JPH06229623A - 風呂給湯装置 - Google Patents

風呂給湯装置

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Publication number
JPH06229623A
JPH06229623A JP1606793A JP1606793A JPH06229623A JP H06229623 A JPH06229623 A JP H06229623A JP 1606793 A JP1606793 A JP 1606793A JP 1606793 A JP1606793 A JP 1606793A JP H06229623 A JPH06229623 A JP H06229623A
Authority
JP
Japan
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water
bath
circulation
bath tub
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP1606793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kajino
弘幸 梶野
Tetsuya Ueda
哲也 上田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1606793A priority Critical patent/JPH06229623A/ja
Publication of JPH06229623A publication Critical patent/JPH06229623A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽内の水を循環させるときに、その循環回
路内の循環ポンプの自吸時間を短縮し、かつ循環ポンプ
のエアかみによる騒音を抑えるとともに、外気温が氷点
下以下に低下しても切り換え弁が水滴などで凍結し開か
なくなることを防ぐ。 【構成】 浴槽水37を追い焚きするために循環させる
循環ポンプ38と、循環回路36を開閉させる切り換え
弁42と、前記切り換え弁42の開閉を制御する制御装
置49を備え、前記切り換え弁42を保温待機中で浴槽
水37有りの凍結防止運転待機のときに「閉」、浴槽水
37の循環および浴槽水37無しの凍結防止運転待機中
は「開」にするものである。そのため浴槽水37の循環
開始時の自吸時間を短縮するとともにエアかみを防止す
るので動作音が静かになる。さらに切り換え弁42の凍
結もなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽に湯を張ったり、
浴槽内の水を沸き上げるための風呂給湯装置の凍結防止
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の風呂給湯装置は、特開昭61−1
5038号公報に示す様になっていた。以下その方法に
ついて図2をもとに説明する。1は給湯器付風呂釜であ
り内部に瞬間式給湯器2と風呂循環加熱器3とを併設し
てある。瞬間式給湯器2は給湯用熱交換器4、これを加
熱する給湯用バーナ5、市水道に連結した入水管6、出
湯管7等からなり、出湯管7には出湯温検知サーミスタ
8が配されている。
【0003】一方、風呂循環加熱器3には循環用熱交換
器9、風呂用バーナ10、往き管11、戻り管12、戻
り管12中に配した自吸式のポンプ13、その上流側に
配した流量スイッチ14、循環湯温検知サーミスタ15
等が設けてある。往き管11および戻り管12の端部は
浴室内の浴槽16の側壁に開口される。
【0004】17は出湯温検知サーミスタ8下流側の出
湯管7と戻り管12のポンプ13出口側とを結ぶ風呂給
湯管であり、出湯管7側から流量センサ18、風呂給湯
用の電磁弁19、汚水逆流防止用の真空破壊弁20、逆
止弁21を有する。
【0005】22は浴槽16付近に設けたリモコンであ
り、電源スイッチ23、給湯用の湯温調節つまみ24、
風呂追い焚きスイッチ25、風呂自動スイッチ26、風
呂温度設定つまみ27、湯量設定つまみ28等を有す
る。29は給湯器付風呂釜1の諸機能を集中制御する制
御器で、マイコンを内蔵してある。
【0006】この従来の風呂給湯装置における自動湯張
は、リモコン22で電源スイッチ23を入れると共に、
風呂温度設定つまみ28で予め任意の温度、湯量に設定
したのち、自動スイッチ26を押すことにより、電磁弁
19が開いて水が流れ、瞬間式給湯器2側が動作して給
湯用バーナ5が着火し、予め固定された適温の湯が風呂
給湯管17から戻り管12へと流れる。このとき流量セ
ンサ18による補水流量計測が開始され、湯は戻り管1
2のポンプ13方向、循環用熱交換器9方向の両方に分
かれて送り出され、次第に浴槽16に溜まっていく。そ
して流量センサ18が前記で予め算出された補水量分の
給湯を計測すると、電磁弁19が閉じて瞬間式給湯器2
の動作が停止し、その後ポンプ13が回り始めて循環用
熱交換器9内に強制流が生じ、これを流量スイッチ14
が検出すると風呂用バーナ10が着火して、浴槽16水
を循環湯温検知サーミスタ15が予め設定した湯温を検
出するまで沸かしあげて停止する。
【0007】また、浴槽16湯温が冷めて追い焚きの必
要が生じた場合は、追い焚きスイッチ25をオン操作す
ると、ポンプ13により強制循環しながら熱交換器9で
加熱昇温され、循環用循環湯温検知サーミスタ15の設
定温検出により追い焚きが停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の構造のものでは、浴槽16の水が冷めたとき、追い焚
