JPH06227641A - 冷凍食品の整列搬送装置 - Google Patents

冷凍食品の整列搬送装置

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Publication number
JPH06227641A
JPH06227641A JP1513693A JP1513693A JPH06227641A JP H06227641 A JPH06227641 A JP H06227641A JP 1513693 A JP1513693 A JP 1513693A JP 1513693 A JP1513693 A JP 1513693A JP H06227641 A JPH06227641 A JP H06227641A
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JP
Japan
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conveyor
frozen food
stopper
frozen
sensor
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Withdrawn
Application number
JP1513693A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ajisaka
泰雄 鰺坂
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Orii KK
Original Assignee
Orii KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Orii KK filed Critical Orii KK
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Publication of JPH06227641A publication Critical patent/JPH06227641A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱詰め装置に一列状に整列した状態で冷凍食
品を供給することができる冷凍食品の整列搬送装置の提
供。 【構成】装置は、冷凍装置10から列状に冷凍食品A を搬
出するコンベア12に付設して設けら、コンベア12の搬送
方向に沿って配置され、第1, 第2ストッパ14,16 を有
し、コンベア12よりも高速運転される切り離しコンベア
18を備えている。コンベア18の搬送方向に沿ってコンベ
ア20,丸ベルトコンベア24が設けられ、コンベア24の中
間位置に位置決めストッパ22が設置されている。コンベ
ア24の搬送方向と直交し、ストッパ22の前方で上下移動
するローラーコンベア26が設置されている。ストッパ1
4,16 ,22 の前方に冷凍食品A を検出するセンサ28,30,3
2 が設けられている。センサ28の食品検出により、ス
トッパ14の上昇移動とコンベア18の駆動とを行い、セン
サ16の食品検出によりコンベア18の停止を行い、センサ
28が食品検出後に再びこれを検出したときに、ストッパ
14の下降移動を行う制御部38が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍食品の整列搬送装
置に関し、特に、冷凍装置から複数個が列状に順次搬出
される冷凍食品を1列状に整列させて排出する整列搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パン生地やハンバーグ,コロッケなどの
食品は、大量生産,大量消費を目的とする場合には、こ
れらの食品を製造工場で予め所定の形状に半加工し、半
加工した食品を冷凍した状態で各販売店に供給し、供給
された販売店側で半加工状態の冷凍食品を焼いたり、揚
げたりする最終加工が行われ、その後に店頭販売される
方式が採用されている。
【0003】ところで、このような冷凍食品の流通過程
においては、輸送手段の関係から、製造工場で大量生産
された冷凍食品を需要に合わせてダンボール箱などに箱
詰めする作業が必要になり、従来、このような箱詰め作
業は、以下に説明するような装置および方法で行われて
いた。冷凍装置は、ベルトコンベアが付設されたものが
用いられ、このベルトコンベアの排出側にシュートとタ
ーンテーブルとが配置されている。
