JP2018532541A - 歯科用セルフアシスタント装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、歯科用マルチアシスタント装置に関し、地面に移動自在に備えられる本体と、歯科治療に用いられる互いに異なる種類の複数の治療ユニットと、前記本体に前記複数の治療ユニットの位置が外力が印加されれば可変され、外力がなくなると可変された位置で自立して固定されるよう前記複数の治療ユニットを支持するユニット支持部と、複数の治療ユニットの使用有無が入力される入力部と、前記複数の治療ユニットの駆動を補助するユニット駆動部と、前記入力部の入力信号により前記治療ユニットと前記ユニット駆動部の駆動を制御する制御部を含み、前記治療ユニットは水供給ノズル、サクション器、ライト、リトラクタ、鏡、光重合器、補助棚、エアー噴射器、スマート機器据え置き台及びライトガードのうち少なくとも1つ以上であってもよい。

Description

本発明は、歯科用セルフアシスタント装置に関し、より詳しくは、施術環境に応じて治療ユニットを多様に結合して使用し、医師の治療を補助する歯科用セルフアシスタント装置に関し、歯科で患者の治療時に必要な助手の数を減らし、場合に応じて、助手のアシストなしに医師一人で全ての術式を行うことができるよう医師の治療を補助する歯科用セルフアシスタント装置に関し、より詳細には、入力信号によって自動移動及び治療ユニットの位置を調整して医師の治療を補助する歯科用セルフアシスタント装置に関する。
歯科では患者の歯を治療するために様々な治療機構が用いられている。そのため、登録実用第20−0433992号の「歯科用ユニットチェア」が用いられる。
従来における歯科治療のためには、ユニットチェアに患者が横になった状態で口を開き、患者の頭の付近に歯科医師が座った状態で歯科治療を行う。ここで、医師の隣には治療を補助するために助手が位置する。
助手は、サクションを患者の口に固定して口腔内部で発生する唾液や切削物などの摘出物が外部に排出されるようにしたり、リトラクタで軟組織を牽引したり、光重合器を口の中に固定したり、部分照明を照らすなどの役割を果たす。医師は手が2つしかないことから、歯科治療に求められる様々なハンドピースや装備を患者の口の中に固定する役割は助手の担当である。
ところで、歯科治療の過程と歯科治療装備の使用方法を熟知した助手を雇用することが難しく、助手の足りない歯科では歯医者一人で様々な治療を行わなければならないという煩わしさ及び困難がある。
また、助手がいても医師と助手が長期間ともに仕事していない場合、歯科医師と業務分担が円滑に行われず動線が重なって、かえって術式に妨害をあたえる場合がある。
また、何人の助手がいる場合、助手の頭と手によって視野確保が難しい場合が多い。これはかえって、術式の速度を遅らせる要因として作用する。
本発明の目的は、上述した問題を解決するためのものであり、助手なしで歯科医師一人で歯科治療できるように様々な治療ユニットの使用を補助できる歯科用セルフアシスタント装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、自己診断が可能であり、故障の有無と歯科治療又は歯科施術に求められる部品を知らせる歯科用セルフアシスタント装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、人工知能に基づいて歯医者の先順位治療行為に続く後順位治療行為を自ら行い、歯科医師の治療を補助する歯科用セルフアシスタント装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、人でない機構を用いることから、業務の効率性と安定性が高く、人件費を減らし得る歯科用セルフアシスタント装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、様々な種類の治療ユニットを必要に応じて互換して使用できる歯科用セルフアシスタント装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、音声により自動で位置を移動し、治療ユニットが患者の口腔内に移動したり、歯医者が位置を調整しやすい位置まで移動して歯科医師の治療を自らアシストする歯科用セルフアシスタント装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、歯科施術のとき必要な様々な治療機器を収納して治療動線を減らし得る歯科用セルフアシスタント装置を提供することにある。
本発明の更なる目的は、患者の心身が安定になるようアシストする歯科用セルフアシスタント装置を提供することにある。
本発明の前記目的と様々な長所は、この技術分野に熟練した人によって本発明の好適な実施形態からより明確になるのであろう。
前記発明の目的を達成するための歯科用セルフアシスタント装置は、歯科治療に用いられる治療ユニットと、前記治療ユニットを支持するユニット支持部を含むが、前記ユニット支持部は、外力によって手動で形状及び位置が可変されるように備えられたり、駆動部の駆動力によって自動で形状及び位置が可変されるように備えられ得る。
一実施形態によれば、前記ユニット支持部は、ユニットチェアのユニット本体に着脱自在に結合され得る。
一実施形態によれば、前記ユニット支持部は、底面、壁面、又は天井に結合して用いられる。
一実施形態によれば、前記ユニット支持部と前記治療ユニットを支持する本体をさらに含み得る。
一実施形態によれば、前記治療ユニットは、サクション、水供給ノズル、ライト、反射鏡、鏡、光重合器、補助棚、口腔スキャナー、口腔カメラ、レーザー、美白ランプ、リトラクタ、歯シェード分析器のうちの1つ以上であり得る。
一実施形態によれば、前記治療ユニットは、前記ユニット支持部に着脱自在に結合され得る。
一実施形態によれば、前記治療ユニットは、患者の口腔に接する部分は交替可能に備えられ得る。
一実施形態によれば、前記治療ユニットが当該機能を行うよう駆動力を提供する治療ユニット駆動部をさらに含み、前記治療ユニット駆動部は、ユニットチェアのユニット本体内部に備えられたものを用いたり、ユニットチェアから出たユニット駆動線に接続されたり、ユニットチェアの外部に独立的に備えられ得る。
一実施形態によれば、前記本体の一側に設けられ前記治療ユニットの使用信号が入力される入力部をさらに含み、前記入力部は、入力パネル、タッチパネル、音声認識、モーション認識方式、フットパネル方式のうちの1つ以上に備えられ得る。
一実施形態によれば、前記本体は移動自在に設けられ、手動で移動したり、前記入力部の入力信号によって自動で移動し得る。
一実施形態によれば、前記本体を移動させる本体駆動部と、前記ユニット支持部を移動させるユニット支持部駆動部と、前記入力部の入力信号により前記本体駆動部と前記ユニット支持部駆動部を制御する制御部とをさらに含み得る。
一実施形態によれば、前記本体駆動部は、現在位置と前記入力部を介して入力された目標位置を検出し、前記本体が目標位置に移動する経路情報を形成し、前記制御部は、前記経路情報に移動するよう前記本体駆動部を制御し得る。
一実施形態によれば、前記本体駆動部は、前記入力部を介して予め設定された目標位置に前記本体が移動するよう駆動され得る。
一実施形態によれば、前記本体の高さを調整する本体の高さ調整部をさらに含み得る。
一実施形態によれば、前記本体に開閉可能に備えられる1つ以上の収納ケースと、前記入力部を介して指定された位置の収納ケースが施術者に対応する位置に移動するよう、前記複数の引出しの収納ケースの位置を調整する収納ケース駆動部とをさらに含み得る。
一実施形態によれば、前記本体に備えられた複数の治療ユニットの故障の有無を自ら診断する自己診断部と、前記自己診断部による診断結果、故障又は異常のある治療ユニットがある場合、前記制御部の制御によって警告信号を表示する表示部とを含み得る。
一実施形態によれば、前記本体に結合された各治療ユニットを用いた治療順序に関して用いられる治療ユニットの使用過程が記録された治療順序DBと、各治療順序で当該治療ユニットが患者の口腔又はユニットチェアに位置する位置情報が記録された位置情報DBが格納される格納部を含み、前記制御部は、施術者が第1治療ユニットに対する使用信号を印加した後、前記治療順序に記録された先順位治療を実行すれば、前記治療順序DBと前記位置情報DBに基づいて前記先順位治療に後続される後順位治療に求められる第2治療ユニットが、前記後順位治療に求められる位置に移動するよう前記ユニット支持部駆動部の位置を制御し得る。
一実施形態によれば、前記治療順序DBに基づいて治療過程による前記治療ユニットの位置移動を音声でガイドする音声出力部をさらに含み得る。
一実施形態によれば、前記入力部は、リモコン、ウェアラブル機器などで設けられ、前記本体と離隔した遠距離で入力信号を印加する。
一実施形態によれば、前記治療ユニットがサクションである場合、前記サクションの先端に設けられ患者の口腔に液体があるか否かを検出する液体検出センサをさらに含み得る。
前記制御部は、前記液体検出センサが液体を検出すれば、前記サクションが駆動されるよう駆動信号を印加し、基準時間の間に前記液体検出センサから検出信号が送信されていないか、基準時間の間に前記サクションを介して液体が吸入されなければ、前記サクションの駆動が止まるように制御する。
一方、本発明の目的を達成するための歯科用セルフアシスタント装置は、地面に移動自在に備えられる本体と、歯科治療に用いられる互いに異なる種類の複数の治療ユニットと、前記本体に前記複数の治療ユニットの位置が外力が印加されれば可変され、外力がなくなると可変された位置に自立して固定されるよう前記複数の治療ユニットを支持するユニット支持部と、複数の治療ユニットの使用有無が入力される入力部と、前記複数の治療ユニットの駆動を補助するユニット駆動部と、前記入力部の入力信号により前記治療ユニットと前記ユニット駆動部の駆動を制御する制御部とを含み、前記治療ユニットは、水供給ノズル、サクション、ライト、リトラクタ、鏡、光重合器、補助棚、エアー噴射器、スマート機器据え置き台、及びライトガードのうち少なくとも1つ以上であり得る。
一実施形態によれば、前記ユニット支持部は、前記本体の上部に一定の長さに延長形成されて前記複数の治療ユニットそれぞれを支持する複数のブランチと、前記本体の上部に一定の長さに延長形成されるよう固定結合され、内部に前記複数のブランチを収容する下部支持管とを含み、前記ブランチは、金属材で形成されて外力によって形状が可変される蛇管状に形成され、前記ブランチの内部には、前記治療ユニットの種類によって電源供給線、真空圧形成管、摘出物移動管のうちいずれか1つが収容され得る。
一実施形態によれば、前記ブランチの端部には結合ソケットが形成され、前記治療ユニットの一側には、前記結合ソケットに着脱自在に結合される結合軸が形成され、1つの結合ソケットに互いに異なる種類の治療ユニットが互換されるよう結合可能である。
一実施形態によれば、前記ユニット駆動部は前記本体の内部に収容され、サクションの真空圧力を形成する圧縮機、口腔内の摘出物を吸入する圧力を形成するポンプ、サクションから移動した摘出物が格納される摘出物貯蔵槽、前記治療ユニットに電源を供給する電源供給部を含み得る。
一方、本発明の目的を達成するための本発明の歯科用セルフアシスタント装置は、本体と、前記本体に設けられ、歯科治療に用いられる複数の治療ユニットと、前記治療ユニットの使用有無を入力する入力機器と、前記入力機器を通した入力信号により、前記治療ユニットが希望する位置に移動するよう前記治療ユニットの位置を調整する制御部とを含むことを特徴とする。
一実施形態によれば、前記本体は、前記複数の治療ユニットが結合されるケーシングと、前記ケーシングの下部に備えられる移動輪と、前記ケーシングに開閉可能に設けられ、収納空間が形成される少なくとも1つの収納ケースを含むが、前記収納ケースは、治療機構が収納される収納機能、治療薬品が格納される冷蔵庫機能、治療機構を殺菌、消毒、滅菌機能のうちいずれか1つ又は2以上の機能を有する。
一実施形態によれば、前記本体は、歯科用ユニットチェアと着脱自在に結合される。
一実施形態によれば、前記本体は、前記制御部の制御によって前記移動輪を駆動する本体駆動部をさらに含み、前記複数の治療ユニットそれぞれは、前記治療ユニットの機能を実現するための駆動を補助するユニット駆動部と、前記治療ユニットが必要な位置に移動するよう前記治療ユニットの位置を調整するユニット位置調整部とを含み得る。
一実施形態によれば、前記複数の治療ユニットが必要な位置に移動するようガイドする位置ガイド部をさらに含むが、前記位置ガイド部は、前記必要な位置に積載される位置タグと、前記複数の治療ユニットそれぞれに結合して前記位置タグの位置を検出するタグ検出部とを含み得る。
