JPH06230045A - バッテリ電圧低下検出回路 - Google Patents

バッテリ電圧低下検出回路

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JPH06230045A
JPH06230045A JP5034813A JP3481393A JPH06230045A JP H06230045 A JPH06230045 A JP H06230045A JP 5034813 A JP5034813 A JP 5034813A JP 3481393 A JP3481393 A JP 3481393A JP H06230045 A JPH06230045 A JP H06230045A
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JP
Japan
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voltage
battery
voltage drop
detection circuit
battery voltage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5034813A
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English (en)
Inventor
Hideki Nakajo
秀樹 中條
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリの未挿入時や逆挿入時にも電圧判定
時に検出信号を得ることができるバッテリ電圧低下検出
回路を提供する。 【構成】 検出するバッテリ3の電圧より低レベルでメ
イン電源8と同レベルのテスト用信号9をボルテージデ
ィテクタ1に入力する。ボルテージディテクタ1は、テ
スト用信号9の入力電圧を含むバッテリ3の電圧が基準
電圧よりも高いか低いかを判定して検出信号を出力す
る。従って、バッテリ3が接続されていないときでも、
テスト用信号9を電源としてボルテージディテクタ1を
動作させることができ、ボルテージディテクタ1から検
出信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリ電圧が検出回
路の電源電圧より高いレベルを持つ場合におけるバッテ
リの電圧低下を検出する回路に係り、誤差の少ない検出
結果を得るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、バッテリの電圧低下を検出す
るバッテリ電圧低下検出回路としては、図3及び図4に
示すようなものがある。図3に示す検出回路は、回路の
メイン電源8を電源として動作するコンパレータ21を
用いて、バッテリ3の電圧低下の検出結果を出力端6に
検出信号として出力するものである。このコンパレータ
21の+入力端子には、メイン電源8の電圧を分割抵抗
22,23により分圧した基準電圧が入力され、−入力
端子には、バッテリ3の電圧を分割抵抗24,25によ
り分圧したバッテリ3に対応する電圧が入力され、コン
パレータ21において基準電圧とバッテリ3に対応する
電圧とを比較して、比較結果を検出信号として出力す
る。また、図4に示す検出回路は、オープンドレイン出
力のボルテージディテクタ1を用いて出力端6に検出信
号を出力するものである。このボルテージディテクタ1
の電源にはバッテリ3を用い、ボルテージディテクタ1
において、その内部にある所定の基準電圧とバッテリ3
の電圧とを比較して、比較結果を検出信号として出力す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
3に示す回路では、メイン電源8の電圧誤差や分割抵抗
22,23,24,25の抵抗値の誤差などにより、バ
ッテリ3の電圧低下の検出信号に大きな誤差が含まれる
ことがある。また、この回路では、バッテリ3を使用し
ていないときであってもバッテリ3から分割抵抗24,
25に電流が流れるので、バッテリ3の消耗度が激し
い。分割抵抗24,25における消費電流を少なくする
ために分割抵抗24,25の抵抗値を大きくすると、電
気的ノイズの影響を受けやすくなり、ノイズに対して弱
くなる。
【0004】また、上記図4に示す回路では、検出誤差
や漏れ電流は許容範囲内に納めることができるものの、
ボルテージディテクタ1の電源としてバッテリ3を用い
るので、バッテリ3の未挿入時や逆挿入時には、ボルテ
ージディテクタ1が動作せず、検出信号が出力されな
い。また、電圧を検出するバッテリ3がメモリバックア
ップ用の場合、メイン電源8をONしてバッテリ3の電
圧を検出するときにはバッテリ3に不図示の負荷が接続
されないので、バッテリ3の電圧低下を正確に検出する
ことができない。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するもの
で、バッテリの未挿入時や逆挿入時、さらには、バッテ
リがメモリバックアップ用の場合でも、電圧判定時に検
