JPH06227744A - ケーブル引出装置 - Google Patents

ケーブル引出装置

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Publication number
JPH06227744A
JPH06227744A JP4043493A JP4043493A JPH06227744A JP H06227744 A JPH06227744 A JP H06227744A JP 4043493 A JP4043493 A JP 4043493A JP 4043493 A JP4043493 A JP 4043493A JP H06227744 A JPH06227744 A JP H06227744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
tension
cable drum
drum
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4043493A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Kobayashi
俊美 小林
Akira Murayama
晃 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Endo Kogyo Co Ltd
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Endo Kogyo Co Ltd
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Endo Kogyo Co Ltd, Toshiba Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Endo Kogyo Co Ltd
Priority to JP4043493A priority Critical patent/JPH06227744A/ja
Publication of JPH06227744A publication Critical patent/JPH06227744A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 このケーブル引出装置は、ケーブル3を巻回
したケーブルドラム4が回転自在に軸架される水平軸5
を設けた架台2と、ケーブルドラム4から引き出される
ケーブル3の張力を検出する張力検出手段6と、ケーブ
ルドラム4に常時制動力を与える制動手段7と、前記張
力検出手段6によりケーブル3に一定以上の張力が生じ
たことを検出したときケーブルドラム4の制動力を減じ
るように制動手段7を制御する制御手段40とを備えて
いる。 【効果】 ケーブルドラム4からケーブル3を引き出す
際、その引き出しを自動的に制限して弛みを抑制し、且
つ、ケーブル3の安定な引き出しを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は架台に回転自在に軸架さ
れたケーブルドラムからケーブルを引き出す際、惰性で
不必要にケーブルドラムが回転することを自動的に制限
してケーブルの弛みを抑制し、ケーブルの安定な引き出
しを可能とするケーブル引出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力用など重量の大きなケーブルは、通
常ケーブルドラムに巻回されて敷設現場に持ち込まれ
る。このようなケーブルドラムはケーブルの敷設に際し
ケーブルジャッキの軸に回転自在に軸架され、人力また
は延線機によりケーブルドラムを回転させながらケーブ
ルの引き出しが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のケーブル
ジャッキを使用するこのようなケーブル引出方法は、ケ
ーブルドラムから過大なケーブルの引き出しを生じ易
く、その場合ケーブルが大きく弛んで邪魔になると共
に、弛んだケーブルをケーブルドラムに巻き戻すための
手間がかかる等の問題があった。そこで本発明は、この
ような従来のケーブルドラムからのケーブル引出方法に
おける問題を解決する新しいケーブル引出装置を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明のケーブ
ル引出装置は、ケーブルを巻回したケーブルドラムが回
転自在に軸架される水平軸を設けた架台と、前記ケーブ
ルドラムから引き出されるケーブルの弛みを張力として
検出する張力検出手段と、前記ケーブルドラムに常時制
動力を与えるために前記架台に設けた制動手段と、前記
張力検出手段によりケーブルに一定以上の張力が生じた
ことを検出したとき前記ケーブルドラムの制動力を減ず
るように前記制動手段を制御する制御手段とを備えてい
ることを特徴とするものである。本発明の好ましい実施
態様においては、架台が架台本体と、架台本体の下側に
設けられた車輪手段および伸縮自在な支持脚と、架台上
側に設けた昇降自在な水平軸とを備え、その水平軸にケ
ーブルドラムが回転自在に軸架できるように構成され
る。
【0005】
【作用】本発明のケーブル引出装置によれば、ケーブル
に所定値以上の張力が生じると張力検出手段によりケー
ブルの張力増加としてそれが検出され、その張力増加信
号を受けた制御手段が制動力減少方向に制動手段を制御
