル
とサロール、乳香とサロール、サロールとステアリン
酸、シロールとシエラツク、ホルマール化ゼラチン、ホ
ルマール化架橋ゼラチンと交換樹脂、脂肪酸、脂肪、ロ
ウ、脂肪酸−ロウ混合物、ミリスチン酸−水添ヒマシ油
−コレステロール、ステアリン酸−羊脂、ステアリン酸
−トルバルサム、ステアリン酸−ヒマシ油、シエラツ
ク、アンモニア化シエラツク、アンモニア化シエラツク
−サロール、シエラツク−羊脂、シエラツク−セチルア
ルコール、シエラツク−ステアリン酸−トルバルサム、
シエラツク−n−ブチルステアレート、アビエチン酸、
アビエチン酸メチル、ベンゾイン、トルバルサム、サン
ダラツク、乳香とトル、乳香とセチルアルコール、セチ
ロースアセテートフタレートと樹脂様胆体、セルロース
アセテートとシエラツク、デンプンアセテートフタレー
ト、ポリビニル酸性フタレート、メチルセルロース酸性
フタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタ
レート、2−エトキシ−5−(2−ヒドロキシエトキシ
メチル)セルロースフタール酸、炭化水化物の酸性フタ
レート、ゼイン、アルキルレジン−不飽和脂肪酸−シエ
ラツク、馬尿酸、スチレンの三次コポリマー、メタクリ
ル酸とメタクリル酸メチルのコポリマーたとえばメタク
リル酸−メタクリル酸メチル50:50およびメタクリ
ル酸−メタクリル酸メチル30:70、水解スチレン−
無水マレイン酸コポリマー、ポリ(メチルビニルエーテ
ル/無水マレイン酸)、カルボキシル化酢酸ビニルコポ
リマー、コロホニー、ゼインとカルボキシメチルセルロ
ースの混合物、メチルセルロース酸性フタレート、スチ
レン−マレイン酸モノエステルコポリマー、スチレン−
マレイン酸−マレイン酸モノエステルテルポリマー、ポ
リ(ビニルメチルエーテル/無水マレイン酸)の部分イ
ソプロピルエステル、ポリ(ビニルメチルエーテル/無
水マレイン酸)の半エステル、多電解質ポリマーの沈殿
物、会合物たとえばポリビニルピロリドン配合ポリアク
リル酸、ポリエチレンオキシドとポリアクリル酸、ポリ
ビニルピロリドンとメチルビニルエーテル−無水マレイ
ン酸、ポリ(アクリルアミド)と塩化カルシウム、ポリ
(アクリルアミド)と硫酸アルミニウム、pH7以下に等
電点を有するアミノ酸、アラニン、アスパラギン酸、シ
スチン、グルタミン酸、グリシン、イソロイシン、ロイ
シン、メチオニン、フエニルアラニン、プロリン、ザル
コシン、セリン、スレオニン、トリプトフアン、チロシ
ン、バリン等がある。半透過性ポリマーと配合する腸溶
性材料の量は約0.5重量%〜40重量%である。代表的
な腸溶性材料についてはRemington′s Pharmaceutical
Science,第13版(Mack Publishing Co.,Eaton Penna,
1965年刊行)604〜605頁、およびBiophar-ma
ceutics and Relevant Pharmacokinetics,第1版(Drug
Intelligence Publications,Hamilton,Illinois,1971年
刊行)158〜165頁に記載がある。
本明細書に用いた小孔通路の語は、外壁部を貫通した、
U部、小孔、間隙等を包含する。これは外壁部に設けた
腐蝕性の要素でもよく、たとえば使用環境において腐蝕
して小孔通路を形成するゼラチン栓としてもよい。浸透
圧利用デイスペンサー用の小孔通路の詳細、その最大ま
たは最小の大きさ等については米国特許第3,845,770号
および第3,916,899号に開示されている。
外壁部の処方には、それに可撓性を付与し、また腸溶性
部の溶解または浸出を容易にするため、所望により可塑
剤を加えることもできる。この種の可塑剤としてはクエ
ン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、トリブチリン、
ブチルフタリルブチルグリコレート、トリアセチン、ク
エン酸トリエチル、ポリエチレングリコール、アセチル
クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、アセチルク
エン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリ−2−エチル
ヘキシル、ソルビトール、グリセリン、トーモロコシ
油、ヒマシ油、綿実油等が用いられる。
本明細書に用いられる薬剤の語は、デイスペンサーから
供給されて、有効かつ有用な結果を与えることができる
任意の化合物、組成物、処方薬剤またはそれらの混合物
を広く包含する。薬剤の語は狭義には、動物、鳥類、魚
類、爬虫類に局所的または全身的作用を表わす任意の物
質である。動物の語には、霊長類、ヒト、温血動物、競
技用および農業用動物、イヌ、ネコ、実験用動物等が包
含される。本発明の方法によつて供給できる薬剤には無
機および有機薬剤、たとえば中枢神経作用薬、催眠薬、
鎮静薬、精神賦活薬、トランキライザー、抗ステロイ
ド、弛緩薬、抗うつ薬、抗けいれん薬、筋弛緩薬、抗パ
ーキンソン薬、麻酔薬、抗炎症薬、抗マラリヤ薬、ホル
モン、交感神経作働薬、抗生物質、利尿薬、駆虫薬、抗
腫瘍薬、血糖降下薬、栄養成分等がある。代表的な薬剤
としては、たとえばアミノバルビタール、アミノフイリ
ン、アミノサリチル酸、アンモニウムビホスフエート、
塩化アンモニウム、アミラーゼ、抗ヒスタミン、アスピ
リン、硫酸アトロピン、アバザイム、コレデイール、キ
モラール、キモラール100、キモトリプシン、ダイア
ソンナトリウム、ジエチルスチルベストロール、E−マ
イシン、エリタブ、エリスロマイシン、塩酸エフエドリ
ン、硫酸第一鉄、ゲンチアンバイオレツト、ヘミセルロ
ース、ヒドララジン、ヒオシン臭化水素酸塩、ヒオシア
ミン硫酸塩、イロタイシン、リパーゼ、メテナミンマン
デル酸塩、オレンザイム、牛胆汁抽出物、オキシトリフ
イリン、パンクレアチン、パパイン、フエノバルビター
ル、塩化カリウム、ヨウ化カリウム、カリウムサイロシ
アネート、硫酸キニジン、r−pマイシン、ロビマイシ
ン、アミノ安息香酸ナトリウム、ナトリウムビホスフエ
ート、塩化ナトリウム、サリチル酸ナトリウム、セコバ
ルビタールナトリウム、スチルベステロール、スチルベ
チン、スルフアサラジン、サイロイド、ウレタン等があ
る。デイスペンサー中に加える薬剤の量は、その活性や
対象動物に投与すべき薬剤量によつて決定される。一般
的に、浸透圧利用デイスペンサーの重量は0.05mg〜3g
またはそれ以上で、各デイスペンサーに含まれる薬剤の
量は、たとえば5mg、25mg、50mg、125mg、25
0mg、500mg等である。薬剤はデイスペンサー中に種
種の剤型として含有させることができる。たとえば、分
散剤、顆粒剤、散剤、加圧塊、フイルム等として添加で
きる。有用な薬剤およびその用量は調剤技術者にはよく
知られたとおりである。たとえば、Remington著:Pharm
aceutical Science,第15版(Mack Publishing Co.,Eas
ton,P.A.,1975年刊)、Falconerら著:The Drug,Th
e Nurse,The Patient Including Current Drug Handboo
k(Saunder Company,Philadelphia,P.A.,1974−19
76)、Physician Desk Reference、33版(Medical E
conomics,Oradell,J.N.,1979年刊):Ann.of Aller
gy,第41巻(1979年)75〜77頁、Arzneim.For
sch.,第25巻(1975年)1629〜1935頁、
J.Inter.Med.Res.,第7巻(1979年)335〜33
8頁に記載されている。
浸透圧誘発化合物の語は、デイスペンサーの外壁をはさ
んで外液に対して浸透圧勾配を生成するのに有効な溶質
である無機および有機化合物を意味する。浸透圧誘発溶
質は通常、デイスペンサーのコンパートメントに加えら
れる活性薬剤と均一または不均一に混合して用いられ