一実施形態によれば、前記入力機器は、音声又は指の入力形態に入力信号が印加され、前記制御部は、前記音声を認識する音声認識部をさらに含み得る。
一実施形態によれば、前記本体には治療中に患者の安定をアシストする付加機能部がさらに設けられ、前記付加機能部は、音楽を出力する音楽出力機器、酸素を発生させる酸素発生器、加湿器、芳香機器、空気清浄器、冷暖房機器のうちの1つ以上であり得る。
一実施形態によれば、前記入力機器は、無線入力機器又は有線入力機器を含み得る。
本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置は、治療ユニットが結合されたユニット支持部を必要な位置に着脱させて施術者の施術を補助することができる。
また、本発明の他の実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置は、施術者が所望する位置に、治療ユニットの結合された本体が歯医者又は助手のアシストなしに自ら必要な場所に移動する。また、治療ユニットも自動又は手動で患者の口に移動するため、歯医者一人でも十分に歯科治療できる。
これによって、互いに息が合う助手を雇用する必要がないため、人件費を減らし得る長所がある。
特に、人工知能機能を実現して先順位治療過程に続く後順位治療過程に求められる治療ユニットを予め患者の口腔位置に移動させることで施術者の動線を減らし、施術者の体力的な消耗を減らし、はやい施術が可能になる。
また、本体の内部に複数の収納ケースを形成し、施術者が求める位置の収納ケースが施術者の位置に移動するため施術者の体力的な消耗を減らすことで、施術過程の能率が向上する。
また、自己診断部が治療ユニットの異常可否を診断して表示するため、患者の施術前に予め装備を点検して施術時の故障による不便を防止できる。
本発明の歯科用セルフアシスタント装置は、人ではない機構であるため、長時間決定した位置に固定され得る。したがって、人の体力の限界を越えることができ、安定的かつ信頼性に使用できる長所がある。
また、複数のブランチに様々な種類の治療ユニットが装着されているため、同時に複数の治療ユニットをともに使用できる。また、治療ユニットの交替時にも隣接する他のブランチを移動させるだけでよいため、治療ユニットを探したり交替に求められる時間を減らし、施術者の体力的な負担も減らし得る。
また、互いに息が合う助手を雇用する必要が少ないことから、人件費を減らし得る長所がある。
また、何人の助手がいる場合に狭い空間が複雑になり、視野が妨害される短所があるが、本発明の歯科用セルフアシスタント装置を使用する場合、そのような問題を解決して歯科医師一人で簡素であるものの能率よく歯科術式を進行できる長所がある。
本発明の歯科用セルフアシスタント装置は、治療ユニットの結合された本体が歯医者又は助手のアシストなしに自ら所望する位置に移動できる。また、治療ユニットも自ら患者の口に移動するため、歯医者一人でも十分に歯科治療できる。
これによって、互いに息が合う助手を雇用する必要がないため、人件費を減らし得る長所がある。
また、本体の内部に冷蔵庫又は紫外線殺菌機能を有する収納ケースが備えられているため、ユーザは遠く移動する必要なしに収納ケースで必要な機構を探して使用できる。そのため、歯科治療時に動線が短くなり治療能率も高くなる。
また、この収納ケースも必要な位置に移動自在であり、そのまま手を用いて開閉することもできるため、使用の便宜が高められる。
本発明の第1実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの基本構成を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの基本構成を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの基本構成がユニットチェアに結合して用いられる状態を示す例示図である。 本発明の第1実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの変形例を示す例示図である。 本発明の他の実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの構成を図示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの一例を示した斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの動作過程を示す例示図である。 本発明の他の実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの変形例を示す例示図である。 本発明の他の実施形態に係る歯科用セルフアシスタントのサクションの使用過程を示す例示図である。 本発明の他の実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの人工知能を用いた動作過程の一例を示す例示図である。 本発明の第2実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置がユニットチェアに適用された状態を示す例示図である。 本発明の第2実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置の構成を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置の構成を概略的に図示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置のブランチと治療ユニットの結合過程を示す例示図である。 本発明の第2実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置を用いて患者の歯科治療を行う過程を示す例示図である。 本発明の第3実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの構成を示した斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの構成を概略的に図示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの治療ユニット位置調整部の構成を示す例示図である。 本発明の第3実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの治療ユニット位置調整部の他の実施形態を示した斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの位置ガイド部の一例を示す例示図である。 本発明の第3実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの動作過程を示す例示図である。 本発明の第3実施形態に係る歯科用セルフアシスタントの動作過程を示す例示図である。
本発明を十分に理解するために、本発明の好適な実施形態を添付図面を参照して説明する。本発明の実施形態は様々な形態に変形でき、本発明の範囲が以下で詳細に説明する実施形態に限定されるものと解釈されることはない。本実施形態は、当業界で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状などはより明確な説明を強調するために誇張されて表現されることがある。各図面において、同一の部材は同一の参照符号に示す場合があることを留意しなければならない。本発明の要旨を不要に曖昧にするものと判断される公知機能及び構成に対する詳細な技術は省略する。
図1(a)〜図1(c)は、本発明の一実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置100の基本構成を示す図である。
本発明の一実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置100は、歯医者の施術動線と施術環境に応じて様々な位置に結合して歯医者の施術又は治療を補助する。
歯科用セルフアシスタント装置100は、治療ユニット110と、治療ユニット110を支持するユニット支持部120を含む。治療ユニット110は、歯科治療時に必要な様々な歯科治療機構を指す。治療ユニット110は、患者の口の中の摘出物を吸入するサクションと、患者の口に水を供給する水供給ノズルと、患者の口に局所な集中点検を提供するライトと、患者の歯の状態を反射して示す反射鏡と、治療状態を患者に映す鏡と、歯治療のために歯の表面に塗られている薬品を硬化させる光重合器と、ハンドピース又は薬品などを積載するための補助棚のうちの1つ以上に備えられる。
また、治療ユニット110は、レーザー、美白ランプ、リトラクタ、歯シェード分析器のいずれか1つであり得る。
図1(a)に示すように、治療ユニット110は、ユニット支持部120の端部に結合される。ユニット支持部120は、治療ユニット110を歯医者が使用できるように支持する。ユニット支持部120は、歯科の底面、壁面又は天井などに結合されたり、図2に示すように、ユニットチェア10のユニット本体11、場合に応じてユニットチェア10などの歯医者の術式をアシストできるいかなる場所にも結合して使用できる。
ここで、治療ユニット110は、ユニット支持部120に一体に備えられたり、図面に示すように着脱自在に結合され得る。治療ユニット110がユニット支持部120に着脱自在に結合されている場合、一個のユニット支持部120に互いに異なる種類の治療ユニット110を互換して結合して使用できる。
治療ユニット110がユニット支持部120に着脱自在に結合されている場合、治療ユニット110の下部とユニット支持部120の上部には互いに対応するねじ山111、121が設けられて螺合される。
ユニット支持部120の下部には、底面、天井、又はユニット本体210などに結合が容易になるよう結合板123が備えられる。結合板123は、ユニット支持部120の外径に比べて大きい外径を有するよう形成される。結合板123は、金属面に容易に着脱されるよう磁石で備えられてもよい。結合板123には、締結部材が挿入される締結部材挿入孔123aが備えられる。
ここで、治療ユニット110は、患者の口腔に接する部分は交替可能に備えられる。治療ユニット110は、既存に販売された既製品がユニット支持部120に結合して使用されてもよく、ユニット支持部120に適するよう別途製造された形態が使用されてもよい。既製品の治療ユニット110をユニット支持部120に結合させる場合、この2つを互いに連結するためのカップリング部材(図示せず)が備えられる。
ユニット支持部120は、治療ユニット110を使用しない場合には、結合対象、すなわち、底面又は天井、ユニット本体11などに固定された状態を支持し、歯科治療のためには患者の口腔近所に治療ユニット110を移動させなければならないため、形状が可変されるように備えられる。
そのために、ユニット支持部120aは、図1(b)に示すように外力が加えられれば形状が可変される蛇管状に備えられてもよい。ユニット支持部120aは、蛇管状でなくても、歯医者又は施術者が手動で外力を加えて形状を可変させ得るいかなる形態であって備えられる。
一方、ユニット支持部120aは、図1(c)に示すように、支持部駆動部150の駆動力によって自動で形状が可変されるよう備えられてもよい。すなわち、図1(b)では、手動でユニット支持部120の長さが可変されたり曲がるが、図1(c)では、歯医者又は施術者が入力部(図示せず)を介して印加する入力信号によって支持部駆動部150が駆動され、ユニット支持部120bを回動させたり長さを調整する。
支持部駆動部150は、駆動モータを使用したり、油圧を用いてユニット支持部120bの長さを調整したり回動させる。
入力部(図示せず)は、ユニット支持部120又は支持部駆動部150に結合されるように備えらてもよく、リモコン又はウェアラブル機器の形態に実現されてもよい。
一方、ユニット支持部120cは、図2に示すように、関節形態に折り畳まれるように備えられてもよい。ユーザは、外力を印加して関節が連結されたリンク部分の角度を調整して本人が希望する位置に調整できる。
一方、治療ユニット110は、種類に応じてその機能を実現するため電源供給と駆動部の連結が求められるものである。一例として、治療ユニット110がサクションである場合、電源供給線130が電源に接続されなければならず、ユニット駆動線140が真空ポンプに接続されなければならない。水供給ノズルの場合、ユニット駆動線140が水供給ポンプと接続されなければならない。