【0004】パン生地やハンバーグ,コロッケなどの食
品は、ベルトコンベア上に複数個を列状に順次並べて載
置し、この状態で冷凍装置を所定時間通過させて冷凍す
る。そして、ターンテーブルの周囲に作業員が待機し、
ベルトコンベアから排出される冷凍食品をターンテーブ
ルから取り上げ、出荷用ベルトコンベア上に載置されて
いる箱に収納する。
【0005】ところが、このような箱詰め作業は、人手
によって行われるものであって、作業人員を必要とする
が、昨今の人手不足により若年作業員の確保が困難な状
況にある上、単純作業の繰り返しのため、作業人員の確
保が非常に難しく、その改善が強く要望されていた。そ
こで、本出願人は、人手によらず青果物の箱詰め作業が
できる装置を開発し、特願平4−76931号で既に提
案している。
【0006】この出願にかかる装置は、周方向に沿って
略半周回状態に設置される移動自在な簾状の支持部材
と、この支持部材の移動装置とを備え、この支持部材上
の包装体を箱体内に積層状態で残置させる上下移動自在
な搬送アームを有するものであって、この搬送アームに
包装体を搬入する装置は、コンベア上に整列された包装
体を列毎に、コンベアの搬送方向に沿って前記支持部材
側に押し出すプッシャーが用いられている。
【0007】しかながら、このような箱詰め装置を冷凍
食品に用いる場合には、以下に説明する技術的課題があ
った。
【0008】
【発明の解決しようとする課題】すなわち、上記出願に
かかる箱詰め装置は、コンベア上に整列された包装体を
プッシャーで押し出す構成を採用しているが、冷凍食品
は、比較的狭い間隔で搬出ベルトコンベア上に複数個が
順次列状に並べられて搬出されるので、この搬出ベルト
コンベアから冷凍食品ををプッシャーで列毎に搬送方向
に押し出すことが非常に困難な状況にあるとともに、冷
凍食品をベルトコンベア上に並べるときには、これを人
手作業によって行っているので、並べられた冷凍食品が
列の前後にずれることも多く、このような実情を勘案す
ると、上記出願の構成を冷凍食品用としてそのまま採用
することができなかった。
【0009】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、箱
詰め装置に一列状に整列した状態で冷凍食品を供給する
ことができる冷凍食品の整列搬送装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、冷凍装置から複数個が列状に並べられた
冷凍食品を順次搬出する搬出ベルトコンベアに付設して
設けられる冷凍食品の整列搬送装置であって、 前記搬
出ベルトコンベアの搬送方向に沿って配置され、両端に
第1および第2ストッパが設けられ、前記搬出ベルトコ
ンベアよりも高速運転される切り離しコンベアと、この
切り離しコンベアの搬送方向に沿って配置されたタイミ
ング調整コンベアと、このタイミング調整コンベアの搬
送方向に沿って設置され、中間位置に位置決めストッパ
が設けられた丸ベルトコンベアと、この丸ベルトコンベ
アの搬送方向と直交する方向に設置され、前記位置決め
ストッパの前方で上下移動するローラーコンベアと、前
記第1および第2ストッパの前方にそれぞれ設置され、
前記冷凍食品を検出する第1および第2センサと、前記
位置決めストッパの前方に設置され、前記丸ベルトコン
ベア上の前記冷凍食品を検出する第3センサとを備え、
前記第1センサが前記冷凍食品を検出したときに、前記
第1ストッパの上昇移動と前記切り離しコンベアの駆動
とを行い、前記第2センサが前記冷凍食品を検出したと
きに、前記切り離しコンベアの停止を行い、前記第1セ
ンサが前記冷凍食品を検出した後に所定時間以内にこれ
を再び検出したときに、前記第1ストッパの下降移動を
行い、前記第3センサが前記冷凍食品を検出したとき
に、前記丸ベルトコンベアを停止して、前記ローラコン
ベアの上昇移動と駆動とを行う制御部を有することを特
徴とする。
【0011】
【作用】上記構成の冷凍食品の整列搬送装置によれば、
搬出ベルトコンベアの搬送方向に沿ってこの搬出ベルト
コンベアよりも高速運転される切り離しコンベアが設け
られ、第1センサーが冷凍食品を検出すると、第1スト
ッパの上昇移動と切り離しコンベアの駆動とが制御部で
行われるので、搬送ベルトコンベアから列毎に冷凍食品
を切り離して、切り離しコンベア上に受承することがで
きる。そして、第2センサが冷凍食品を検出したとき
に、切り離しコンベアの停止が制御部により行われるの
で、切り離しコンベアで冷凍食品の底部を擦ることな
