JPH06229947A - フローティングシートの自動検査装置 - Google Patents
フローティングシートの自動検査装置Info
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- JPH06229947A JPH06229947A JP5014097A JP1409793A JPH06229947A JP H06229947 A JPH06229947 A JP H06229947A JP 5014097 A JP5014097 A JP 5014097A JP 1409793 A JP1409793 A JP 1409793A JP H06229947 A JPH06229947 A JP H06229947A
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- Japan
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- floating sheet
- inspection device
- floating
- fixed
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フローティングシートの物理的特性を自動的
に検査する。 【構成】 この発明によるフローティングシートの自動
検査装置1は、テーブル2上に回転可能に支持された少
なくとも2個の固定ローラ3と4又は5と6と、テーブ
ル2上で移動可能に支持された少なくとも1個の駆動ロ
ーラ7と、駆動ローラ7を回転するモータ8と、駆動ロ
ーラ7と固定ローラ3〜6により挟持されかつ駆動ロー
ラ7の回転により回転されるフローティングシート10
の物理的特性を検査する特性検査装置11a、11bと
を備えている。2個の固定ローラ3と4又は5と6と駆
動ローラ7によりフローティングシート10を挟持し、
特性検査装置11a、11bを所定の位置にセットした
後、モータ8を駆動すると共に特性検査装置11a、1
1bを作動させる。モータ8の駆動及び駆動ローラ7の
回転によりフローティングシート10をテーブル2上で
回転させる。
に検査する。 【構成】 この発明によるフローティングシートの自動
検査装置1は、テーブル2上に回転可能に支持された少
なくとも2個の固定ローラ3と4又は5と6と、テーブ
ル2上で移動可能に支持された少なくとも1個の駆動ロ
ーラ7と、駆動ローラ7を回転するモータ8と、駆動ロ
ーラ7と固定ローラ3〜6により挟持されかつ駆動ロー
ラ7の回転により回転されるフローティングシート10
の物理的特性を検査する特性検査装置11a、11bと
を備えている。2個の固定ローラ3と4又は5と6と駆
動ローラ7によりフローティングシート10を挟持し、
特性検査装置11a、11bを所定の位置にセットした
後、モータ8を駆動すると共に特性検査装置11a、1
1bを作動させる。モータ8の駆動及び駆動ローラ7の
回転によりフローティングシート10をテーブル2上で
回転させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は検査装置、特にフロー
ティングシートの寸法又は亀裂を自動的に検査する装置
に関連する。
ティングシートの寸法又は亀裂を自動的に検査する装置
に関連する。
【0002】
【従来の技術】メカニカルシールに使用するフローティ
ングシートには精密な寸法及び亀裂等の損傷のない摺動
面が要求される。例えば、特開平2−291950号公
報にはフローティングシートの焼入れ方法及び装置が開
示されている。図6はシールリングのフローティングシ
ートを示す。この構造は相対的な回転が可能に摺接する
一対のフローティングシート61、62を有し、フロー
ティングシート61は固定軸63の外周面から間隙をも
って浮いた状態で固定されている。固定軸63の外周面
にはカラー64が固定され、カラー64とフローティン
グシート61との間にOリング65が装着される。ま
た、フローティングシート62も同様に固定軸63から
間隙をもって浮いた状態で支持される。ブッシュ66と
フローティングシート62との間にOリング67が装着
される。これにより、一対のフローティングシート6
1、62は相対的回転が可能に支持され、摺接面61
a、62aの間で面圧をもって機械的シールを行うこと
により、外部からの流体等の侵入及び内部からの流体の
漏洩を防止する。
ングシートには精密な寸法及び亀裂等の損傷のない摺動
面が要求される。例えば、特開平2−291950号公
