JPH06228178A - ハロゲン非含有環状リン含有難燃性化合物 - Google Patents

ハロゲン非含有環状リン含有難燃性化合物

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JPH06228178A
JPH06228178A JP5261016A JP26101693A JPH06228178A JP H06228178 A JPH06228178 A JP H06228178A JP 5261016 A JP5261016 A JP 5261016A JP 26101693 A JP26101693 A JP 26101693A JP H06228178 A JPH06228178 A JP H06228178A
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    • C08K5/5357Esters of phosphonic acids cyclic

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式: 〔式中、Aは、 であり、R,R,R,R,R及びRは独立
に、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、並
びに6〜8個の炭素原子を有するアリール及び置換アリ
ール基からなる群から選択される〕を有する化合物。 【効果】 これらの化合物は、他のポリマー材料中に使
用すると、ハロゲン原子が存在しないので発煙及びくす
ぶりが少ないなどの優れた難燃性を与える。フォームに
使用すると、フォームの耐力特性を増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規の環状リン含有化
合物、特に難燃材料として有効な或る種の(1,3,2
−ジオキサホスホリナンメタン)アミン化合物に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】ジオキサホスホリナンを含む環状リン化
合物は、種々の合成樹脂組成物に対し有効な難燃性化合
物であることが周知である。Birumの米国特許第
4,073,767号は、ホスホリナン環を含む環状リ
ン化合物を開示しており、これらが、ポリウレタン、ポ
リエステル及びポリアミドに対する難燃剤として有効で
あると教示している。Hancockの米国特許第4,
397,750号には、ある種の環状ホスホン酸エステ
ルが、ポリプロピレン及び他のポリオレフィンに対し有
効な難燃剤であると示されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えばポリウ
レタンフォーム、ポリウレタンを含む他の組成物、及び
ポリエステル、スチレン系ポリマー、ポリ塩化ビニル、
ポリ酢酸ビニルまたはポリカーボネートを含む組成物の
ような有機ポリマー材料に、ハロゲン非含有難燃材料と
して使用するのに特に有効な新規の組成物である或る種
の(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン
化合物に係わる。かかる新規の環状リン化合物は、他の
ポリマー材料中に使用すると、ハロゲン原子が存在しな
いので発煙及びくすぶりが少ないなどの優れた難燃性を
与えることで従来技術より有利であり、フォームに使用
すると、化合物はフォームの耐力特性を増大する。
【0004】本発明の新規の(1,3,2−ジオキサホ
スホリナンメタン)アミン化合物の一般式は、
【0005】
【化24】
【0006】〔式中、Aは、
【0007】
【化25】
【0008】であり、R1、R2、R3、R4、R5及びR6
は独立に、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基、並びに6〜8個の炭素原子を有するアリール及び置
換アリール基からなる群から選択される〕である。
【0009】本発明は更に、新規の(1,3,2−ジオ
キサホスホリナンメタン)アミン化合物の製造方法であ
って、(a)4〜約8個の炭素原子を有するノルマルア
ルコール及びパラホルムアルデヒドをヘキサメチレンテ
トラミンと、2〜約7個の炭素原子を有する有機脂肪族
カルボン酸からなる触媒の存在下に反応させ、一般式: [CX2X+1−O−CH23−N 〔式中、xは4〜約8の数である〕を有するトリス−ア
ルコキシメタナミンを生成するステップ、(b)トリス
−アルコキシメタナミンを精製するステップ、(c)三
塩化リンを1,3−ジオール誘導体、水及び有機溶剤の
混合液に約10℃〜約60℃の温度で加え、一般式:
【0010】
【化26】
【0011】〔式中、R1及びR2は独立に、水素、1〜
4個の炭素原子を有するアルキル基、並びに6〜8個の
炭素原子を有するアリール及び置換アリール基からなる
群から選択される〕を有する5,5−ジ−置換 1,
3,2−ジオキサホスホリナン−2−オキシドを生成す
るステップ、(d)5,5−ジ−置換 1,3,2−ジ
オキサホスホリナン−2−オキシドを精製するステッ
プ、(e)トリス−アルコキシメタナミン及び5,5−
ジ−置換 1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オ
キシドを有機溶剤中で酸触媒を用いて反応させ、一般
式:
【0012】
【化27】
【0013】〔式中、Aは、
【0014】
【化28】
【0015】であり、R1、R2、R3、R4、R5及びR6
