JPH06228U - 枕付き寝袋 - Google Patents

枕付き寝袋

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JPH06228U
JPH06228U JP4603992U JP4603992U JPH06228U JP H06228 U JPH06228 U JP H06228U JP 4603992 U JP4603992 U JP 4603992U JP 4603992 U JP4603992 U JP 4603992U JP H06228 U JPH06228 U JP H06228U
Authority
JP
Japan
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pillow
sleeping bag
bag body
cloth
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP4603992U
Other languages
English (en)
Inventor
晋 田邊
Original Assignee
株式會社トヨシマ
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Publication date
Application filed by 株式會社トヨシマ filed Critical 株式會社トヨシマ
Priority to JP4603992U priority Critical patent/JPH06228U/ja
Publication of JPH06228U publication Critical patent/JPH06228U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用環境が地面、コンクリート面及び床面等の
硬質上においても頭部及び首筋等に負担がかかることが
なく、また、簡単な操作で快適な睡眠が得られる枕付き
寝袋を提供することを目的とする。 【構成】前面布3と背面布4により形成してなる寝袋本
体1を防寒性の有する素材から構成して、前面布3の縁
部の適宜位置から下方に向かって脚部6までスライドフ
ァスナー7によって開閉可能にするとともに、前記寝袋
本体1の背面布4から延設してなる舌片20の頭部対応位
置に開口部18を有する袋体10を止着し、前記袋体10内部
に空気枕11を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、頭部対応位置に空気枕を止着することにより、頭部及び首筋等の負 担が軽減し、且つ快適な睡眠が得られる枕付き寝袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋内、屋外を問わず用いられる寝袋としては、前面布と背面布から袋状 物が構成されており、前面布と背面布の長さが等しいものであって袋状に形成さ れている。また、スライドファスナー等で寝袋本体の開口部の縁部から下方に向 かって脚部まで開閉可能とするものであり、特に防寒性に対しては優れているも のが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記寝袋では、確かに防寒性に関しては優れており、寒さ対策に は考慮がされているものの、快適な睡眠を得るための配慮が欠けている。例えば 、寝袋を使用するのは主に野外であって、地面、コンクリート面及び床面等の硬 質上での使用頻度が多く、硬質上に横たわり就寝するため、頭部及び首筋等に負 担がかかり非常に寝苦しく、不快感を与えることがあった。
【0004】 そして前記寝袋は前面布と背面布の長さが等しいため、就寝時は頭部が常に外 気に触れる状態となり、時には寝袋外部に頭部が露出し、直接外気の影響を強く 受けるという不都合があった。
【0005】 そこで本考案は以上のような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、 使用環境が地面、コンクリート面及び床面等の硬質上においても頭部及び首筋等 に負担がかかることがなく、また、簡単な操作で快適な睡眠が得られる枕付き寝 袋を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために前面布と背面布により形成してなる寝袋 本体を防寒性の有する素材から構成して、前面布の縁部の適宜位置から下方に向 かって脚部までスライドファスナーによって開閉可能にするとともに、前記寝袋 本体の背面布から延設してなる舌片の頭部対応位置に開口部を有する袋体を止着 し、前記袋体内部に空気枕を装着してなることを特徴とする枕付き寝袋を構成す るものである。
【0007】 そして寝袋本体として、長手方向に対して少なくとも前面布よりも背面布の長 さが長いものを利用することが適している。
【0008】 次いで袋体として、前記舌片の頭部対応位置に着脱自在のものを利用すること が可能である。
【0009】 また袋体として、開口部を一端に有する布袋を使用することが望ましい。
【0010】 そして袋体として、開口部が寝袋本体の下方へ向けて設定することが良い。
【0011】 更には空気枕として、空気が出し入れ自在となるものを利用することが適して いる。
【0012】
【作用】
本考案の構成に基づいて作用を説明すれば、先ずロール状に巻回してなる寝袋 本体を広げ、該寝袋本体に添設してなる袋体と空気枕を取り出し、該空気枕に空 気を送給して膨らませ前記袋体内部に装着して枕体を形成する。そして、枕体を 背面布の頭部対応位置に止着することによって枕付き寝袋が構成されるものであ る。