報にはフローティングシートの焼入れ方法及び装置が開
示されている。図6はシールリングのフローティングシ
ートを示す。この構造は相対的な回転が可能に摺接する
一対のフローティングシート61、62を有し、フロー
ティングシート61は固定軸63の外周面から間隙をも
って浮いた状態で固定されている。固定軸63の外周面
にはカラー64が固定され、カラー64とフローティン
グシート61との間にOリング65が装着される。ま
た、フローティングシート62も同様に固定軸63から
間隙をもって浮いた状態で支持される。ブッシュ66と
フローティングシート62との間にOリング67が装着
される。これにより、一対のフローティングシート6
1、62は相対的回転が可能に支持され、摺接面61
a、62aの間で面圧をもって機械的シールを行うこと
により、外部からの流体等の侵入及び内部からの流体の
漏洩を防止する。
【0003】従って、フローティングシート61、62
の各摺接面61a、62aは耐摩耗性が要求されると共
に、高い寸法精度と極微小の亀裂、欠陥のないことが要
求される。しかしながら、従来、フローティングシート
の各種の寸法等の物理的特性を自動的に検査する装置が
提案されなかった。
の各摺接面61a、62aは耐摩耗性が要求されると共
に、高い寸法精度と極微小の亀裂、欠陥のないことが要
求される。しかしながら、従来、フローティングシート
の各種の寸法等の物理的特性を自動的に検査する装置が
提案されなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明はフ
ローティングシートの各種の物理的特性を自動的に検査
する検査装置を提供することを目的とする。
ローティングシートの各種の物理的特性を自動的に検査
する検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるフローテ
ィングシートの自動検査装置は、テーブル上に回転可能
に支持された少なくとも2個の固定ローラと、テーブル
に対して移動可能に支持された少なくとも1個の駆動ロ
ーラと、駆動ローラを回転するモータと、駆動ローラと
固定ローラにより挟持されかつ駆動ローラの回転により
回転されるフローティングシートの物理的特性を検査す
る特性検査装置とを備えている。この自動検査装置は、
テーブルに対して移動可能に支持された可動板と、テー
ブルに固定されかつ可動板を案内するガイド部材と、可
動板の位置を制御する位置決め装置とを備え、駆動ロー
ラ及び駆動ローラを回転するモータは可動板に支持され
る。テーブルは軸を中心に傾動可能に支持され、所望の
傾き角度に自由に調整できるようになっている。特性検
査装置はフローティングシートの高さ、歪及び楕円を検
査する光学検査装置と、渦流探傷によりフローティング
シートの亀裂を検査する磁気探傷装置とを含む。
ィングシートの自動検査装置は、テーブル上に回転可能
に支持された少なくとも2個の固定ローラと、テーブル
に対して移動可能に支持された少なくとも1個の駆動ロ
ーラと、駆動ローラを回転するモータと、駆動ローラと
固定ローラにより挟持されかつ駆動ローラの回転により
回転されるフローティングシートの物理的特性を検査す
る特性検査装置とを備えている。この自動検査装置は、
テーブルに対して移動可能に支持された可動板と、テー
ブルに固定されかつ可動板を案内するガイド部材と、可
動板の位置を制御する位置決め装置とを備え、駆動ロー
ラ及び駆動ローラを回転するモータは可動板に支持され
る。テーブルは軸を中心に傾動可能に支持され、所望の
傾き角度に自由に調整できるようになっている。特性検
査装置はフローティングシートの高さ、歪及び楕円を検
査する光学検査装置と、渦流探傷によりフローティング
シートの亀裂を検査する磁気探傷装置とを含む。
【0006】
【作用】2個の固定ローラにフローティングシートを接
触させてフローティングシートをテーブルの上に載置し
た後、位置決め装置を作動させて可動板を移動させて2
個の固定ローラと駆動ローラによりフローティングシー
トを挟持する。次に、特性検査装置を所定の位置にセッ
トした後、モータを駆動すると共に特性検査装置を作動
させる。モータの駆動及び駆動ローラの回転によりフロ
ーティングシートをテーブル上で1回転以上させて、フ
ローティングシートの全周にわたり各種物理的特性を検
査するので、自動検査が可能となる。
触させてフローティングシートをテーブルの上に載置し
た後、位置決め装置を作動させて可動板を移動させて2
個の固定ローラと駆動ローラによりフローティングシー
