JPH0622898A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JPH0622898A
JPH0622898A JP4177210A JP17721092A JPH0622898A JP H0622898 A JPH0622898 A JP H0622898A JP 4177210 A JP4177210 A JP 4177210A JP 17721092 A JP17721092 A JP 17721092A JP H0622898 A JPH0622898 A JP H0622898A
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Shingo Kato
眞悟 加藤
Koji Okada
浩司 岡田
Atsushi Amano
敦之 天野
Hideyuki Shoji
秀幸 正治
Hiroyuki Ushifusa
浩行 牛房
Mutsumi Oshima
睦巳 大島
Kenya Inomata
研哉 猪俣
Kazufumi Takamizawa
一史 高見澤
Masahiko Hamano
雅彦 浜野
Tomoyuki Aoyama
智之 青山
Toshiaki Nishigori
俊明 錦織
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システムが暴走した場合でも、患者の安全を確
保する。 【構成】システム暴走時にリセット部31からリセット
信号が発生すると、電源制御装置28はリレー52,5
3をオンにし光源装置22及びビデオプロセッサ23に
電源電圧を供給して内視鏡画像を映出させると共に、他
の周辺機器2,24乃至27の電源電圧の供給を禁止す
る。これにより、システム暴走時の患者の安全が確保さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡装置及び患者に
対する治療具等を集中制御する内視鏡システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を生体内等に挿入す
ることにより、患部等の被写体を観察することができる
内視鏡が広く用いられるようになった。更に、この内視
鏡を駆動するために必要な光源装置、ビデオプロセッサ
等を集中管理すると共に、治療に用いる吸引・送水ポン
プ及び高周波焼灼装置等の各種装置を集中管理したシス
テムも開発されており、治療等における術者の作業効率
を向上させている。この種の従来の内視鏡システムにお
いては、電動ベッド装置等の診察台近傍に、ドクターワ
ークステーション及び内視鏡の観察画像を表示するモニ
タ装置が配置される。ドクターワークステーションには
内視鏡、光源装置、ビデオプロセッサ、高周波焼灼装
置、ヒートプローブ装置、吸引ポンプ及び送水ポンプ等
の各周辺装置とホストコントローラが構成される。
【0003】各周辺装置はホストコントローラによって
集中管理されて駆動が制御される。従って、このシステ
ムでは、光源装置等の周辺装置及びホストコントローラ
のいずれかの機器が外来ノイズ又はソフトウェアのバグ
等によって暴走すると、システムの全ての機器が制御不
能となり、不必要な機器も動作状態となってしまう虞が
ある。そこで、内視鏡システムに暴走が発生した場合に
は、使用者は、高周波焼灼装置、ヒートプローブ装置、
吸引ポンプ、送水ポンプ又は電動ベッドによって患者に
危害が及ぶことを回避するために、システム全体の電源
をオフにしていた。
【0004】ところで、内視鏡システムに暴走が発生し
た時点において、内視鏡プローブが患者の体中に挿入さ
れていることがある。この場合に電源をオフにし、次い
で、再度電源を投入すると、患者の体中の内視鏡プロー
ブ自体又は内視鏡プローブ先端の処置具は動作状態とな
り、あるいは、患者が仰臥している電動ベッド装置等も
動作状態となる。これに対し、内視鏡画像を撮像するた
めの光源ランプはシステムの電源を投入してもイグニシ
ョンスイッチを操作するまでは点灯しない。従って、こ
の期間には、内視鏡映像を確認することができず、電源
投入後に動作状態となる各機器によって患者に危害が与
えられる危険性が極めて高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の内視鏡システムにおいては、内視鏡システムの暴
走に対して、電源をオフにすることにより患者に対する
危険を回避した場合でも、再度システムの電源を投入し
たときに、患者に危害が及ぼされる危険性が極めて高い
という問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、システムが暴走した場合に電源をオフにす
ることなく正常状態に復帰させることにより、内視鏡映
像を継続して観察可能にし、患者の安全を確保すること