そのため、セルフアシスタント装置100は、この種類によって単に底面、天井、壁面、テーブルなどに結合されるだけではなく、コンプレッサーや水供給ポンプ、真空ポンプ、エアポンプなどのユニット駆動部(図示せず)に連結されなければ充分に動作することができない。
セルフアシスタント装置100は、図2に示すように、ユニットチェア10に連結されている場合、ユニット本体11の内部に備えられたユニット駆動部(図示せず)に連結されて使用される。すなわち、治療ユニット110は、ユニット本体11に露出されたユニット駆動部(図示せず)の接続端子13、15に電源供給線130又はユニット駆動線140が接続されて使用される。
また、セルフアシスタント装置100がユニット本体11に結合されることなく、底面又は天井などに結合しても、ユニット本体11と電源供給線130とユニット駆動線140のみを連結して使用できる。
また、治療ユニット110は、ユニット本体11と別に備えられたユニット駆動ケーシング20に収容されたユニット駆動部と連結されて使用されてもよい。
すなわち、本発明の一実施形態に係るセルフアシスタント装置100は、サクション、コンプレッサー、電源、水、エアーなどの必要な駆動力をユニットチェアのユニット本体と共用に連結して使用できる。もし、ユニットチェアのユニット本体と共用に使用できない場合、別途のユニット駆動ケーシング20を備えて使用できる。
ここで、ユニット本体11の外部に接続端子13、15又は接続線がある場合にこれを使用し、接続端子又は接続線がない場合に、ユニット本体11内の駆動部から接続線を外部に引出して使用する。
一方、セルフアシスタント装置100dは、図4に示すように、底面にスタンドの形態に備えられてもよい。すなわち、図4に示すように、底面に自立するよう備えられるスタンド160にユニット支持部120dが結合し、ユニット支持部120dの端部に治療ユニット110が結合される。
ここで、スタンド160の下部には、踏み台161が設けられて自ら自立できる。ここで、スタンド160から電源供給線130とユニット駆動線140が外部に露出するよう接続される。従来におけるユニットチェア10のユニット本体11に接続された駆動線19と接続して使用される。
すなわち、従来におけるユニットチェア10のユニット18を駆動するために接続された駆動線19を本発明のセルフアシスタント装置100dに接続して使用できる。
一方、セルフアシスタント装置100、100a、100b、100c、100dは、ユニット支持部の形態がいかなる方式であっても、治療ユニット110が患者の口腔や肩、胸上部に位置するとき、施術者が微細位置を調整して患者の口腔内又は口の上部の小さい領域で必要な位置に自在に微細調整できるように備えられる。
そのため、治療ユニット110とユニット支持部120、120a、120b、120cとの間の連結部位に微細調整が容易になるよう、蛇管又は金属管形状などの形態変形できる材質が追加され得る。
図5は、本発明の他の実施形態に係るセルフアシスタント装置200の構成を概略的に示すブロック図であり、図6は、図5に示すセルフアシスタント装置200の実例を示した斜視図である。
上記で説明した一実施形態に係るセルフアシスタント装置100は、底面、壁面、天井、ユニットチェアなどに固定されて用いられる。一方、他の実施形態に係るセルフアシスタント装置200は、手動又は自動で位置移動して歯科施術を補助できる。
本発明の他の実施形態に係るセルフアシスタント装置200は、本体210、本体210に備えられる複数の治療ユニット220、220a、220bを含む。本体210は、上面又は側面に治療ユニット220、220a、220bが結合される範囲で様々な形態に形成され得る。本体110は、図示するように断面が円形又は四角形、多角形の筐体状に形成され得る。
本体210の下部には移動輪215が備えられる。本体210は、外力が加えられれば手動で移動したり、入力部211の入力信号によって自動で動する。本発明の他の実施形態に係るセルフアシスタント装置200は、自動移動する場合の一例を説明する。
本体210には、入力信号が入力される入力部211と、本体210の現在状態を表示する表示部212と、移動輪215を駆動して本体210を移動させる本体駆動部217が備えられる。入力部211は、入力ボタンの形態に備えられたり、モーション認識方式、音声認識の式などにより実現される。また、入力部211は、本体210と離隔するよう配置されるリモコン又はスマート機器、ウェアラブル機器などの無線入力部211aにより実現される。
本体駆動部217は、入力信号によって本体210を歯医者又は施術者が指定した位置に移動させる。本体駆動部217は、駆動モータを駆動して移動輪215を正逆回転させる。ここで、本体駆動部217は、本体210の現在位置と歯医者によって入力された目標位置を自動認識し、移動しなければならない経路座標を生成する。制御部270は、生成された経路座標により本体210が移動するよう本体駆動部217を制御する。
治療ユニット220のみならず、本体駆動部217が現在位置と目標位置を検出した後、目標位置に移動する方式は、距離センサと位置センサを用いた方式の他に、現在公知された様々な方式が適用されてもよい。場合に応じて、障害物を回避して移動する方式が適用されてもよい。
本体駆動部217は、移動しなければならない目標位置を自動検出して移動してもよいが、場合に応じて、ユーザが予め入力した目標位置の座標に移動されてもよい。すなわち、ユニットチェアと近い特定位置を予め入力し、ユーザが当該の位置に移動するよう入力すれば、本体駆動部217が設定された位置に本体210が移動するよう駆動する。
一方、本体210は、高さ調整が可能に備えられる。そのため本体210には、本体の高さ調整部219が備えられる。本体の高さ調整部219は、油圧シリンダなどを用いて上下移動して本体210の高さを調整する。これにより、施術者は、ユニットチェア10の高さに合わせて本体210の高さを調整し、治療ユニット220、220a、220bを施術者が操作の容易な高さに移動することができる。
治療ユニット220、220a、220bは、本体210の上部にそれぞれ結合される。本発明の他の実施形態に係るセルフアシスタント装置200は、第1治療ユニット220としてサクション、第2治療ユニット220aとして反射鏡、第3治療ユニット220bとして水供給ノズルを備えている場合を示す。これは一例に過ぎず、治療ユニット220、220a、220bは様々な種類に備えられてもよく、場合に応じて、互いに異なる種類にユニット支持部221、221a、221bに交替されて使用されてもよい。
各治療ユニット220、220a、220bは、本体210に一定の高さ垂直に配置された支持管222、222a、222bと、支持管222、222a、222bに治療ユニット220、220a、220bを支持するユニット支持部221、221a、221bを含む。ユニット支持部221、221a、221bは、先に説明した図1(b)のように、手動で長さ及び形状が変わるよう備えられてもよく、自動で形状が変わるように備えられてもよい。
支持管222、222a、222bは、治療ユニット220、220a、220bが本体210から一定の高さに位置するように支持する。これによって、図10に示すように、治療ユニット220、220a、220bをユニットチェアに横になっている患者の口に向かって容易に位置調整することができる。
支持管222、222a、222bなしに治療ユニット220、220a、220bが本体210に直接結合されている場合、ユニットチェアの高さに応じて治療ユニット220、220a、220bの高さを調整することが難しい状況がある。ここで、支持管222、222a、222bだけ上方向から治療ユニット220、220a、220bが下部に移動して患者の口に移動するため、高さ調整が容易になる。
一方、図8は、本発明のセルフアシスタント装置200aのユニット支持部221’、221a’、222b’の他の変形例を示す例示図である。
先に説明したユニット支持部221、221a、222bは、複数の管が互いに重なるように配置され、駆動部の駆動力によって長さが伸長又は短くなるように備えられている。しかし、この場合、ユニット支持部221、221a、222bは、単に直線形態のみぶ長さ変化が可能であるため、移動できる動線に制約がある。
ここで、第1変形例に係るユニット支持部221’は、関節形態に折り曲げられて患者位置に治療ユニット220、220a、220bをガイドする。第2変形例に係るユニット支持部221a’は、折り畳まれたり伸ばす形態に設けられ、その長さが調整できる。第3変形例に係るユニット支持部221b’は、曲線形態に曲げられるよう設けられ、様々な形態に変形できる。
ユニット支持部221’、221a’、222b’は、支持する治療ユニットの種類とユニットチェアとの位置関係によって様々な形態に組合わせて備えられる。
本発明の他の実施形態に係るセルフアシスタント装置200は、自動にユニット支持部221、221a、221bが目標位置に移動できるよう、ユニット支持部221、221a、221bを移動させるユニット支持部駆動部225、225a、225bを含む。本体210の内部には、治療ユニット220、220a、220bを動作させるための治療ユニット駆動部223、223a、223bが備えられる。治療ユニット駆動部223、223a、223bは、コンプレッサー、真空ポンプ、水供給ポンプ、電源供給部などである。
ユニット支持部駆動部225、225a、225bはモータを用いた駆動機構、油圧を用いた駆動機構を用いて、端部に結合された治療ユニット220、220a、220bが目標位置に移動できるようユニット支持部221、221a、221bの長さ及び角度を調整する。
ここで、図面に示されていないが、施術者又はユニットチェア10又は患者の口腔に位置送出器(図示せず)が配置され、位置情報をユニット支持部駆動部225、225a、225bに送出し、ユニット支持部駆動部225、225a、225bがこれを認識して長さ及び角度を調整できる。
場合に応じて、施術者が各治療ユニット220、220a、220bが移動しなければならない位置座標を予め入力部211に入力し、設定された位置座標に治療ユニット220、220a、220bが移動するよう長さ及び角度を調整し得る。
一方、本体210には、複数の収納ケース230が開閉可能に結合されている。収納ケース230は多層構造であり、各層ごとに複数備えられている。収納ケース230は、手動で開閉できるように備えてもよく、自動で開閉できるように備えてもよい。
ここで、歯科施術中の歯医者が複数の収納ケース230のうち本人が必要な収納ケース230を本人の前方に本体210を回転させた後、収納ケース230を開放するには困難である場合がある。そのために、本体210には収納ケース駆動部231が備えられる。収納ケース駆動部231は、歯医者が指定した位置の収納ケースが歯医者の正面に向かうよう収納ケース230を回転する。
すなわち、複数の収納ケース230は、本体210に対して回動自在に設けられ、収納ケース駆動部231は、各層を個別又は全体層を一回に回転させて、指定した位置の収納ケースが歯医者の正面に位置するようにする。歯医者の正面は、本体210を基準にして特定方向が前面に向かう方向に指定し、収納ケース駆動部231は、選択された収納ケース230が前面に向かう方向に位置するように調整する。
収納ケース230は、自動で開放されるように備えたり、ユーザがタッチすれば開放されるように備えてもよい。
一方、本発明の他の実施形態に係るセルフアシスタント装置200は、自己診断部240と格納部250を備え、自ら判断して施術者の施術をアシストする人工知能を実現することができる。
自己診断部240は、本体210に結合された複数の治療ユニット220、220a、220bが円滑に動作するために求められる条件を予め点検し、異常可否を表示部212に表示したり音声出力部213に出力し、施術者などが対処できるようにする。
一例として、エアーノズルと連結されたエアーコンプレッサーの圧力が基準圧力よりも低いか高ければ、エアーコンプレッサーの異常を表示し、水供給ノズルに連結された水貯蔵槽の程度が低いかったり水供給ポンプに異常がある場合、このような状況を表示する。
格納部250は、様々な歯科診療時に求められる治療ユニット220、220a、220bの使用有無が記録された治療順序DB251が格納されている。また、格納部250には、各治療順に求められる治療ユニット220、220a、220bの位置情報が記録された位置情報DB253が格納されている。
治療順序DB251に格納される治療過程の一例として、ハイハンドピースを把持すればサクションが直ちに動作すること、ハイハンドピースを下ろせばサクションが消えて復帰すること、3ウェイシリンジが動作すればサクションが動作すること、ローハンドピースを把持して動作すればサクション及びエアーノズルが同時に作動すること、などである。
