JPH06229212A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置

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JPH06229212A
JPH06229212A JP1765093A JP1765093A JPH06229212A JP H06229212 A JPH06229212 A JP H06229212A JP 1765093 A JP1765093 A JP 1765093A JP 1765093 A JP1765093 A JP 1765093A JP H06229212 A JPH06229212 A JP H06229212A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】V型エンジンにおいてバンク間の吸気管圧力が
異なった場合、圧力が等しくなるようにそれぞれのバン
クのバルブタイミング機構を制御してバンク間の燃焼状
態を等しくする。 【構成】ECU23は各バンク3,4におけるバルブタ
イミングを同位相で制御すべくエンジン1の運転状態に
応じてバルブタイミング機構を構成する電磁バルブ14
をデューティ制御する。又、ECU23は吸気管圧力セ
ンサ30,31からの吸気管圧力値に基づいて各バンク
3,4の吸気管圧力が等しくなるようにバルブタイミン
グ機構の制御量を補正する。この補正された制御量に基
づいてECU23は可変バルブタイミング機構の開閉タ
イミングを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの運転中に吸
気バルブ及び排気バルブの作動タイミングを制御するバ
ルブタイミング装置に係り、詳しくはクランクシャフト
を中心に各気筒を二つのバンクに分けて配置してなる多
気筒エンジンにおけるバルブタイミング制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバルブタイミング制御装
置として、例えば特開昭60−36705号公報に示さ
れているようにエンジンの負荷や、エンジンの回転数に
基づいてバルブタイミングを設定し、ポート圧力により
所望の特性が最大限に発生できるように作動タイミング
を補正することが行なわれている。ところでV型エンジ
ンのように気筒列毎に個々にバルブタイミング機構を備
えている場合、単にその気筒列毎、すなわち各バンクの
バルブタイミング機構を同一の制御を行なうだけでは、
精度上気筒列間の出力特性に差が発生し、振動等の問題
が生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、V型エンジ
ンの場合、吸排気系緒元の設計的制約、タイミングベル
ト、カムプーリ等の動弁系部品の寸法誤差により各バン
クにおけるバルブタイミング機構のバルブタイミング
(オーバラップ)が異なり、両バンク間の吸入空気量差
を生じる場合がある。この吸入空気量がバンク間で異な
れば、トルク変動を抑制することが難しくなり、空燃比
制御性が悪化するとともに、出力向上が図れない問題が
ある。又、アイドル時ではオーバラップ変化により、燃
焼が不安定となり、アイドル振動等に不利である問題が
ある。
【0004】この発明の目的はV型エンジンにおいて、
バンク間の吸入空気量等の吸気物理量が異なった場合、
吸気物理量が等しくなるようにバンクのバルブタイミン
グ機構を制御してバンク間の燃焼状態を等しくさせるこ
とにより、トルク変動の抑制ができるとともに、空燃比
制御性を向上することができ、出力向上を図ることがで
きるバルブタイミング制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、多気筒エンジンの各気筒がクランクシャ
フトを中心に二位置に分けて配置されてなる各バンク
と、前記各バンクにおけるバルブタイミングを可変する
バルブタイミング機構と、前記各バンクにおけるバルブ
タイミングを同位相で制御すべく前記エンジンの運転状
態に応じて前記バルブタイミング機構を駆動制御する駆
動制御手段とを備えたバルブタイミング制御装置におい
て、前記各バンクの吸気管に設けられ、各バンクの吸気
物理量を検出する吸気物理量検出手段と、前記各吸気物
理量検出手段からの吸気物理量データに基づいて各バン
クの吸気物理量が等しくなるように前記バルブタイミン
グ機構の制御量を補正する制御量補正手段とを備えたこ
とを要旨とするものである。
【0006】
【作用】上記の構成により、駆動制御手段は各バンクに
おけるバルブタイミングを同位相で制御すべく前記エン
ジンの運転状態に応じて前記バルブタイミング機構を駆
動制御する。又、制御量補正手段は、各吸気物理量検出
