JPH06228031A - tert−ブチルハイドロキノン類の分離、精製法 - Google Patents

tert−ブチルハイドロキノン類の分離、精製法

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JPH06228031A
JPH06228031A JP1838893A JP1838893A JPH06228031A JP H06228031 A JPH06228031 A JP H06228031A JP 1838893 A JP1838893 A JP 1838893A JP 1838893 A JP1838893 A JP 1838893A JP H06228031 A JPH06228031 A JP H06228031A
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tert
butylhydroquinone
adduct
hydroquinone
dioxane
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Toru Nakaguchi
徹 中口
Mikio Kawahara
巳紀夫 河原
Yoshiharu Ayabe
義治 綾部
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HONSYU KAGAKU KOGYO KK
Honshu Chemical Industry Co Ltd
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HONSYU KAGAKU KOGYO KK
Honshu Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴム、プラスチック、油類の酸化防止剤、写
真薬、化粧品添加剤として有用な2-tert-ブチルハイド
ロキノン及び2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンを
操作容易にかつ高純度、高収率に分離精製する方法を提
供することを目的とする。 【構成】 2-tert-ブチルハイドロキノンと2,5-ジ-
tert-ブチルハイドロキノンの混合物にこれらと付加物
を形成する物質を加え、2,5-ジ-tert-ブチルハイド
ロキノンの付加物を形成せしめることを特徴とする該混
合物より2-tert-ブチルハイドロキノンと2,5-ジ-te
rt-ブチルハイドロキノンを分離精製する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴム、プラスチック、油
類の酸化防止剤、写真薬、化粧品添加剤として有用な2
-tert-ブチルハイドロキノン、2,5-ジ-tert-ブチル
ハイドロキノンをこれらの混合物から分離精製する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、2-tert-ブチルハイドロキノン
及び2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンはハイドロ
キノンを適当な溶剤中に分散させて、酸性触媒の存在下
にイソブチレン又はtert-ブタノールでブチル化して合
成される。そして、その合成は次の化1のような反応過
程を経て合成される。
【0003】
【化1】
【0004】この反応において反応速度K1,K2に差が
無いため実用的な製法においては、必然的に2-tert-ブ
チルハイドロキノン、2,5-ジ-tert-ブチルハイドロ
キノン及び未反応のハイドロキノンの混合物が得られ
る。この混合物を分離精製して2-tert-ブチルハイドロ
キノン及び2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンを得
ている。しかし、この分離精製は前記両化合物の物理的
性質、溶解度、沸点が近似しているため困難であった。
そこで、この分離精製について従来多くの提案がなされ
ている。
【0005】例えば2-tert-ブチルハイドロキノンと
2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの混合物をトル
エンから晶析し、若干溶解度の小さい2,5-ジ-tert-
ブチルハイドロキノンを先ず晶析、採取し、その濾液か
ら2-tert-ブチルハイドロキノンを晶析分離する方法
(特開平3-236340号公報)。2-tert-ブチルハイドロキ
ノン、2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン混合物を
熱水で抽出し、水層に2-tert-ブチルハイドロキノンを
移行させて分離する方法(米国特許第2,722,556号明細
書)。固液熱水抽出の連続法(特開昭62-81339号公報、
特開昭62-81340号公報)等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】2-tert-ブチルハイド
ロキノンと2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンとは
沸点が近似し過ぎていることと、微量の空気の洩れ込み
で激しく着色する等から分離手段として当然考えられる
分溜は実用化困難である。また前記分別結晶による方法
は分離効率が低く得られる2-tert-ブチルハイドロキノ
ン及び2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの純度も
低い。また固液熱水抽出法は固液抽出法自体複雑な操作
を伴い、しかも熱水抽出法は2-tert-ブチルハイドロキ
ノンの水に対する溶解度が小さいため多量の熱水を取り
扱わなければならず工業的には欠点がある。これらの従