は独立に、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基、並びに6〜8個の炭素原子を有するアリール及び置
換アリール基からなる群から選択される〕を有する5,
5,5’,5’,5”,5”−置換 トリス(1,3,
2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン 2,2’,
2”−トリオキシドを生成するステップ、及び(f)
5,5,5’,5’,5”,5”−置換 トリス(1,
3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン 2,
2’,2”−トリオキシドを精製及び乾燥するステップ
からなる方法をも提供する。
【0016】向上された難燃性を有する、本発明の
(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン化
合物を含む有機ポリマー組成物も提供される。
【0017】上述の一般式によって示される本発明の新
規の(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミ
ン化合物としては、5,5,5’,5’,5”,5”−
ヘキサメチル トリス(1,3,2−ジオキサホスホリ
ナンメタン)アミン 2,2’,2”−トリオキシド;
5,5,5’,5’,5”,5”−ヘキサエチル トリ
ス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン
2,2’,2”−トリオキシド;5,5,5’,5’
−テトラメチル,5”,5” −ジエチル トリス
(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン
2,2’,2”−トリオキシド;5,5−ジメチル,
5’,5’−ジトリル,5”,5” −ジイソブチル
トリス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)ア
ミン 2,2’,2”−トリオキシド;及び5,5,
5’,5’,5”,5”−ヘキサトリルトリス(1,
3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン 2,
2’,2”−トリオキシドを挙げることができる。
【0018】本発明は更に、(a)4〜約8個の炭素原
子を有するノルマルアルコール及びパラホルムアルデヒ
ドをヘキサメチレンテトラミンと、2〜約7個の炭素原
子を有する有機脂肪族カルボン酸からなる触媒の存在下
に反応させ、一般式: [CX2X+1−O−CH23−N 〔式中、xは4〜約8の数である〕を有するトリス−ア
ルコキシメタナミンを生成するステップ、(b)前記ス
テップ(a)で生成した水を除去して反応を完了させ、
反応が完了したら過剰なアルコールを除去するステッ
プ、(c)蒸留するか、またはアルカリ洗浄、水洗浄及
び濾過することによりトリス−アルコキシメタナミンを
精製するステップ、(d)三塩化リンを1,3−ジオー
ル誘導体、水及び有機溶剤の混合液に約10℃〜約60
℃の温度で加え、一般式:
【0019】
【化29】
【0020】〔式中、R1及びR2は独立に、水素、1〜
4個の炭素原子を有するアルキル基、並びに、6〜8個
の炭素原子を有するアリール及び置換アリール基から選
択される〕を有する5,5−ジ−置換 1,3,2−ジ
オキサホスホリナン−2−オキシドを生成するステッ
プ、(e)5,5−ジ−置換 1,3,2−ジオキサホ
スホリナン−2−オキシドを加熱して塩化水素を除去
し、過剰な溶剤を除去し、5,5−ジ−置換 1,3,
2−ジオキサホスホリナン−2−オキシドを精製するス
テップ;(f)トリス−アルコキシメタナミン及び5,
5−ジ−置換 1,3,2−ジオキサホスホリナン−2
−オキシドを有機溶剤中で酸触媒を用いて反応させ、一
般式:
【0021】
【化30】
【0022】〔式中、Aは、
【0023】
【化31】
【0024】であり、R1、R2、R3、R4、R5及びR6
は独立に、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基、並びに、6〜8個の炭素原子を有するアリール及び
置換アリール基から選択される〕を有する5,5,
5’,5’,5”,5”−置換 トリス(1,3,2−
ジオキサホスホリナンメタン)アミン 2,2’,2”
−トリオキシドを生成するステップ、及び(g)5,
5,5’,5’,5”,5”−置換 トリス(1,3,
2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン 2,2’,
2”−トリオキシドを塩基で洗浄し、次いで濾過し、ア
ルコールで洗浄し、更に水で洗浄してから乾燥するステ
ップからなる、新規の(1,3,2−ジオキサホスホリ
ナンメタン)アミン化合物の製造方法をも提供する。
【0025】本発明の(1,3,2−ジオキサホスホリ
ナンメタン)アミン化合物の製造における通常の反応順
序は下記の通りである:
【0026】
【化32】
【0027】〔式中、xは4〜約8の数である〕
【0028】
【化33】
【0029】〔式中、R1及びR2は独立に、水素、1〜
4個の炭素原子を有するアルキル基、並びに、6〜8個
の炭素原子を有するアリール及び置換アリール基から選
択される〕
【0030】
【化34】
【0031】〔式中、Aは、
【0032】
【化35】