トを挟持する。次に、特性検査装置を所定の位置にセッ
トした後、モータを駆動すると共に特性検査装置を作動
させる。モータの駆動及び駆動ローラの回転によりフロ
ーティングシートをテーブル上で1回転以上させて、フ
ローティングシートの全周にわたり各種物理的特性を検
査するので、自動検査が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、この発明によるフローティングシート
の自動検査装置の実施例を図1〜図5について説明す
る。
の自動検査装置の実施例を図1〜図5について説明す
る。
【0008】図1に示すように、この発明によるフロー
ティングシートの自動検査装置1は、テーブル2上に回
転可能に支持された4個の固定ローラ3、4、5、6
と、テーブル2上で移動可能に支持された1個の駆動ロ
ーラ7とを備えている。固定ローラ3、4は小さな直径
のフローティングシート10の検査に使用され、固定ロ
ーラ5、6は大きな直径のフローティングシート10の
検査に使用される。固定ローラ3、4、5、6の各外面
にはゴムが被覆される。固定ローラ3、4、5、6はテ
ーブル2上に支持固定された軸13、14、15及び1
6にそれぞれ回転可能に支持されるベアリングである。
図2に示すように、テーブル2上に埋設された超硬質金
属からなる7個の支持体17の各々は、テーブル2の表
面から僅かに突出して均一かつ精密なフローティングシ
ート10に対する耐摩耗性に優れた支持面を形成する。
ティングシートの自動検査装置1は、テーブル2上に回
転可能に支持された4個の固定ローラ3、4、5、6
と、テーブル2上で移動可能に支持された1個の駆動ロ
ーラ7とを備えている。固定ローラ3、4は小さな直径
のフローティングシート10の検査に使用され、固定ロ
ーラ5、6は大きな直径のフローティングシート10の
検査に使用される。固定ローラ3、4、5、6の各外面
にはゴムが被覆される。固定ローラ3、4、5、6はテ
ーブル2上に支持固定された軸13、14、15及び1
6にそれぞれ回転可能に支持されるベアリングである。
図2に示すように、テーブル2上に埋設された超硬質金
属からなる7個の支持体17の各々は、テーブル2の表
面から僅かに突出して均一かつ精密なフローティングシ
ート10に対する耐摩耗性に優れた支持面を形成する。
【0009】テーブル2上にはフローティングシート1
0の物理的特性を検査する特性検査装置11aが設けら
れる。特性検査装置11aは第1の光学検査装置21
と、第2の光学検査装置22とを有する。第1の光学検
査装置21と第2の光学検査装置22はいずれもレーザ
発振装置23、24と、レーザ発振装置23、24から
励起されたレーザ光を受光する受光装置25、26を備
えている。例えば、図2に示すように、第1の光学検査
装置21は一対のレーザ発振装置23a、23bを備
え、各レーザ発振装置23a、23bに対応して一対の
受光装置25a、25bが設けられる。レーザ発振装置
23aと受光装置25aは受光装置25aが受光した光
量からフローティングシート10の精密な高さを測定す
る。また、レーザ発振装置23bと受光装置25bは受
光装置25bが受光した光量からフローティングシート
10の歪量を測定する。第2の光学検査装置22は第1
の光学検査装置21で測定するフローティングシート1
0より大きな直径のフローティングシート10を測定す
ることができる。
0の物理的特性を検査する特性検査装置11aが設けら
れる。特性検査装置11aは第1の光学検査装置21
と、第2の光学検査装置22とを有する。第1の光学検
査装置21と第2の光学検査装置22はいずれもレーザ
発振装置23、24と、レーザ発振装置23、24から
励起されたレーザ光を受光する受光装置25、26を備
えている。例えば、図2に示すように、第1の光学検査
装置21は一対のレーザ発振装置23a、23bを備
え、各レーザ発振装置23a、23bに対応して一対の
受光装置25a、25bが設けられる。レーザ発振装置
23aと受光装置25aは受光装置25aが受光した光
量からフローティングシート10の精密な高さを測定す
る。また、レーザ発振装置23bと受光装置25bは受
光装置25bが受光した光量からフローティングシート
10の歪量を測定する。第2の光学検査装置22は第1
の光学検査装置21で測定するフローティングシート1
0より大きな直径のフローティングシート10を測定す
ることができる。
【0010】テーブル2上にフローティングシート10
の楕円を測定する接触式センサ38と、渦流探傷により
フローティングシート10の亀裂を検査する磁気センサ