位置情報DB253は、上述した各治療の順に本体210の上部に配置されていた治療ユニット220、220a、220bが施術者が容易に操作させるために待機する位置情報が記録される。一例として、ハイハンドピースを把持すればサクションが直ちに動作する過程において、施術者がハイハンドピースを把持している状態でサクションを持ち直して所望する位置にサクションをもってきて使用できるよう、サクションが患者の口腔で10cm上空に移動して待機する位置が位置情報である。
このような方式によって、治療順序DB251と位置情報DB253が格納部250に格納されているため、後述する制御部270が施術者が現在使用している治療ユニット220、220a、220bの種類を考慮し、後順位治療過程を予測して後順位治療過程で求められる治療ユニット220、220a、220bを施術者が容易に使用できる位置情報に予め移動させて治療を補助し得る。制御部270は、電源が印加される治療ユニット220、220a、220b又は現在に駆動中の治療ユニット駆動部223、223a、223bを判断し、現在施術中である治療過程を判断する。また、ハイアンドピースを把持すれば自動でサクションが格納された位置にくるようにする。
先順位治療過程を施術者が施術する間に、制御部270は、治療順序DB251を参照して先順位治療過程に続く後順位治療過程を検索する。そして、後順位治療過程で求められる治療ユニット220、220a、220bが何かであるかを判断し、治療ユニット220、220a、220bを施術者が容易に使用できる待機位置を位置情報DB253から検索して判断する。
また、場合に応じて、ユニットチェア10にあるハンドピース(図3の18)を把持したり下ろすことを検出し、セルフアシスタント200に信号を送信すれば、人工知能機能が発揮される。
そして、制御部270は、図7に示すように、ユニット支持部駆動部225、225a、225bと本体駆動部217を駆動して患者Aの口腔Bの上、患者の肩上方などの位置に治療ユニット220、220a、220bを移動させる。
ユニット支持部駆動部225、225a、225bが治療ユニット220、220a、220bを移動させる位置情報は、患者Aの口腔B又は施術者の体に位置送出器を取り付け、ユニット支持部駆動部225、225a、225bが自動検出して移動したり、ユニットチェアのチェア部位に位置送出器を取り付けたり、施術者が入力部211を介して直接入力する位置情報に基づいて設定され得る。
ここで、制御部270が格納部250によって人工知能を実現するとき、セルフアシスタント装置200により実現される各機能を音声出力部213に出力し、患者が治療過程を認知できるようにガイドする。
すなわち、サクションが患者の口腔に移動するとき、音声出力部213を介して「口の中にある唾液を除去いたします」のようなガイドコメントを出力し、患者が施術過程に対して予め認知して備えることを可能にする。
一方、第1治療ユニット220がサクションである場合、サクションのオンオフを制御部270が自動調整できる。図6は、第1治療ユニット220の使用過程を示す例示図である。第1治療ユニット220の先端には、液体検出センサ227が備えられている。施術者が第1治療ユニット220を患者の口腔Bに配置すれば、液体検出センサ227が口腔内に血液、異質物、唾液、水などの液体Wを検出する。液体検出センサ227が液体を検出すれば、施術者が駆動信号を印加しなくても制御部270が第1治療ユニット220と接続された真空ポンプを自動駆動して、第1治療ユニット220が口腔内の液体Wを吸入する。
一方、第1治療ユニット220が駆動される途中、一定時間の間に第1治療ユニット220を介して吸入される液体がなかったり、液体検出センサ227が液体を検出しない場合には、施術者がoff信号を印加しなくても制御部270が第1治療ユニット220と接続された真空ポンプの駆動を自動に停止する。
このような方式により第1治療ユニット220が自動駆動されれば、施術者が様々な治療ユニット220、220a、220bを操作する過程でサクションを直接操作しなくてもよいため、施術過程がより余裕になり、電気料金も節約される。
一方、本体210には有線のみならず、ワイファイのような無線通信部260が設けられインターネット接続が可能になる。
このような構成を有する本発明の他の実施形態に係るセルフアシスタント装置200の動作過程について、図5〜図10を参照して説明する。
図6に示すように、歯科用セルフアシスタント装置200は、複数の治療ユニット220、220a、220bが備えられた本体210を含み、本体210は移動自在に備えられる。
施術者は、図10に示すように、ユニットチェアに横になった患者の歯を治療する。ここで、ユーザは、時計形態の無線入力部211aを手首に着用した状態で歯を治療する。歯の治療時にサクションが必要な場合、ユーザは、「サクション」と音声で命令を印加する。その他にも、ユーザは、モーション認識、ペダル、入力ボタンが直接入力のような様々な方式により入力信号を印加する。
制御部270は、入力信号が印加されたサクションに対応する第1治療ユニット220がユーザ側に移動するよう第1ユニット支持部221、第1治療ユニット駆動部223、及び第1ユニット支持部駆動部225を制御する。これによって、図5に示すように、第1治療ユニット220が患者の口腔B側に移動する。
これにより、施術者は、患者の口腔Bに移動した第1治療ユニット220を把持して所望する位置に移動させることができ、これを用いて治療過程を円滑に行うことができる。
ここで、制御部270は、サクションに対応する第1治療ユニット220が駆動されれば、格納部250に格納された治療順序DB251と位置情報DB253を参照し、後順位治療過程で求められる治療ユニット220、220a、220bを判断する。
そして、制御部270は、図10に示すように、後順位治療過程で求められるエアーノズルに対応する第3治療ユニット220cを施術者が容易に操作する位置hに自動移動させることで、施術者が施術を補助する補助者がいなくとも施術過程を行うよう補助できる。
また、第1治療ユニット220のサクションを使用する途中、施術者が駆動及び駆動解除信号を直接印加しなくても、図9に示すように、液体検出センサ227の駆動と制御部270の制御によって、自動駆動及び駆動がキャンセルされて施術者の施術過程を補助できる。
以上で説明したように、本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置は、治療ユニットが結合されたユニット支持部を必要な位置に着脱させて施術者の施術を補助可能にする。
また、本発明の他の実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置は、施術者が所望する位置に治療ユニットの結合された本体が歯医者又は助手のアシストなしに自ら必要なところに移動する。また、治療ユニットも自動又は手動で患者の口に移動するため、歯医者一人でも十分に歯科治療することができる。
これによって、互いに息が合う助手を雇用する必要がないため、人件費を減らし得る長所がある。
特に、人工知能機能を実現して先順位治療過程に続く後順位治療過程に求められる治療ユニットを予め患者の口腔位置に移動させることで施術者の動線を減らし、施術者の体力的な消耗を減らし、はやい施術を可能にする。
また、本体の内部に複数の収納ケースを形成し、施術者が希望する位置の収納ケースが施術者の位置に移動するため、施術者の体力的な消耗を減らし、施術過程の能率を向上させ得る。
また、自己診断部が治療ユニットの異常有無を診断して表示するため、患者の施術前に予め装備を点検して施術時の故障による不便を防止できる。
以下、図11〜図15を参照して、本発明の第2実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置について説明する。
図11は、本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置1がユニットチェアRに結合された状態を示す例示図であり、図12は、本発明の歯科用セルフアシスタント装置1の構成を示した斜視図である。
図示するように、本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置1は、様々な種類の治療ユニット1200を1つの本体1100に結合させ、各治療ユニット1200が助手のアシストなしに各ブランチ1320によって自立して位置固定され、歯科医師は助手がいなくとも一人で患者の歯科治療を行うことができる。
ここで、本発明の好ましい実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置1は、ユニットチェアRと独立的な構造を有するよう形成されているが、これは一例に過ぎず、場合に応じて、ユニットチェアRに結合された形態に備えられてもよい。
本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置1は、移動自在に備えられる本体1100と、本体1100の上部に備えられる複数の治療ユニット1200と、複数の治療ユニット1200が自立して位置が固定するよう本体1100に対して治療ユニット1200を支持するユニット支持部1300と、医師又は管理者から治療ユニット1200の使用有無が入力される入力部1400と、複数の治療ユニット1200が動作するよう駆動を補助するユニット駆動部1500と、入力部1400の駆動により治療ユニット1200とユニット駆動部1500の駆動を制御する制御部1600を含む。
本体1100は、複数の治療ユニット1200を共に支持する。本体1100の内部には、治療ユニット1200を駆動するためのユニット駆動部1500と制御部1600を形成する制御基板(図示せず)などが収容される。
本体1100の上面には、治療が完了した患者が口の中の摘出物を吐くための退水口1120と、歯科治療時に求められる様々なハンドピース(図示せず)を積載するための棚1130が配置される。
本体1100の下部には移動輪1140が設けられ、ユニットチェアRの前後左右に多様に位置を変更できる。しかし、場合に応じて、本体1100は、底に固定されたりユニットチェアに固定される形態に備えられてもよい。
治療ユニット1200は、歯科治療時に必要な様々な歯科治療機器である。本発明の歯科用セルフアシスタント装置1に備えられた治療ユニット1200は、患者の口の中の摘出物を吸入するサクション1210と、患者の口に水を供給する水供給ノズル1220と、患者の口に局所な集中点検を提供するライト1230と、患者の歯の状態を反射して示す反射鏡1240と、治療状態を患者に映す鏡1250と、歯治療のために歯の表面に塗られている薬品(図示せず)を硬化させる光重合器1260と、ハンドピース又は薬品などを積載するための補助棚1270、スマート機器の据え置き台のうち少なくとも1つ以上に備えられる。
ここで、それぞれの治療ユニット1200は、複数備えられてもよい。すなわち、サクション1210は2〜3個、ライト1230も2〜3個、反射鏡1240及び補助棚1270なども複数備えられてもよい。
サクション1210は、口腔内に配置されて口腔内部の敵出物を吸入したりもするが、口腔外部に飛ぶホコリ及び水、そして血を吸入するためにも必要である。ここで、サクション1210は複数設けられ、1つは口腔内部に配置され、残りは口腔外部に配置されて、口腔内の外部の摘出物を全て吸入して治療環境の周辺を清潔に維持できる。
ライト1230は、口腔内部を直接照らして治療部位の術式をアシストする。従来には、ユニットチェアRに固定結合された照明を使用した。ここで、照明は、ユニットチェアRの上部に固定されて上部から光を照らす。この場合、照明が医師の頭の上、又は助手の頭の上に位置することから明るさが落ち、唇又は歯、助手又は医師の頭及び手により影が発生する。
水供給ノズル1220は口腔内部に水を供給する。水供給ノズル1220は、術式によって口腔内部で発生する摘出物、血、金属粉、薬品などを水で洗浄する。水によって洗浄された摘出物と異質物などは、サクション1210に吸入されて外部に排出させる。
本発明のライト1230は、図15に示すように、口腔内部に必要な部位に直接位置して集中的な照明を照らすことから術式に役に立つ。
反射鏡1240は、治療部位を反射して術式を行う歯科医師が正確に見ることを可能にする。従来には、反射鏡1240を医師又は助手が手でつかんでいなければならなかったが、本発明では、図15に示すように反射鏡1240を口の中に固定して施術を行う。