【0033】であり、xは4〜約8の数であり、R1
2、R3、R4、R5及びR6は独立に、水素、1〜4個
の炭素原子を有するアルキル基、並びに、6〜8個の炭
素原子を有するアリール及び置換アリール基から選択さ
れる〕。
【0034】更に、窒素、酸素及び硫黄といった他の元
素が存在してもよい。
【0035】上記方法の第1ステップにおいては、4〜
約8個の炭素原子を有するノルマルアルコール、パラホ
ルムアルデヒド、及びヘキサメチレンテトラミンを、2
〜約7個の炭素原子を有する有機脂肪族カルボン酸から
なる触媒の存在下に反応させ、上記式(1)のごとき中
間生成物トリス−アルコキシメタナミンを生成する。上
記反応の具体例では、n−ヘキサノールをパラホルムア
ルデヒド及びヘキサメチレンテトラミンと反応させ、ト
リス−ヘキサオキシメタナミンを生成する。反応の間に
生成される水は、生成されたときに除去する。ヘキサメ
チレンテトラミンに代えて、反応するとヘキサメチレン
テトラミンを生成するアンモニア及びホルムアルデヒド
を反応に使用することもできる。
【0036】数種のアルコールを上記反応に使用した。
4〜約8個の炭素原子を有するノルマルアルコールが適
当であり、n−ヘキサノールが好ましい。ブタノールよ
り低級の4個未満の炭素原子を有するアルコールは、高
度に水溶性であるが故に容認しかねた。シクロヘキサノ
ールを除く第二級アルコールは、安定な半ホルマール
(hemiformal)を形成しないので、十分に作
用しない。溶液中にホルムアルデヒドを保持するために
該反応に必要な半ホルマールの形成には、酸触媒の存在
が必要である。この触媒として酢酸を使用したが、2〜
約7個の炭素原子を有する任意の有機カルボン酸触媒を
使用することもできる。無機酸は、反応の間に沈澱する
と共に望ましくない副反応を惹起することから、容認不
可能であることが判明した。
【0037】上記反応の第1ステップにおいてアルコー
ルとしてブタノールを使用すると、反応の間に形成され
る水を除去するために、ベンゼン、トルエンまたはキシ
レンといった共留剤が必要とされる。好ましいアルコー
ルであるn−ヘキサノール、及び最高約8個までの炭素
原子を有するより高級のアルコールを使用すると、共留
剤を加える必要はなくなり、方法は単純化される。
【0038】副反応及びホルムアルデヒド損失は高温で
起こるので、溶剤−水の共沸混合物の沸点によって決定
される減圧下で60℃〜80℃の沸点範囲で反応を行な
うのが好ましい。ホルムアルデヒドの高損失を回避する
ため、過度の沸騰速度は避ける必要がある。
【0039】上記反応の第1ステップにおいて生成され
たトリス−アルコキシメタナミンは、蒸留するかまたは
例えば水酸化アンモニウム水のようなアルカリ洗浄液で
洗浄し、過剰なヘキサメチレンテトラミン及びホルムア
ルデヒドを除去することにより精製する。アルカリ洗浄
に次いで水洗浄を行ない、水を除去し、トリス−アルコ
キシメタナミンを濾過する。生成物を洗浄し洗液を除去
するには任意の周知の方法を使用することができる。
【0040】上記方法の第2ステップにおいては、三塩
化リンを、1,3−ジオール誘導体及び水と適当な有機
溶剤の混合物中の1,3−ジオール誘導体と、約10℃
〜約80℃、好ましくは約10℃〜約60℃、より好ま
しくは約50℃の温度で反応させ、中間生成物5,5−
ジ−置換、1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オ
キシドを生成する。適当な1,3−ジオール誘導体とし
ては、例えば、1,3−プロピレングリコール、1,3
−イソブチレングリコール、及びネオペンチルグリコー
ルを挙げることができる。適当な有機溶剤としては、ベ
ンゼン、モノクロロベンゼン、トルエン、キシレン、及
び三塩化リンと反応しない同類の芳香族化合物を挙げる
ことができる。この過程においては、共留損失を防ぐた
め、三塩化リンはスラリー表面下に加える必要がある。
5,5−ジ−置換 1,3,2−ジオキサホスホリナン
−2−オキシドを加熱して塩化水素を除去し、真空スト
リッピングを使用して過剰な溶剤を除去する。
【0041】次いで、生成物5,5−ジ−置換 1,
3,2−ジオキサホスホリナン−2−オキシドを精製す
る。低分子量置換基を有する生成物は、約100℃〜約
140℃、好ましくは約110℃の温度、及び約0.1
mm〜約5.0mmHgの圧力で蒸留することができ、
蒸留残液をリサイクルし、収量を増大すると共に廃棄物
を減少することができる。蒸留の間、蒸留残液を約14
0℃またはそれ以下の温度に維持すべきである。生成物
が高分子量置換基を有するならば、他の精製方法を使用
することもできる。空気及び湿分に暴露されると5,5
−ジ−置換 1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−
オキシドの分解を惹起するので、蒸留の間に任意の周知
の方法によって空気洩れを最少限に抑制する必要があ
る。
【0042】上述の方法の最初の2つのステップの順番
を逆転し、まず5,5−ジ−置換1,3,2−ジオキサ
ホスホリナン−2−オキシドを生成し、次いでトリス−
アルコキシメタナミンを生成してもよい。これら2つの
ステップを同時に実施し、2つの反応を別々の容器内で
同時に行なうことも考えられる。
【0043】上記方法の最終ステップにおいては、該方
法の第2ステップで生成されたホスホネート 5,5−
ジ−置換 1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オ