39を有する特性検査装置11bが設けられる。接触式
センサ38と磁気センサ39はテーブル2上に固定され
たステッピングモータ31と、ヘリカルカップリング等
の減速装置32を介してステッピングモータ31に連結
されたボールネジ33と、ボールネジ33上に取り付け
られた可動ナット34と、可動ナット34に支持された
スライド板35と、スライド板35に固定された空圧シ
リンダ36と、空圧シリンダ36により作動されるラム
37と、ラム37の先端部に取り付けられたブラケット
40に固定された接触式センサ38と磁気センサ39と
を備えている。接触式センサ38及び磁気センサ39は
例えば大阪府高槻市明田町2丁目13番に所在の株式会
社キーエンス社のATシリーズを使用することができ
る。空圧シリンダ36及びブラケット40を支持するス
ライド板35はテーブル2上に形成されたガイドレール
11cに沿って移動される。接触式センサ38は変位量
に比例した電力を出力する。磁気センサ39はリフトオ
フ特性に基づく磁気インピーダンスの変化により磁気的
ノイズ成分を発生して渦流探傷を行う。ステッピングモ
ータ31を駆動してボールネジ33を回転し、測定すべ
きフローティングシートの大きさに適合する位置まで接
触式センサ38と磁気センサ39をガイドレール11c
に沿って移動した後、空圧シリンダ36を作動させてフ
ローティングシート10を測定する精密な位置まで接触
式センサ38と磁気センサ39を移動することができ
る。
の楕円を測定する接触式センサ38と、渦流探傷により
フローティングシート10の亀裂を検査する磁気センサ
39を有する特性検査装置11bが設けられる。接触式
センサ38と磁気センサ39はテーブル2上に固定され
たステッピングモータ31と、ヘリカルカップリング等
の減速装置32を介してステッピングモータ31に連結
されたボールネジ33と、ボールネジ33上に取り付け
られた可動ナット34と、可動ナット34に支持された
スライド板35と、スライド板35に固定された空圧シ
リンダ36と、空圧シリンダ36により作動されるラム
37と、ラム37の先端部に取り付けられたブラケット
40に固定された接触式センサ38と磁気センサ39と
を備えている。接触式センサ38及び磁気センサ39は
例えば大阪府高槻市明田町2丁目13番に所在の株式会
社キーエンス社のATシリーズを使用することができ
る。空圧シリンダ36及びブラケット40を支持するス
ライド板35はテーブル2上に形成されたガイドレール
11cに沿って移動される。接触式センサ38は変位量
に比例した電力を出力する。磁気センサ39はリフトオ
フ特性に基づく磁気インピーダンスの変化により磁気的
ノイズ成分を発生して渦流探傷を行う。ステッピングモ
ータ31を駆動してボールネジ33を回転し、測定すべ
きフローティングシートの大きさに適合する位置まで接
触式センサ38と磁気センサ39をガイドレール11c
に沿って移動した後、空圧シリンダ36を作動させてフ
ローティングシート10を測定する精密な位置まで接触
式センサ38と磁気センサ39を移動することができ
る。
【0011】図4に示すように、テーブル2の下方には
駆動ローラ7を回転するモータ8と、駆動ローラ7を移
動する可動板12と、テーブル2の裏面に固定されかつ
可動板12を案内するガイド部材41と、可動板12の
位置を制御する位置決め装置42とを備えている。モー
タ8は可動板12に支持され、駆動ローラ7はモータ8
に減速装置を介して駆動軸42に取り付けられる。駆動
ローラ7の下部はテーブル2に形成された溝43内で回
転可能に配置される。テーブル2の裏面に固定されたブ
ラケット44に取り付けられた空圧シリンダ45のラム
46の先端部に可動板12が固定される。
駆動ローラ7を回転するモータ8と、駆動ローラ7を移
動する可動板12と、テーブル2の裏面に固定されかつ
可動板12を案内するガイド部材41と、可動板12の
位置を制御する位置決め装置42とを備えている。モー
タ8は可動板12に支持され、駆動ローラ7はモータ8
に減速装置を介して駆動軸42に取り付けられる。駆動
ローラ7の下部はテーブル2に形成された溝43内で回
転可能に配置される。テーブル2の裏面に固定されたブ
ラケット44に取り付けられた空圧シリンダ45のラム
46の先端部に可動板12が固定される。
【0012】図5に示すように、ガイド部材41はテー
ブル2に固定された二対のブラケット47a、47b
と、一対のブラケット47a、47b間に支持された一
対のガイド部材48a、48bと、ガイド部材48a、
48b上に滑動可能に支持される一対のガイドブロック