ができる内視鏡システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内視鏡シス
テムは、集中制御手段によって制御される内視鏡装置及
び患者に診療を施すための周辺機器と、前記集中制御手
段、内視鏡装置及び周辺機器に対するリセット信号を発
生するリセット信号発生手段と、前記リセット信号によ
ってリセットが指示されると前記内視鏡装置のみを強制
的に動作させ、前記集中制御手段及び周辺機器の動作を
停止させるリセット手段と、を具備したものである。
【0008】
【作用】本発明において、例えば、集中制御手段が暴走
すると、リセット信号発生手段からリセット信号が発生
する。そうすると、リセット手段は内視鏡装置を強制的
に動作させて内視鏡画像を表示させると共に、集中制御
手段及び周辺機器の動作を停止させる。これにより、シ
ステムが暴走した場合でも、患者に危害が加えられる危
険はなくなる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1及び図2は本発明の一実施例に係り、
図1は実施例の内視鏡システムを示すブロック図、図2
は実施例の内視鏡システムの外観を示す説明図である。
【0010】図2に示すように、内視鏡システム1は、
診察台として電動ベッド装置2を採用している。電動ベ
ッド装置2は駆動部によってベッド2aが移動可能とな
っている。電動ベッド装置2の一方の側部にはモニタ装
置3が配設されており、電動ベッド装置2の他方の側部
に位置する術者(図示せず)は、ベッド2a上の患者に
対する治療と同時に、モニタ装置3による内視鏡画像を
容易に観察することができるようになっている。術者の
側方にはワークステーション4が設けられている。
【0011】ワークステーション4の側面の術者側には
コネクタ5が設けられており、内視鏡スコープ6を接続
可能となっている。内視鏡の光源装置及びビデオプロセ
ッサ並びに高周波焼灼装置、ヒートプローブ装置、吸引
ポンプ装置及び送水ポンプ装置はワークステーション4
内に収納されている。ワークステーション4上にはこれ
らの各種機器を制御するホストコントローラの操作部7
が配置されており、操作部7には表示部8及びリセット
スイッチ9が設けられている。
【0012】また、ワークステーション4側面下端の術
者側には電動ベッド装置2を制御するフットスイッチ1
0が設けられている。ワークステーション4と電動ベッ
ド装置2及びモニタ装置3との間の床上には床台11が
設けられており、床台11内にはホストコントローラか
らの配線等が格納されている。また、床台11側面の術
者側には、高周波焼灼装置及びヒートプローブ装置を制
御するフットスイッチ12,13が設けられている。
【0013】本実施例の内視鏡システム1においては、
図1に示すように、ホストコントローラ21によって、
光源装置22、ビデオプロセッサ23、高周波焼灼装置
24、ヒートプローブ装置25、吸引ポンプ装置26、
送水ポンプ装置27及び電動ベッド装置2が制御される
ようになっている。ホストコントローラ21はマイクロ
コンピュータによって構成されている。ホストコントロ
ーラ21の制御部32は周辺機器2,22乃至28の各
制御部33乃至40と夫々接続されており、制御信号の
送受が可能となっている。制御部32は、術者の操作部
7の操作に基づいて各種制御信号を出力して、内視鏡画
像の撮像及び表示、電気メス及びヒートプローブ並びに
吸引及び送水等を制御することができるようになってい
る。表示部8には操作画面等が表示される。
【0014】本実施例においては、ホストコントローラ
21は、使用者の操作によってシステムをリセットさせ
るためのリセットスイッチ9を有している。リセット部
31は、リセットスイッチ9の操作を検出した場合、シ
ステムの電源が投入された場合及び図示しないウオッチ
ドックタイマーが作動してソフトウェアの暴走が検出さ
れた場合には、ホストコントローラ21及び周辺機器
2,22乃至28の各制御部32乃至40にリセット信
号を供給するようになっている。なお、ホストコントロ
ーラ21の制御部32は、電動ベッド装置2を制御する
ためのフットスイッチ10並びに高周波焼灼装置24及
びヒートプローブ装置25を夫々制御するためのフット
スイッチ12,13に基づいた制御も行うようになって
いる。
【0015】光源装置22は、内視鏡用の光源部41及
び光源部41を制御する制御部34によって構成されて
いる。制御部34は、ホストコントローラ21の制御部
32との間で制御信号の送受を行うと共に、リセット部
31からのリセット信号が入力されると、光源部41を
強制的にオンにして、内視鏡に光を供給するようになっ
ている。
【0016】ビデオプロセッサ23のビデオプロセッサ
部42は内視鏡スコープ6から撮像信号が入力され、所
定の映像処理によって標準的な映像信号に変換してモニ
タ装置3に出力する。制御部35はホストコントローラ
21の制御部32との間で制御信号の送受を行ってビデ