手段からの吸気物理量データに基づいて各バンクの吸気
物理量が等しくなるように前記バルブタイミング機構の
制御量を補正する。この制御量補正手段にて補正された
制御量に基づいて前記可変バルブタイミング機構の開閉
タイミングを制御する。
【0007】
【実施例】以下、本発明における内燃機関のバルブタイ
ミング装置を具体化した一実施例を図1〜図3に従って
説明する。
【0008】図1はこの発明のバルブタイミング制御装
置を適用したガソリンエンジンにおける概略構成図を示
している。ここでガソリンエンジン1の運転制御につい
ては周知の制御が行なわれているものとして説明を省略
し、バルブタイミング制御についてのみの説明を行な
う。
【0009】この実施例では、多気筒V型のエンジン1
の各気筒は、クランクシャフト2を中心に左右二つの位
置に分けて配置されて左右各バンク3,4を構成してい
る。各バンク3,4に設けられたカムシャフト5,6の
一端には、同カムシャフト5,6によって開閉駆動され
る図示しない吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミン
グ(バルブタイミング)を可変にするカムプーリアッシ
ィ7,8がそれぞれ設けられている。
【0010】各カムプーリアッシィ7,8には油圧によ
って駆動される図示しないアクチュエータが内蔵されて
いる。これらカムプーリアッシィ7,8の構成について
は、既に周知であるのでここでは詳しい説明を省略す
る。又、各カムプーリアッシィ7,8への油圧の供給を
調節する油圧回路9が設けられている。この油圧回路9
は各カムプーリアッシィ7,8に通じる油路10,11
と、タンク12の作動油を圧送する油圧ポンプ13及び
電磁バルブ14よりなるポンプユニット15とから構成
されている。このようにカムプーリアッシィ7,8及び
油圧回路9により、各バンク3,4のバルブタイミング
を可変にするためのバルブタイミング機構(VVT)が
構成されている。そして、各カムプーリアッシィ7,8
が油圧によって駆動されることにより、カムプーリアッ
シィ7,8と各カムシャフト5,6との間に捩りが付与
されてバルブタイミングが調節される。なお、ポンプユ
ニット15はエンジン1に予め装着されているオイルポ
ンプとの共有も可能である。
【0011】クランクシャフト2の一端にはクランクプ
ーリ16が固着されている。そして、各カムプーリアッ
シィ7,8とクランクプーリ16との間には一つのタイ
ミングベルト17が掛装され、各カムシャフト5,6が
クランクシャフト2に駆動連結されている。又、エンジ
ン1には、掛装されたタイミングベルト17に所要の張
力を付与するためのアイドラ18,19及びテンション
プーリ20が設けられている。
【0012】左右バンク3,4には、そのカムシャフト
5,6の回転位相を検出するカム回転数センサ21,2
4が設けられている。両カム回転数センサ21,24に
より気筒判別センサが構成されている。又、クランクシ
ャフト2にはクランクシャフト2と同位相で回転してい
るエンジン1の回転数(エンジン回転数)を検出するエ
ンジン回転数センサ22が設けられている。
【0013】又、前記左右バンク3,4の各気筒の燃焼
室には吸気管としての吸気通路25及び図示しない排気
通路が連通して設けられている。吸気通路25の燃焼室
に開口する吸気ポートには、開閉用の吸気バルブが組付
けられている。又、排気通路の燃焼室に開口する排気ポ
ートには、開閉用の排気バルブが組付けられている。吸
気通路25には図示しないエアクリーナを介して外気が
導入される。又、吸気通路25にはその吸気ポートの近
傍において燃料噴射用の図示しないインジェクタが設け
られ、吸気通路25に燃料が取り込まれるようになって
いる。吸気通路25の途中には、図示しないアクセルペ
ダルの操作に連動して開閉されるスロットルバルブ26
が設けられている。そして、このスロットルバルブ26
が開閉されることにより、吸気通路25への吸入空気量
が調節される。
【0014】スロットルバルブ26の近傍には、そのス
ロットル開度を検出するスロットルセンサ27と、スロ
ットルバルブ26が全閉位置にあるときに「オン」され
て全閉信号を出力する全閉スイッチ27aがそれぞれ設
けられている。又、スロットルバルブ26よりも下流側
には、吸入空気量の脈動を平滑化させるサージタンク2
8が設けられている。さらに、スロットルバルブ26よ
りも上流側には、外部からの吸気通路25に取込まれる
吸入空気量を検出する周知のエアーフローメータ29が
設けられている。又、各バンク3,4へ分岐した吸気通
路25にはそれぞれバンク別の吸気物理量検出手段とし
ての吸気管圧力センサ30,31が設けられている。
【0015】そして、前記カム回転数センサ21,2