鏡1250は、術式される患者が現在の施術過程を見ることができるように映す。
光重合器1260は、歯科治療時に歯の損傷した部分を埋めたり、脱色した歯に薬品を塗る場合に薬品を硬化させるために用いられる。光重合器1260の場合、重さが重くて医師又は助手が手でつかんでいるため負担がある。本発明では、光重合器1260をユニット支持部1300によって固定されることから、長時間安定的に使用できる長所がある。
補助棚1270は、施術時に求められる様々なハンドピース、薬品などを積載できる空間を提供する。本体1100の上部に位置する棚1130は位置が固定される一方、補助棚1270は自由に位置を移動できる。そのため、歯医者が術式に気楽な場所、一例として、患者の胸や肩の上、空中に浮かぶようにしたり頭の隣などに補助棚1270を位置させて術式の動線を最小化する。
これによって、歯医者が術式に求められる体力的な負担も減らし得る。
その他にも、エアー噴射器又は光重合ガイド、ドライガン(図示せず)、そして、スマートフォンやタブレットPCなどを据置できる据え置き台などを治療ユニット1200として使用できる。
ユニット支持部1300は、複数の治療ユニット1200がそれぞれ自立にその位置が固定されるよう、本体1100に対して治療ユニット1200を支持する。ユニット支持部1300は、本体1100の上面に固定結合して複数のブランチ1320を内部に収容し、ブランチ1320の自立を補助する下部支持管1310と、それぞれの治療ユニット1200に連結して治療ユニット1200が自立に位置固定されるよう支持するブランチ1320を含む。
下部支持管1310は、金属又は合成樹脂材から形成され、中空管の形状で形成される。下部支持管1310を一定の高さまで複数のブランチ1320を内部に収容し、ブランチ1320に印加される荷重を分散してブランチ1320の自立を補助する。
ブランチ1320は、外力によって容易に形状変更できる金属素材の蛇管状及び合成樹脂の蛇管状に形成される。ブランチ1320は外力が印加されれば形状が変更され、外力がなければ現在位置が固定されるよう、剛性及び耐久性を有する素材から形成されることが好ましい。また、光重合器1260又は補助棚1270、鏡1250のように一定の重さを耐えることができる厚さ及び素材から形成されることが好ましい。
ブランチ1320は、本体1100から患者の口まで延長できる長さで備えられる。ブランチ1320の内部には、支持する治療ユニット1200が駆動され得る駆動ラインが収容される。一例として、サクション1210を支持するブランチ1320の場合、図12の拡大図のように、内部に電源供給線1321、真空圧形成管1323、摘出物移動管1325が収容される。水供給ノズル1220の場合、ブランチ1320の内部に水供給ライン(図示せず)が収容され、光重合器1260の場合に電源供給線1321が収容される。
一方、ブランチ1320及びユニット支持部1300は互いに着脱自在に設けられ、必要に応じて、ブランチ1320に結合される治療ユニット1200を交替し得る。図14に示すように、ブランチ1320の端部には結合ソケット1330が形成され、ライト、鏡1230、1250の一側には結合ソケット1330に結合される結合軸1231、1251が形成される。
ここで、結合ソケット1330に結合される治療ユニット1200は、鏡1250、反射鏡1240、補助棚1270、ライト1230のように電源供給線1321、真空圧形成管1323、摘出物移動管1325などに連結される必要のない種類であり得る。ライト1230は、内部にバッテリ(図示せず)が内蔵されて使用され、電源供給線1321の接続が要求されないときに適用される。
ブランチ1320は、治療ユニット1200の種類によってサクション1210のように分離できない形態と、鏡1250又は反射鏡1240のように結合ソケット1330によって着脱できる形態に分類して備えられる。
ブランチ1320の個数が有限であるため、作業者は術式に求められる治療ユニット1200を選択し、ブランチ1320に脱着して互換使用できる。これによって、本人の希望により、様々な治療ユニット1200を選択して使用できるため、使用できる治療ユニット1200の種類が向上する長所がある。
入力部1400は、管理者又は歯医者から複数の治療ユニット1200の使用に対する入力信号が印加される。入力部1400の入力信号により、制御部1600がユニット駆動部1500と治療ユニット1200を制御する。
入力部1400は、本体100に固定された入力パネルの形態に備えられたり、リモコンの形態に備えられてもよい。入力部1400は、ブランチ1320を移動させた後、ブランチ1320に入力スイッチ又は入力ボタンを備えて直接入力信号を印加する形態に備えられたり、施術者が足で踏んで調整する入力ペダル形態にも実現可能である。
ユニット駆動部1500は、図13に示すように、各治療ユニット1200が駆動されるよう駆動を補助する。ユニット駆動部1500は、本体1100の内部に収容されている。ユニット駆動部500は、電源を供給する電源供給部1510と、サクション1210に真空圧力を形成する圧縮機1520と、水を供給する水供給部1550と、摘出物が外部に排出されるよう圧力を形成するポンプ1530と、摘出物移動管1325を介して移動した摘出物が格納される摘出物貯蔵槽1540を含む。
ユニット駆動部1500は、治療ユニット1200の種類によって上述した種類以外に他の種類が追加されてもよい。
複数のサクション1210と水供給ノズル1220などが備えられる場合、一個の圧縮機1520とポンプ1530及び摘出物貯蔵槽1540に連結される。ここで、制御部1600は、施術者が使用しようとするサクション1210と水供給ノズル1220が駆動されるよう、圧縮機1520とポンプ1530及び摘出物貯蔵槽1540の連結構造を制御する。
このような構成を有する本発明の第2実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置1の使用過程について図11〜図15を参照して説明する。
歯科用セルフアシスタント装置1は、図11に示すように、ユニットチェアRの一側に移動自在に備えられる。患者がユニットチェアRに横になれば、歯医者は本体1100を本人が術式する位置に移動させる。
そして、図15に示すように、患者の口腔Mに複数のサクション1210、水供給ノズル1220、反射鏡1240、補助棚1270を位置させる。手で引っ張ったり押すと、ブランチ1320は金属材の特性上、曲がったり広げられてその形状が可変される。ブランチ1320の形状を変更して所望する治療ユニット1200を口腔Mの内部と外部に位置させ、歯医者は手を用いてハンドピースCを捉えて術式を行う。場合に応じて、ライト1230も移動させて位置を固定し得る。
これにより、複数のサクション1210、水供給ノズル1220、反射鏡1240などを助手が把持する必要なしにブランチ1320が位置を固定するため、場合に応じて、助手なしに歯科医師一人で必要なハンドピースCのみを捉えて術式を行うことができる。
以上で説明したように、本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置は、人ではない機構であるため、長時間決定的な位置に固定され得る。したがって、人の体力の限界を越えることができ、安定的で信頼性のある使用が可能な長所がある。
また、複数のブランチに様々な種類の治療ユニットが装着されているため、同時に複数の治療ユニットをともに使用できる。また、治療ユニットの交替時にも隣接する他のブランチを移動させるのみで、治療ユニットを探したり交替に求められる時間を減らし、施術者の体力的な負担も減らし得る。
また、互いに息が合う助手を雇用する必要が少なくなるため、人件費を減らす長所がある。
また、何人の助手がいる場合に狭い空間が複雑になって視野が妨害される短所があるが、本発明の歯科用セルフアシスタント装置を使用すれば、このような問題を解決し、歯科医師一人で簡素であるが能率的に歯科術式を実施できる長所がある。
以下、図16〜図22を参照して、本発明の第3実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置について説明する。
図16は、本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置2の外部構成を示した斜視図であり、図17は、歯科用セルフアシスタント装置2の構成を概略的に示すブロック図である。
図示するように、本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置2は、本体2100と、本体2100に結合された複数の治療ユニット2200、2300、2400と、本体2100に複数の治療ユニット2200、2300、2400の選択的な使用を入力する無線入力機器2600、2600aと、本体2100に設けられ、無線入力機器2600、2600aから送信された入力信号により本体2100の位置移動及び治療ユニット2200、2300、2400の駆動を制御する制御部2900を含む。
本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置2は、ユーザの体に着用した無線入力機器2600、2600aを介してユーザが入力信号を印加すれば、制御部2900の制御によって本体2100がユーザ側に移動し、治療ユニット2200、2300、2400が患者の口腔側に自動移動する。これにより、本体2100は、助手のアシストなしで歯科医師一人で患者の歯科治療を実行できる。
本体2100は、複数の治療ユニット2200、2300、2400をともに支持する。本体2100は、内部に収容空間が形成されたケーシング2110と、ケーシング2110の下部に設けられ、ケーシング2110を移動させる移動輪2120と、ケーシング2110に開閉可能に結合される複数の収納ケース2130と、ケーシング2110の前面に設けられ、ユーザから入力信号が印加される入力表示窓2140と、ケーシング2110の下部に設けられ、治療ユニット2200、2300、2400の動作信号が印加される加圧ペダル2150を含む。
ケーシング2110は、様々な形態に形成される。ケーシング2110は、図示するように断面が円形又は四角形、多角形に形成される。
移動輪2120は、ケーシング2110の下部に結合してケーシング2110が移動するようにする。本発明の好ましい実施形態に係る移動輪2120は、本体駆動部2121によって自動に移動自在に備えられる。本体駆動部2121は駆動モータで設けられ、移動輪2120の回転軸に着脱自在に結合される。
本体駆動部2121は、クラッチ(図示せず)を用いて移動輪2120に結合されたり分離する。そのため、ユーザは、自動で本体2100を移動したいときには、無線入力機器2600、2600a又は入力表示窓2140を介して自動移動モードを選択し、手動で本体2100をユーザが加圧して移動したいときには手動移動モードを選択する。
移動輪2120は、前後移動及び回転可能なように設けられ、障害物を避けて様々な方向に移動可能に設けられる。
ケーシング2110の外面には、1つ以上の収納ケース2130が形成される。収納ケース2130は、ケーシング2110に開閉可能に設けられ、内部に収容空間が形成されている。収納ケース2130は、歯科治療に用いられるハンドピースや薬品、唾壺掃除機及び洗剤などを収容できる。
ここで、収納ケース2130は、冷蔵庫機能を有するよう備えられたり、紫外線殺菌機能を有するよう備えられてもよい。収納ケース駆動部2160は、収納ケース2130が冷蔵庫又は紫外線殺菌の機能を有するよう冷却器、紫外線殺菌ランプなどで備えられる。
収納ケース2130は、内部に収容される物品の種類によってスタンド型、筆立て型、皿型、物品のみを把持して提供する形態に多様に形成される。
収納ケース2130は手で開放してもよく、自動開放されてもよい。ユーザが加圧すれば、加圧する力に弾性的に開放されるよう備えられたり、収納ケース2130の前面に開放ボタンが備えられてもよい。
入力表示窓2140はケーシング2110の前面に設けられ、ユーザに現在の本体2100の状態を表示し、複数の治療ユニット2200、2300、2400の使用有無、本体2100の駆動条件などが入力される。
加圧ペダル2150は、ケーシング2110の下部に複数の治療ユニット2200、2300、2400の個数に対応するよう備えられ、1つのペダルで様々なユニットを作動させてもよい。また、加圧ペダル2150は、有無線で本体と分離できる。加圧ペダル2150は、各治療ユニット2200、2300、2400の動作及び動作キャンセル信号を印加する。歯医者が患者の歯科治療を行う場合に両手の全てを使用できなくなる。ここで、足を用いて治療ユニット2200、2300、2400の動作を操作し得る。