オプロセッサ部42を制御すると共に、リセット部31
からのリセット信号が入力されると、ビデオプロセッサ
部42を強制的にオンにして、内視鏡映像信号をモニタ
装置3に出力させるようになっている。
【0017】高周波焼灼装置24は高周波焼灼部44と
制御部36とから構成されている。制御部36はホスト
コントローラ21の制御部32との間で制御信号の送受
を行って高周波焼灼部44を制御する。高周波焼灼部4
4は、制御部36によって制御されて、図示しない電気
メスを駆動する。なお、上述したように、高周波焼灼装
置44はフットスイッチ12によって制御可能である。
本実施例においては、制御部36はホストコントローラ
21からリセット信号が入力されると、高周波焼灼部4
4を初期化するようになっている。
【0018】ヒートプローブ装置25の制御部37はホ
ストコントローラ21の制御部32との間で制御信号の
送受を行う。ヒートプローブ部45は図示しないヒート
プローブを駆動する。制御部37は制御信号に基づいて
ヒートプローブ部45を制御すると共に、ホストコント
ローラ21からのリセット信号によってヒートプローブ
部45を初期化するようになっている。なお、ヒートプ
ローブ装置25はフットスイッチ13によって制御可能
である。
【0019】吸引ポンプ装置26は制御部38及び吸引
ポンプ46を有しており、制御部38はホストコントロ
ーラ21の制御部32との間で制御信号の送受を行っ
て、吸引ポンプ46を制御する。吸引ポンプ46は内視
鏡スコープ6の先端部から体液を吸引する。本実施例に
おいては、リセット信号が入力されると、制御部38に
よって吸引ポンプ46は初期化されるようになってい
る。
【0020】送水ポンプ27は内視鏡スコープ6の先端
から水を送出させる送水ポンプ47と、この送水ポンプ
47を制御する制御部39とによって構成されている。
制御部39はホストコントローラ21との間で制御信号
を送受して送水ポンプ47の制御を行い、リセット信号
が入力された場合には送水ポンプ47を初期化するよう
になっている。
【0021】電動ベッド装置2は、制御部33と駆動部
48とによって構成されている。制御部33はホストコ
ントローラ21の制御部32との間で制御信号の送受を
行って駆動部48を制御し、駆動部48はベッド2aを
駆動して移動させる。電動ベッド装置2はフットスイッ
チ10によって制御可能である。本実施例においては、
制御部33はホストコントローラ21からのリセット信
号で駆動部48を初期化するようになっている。
【0022】本実施例においては、周辺機器2,22乃
至27の駆動部48、光源部41、ビデオプロセッサ部
42、高周波焼灼部44、ヒートプローブ部45、吸引
ポンプ46及び送水ポンプ47には、夫々電源制御装置
28のリレー51乃至57を介してAC電源電圧が供給
されるようになっている。リレー51乃至57は制御部
40によってオン,オフ制御される。すなわち、制御部
40は、通常時にはホストコントローラ21の制御部3
2からの制御信号に基づいてリレー51乃至57を制御
する。なお、制御部40はリレー54,55を同時にオ
ンにすることはなく、高周波焼灼装置24とヒートプロ
ーブ装置25とを同時に使用することができないように
している。本実施例においては、リセット部31からの
リセット信号が制御部40に供給されると、制御部40
はリレー52,53をオンにし、他のリレー51,54
乃至57をオフにするようになっている。
【0023】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
【0024】通常使用時には、各周辺機器2,22乃至
28はホストコントローラ21によって制御される。使
用者はホストコントローラ21の操作部7及びフットス
イッチ10,12,13を操作することによって、各周
辺機器を使用する。例えば、内視鏡スコープ6を患者の
体中に挿入し、内視鏡画像をモニタ装置3に表示させる
場合には、ホストコントローラ21の制御部32から制
御部34,35に制御信号が送出されて、光源部41及
びビデオプロセッサ部42がオンとなる。この場合に
は、制御部40はリレー52,53をオンにして光源部
41及びビデオプロセッサ部42にAC電源電圧を供給
する。また、更にヒートプローブによる焼灼を行う場合
には、術者はフットスイッチ13を操作する。そうする
と、制御部32から制御部37,40に制御信号が送出
されて、リレー55がオンとなってAC電源電圧がヒー
トプローブ部45に供給されると共に、制御部37によ
ってヒートプローブ部45が駆動される。なお、制御部
40はリレー54,55を同時にオンにすることはな
く、高周波焼灼部44及びヒートプローブ部45が同時
に使用可能となることはない。
【0025】ここで、ホストコントローラ21において
ソフトウェアの暴走が発生するものとする。図示しない
ウオッチドックタイマーがソフトウェアの暴走を検出す