4、エンジン回転数センサ22、吸気管圧力センサ3
0,31、前記スロットルセンサ27及び全閉スイッチ
27a等は駆動制御手段及び制御量補正手段を構成する
電子制御装置(ECU)23の入力側に接続されてい
る。又、ECU23の出力側には前記ポンプユニット1
5の電磁バルブ14等が接続されている。このECU2
3は中央処理装置(CPU)、読出し専用メモリ(RO
M)及び読出し書換え可能なメモリ(RAM)等よりな
る論理演算回路として構成されている。そして、ECU
23はエンジン1の運転状態に応じて、すなわち各セン
サ21,22の検出値に基づいて各バンク3,4におけ
るバルブタイミングを同位相で制御すべく、電磁バルブ
14を好適にデューティ制御する。又、ECU23では
前記吸気管圧力センサ30,31の検出値に基づいて電
磁バルブ14の制御量を補正する。
【0016】さて、上記のように構成された内燃機関の
バルブタイミング制御装置の作用について図2乃び図3
に従って説明する。図2のフローチャートはECU23
により実行されるルーチンの中で、各バンク3,4間の
吸気通路25の吸気管圧力に差がある場合のその吸気管
圧力が等しくなるようにVVTを制御するための制御量
補正ルーチンを示している。この制御量補正ルーチンは
ECU23によって所定時間の定時割り込みで実行され
る。
【0017】処理がこのルーチンへ移行すると、ステッ
プ101でアイドル状態か否かを判断する。この判断は
スロットルバルブ26の全閉スイッチ27aの全閉信号
がオンであるか否かに基づいて行なわれる。全閉信号が
オンでない場合、すなわちアイドル状態でないと判断す
ると、このルーチンを一旦終了する。又、全閉信号がオ
ンである場合、すなわちアイドル状態であると判断する
と、ステップ102において右バンク4の吸気管圧力セ
ンサ30の検出値に基づく右バンク4の吸気管圧力PR
が予め設定されている最小吸気管圧力基準値PMIN以上
か否かを判断する。この最小吸気管圧力基準値PMINよ
りも吸気管圧力PRが小さい場合にはステップ106で
バルブタイミングの実際の制御基準値θから補正値θ1
を減算して右バンク4における最終的な制御量VVTR
として、オーバーラップ量が小さくなるようにし、この
ルーチンを終了する。なお、この補正値θ1は予め定め
られた値である。
【0018】又、ステップ102で吸気管圧力PRが最
小基準値PMIN以上であると判断されると、ステップ1
03で右バンク4の吸気管圧力PRが予め設定されてい
る最大吸気管圧力基準値PMAN以下か否かを判断する。
この最大吸気管圧力基準値PMAXよりも吸気管圧力PRが
大きい場合にはステップ107に移行する。ステップ1
07ではバルブタイミングの実際の制御基準値θから補
正値θ2を加算して右バンク4における最終的な制御量
VVTRとして、オーバーラップ量が大きくなるように
し、このルーチンを終了する。なお、この補正値θ2は
予め定められた値である。
【0019】又、ステップ103で吸気管圧力PRが最
大基準値PMAX以下であると判断されると、右バンクの
吸気管圧力PRは基準範囲内であるとして、次にステッ
プ104に移行する。ステップ104では吸気管圧力セ
ンサ31の検出値に基づく左バンク3の吸気管圧力PL
が右バンク4の吸気管圧力PRからαを減算した値より
も以下か否かを判断する。なお、αは予め定められた制
限値である。ステップ104で吸気管圧力PLが(PR−
α)よりも以下の場合には、ステップ105に移行す
る。ステップ105においてバルブタイミングの実際の
制御基準値θから補正値θ3を加算することにより、こ
の値を左バンク3における最終的な制御量VVTLと
し、オーバーラップ量が大きくなるようにして、このル
ーチンを終了する。なお、この補正値θ3は予め定めら
れた値である。
【0020】ステップ104で吸気管圧力PLが(PR−
α)よりも大きい場合には、ステップ108において吸
気管圧力PLが右バンク4の吸気管圧力PRにβを加算し
た値以上か否かを判断する。なお、βは予め定められた
制限値である。ステップ108で吸気管圧力PLが(PR
+β)より以上であると、ステップ109に移行する。
ステップ109においてはバルブタイミングの実際の制
御基準値θから補正値θ4を減算して、この値を左バン
ク3における最終的な制御量VVTLとし、オーバーラ
ップ量が小さくなるようにし、このルーチンを終了す
る。なお、この補正値θ4は予め定められた値である。
【0021】一方、ステップ108で吸気管圧力PLが
(PR+β)より小さければ右バンク4の吸気通路25
の吸気管圧力PRと左バンク3の吸気通路25の吸気管
圧力PLとの差が0かほぼ0に近い値と見做せる所定範
囲内であり、両バンクの吸気管圧力PR,PLがほぼ等し
いとしてこのルーチンを終了する。なお、ステップ10