く、受承した冷凍食品を切り離しコンベアで搬送するこ
とができる。
【0012】また、第1センサが冷凍食品を一旦検出
し、所定時間内に再び後方列の冷凍食品を検出すると、
第1ストッパが制御部で下降動作させられるので、列か
ら前方にずれた冷凍食品は、この第1ストッパにより阻
止されて、切り離しコンベア側に移動することが防止さ
れる。そして、切り離しコンベアに受承された冷凍食品
は、タイミング調整コンベアおよび丸ベルトコンベアと
搬送され、これが第3センサにより検出されると、丸ベ
ルトコンベアを停止して、位置決めストッパにより丸ベ
ルトコンベア上に一列に位置決めされる。
【0013】次いで、この状態で制御部によりローラー
コンベアが上昇移動され、冷凍食品は、ローラーコンベ
アに受承される。ローラーコンベアを制御部で駆動する
とローラーコンベアが、丸ベルトコンベアの搬送方向に
直交して配置されているので、列状の冷凍食品を列毎に
一列に並べた状態でローラーコンベアの搬送方向に排出
することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、添付
図面を参照にして詳細に説明する。図1から図4は、本
発明にかかる冷凍食品の整列搬送装置の一実施例を示し
ている。同図に示す整列搬送装置は、トンネル状の冷凍
装置10と、この冷凍装置10に複数個が列状に並べら
れた状態で、パン生地やハンバーグなどの半加工食品を
供給し、冷凍装置10で冷凍された冷凍食品Aを順次搬
出する搬出ベルトコンベア12に付設されており、この
種の冷凍装置10に用いられる搬出ベルトコンベア12
は、例えば、12m/分程度の低速で運転される。
【0015】整列搬送装置は、搬出ベルトコンベア12
の搬送方向に沿って配置され、両端に第1および第2ス
トッパ14,16が設けられ、搬出ベルトコンベア12
よりも高速(搬出ベルトコンベア12に対して、その2
倍程度の速度、例えば、30m/分)で運転される切り
離しコンベア18と、この切り離しコンベア18の搬送
方向に沿って配置されたタイミング調整コンベア20
と、このタイミング調整コンベア20の搬送方向に沿っ
て設置され、中間位置に位置決めストッパ22が設けら
れた丸ベルトコンベア24と、この丸ベルトコンベア2
4の搬送方向と直交する方向に設置され、前記位置決め
ストッパ22の前方で上下移動するローラーコンベア2
6とを有している。
【0016】切り離しコンベア18とタイミング調整コ
ンベア20とは、この実施例では、ナイフエッジ型のも
のが用いられ、各コンベア12,18,20,24,
は、端部がそれぞれ近接するように配置され、各コンベ
ア間で冷凍食品Aの授受が支障なく行われるようになっ
ている。また、切り離しコンベア18とタイミング調整
コンベア20は、搬出ベルトコンベア12とほぼ同じ幅
のベルトが用いられ、これらのコンベア18,20は、
それぞれモータM1 およびM2 で駆動される。
【0017】また、丸ベルトコンベア24は、細い線状
の丸ベルトが複数条張設されたものであって、モータM
3 により駆動される。ローラーコンベア26は、コンベ
ア24のベルト間にローラーが1個ずつ配置されたもの
であって、このローラーコンベア26は、モータM4
駆動されるとともに、シリンダSで上下移動される。切
り離しコンベア18の前端部に設けられた第1ストッパ
14は、搬出ベルトコンベア12と切り離しコンベア1
8とが重なり合った部分に設けられいて、その直前に第
1センサ28が設けられている。また、切り離しコンベ
ア18の後部側に設けられた第2ストッパ16は、切り
離しコンベア18とタイミング調整コンベア20とが重
なり合った部分に設けられていて、その直前に第2セン
サ30が設けられている。
【0018】これらの各センサ28,30は、コンベア
18,20の搬送方向に直交するようにして配置された
発光および受光部を有し、冷凍食品Aが光線を遮断する
ことにより、冷凍食品Aの存在を検出するものであっ
て、第1センサ28は、搬出ベルトコンベア12から切
り離しコンベア18に受け渡される直前の冷凍食品Aを
検出するとともに、第2センサ30は、切り離しコンベ
ア18上を搬送され、第2ストッパ16に当接する直前
の冷凍食品Aを検出する。
【0019】また、位置決めストッパ22の直前にも上
記センサ28,30と同じ構成の第3センサ32が設置
されており、この第3センサ32は、丸ベルトコンベア
24上を搬送される冷凍食品Aを位置決めストッパ22
に当接する直前に検出する。さらに、この実施例では、