キシドを、第1ステップで生成されたアミン トリス−
アルコキシメタナミンと、有機溶剤中で触媒の存在下に
反応させ、5,5,5’,5’,5”,5”−置換、ト
リス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミ
ン 2,2’,2”−トリオキシドを生成する。
【0044】例えばアルコール、トルエン及びキシレン
といった任意の適当な有機溶剤を使用することができ
る。ホスホネート及びアミンは約20℃〜約100℃の
温度で反応するが、約40℃〜約60℃の範囲が好まし
い。純粋なホスホネートは、触媒が存在しないと130
℃でもアミンと容易には反応しないので、触媒が必要と
なる。酸触媒が好ましいが、全ての酸が該反応を触媒す
るわけではない。該反応において極めて僅かな触媒活性
しか示さなかった酸としては酢酸及び安息香酸を挙げる
ことができる。例えばリン酸、亜リン酸、トルエンスル
ホン酸及び塩酸といった強酸は、該反応においてより高
い触媒活性を示した。塩酸は、50℃において反応を触
媒し且つより高い収率を与えるので好ましい。温度が5
0℃以上でも以下でも収率は低下するようであった。
【0045】5,5,5’,5’,5”,5”−置換
トリス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)ア
ミン 2,2’,2”−トリオキシドを塩基で洗浄し、
物質を濾過する。濾過した物質を、まずアルコールで洗
浄し、次いで水で洗浄してから乾燥する。
【0046】上述の方法に好ましい原料を使用するなら
ば、該方法の第1ステップにおいてはn−ヘキサノール
をパラホルムアルデヒド及びヘキサメチレンテトラミン
と反応させてトリス−ヘキサオキシメタナミンを生成す
る。該方法の第2ステップにおいては、三塩化リンを、
ネオペンチルグルコールと水の混合物中のネオペンチル
グルコールと反応させ、5,5−ジメチル 1,3,2
−ジオキサホスホリナン−2−オキシドを生成する。そ
して該方法の最終ステップにおいては、トリス−ヘキサ
オキシメタナミンを5,5−ジメチル 1,3,2−ジ
オキサホスホリナン−2−オキシドと反応させ、5,
5,5’,5’,5”,5”−ヘキサメチル トリス
(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン
2,2’,2”−トリオキシドを生成する。
【0047】下記の表1〜4は、原料の必要条件、好ま
しい原料を使用した上述の方法の各ステップにおける収
率、主要原料における全収率を示す。上述のごとき他の
アルコールまたは酸のような他の原料を使用した場合、
下記に示した必要条件は変更される。表中、特に記載の
ない限り、全ての部及びパーセントは重量によるもので
ある。各表は、上記方法の該当ステップで100gの生
成物を生成するのに使用した原料のg数を示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】以下、実施例によって本発明を更に説明す
る。実施例中、特に記載のない限り、全ての部及びパー
セントは重量によるものである。
【0053】
【実施例】実施例I トリス−n−ヘキサオキシメタナミンの製造 撹拌機、凝縮機、水を除去するためのDean−Sta
rkトラップ、真空レシーバー及び真空源を備えた、窒
素パージした反応フラスコに、491gのn−ヘキサノ
ール(20%過剰量)、63.9gの95%パラホルム
アルデヒド(1%過剰量)、46.8gのヘキサメチレ
ンテトラミン及び1.35gの酢酸触媒を入れた。30
分間撹拌した後、反応器内容物を約70℃〜約80℃ま
でゆっくり加熱し、ゆっくり真空に引くと、蒸気が一定
速度で蒸留し始めた。蒸気を凝縮機に通し、凝縮物をD
ean−Starkトラップに送り、そこで水層を除去
し、有機物質は反応器に戻した。バッチを高温に維持し
たまま圧力を次第に下げて反応水を続けて除去した。約
6時間後、水除去速度が明らかに低下したとき、反応条
件を、更に2時間または水除去がほぼ停止するまで維持
した。次いで、温度は約70℃〜約80℃に維持したま
まで反応器の圧力を約200mmHgに下げる真空スト
リッピングにより、過剰なアルコールを除去した。次い
で反応器バッチを約50℃に冷却し、窒素を加えること
により真空を解放し、反応器に225gの水及び4.5
gの28%アンモニア水を入れた。約30分間撹拌した
後、撹拌を停止し、水層を除去した。反応器内容物を、
各々225mlの水で更に2回洗浄した。洗浄が完了し
たら、反応器の圧力を約20mmHgまで徐々に下げ、
次いで反応器を温度約70℃〜約80℃まで加熱し、こ
の圧力及び温度を約30分間維持することにより、バッ
チから残りの水分をストリッピングした。次いで反応器
内容物を冷却し、窒素を添加することによる真空を解放
した。生成物は約450gのトリス−n−ヘキサオキシ
メタナミンであった。
【0054】実施例II 5,5−ジメチル 1,3,2−ジオキサホスホリナン
−2−オキシドの製造 窒素パージしたガラス製反応フラスコに、226.2g
のモノクロロベンゼン、39gの水、及び226.2g
のネオペンチルグルコールを入れた。約3時間かけて、
298.8gの三塩化リンを加えた。最初の3分の1を
加えている間の反応は発熱反応であり、温度を約40℃
〜約50℃に維持するためにバッチを冷却した。約3分
の1の三塩化リンを加えた後には塩化水素ガスが十分な
速度で発生した。この塩化水素ガスの発生は吸熱性であ
