JPH06230721A - 製品のためのマーキングラベル - Google Patents
製品のためのマーキングラベルInfo
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- JPH06230721A JPH06230721A JP4358768A JP35876892A JPH06230721A JP H06230721 A JPH06230721 A JP H06230721A JP 4358768 A JP4358768 A JP 4358768A JP 35876892 A JP35876892 A JP 35876892A JP H06230721 A JPH06230721 A JP H06230721A
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F3/00—Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
- G09F3/02—Forms or constructions
- G09F3/0288—Labels or tickets consisting of more than one part, e.g. with address of sender or other reference on separate section to main label; Multi-copy labels
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- G—PHYSICS
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- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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- G09F3/02—Forms or constructions
- G09F3/0297—Forms or constructions including a machine-readable marking, e.g. a bar code
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/19—Specific article or web
- B65H2701/192—Labels
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程における製品の物理的流動を確立す
る、製品Ｐのためのマーキングラベルを提供する。 【構成】 ラベルは単一支持体上に好ましくは３個の離
脱自在な部分（１、２、３）を有する。上記部分（１、
２、３）の内の１個は製造サイクルの開始又は終了時点
における製品Ｐのマーキングには存在しない。第一の部
分（１）は製品Ｐのマーキングラベルを構成する。第二
の部分（２）は、好ましくは粘着性であり製品Ｐから製
造される最終製品の同様なラベルの第三の部分（３）に
適用される、製品Ｐのための一連の離脱自在な識別手段
（５）を含んでいる。第三の部分（３）は製品Ｐの製造
に使用される製品のラベルの第二の部分（２）から離脱
された識別手段の受容領域を含む。
る、製品Ｐのためのマーキングラベルを提供する。 【構成】 ラベルは単一支持体上に好ましくは３個の離
脱自在な部分（１、２、３）を有する。上記部分（１、
２、３）の内の１個は製造サイクルの開始又は終了時点
における製品Ｐのマーキングには存在しない。第一の部
分（１）は製品Ｐのマーキングラベルを構成する。第二
の部分（２）は、好ましくは粘着性であり製品Ｐから製
造される最終製品の同様なラベルの第三の部分（３）に
適用される、製品Ｐのための一連の離脱自在な識別手段
（５）を含んでいる。第三の部分（３）は製品Ｐの製造
に使用される製品のラベルの第二の部分（２）から離脱
された識別手段の受容領域を含む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、製品の背景的起源、即