来法は分離精製度の不十分であること、プロセスが複雑
あるいは容積効率が悪い等の工業的に有利な方法ではな
い。本発明はこれらの欠点を除きプロセスが簡単で2-t
ert-ブチルハイドロキノン及び2,5-ジ-tert-ブチル
ハイドロキノンの双方とも高純度、高収率で分離精製す
る方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決するため鋭意研究の結果、従来法と全く異なる発想に
より、2-tert-ブチルハイドロキノンと2,5-ジ-tert
-ブチルハイドロキノンの安定なる付加化合物を形成
し、この両者の付加温度が異なることを見出し、このこ
とにより効率の良い分離精製法を確立し本発明を完成し
た。
【0008】本発明は、2-tert-ブチルハイドロキノン
と2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの混合物にこ
れらと付加物を形成する物質を加え、2,5-ジ-tert-
ブチルハイドロキノン付加物を形成せしめることを特徴
とする分離効率並びに純度よく両者を分離精製する方法
である。なお、付加物形成物質としてはジオキサン、ア
セトン、モルホリン、ジメチルスルホキシドの単独又は
これらの2種以上の混合物が好適である。
【0009】本発明の2-tert-ブチルハイドロキノン及
び2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの混合物は、
ハイドロキノンを適当な溶剤中に分散させて酸性触媒の
存在下イソブチレン又はtert-ブタノールでブチル化し
た一般の工業的製法の合成反応生成物又は、この生成物
より未反応ハイドロキノンその他夾雑物を除いた2-ter
t-ブチルハイドロキノン、2,5-ジ-tert-ブチルハイ
ドロキノンの混合物を原料とする。たとえば工業的には
下記の方法で行う。ハイドロキノンをトルエン、キシレ
ン等の溶剤に分散せしめ、酸性触媒の存在下イソブチレ
ンでブチル化し、少量の未反応ハイドロキノンと2-ter
t-ブチルハイドロキノン及び2,5-ジ-tert-ブチルハ
イドロキノンを主成分とする反応液を得る。この反応液
は触媒を分離し、中和、水洗、分液して残存する触媒と
ハイドロキノンを除き油層に2-tert-ブチルハイドロキ
ノンと2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの混合物
が得られる。この混合物に所定量の付加物を形成する物
質を加える。この溶液を撹拌下に冷却して行くと2,5
-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの付加物が析出してく
る。冷却を続けある温度以下になると2-tert-ブチルハ
イドロキノンの付加物を形成し析出するから、この2-t
ert-ブチルハイドロキノンの付加物が形成する温度以上
で濾過し2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンを取得
する。このようにして取得される2,5-ジ-tert-ブチ
ルハイドロキノン付加物は、ブチル化反応率、2,5-
ジ-tert-ブチルハイドロキノン付加物の濾過温度等によ
って多少異なるが取得率は存在量の95%以上で、結晶は
純白である。かくして得られた2,5-ジ-tert-ブチル
ハイドロキノン付加物は加熱により容易に付加物形成物
質と遊離するので、これを除くと、純度99.5%以上の
2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンを得る。以上の
ようにして2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン付加
物を濾過した濾液には2-tert-ブチルハイドロキノン及
び付加物形成物質が存在し、この濾液より付加物形成物
質を溜去し冷却すると2-tert-ブチルハイドロキノンが
析出する。これを濾別して得られる2-tert-ブチルハイ
ドロキノンは純白、高純度であり取得率は存在量の95%
以上である。
【0010】本発明に用いる付加物を形成する物質とし
ては環状エーテル類、脂肪族ケトン、スルホキシド等で
あり、好適にはジオキサン、トリオキサン、アセトン、
モルホリン、ジメチルスルホキシド等である。これらの
付加物を形成する物質の使用量は存在する2,5-ジ-te
rt-ブチルハイドロキノンに対し等モル以上であればよ
い。また過剰に用いても余剰量は溶剤として機能するだ
けであるから上限は特に限定されない。2,5-ジ-tert
-ブチルハイドロキノンの5重量倍までが実用的であ
る。本発明において付加物の形成は、混合物中に存在す
る2-tert-ブチルハイドロキノン及び2,5-ジ-tert-
ブチルハイドロキノンの量に左右されない。従って、ブ
チル化の反応率によって2-tert-ブチルハイドロキノ
ン、2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの生成比率
が変わるので需要に応じ生産する事が出来る。
【0011】以下実施例によって更に詳細に説明する
が、本発明はこの実施例によって限定されない。 実施例1 1リットルのガラスフラスコにハイドロキノン100g
(0.91モル)、70%リン酸100g、キシレン300gを入れ
窒素置換した後、90℃まで昇温する。これを撹拌しなが
らイソブチレンを63g(1.13モル)吹き込むと反応器の
中はスラリー状態からリン酸層と油層の2層の分離の状
態になる。この油層の一部を取り第二リン酸ソーダで中
和し、ガスクロマトグラフィーで分析すると反応液の組
成はハイドロキノン0.5%,2-tert-ブチルハイドロキ
ノン74.4%,2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン22.