るので外部冷却はもはや必要でなくなった。塩化水素ガ
スを水スクラバーに送った。反応器を加熱することによ
り反応器内容物を温度約40℃〜50℃に維持し、三塩
化リンを、起泡を防止する速度で続けて添加した。三塩
化リンの添加が完了した後、塩化水素ガスが更に発生す
ることはないので過剰な起泡が防止されるのに十分にゆ
っくりの速度でバッチの温度は約110℃まで上昇し
た。バッチを約110℃に30分間維持してから、反応
器の圧力を約20mmHg〜25mmHgまで徐々に低
下させることにより真空ストリッピングを開始した。か
かる条件下でモノクロロベンゼンの蒸留が止むまで真空
ストリッピングを継続した。残りの物質を、温度約11
0℃〜約130℃、圧力約0.1mmHg〜2.0mm
Hgで真空蒸留すると、前留分はほんの僅かで、300
gの5,5−ジメチル 1,3,2−ジオキサホスホリ
ナン−2−オキシドが得られた。
【0055】実施例III 5,5,5’,5’,5”,5”−ヘキサメチル トリ
ス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミン
2,2’,2”−トリオキシドの製造 ガラスで内張りされた反応器に、35kgのトリス−n
−ヘキサオキシメタナミン及び45kgのn−ヘキサノ
ールを入れた。撹拌機を始動し、反応器を窒素でパージ
し、密封してから、225gの無水塩酸を浸漬管を通し
て液体表面下に加えた。反応器を約50℃に加熱し、4
3.8kgの溶融状態(約55℃)の5,5−ジメチル
1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オキシド
を、約50℃〜約55℃の温度に維持するようバッチを
冷却しながら、約2〜約4時間かけて加えた。加え終わ
ったら、バッチを温度約50℃〜約55℃に1時間維持
した。反応が完了したら、45kgの水と1.8kgの
50%苛性アルカリを反応器に加えた。温度を約35℃
〜約40℃に下げ、バッチを約30分間撹拌した。次い
で、バッチが僅かに塩基性であることを保証するためバ
ッチのpHを測定し、もしそうでないならば、苛性アル
カリを更に加える必要がある。バッチを濾過し、22.
5kgのn−ヘキサノールで洗浄し、67.5kgの水
で洗浄した。固体生成物を温度約95℃、圧力約10m
mHgで真空乾燥し、約45kgの5,5,5’,
5’,5”,5”−ヘキサメチル トリス(1,3,2
−ジオキサホスホリナンメタン)アミン 2,2’,
2”−トリオキシドを得た。
【0056】後記実施例においては下記の難燃剤を使用
した: (a)XPM−100:Monsanto社製造のXP
M−100。5,5,5’,5’,5”,5”−ヘキサ
メチル トリス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメ
タン)アミン 2,2’,2”−トリオキシド; (b)A−100:Albright and Wil
son Americas,Inc製造のAntibl
aze 100。テトラキス(2−クロロエチル)−
2,2−ビス−(クロロメチル)プロピレンジホスフェ
ート; (c)C22R:Monsanto社製造のPhosg
ard C22R。α−(2−クロロエチル)−ω−
[[(2−クロロエトキシ)(2−クロロエチル)ホス
フィニル]オキシ]ポリ[オキシ[(2−クロロエトキ
シ)ホスフィニリデン]エチリデン]; (d)T−101:Olin Corp.製造のThe
rmolin 101。テトラキス(2−クロロエチ
ル)エチレンジホスフェート; (e)CEF:Akzo Chemicals,Inc
製造のFyrol CEF。トリス(2−クロロエチ
ル)ホスフェート; (f)T23−P:Great Lakes Chem
ical Company製造のFiremaster
T23−P。トリス 2,3−ジブロモプロピルホス
フェート。
【0057】後記実施例においては下記の材料を使用し
た: (a)G30−56:Olin Corp.販売のオキ
シプロピル化ポリエーテルトリオール(平均分子量=3
000); (b)Niax 11−27:Arco Chemic
al Co.販売のポリオール; (c)Niax 34−38:Arco Chemic
al Co.販売のポリオール; (d)Multranol 4034:Miles,I
nc.販売のスクロースベースのポリオール; (e)Dabco 33LV:Air Product
s and Chemcals,Inc販売の、ジプロ
ピレングリコール中のトリエチレンジアミン(33
%); (f)Dabco R−8020:Air Produ
cts and Chemicals,Inc販売の2
0%トリエチレンジアミン/80%ジメチルエタノール
アミン; (g)ジエタノールアミン; (h)E−9400:アミン触媒; (i)NEM:アミン触媒; (j)L−5720:Union Carbide C
orporation販売のシリコーン界面活性剤; (k)DC−193:Dow Corning Cor
poration販売のシリコーン界面活性剤; (l)T−9:オクタン酸第一スズ; (m)T−12:二ラウリン酸二ブチルチン; (n)TDI(80/20):二イソシアン酸トルエ
ン; (o)Mondur MR:Miles,Inc.販売
のポリマーMDI(ジイソシアナート−ジフェニルメタ
ン); (p)Freon II:E.I.duPont de
Nemours and Company,Inc.