6,107,105,109の補正値θ1,θ2,θ
3,θ4は互いに同じ値であってもよく、又、互いに異
なる値であってもよい。
【0022】この制御量補正ルーチンのステップ10
6,107,105,109で得られた制御量に基づい
てECU23は電磁バルブ14をデューティ制御する。
図3は本実施例におけるアイドル時のオーバラップ量と
吸気管圧力(絶対圧)の関係を示し、オーバーラップ量
が大きくなると、吸気管圧力は高くなる。従って、左右
両バンク3,4の吸気通路25間の吸気管圧力に差が生
じていた場合には、本実施例ではそれぞれのバンク3,
4の吸気管圧力を制御でき、このことによって、左右バ
ンク3,4の吸気通路25の吸気管圧力を検出して、こ
れらの吸気管圧力を一致させるようにしている。このた
め、燃焼状態のばらつきがなくなり、燃焼の安定化を図
ることができる。
【0023】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で任
意に変更することも可能である。 (1)前記実施例では、ステップ106,107,10
5,109で求めたVVTR,VVTLをアイドル時にお
ける制御量としたが、アイドル状態に限定する必要はな
く、この制御量を他の運転領域でのVVT制御の補正値
として使用してもよい。従って、この場合には、他の運
転領域においてもトルク変動の防止、空燃比の制御性の
向上、出力向上等を図ることができる。
【0024】(2)前記実施例では、アイドル状態で制
御量VVTR,VVTLを求めたが、定速走行状態におけ
る制御量VVTR,VVTLを求めて、この制御量でVV
Tを制御してもよい。
【0025】(3)前記実施例では、油圧駆動式のVV
Tを採用したが、ステップモータを駆動源とするVVT
を採用することも可能である。 (4)前記実施例では、ガソリンエンジン1に具体化し
たが、ディーゼルエンジンに具体化することもできる。
【0026】(5)前記実施例では、吸気物理量検出手
段として吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサを使用
したが、各バンクの気筒に連通する吸気通路にエアーフ
ローメータを設けて、このエアーフローメータにて各バ
ンクの吸気量を検出してもよい。そして、各バンク別の
吸気量データに基づいて各バンクの吸気量が等しくなる
ようにVVTを制御してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
V型エンジンにおいて、バンク間の吸気管圧力が異なっ
た場合、圧力が等しくなるようにそれぞれのバンクのバ
ルブタイミング機構を制御してバンク間の燃焼状態を等
しくさせることができる。そのため、トルク変動が抑制
でき、空燃比制御性を向上することができるとともに、
出力向上を図ることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例におけるガソリン
エンジンを説明する概略構成図である。
【図2】バルブタイミング制御を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】吸気管圧力とオーバーラップ量との関係を示す
特性図である。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン、3…左バンク、4…右
バンク、9…油圧回路、10,11…油路、14…電磁
バルブ、23…駆動制御手段及び制御量補正手段として
のECU、25…吸気通路、30,31…吸気物理量検
出手段としての吸気管圧力センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多気筒エンジンの各気筒がクランクシャフ
    トを中心に二位置に分けて配置されてなる各バンクと、 前記各バンクにおけるバルブタイミングを可変するバル
    ブタイミング機構と、 前記各バンクにおけるバルブタイミングを同位相で制御
    すべく前記エンジンの運転状態に応じて前記バルブタイ
    ミング機構を駆動制御する駆動制御手段とを備えたバル
    ブタイミング制御装置において、 前記各バンクの吸気管に設けられ、各バンクの吸気物理
    量を検出する吸気物理量検出手段と、 前記各吸気物理量検出手段からの吸気物理量データに基
    づいて各バンクの吸気物理量が等しくなるように前記バ
    ルブタイミング機構の制御量を補正する制御量補正手段
    とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミン
    グ制御装置。
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