8%,その他2.3%であった。撹拌を止め、静置して下層
のリン酸層を分離し、上層の油層に5%第二リン酸ソー
ダ溶液30gを添加して中和した後、分液して中和水層を
分離する。一部を取り2,5-ジ-tert-ブチルハイドロ
キノン、2-tert-ブチルハイドロキノンの量を求めると
2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン36g(0.16モ
ル)、2-tert-ブチルハイドロキノン121g(0.73モ
ル)であった。この油層にジオキサン80g(0.91モル)
を添加して、90℃に昇温して均一層にする。この層を徐
冷して80℃になると2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキ
ノンのジオキサン付加物が析出し始める。更に冷却を続
けて30℃以下になると2-tert-ブチルハイドロキノンの
ジオキサン付加物も生成析出するから、30℃で2,5-
ジ-tert-ブチルハイドロキノンのジオキサン付加物
(2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンとジオキサン
の1:1モル比の付加物)47gを濾別する。この付加物
としてのブチル化反応液からの取得率は95%であった。
かくして得られた2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノ
ンのジオキサン付加物は純白で付加しているジオキサン
を除去すると99.5%の純度を有する。以上のようにして
2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンのジオキサン付
加物を濾去した濾液からジオキサンを回収して晶折する
と純度99.5%、融点129.5℃の純白の2-tert-ブチルハ
イドロキノン115g(0.69モル)が得られる。なお、こ
の取得物中の2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの
含有量は0.03%であった。なお、ブチル化反応液からの
2-tert-ブチルハイドロキノンの取得率は95%であっ
た。
【0012】実施例2 1リットルのガラスフラスコにハイドロキノン100g
(0.91モル)、70%リン酸100g、キシレン1000gを入
れ窒素置換した後、90℃まで昇温する。これを撹拌しな
がらイソブチレンを105g(1.88モル)吹き込むと反応
器の中はスラリー状態からリン酸層と油層の2層分離状
態になる。この油層の一部を取り第二リン酸ソーダで中
和し、ガスクロマトグラフィーで分析すると反応液の組
成はハイドロキノン0.1%,2-tert-ブチルハイドロキ
ノン15.3%,2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン82.
0%、その他2.6%であった。撹拌を止め、静置して下層
のリン酸層を分離し、上層の油層に5%第二リン酸ソー
ダ溶液30gを添加して中和した後、分液して中和水層を
分離する。一部を取り2,5-ジ-tert-ブチルハイドロ
キノンと2-tert-ブチルハイドロキノンの量を求めると
2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン159.3g(0.72モ
ル),2-tert-ブチルハイドロキノン29g(0.17モル)
であった。この油層にジオキサン100g(1.14モル)を
添加して、90℃に昇温して均一層にする。この層を徐冷
して85℃になると2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノ
ンのジオキサン付加物が析出し始める。更に冷却を続け
て30℃以下になると2-tert-ブチルハイドロキノンのジ
オキサン付加物も生成析出するから、30℃で2,5-ジ-
tert-ブチルハイドロキノンの付加物216g(0.70モル)
を濾別する。2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの
付加物としてのブチル化反応液からの取得率は97%であ
った。2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの付加物
は純白でこれからジオキサンを除去すると99.5%の純度
である。以上のようにして2,5-ジ-tert-ブチルハイ
ドロキノンのジオキサン付加物を濾去した濾液からジオ
キサンを回収して晶析すると純度99.2%、融点129.5℃
の純白の2-tert-ブチルハイドロキノン26g(0.16モ
ル)が得られる。なお、この取得物中の2,5-ジ-tert
-ブチルハイドロキノンの含有量は0.2%であった。な