タイミング調整コンベア20の後部側に上記構成と同じ
第4センサ34が設置され、このセンサ34の直後にお
いて、タイミング調整コンベア20と丸ベルトコンベア
24とが重なり合った部分に第3ストッパ36が設置さ
れている。
【0020】図3は、上記各センサ28〜34と、各コ
ンベア18,20,24上を搬送される冷凍食品Aとの
位置関係を拡大して示した詳細図である。この図に示す
ように、各センサ28〜34は、コンベアの搬送面から
高さh(冷凍食品Aの高さをHとすると、h<H)にあ
って、冷凍食品Aの高さHの1/2よりも若干高い位置
にセットされている。
【0021】なお、図2において符号40で示したもの
は、ローラーコンベア26上を一列状に搬送されてくる
冷凍食品Aを徐々に中心側に寄せるための求心コンベア
であり、また、符号41は、求心コンベア41で中心に
寄せられた冷凍食品Aの重量を検出し、不良品などを排
除する検量器であり、検量された冷凍食品Aは、その
後、箱詰め装置(例えば、特願平4−76931号に開
示されている装置)などにより箱に詰められて出荷され
る。
【0022】以上のように構成された整列搬送装置で
は、第1〜第4センサ28〜34の冷凍食品Aの検出に
基づいて制御部38により各コンベア18,20,2
4,26の駆動用モータM1 〜M4 およびシリンダS
が、図4,5に示す手順により制御される。図4は、第
1および第2センサ28,30の検出信号に基づいて、
切り離しコンベア18の駆動,停止、および第1,第2
ストッパ14,16の上下移動を行う制御手順の一例を
示しており、また、図5は、第3および第4センサ3
2,34の検出信号に基づいて、タイミング調整コンベ
ア20,丸ベルトコンベア24,ローラーコンベア26
の上昇,下降および駆動,停止を行う制御手順の一例を
示している。
【0023】おな、以下に説明する手順では、冷凍装置
10および搬出ベルトコンベア12は、連続運転され、
冷凍食品Aは、複数個が列状に並べられて順次供給され
るものとして説明する。図4に示した制御手順では、手
順がスタートすると、まず、ステップs1で初期設定が
行われ、第1および第3ストッパ14,16,36およ
び位置決めストッパ22が下降位置にセットされ、各セ
ンサ32〜36が始動される。
【0024】続くステップs2では、第1センサ28に
よる冷凍食品Aの検出を待ち、第1センサ28がオフに
なると、ステップs3が実行され、ステップs3では、
第1ストッパ14が上昇移動され、その後、切り離しコ
ンベア18のモータM1 が駆動される。モータM1 が駆
動されると、冷凍食品Aの最初の一列分が切り離しコン
ベア18上に受承され、高速運転される切り離しコンベ
ア18上を搬送される。
【0025】このとき、切り離しコンベア18が搬出コ
ンベア12よりも2倍程度の高速で運転されるので、冷
凍食品Aが供給される列の状態が正常であれば、第2列
目の冷凍食品Aが第1センサ28で検出される前に、第
1列目の冷凍食品Aは、切り離しコンベア18の後部側
に設けられている第2ストッパ16側に短時間に移動さ
れ、これにより冷凍食品Aの列毎の切り離しがスムーズ
に行われる。
【0026】そして、切り離しコンベア18上を搬送さ
れる冷凍食品Aがステップs4で第2センサ30で検出
すると、ステップs5で切り離しコンベア18のモータ
1を停止させ、切り離しコンベア18で第2ストッパ
16に当接している冷凍食品Aの底部を擦ることを防止
して、ステップs1に戻る。この場合、ステップs1で
冷凍食品Aを検出した後に、このステップs1に戻るま
での一連の操作は、正常な列状態において、第2列目の
冷凍食品Aが、第1センサ28でこれを検出する前に終
了するように、冷凍食品Aの大きさと搬出ベルトコンベ
ア12の速度とを勘案して、切り離しコンベア18の速
度を設定する。
【0027】一方、搬出ベルトコンベア12で供給され
る冷凍食品Aの列状態が正常でなく、例えば、第2列目
において、いずれか1つの冷凍食品が前にずれていたと
すると、第1センサ28は、図3に示されているよう
に、冷凍食品Aの高さに対して、略1/2の高さにセッ
トされているので、第2列目の冷凍食品Aが到達する前
に、必ずオンになる。
【0028】そこで、この実施例では、この第1センサ
28がオンになることをステップs5で検出し、しか
も、このときに第1センサ28がオフ後にオンになるま
での時間tを演算し、この時間tが設定時間T1 (正常
な列状態の冷凍食品Aが第1センサ28で検出されるサ
イクル時間)よりも大きいか否かを判断し、これがT1