49a、49bとを備えている。一対のガイドブロック
49は可動板12に固着される。図4に示すように、テ
ーブル2は軸50を中心に傾動可能に支持され、水平に
対して所望の傾き角度に自由に調整された後、固定手段
によりその傾き角度に保持される。
ブル2に固定された二対のブラケット47a、47b
と、一対のブラケット47a、47b間に支持された一
対のガイド部材48a、48bと、ガイド部材48a、
48b上に滑動可能に支持される一対のガイドブロック
49a、49bとを備えている。一対のガイドブロック
49は可動板12に固着される。図4に示すように、テ
ーブル2は軸50を中心に傾動可能に支持され、水平に
対して所望の傾き角度に自由に調整された後、固定手段
によりその傾き角度に保持される。
【0013】上記の構成において、4個の固定ローラ
3、4又は5、6中の2個の固定ローラ3、4又は5、
6にフローティングシート10を接触させてフローティ
ングシート10をテーブル2の支持体17上に載置した
後、空圧シリンダ45を作動させて可動板12を移動さ
せて2個の固定ローラ3、4又は5、6と駆動ローラ7
によりフローティングシート10を挟持する。
3、4又は5、6中の2個の固定ローラ3、4又は5、
6にフローティングシート10を接触させてフローティ
ングシート10をテーブル2の支持体17上に載置した
後、空圧シリンダ45を作動させて可動板12を移動さ
せて2個の固定ローラ3、4又は5、6と駆動ローラ7
によりフローティングシート10を挟持する。
【0014】次に、ステッピングモータ31及び空圧シ
リンダ36を作動させて、特性検査装置11bの接触式
センサ38と磁気センサ39を所定の位置にセットした
後、モータ8を駆動すると共に第1の光学検査装置21
又は第2の光学検査装置22のいずれか及び磁気センサ
39を作動させる。モータ8の駆動及び駆動ローラ7の
回転によりフローティングシート10をテーブル2上で
1回転以上させて、フローティングシート10の全周に
わたりフローティングシート10の高さ、歪、楕円及び
亀裂を所定の数値以内であるかどうかを測定して4点と
も数値以内の場合は合格の表示を発生し、4点のうち1
点でも数値以外の場合は各々のところに不良表示して不
合格を知らせるので、自動検査が可能となる。
リンダ36を作動させて、特性検査装置11bの接触式
センサ38と磁気センサ39を所定の位置にセットした
後、モータ8を駆動すると共に第1の光学検査装置21
又は第2の光学検査装置22のいずれか及び磁気センサ
39を作動させる。モータ8の駆動及び駆動ローラ7の
回転によりフローティングシート10をテーブル2上で
1回転以上させて、フローティングシート10の全周に
わたりフローティングシート10の高さ、歪、楕円及び
亀裂を所定の数値以内であるかどうかを測定して4点と
も数値以内の場合は合格の表示を発生し、4点のうち1
点でも数値以外の場合は各々のところに不良表示して不
合格を知らせるので、自動検査が可能となる。
【0015】この発明の実施態様は前記の実施例に限定
されず、更に変更が可能である。例えば、空圧シリンダ
の代わりにステッピングモータ又は他の移動手段を使用
してもよい。
されず、更に変更が可能である。例えば、空圧シリンダ
の代わりにステッピングモータ又は他の移動手段を使用
してもよい。
【0016】
【発明の効果】前述のように、この発明では、フローテ
ィングシートの全周にわたり物理的特性を自動的に検査
し、検査作業の能率を向上することができる。
ィングシートの全周にわたり物理的特性を自動的に検査
し、検査作業の能率を向上することができる。
【図1】 この発明によるフローティングシートの自動
検査装置の平面図
検査装置の平面図
【図2】 光学検査装置の部分断面図
【図3】 磁気探傷装置の空圧シリンダを示す部分断面
図
図
【図4】 駆動ローラの位置決め装置を示す断面図
【図5】 図5の平面図
【図6】 フローティングシートの構造を示す断面図
1・・自動検査装置、2・・テーブル、3、4、5、6
・・固定ローラ、7・・駆動ローラ、8・・モータ、1
0・・フローティングシート、11a、11b・・特性
検査装置、12・・可動板、13、14、15、16・
・軸、17・・支持体、21・・第1の光学検査装置、
22・・第2の光学検査装置、23、24・・レーザ発
振装置、25、26・・受光装置、30・・磁気探傷装
置、31・・ステッピングモータ、38・・接触式セン
サ、39・・磁気センサ、41・・ガイド部材、
・・固定ローラ、7・・駆動ローラ、8・・モータ、1