【0013】 次に、該枕付き寝袋を使用するには、スライドファスナーを適宜位置まで下げ て使用者が寝袋内に入り易いように開口し、使用者が入ってから前記スライドフ ァスナーを前面布の縁部まで上げる。そして、就寝時にスライドファスナーが下 がらないように腕部適応箇所から延設してなる雌雄面ファスナー付き止布を折曲 して取付ける。また、襟元が寒い場合等は前記スライドファスナーと相対向する 前面布の縁部に設けた調整ヒモを絞ることで襟元が狭まり外気を遮断することが できる。
【0014】
【実施例】
本考案の詳細を更に図示した実施例に基づいて説明する。
【0015】 図1に示すものは、本考案の代表的実施例の枕付き寝袋Aであり、寝袋本体1 と枕体2より主要構成されている。
【0016】 寝袋本体1は、前面布3と背面布4により形成し、防寒性の有する被層体から なる柔軟な生地としてキルティング布等を施して袋状に構成されており、腕部17 は幅広であって、脚部6は幅狭となるように設定されている。そして、使用者の 頭部が保護されるように背面布4から舌片20を延設している。次に、襟部5の側 方から脚部6、また、脚部6から襟部5の側方にかけて開閉可能となるようにス ライドテープ7a、7b間の両端部にスライダ15、16を遊嵌させてなるスライド ファスナー7を逢着してある。また、止布8は就寝している間に使用者の動きに よってスライダ15が緩んで外れることを防止するために背面布4の腕部17の適宜 位置から面ファスナーを施したものを延設し、前面布3に折曲して取付けるもの である。
【0017】 また、前記スライドファスナー7の相対向する前面布3の襟部5には、開口部 18を拡縮可能として首筋から寒気等の進入を防止するための調整ヒモ9が設けて おり、該調整ヒモ9を適度に絞ることで襟部5が狭まり外気を遮断できるのであ る。
【0018】 枕体2は図2に示す如き袋体10と空気枕11よりなり、前記袋体10の開口部19に 前記空気袋11を押入して装着し、該空気枕11が外部へ逃げないように開口部19縁 部から延設した返し片14を介して空気枕11を覆い枕体2を構成する。そして図1 に示すように背面布4から延設してなる舌片4の頭部対応位置に止着するもので ある。
【0019】 而して、本考案に係る代表的実施例の枕付き寝袋Aの寝袋本体1によれば、図 1に示す如き、長手方向に対して少なくとも前面布3よりも背面布4の長さが長 いものを利用することによって頭部を保護するのに適している。そして、前記背 面布4の外周縁をフード状に形成すれば寒風等を防ぐことができる。また、図2 に示す背面布4から延設してなる舌片20の頭部対応位置に止着した枕体が、万一 、外れた場合でもフードがストッパーの役割を果たし、枕が外に飛び出すことが ない。更には、腕部17と脚部6とがそれぞれ独立して設けて、防寒衣として利用 することもできる。
【0020】 次に、本考案に係る代表的実施例の枕付き寝袋Aの袋体2によれば、図2のよ うに面ファスナー12等によって着脱自在であるとともに、図1の如き寝袋本体1 からはみ出ない大きさのものを利用することが望ましい。このようにすれば、汚 れあるいは破損を最小限に抑えることができる。そして、開口部19を一端に有し 、素材として吸湿性に優れたもので形成するのが好ましく、例えば布袋を使用す れば睡眠時にかく汗を吸収し快適な睡眠が得られるのである。加えて、前記開口 部19が寝袋本体1の下方へ向けて設定すれば、万一、内部に装着された空気枕11 が袋体10からはみ出しても、寝袋本体1の内部に収容されるので外部に逃げ出す ことがなくなるのである。
【0021】 また、空気枕11は寝袋本体1と一体不可分であるので、収納し易いように空気 が出し入れ自在となるものが適しており、図2に示す如き空気送給口13から空気 を吹き込み膨張させてなるものを利用するのが良い。尚、図3に示すように前記 袋体10を開口部19とすることなくスライドファスナー20を逢着することによって 、いかなる場合にも袋体10内に装着してなる空気枕11が外に飛び出さないように 完全に収容することができる。
【0022】
【考案の効果】
上述の如く、防寒性を有する素材から構成され、前面布の縁部の適宜位置から 下方に向かって脚部までスライドファスナーによって開閉可能にするとともに、 前面布と背面布により袋状に形成してなる寝袋本体であって、該寝袋本体の背面 布の頭部対応位置に開口部を有する袋体を止着し、前記袋体内部に空気枕を装着 することによって、従来のように頭部及び首筋等による負担が軽減し、不快感が なく、且つ快適な睡眠が実現できる。
【0023】 そして袋体として、雌雄面ファスナー等により着脱自在のものを利用すれば必 要な時に使用することができ、また、定期的に洗濯をするときも寝袋本体全体を することなく、袋体のみ洗濯すれば足り、より経済的である。
【0024】 次に、寝袋本体として、長手方向に対して少なくとも前面布と背面布の長さが 相違することによって頭部を支持し、保護するとともに、フードとしても使用で きるので突風、寒風等の時に特に有用である。
【0025】 また、袋体として、布袋等の吸湿性素材を使用することで、睡眠時にかく汗を 吸収してなるので爽やかに目覚めることができる。更には、空気枕として、空気 が出し入れ自在となるものを利用することで、常に枕を携帯することなく寝袋本 体と一体となし収納できるので持ち運びが楽となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の代表的実施例の枕付き寝袋を示した状
態の平面図。
【図2】本考案の実施例の枕体を示した状態の分解斜視
図。
【図3】本考案の他の実施例の枕体を示した状態の分解
斜視図。
【符号の説明】
A 寝袋 1 寝袋本体 2 枕体 3 前面布 4 背面布 5 縁部 6 脚部 7、20 スライドファスナー 7a、7b スライドテープ 8 止布 9 調整ヒモ 10 袋体 11 空気枕 12 面ファスナー 13 空気送給口 14 返し片 15、16 スライダ 17 腕部 18、19 開口部 20 舌片