よりも小さい場合には、第2列の冷凍食品Aで前にずれ
ているものが存在することになるので、ステップs6で
第1ストッパ14を下降させ、前方にずれた冷凍食品A
が切り離しコンベア18側に移送されることを防止して
いる。
【0029】そして、第1ストッパ14を下降させたな
らば、続くステップS7で時間がT 1 になるのを待っ
て、ステップs3を実行し、第1ストッパ14でずれて
いた冷凍食品Aを整列させて、切り離しコンベア18に
移送する。一方、ステップs5で第1センサ18が設定
時間T1 以内にオンにならないと判断された場合には、
少なくとも2列分の冷凍食品Aが連続していることにな
るので、この場合には、ステップs8で異常状態である
と判断して、その異常状態を処理して、ステップs1に
戻り再スタートが行われる。
【0030】本実施例でこのような異常処理を採用する
のは、冷凍装置10でパン生地などの半加工品を冷凍さ
せる場合には、搬出ベルトコンベア12を停止すると、
冷凍装置10での冷凍状態が不適切になり、製品を廃棄
することになることを回避している。なお、列状態の冷
凍食品Aは、列の後方にずれているものがあったとして
も、このずれは、第2ストッパ16で整列されるので、
整列搬送装置の運転は継続される。
【0031】図5は、タイミング調整コンベア18以降
の制御であり、制御がスタートすると、ステップs10
で、図4に示した制御手順のステップs4において、第
2センサ30がオフになったときからの時間t2 がセッ
トされ、ステップs11でこの時間t2 が設定時間T2
だけ経過するまで待って、ステップs13で第2ストッ
パ16を上昇移動させた後に、タイミング調整コンベア
18のモータM2 が駆動される。
【0032】この場合、設定時間T2 は、モータM1
停止させた時に、切り離コンベア18が慣性により移動
して、冷凍食品Aが第2ストッパ16に緩やかに接触さ
せ、冷凍食品Aの底部の擦れを防止するタイミングが確
保されればよいので、非常に短い時間であってもよい。
モータM2 が駆動されると、冷凍食品Aは、切り離しコ
ンベア18からタイミング調整コンベア20に受承さ
れ、コンベア20に沿って搬送される。
【0033】そして、冷凍食品Aが第4センサ34によ
って検出されると(ステップs14)、ステップs15
で、モータM2 が停止され、第3センサ32がオフにな
ったときからの時間t3 がセットされ、ステップs16
でこの時間t3 が設定時間T 3 だけ経過するまで待っ
て、ステップs17で第3ストッパ36を上昇移動させ
た後に、丸ベルトコンベア24のモータM3 が駆動され
る。
【0034】この場合、設定時間T3 は、位置決めスト
ッパ22により一列状に整列された冷凍食品Aをローラ
ーコンベア26で移動させる際に、冷凍食品Aが丸ベル
トコンベア24上から排出されるまでのタイミングによ
って決定される。モータM3が駆動されると、冷凍食品
Aは、タイミング調整コンベア20から丸ベルトコンベ
ア24に受承され、コンベア24に沿って搬送される。
【0035】そして、冷凍食品Aが第3センサ32によ
って検出されると(ステップs18)、ステップs19
で、モータM3 が停止され、シリンダSを駆動して、ロ
ーラーコンベア26が所定位置まで上昇移動され、その
後モータM4 が駆動される。モータM4 が駆動される
と、位置決めストッパ22に沿って一列状に整列されて
いる冷凍食品Aは、丸ベルトコンベア24の直交方向に
移送され、順次、求心コンベア40に移送される。そし
て、一列分の冷凍食品Aがローラーコンベア26から求
心コンベア40に移送されると、モータM4 を停止し
て、シリンダSを収縮することにより、ローラーコンベ
ア260下降移動して、ステップs10に戻る。
【0036】なお、上記制御手順では、一列分の冷凍食
品Aが各コンベアを順に移送される状態を説明したが、
設定時間T1 〜T3 と各コンベアの速度とを適宜調整す
ることにより、例えば、図2に示すように、各コンベア
12,18,20,24上にそれぞれ一列分の冷凍食品
Aを位置させ、これらを列毎に順送りする制御手順も採
用することができる。
【0037】さて、以上のように構成された冷凍食品A
の整列搬送装置では、搬出ベルトコンベア12の搬送方
向に沿ってこの搬出ベルトコンベア12よりも高速運転
される切り離しコンベア18が設けられ、第1センサー
28が冷凍食品Aを検出すると、第1ストッパ14の上
昇移動と切り離しコンベア18の駆動とが制御部38で