0・・フローティングシート、11a、11b・・特性
検査装置、12・・可動板、13、14、15、16・
・軸、17・・支持体、21・・第1の光学検査装置、
22・・第2の光学検査装置、23、24・・レーザ発
振装置、25、26・・受光装置、30・・磁気探傷装
置、31・・ステッピングモータ、38・・接触式セン
サ、39・・磁気センサ、41・・ガイド部材、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】テーブル2上にフローティングシート10
の楕円を測定する接触式センサ38と、渦流探傷により
フローティングシート10の亀裂を検査する磁気センサ
39を有する特性検査装置11bが設けられる。接触式
センサ38と磁気センサ39はテーブル2上に固定され
たステッピングモータ31と、ヘリカルカップリング又
は減速装置32を介してステッピングモータ31に連結
されたボールネジ33と、ボールネジ33上に取り付け
られた可動ナット34と、可動ナット34に支持された
スライド板35と、スライド板35に固定された空圧シ
リンダ36と、空圧シリンダ36により作動されるラム
37と、ラム37の先端部に取り付けられたブラケット
40に固定された接触式センサ38と磁気センサ39と
を備えている。接触式センサ38及び磁気センサ39は
例えば大阪府高槻市明田町2丁目13番に所在の株式会
社キーエンス社のATシリーズを使用することができ
る。空圧シリンダ36及びブラケット40を支持するス
ライド板35はテーブル2上に形成されたガイドレール
11cに沿って移動される。接触式センサ38は変位量
に比例した電力を出力する。磁気センサ39はリフトオ
フ特性に基づく磁気インピーダンスの変化により磁気的
ノイズ成分を発生して渦流探傷を行う。ステッピングモ
ータ31を駆動してボールネジ33を回転し、測定すべ
きフローティングシートの大きさに適合する位置まで接
触式センサ38と磁気センサ39をガイドレール11c
に沿って移動した後、空圧シリンダ36を作動させてフ
ローティングシート10を測定する精密な位置まで接触
式センサ38と磁気センサ39を移動することができ
る。
の楕円を測定する接触式センサ38と、渦流探傷により
フローティングシート10の亀裂を検査する磁気センサ
39を有する特性検査装置11bが設けられる。接触式
センサ38と磁気センサ39はテーブル2上に固定され
たステッピングモータ31と、ヘリカルカップリング又
は減速装置32を介してステッピングモータ31に連結
されたボールネジ33と、ボールネジ33上に取り付け
られた可動ナット34と、可動ナット34に支持された
スライド板35と、スライド板35に固定された空圧シ
リンダ36と、空圧シリンダ36により作動されるラム
37と、ラム37の先端部に取り付けられたブラケット
40に固定された接触式センサ38と磁気センサ39と
を備えている。接触式センサ38及び磁気センサ39は
例えば大阪府高槻市明田町2丁目13番に所在の株式会
社キーエンス社のATシリーズを使用することができ
る。空圧シリンダ36及びブラケット40を支持するス
ライド板35はテーブル2上に形成されたガイドレール
11cに沿って移動される。接触式センサ38は変位量
に比例した電力を出力する。磁気センサ39はリフトオ
フ特性に基づく磁気インピーダンスの変化により磁気的
ノイズ成分を発生して渦流探傷を行う。ステッピングモ
ータ31を駆動してボールネジ33を回転し、測定すべ
きフローティングシートの大きさに適合する位置まで接
触式センサ38と磁気センサ39をガイドレール11c
に沿って移動した後、空圧シリンダ36を作動させてフ
ローティングシート10を測定する精密な位置まで接触
式センサ38と磁気センサ39を移動することができ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 テーブル上に回転可能に支持された少な
くとも2個の固定ローラと、テーブルに対して移動可能
に支持された少なくとも1個の駆動ローラと、駆動ロー
ラを回転するモータと、駆動ローラと固定ローラにより
挟持されかつ駆動ローラの回転により回転されるフロー
ティングシートの物理的特性を検査する特性検査装置と
を備えたことを特徴とするフローティングシートの自動
検査装置。 - 【請求項2】 テーブル上に回転可能に支持された少な
くとも個の固定ローラと、テーブルに対して移動可能に
支持された可動板と、可動板に支持された少なくとも1
個の駆動ローラ及び駆動ローラを回転するモータと、テ
