JPH10329812A - 包装箱の整列装置及び集積包装装置 - Google Patents

包装箱の整列装置及び集積包装装置

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JPH10329812A
JPH10329812A JP15454097A JP15454097A JPH10329812A JP H10329812 A JPH10329812 A JP H10329812A JP 15454097 A JP15454097 A JP 15454097A JP 15454097 A JP15454097 A JP 15454097A JP H10329812 A JPH10329812 A JP H10329812A
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JP
Japan
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packaging
packaging box
boxes
rotating disk
box
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JP15454097A
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English (en)
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Hiromichi Tada
弘道 多田
Shoji Tanaka
昭治 田中
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Kracie Foods Ltd
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Kanebo Foods Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】包装箱の表示面が外側に表出した状態でこれら
を集積し、包装するに際し、包装箱Hの前面幅の広狭に
拘わらずこれを迅速に反転して整列することができ、し
かも包装箱の重量に拘わらず安定して高速にこれを集積
することのできる整列装置及び集積包装装置を提供す
る。 【解決手段】2個の包装箱Hをその表示面が相互に反対
側に向くように突き合わせて整列する整列装置であっ
て、上面が載置面となった回転盤21を備え、載置面の
中心を中心として回転盤を左右交互に90゜回転させる
反転手段20と、回転盤21の載置面上に包装箱Hを順
次供給する包装箱供給手段2と、回転盤21上の包装箱
を回転盤外に排出し、2個の包装箱を整列せしめる整列
手段2,10とから構成する。反転手段20により包装
箱Hを確実に反転させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の包装箱を整
列,集積し、一つの配送単位としてこれを包装する装置
に関し、更に詳しくは、包装箱側面の表示面が集積体の
外側に表出するようにこれらを整列,集積し、包装する
ことのできる集積包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品,化粧品等の分野では、最終消費者
に製品が手渡されるまでの間使用される個装(製品を1
個単位で収納する包装形態)、末端の販売店に卸すまで
の間使用される中間的な包装(数個の前記個装製品を収
納した包装形態であり、一般的に打箱包装と言われ
る)、遠距離配送のために数個の前記中間包装体を収納
した外装等、必要に応じた各種の包装形態が採用されて
いる。
【0003】更に、前記末端の販売店に卸す製品数が多
い場合には、図11に示すように、複数の中間包装箱若
しくは外装の包装箱(以下、単に「包装箱」という)H
を集積し、これを結束テープT(バンド)により結束し
て配送の一単位とするということがなされる。これら包
装箱Hの外面、特に側面Haには、その商品名及び製造
年月日が表示されることが多く、複数の包装箱Hを集積
し結束テープTにより結束した包装形態とする場合に
は、この表示面Haの内容が外部から確認できるよう
に、包装箱Hの表示面Haを集積体の外側に表出させて
集積することが求められる。
【0004】そして、このように包装箱Hの表示面Ha