販売のモノフルオロトリクロロメタン。
【0058】実施例IV 軟質フォーム用手混合組成物の製造方法 クラフト紙のような再生可能なライナーを有する箱(4
5.7cm×30.5cm×25.4cm(自由発泡
(free rise))の中に、手混合(hand
mixed)実験室用流動材料を作った。組成物の成分
は、下記の表IVに、ポリオール100重量部に対する
部で示した通りである。ポリオールと水を、ミキサー速
度1700rpmで約5秒間、予備混合した。アミン、
シリコーン界面活性剤及び難燃剤をポリオール/水混合
液に加え、ミキサー速度約1700rpmで約15秒間
激しく撹拌した。混合の間、触媒を混合物に1度に1滴
で加えた。15秒後、イソシアネートを加えて混合を継
続した。更に5秒間撹拌した後、混合液を箱内に注ぎ込
み、24時間硬化させた。硬化フォームの物理的特性及
び難燃性を以下の試験方法に従って試験した。結果は表
IVに示す。
【0059】カリフォルニア技術公報117、 セクションA,パートI; ASTM D3574−86,試験A−密度試験,試験
C−圧縮力,撓み試験,試験G−気流試験; ASTM 1692−74,水平燃焼試験; ASTM D2813,酸素指数法燃焼性試験; ASTM D3806,2フィート(50.8cm)ト
ンネル試験;及びISO844−1985,発泡方向と
平行な圧縮強さ試験。
【0060】表IVにおいて、25%CLDと示された
欄は、フォームを25%圧縮するのに要する力を測定し
た圧縮荷重撓み試験の結果を示す。
【0061】
【表5】
【0062】実施例V 軟質フォームの手混合組成物の製造方法 種々の密度の軟質フォームを製造するため、組成物の成
分を種々の比で使用し、実施例IVの作業を繰り返し
た。発泡剤として水を使用したほかに、触媒を加えてか
ら、E.I.duPont de Nemours &
Company,Inc.の製品であるFreon
(登録商標)発泡剤を組成物に加えた。Freon添加
後、蒸発によって生じる重量損失を補正し得るよう、組
成物の重量を測定した。硬化フォームの圧縮抵抗を実施
例IVに挙げた方法に従って試験した。組成物の成分及
び試験結果を表Vに示す。表Vにおいて、25%CLD
と表示された欄は、フォームを25%圧縮するのに要す
る力を測定した圧縮荷重撓み試験の結果を示す。“垂れ
係数(sag factor)”は、フォームをその高
さの65%圧縮するのに要した圧縮荷重を、フォームを
その高さの25%圧縮するのに要した圧縮荷重で除算し
た値である。
【0063】
【表6】
【0064】実施例VI 軟質フォーム用手混合組成物の製造方法 高レジリエンス軟質フォームを製造するため、2種のポ
リオールの混合物を含む組成物の成分を種々の比で使用
し、実施例IVの作業を繰り返した。硬化したフォーム
の物理的特性及び難燃性を実施例IVに挙げた試験方法
に従って試験した。組成物の成分及び試験結果を表VI
に示す。ASTM 1692−74の下に“SE”と付
した欄は、組成物が自消性であるかどうかを示す。
【0065】
【表7】
【0066】実施例VII 硬質フォームの手混合組成物の製造方法 クラフト紙のような再生可能なライナーを有する箱(3
3cm×33cm×25.4cm)の中に、手混合実験
室流動材料を作った。組成物の成分は、表VIIに、ポ
リオール100重量部に対する重量部で示した通りであ
る。ポリオールと水を、ミキサー速度1700rpmで
約10秒間予備混合した。アミン、シリコーン界面活性
剤及び難燃剤をポリオール/水混合液に加え、ミキサー
速度約1700rpmで約20秒間激しく撹拌した。
E.I.duPont de Nemours & C
ompany,Inc.の製品であるFreon(登録
商標)発泡剤を加え、添加及び混合後に蒸発によって生
じる重量損失を補正し得るよう、重量をチェックした。
イソシアネートを加えて混合を継続した。更に35秒間
混合した後、混合液を箱内に注ぎ込み、フォームを48
時間硬化させた。硬化フォームの物理的特性及び難燃性
を実施例IVに挙げた試験方法に従って試験した。結果
を表VIIに示す。
【0067】
【表8】
【0068】以上、本発明の好ましい実施態様を説明し
たが、本発明はこれらに制限されることはなく、特許請
求の範囲内で多様に実現し得ることを理解されたい。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 〔式中、Aは、 【化2】 であり、 R1、R2、R3、R4、R5及びR6は独立に、水素、1〜
    4個の炭素原子を有するアルキル基、並びに6〜8個の
    炭素原子を有するアリール及び置換アリール基からなる
    群から選択される〕を有する化合物。
  2. 【請求項2】 R1、R2,R3、R4、R5及びR6が各々
    独立に、水素、及び1〜4個の炭素原子を有するアルキ
    ル基からなる群から選択される請求項1に記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】 R1、R2,R3、R4、R5及びR6がメチ