出信号を得ることができるバッテリ電圧低下検出回路を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、バッテリ電圧が検出回路の電源電
圧より高いレベルを持つ場合におけるバッテリの電圧低
下を検出するバッテリ電圧低下検出回路において、上記
バッテリが接続され、該バッテリ電圧が所定の基準電圧
よりも高いか低いかを判定して検出信号を出力する電圧
判定手段と、上記電圧判定手段によって上記バッテリ電
圧を判定するとき、上記バッテリ電圧より低レベルのテ
スト用信号を該電圧判定手段に入力するテスト信号入力
回路とを備えたものである。請求項2の発明は、上記バ
ッテリと上記電圧判定手段との間に、バッテリ逆挿入時
に非導通状態となるスイッチング素子を設けた請求項1
に記載のバッテリ電圧低下検出回路である。請求項3の
発明は、上記電圧判定手段によって上記バッテリ電圧を
判定するとき、疑似負荷を上記バッテリに接続するよう
にした請求項1に記載のバッテリ電圧低下検出回路であ
る。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、テスト信号入力回路
より、検出するバッテリの電圧より低レベルのテスト用
信号を電圧判定手段に入力する。これにより、電圧判定
手段は、バッテリが接続されていないときでも動作し、
電圧低下検出信号を出力する。請求項2の構成によれ
ば、バッテリが逆方向に挿入されたときにはスイッチン
グ素子が非導通状態となり、バッテリを検出回路から電
気的に切り離す。こうすることにより、逆極性のバッテ
リ電圧によって検出回路に無理な電圧が印加されて、検
出回路が誤動作を起こしたり壊れたりすることがなくな
る。請求項3の構成によれば、電圧判定時にバッテリが
通常の負荷から切り離されている場合に、疑似負荷がバ
ッテリに接続されるので、バッテリの電圧低下の判定が
正確になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例につい
て図1を参照して説明する。バッテリ電圧低下検出回路
は、電圧判定手段としてのオープンドレイン(オープン
コレクタ)出力のボルテージディテクタ1を有し、この
ボルテージディテクタ1の入力端2には電圧検出される
バッテリ3が接続されると共に、テスト信号入力回路と
して、電流制限抵抗4と逆流防止ダイオード5が接続さ
れている。出力端6にはプルアップ抵抗7を介してメイ
ン電源8が接続されている。バッテリ3の−極は接地さ
れ、+極はボルテージディテクタ1に接続される。な
お、バッテリ3の電圧は検出回路のメイン電源8の電圧
より高いレベルを持つ。
【0009】上記検出回路において、電圧低下判定時に
は、バッテリ3の電圧より低レベルでメイン電源8と同
レベルのテスト用信号9を、電流制限抵抗4と逆流防止
ダイオード5を通してボルテージディテクタ1に入力す
る。すると、ボルテージディテクタ1は、ボルテージデ
ィテクタ1の内部に備えられた所定の基準電圧とテスト
用信号9の入力電圧を含むバッテリ3の電圧とを比較し
て、バッテリ3の電圧が基準電圧よりも高いか低いかを
判定して検出信号を出力端6に出力する。従って、バッ
テリ3が接続されていないときであっても、テスト用信
号9を電源としてボルテージディテクタ1を動作させる
ことができ、ボルテージディテクタ1から電圧低下検出
信号を得ることができる。
【0010】次に、第2実施例について図2を参照して
説明する。ボルテージディテクタ1と電圧検出されるバ
ッテリ3との間には、スイッチング素子として、電圧降
下の小さい電界効果トランジスタ(FET)10が設け
られている。FET10のソースはボルテージディテク
タ1の入力端2に接続され、ゲートは接地される。バッ
テリ3の+極がFET10のドレインに接続され、−極
が接地されているときは、FET10が導通されるの
で、バッテリ3からの出力電圧がボルテージディテクタ
1に入力され、上記第1実施例と同様に、出力端6に検
出信号が出力される。それに対して、バッテリ3が+,
−逆に接続されたときには、FET10は非導通状態と
なり、バッテリ3は本検出回路と電気的に切り離され
る。それ故、バッテリ3の逆挿入時や端子短絡時に、検
出回路に無理な電圧が印加されることがなくなり、検出
回路を保護することができる。バッテリ3が切り離され
たときも、上記第1実施例と同様に、バッテリ3の電圧
より低レベルでメイン電源8と同レベルのテスト用信号
9を、電流制限抵抗4と逆流防止ダイオード5を通して
ボルテージディテクタ1に入力するので、ボルテージデ
ィテクタ1の電源が確保され、ボルテージディテクタ1
から電圧低下検出信号を得ることができる。
【0011】また、このボルテージディテクタ1の入力
端2には、電圧判定時にバッテリ3に疑似的な負荷をか
けるための疑似負荷抵抗11と、この疑似負荷抵抗11
とバッテリ3とを電気的に接続するか否かを制御する疑
似負荷制御用トランジスタ12とが接続されている。疑
似負荷制御用トランジスタ12のコレクタには疑似負荷
抵抗11が接続されている。疑似負荷制御用トランジス
タ12のベースには、一端がテスト用信号9に接続され
たベース抵抗13が接続されていて、エミッタは接地さ
れている。
【0012】電圧判定時には、バッテリ3の電圧より低
レベルでメイン電源8と同レベルのテスト用信号9を、