を外側に出してこれを集積し包装する装置の一例として
従来、図8及び図9に示すものが知られていた。図8は
2個の包装箱Hを2列に整列する整列装置を示す平面図
であり、図9は整列した2列の包装箱Hを複数段に集積
した後、これを包装する集積包装装置を示す斜視図であ
る。以下、これらの図に基づき、従来の装置について簡
単に説明する。
【0005】図8に示すように、従来の整列装置101
は矢示O方向に包装箱Hを搬送するベルトコンベア10
2と、包装箱Hをベルトコンベア102上に供給する供
給部104と、包装箱Hの搬送路に沿って設けた第1反
転部106及びその下流側に設けた第2反転部112
と、前記ベルトコンベア102の搬送端部に設けた整列
部120とを備えてなるものである。
【0006】前記供給部104はガイド板105及び1
個切出機構(図示せず)を備えており、順次搬送される
包装箱Hを1個づつ切り離して、その長手方向が矢示O
方向と一致するようにベルトコンベア102上に供給す
る。
【0007】また、前記第1反転部106はベルトコン
ベア102の上方に設けた反転棒107及びその矢示O
方向下流側であり且つその左側方に設けた1対のストッ
パ109,109と、反転棒107の矢示O方向上流側
に設けたセンサ108と、ストッパ109,109の矢
示O方向上流側に設けたセンサ110とからなる。
【0008】前記反転棒107及びストッパ109,1
09はシリンダ(図示せず)等の駆動手段により上下に
移動可能に設けられており、センサ108,110の検
知によって包装箱Hの前記搬送路に対して進退するよう
に制御される。尚、包装箱Hの搬送路に進出した際、前
記反転棒107の先端部が包装箱H前面の矢示O方向右
側端部に当接し、ストッパ109,109の先端部が包
装箱Hの側面に当接するようにそれぞれ配設されてい
る。また、前記センサ108の設けられるベルトコンベ
ア102からの高さ位置は包装箱Hの高さ寸法以上とな
っており、当該センサ108は斜め上方から当該包装箱
Hを検知する。
【0009】また、前記第2反転部112は前記反転部
106を構成する部材と同様の部材を備えるもので、反
転部106のものとは対称位置にこれらを配設したもの
である。具体的には、反転棒113と、1対のストッパ
115,115と、センサ114と、センサ116とを
備えており、包装箱Hの搬送路に進出した際、前記反転
棒113の先端部が包装箱H前面の矢示O方向左側端部
に当接し、ストッパ115,115の先端部が包装箱H
の側面に当接するようにそれぞれ配設されている。
【0010】また、前記整列部120は矢示O方向の左
右に且つ同方向に所定の間隔を開けて配設した受板12
1,125と、受板121に設けたセンサ122,12
3と、受板125に設けたセンサ126,127と、受
板125の側方に設けたプッシャ130とを備えてなる
ものである。前記受板121及び125の高さ寸法は包
装箱Hの高さ寸法より低く設定されており、プッシャ1
30はシリンダ(図示せず)等によってこの受板121
及び125の上方を矢示P−Q方向に駆動される。
【0011】以上の構成を備えた整列装置101によれ
ば、以下のようにして包装箱Hが整列される。
【0012】まず、前記供給部104から包装箱Hが1
個づつ切り出されて、その長手方向が矢示O方向と一致
する姿勢でベルトコンベア102上に供給され、当該ベ
ルトコンベア102により矢示O方向に搬送される。包
装箱Hは搬送の過程でセンサ108,114により順次
検知されるが、ベルトコンベア102上に包装箱Hが一
切無いものとすると、センサ108の検知は無視され、
センサ114の検知を受けて反転棒113及びストッパ
115,115が駆動され、その先端部が包装箱Hの搬
送路内に進出する。
【0013】これにより包装箱Hの前面が反転棒113
の先端部に当接するが、包装箱Hの下面はベルトコンベ
ア102に接して矢示O方向の作用力を受けているの
で、当接点を支点としたモーメント力により包装箱Hは
当該当接点を中心として矢示R方向に反転する。つい
で、この反転が進むと包装箱Hと反転棒113との当接
が解除され、包装箱Hは矢示O方向に移動してその側面
がストッパ115,115に当接し、長手方向が矢示O
方向に対して直交する状態となる。
【0014】そして、これをセンサ116が検知する
と、包装箱Hの搬送路から退避するように反転棒107
及びストッパ115,115が上方に駆動され、包装箱
Hはベルトコンベア102上を引き続き矢示O方向に移