ち構成要素、展開、即ち他の製品の製造における採用、
その製品の製造サイクルにおいて採用された製品の物理
的流動とを認識することを可能にする、製品Ｐのための
マーキングラベル、及びかかるマーキングラベルを使用
して製造を追跡する方法に関する。
ち構成要素、展開、即ち他の製品の製造における採用、
その製品の製造サイクルにおいて採用された製品の物理
的流動とを認識することを可能にする、製品Ｐのための
マーキングラベル、及びかかるマーキングラベルを使用
して製造を追跡する方法に関する。
【０００２】製造の追跡性は、最終製品の構成に組み込
まれた製品の組立体の識別可能性或いは同一製品から形
成された最終製品の組立自体の識別可能性として規定さ
れる。この追跡的監視によって、最終製品が欠陥を有す
る場合に同様の欠陥を有する全ての最終製品を回収する
ことが可能になり、そしてまた供給者の責任並びに作業
者或いは工業的工程の責任を見出すことが可能になる。
まれた製品の組立体の識別可能性或いは同一製品から形
成された最終製品の組立自体の識別可能性として規定さ
れる。この追跡的監視によって、最終製品が欠陥を有す
る場合に同様の欠陥を有する全ての最終製品を回収する
ことが可能になり、そしてまた供給者の責任並びに作業
者或いは工業的工程の責任を見出すことが可能になる。
【０００３】上述した追跡的監視は、多数のデータ（組
立の日時、機械番号、原材料）を、原材料からレベル１
の副組立体までの組立過程、レベルＮの副組立体からレ
ベルＮ＋１の副組立体までの組立過程、レベルＮ＋１の
副組立体から最終組立体までの組立過程の全てにおいて
取り扱うことが必要である故に、実際的ではないと考え
られていた。
立の日時、機械番号、原材料）を、原材料からレベル１
の副組立体までの組立過程、レベルＮの副組立体からレ
ベルＮ＋１の副組立体までの組立過程、レベルＮ＋１の
副組立体から最終組立体までの組立過程の全てにおいて
取り扱うことが必要である故に、実際的ではないと考え
られていた。
【０００４】追跡的監視のための現存する方法は、その
大部分を、計画表或いはコンピュータのメモリに従って
手動で実行するものであり、殆どの場合管理が不可能で
あり有用でない。更に、製品の起源を確証するためには
通常数年間に渡っての処理を必要とする。このことは、
コンピュータのメモリに対する記憶及び回収を必要と
し、時間及び生産性に相当な損失をもたらす。
大部分を、計画表或いはコンピュータのメモリに従って
手動で実行するものであり、殆どの場合管理が不可能で
あり有用でない。更に、製品の起源を確証するためには
通常数年間に渡っての処理を必要とする。このことは、
コンピュータのメモリに対する記憶及び回収を必要と
し、時間及び生産性に相当な損失をもたらす。
【０００５】他の可能性としては、製造工程において材
料の物理的流動のために情報システムに即時処理監視を
遂行せしめることである。この方式は望ましいものでは
あるが、コンピュータの操作に製造を依存せしめるとい
う困難性があり、殆どの製造者が実行を躊躇する。
料の物理的流動のために情報システムに即時処理監視を
遂行せしめることである。この方式は望ましいものでは
あるが、コンピュータの操作に製造を依存せしめるとい
う困難性があり、殆どの製造者が実行を躊躇する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、組み立てられた製品の製造工程及び構成製品のリス
ト或いは同一の開始材料から製造された製品のリスト
を、コンピュータ化された監視下で、ラベルを使用する
ことによって確証するのに充分なデータを含有したマー
キングラベルを提供することである。
は、組み立てられた製品の製造工程及び構成製品のリス
ト或いは同一の開始材料から製造された製品のリスト
を、コンピュータ化された監視下で、ラベルを使用する
ことによって確証するのに充分なデータを含有したマー
キングラベルを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、製造サ
イクルにおける製品の物理的流動を確証するための製品
Ｐのためのマーキングラベルにして、単一支持体上に好