する。それによってケーブルドラムはケーブルに張力が
あるときのみ制動力を減じケーブルの弛みを防止する。
このようにして、ケーブルドラムから引き出されるケー
ブルの弛みは常に所定値以内に制御される。そのためケ
ーブルに大きな弛みを生じることによる問題点を回避す
ることができる。さらに本発明のケーブル引出装置は、
ケーブルを回転自在に軸架する専用の架台を用いている
ので、ケーブルを安定してケーブルドラムから引き出す
ことができる。
【0006】
【実施例】次に図面により本発明のケーブル引出装置の
実施例を説明する。図1は本発明のケーブル引出装置の
一例を示す正面図であり、図2はその側面図である。ケ
ーブル引出装置1は架台2を有しており、その架台2の
上側には、ケーブル3を巻回したケーブルドラム4を回
転自在に軸架する水平軸5、張力検出手段6および制動
手段7がそれぞれ設けられている。また架台2の下側に
は、架台を使用場所に運搬するための前後一対の車輪装
置8が設けられると共に、その四隅部分に架台を安定に
地上や床上等に支持するための伸縮自在な支持脚9が設
けられている。
【0007】架台2に立設された一対の支柱10にそれ
ぞれガイド棒11が取付られ、各ガイド棒11に軸受1
2がスライド自在に取り付けられている。そして各軸受
12に水平軸5が軸支され、軸受12をガイド棒11に
沿って矢印方向のように昇降させ固定手段(図示せず)
で固定することにより、水平軸5を任意の高さに設定で
きるようになっている。張力検出部6は、図2に示すよ
うに架台2に立設した一対の支柱13の上部に架設され
た取付部材14に設けられているが、その詳細は後述す
る。
【0008】図3は制動手段7の斜視図であり、図4は
その正面図である。これらの図において、架台2に基板
20が固定され、その上に設けられられた一対の軸受2
1に軸22の両端部が支持されている。そして軸22に
断面コ字形の細長い連結フレーム23およびブレーキシ
ュー24が独立して回動自在にそれぞれ取付られてい
る。そして連結フレーム23の先端部に設けられた軸2
5にゴムローラ26が軸支されている。なおゴムローラ
26の外周面は図4に示すようにケーブルドラム4の縁
4aに当接され、それとの摩擦力により回転される。基
板20に設けられた取付部27の軸28にシリンダ29
が回動自在に取り付けられ、そのシリンダ29の出力軸
30の先端部がブレーキシュー24の裏面上部に設けら
れたブラケット31に軸支された軸32に回動自在に連
結されている。
【0009】一方、基板20上に制御手段40が設けら
れている。この制御手段40は前記張力検出手段6がケ
ーブル3に一定以上の張力が生じたことを検出したと
き、ケーブルドラム4の制動力を減じるように制動手段
7を制御するものである。図5に制御手段40とそれに
接続された張力検出手段6および制動手段7を示す。張
力検出手段6は検出部60と、それにより作動する検出
弁61とを有している。検出部60は、その先端部にケ
ーブル3を挿通する穴を形成する掛合部62を設けた検
出アーム63、検出アーム63の後端部に固定されたカ
ム64、および検出アーム63の中間部に連結された張
力設定用のスプリング65により構成されている。
【0010】制御手段40は空気圧式の制御回路により
構成され、その制御用の空気圧は例えば図示しない5K
g/cm2 Gの空気圧源から配管41によって供給され
る。制御弁42は制動手段7のシリンダ29を駆動制御
するもので、その制御入力は切換弁43を介して前記検
出弁61に接続されている。この切換弁43は制動手段
7の制御を張力検出手段6による自動制御と、手動によ
る制御を切り換えるために設けられるが、手動制御をし
ない場合にはこの切換弁43は省略され、検出弁61か
らの配管は点線のように制御弁42へ直接接続される。
なお圧力調整弁44は制御弁42の駆動用空気圧を供給
し、圧力調整弁45は制御弁42の供給空気圧を設定
し、さらに消音器46は制御弁42からの大気放出音を
抑制するためにそれぞれ設けられている。制御弁42の
二つの出力は速度調整用に設けられた絞り弁47と逆止
弁48の並列回路を経由し、シリンダ29の空気圧入口
部と出口部にそれぞれ接続されている。
【0011】次に上記引出装置の作用を説明すると、先
ず図1のようにケーブル3を巻回したケーブルドラム4
を架台2に近づける。なお、架台2の水平軸5を軸支し
ている軸受12の高さは、使用するケーブルドラム4の
中心穴の高さに予め調整しておく。次にケーブルドラム
4の中心穴に左右から水平軸5を装着した後、水平軸上
をわずかに上昇させ、ケーブルドラム4を地面より離反
させる。次に、ケーブルドラム4のケーブル3の先端を
引き出し、それを張力検出手段6の検出アーム63の掛
合部62(図5)に掛合させて延ばすと共に、本装置を
稼働状態にする。そして、人力または延線機によりケー
ブル3の敷設を開始する。
【0012】ケーブル3に弛みが生じているときは、張
力検出手段6の検出アーム63が図5に示す位置にあ
り、それに固定されているカム64の外周の平坦部に検
出弁61の駆動アームが接しており、その状態での検出
弁61は制御弁42の制御入力の空気圧を大気に放出す
る位置になっている(なお切換弁43は図5の状態、す
なわち自動側に切換られているものとする)。上記状態
で制御弁42は図5の状態にあり、シリンダ29の出力
軸30が左側に移動され、制動手段7の制動力が働いて
いる。
【0013】ケーブル3を引っ張ることにより、ケーブ
ルドラム4の出口部分においてケーブル3が緊張し、そ