動して受板121に当接し、これをセンサ122,12
3が検知する。
【0015】一方、次に供給部104から供給された包
装箱Hについては、当該包装箱Hを前記センサ108が
検知した後、前記第2反転部112におけると同様に第
1反転部106の各部が作動し、当該包装箱Hが第2反
転部112における場合とは反対方向の矢示S方向に反
転される。そして、当該包装箱Hは整列部120に至っ
て受板125に当接し、これをセンサ126,127が
検出する。
【0016】そして、センサ122,123,126,
127の全てが包装箱Hを検知するとプッシャ130が
矢示P方向に駆動され、このプッシャ130により押さ
れて2個の包装箱Hが整列されて次工程に排出される。
【0017】斯くして、この整列装置101によれば、
供給部104から順次個別に供給される包装箱Hを第1
反転部106及び第2反転部112により順次反対方向
に反転させるようにしており、整列部120においてそ
の表示面が反対向きになるように包装箱Hを整列するこ
とができる。そして、このようにして整列された包装箱
Hは図9に示すような集積包装装置150に移送され
る。
【0018】次にこの集積包装装置150について説明
する。
【0019】同図に示すように、この集積包装装置15
0は集積部152と、結束部164とを備えてなるもの
である。
【0020】そして、前記集積部152は上面が搬送面
となった平面形状L字状の搬送板154と、この搬送板
154の側端部に設けられて搬送路を形成するガイド1
55,155,158,158と、搬送板154の屈曲
部に設けられて矢示U−V方向に往復動するプッシャ1
56と、搬送板154の矢示W方向端に設けたセンサ1
57と、搬送板154の矢示V方向下流側に設けられて
上下方向に往復動するリフタ161と、リフタ161の
移動経路の側部に設けたガイド板160と、搬送板15
4の矢示V方向端下方に設けられて矢示U−V方向に往
復動するプッシャ159とを備える。
【0021】また、前記結束部164はリフタ161の
矢示V方向下流側に同方向に順次配設したローラコンベ
ア166と、結束機167と、排出コンベア168と、
ローラコンベアの両側端部に設けたガイド165とを備
える。
【0022】以上の構成を備えた集積包装装置150に
よれば、まず、前述の整列装置101から供給された包
装箱Hが2個を1組として順次リフタ161に向けて送
り出される。即ち、包装箱Hは搬送板154上を順次矢
示W方向に搬送され、同方向端に至ってセンサ157に
より検知される。そして、この検知を受けて矢示V方向
に駆動されるプッシャ156により2個の包装箱Hが同
方向に送り出される。尚、プッシャ156のストローク
は包装箱Hの長さ分となっている。この後、プッシャは
矢示U方向に後退して原位置に復帰し、以後これら一連
の作動を繰返すことにより、2個づつの包装箱Hが順次
矢示V方向に送り出される。
【0023】一方、前記プッシャ156の作動によって
順次送り出された2個の包装箱Hは順次搬送板154上
からリフタ161上に押出され載置される。ついで、リ
フタ161は包装箱Hの高さ寸法分だけ下方に降下し、
前記プッシャ156によって次に押出される包装箱Hが
先行する包装箱Hの上に載置される。以後、これを繰返
して所望の段数分だけ包装箱Hを集積する。そして、所
望の段数分だけ包装箱Hを集積し、リフタ161の上面
とローラコンベア165の搬送面同一平面上に位置する
状態となった後、プッシャ159が矢示V方向に駆動さ
れ、集積された包装箱Hがローラコンベア166上に排
出される。しかる後、包装箱Hは結束機167によりバ
ンド掛けを施され、排出コンベア168に排出される。
【0024】斯くして、包装箱Hは前述した整列装置1
01によってその表示面が相互に反対側に向くように整
列され、ついで集積包装装置150によってその関係を
崩されることなく複数段に集積,包装されて、図11に
示すような包装箱Hの表示面Haが集積体の外側に表出
した状態に集積,包装される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の一連の整列装置101、集積包装装置150には以
下に説明する問題が存在した。
【0026】即ち、まず前記整列装置101についてみ
ると、この装置はベルトコンベア102により搬送され
る包装箱Hの前面側端部に反転棒107又は113を当
接させ、ベルトコンベア102によって包装箱Hの下面