ると、リセット部31はリセット信号を発生する。リセ
ット信号はホストコントローラ21の制御部32に供給
されると共に、周辺機器2,22乃至28の制御部33
乃至40にも供給される。ホストコントローラ21の制
御部32はリセット信号によって初期化される。これに
対し、制御部40はリレー52及びリレー53をオンに
し、制御部34,35は夫々光源部41及びビデオプロ
セッサ部42を強制的にオンにする。光源部41によっ
て内視鏡に照明光が供給され、ビデオプロセッサ部42
によって撮像画像信号が映像処理されて、モニタ装置3
に撮像映像が表示される。すなわち、システムの暴走が
発生するとホストコントローラ21による制御は停止す
るが、内視鏡画像は継続して表示される。
【0026】一方、リセット信号によって、制御部40
はリレー51,54乃至57をオフにする。また、制御
部33,36乃至39は夫々駆動部48、高周波焼灼部
44、ヒートプローブ部45、吸引ポンプ46及び送水
ポンプ47を初期化する。すなわち、システムの暴走発
生直後において、電動ベッド装置2、高周波焼灼装置2
4、ヒートプローブ装置25、吸引ポンプ装置26及び
送水ポンプ装置27は動作が停止する。従って、システ
ムの暴走によって、患者に危害が加えられることが防止
される。
【0027】なお、術者がシステムの動作が不良である
と判断した場合には、リセットスイッチ9を操作するこ
とによって、リセット部31からリセット信号を発生さ
せることができ、システムの暴走時と同様の処理を可能
にすることができる。また、電源投入時においてもリセ
ット信号が出力されて同様の処理が行われる。
【0028】このように、本実施例においては、システ
ムの暴走等が発生すると、リセット部31がリセット信
号を発生して電源制御装置28に供給しており、電源制
御装置28は、光源装置22及びビデオプロセッサ23
のように映像関係の機器には電源電圧を供給し、他の高
周波焼灼装置24、ヒートプローブ装置25、吸引ポン
プ装置26、送水ポンプ装置27及び電動ベッド装置2
のように患者に危害を与える可能性を有する機器に対し
ては電源電圧の供給を停止させるようになっており、シ
ステム異状時においても患者の安全を確保することがで
きる。
【0029】なお、図2の装置では、電動ベッド装置2
を操作するためのフットスイッチ10と高周波焼灼装置
24又はヒートプローブ装置25を夫々操作するための
フットスイッチ12,13とは離れた位置に配置されて
いるので、術者が電動ベッド装置2の操作をするつもり
で誤って高周波焼灼装置24又はヒートプローブ装置2
5を操作してしまうことを防止することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステムが暴走した場合に電源をオフにすることなく正常
状態に復帰させることにより、内視鏡映像を継続して観
察可能にし、患者の安全を確保することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内視鏡システムの一実施例を示す
ブロック図。
【図2】図1の実施例の外観を示す説明図。
【符号の説明】
21…ホストコントローラ 22…光源装置 23…ビデオプロセッサ 24…高周波焼灼装置 25…ヒートプローブ装置 26…吸引ポンプ装置 27…送水ポンプ装置 28…電源制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】ところで、内視鏡システムに暴走が発生し
た時点において、内視鏡プローブが患者の体中に挿入さ
れていることがある。この場合に電源をオフにし、次い
で、再度電源を投入しても、内視鏡画像を撮像するため
の光源ランプはイグニションスイッチを操作するまで点
灯しない。従って、この期間には、内視鏡映像を確認す
ることができず、患者の体中の内視鏡プローブ自体又は
内視鏡プローブ先端の処置具によって患者に危害が与え
られる危険性が極めて高い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたものであって、システムが暴走した場
合に電源をオフにすることなく正常状態に復帰させるこ
とにより、内視鏡映像を継続して観察可能にし、患者の
安全を確保することができる内視鏡システムを提供する
ことを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本実施例においては、ホストコントローラ
21は、使用者の操作によってシステムをリセットさせ
るためのリセットスイッチ9を有している。リセット部
31は、リセットスイッチ9の操作を検出した場合及び
図示しないウオッチドックタイマーが作動してソフトウ
ェアの暴走が検出された場合には、ホストコントローラ
21及び周辺機器2,22乃至28の各制御部32乃至
40にリセット信号を供給するようになっている。な
お、ホストコントローラ21の制御部32は、電動ベッ