ましくは３個の離脱自在な部分を有し、該部分の各々に
は同一の識別コードが配設されており、該部分の１個は
製造サイクルの開始又は終了時点における製品Ｐのマー
キングには存在せず、該部分の第一の部分は製品Ｐのマ
ーキングラベルを構成し、該部分の第二の部分は、好ま
しくは粘着性であって製品Ｐから製造される製品の同様
なラベルの第三の部分上に位置せしめられる、製品Ｐの
ための一連の離脱自在な識別手段を含んでおり、該部分
の第三の部分は製品Ｐの製造に使用される製品のラベル
の第二の部分から離脱された識別手段の受領領域を有す
る、ことを特徴とするマーキングラベルが提供される。
イクルにおける製品の物理的流動を確証するための製品
Ｐのためのマーキングラベルにして、単一支持体上に好
ましくは３個の離脱自在な部分を有し、該部分の各々に
は同一の識別コードが配設されており、該部分の１個は
製造サイクルの開始又は終了時点における製品Ｐのマー
キングには存在せず、該部分の第一の部分は製品Ｐのマ
ーキングラベルを構成し、該部分の第二の部分は、好ま
しくは粘着性であって製品Ｐから製造される製品の同様
なラベルの第三の部分上に位置せしめられる、製品Ｐの
ための一連の離脱自在な識別手段を含んでおり、該部分
の第三の部分は製品Ｐの製造に使用される製品のラベル
の第二の部分から離脱された識別手段の受領領域を有す
る、ことを特徴とするマーキングラベルが提供される。
【０００８】更に、本発明によれば、上記マーキングラ
ベルの使用方法にして、好ましくは３個の離脱自在な部
分を有するラベルによって、製造サイクルにおいて使用
される各製品を識別すること、及び２個の所定製造段階
Ｐ１及びＰ２間における対応するｎ個の製品の、該段階
Ｐ２の作業ステーションに配置されているラベルから一
連の識別手段を構成する第二の部分の各々を離脱し、該
段階Ｐ２において製造される製品のラベルの第三の部分
に転送し、かくして選択されたｎ個のラベルの第二の部
分から夫々離脱されたｎ個の識別手段が該段階Ｐ２おい
て製造された製品のラベルの第三の部分上に存在するよ
うにせしめること、を特徴とする使用方法が提供され
る。
ベルの使用方法にして、好ましくは３個の離脱自在な部
分を有するラベルによって、製造サイクルにおいて使用
される各製品を識別すること、及び２個の所定製造段階
Ｐ１及びＰ２間における対応するｎ個の製品の、該段階
Ｐ２の作業ステーションに配置されているラベルから一
連の識別手段を構成する第二の部分の各々を離脱し、該
段階Ｐ２において製造される製品のラベルの第三の部分
に転送し、かくして選択されたｎ個のラベルの第二の部
分から夫々離脱されたｎ個の識別手段が該段階Ｐ２おい
て製造された製品のラベルの第三の部分上に存在するよ
うにせしめること、を特徴とする使用方法が提供され
る。
【０００９】
【作用】添付図面を参照して説明する以下の記載から明
確に理解される如く、本発明によれば、上記ラベルを適
宜に使用することによって、組み立てられた製品の製造
工程及び構成製品のリスト或いは同一の開始材料から製
造された製品のリストが所要とおりに確証される。
確に理解される如く、本発明によれば、上記ラベルを適
宜に使用することによって、組み立てられた製品の製造
工程及び構成製品のリスト或いは同一の開始材料から製
造された製品のリストが所要とおりに確証される。
【００１０】
【実施例】図１を参照して説明すると、マーキングラベ
ルは、ミシン目線に沿って分離可能であるが共通の支持
体上に配置されている好ましくは３個の部分１、２及び
３を含有している。かかる３個の部分は共通の識別コー
ド４を含んでいる。識別コード４は番号、バーコード或
いはその他の形態のものでよい。
ルは、ミシン目線に沿って分離可能であるが共通の支持
体上に配置されている好ましくは３個の部分１、２及び
３を含有している。かかる３個の部分は共通の識別コー
ド４を含んでいる。識別コード４は番号、バーコード或
いはその他の形態のものでよい。
【００１１】ラベルの番号１で示す第一の部分は、製品
の識別スリップ、更に詳しくは製品が属するロット或い
は群を示す識別スリップである。この第一の部分１に