に作用するモーメント力によりこれを反転させるという
ものであり、包装箱Hの前面幅が比較的広い場合には前
記反転棒107又は113を包装箱Hの前面の端部に偏
らせて当接させるこができ、当該当接点を中心とした比
較的大きな回転方向のモーメント力を得ることができる
ものの、包装箱Hの前面幅が狭い場合には前記反転棒1
07又は113を包装箱Hの前面の端部に偏らせて当接
させることが困難であるため、得られる当該当接点を中
心とした回転方向のモーメント力が小さく、包装箱Hを
迅速に反転させることができないという問題があったの
である。
【0027】また、この装置は包装箱Hの前面を中心と
して左右に反転させることにより整列するものであるた
め、ベルトコンベア102の幅が包装箱Hの長手方向の
寸法の少なくとも2倍以上の寸法を要して装置が大きく
なり、その結果広い設置スペースが必要になるという問
題もあった。
【0028】次に、集積包装装置150についてみる
と、この装置はリフタ161を降下させながらその最上
面に包装箱Hを順次載置,積層するという所謂リフトダ
ウン方式により包装箱Hを集積するものであるが、比較
的軽い包装箱Hの場合には、荷崩れ防止を目的として設
けたガイド板160に包装箱Hの側面が接触し、リフタ
161が降下する際に摩擦抵抗によって却って包装箱H
が荷崩れし易いという弊害があり、これまた処理速度を
上げることができないという問題があった。この他、こ
のリフトダウン方式によるとリフタ161のストローク
が大きくなるという欠点もある。
【0029】そこで、図10に示すような、リフタ17
3により包装箱Hをリフトアップし、これを一旦ホルダ
171により保持し、その直下に次の包装箱Hが位置決
めされた後前記ホルダ171を解除して包装箱Hを積層
する所謂リフトアップ方式による集積形態も考えられる
が、上述した2個の包装箱Hを集積する場合には、包装
箱H表面の摩擦抵抗が小さいことから、突き合わせた包
装箱H同士の間で滑りを生じやすく、ホルダ171でこ
れを適切に保持することが困難であり、これまた荷崩れ
を起こしやすいという欠点を有する。
【0030】本発明は以上の実情に鑑みなされたもので
あって、包装箱の表示面が外側に表出した状態でこれら
を集積し、包装するに際し、包装箱Hの前面幅の広狭に
拘わらずこれを迅速に反転して整列することができ、し
かも包装箱の重量に拘わらず安定して高速にこれを集積
することのできる整列装置及び集積包装装置の提供を目
的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するための本発明の請求項1に係る発明は、複数の
包装箱を複数列に整列する整列装置であって、上面が載
置面となった回転盤を備え、前記載置面の中心を中心と
して前記回転盤を正逆任意の方向に回転させる反転手段
と、前記回転盤の載置面上に包装箱を順次供給する包装
箱供給手段と、前記回転盤上の包装箱を回転盤外に排出
し、複数の包装箱を複数列に整列せしめる整列手段とか
ら構成したことを特徴とするものである。
【0032】請求項1に係る発明によれば、まず、包装
箱供給手段から回転盤の載置面上に包装箱が順次供給さ
れ、ついで、回転盤を回転させずに、若しくは正逆任意
の方向に回転させることにより、供給された包装箱の姿
勢を制御する。ついで、整列手段によりこれを回転盤外
に搬出して複数列に整列する。
【0033】即ち、例えば包装箱がその長手方向を搬送
方向と同じくして搬送され回転盤上に供給される場合に
は、まず、最前列に整列される包装箱については包装箱
の表示面を考慮して当該包装箱の表示面が搬送方向に向
くように回転盤を90゜回転し、当該包装箱を反転させ
る。そして、最後列に整列される包装箱については最前
列のものとは反対方向に回転盤を90゜回転してこれを
反転させる。尚、最前列と最後列との間の中間の包装箱
については、整列体の外側にその表示面が表れることは
ないので、その回転方向は正逆のいずれでも良い。以上
のようにして、連続的に供給される包装箱は最前列のも
のの表示面と最後列のものの表示面が相互に反対側に向
くような状態で整列され、整列体の外側に包装箱の表示
面が表出される。
【0034】一方、その長手方向が搬送方向と直交する
状態で包装箱が搬送され回転盤上に供給される場合にお
いてその表示面が搬送方向側にある場合には、最前列に
整列される包装箱については回転盤を回転させないでこ
れを排出し、最後列に整列される包装箱については回転