ド装置2を制御するためのフットスイッチ10並びに高
周波焼灼装置24及びヒートプローブ装置25を夫々制
御するためのフットスイッチ12,13に基づいた制御
も行うようになっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】光源装置22は、内視鏡用の光源部41及
び光源部41を制御する制御部34によって構成されて
いる。制御部34は、ホストコントローラ21の制御部
32との間で制御信号の送受を行うと共に、リセット部
31からのリセット信号が入力されると、光源部41を
強制的に動作状態にして、内視鏡スコープ6に光を供給
するようになっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ビデオプロセッサ23のビデオプロセッサ
部42は内視鏡スコープ6から撮像信号が入力され、所
定の映像処理によって標準的な映像信号に変換してモニ
タ装置3に出力する。制御部35はホストコントローラ
21の制御部32との間で制御信号の送受を行ってビデ
オプロセッサ部42を制御すると共に、リセット部31
からのリセット信号が入力されると、ビデオプロセッサ
部42を強制的に動作状態にして、内視鏡映像信号をモ
ニタ装置3に出力させるようになっている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】高周波焼灼装置24は高周波焼灼部44と
制御部36とから構成されている。制御部36はホスト
コントローラ21の制御部32との間で制御信号の送受
を行って高周波焼灼部44を制御する。高周波焼灼部4
4は、制御部36によって制御されて、図示しない電気
メスを駆動する。なお、上述したように、高周波焼灼装
置44はフットスイッチ12によって制御可能である。
本実施例においては、制御部36はホストコントローラ
21からリセット信号が入力されると、制御部36を初
期化するようになっている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ヒートプローブ装置25の制御部37はホ
ストコントローラ21の制御部32との間で制御信号の
送受を行う。ヒートプローブ部45は図示しないヒート
プローブを駆動する。制御部37は制御信号に基づいて
制御部37を制御すると共に、ホストコントローラ21
からのリセット信号によってヒートプローブ部45を初
期化するようになっている。なお、ヒートプローブ装置
25はフットスイッチ13によって制御可能である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】吸引ポンプ装置26は制御部38及び吸引
ポンプ46を有しており、制御部38はホストコントロ
ーラ21の制御部32との間で制御信号の送受を行っ
て、吸引ポンプ46を制御する。吸引ポンプ46は内視
鏡スコープ6の先端部から体液等を吸引する。本実施例
においては、リセット信号が入力されると、制御部38
は初期化されるようになっている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】送水ポンプ27は内視鏡スコープ6の先端
から水を送出させる送水ポンプ47と、この送水ポンプ
47を制御する制御部39とによって構成されている。
制御部39はホストコントローラ21との間で制御信号
を送受して送水ポンプ47の制御を行い、リセット信号
が入力されると制御部39は初期化されるようになって
いる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】電動ベッド装置2は、制御部33と駆動部
48とによって構成されている。制御部33はホストコ
ントローラ21の制御部32との間で制御信号の送受を
行って駆動部48を制御し、駆動部48はベッド2aを
駆動して移動させる。電動ベッド装置2はフットスイッ
チ10によって制御可能である。本実施例においては、
制御部33はホストコントローラ21からのリセット信
号で制御部33を初期化するようになっている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】通常使用時には、各周辺機器2,22乃至
28はホストコントローラ21によって制御される。使
用者はホストコントローラ21の操作部7及びフットス
イッチ10,12,13を操作することによって、各周
辺機器を使用する。例えば、内視鏡スコープ6を患者の
体中に挿入し、内視鏡画像をモニタ装置3に表示させる
場合には、ホストコントローラ21の制御部32から制
御部34,35に制御信号が送出されて、光源部41及
びビデオプロセッサ部42を動作状態にする。この場
、制御部40はリレー52,53をオンにして光源部
41及びビデオプロセッサ部42にAC電源電圧を供給
する。また、更にヒートプローブによる焼灼を行う場合
には、まずホストコントローラ21の操作部7より、ヒ