電流制限抵抗4と逆流防止ダイオード5を通してボルテ
ージディテクタ1の入力端2に入力する。それと同時
に、テスト用信号9がベース抵抗13を通して疑似負荷
制御用トランジスタ12のベースに入力され、疑似負荷
制御用トランジスタ12が導通される。その結果、疑似
負荷抵抗11がバッテリ3に電気的に接続されるように
なり、通常、バッテリ3に接続されるのと同等の負荷を
バッテリ3に接続することができ、バッテリ3の電圧低
下の判定が正確になる。上記の効果は、特にメイン電源
が投入されているときに負荷から切り離されているバッ
テリ、例えばメモリバックアップ用のバッテリ等である
ときに有効である。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限られず、種
々の変形が可能である。例えば、スイッチング素子はF
ET10に限られず、電圧降下の小さいトランジスタで
もよい。また、疑似負荷抵抗11とバッテリ3との接続
/非接続の制御はマイクロコンピュータ等で行うように
してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
検出するバッテリの電圧より低レベルのテスト用信号を
電圧判定手段に入力するようにしたので、バッテリが接
続されていないときでも、電圧判定手段を動作させて電
圧低下検出信号を出力することができ、その結果、バッ
テリ未挿入時であっても検出信号に信頼性が持てるよう
になる。請求項2の発明によれば、バッテリ逆挿入時に
はスイッチング素子が非導通状態となり、バッテリを検
出回路から電気的に切り離すことができるので、逆極性
のバッテリ電圧から検出回路を保護することができる。
また、バッテリ逆挿入時や端子短絡時にも、テスト用信
号を電圧判定手段に入力するので、電圧判定手段が動作
し、電圧低下検出信号を出力することができる。請求項
3の発明によれば、検出回路の電源投入時には負荷から
切り離なされるようなバッテリの電圧を判定するときに
も、通常、バッテリに接続されているのと同等の疑似的
な負荷がバッテリに接続されるので、バッテリの電圧低
下を正確に検出することができるようになり、検出信号
の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるバッテリ電圧低下検
出回路の回路図である。
【図2】第2実施例によるバッテリ電圧低下検出回路の
回路図である。
【図3】従来例によるバッテリ電圧低下検出回路の回路
図である。
【図4】他の従来例によるバッテリ電圧低下検出回路の
回路図である。
【符号の説明】
1 ボルテージディテクタ 3 バッテリ 4 電流制限抵抗 5 逆流防止ダイオード 6 検出信号の出力端 8 メイン電源 9 テスト用信号 10 電界効果トランジスタ 11 疑似負荷抵抗 12 疑似負荷制御用トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ電圧が検出回路の電源電圧より
    高いレベルを持つ場合におけるバッテリの電圧低下を検
    出するバッテリ電圧低下検出回路において、 上記バッテリが接続され、該バッテリ電圧が所定の基準
    電圧よりも高いか低いかを判定して検出信号を出力する
    電圧判定手段と、 上記電圧判定手段によって上記バッテリ電圧を判定する
    とき、上記バッテリ電圧より低レベルのテスト用信号を
    該電圧判定手段に入力するテスト信号入力回路とを備え
    たことを特徴とするバッテリ電圧低下検出回路。
  2. 【請求項2】 上記バッテリと上記電圧判定手段との間
    に、バッテリ逆挿入時に非導通状態となるスイッチング
    素子を設けたことを特徴とする請求項1に記載のバッテ
    リ電圧低下検出回路。
  3. 【請求項3】 上記電圧判定手段によって上記バッテリ
    電圧を判定するとき、疑似負荷を上記バッテリに接続す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のバッテ
    リ電圧低下検出回路。
JP5034813A 1993-01-29 1993-01-29 バッテリ電圧低下検出回路 Withdrawn JPH06230045A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007248074A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Yazaki Corp 電池電圧低下検知方法及び電池電圧低下検知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007248074A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Yazaki Corp 電池電圧低下検知方法及び電池電圧低下検知装置
JP4648858B2 (ja) * 2006-03-13 2011-03-09 矢崎総業株式会社 電池電圧低下検知方法及び電池電圧低下検知装置

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