盤を180゜回転してこれを反転した後排出する。逆に
包装箱の表示面が搬送方向とは反対側にある場合には、
最前列に整列される包装箱については回転盤を180゜
回転してこれを反転させた後排出し、最後列に整列され
る包装箱については回転盤を回転させないでそのままの
状態でこれを排出する。尚、最前列と最後列との間の中
間の包装箱については、整列体の外側にその表示面が表
れることはないので、反転させてもさせなくても良い。
以上により、上述の場合と同様に、連続的に供給される
包装箱は最前列のものの表示面と最後列のものの表示面
が相互に反対側に向くような状態で整列され、整列体の
外側に包装箱の表示面が表出される。
【0035】而して、この発明によれば、回転盤上に包
装箱を載置し、回転盤を回転させることで包装箱を反転
するように構成したので、前面の幅が狭い包装箱であっ
てもこれを容易にしかも迅速に反転させることができ
る。
【0036】また、請求項2に係る発明は、前記回転盤
の回転と同期して前記回転盤上の包装箱を同方向に回転
させる回転補助手段を、前記回転盤の上方に設けたこと
を特徴とするものである。
【0037】請求項2に係る発明によれば、回転補助手
段により、回転盤の回転と同期して回転盤上の包装箱を
同方向に回転させることとしたので、包装箱を反転させ
る際に当該包装箱が転倒するといった不都合を生じるこ
とがない。従って、包装箱を更に高速に反転させること
ができる。
【0038】また、請求項3に係る発明は、包装箱を複
数段に集積し、これにバンド掛けして結束する集積包装
装置であって、上面が載置面となった昇降板を備え、該
昇降板を上下方向に昇降させる昇降手段と、前記昇降板
の載置面上に包装箱を供給する包装箱供給手段と、前記
昇降手段の上方に設けられ、前記昇降板の上昇前には包
装箱の上昇経路外に退避し、前記昇降板の降下前には包
装箱の降下経路内に位置して降下せしめられる最下段の
包装箱の下面を支持する包装箱支持手段と、集積された
複数段の包装箱にバンド掛けして結束する結束手段と、
前記包装箱支持手段により支持される複数段の包装箱を
前記結束手段に排出する排出手段とから構成したことを
特徴とするものである。
【0039】この請求項3に係る発明によれば、まず、
包装箱供給手段により昇降板の載置面に順次包装箱が供
給される。そして、載置面に包装箱が供給されると昇降
板が上方に上昇せしめられる。尚、その際には包装箱支
持手段は包装箱の上昇経路外に退避しており、昇降板及
び包装箱は障害なく上方に上昇することができる。つい
で、包装箱支持手段を包装箱の降下経路内に位置させた
後、昇降板を下方に降下させる。これにより、昇降板上
の包装箱が包装箱支持手段上に載置支持されることにな
る。以後、包装箱支持手段上に所望の包装箱が積み上げ
られる迄以上の操作を繰返し、包装箱が所望の段数に積
み上げられた後、排出手段により包装箱支持手段上の包
装箱を結束手段側に払い出し、当該結束手段によりこれ
にバンド掛けして結束する。
【0040】以上のように、請求項3に係る発明によれ
ば、包装箱を集積するに際し、包装箱支持手段により包
装箱の下面を確実に支持するように構成したので、昇降
板の昇降の際に、包装箱に対して荷崩れするような作用
力が働かず、包装箱を確実に集積できる。また、このよ
うに構成しているので、昇降板の昇降ストロークを必要
最小限に抑えることができる。
【0041】また、請求項4に係る発明は、複数の包装
箱を複数列,複数段に集積し、これにバンド掛けして結
束する集積包装装置であって、上面が載置面となった回
転盤を備え、前記載置面の中心を中心として前記回転盤
を正逆任意の方向に回転させる反転手段と、前記回転盤
の載置面上に包装箱を順次供給する第1包装箱供給手段
と、前記回転盤上の包装箱を回転盤外に排出し、複数の
包装箱を複数列に整列せしめる整列手段と、上面が載置
面となった昇降板を備え、該昇降板を上下方向に昇降さ
せる昇降手段と、前記整列手段により整列された複数列
の包装箱を順次前記昇降板の載置面上に供給する第2包
装箱供給手段と、前記昇降手段の上方に設けられ、前記
昇降板の上昇前には包装箱の上昇経路外に退避し、前記
昇降板の降下前には包装箱の降下経路内に位置して降下
せしめられる最下段の包装箱の下面を支持する包装箱支
持手段と、集積された複数列,複数段の包装箱にバンド
掛けして結束する結束手段と、前記包装箱支持手段によ
り支持される複数列,複数段の包装箱を前記結束手段に