は、製造者によって適宜に選定される幾つかののデータ
が配列されている。かかるデータは、例えば品質表示、
製品表示、或いは欠陥が存在する場合に重要である供給
者の特定を許容する供給者表示であり得、そしてまた勿
論識別コード４であり得る。第一の部分１はロットに適
用するのに適した適宜の寸法でよく、特にロットが未だ
全て消費されていない製造工程中において有用である。
かかる第一の部分１は粘着性（ｓｅｌｆ−ａｄｈｅｓｉ
ｖｅ）を有する。
の識別スリップ、更に詳しくは製品が属するロット或い
は群を示す識別スリップである。この第一の部分１に
は、製造者によって適宜に選定される幾つかののデータ
が配列されている。かかるデータは、例えば品質表示、
製品表示、或いは欠陥が存在する場合に重要である供給
者の特定を許容する供給者表示であり得、そしてまた勿
論識別コード４であり得る。第一の部分１はロットに適
用するのに適した適宜の寸法でよく、特にロットが未だ
全て消費されていない製造工程中において有用である。
かかる第一の部分１は粘着性（ｓｅｌｆ−ａｄｈｅｓｉ
ｖｅ）を有する。
【００１２】ラベルの番号２で示す第二の部分は、製品
Ｐの識別のための一連の識別手段５を含んでいる。かか
る識別手段５は識別コード４が配置されているラベルか
ら構成されており、第二の部分の支持体から離脱自在で
あって、図２に示す如く他のラベルに転送することがで
きる。通常、識別手段５は支持体から容易に離脱するこ
とができ、粘着性を有する。第二の部分２に予めミシン
目線を形成しておくこともできる。第二の部分２の粘着
性ラベルの内の１個８は製品名を有し、操作者がラベル
に所要識別手段５を適用する時に確認することができ
る。
Ｐの識別のための一連の識別手段５を含んでいる。かか
る識別手段５は識別コード４が配置されているラベルか
ら構成されており、第二の部分の支持体から離脱自在で
あって、図２に示す如く他のラベルに転送することがで
きる。通常、識別手段５は支持体から容易に離脱するこ
とができ、粘着性を有する。第二の部分２に予めミシン
目線を形成しておくこともできる。第二の部分２の粘着
性ラベルの内の１個８は製品名を有し、操作者がラベル
に所要識別手段５を適用する時に確認することができ
る。
【００１３】最後に、ラベルの第三の部分３は識別手段
５の受容領域である空白部９を含有している。この領域
は製品Ｐの製造工程における先の段階で採用された製品
をマーキングするラベルの第二の部分２から離脱せしめ
られた識別手段５を受け入る。図２は識別手段５のかか
る転送を図示している。図２の例においては、図の上部
が、ロット１０００１６の識別コードを有する鋼ロッド
製品の識別ラベルの第二の部分２に対応する。かかる鋼
ロッド製品は１０００１７として識別されるモータ支持
体製品の製造に採用される。従って、識別手段５（１０
００１６）は破線で示す如くラベルのモータ支持体製品
を示す第三の部分３に転送される。次いで、モータ支持
体製品の全ての構成要素が識別されると、入力コードと
してコード１０００１７を使用して識別コード４がコン
ピュータによって認識される。第三の部分３は、更に、
製品の組立に関する幾つかの標示２１も含んでいる。例
えば、この第三の部分３上には、製造の開始時間及び終
了時間、使用された機械、当該製品、製造の中断、並び
にロットのラベルの番号、即ち１０００１７によってコ
ンピュータに既に知らされている製品の識別コード等が
存在せしめられる。
５の受容領域である空白部９を含有している。この領域
は製品Ｐの製造工程における先の段階で採用された製品
をマーキングするラベルの第二の部分２から離脱せしめ
られた識別手段５を受け入る。図２は識別手段５のかか
る転送を図示している。図２の例においては、図の上部
が、ロット１０００１６の識別コードを有する鋼ロッド
製品の識別ラベルの第二の部分２に対応する。かかる鋼
ロッド製品は１０００１７として識別されるモータ支持
体製品の製造に採用される。従って、識別手段５（１０
００１６）は破線で示す如くラベルのモータ支持体製品
を示す第三の部分３に転送される。次いで、モータ支持
体製品の全ての構成要素が識別されると、入力コードと
してコード１０００１７を使用して識別コード４がコン