ーブルに固定されかつ可動板を案内するガイド部材と、
可動板の位置を制御する位置決め装置と、駆動ローラと
固定ローラにより挟持されかつ駆動ローラの回転により
回転されるフローティングシートの物理的特性を検査す
る特性検査装置とを備えたことを特徴とするフローティ
ングシートの自動検査装置。 - 【請求項3】 テーブルは軸を中心に傾動可能に支持さ
れ、所望の傾き角度に保持される「請求項2」に記載の
フローティングシートの自動検査装置。 - 【請求項4】 特性検査装置はフローティングシートの
高さ、歪及び楕円を検査する光学検査装置と、渦流探傷
によりフローティングシートの亀裂を検査する磁気探傷
装置とを含む「請求項1」に記載のフローティングシー
トの自動検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5014097A JPH06229947A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | フローティングシートの自動検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5014097A JPH06229947A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | フローティングシートの自動検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06229947A true JPH06229947A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11851617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5014097A Pending JPH06229947A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | フローティングシートの自動検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06229947A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988002992A1 (en) * | 1986-10-27 | 1988-05-05 | Terumo Kabushiki Kaisha | Food for controlling calorie intake |
EA001535B1 (ru) * | 1996-03-15 | 2001-04-23 | Такара Сузо Ко., Лтд. | Индуцирующий апоптоз продукт и способ его получения, индуктор апоптоза и способ индуцирования апоптоза, индуктор для дифференциации канцерогенных клеток, пищевой продукт, фармацевтические композиции и гигиеническое средство |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5014097A patent/JPH06229947A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988002992A1 (en) * | 1986-10-27 | 1988-05-05 | Terumo Kabushiki Kaisha | Food for controlling calorie intake |
EA001535B1 (ru) * | 1996-03-15 | 2001-04-23 | Такара Сузо Ко., Лтд. | Индуцирующий апоптоз продукт и способ его получения, индуктор апоптоза и способ индуцирования апоптоза, индуктор для дифференциации канцерогенных клеток, пищевой продукт, фармацевтические композиции и гигиеническое средство |
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