お、ブチル化反応液からの2-tert-ブチルハイドロキノ
ンの取得率は94%であった。
【0013】実施例3 実施例1で得られた2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキ
ノンのジオキサン付加物50g(0.16モル)にキシレン20
0gを添加して昇温しジオキサンを回収する。これを徐
冷して30℃で濾過すると2,5-ジ-tert-ブチルハイド
ロキノンが得られる。かくして得られた2,5-ジ-tert
-ブチルハイドロキノンを10mmHg(真空)、100℃で3時
間減圧乾燥すると2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノ
ン34g(0.15モル)が得られる。この2,5-ジ-tert-
ブチルハイドロキノンは純白で純度99.9%、融点218℃
であった。なお、付加物からの本物質の取得率は95%で
あった。
【0014】比較例 1リットルのガラスフラスコにハイドロキノン100g
(0.91モル)、70%リン酸100g、キシレン300gを入れ
窒素置換した後、90℃まで昇温する。これを撹拌しなが
らイソブチレンを60g(1.07モル)吹き込むと反応器の
中はスラリー状態からリン酸層の油層の2層分離状態に
なる。この油層の一部を取り第二リン酸ソーダで中和し
て、ガスクロマトグラフィーで分析すると反応液の組成
はハイドロキノン1.8%、2-tert-ブチルハイドロキノ
ン74.0%、2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン21.7
%、その他2.5%であった。撹拌を止め、静置して下層
のリン酸層を分離し、上層の油層に5%第二リン酸ソー
ダ溶液30%を添加して中和後、分液して中和水層を分離
する。この層の一部を取り2-tert-ブチルハイドロキノ
ン、2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンの量を求め
ると2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン34g(0.15
モル)、2-tert-ブチルハイドロキノン116g(0.70モ
ル)が存在していた。この洗浄油槽を冷却して70℃で熱
濾過すると、2,5-ジ-tert-ブチルハイドロキノン24
g(0.10モル)が得られる。この2,5-ジ-tert-ブチ
ルハイドロキノンの純度は96%であり、2-tert-ブチル
ハイドロキノンが3.2%含まれている。2,5-ジ-tert-
ブチルハイドロキノンを濾去した濾液を更に冷却して0
℃で濾過すると2-tert-ブチルハイドロキノン116g
(0.64モル)が得られる。得られた2-tert-ブチルハイ
ドロキノンの純度は91.1%であり、2,5-ジ-tert-ブ
チルハイドロキノンを8.0%含んでいた。以上、本発明
の方法と比較例を対比することにより明らかな通り、本
発明の方法の分離収率、分離された2,5-ジ-tert-ブ
チルハイドロキノンと2-tert-ブチルハイドロキノンの
純度が優れている。
【0015】
【発明の効果】本発明は簡単な操作並びに入手容易な試
薬を用い有用な2-tert-ブチルハイドロキノン及び2,
5-ジ-tert-ブチルハイドロキノンを高純度、高収率で
分離し得る方法である。しかも、反応生成物の2-tert-
ブチルハイドロキノン、2,5-ジ-tert-ブチルハイド
ロキノンの存在比に左右されずに付加物形成ができるの
でブチル化の反応率を変えることにより需要に応ずる2
-tert-ブチルハイドロキノンと2,5-ジ-tert-ブチル
ハイドロキノンの生産に対応できる等、工業的に極めて
有利な方法である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2-tert-ブチルハイドロキノンと2,5
    -ジ-tert-ブチルハイドロキノンの混合物にこれらと付
    加物を形成する物質を加え、2,5-ジ-tert-ブチルハ
    イドロキノンの付加物を形成せしめることを特徴とする
    該混合物より2-tert-ブチルハイドロキノンと2,5-
    ジ-tert-ブチルハイドロキノンを分離、精製する方法。
  2. 【請求項2】 付加物形成物質がジオキサン、トリオキ
    サン、アセトン、モルホリン、ジメチルスルホキシドの
    1又は2以上である請求項1記載の方法。
JP1838893A 1993-02-05 1993-02-05 tert−ブチルハイドロキノン類の分離、精製法 Pending JPH06228031A (ja)

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