ピュータによって認識される。第三の部分３は、更に、
製品の組立に関する幾つかの標示２１も含んでいる。例
えば、この第三の部分３上には、製造の開始時間及び終
了時間、使用された機械、当該製品、製造の中断、並び
にロットのラベルの番号、即ち１０００１７によってコ
ンピュータに既に知らされている製品の識別コード等が
存在せしめられる。
【００１４】製造工程の引き続く段階を通して製品を流
動せしめるために、図３に図式的に示す方式に従って進
行せしめる。最初に、製造工程を通して流動せしめるこ
とが望まれる各製品が上述した型のラベルによって識別
される。製造工程はｍ段階に区分けされ、各段階間にお
いて製品監視が遂行される。例えば、図示の様式におい
ては、開始材料のロット１０をロット３０の副組立体に
せしめる過程が監視される。この組立過程においては、
ロット２０の構成要素も使用される。製造工程を開始す
るに先立って、この過程において使用する前の組立体の
ロットを識別して、かかるロットのラベルの第二の部分
２の識別手段５の全てを離脱し、これらの識別手段５を
ロット３０が完成した時に過程の終端に位置する作業ス
テーションで再編成する。従って、製造工程において、
作業者は対応するロット１０のラベル６の第二の部分２
から識別手段５を離脱し、対応するロット２０のラベル
７の第二の部分２から識別手段５を離脱し、これら２個
の識別手段５をロット３０のラベルの第三の部分の受容
領域上に貼着する。この製造工程が完了すると、製造の
詳細に関するデータ（包装充填の開始及び終了日時、機
械番号等）、離脱されたロット３０のラベルの第三の部
分３及びこの受容領域に含有されている情報がコンピュ
ータに入力され記憶される。これらのデータはロット３
０がロット１０及びロット２０から製造されたことを示
す。従って、ロット１０及びロット２０はロット３０の
祖先である。
動せしめるために、図３に図式的に示す方式に従って進
行せしめる。最初に、製造工程を通して流動せしめるこ
とが望まれる各製品が上述した型のラベルによって識別
される。製造工程はｍ段階に区分けされ、各段階間にお
いて製品監視が遂行される。例えば、図示の様式におい
ては、開始材料のロット１０をロット３０の副組立体に
せしめる過程が監視される。この組立過程においては、
ロット２０の構成要素も使用される。製造工程を開始す
るに先立って、この過程において使用する前の組立体の
ロットを識別して、かかるロットのラベルの第二の部分
２の識別手段５の全てを離脱し、これらの識別手段５を
ロット３０が完成した時に過程の終端に位置する作業ス
テーションで再編成する。従って、製造工程において、
作業者は対応するロット１０のラベル６の第二の部分２
から識別手段５を離脱し、対応するロット２０のラベル
７の第二の部分２から識別手段５を離脱し、これら２個
の識別手段５をロット３０のラベルの第三の部分の受容
領域上に貼着する。この製造工程が完了すると、製造の
詳細に関するデータ（包装充填の開始及び終了日時、機
械番号等）、離脱されたロット３０のラベルの第三の部
分３及びこの受容領域に含有されている情報がコンピュ
ータに入力され記憶される。これらのデータはロット３
０がロット１０及びロット２０から製造されたことを示
す。従って、ロット１０及びロット２０はロット３０の
祖先である。
【００１５】ロット３０のラベルには第一の部分１及び
第二の部分２もある。第一の部分１はロットの識別のた
めに包装３０上に位置せしめられ、第二の部分２はロッ
ト３０が使用される製造の最終段階で離脱されて、ロッ
ト１０及びロット２０のラベルの第二の部分２と同様に
使用される。ロッド３０が製造の最終製品である場合に
はロット３０のラベルの第二の部分２は不用である。こ
のことは、ロット３０のラベルの印刷においては第二の
部分２を印刷する必要がないことを意味する。同様に、
ロット１０は開始材料であり、製造ラインの上流側にお
いてロット１０に組み込まれる構成要素は存在しない故
に、ロット１０のラベルの第三の部分３も不用である。
これに対して、ロット２０に関しては、第一の部分１は
ロット２０に適用され、第三の部分３は組立工程の上流