きスイッチ25をオンすることにより、ポンプ13が運
転しはじめ、浴槽16の水が循環用熱交換器9に押し込
まれ、加熱昇温され浴槽16へ戻されていたが、設置条
件で給湯器付風呂釜1より浴槽16が下方に設置された
とき、前記給湯器付風呂釜1と浴槽16との高低差によ
り、往き管11、戻り管12内が負圧になるため、真空
破壊弁20が開き、大気を吸い込み配管内の圧力調整を
行なうため、往き管11、戻り管12内に空気が流入
し、追い焚き等によるポンプ13動作のたびに自吸時間
がかかるばかりでなく、エアかみによる騒音も発生して
いた。かりに、従来例にはないが、往き管11、戻り管
12内へのエアかみを防ぐために、ポンプ13と循環湯
温検知サーミスタ15の管に弁(図示せず)を設けたと
しても、外気温が氷点下以下に低下した場合、浴槽16
および戻り管12内に水がない時でも、配管内水滴など
が凍結し弁が開かなくなるという異常を発生することが
あった。
【0009】そこで本発明は、上記従来の課題を解決す
るもので、追い焚き等における浴槽水の循環時に循環回
路内に空気が入ることなく、ポンプの自吸時間を短縮し
エアかみによる騒音を低減するとともに、外気温が氷点
下以下に低下し浴槽および戻り管内に水が無いときでも
水滴などが凍結し、弁が開かなくなるという異常が発生
させないことを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の風呂給湯装置は、浴槽水を追い焚きするた
めに浴槽水を循環回路を介して循環させる循環ポンプ
と、前記循環回路内に設けられ前記循環回路を開閉させ
る切り換え弁と、前記切り換え弁の開閉を制御する制御
装置を備え、前記制御装置は前記切り換え弁を保温待機
中で浴槽水有りの凍結防止運転待機の時に「閉」、浴槽
水の循環および浴槽水無しの凍結防止運転待機中は
「開」に制御するものである。
【0011】
【作用】この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、循環回路内に切り換え弁を設けて、保温待機
中は切り換え弁を「閉」にして浴槽との高低差による循
環回路内へのエアの流入を防ぎ、浴槽水の循環時に切り
換え弁を「開」とすることにより浴槽水循環開始の自吸
時間を短縮し、かつエアかみが無いので追い焚き等の循
環時における動作音を静かにするとともに、凍結防止運
転時には浴槽に水があるときは前記理由から「閉」、無
いときは「開」で固定待機させることにより、水滴など
が凍結し切り換え弁が開閉しなくなり、異常が発生する
ことがない。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例の風呂給湯装置のシス
テム図である。図1において31は熱交換器でバーナ3
2とフィン33と風呂用伝熱管34および給湯用伝熱管
35で構成される。36は循環回路で浴槽水37を追い
焚きするために循環させる循環ポンプ38を備え、前記
循環ポンプ38の下流側には前記風呂用伝熱管34と前
記浴槽水37の有無の検出のための風呂通水スイッチ3
9が、前記循環ポンプ38の上流側には浴槽水位を検知
する水位センサ40と、浴槽水37の温度を検出するた
めの風呂温度検出器41と、浴槽水37の通水経路を開
閉する切り換え弁42が設けられている。浴槽43と循
環回路36の間は外部配管44によって接続されてい
る。
【0013】45は給湯回路で前記給湯回路45を途中
で分岐させ一方は出湯口46へ他方は湯張用電磁弁47
と縁切装置48を経て循環回路36へ接続されている。
【0014】49は制御装置で風呂温度検出器41と風
呂通水スイッチ39と水位センサ40の出力信号に応じ
て、バーナ32と循環ポンプ38と湯張用電磁弁47と
切り換え弁42の制御を行う。
【0015】次に動作を説明する。給湯運転を行うとき
は、水道管(図示せず)より給水された水道水は出湯口
46を開くことにより、バーナ32によって加熱された
熱交換器31内の給湯用伝熱管35で加熱され、湯が供
給される。浴槽43への湯張運転を行うときは、湯張用
電磁弁47を開き給湯回路45から加熱された水道水が
縁切装置48を経て循環回路36に導かれ外部配管44
を通って浴槽43へ注湯され、あらかじめ設定された水
位を水位センサ40が検知すると停止する。
【0016】追い焚き運転を行うときは、切り換え弁4
2を「開」にし、循環ポンプ38を始動させることによ
り、浴槽水37は浴槽43から外部配管44を通って循
環回路36内に通水され、風呂温度検出器41、循環ポ
ンプ38、風呂通水スイッチ39の順に送られ熱交換器
31内の風呂用伝熱管34によって加熱され浴槽43に
戻され、あらかじめ設定された浴槽水37の温度を風呂
温度検出器41が検知するまで、追い焚き運転を行う。
【0017】凍結防止運転を行うときは風呂温度検出器
41が凍結の恐れのある低温度を検出すると、循環ポン
プ38を運転させ風呂通水スイッチ39が通水を検出す
ると浴槽水47の温度が凍結の恐れの無い温度になるま
で循環を続ける。一方、通水が検出されないときは一定
時間循環ポンプ38を運転させ、その後一定時間停止さ
せるという間欠運転を行うことにより前記循環ポンプ3
8単独の凍結防止運転を行う。このとき切り換え弁42
を循環中は「開」とし、待機(停止)中は「閉」とする
が、凍結防止運転時に通水が検出されないときは浴槽水
37が無いと判断し切り換え弁42を「開」で固定する
ものである。
【0018】上記構成と動作のものにおいて、設置条件
で浴槽43が循環回路36より下方に設置されたとき高
低差によって生じる配管内の負圧により縁切装置48か