の張力増加の値が図5に示す張力検出手段6のスプリン
グ65により設定された値以上になると、検出アーム6
3が矢印のように時計方向へ回動し、それによりカム6
4も時計方向へ回動する。カム64が時計方向へ回動す
るとその外周の円弧部が検出弁61の駆動アームに接触
し、検出弁61は図の左方へ押されてその出力が切り換
えられる。検出弁61の出力が切り換えられると、配管
41からの空気圧が制御弁42の切換ポートに接続さ
れ、制御弁42は図5の状態から右方に移動して切り換
えられるので、シリンダ29の出力軸30が右側に移動
され制動手段7の制動力が減じられる。この制動力の減
少によりケーブル3の引き出しが可能となる。
【0014】ケーブルが必要以上に引き出されてケーブ
ル3に弛みが生ずると、検出アーム63およびカム64
は反時計方向へ回動され、それによって検出弁61が図
5の状態に復帰する。検出弁61の復帰により制御弁4
2も図5の状態に戻るので、シリンダ29の出力軸30
が左側に移動され制動手段7の制動力が回復する。そし
て再びケーブル3が緊張するまでこの状態が正常状態と
して継続される。
【0015】
【発明の効果】本発明のケーブル引出装置は以上のよう
に構成したので、ケーブルドラムから引き出されるケー
ブルの弛みが常に所定値以内に制御される。そのためケ
ーブルの大きな弛みによる問題点を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル引出装置の一例を示す正面
図。
【図2】図1のケーブル引出装置の側面図。
【図3】図1における制動手段7の拡大斜視図。
【図4】図3における制動手段7の正面図。
【図5】本発明のケーブル引出装置の制御手段40とそ
れに接続された張力検出手段6および制動手段7の制御
系統図。
【符号の説明】
1 ケーブル引出装置 2 架台 3 ケーブル 4 ケーブルドラム 4a 縁 5 水平軸 6 張力検出手段 7 制動手段 8 車輪装置 9 支持脚 10 支柱 11 ガイド棒 12 軸受 13 支柱 20 基板 21 軸受 22 軸 23 連結フレーム 24 ブレーキシュー 25 軸 26 ゴムローラ 27 取付部 28 軸 29 シリンダ 30 出力軸 31 ブラケット 32 軸 40 制御手段 41 配管 42 制御弁 43 切換弁 44 圧力調整弁 45 圧力調整弁 46 消音器 47 絞り弁 48 逆止弁 60 検出部 61 検出弁 62 掛合部 63 検出アーム 64 カム 65 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル3を巻回したケーブルドラム4
    が回転自在に軸架される水平軸5を設けた架台2と、前
    記ケーブルドラム4から引き出されるケーブル3の弛み
    を張力として検出する張力検出手段6と、前記ケーブル
    ドラム4に常時制動力を与えるため前記架台2に設けた
    制動手段7と、前記張力検出手段6によりケーブル3に
    一定以上の張力が生じたことを検出したとき前記ケーブ
    ルドラム4の制動力を減ずるように前記制動手段7を制
    御する制御手段40とを備えたケーブル引出装置。
JP4043493A 1993-02-04 1993-02-04 ケーブル引出装置 Pending JPH06227744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4043493A JPH06227744A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 ケーブル引出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4043493A JPH06227744A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 ケーブル引出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06227744A true JPH06227744A (ja) 1994-08-16

Family

ID=12580540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4043493A Pending JPH06227744A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 ケーブル引出装置

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Country Link
JP (1) JPH06227744A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023317A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Maruyama Mfg Co Ltd ホース収容装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023317A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Maruyama Mfg Co Ltd ホース収容装置

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