    ルである請求項2に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 R1、R2、R3、R4、R5及びR6が各々
    独立に、水素、並びに6〜8個の炭素原子を有するアリ
    ール及び置換アリール基からなる群から選択される請求
    項1に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 式: 【化3】 〔式中、Aは、 【化4】 である〕を有する化合物5,5,5’,5’,5”,
    5”−ヘキサメチル トリス(1,3,2−ジオキサホ
    スホリナンメタン)アミン 2,2’,2”−トリオキ
    シド。
  6. 【請求項6】 有機ポリマー材料と、難燃量の式: 【化5】 〔式中、Aは、 【化6】 であり、 R1、R2、R3、R4、R5及びR6は独立に、水素、1〜
    4個の炭素原子を有するアルキル基、並びに6〜8個の
    炭素原子を有するアリール及び置換アリール基からなる
    群から選択される〕を有する化合物とを含む組成物。
  7. 【請求項7】 前記有機ポリマー材料が、ポリウレタン
    フォーム、他のポリウレタン含有組成物、及び、ポリエ
    ステル、スチレン系ポリマー、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
    酸ビニルまたはポリカーボネートを含む組成物からなる
    群から選択される請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記有機ポリマー材料がポリウレタンフ
    ォームである請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 R1、R2,R3、R4、R5及びR6が各々
    独立に、水素、及び1〜4個の炭素原子を有するアルキ
    ル基からなる群から選択される請求項6に記載の組成
    物。
  10. 【請求項10】 R1、R2,R3、R4、R5及びR6がメ
    チルである請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 R1、R2、R3、R4、R5及びR6が各
    々独立に、水素、並びに6〜8個の炭素原子を有するア
    リール及び置換アリール基からなる群から選択される請
    求項6に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 ポリウレタンフォームと、難燃量の
    式: 【化7】 〔式中、Aは、 【化8】 である〕の5,5,5’,5’,5”,5”−ヘキサメ
    チル トリス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタ
    ン)アミン 2,2’,2”−トリオキシドとを含む組
    成物。
  13. 【請求項13】 式: 【化9】 〔式中、Aは、 【化10】 であり、 R1、R2、R3、R4、R5及びR6は独立に、水素、1〜
    4個の炭素原子を有するアルキル基、並びに6〜8個の
    炭素原子を有するアリール及び置換アリール基からなる
    群から選択される〕を有する化合物の製造方法であっ
    て、 (a)4〜約8個の炭素原子を有するノルマルアルコー
    ル及びパラホルムアルデヒドをヘキサメチレンテトラミ
    ンと、2〜約7個の炭素原子を有する有機脂肪族カルボ
    ン酸からなる触媒の存在下に反応させ、一般式: [CX2X+1−O−CH23−N 〔式中、xは4〜約8の数である〕を有するトリス−ア
    ルコキシメタナミンを生成するステップ、 (b)前記トリス−アルコキシメタナミンを精製するス
    テップ、 (c)三塩化リンを1,3−ジオール、水及び有機溶剤
    の混合液に約10℃〜約60°の温度で加え、一般式: 【化11】 〔式中、R1及びR2は独立に、水素、1〜4個の炭素原
    子を有するアルキル基、並びに6〜8個の炭素原子を有
    するアリール及び置換アリール基からなる群から選択さ
    れる〕を有する5,5−ジ−置換 1,3,2−ジオキ
    サホスホリナン−2−オキシドを生成するステップ、 (d)前記5,5−ジ−置換 1,3,2−ジオキサホ
    スホリナン−2−オキシドを精製するステップ、 (e)前記トリス−アルコキシメタナミン及び5,5−
    ジ−置換 1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オ
    キシドを有機溶剤中で酸触媒を用いて反応させ、一般
    式: 【化12】 〔式中、Aは、 【化13】 であり、 R1、R2、R3、R4、R5及びR6は独立に、水素、1〜