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面布と背面布により形成してなる寝袋
    本体を防寒性の有する素材から構成して、前面布の縁部
    の適宜位置から下方に向かって脚部までスライドファス
    ナーによって開閉可能にするとともに、前記寝袋本体の
    背面布から延設してなる舌片の頭部対応位置に開口部を
    有する袋体を止着し、前記袋体内部に空気枕を装着して
    なることを特徴とする枕付き寝袋。
  2. 【請求項2】 寝袋本体として、長手方向に対して少な
    くとも前面布よりも背面布の長さが長いものを利用して
    なる請求項1記載の枕付き寝袋。
  3. 【請求項3】 袋体として、前記舌片の頭部対応位置に
    着脱自在のものを利用してなる請求項1又は請求項2記
    載の枕付き寝袋。
  4. 【請求項4】 袋体として、開口部を一端に有した布袋
    を使用してなる請求項1又は請求項2又は請求項3記載
    の枕付き寝袋。
  5. 【請求項5】 袋体として、開口部が寝袋本体の下方へ
    向けて設定してなる請求項1又は請求項2又は請求項3
    又は請求項4記載の枕付き寝袋。
  6. 【請求項6】 空気枕として、空気が出し入れ自在とな
    るものを利用してなる請求項1又は請求項2又は請求項
    3又は請求項4又は請求項5記載の枕付き寝袋。
JP4603992U 1992-06-08 1992-06-08 枕付き寝袋 Pending JPH06228U (ja)

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JP4603992U JPH06228U (ja) 1992-06-08 1992-06-08 枕付き寝袋

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JP4603992U JPH06228U (ja) 1992-06-08 1992-06-08 枕付き寝袋

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JP4603992U Pending JPH06228U (ja) 1992-06-08 1992-06-08 枕付き寝袋

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200464430Y1 (ko) * 2012-09-20 2013-01-02 조윤석 모기장이 구비된 침낭
KR200475750Y1 (ko) * 2013-05-08 2014-12-30 박세원 해먹

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS641572B2 (ja) * 1980-03-12 1989-01-12 Mitsubishi Petrochemical Co

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950822