る。デイスペンサーを使用すると、これらの溶質が外液
を浸透圧によつてデイスペンサー内部にひきつけ、溶質
の溶液が生成する。これが浸透圧によりデバイスから放
出され、そのとき同時に、薬剤を溶かしてまたは溶かさ
ないままデバイス外に輸送する。各種の浸透圧誘発溶質
が使用できる。たとえば硫酸マグネシウム、塩化マグネ
シウム、塩化ナトリウム、塩化リチウム、硫酸カリウ
ム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、カリウム酸、マニ
トール、尿素、イノシトール、コハク酸マグネシウム、
シヨ糖、グルコース等が用いられる。浸透圧誘発溶質は
過剰に使用するのが好ましく、任意の物理的形状におい
て、たとえば粒子、結晶、ペレツト、顆粒等として用い
られる。デイスペンサー1個あたり通常、約0.5mg〜5
00mgまたはそれ以上の溶質が用いられる。
本発明の浸透圧利用デイスペンサーは常法にしたがつて
製造される。たとえば一実施態様を示せば、薬剤を他の
成分とボールミル、カレンダー、攪拌によつて混合し、
あらかじめ定めた形状に圧縮する。外壁部を形成させる
材料は特定の組成物に配合し、浸漬、成型またはスプレ
ー法で圧縮薬剤中心核に適用する。外壁部の適用に用い
られる方法として空気懸濁法を用いることもできる。こ
の方法については、米国特許第2,799,341号、J.Am.Phar
m.Assoc.,48:451〜459(1959)、J.Am.Ph
arm.Assoc.,49:82〜84(1960)に記載があ
る。
外壁部の形成に用いられる溶媒には、水、ケトン、エス
テル、エーテル、アルコール、脂肪族炭化水素、ハロゲ
ン化溶媒、脂環族、芳香族または異項環溶媒またはその
混合物がある。代表的な溶媒としては、アセトン、ジア
セトン、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール、メチルイソブチルケトン、n−ヘプタン、メチレ
ンジクロリド、エチレンジクロリド、アセトンと水、エ
タノールと水、アセトンとエチルアルコール、メチレン
ジクロリドとメタノール、エチレンジクロリドとメタノ
ール等の混合物を挙げることができる。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、こ
れは単に本発明を例示するものであつて、どのような意
味でも本発明を限定するものではない。以下の実施例お
よびそれと均等な例は、本明細書の記載、図面、特許請
求の範囲から本技術分野の熟練者には自明であろう。
例 ヒドララジン塩酸塩を供給する浸透圧利用デイスペンサ
ーは以下の方法で製造される。
18.2重量%のヒドララジン塩酸塩、75.9重量%のマニト
ール、2.9重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロー
スおよび3重量%のステアリン酸を均一処方に混合し、
これをManesty打錠機により3/8インチ標準凸面杆を用
い、打錠圧1.5トンで打錠し、重量275mgの薬剤中心
核を形成させる。これをデイスペンサーのコンパートメ
ントに内蔵させる薬剤組成物とする。
次に加圧薬剤中心核を空気懸濁コーテイング装置に入
れ、35重量%のセルロースアセテート(アセチル基含
量39.8%)、35重量%のセルロースアセテート(アセ
チル基含量32.0%)と、腸溶性組成物として15重量%
のヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(グ
レード50)および15重量%トリアセチンからなる半
透過性−腸溶性組成物でコーテイングする。この組成物
は、メチレンクロライド1900gとメタノール190
0gからなる溶媒系に固体を5重量%溶解した溶液して
適用する。外壁重量が約19mgになるまでコーテイング
を行い、50℃で風乾する。浸透圧利用デイスペンサー
が整型されたのち、外壁にレーザードリルで10milの
小孔通路を作る。
第3A図は、このデイスペンサーが胃液内において約0.