第1治療ユニット2200のサクションに該当する加圧ペダル2150をユーザが加圧すれば、サクションに真空圧が印加されて患者の口の中の摘出物を吸入する。再度同じ加圧ペダル2150を加圧すれば、真空圧がキャンセルされて第1治療ユニット2200が作動しない。
タイマー2170は本体2100内に設けられ、各治療ユニット2200、2300、2400の使用時間をカウントする。ユーザが使用時間を設定した場合、当該の使用時間をカウントして治療ユニット2200、2300、2400の動作を終了させる。
タイマー2170は、複数の治療ユニット2200、2300、2400の個数に対応するよう複数備えられてもよい。タイマー2170は、術式が必要な時間が終了されていくか、終了したことを知らせる。
ケーシング2110の上面には、携帯端末又はチャートを積載する端末据え置き台2180が備えられる。これによって、歯医者は、患者のチャート、タブレットPC、携帯端末などを見ながら施術できる。図面において、端末据え置き台2180は、ケーシング2110の上面に固定されるよう備えられているが、場合に応じて、端末据え置き台2180も治療ユニット2200、2300、2400のように位置移動ができるように備えられてもよい。
一方、図16に示された本体2100は独立的に備えられているが、場合に応じて、歯科医ユニットチェア(図示せず)と結合して使用され得る。本体2100は、ユニットチェア(図示せず)と着脱自在に結合し、一人で独立的に使用されたり、ユニットチェア(図示せず)と共に使用される。
治療ユニット2200、2300、2400は、歯科治療時に求められる様々な歯科治療機器である。本発明の本体2100に結合される治療ユニット2200、2300、2400は、患者の口の中の摘出物を吸入するサクションと、患者の口に水を供給する水供給ノズルと、患者の口で局所な集中点検を提供するライトと、患者の歯の状態を反射して見せる反射鏡と、治療状態を患者に映す鏡と、歯治療のために歯の表面に塗られている薬品を硬化させる光重合器と、ハンドピース又は薬品などを積載するための補助棚のうちの1つ以上で備えられる。
本発明の好ましい実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置2は、本体2100に第1治療ユニット2200、第2治療ユニット2300、及び第3治療ユニット2400が設けられ、第1治療ユニット2200はサクション、第2治療ユニット2300は反射鏡、第3治療ユニット2400は光重合器で備えられてもよい。これは一例に過ぎず、治療ユニット2200、2300、2400は上述した歯科治療機器から多様に選択され、場合に応じて、同じ種類の歯科治療機器が複数備えられてもよい。
各治療ユニット2200、2300、2400は、ケーシング2110に治療ユニット2200、2300、2400を支持する治療ユニット支持軸2210、2310、2410と、治療ユニット2200、2300、2400が自体の機能を実現できるよう補助する治療ユニット駆動部2220、2320、2420と、自動移動モードで各治療ユニット2200、2300、2400が患者の口腔M又は必要な位置に自動移動するよう治療ユニット2200、2300、2400の位置を調整する治療ユニット位置調整部2230、2330、2430を含む。
必要な位置に移動した後、より精密な位置調整が必要な場合は、手を用いて位置移動させ得る。
治療ユニット支持軸2210、2310、2410は、ケーシング2110と治療ユニット2200、2300、2400を連結する。図18に示すように、治療ユニット支持軸2210、2310、2410は、治療ユニット位置調整部2230、2330、2430と連結されるように備えられる。図16に示すように、治療ユニット2200、2300、2400を使用しない待機状態では、治療ユニット位置調整部2230、2330、2430内に治療ユニット支持軸2210、2310、2410が収容され、図18に示すように、治療ユニット2200、2300、2400を使用する場合は、治療ユニット位置調整部2230、2330、2430から分離したり延長する。
治療ユニット位置調整部2230、2330、2430は、治療ユニット2200、2300、2400が患者の口又は必要な位置に自動移動するよう、治療ユニット2200、2300、2400とケーシング2110との間の長さ及び角度を調整する。治療ユニット位置調整部2230、2330、2430は、治療ユニット2200、2300、2400と治療ユニット支持軸2210、2310、2410との間の長さを調整する長さ調整部2231と、長さ調整部2231がケーシング2110の上面に位置する結合角度を調整する角度調整モータ2235を含む。
長さ調整部2231は、空圧シリンダ又は油圧シリンダが多段形態に設けられ、ケーシング2110と治療ユニット支持軸2210、2310、2410との間の長さを調整する。角度調整モータ2235は、長さ調整部2231の下部に固定結合された回転軸2233と、回転軸2233を自動に回転させて長さ調整部2231の角度を調整する角度調整モータ2235を含む。
角度調整モータ2235はケーシング2110の下部に配置され、制御部2900の制御により回転軸2233を回転させる。角度調整モータ2235と回転軸2233との間には、場合に応じて電動部材が配置されてもよい。
治療ユニット駆動部2220、2320、2420は、治療ユニット2200、2300、2400が機能するように補助する。一例として、第1治療ユニット2200がサクションである場合、第1治療ユニット駆動部2220は真空圧が形成されるよう真空ポンプに備えられてもよい。また、治療ユニット2200、2300、2400が水噴射ノズルである場合、治療ユニット駆動部2220、2320、2420は水供給ポンプであってもよく、治療ユニット2200、2300、2400が空気噴射器である場合、治療ユニット駆動部2220、2320、2420は空気圧縮機であってもよい。
各治療ユニット駆動部2220、2320、2420は、ユーザが加圧ペダル2150を加圧したり、無線入力機器2600、2600aを介して音声信号で駆動信号を印加すれば、制御部2900の制御によって電源供給部2500から電源が供給されて駆動される。
一方、図19は、本発明の他の実施形態に係る本体2100aの構成を示した斜視図である。先に説明した好適な実施形態に係る本体2100は、治療ユニット2200、2300、2400が治療ユニット位置調整部2230、2330、2430によって自動で患者Aの口腔M又は必要な位置に移動する。
一方、本発明の他の実施形態に係る本体2100aは、治療ユニット2200、2300、2400がユーザの操作によって手動で移動する。治療ユニット2200、2300、2400とケーシング2110は、連結軸2240を介して連結され、連結軸2240は、治療ユニット2200、2300、2400が未使用状態の時は挿入管2250内に挿入された状態で支持される。ユーザは、治療ユニット2200、2300、2400を使用したい場合、手で連結軸2240を加圧して所望する位置に移動させる。
連結軸2240は、治療ユニット2200、2300、2400が自立に位置固定されるように支持する。連結軸2240は、金属又は合成樹脂材から形成される。連結軸2240は、外力によって容易に形状変更できる金属素材であることが好ましい。連結軸2240は外力が印加されればその形状が変形され、外力がなくなると、現在の形状が支持されるよう剛性及び耐久性を有する素材から形成される。また、光重合器や補助棚、鏡のような治療ユニットの重さを耐えることのできる厚さと素材から形成されることが好ましい。
本発明の好適な実施形態の本体2100は、複数の治療ユニット2200、2300、2400の全てが自動移動する形態に備えられているが、治療ユニット2200、2300、2400の種類及び重さに応じて連結軸2240と治療ユニット位置調整部2230、2330、2430が混合して使用されてもよい。
電源供給部2500は、制御部2900の制御により当該構成に電源を供給する。電源供給部2500は、電源供給ラインのある有線形態と有無線兼用の形態に備えられる。そして、電源供給部2500は、本体2100が容易に自動移動できるよう電源供給ラインのないバッテリが内蔵された形態に備えられてもよい。
無線入力機器2600、2600aは、本体2100と遠距離に離隔するよう設けられユーザから本体2100の駆動信号が印加される。無線入力機器2600、2600aは、図16に示すように時計、メガネのようなウェアラブル機器2600で備えられたり、スマートフォン又はタブレットPCのような携帯端末2600aで備えられてもよい。
無線入力機器2600、2600aは、手でタッチして入力信号を入力したり、音声で入力信号を印加する。すなわち、図示するように時計である場合、表示窓に表示される複数の治療ユニット2200、2300、2400のうち、使用を所望する治療ユニット2200、2300、2400を選択して使用信号を印加したり、「サクション」のように使用を所望する種類を口から言って入力信号を印加してもよい。
無線入力機器2600、2600aは、無線通信を介して本体2100の制御部2900と通信する。無線入力機器2600、2600aには位置送出器(図示せず)が備えられる。位置送出器(図示せず)は、本体2100が自動でユーザ側に位置移動するよう位置信号を送出する。
一方、本発明の好適な実施形態は、本体2100と離隔するよう無線で備えられる無線入力機器2600、2600aに入力信号を印加しているが、その他に、本体2100と有線に接続されている有線入力機器を介して入力信号を印加してもよい。
一方、本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置2は、ユーザが無線入力機器2600、2600aを介して使用を要請した治療ユニット2200、2300、2400が患者Aの口腔M又は必要なところに自動移動できるようにする。治療ユニット位置調整部2230、2330、2430が治療ユニット2200、2300、2400が患者Aの口腔Mに向かって移動するよう長さ及び角度を調整する。
ここで、治療ユニット位置調整部2230、2330、2430が必要なところに向かって移動するよう位置をガイドする位置ガイド部2700が備えられる。位置ガイド部2700は、図20に示すように、患者Aの口腔Mに配置される位置タグ2710と、各治療ユニット2200、2300、2400の先端に結合して位置タグ2710を検出し、治療ユニット位置調整部2230、2330、2430の移動方向を調整するタグ検出部2720を含む。
位置タグ2710は磁石、RFIDタグで備えられ、タグ検出部2720は磁力検出センサ、RFIDリーダーで備えられる。位置タグ2710は、患者の唇の近く、又は治療ユニット2200、2300、2400の移動を所望する位置にユーザが積載する。位置タグ2710は、紛失を防止するために無線入力機器2600、2600a、ユニットチェア(図示せず)、又は、病院の構造物に結合して保管することができ、必要な場合に、分離して所望する場所に位置させる。
自動移動によって治療ユニット位置調整部2230、2330、2430が長さ及び角度が調整されて移動すれば、タグ検出部2720が位置タグ2710の位置を検出する。磁力センサの場合、磁力の強度が最も強い方向を制御部2900に送信する。制御部2900は、後述する距離センサ2930と位置センサ2940のアシストで磁力の強度が強い方向の位置座標を知らせて移動経路を生成する。
生成された移動経路に沿って角度調整モータ2235が駆動され、長さ調整部2231が長さを増加させ、当該の治療ユニット2200、2300、2400が目的した位置に到達する。長さ調整部2231が最大の長さを伸張したにもかかわらず、治療ユニット2200、2300、2400が患者の口に達しない場合に、制御部2900は、本体駆動部2121を歯医者とぶつからない範囲で患者に近づくよう移動させる。
そして、ユーザが容易に取ることのできる位置まで治療ユニット2200、2300、2400が移動すれば、その後はユーザが必要な位置に手で移動させて使用する。
付加機能部2800は、ケーシング2110の内部に備えられたり、ケーシング2110の外部に結合して、治療中である患者の心身が安定になるようにする。付加機能部2800は、音楽を再生するミュージックプレーヤー、動画を再生するムービープレーヤーであり得る。ここで、再生する音楽又は動画は、患者が直接選択するように備えられる。
一方、付加機能部2800は、酸素を発生させる酸素発生器、アロマの香りなどを発散する芳香機器、空気清浄器、湿度及び温度を調整する加湿器、及び冷暖房機であり得る。