側においてロット２０を製造する時に使用される故に、
ラベルの３個の部分が必要である。かくして、下流方向
或いは上流方向に、換言すれば最終製品から開始製品或
いは開始製品から最終製品の方向に工程を理解すること
ができる。図示の実施例においては、ロット２０及びロ
ット１０からロット３０が製造されること、逆にロット
１０はロット３０の製造を許容することが理解される。
第二の部分２もある。第一の部分１はロットの識別のた
めに包装３０上に位置せしめられ、第二の部分２はロッ
ト３０が使用される製造の最終段階で離脱されて、ロッ
ト１０及びロット２０のラベルの第二の部分２と同様に
使用される。ロッド３０が製造の最終製品である場合に
はロット３０のラベルの第二の部分２は不用である。こ
のことは、ロット３０のラベルの印刷においては第二の
部分２を印刷する必要がないことを意味する。同様に、
ロット１０は開始材料であり、製造ラインの上流側にお
いてロット１０に組み込まれる構成要素は存在しない故
に、ロット１０のラベルの第三の部分３も不用である。
これに対して、ロット２０に関しては、第一の部分１は
ロット２０に適用され、第三の部分３は組立工程の上流
側においてロット２０を製造する時に使用される故に、
ラベルの３個の部分が必要である。かくして、下流方向
或いは上流方向に、換言すれば最終製品から開始製品或
いは開始製品から最終製品の方向に工程を理解すること
ができる。図示の実施例においては、ロット２０及びロ
ット１０からロット３０が製造されること、逆にロット
１０はロット３０の製造を許容することが理解される。
【００１６】コンピュータへの入力のために情報の記憶
は最小限度に低減される。情報をソート操作することに
よって、特定製品の製造に使用された製品のリスト或い
は開始材料から得られた製品のリストを迅速に入手する
ことができる。
は最小限度に低減される。情報をソート操作することに
よって、特定製品の製造に使用された製品のリスト或い
は開始材料から得られた製品のリストを迅速に入手する
ことができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明の方法は、従来の手動管理に比べ
て多数の利点を有する。例えば、最終製品の各々には使
用された機械の番号が付随せしめられているので、機械
の機能不良が存在した場合の、欠陥を有する虞がある製
造製品のロットを知ることが可能である。また、特定の
ロットは同一の製品のロットであるが一方は製造工程に
おいて消費されてしまった２個のロットから製造された
ことを知ることが可能である。更に、例えばあるロット
が欠陥を有する場合開始材料に戻す、という製品の再循
環を表示することができる。そしてまた、マーキングラ
ベルの第二の部分２の識別手段５と同様の識別手段であ
って、対応する作業者を識別する識別手段５を有するラ
ベルによって、作業者の作業を検証することもできる。
本発明の方法によれば、供給者から供給された製品の品
質を検証することができる。従って、供給者と共に作業
者の作業に関して品質と量との双方の見地から、注目す
べき統計的手法を提供する。また、製品Ａのロットに欠
陥があり、その結果ロットＡから製造された製品のロッ
トＸに欠陥が存在する虞があり、責任ある供給者はＹで
ある、といった事実を確証することができる。本発明の
方法は過誤が確実に回避された製品追跡方法を提供す
る。
て多数の利点を有する。例えば、最終製品の各々には使
用された機械の番号が付随せしめられているので、機械
の機能不良が存在した場合の、欠陥を有する虞がある製
造製品のロットを知ることが可能である。また、特定の
ロットは同一の製品のロットであるが一方は製造工程に
おいて消費されてしまった２個のロットから製造された
ことを知ることが可能である。更に、例えばあるロット
が欠陥を有する場合開始材料に戻す、という製品の再循
環を表示することができる。そしてまた、マーキングラ
ベルの第二の部分２の識別手段５と同様の識別手段であ
って、対応する作業者を識別する識別手段５を有するラ
ベルによって、作業者の作業を検証することもできる。
本発明の方法によれば、供給者から供給された製品の品