5mg/時の平均放出速度で薬剤を放出することを示して
いる。このデイスペンサーを腸液内に置いたときは、第
4A図に示すように、薬剤の放出速度は約3mg/時とな
り、6倍に増加する。胃液内における放出薬剤の累積量
は第3B図に、腸液内における放出薬剤の累積量は第4
B図に示すとおりである。この例と同一のシステムであ
るが、腸溶性成分を用いないで、セルロースアセテート
の代わりに15重量%のヒドロキシプロピルメチルセル
ロース(グレード606)および15重量%のポリエチ
レングリコール4000(グレード4000)を用いて
製造した外壁部では、胃液内、腸内で同じ放出速度を示
す。
【図面の簡単な説明】
第1図は有効な薬剤の経口的供給用に設計された、本発
明の一実施態様である浸透圧利用デイスペンサーの外観
を示す図であり、第2図は第1図の浸透圧利用デイスペ
ンサーを線2−2において部分破断し、デイスペンサー
の内部のコンパートメントの構造を示した図であり、第
3A図、第3B図は本発明のデイスペンサーを胃液存在
下の胃内のような酸性環境においた場合の薬剤放出速
度、放出薬剤累積量をそれぞれ経時的に示したグラフで
あり、第4A図、第4B図は本発明のデイスペンサーを
腸液存在下の腸内のようなアルカリ性環境においた場合
の薬剤放出速度、放出薬剤累積量をそれぞれ経時的に示
したグラフである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胃腸管内に処方薬剤の制御された供給を行
    うための浸透圧利用薬剤デイスペンサーにおいて、 (a)コンパートメント、 (b)コンパートメント内の処方薬剤、 (c)デイスペンサーが液体環境におかれた場合、半透過
    性外壁をはさんで外液に対して浸透圧勾配を生じさせる
    コンパートメント内の浸透圧誘発溶質、 (d)処方薬剤をデイスペンサーから長時間にわたって供
    給するため外壁に設けた、コンパートメントと浸透圧利
    用デイスペンサーの外部をつなぐ小孔通路、 からなり、そしてデイスペンサーは (e)コンパートメントを包みそして規定する外壁であっ
    て、そしてこの外壁は薬剤の通過に対して非透過性で、
    外液の通過に対して透過性の半透過性材料で、かつ胃液
    に不活性であるが、腸液に可溶な腸溶性材料と配合した
    半透過性材料からなる組成物で形成されており、これに
    より外壁から腸溶性材料の浸出により腸からさらに外液
    をデイスペンサーに流入させることを特徴とする、浸透
    圧利用薬剤デイスペンサー。
  2. 【請求項2】処方薬剤は薬剤の投与単位量からなる特許
    請求の範囲第1項記載の処方薬剤の制御された供給を行
    うための浸透圧利用薬剤デイスペンサー。
  3. 【請求項3】デイスペンサーの外壁は胃腸管内液に対す
    る透過性を自己制御できる固有の性質を有する特許請求
    の範囲第1項記載の処方薬剤の制御された供給を行うた
    めの浸透圧利用薬剤デイスペンサー。
  4. 【請求項4】半透過性材料は胃腸管内でその物理的、化
    学的統合性を維持している特許請求の範囲第1項記載の
    処方薬剤の制御された供給を行うための浸透圧利用薬剤
    デイスペンサー。
  5. 【請求項5】腸溶性材料は腸内で崩壊する特許請求の範
    囲第1項記載の処方薬剤の制御された供給を行なうため
    の浸透圧利用薬剤デイスペンサー。
  6. 【請求項6】腸溶性材料は腸のアルカリ性環境で変化す
    る特許請求の範囲第1項記載の処方薬剤の制御された供
    給を行うための浸透圧利用薬剤デイスペンサー。
  7. 【請求項7】デイスペンサーは経口投与用の形状および
    大きさとする特許請求の範囲第1項記載の処方薬剤の制
    御された供給を行うための浸透圧利用薬剤デイスペンサ
    ー。
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