制御部2900は、入力表示窓2140と無線入力機器2600、2600a、加圧ペダル2150などを通した入力信号によって、本体2100と複数の治療ユニット2200、2300、2400の駆動を制御する。制御部2900は、入力表示窓2140を介してユーザが入力する設定条件に応じて、複数の治療ユニット2200、2300、2400が駆動されるよう各治療ユニット駆動部2220、2320、2420を制御する。一例として、入力表示窓2140を介して第1治療ユニット2200のサクションの吸入圧力を設定したり、サクション時間を設定すれば、制御部2900は、第1治療ユニット駆動部2220の真空ポンプの駆動圧力を調整し、タイマー2170が当該時間をカウントするよう制御する。
制御部2900は、1つ以上の加圧ペダル2150のいずれか1つの加圧ペダル2150が加圧されれば、加圧された加圧ペダル2150と連結された治療ユニット2200、2300、2400が作動するよう、電源供給部2500の電源を治療ユニット駆動部2220、2320、2420に供給する。
制御部2900は、無線入力機器2600、2600aを介してユーザが治療ユニット2200、2300、2400の使用信号を印加すれば、遠距離にある本体2100がユーザに近づくよう移動し、ユーザが選択した治療ユニット2200、2300、2400が患者Aの口の近所に移動するよう本体駆動部2121と治療ユニット位置調整部2230、2330、2430と位置ガイド部2700を制御する。
制御部2900は、無線入力機器2600、2600aと無線で通信可能にする無線通信部2910と、ユーザが無線入力機器2600、2600aを介して音声で印加する信号を解読できる音声認識部2920と、無線入力機器2600、2600aの位置を検出して本体2100が無線入力機器2600、2600aに移動する経路を生成する距離センサ2930及び位置センサ2940を含み得る。
音声認識部2920には、ユーザが無線入力機器2600、2600aを介して印加できる様々な音声命令語と、当該の音声命令語に対応する入力信号がデータベース化されて格納される。「サクション」、「光重合器」、「近所に移動」、「元の位置に復帰」などのように、ユーザが口で話す単語がデータベース化されて格納され、音声認識部2920は、ユーザが無線入力機器2600、2600a又は本体2100の入力表示窓2140を介して伝達した単語をデータベースから検索して探し、当該の命令語の意味を制御部2900に送信する。
位置センサ2940は、現在の本体2100が位置したところを基準にして周辺を座標化する。そして、無線入力機器2600、2600aの位置送出部(図示せず)から送出される位置信号に基づいて無線入力機器2600、2600aの位置も設定する。
本体2100の位置及び無線入力機器2600、2600aの位置を連結する移動経路を座標上で設定し、設定された移動経路を制御部2900に送信する。制御部2900は、位置センサ2940で設定された移動経路に沿って本体2100が移動するよう本体駆動部2121を制御する。
本体駆動部2121は、移動輪2120を回転させて本体2100を移動させる。
距離センサ2930は、移動経路上に位置する障害物を検出し、本体2100が障害物とぶつからないよう移動させる。距離センサ2930は、本体2100が移動する前方に向かって超音波を発信し、受信される超音波の受信時間に基づいて障害物との距離を算出する。発信した超音波の受信時間が短いほど、障害物との距離が短いものと判断する。
距離センサ2930は、続けて超音波の発信と受信を繰り返しながら障害物の存在有無を検出し、近距離に障害物がある場合、制御部2900に知らせ、制御部2900は、本体駆動部2121の移動方向を変更して障害物とぶつかることなく復帰するように制御する。
一方、距離センサ2930は、上述した例の他にも、カメラを用いたりレーザを用いた方式で実現され得る。
ユーザと近づいた場合、距離センサ2930はユーザを検出するため本体2100がユーザとぶつからないでユーザの近い位置に停止する。
このような構成を有する本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置2の動作過程について、図16〜図22を参照して説明する。
図16に示すように、歯科用セルフアシスタント装置2は、複数の治療ユニット2200、2300、2400が備えられた本体2100と、ユーザの体に着用したりユーザが携帯する無線入力機器2600、2600aで備えられる。本体2100は、歯科医ユニットチェアに結合して使用されたり、独立的に使用される。
本発明の好ましい実施形態に係る歯科用セルフアシスタント装置2は、ユニットチェアと別に独立的に自立して用いられる。本体2100は、歯科医特の定領域に待機し、ユーザの要求によってユーザが位置したところに移動する。
ユーザDは、図21に示すように、ユニットチェアに横になった患者の歯を治療する。ここで、ユーザは、時計形態の無線入力機器2600、2600aを手首に着用した状態で歯を治療する。歯の治療時にサクションが必要な場合、ユーザは「サクション」という音声で命令を印加する。
無線入力機器2600、2600aは、無線通信を介してユーザが話した「サクション」という単語を送信し、制御部2900の無線通信部2910は、「サクション」という単語を音声認識部2920に送信する。音声認識部2920では、データベースに格納された音声単語を検索して「サクション」に対応する音声の命令語を解読する。
音声認識部2920は、解読されたサクションの意味を制御部2900に送信し、制御部2900は、サクションに対応する第1治療ユニット2200がユーザ側に移動するよう本体駆動部2121と、第1治療ユニット位置調整部2230及び位置ガイド部2700と距離センサ2930及び位置センサ2940を制御する。
一方、入力信号は、音声信号のみならず、無線入力機器2600、2600aを手で操作して制御部2900に伝達されてもよい。
位置センサ2940は、現在の本体2100の位置と無線入力機器2600、2600aの位置に基づいて座標を座標値を設定し、現在の本体2100の位置から無線入力機器2600、2600aの位置に移動する移動経路を生成する。
位置センサ2940で生成された移動経路は制御部2900に送信され、制御部2900は、移動経路に沿って移動輪2120が移動するよう本体駆動部2121を制御する。本体2100が移動するとき、本体2100の前方に位置する距離センサ2930は前方に向かって超音波を発信し、発信された超音波が再び距離センサ2930に受信される時間に基づいて、移動経路上に障害物が位置するかを判断する。
障害物がない場合は移動経路に沿って続けて移動し、障害物がある場合に制御部2900は、障害物を避けるために回って移動するよう本体駆動部2121を制御する。
ユーザが近づいた場合、ユーザを障害物として認識し、本体2100はユーザに近いところに停止する。
本体2100の移動が停止すれば、第1治療ユニット2200が必要なところに向かって移動する。これに前もって、ユーザは、患者Aの歯又は口脣などに位置タグ2710を位置させる。第1治療ユニット位置調整部2230は、まずは、本体2100の前方に向かって横になった角度が調整され、ケーシング2110と第1治療ユニット2200との距離が遠くなるよう、長さ調整部2231の長さが長くなる。
第1治療ユニット2200の一側に位置するタグ検出部2720は、位置タグ2710の位置を検出し、位置タグ2710を用いて第1治療ユニット位置調整部2230が角度及び長さを再び調整し、第1治療ユニット2200が必要なところに位置する。
ユーザは本人と近くに本体2100が位置し、第1治療ユニット2200が患者の口に近づくと、手で第1治療ユニット2200を把持し、所望する位置に位置させる。そして、加圧ペダル2150を加圧して第1治療ユニット2200が駆動されるように動作信号を印加する。ここで、手が自由な場合、加圧ペダル2150ではなく、無線入力機器2600、2600a又は入力表示窓2140を用いて第1治療ユニット2200の動作信号を印加してもよい。
制御部2900は、加圧ペダル2150が加圧されれば、第1治療ユニット駆動部2220に電源を供給し、真空ポンプが駆動して吸入圧力が第1治療ユニット2200に印加されるようにする。歯治療中に患者は、ケーシング2110の一側に備えられた付加機能部2800を用いて所望する音楽を聞いたり、字を読んだり、絵を鑑賞したり、希望する動画を見ながら歯科治療に対する負担を軽くし得る。
一方、ユーザは、ケーシング2110に備えられた複数の収納ケース2130を開放して所望する治療機器を探して使用できる。特に、冷蔵庫又は紫外線殺菌機能があり、薬品及び消毒された治療機器を患者の隣で座った状態で直ちに探すことができる。
そのため、ユーザは別途の助手がいなくても自ら移動する本体2100と、自ら患者の口に移動する治療ユニット2200、2300、2400によって一人でも歯科施術を行うことが可能になる。また、ケーシング2110に備えられた収納ケース2130を介して必要な治療機器をその場で探し得るあるため、歯科治療時の動線を最小化する。したがって、歯科治療の時間を短縮し得る。
また、収納ケース2130は、入力信号によって術者が使いやすいところに位置移動する。
一方、第1治療ユニット2200のサクション使用を完了し、光重合器2400使用を所望する場合に、「サクション復帰」、「光重合器使用」のように音声で入力信号を印加する。制御部2900は、入力信号により第1治療ユニット2200をケーシング2110の上面に復帰させ、第3治療ユニット2400を必要なところに移動させる。
患者に対する治療が全て完了して「復帰」と命令すれば、本体2100が初期の位置に復帰し、複数の治療ユニット2200、2300、2400もケーシング2110の上部位置に復帰する。
以上で説明したように、本発明に係る歯科用セルフアシスタント装置は、治療ユニットの結合された本体が歯医者又は助手のアシストなしに自ら必要なところに移動できる。また、治療ユニットも自動又は手動で患者の口に移動するため、歯医者一人でも十分に歯科治療できる。
これによって、互いに息が合う助手を雇用する必要がないことから人件費を減らし得る長所がある。
また、本体の内部に冷蔵庫又は消毒、殺菌、滅菌などができる収納ケースが備えられているため、ユーザは遠くまで移動する必要がなく、収納ケースから必要な機構を探して使用できる。そのため、歯科治療時に動線が短くなり治療能率も高くなる。
以上述した本発明の歯科用セルフアシスタント装置の実施形態は、例示的なものに過ぎず、本体は輪がなくても固定されるよう構成されてもよい。すなわち、本体の一部又は全てを歯科用ユニットチェアと一体に結合されるよう構成される。この場合、本体は固定され、治療ユニットのみが制御部によって制御され、ユーザの所望する位置で有線又は無線で制御されるように構成される。また、本体が制御部によって自動的に制御されることなく、手動で移動するように構成されることは勿論である。
本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者であれば、これから様々な変形及び均等な他実施形態が可能である点をよく分かるのであろう。したがって、本発明は、前記の詳細な説明で言及される形態にのみ限定されるものではないことを理解できる。したがって、本発明の技術的な保護範囲は添付された特許請求の範囲の技術的な思想によって定めなければならない。また、本発明は、添付された請求範囲によって定義される本発明の精神及びその範囲内にある全ての変形物と均等物及び代替物を含むものとして理解されなければならない。
本発明は、歯科用セルフアシスタント装置に関し、歯科装備産業分野において使用される。
10:ユニットチェア
11:ユニット本体
13:接続端子
15:接続端子
20:ユニット駆動ケーシング
100:セルフアシスタント装置
110:治療ユニット
120:ユニット支持部
121:ねじ山
123:結合板
130:電源供給線
140:ユニット駆動線
150:支持部駆動部
200:セルフアシスタント
210:本体
211:入力部
211a:無線入力部
212:表示部
213:音声出力部
215:移動輪
217:本体駆動部
219:本体の高さ調整部
220:第1治療ユニット
221:第1ユニット支持部
223:第1治療ユニット駆動部
225:第1ユニット支持部駆動部
227:液体検出センサ
220a:第2治療ユニット
220b:第3治療ユニット
230:収納ケース
231:収納ケース駆動部
240:自己診断部
250:格納部
251:治療順序DB
253:位置情報DB
260:無線通信部
270:制御部