    4個の炭素原子を有するアルキル基、並びに6〜8個の
    炭素原子を有するアリール及び置換アリール基からなる
    群から選択される〕を有する5,5,5’,5’,
    5”,5”−置換 トリス(1,3,2−ジオキサホス
    ホリナンメタン)アミン 2,2’,2”−トリオキシ
    ドを生成するステップ、 (f)前記5,5,5’,5’,5”,5”−置換 ト
    リス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタン)アミ
    ン 2,2’,2”−トリオキシドを精製及び乾燥する
    ステップからなる方法。
  14. 【請求項14】 式: 【化14】 〔式中、Aは、 【化15】 である〕を有する化合物の製造方法であって、 (a)4〜約8個の炭素原子を有するノルマルアルコー
    ル及びパラホルムアルデヒドをヘキサメチレンテトラミ
    ンと、2〜約7個の炭素原子を有する有機脂肪族カルボ
    ン酸からなる触媒の存在下に反応させ、一般式: [CX2X+1−O−CH23−N 〔式中、xは4〜約8の数である〕を有するトリス−ア
    ルコキシメタナミンを生成するステップ、 (b)前記トリス−アルコキシメタナミンを精製するス
    テップ、 (c)三塩化リンをネオペンチルグリコール、水及び有
    機溶剤の混合液に約10℃〜約60℃の温度で加え、一
    般式: 【化16】 を有する5,5−ジメチル 1,3,2−ジオキサホス
    ホリナン−2−オキシドを生成するステップ、 (d)前記5,5−ジメチル 1,3,2−ジオキサホ
    スホリナン−2−オキシドを精製するステップ、 (e)前記トリス−アルコキシメタナミン及び5,5−
    ジメチル 1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オ
    キシドを有機溶剤中で酸触媒を用いて反応させ、一般
    式: 【化17】 〔式中、Aは、 【化18】 である〕を有する5,5,5’,5’,5”,5”−ヘ
    キサメチル トリス(1,3,2−ジオキサホスホリナ
    ンメタン)アミン 2,2’,2”−トリオキシドを生
    成するステップ、 (f)前記5,5,5’,5’,5”,5”−ヘキサメ
    チル トリス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタ
    ン)アミン 2,2’,2”−トリオキシドを精製及び
    乾燥するステップからなる請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 式: 【化19】 〔式中、Aは、 【化20】 である〕を有する化合物の製造方法であって、 (a)4〜約8個の炭素原子を有するノルマルアルコー
    ル及びパラホルムアルデヒドをヘキサメチレンテトラミ
    ンと、2〜約7個の炭素原子を有する有機脂肪族カルボ
    ン酸からなる触媒の存在下に反応させ、一般式: [CX2X+1−O−CH23−N 〔式中、xは4〜約8の数である〕を有するトリス−ア
    ルコキシメタナミンを生成するステップ、 (b)前記ステップ(a)で生成した水を除去して反応
    を完了させ、反応が完了したら過剰なアルコールを除去
    するステップ、 (c)アルカリ洗液で洗浄し、水で洗浄し、濾過するこ
    とにより前記トリス−アルコキシメタナミンを精製する
    ステップ、 (d)三塩化リンをネオペンチルグリコール、水及び有
    機溶剤の混合液に約10℃〜約60℃の温度で加え、
    式: 【化21】 を有する5,5−ジメチル 1,3,2−ジオキサホス
    ホリナン−2−オキシドを生成するステップ、 (e)前記5,5−ジメチル 1,3,2−ジオキサホ
    スホリナン−2−オキシドを加熱して塩化水素を除去
    し、過剰な溶剤を除去し、5,5−ジメチル 1,3,
    2−ジオキサホスホリナン−2−オキシドを精製するス
    テップ、 (f)前記トリス−アルコキシメタナミン及び5,5−
    ジメチル 1,3,2−ジオキサホスホリナン−2−オ
    キシドを有機溶剤中で酸触媒を用いて反応させ、式: 【化22】 〔式中、Aは、 【化23】 である〕を有する5,5,5’,5’,5”,5”−ヘ
    キサメチル トリス(1,3,2−ジオキサホスホリナ
    ンメタン)アミン 2,2’,2”−トリオキシドを生
    成するステップ、 (g)前記5,5,5’,5’,5”,5”−ヘキサメ
    チル トリス(1,3,2−ジオキサホスホリナンメタ
    ン)アミン 2,2’,2”−トリオキシドを塩基で洗
    浄し、次いで濾過し、アルコールで洗浄し、更に水で洗
    浄してから乾燥するステップからなる請求項14に記載
    の方法。
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