質を検証することができる。従って、供給者と共に作業
者の作業に関して品質と量との双方の見地から、注目す
べき統計的手法を提供する。また、製品Ａのロットに欠
陥があり、その結果ロットＡから製造された製品のロッ
トＸに欠陥が存在する虞があり、責任ある供給者はＹで
ある、といった事実を確証することができる。本発明の
方法は過誤が確実に回避された製品追跡方法を提供す
る。
【図１】本発明に従って構成された、未使用ラベルを示
す正面図。
す正面図。
【図２】ラベルの第二の部分から他のラベルの第三の部
分への識別手段の転送を示す正面図。
分への識別手段の転送を示す正面図。
【図３】ラベルの移動様式の種々の段階を示す簡略図。
１：ラベルの第一の部分 ２：ラベルの第二の部分 ３：ラベルの第三の部分 ４：識別コード ５：識別手段
Claims (10)
- 【請求項１】 製造サイクルにおける製品の物理的流動
を確証する、製品Ｐのためのマーキングラベルにして、 単一支持体上に好ましくは３個の離脱自在な部分（１、
２、３）を有し、該部分（１、２、３）の各々には同一
の識別コード（４）が配設されており、該部分（１、
２、３）の１個（２又は３）は製造サイクルの開始又は
終了時点における製品Ｐのマーキングには存在せず、該
部分（１、２、３）の第一の部分（１）は製品Ｐのマー
キングラベルを構成し、該部分（１、２、３）の第二の
部分（２）は、好ましくは粘着性であって製品Ｐから製
造される製品の同様なラベルの第三の部分（３）上に位
置せしめられる、製品Ｐのための一連の離脱自在な識別
手段（５）を含んでおり、該部分（１、２、３）の第三
の部分（３）は製品Ｐの製造に使用される製品のラベル
の第二の部分（２）から離脱された識別手段の受領領域
を有する、ことを特徴とするマーキングラベル。 - 【請求項２】 該識別コード（４）はバーコードであ
る、請求項１記載のマーキングラベル。 - 【請求項３】 該識別コード（４）はコンピュータのキ
ーボードに入力されコンピュータに認識される番号であ
る、請求項１記載のマーキングラベル。 - 【請求項４】 該第一の部分（１）は粘着性であって製
品Ｐを収容している包装に製品Ｐが全て使用されるまで
貼着される、請求項１から３までのいずれかに記載のマ
ーキングラベル。 - 【請求項５】 該第二の部分（２）は製品Ｐの名称及び
ロット番号（４）の識別コードである識別手段（８）を
含んでいる、請求項１から３までのいずれかに記載のマ
ーキングラベル。 - 【請求項６】 該第三の部分（３）は時間、日付、機械
番号、製造サイクルの発生し得る中断の如き製造に関す
る表示を受容する標示（２１）を含んでいる、請求項１
から３までのいずれかに記載のマーキングラベル。 - 【請求項７】 請求項１から６までのいずれかに記載の
マーキングラベルの使用方法にして、好ましくは３個の
離脱自在な部分を有するラベルによって、製造サイクル
において使用される各製品を識別すること、及び２個の
所定製造段階Ｐ１及びＰ２間における対応するｎ個の製
品の、該段階Ｐ２の作業ステーションに配置されている
ラベルから一連の識別手段（５）を構成する第二の部分
（２）の各々を離脱し、該段階Ｐ２において製造される
製品のラベルの第三の部分（３）に転送し、かくして選
択されたｎ個のラベルの第二の部分（２）から夫々離脱
されたｎ個の識別手段が該段階Ｐ２おいて製造された製
品のラベルの第三の部分上に存在するようにせしめるこ
と、を特徴とする使用方法。 - 【請求項８】 ２個の所定製造段階の間の作業者及び／
又は機械も、離脱自在な識別手段（５）を含むラベルに
よて特定する、請求項７記載の使用方法。 - 【請求項９】 最終製品或いは開始製品のマーキングの
ためのラベルにおいては２個の部分のみが印刷されてい
る、請求項７又は８記載の使用方法。 - 【請求項１０】 コンピュータによって読み取られる情
報が選択され、最終製品の組立に採用された製品のリス
トの一部が確立されると共に、同一開始製品から製造さ
れた最終製品のリストが確立される、請求項７から９ま
でのいずれかに記載の使用方法。
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