1:歯科用マルチアシスタント装置
1100:本体
1120:退水口
1130:棚
1140:移動輪
1200:治療ユニット
1210:サクション
1220:水供給ノズル
1230:ライト
1240:反射鏡
1250:鏡
1260:光重合器
1270:補助棚
1300:ユニット支持部
1310:下部支持管
1320:ブランチ
1321:電源供給線
1323:真空圧形成管
1325:摘出物移動管
1330:結合ソケット
1400:入力部
1500:ユニット駆動部
1510:電源供給部
1520:圧縮機
1530:ポンプ
1540:摘出物貯蔵槽
1600:制御部
2:歯科用セルフアシスタント装置
2100:本体
2110:ケーシング
2120:移動輪
2121:本体駆動部
2130:収納ケース
2140:入力表示窓
2150:加圧ペダル
2160:収納ケース駆動部
2170:タイマー
2180:端末据え置き台
2200:第1治療ユニット
2210:第1治療ユニット支持軸
2220:第1治療ユニット駆動部
2230:第1治療ユニット位置調整部
2231:長さ調整部
2233:回転軸
2235:角度調整モータ
2240:連結軸
2250:挿入管
2300:第2治療ユニット
2310:第2治療ユニット支持軸
2320:第2治療ユニット駆動部
2330:第2治療ユニット位置調整部
2400:第3治療ユニット
2410:第3治療ユニット支持軸
2420:第3治療ユニット駆動部
2430:第3治療ユニット位置調整部
2500:電源供給部
2600:無線入力機器
2700:位置ガイド部
2710:位置タグ
2720:タグ検出部
2800:付加機能部
2900:制御部
2910:無線通信部
2920:音声認識部
2930:距離センサ
2940:位置センサ

Claims (32)

  1. 歯科治療に用いられる治療ユニットと、
    前記治療ユニットを支持するユニット支持部を含むが、
    前記ユニット支持部は、外力によって手動で形状及び位置が可変されるように備えられたり、駆動部の駆動力によって自動で形状及び位置が可変されるように備えられることを特徴とするセルフアシスタント装置。
  2. 前記ユニット支持部は、ユニットチェアのユニット本体に着脱自在に結合されることを特徴とする、請求項1に記載のセルフアシスタント装置。
  3. 前記ユニット支持部は、底面、壁面、又は天井に結合して用いられることを特徴とする、請求項1に記載のセルフアシスタント装置。
  4. 前記ユニット支持部と前記治療ユニットを支持する本体をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のセルフアシスタント装置。
  5. 前記治療ユニットは、サクション、水供給ノズル、ライト、反射鏡、鏡、光重合器、補助棚、口腔スキャナー、口腔カメラ、レーザー、美白ランプ、リトラクタ、歯シェード分析器のうちの1つ以上であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のセルフアシスタント装置。
  6. 前記治療ユニットは、前記ユニット支持部に着脱自在に結合されることを特徴とする、請求項5に記載のセルフアシスタント装置。
  7. 前記治療ユニットは、患者の口腔に接する部分は交替可能に備えられることを特徴とする、請求項6に記載のセルフアシスタント装置。
  8. 前記治療ユニットが当該機能を行うよう駆動力を提供する治療ユニット駆動部をさらに含み、
    前記治療ユニット駆動部は、ユニットチェアのユニット本体内部に備えられたものを用いたり、ユニットチェアから出たユニット駆動線に接続されたり、ユニットチェアの外部に独立的に備えられることを特徴とする、請求項5に記載のセルフアシスタント装置。
  9. 前記本体の一側に設けられ前記治療ユニットの使用信号が入力される入力部をさらに含み、
    前記入力部は、入力パネル、タッチパネル、音声認識、モーション認識方式、フットパネル方式のうちの1つ以上であることを特徴とする、請求項4に記載のセルフアシスタント装置。
  10. 前記本体は移動自在に設けられ、
    手動で移動したり、前記入力部の入力信号によって自動で移動することを特徴とする、請求項9に記載のセルフアシスタント装置。
  11. 前記本体を移動させる本体駆動部と、
    前記ユニット支持部を移動させるユニット支持部駆動部と、
    前記入力部の入力信号により前記本体駆動部と前記ユニット支持部駆動部を制御する制御部と、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のセルフアシスタント装置。
  12. 前記本体駆動部は、現在位置と前記入力部を介して入力された目標位置を検出し、前記本体が目標位置に移動する経路情報を形成し、前記制御部は、前記経路情報に移動するよう前記本体駆動部を制御することを特徴とする、請求項11に記載のセルフアシスタント装置。
  13. 前記本体駆動部は、前記入力部を介して予め設定された目標位置に前記本体が移動するよう駆動されることを特徴とする、請求項11に記載のセルフアシスタント装置。
  14. 前記本体の高さを調整する本体の高さ調整部をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のセルフアシスタント装置。
  15. 前記本体に開閉可能に備えられる1つ以上の収納ケースと、
    前記入力部を介して指定された位置の収納ケースが施術者に対応する位置に移動するよう、前記複数の引出しの収納ケースの位置を調整する収納ケース駆動部と、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のセルフアシスタント装置。
  16. 前記本体に備えられた複数の治療ユニットの故障の有無を自ら診断する自己診断部と、
    前記自己診断部による診断結果、故障又は異常のある治療ユニットがある場合、前記制御部の制御によって警告信号を表示する表示部と、
    を含むことを特徴とする、請求項10に記載のセルフアシスタント装置。
  17. 前記本体に結合された各治療ユニットを用いた治療順序に関して用いられる治療ユニットの使用過程が記録された治療順序DBと、各治療順序で当該治療ユニットが患者の口腔又はユニットチェアに位置する位置情報が記録された位置情報DBが格納される格納部を含み、
    前記制御部は、施術者が第1治療ユニットに対する使用信号を印加した後、前記治療順序に記録された先順位治療を実行すれば、前記治療順序DBと前記位置情報DBに基づいて前記先順位治療に後続される後順位治療に求められる第2治療ユニットが、前記後順位治療に求められる位置に移動するよう前記ユニット支持部駆動部の位置を制御することを特徴とする、請求項15に記載のセルフアシスタント装置。
  18. 前記治療順序DBに基づいて治療過程による前記治療ユニットの位置移動を音声でガイドする音声出力部をさらに含むことを特徴とする、請求項16に記載のセルフアシスタント装置。
  19. 前記入力部は、リモコン、ウェアラブル機器などで設けられ、前記本体と離隔した遠距離で入力信号を印加することを特徴とする、請求項9に記載のセルフアシスタント装置。
  20. 前記治療ユニットがサクションである場合、前記サクションの先端に設けられ患者の口腔に液体があるか否かを検出する液体検出センサをさらに含み、
    前記制御部は、前記液体検出センサが液体を検出すれば、前記サクションが駆動されるよう駆動信号を印加し、基準時間の間に前記液体検出センサから検出信号が送信されていないか、基準時間の間に前記サクションを介して液体が吸入されなければ、前記サクションの駆動が止まるように制御することを特徴とする、請求項9に記載のセルフアシスタント装置。
  21. 地面に移動自在に備えられる本体と、
    歯科治療に用いられる互いに異なる種類の複数の治療ユニットと、
    前記本体に前記複数の治療ユニットの位置が外力が印加されれば可変され、外力がなくなると可変された位置に自立して固定されるよう前記複数の治療ユニットを支持するユニット支持部と、
    複数の治療ユニットの使用有無が入力される入力部と、
    前記複数の治療ユニットの駆動を補助するユニット駆動部と、
    前記入力部の入力信号により前記治療ユニットと前記ユニット駆動部の駆動を制御する制御部と、
    を含み、
    前記治療ユニットは、水供給ノズル、サクション、ライト、リトラクタ、鏡、光重合器、補助棚、エアー噴射器、スマート機器据え置き台、及びライトガードのうち少なくとも1つ以上であることを特徴とするセルフアシスタント装置。
  22. 前記ユニット支持部は、
    前記本体の上部に一定の長さに延長形成されて前記複数の治療ユニットそれぞれを支持する複数のブランチと、
    前記本体の上部に一定の長さに延長形成されるよう固定結合され、内部に前記複数のブランチを収容する下部支持管と、
    を含み、
    前記ブランチは、金属材で形成されて外力によって形状が可変される蛇管状に形成され、
    前記ブランチの内部には、前記治療ユニットの種類によって電源供給線、真空圧形成管、摘出物移動管のうちいずれか1つが収容されることを特徴とする、請求項21に記載のセルフアシスタント装置。
  23. 前記ブランチの端部には結合ソケットが形成され、
    前記治療ユニットの一側には、前記結合ソケットに着脱自在に結合される結合軸が形成され、
    1つの結合ソケットに互いに異なる種類の治療ユニットが互換されるよう結合可能であることを特徴とする、請求項22に記載のセルフアシスタント装置。
  24. 前記ユニット駆動部は前記本体の内部に収容され、サクションの真空圧力を形成する圧縮機、口腔内の摘出物を吸入する圧力を形成するポンプ、サクションから移動した摘出物が格納される摘出物貯蔵槽、前記治療ユニットに電源を供給する電源供給部を含むことを特徴とする、請求項23に記載のセルフアシスタント装置。
  25. 本体と、
    前記本体に設けられ、歯科治療に用いられる複数の治療ユニットと、
    前記治療ユニットの使用有無を入力する入力機器と、
    前記入力機器を通した入力信号により、前記治療ユニットが希望する位置に移動するよう前記治療ユニットの位置を調整する制御部と、
    を含むことを特徴とするセルフアシスタント装置。
  26. 前記本体は、
    前記複数の治療ユニットが結合されるケーシングと、
    前記ケーシングの下部に備えられる移動輪と、
    前記ケーシングに開閉可能に設けられ、収納空間が形成される少なくとも1つの収納ケースを含むが、
    前記収納ケースは、治療機構が収納される収納機能、治療薬品が格納される冷蔵庫機能、治療機構を殺菌、消毒、滅菌機能のうちいずれか1つ又は2以上の機能を有することを特徴とする、請求項25に記載のセルフアシスタント装置。
  27. 前記本体は、歯科用ユニットチェアと着脱自在に結合されることを特徴とする、請求項26に記載のセルフアシスタント装置。
  28. 前記本体は、前記制御部の制御によって前記移動輪を駆動する本体駆動部をさらに含み、
    前記複数の治療ユニットそれぞれは、
    前記治療ユニットの機能を実現するための駆動を補助するユニット駆動部と、
    前記治療ユニットが必要な位置に移動するよう前記治療ユニットの位置を調整するユニット位置調整部と、
    を含むことを特徴とする、請求項27に記載のセルフアシスタント装置。
  29. 前記複数の治療ユニットが必要な位置に移動するようガイドする位置ガイド部をさらに含むが、
    前記位置ガイド部は、
    前記必要な位置に積載される位置タグと、
    前記複数の治療ユニットそれぞれに結合して前記位置タグの位置を検出するタグ検出部と、
    を含むことを特徴とする、請求項28に記載のセルフアシスタント装置。
  30. 前記入力機器は、音声又は指の入力形態に入力信号が印加され、
    前記制御部は、前記音声を認識する音声認識部をさらに含むことを特徴とする、請求項29に記載のセルフアシスタント装置。
  31. 前記本体には治療中に患者の安定をアシストする付加機能部がさらに設けられ、
    前記付加機能部は、音楽を出力する音楽出力機器、酸素を発生させる酸素発生器、加湿器、芳香機器、空気清浄器、冷暖房機器のうちの1つ以上であることを特徴とする、請求項25に記載のセルフアシスタント装置。
  32. 前記入力機器は、無線入力機器又は有線入力機器を含むことを特徴とする、請求項25に記載のセルフアシスタント装置。
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