排出する排出手段とから構成したことを特徴とするもの
である。
【0042】この請求項4に係る発明によれば、まず、
第1包装箱供給手段から回転盤の載置面上に包装箱が順
次供給され、ついで、回転盤を回転させずに、若しくは
正逆任意の方向に回転させることにより、供給された包
装箱の姿勢を制御する。ついで、整列手段によりこれを
回転盤外に搬出して複数列に整列する。即ち、上述の請
求項1に係る発明におけると同様の作動により、連続的
に供給される包装箱は最前列のものの表示面と最後列の
ものの表示面とが相互に反対側に向くような状態で整列
される。
【0043】そして、前記整列手段により整列された複
数列の包装箱が、第2包装箱供給手段により昇降板の載
置面に順次供給される。載置面に包装箱が供給されると
昇降板が上方に上昇せしめられる。尚、その際には包装
箱支持手段は包装箱の上昇経路外に退避しており、昇降
板及び包装箱は障害なく上方に上昇することができる。
ついで、包装箱支持手段を包装箱の降下経路内に位置さ
せた後、昇降板を下方に降下させる。これにより、昇降
板上の包装箱が包装箱支持手段上に載置支持されること
になる。以後、包装箱支持手段上に所望の包装箱が積み
上げられる迄以上の操作を繰返し、包装箱が所望の段数
に積み上げられた後、排出手段により包装箱支持手段上
の包装箱を結束手段側に払い出し、当該結束手段により
これにバンド掛けして結束する。
【0044】而して、この発明によれば、回転盤上に包
装箱を載置し、回転盤を回転させることで包装箱を反転
するように構成したので、前面の幅が狭い包装箱であっ
てもこれを容易にしかも迅速に反転させることができ
る。また、包装箱を集積するに際し、包装箱支持手段に
より包装箱の下面を確実に支持するように構成したの
で、昇降板の昇降の際に、包装箱に対して荷崩れするよ
うな作用力が働かず、包装箱を確実に集積できる。ま
た、このように構成しているので、昇降板の昇降ストロ
ークを必要最小限に抑えることができる。
【0045】また、請求項5に係る発明は、前記回転盤
の回転と同期して前記回転盤上の包装箱を同方向に回転
させる回転補助手段を、請求項4に係る発明における前
記回転盤の上方に設けたものである。
【0046】この請求項5に係る発明によれば、回転補
助手段により、回転盤の回転と同期して回転盤上の包装
箱を同方向に回転させることとしたので、包装箱を反転
させる際に当該包装箱が転倒するといった不都合を生じ
ることがない。従って、包装箱を更に高速に反転させる
ことができる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一具体的な実施形
態について添付図面に基づいて説明する。
【0048】A.第1の実施形態 まず、第1の実施形態について説明する。図1は本実施
形態に係る装置の全体を示す斜視図であるが、同図に示
すように、この装置は整列装置部1と、集積包装装置部
30とからなるものであり、これらを連結して構成した
ものである。以下各部の詳細について説明する。
【0049】(整列装置部)図1に示すように、整列装
置部1は供給部2と、整列部10と、反転部20とを備
えてなるものである。
【0050】そして、前記供給部2は上面が搬送面とな
った平面形状直線状の搬送板3と、その両側端部に設け
たガイド4,4と、搬送板3上を順次搬送される包装箱
Hを矢示A方向に排出する送出し機構(図示せず)とを
備える。
【0051】また、前記整列部10は一方端が前記搬送
板3に連接し他方端が前記集積装置部30に連接した平
面形状L字状の搬送板11と、搬送板11の屈曲部にお
ける矢示A方向端に立設した受板12と、この受板12
に設けたセンサ13,13と、前記搬送板11の前記集
積装置部30に連接する側の辺上を矢示B−C方向に往
復動可能に設けたプッシャ14及びこれを同方向に駆動
するシリンダ15と、搬送板11の同辺部両側端に設け
たガイド16,16とを備える。
【0052】また、図1及び図2に示すように、前記反
転部20は円盤21aの下面に円筒体21bを固設した
カップ状の回転テーブル21と、この回転テーブル21
の下面中心に回転軸が接続されるサーボモータ24と、
このサーボモータ24を支持する支持板23と、ピスト
ンロッドの先端が支持板23に接続しこれを上下方向に
昇降させるシリンダ22とからなる。尚、前記回転テー
ブル21は前記搬送板3と受板12との間の前記搬送板
11に設けた貫通孔17に嵌挿されている。