ートプローブ電源オンを指示し、制御部32から制御部
40に制御信号が送出されて、リレー55がオンとなっ
てAC電源電圧がヒートプローブ45に供給される。こ
のあと、術者はフットスイッチ13を操作し、制御部3
2から制御部37に制御信号が送出されてヒートプロー
ブ部45が動作状態となる。なお、制御部40はリレー
54,55を同時にオンにすることはなく、高周波焼灼
部44及びヒートプローブ部45が同時に使用可能とな
ることはない。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ここで、ホストコントローラ21において
ソフトウェアの暴走が発生するものとする。図示しない
ウオッチドックタイマーがソフトウェアの暴走を検出す
ると、リセット部31はリセット信号を発生する。リセ
ット信号はホストコントローラ21の制御部32に供給
されると共に、周辺機器2,22乃至28の制御部33
乃至40にも供給される。ホストコントローラ21の制
御部32はリセット信号によって初期化される。これに
対し、制御部40はリレー52及びリレー53をオンに
し、制御部34,35は夫々光源部41及びビデオプロ
セッサ部42を強制的に動作状態にする。光源部41に
よって内視鏡に照明光が供給され、ビデオプロセッサ部
42によって撮像画像信号が映像処理されて、モニタ装
置3に撮像映像が表示される。すなわち、システムの暴
走が発生するとホストコントローラ21による制御は停
止するが、内視鏡画像は継続して表示される。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】一方、リセット信号によって、制御部40
はリレー51,54乃至57をオフにし、制御部33,
36乃至39を初期化する。すなわち、システムの暴走
発生直後において、電動ベッド装置2、高周波焼灼装置
24、ヒートプローブ装置25、吸引ポンプ装置26及
び送水ポンプ装置27は動作が停止する。従って、シス
テムの暴走によって、患者に危害が加えられることが防
止される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】なお、術者がシステムの動作が不良である
と判断した場合には、リセットスイッチ9を操作するこ
とによって、リセット部31からリセット信号を発生さ
せることができ、システムの暴走時と同様の処理を可能
にすることができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】このように、本実施例においては、システ
ムの暴走等が発生すると、リセット部31がリセット信
号を発生して電源制御装置28に供給しており、電源制
御装置28は、光源装置22及びビデオプロセッサ23
のように映像関係の機器には電源電圧を供給し、他の高
周波焼灼装置24、ヒートプローブ装置25、吸引ポン
プ装置26、送水ポンプ装置27及び電動ベッド装置2
のように患者に危害を与える可能性を有する機器に対し
ては電源電圧の供給を停止させるようになっており、
ステム異常時においても患者の安全を確保することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正治 秀幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 牛房 浩行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大島 睦巳 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 猪俣 研哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高見澤 一史 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 浜野 雅彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青山 智之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 錦織 俊明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集中制御手段によって制御される内視鏡
    装置及び患者に診療を施すための周辺機器と、 前記集中制御手段、内視鏡装置及び周辺機器に対するリ
    セット信号を発生するリセット信号発生手段と、 前記リセット信号によってリセットが指示されると前記
    内視鏡装置のみを強制的に動作させ、前記集中制御手段
    及び周辺機器の動作を停止させるリセット手段と、を具
    備したことを特徴とする内視鏡システム。
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