ら循環回路36中へ空気が吸入される。
【0019】しかし保温待機中は切り換え弁42を
「閉」とするため前記切り換え弁42より上流側の循環
回路36、外部配管44及び浴槽43に至る経路内に空
気が入ることなく水で満たされているため、追い焚き時
に浴槽水37を循環開始させるときに循環ポンプ38の
自吸時間が短縮されるとともに、前記循環ポンプ38の
エアかみによる騒音が発生しない。
【0020】また浴槽43への湯張中も切り換え弁42
が「閉」のため、前記切り換え弁42より上流側の浴槽
43までの経路内に空気が入ることがないため前記浴槽
43の水位を検出する水位センサ40が正確に浴槽水位
の水頭圧を検知できるものである。凍結防止運転におい
ては風呂通水スイッチ39が浴槽水37有りと検出した
ときは、凍結防止運転待機中は制御装置49は切り換え
弁42を「閉」とし凍結防止運転時に「開」とすること
により、循環回路36内に空気が入ることがないので浴
槽水37の自吸時間が短縮され、さらに循環ポンプ38
のエアかみによる騒音が発生しない。
【0021】一方前記風呂通水スイッチ39が浴槽水3
7無しと検出したときは、切り換え弁42を「開」
「閉」して循環回路36内へのエアの流入を防止する必
要がないので、「開」で固定することにより前記切り換
え弁42が循環回路36内の水滴により凍結することが
なく、循環ポンプ38単独の凍結防止運転ができるもの
である。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の風呂給湯装置は、追い焚きを行うときは浴槽水を自吸
する直前まで切り換え弁を「閉」としておき、自吸時に
「開」とするため循環回路内に空気が入らないので自吸
時間が短縮されるとともに、循環ポンプのエアかみによ
る騒音も発生しない。
【0023】浴槽に湯張りを行うときは、切り換え弁を
「閉」とすることによって、循環回路内へのエアの流入
がないため、循環回路中の空気によって水位センサの出
力が狂うことがなく、正確に浴槽水位の水頭圧を検出す
ることができる。
【0024】凍結防止運転では切り換え弁を、浴槽に水
があるときの凍結防止運転待機中は「閉」、凍結防止運
転中は「開」とするため、自吸時間が短縮されるのは前
述と同様であり、浴槽に水が無いときには、循環回路中
に空気があても問題がないので、切り換え弁を「開」で
固定することにより、前記循環回路内の水滴による凍結
で切り換え弁が凍結することなく、循環ポンプ単独の凍
結防止運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例おける風呂給湯装置のシステ
ム図
【図2】従来の風呂給湯装置のシステム図
【符号の説明】
36 循環回路 37 浴槽水 38 循環ポンプ 42 切り換え弁 49 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽水を追い焚きするために浴槽水を循環
    回路を介して循環させる循環ポンプと、前記循環回路内
    に設けられ前記循環回路を開閉させる切り換え弁と、前
    記切り換え弁の開閉を制御する制御装置を備え、前記制
    御装置は前記切り換え弁を保温待機中で浴槽水有りの凍
    結防止運転待機のときに「閉」、浴槽水の循環水無しの
    凍結防止運転待機中は「開」に制御する風呂給湯装置。
JP1606793A 1993-02-03 1993-02-03 風呂給湯装置 Pending JPH06229623A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1606793A JPH06229623A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 風呂給湯装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1606793A JPH06229623A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 風呂給湯装置

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JPH06229623A true JPH06229623A (ja) 1994-08-19

Family

ID=11906230

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1606793A Pending JPH06229623A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 風呂給湯装置

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JP (1) JPH06229623A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013096663A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Corona Corp 風呂装置の凍結防止制御

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013096663A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Corona Corp 風呂装置の凍結防止制御

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