行われるので、搬送ベルトコンベア12から列毎に冷凍
食品Aを切り離して、切り離しコンベア18上に受承す
ることができる。
【0038】そして、第2センサ30が冷凍食品Aを検
出したときに、切り離しコンベア18の停止が制御部3
8により行われるので、切り離しコンベア18で冷凍食
品Aの底部を擦ることなく、受承した冷凍食品を切り離
しコンベア18で搬送することができる。また、第1セ
ンサ28が冷凍食品Aを一旦検出し、所定時間T1 内に
再び後方列の冷凍食品Aを検出すると、第1ストッパ1
4が制御部38で下降動作させられるので、列から前方
にずれた冷凍食品Aは、この第1ストッパ14により阻
止されて、切り離しコンベア18上に移動することが防
止される。
【0039】そして、切り離しコンベア18に受承され
た冷凍食品Aは、タイミング調整コンベア20および丸
ベルトコンベア24と搬送され、これが第3センサ32
により検出されると、位置決めストッパ22により丸ベ
ルトコンベア24上に一列に位置決めされる。そして、
この状態で制御部38によりローラーコンベア26が上
昇移動され、冷凍食品Aは、ローラーコンベア26に受
承される。
【0040】ローラーコンベア26を制御部38で駆動
すると、ローラーコンベア26が丸ベルトコンベア24
の搬送方向に直交して配置されているので、列状の冷凍
食品Aを列毎に一列に並べた状態でローラーコンベア2
6の搬送方向に排出することができる。この排出方向に
箱詰め装置を設置すると、人手によらず自動的に冷凍食
品Aを箱に詰めて出荷することが可能になる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る冷凍食品の整列搬送装置によれば、箱詰め装置に
一列状に整列した状態で冷凍食品を供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる冷凍食品の整列搬送装置の一実
施例をしめす全体説明図である。
【図2】図1の平面説明図である。
【図3】センサと冷凍食品との関係を示す説明図であ
る。
【図4】図1の整列搬送装置の制御手順の一例を示す制
御フローである。
【図5】図1の整列搬送装置の制御手順の一例を示す制
御フローである。
【符号の説明】
A 冷凍食品 M モータ S シリンダ 10 冷凍装置 12 搬出ベルトコンベア 14 第1ストッパ 16 第2ストッパ 18 切り離しコンベア 20 タイミング調整コンベア 22 位置決めストッパ 24 丸ベルトコンベア 26 ローラーコンベア 28 第1センサ 30 第2センサ 32 第3センサ 38 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍装置から複数個が列状に並べられた
    冷凍食品を順次搬出する搬出ベルトコンベアに付設して
    設けられる冷凍食品の整列搬送装置であって、 前記搬出ベルトコンベアの搬送方向に沿って配置され、
    両端に第1および第2ストッパが設けられ、前記搬出ベ
    ルトコンベアよりも高速運転される切り離しコンベア
    と、 この切り離しコンベアの搬送方向に沿って配置されたタ
    イミング調整コンベアと、 このタイミング調整コンベアの搬送方向に沿って設置さ
    れ、中間位置に位置決めストッパが設けられた丸ベルト
    コンベアと、 この丸ベルトコンベアの搬送方向と直交する方向に設置
    され、前記位置決めストッパの前方で上下移動するロー
    ラーコンベアと、 前記第1および第2ストッパの前方にそれぞれ設置さ
    れ、前記冷凍食品を検出する第1および第2センサと、 前記位置決めストッパの前方に設置され、前記丸ベルト
    コンベア上の前記冷凍食品を検出する第3センサとを備
    え、 前記第1センサが前記冷凍食品を検出したときに、前記
    第1ストッパの上昇移動と前記切り離しコンベアの駆動
    とを行い、前記第2センサが前記冷凍食品を検出したと
    きに、前記切り離しコンベアの停止を行い、前記第1セ
    ンサが前記冷凍食品を検出した後に所定時間以内にこれ
    を再び検出したときに、前記第1ストッパの下降移動を
    行い、前記第3センサが前記冷凍食品を検出したとき
    に、前記丸ベルトコンベアを停止して、前記ローラコン
    ベアの上昇移動と駆動とを行う制御部を有することを特
    徴とする冷凍食品の整列搬送装置。
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