【0053】(集積包装装置部)図1及び図4に示すよ
うに、前記集積包装装置部30は前記整列装置部1にお
いて整列された包装箱Hを多段に集積する集積部31
と、集積された包装箱Hにバンド掛けする包装部41と
を備えてなるものである。
【0054】そして、前記集積部31は順次搬送される
包装箱Hをその上面に載置する昇降板32と、この昇降
板32を上下に昇降させるシリンダ33と、包装箱Hの
搬送方向(矢示B方向)端を決めるストッパ34及びこ
のストッパ34に設けたセンサ35と、前記昇降板32
の上方に設けられ、適宜駆動手段により矢示F−G方向
に開閉する1対の支持棒36,36と、この支持棒3
6,36の上方に設けた1対のガイド37,37と、矢
示B−C方向に往復動するプッシャ38と、支持棒3
6,36の上方に設けられ、多段に集積される包装箱H
の上端部を検出するセンサ39とを備える。
【0055】また、図1及び図4に示すように、前記包
装部41は前記集積部31から矢示B方向に所定の間隔
を隔てて配設した結束機44と、この結束機44と前記
集積部31との間に設けた搬送板42と、この搬送板4
2の両側部に設けたガイド43,43とを備える。
【0056】次に、以上の構成を備えた本装置により、
連続的に供給される包装箱Hをその表示面Haが相互に
反対向きとなるように整列し、ついでこれを多段に集積
した後、バンド掛けするその具体的な態様を、前記整列
装置部1における整列工程と、集積包装装置部30にお
ける集積包装工程とに分けて以下に説明する。
【0057】(整列工程)まず、整列装置部1において
は次のようにして包装箱Hが反転され、整列される。
尚、搬送板11及び回転テーブル21上には包装箱Hが
無いものとし、予め回転テーブル21はその上面が搬送
板3及び搬送板11の上面と同一の平面上に位置するよ
うに設定されているものとする。また、包装箱Hの表示
面Haが図1に示す向きとなった状態で当該包装箱Hが
搬送されるものとする。
【0058】まず、上流の工程から矢示A方向に搬送さ
れる包装箱Hが供給部2の送出し機構(図示せず)によ
り送り出され、回転テーブル21上に載置される。尚、
前記送出し機構(図示せず)の送り出しストローク長は
包装箱Hの長手方向の寸法と同じ長さに設定されてお
り、後続の包装箱Hは回転テーブル21の手前で待機し
た状態となっている。
【0059】次に、反転部20のシリンダ22を駆動し
て回転テーブル21を包装箱Hの高さ以上に上昇させ、
ついでサーボモータ24を駆動して回転テーブル21を
矢示D方向に90゜回転させた後、前記シリンダ22を
再び駆動して回転テーブル21を降下させ、その上面が
搬送板3及び搬送板11の上面と同一の平面上に位置す
るようにする。これにより包装箱Hが反転される。尚、
回転テーブル21を包装箱Hの高さ以上に上昇させるの
は、回転テーブル21の回転に際して回転テーブル21
上の包装箱Hと後続の包装箱Hとが干渉しあって、互い
に姿勢を崩すという問題を防止するためである。また、
回転テーブル21を円盤21aの下面に円筒体21bを
設けた構成としたので、回転テーブル21の昇降に際し
て当該円筒体21bがガイドとなり、後続の包装箱Hが
円盤21aと搬送板11との間に進入するという不都合
が防止される。
【0060】次に、再び前記供給部2の送出し機構(図
示せず)を駆動して後続の包装箱Hを回転テーブル21
に向けて送り出す。これにより回転テーブル21上の包
装箱Hはその側面を後続の包装箱Hによって押され、回
転テーブル21上から搬送板11上に排出される一方、
当該後続の包装箱Hが回転テーブル21上に載置され
る。
【0061】次に、再び反転部20のシリンダ22を駆
動して回転テーブル21を包装箱Hの高さ以上に上昇さ
せ、ついでサーボモータ24を駆動して回転テーブル2
1を前述とは逆方向の矢示E方向に90゜回転させた
後、再び前記シリンダ22を駆動して回転テーブル21
を降下させ、その上面が搬送板3及び搬送板11の上面
と同一の平面上に位置するようにし、ついで前記供給部
2の送出し機構(図示せず)を駆動して更に後続の包装
箱Hを回転テーブル21に向けて送り出す。これにより
回転テーブル21上の包装箱Hはその側面を後続の包装
箱Hによって押されて回転テーブル21上から搬送板1
1上に排出され、図3に示すように既に搬送板11上に
排出されている包装箱H共々矢示A方向に移動せしめら
れて受板12に当接する一方、当該後続の包装箱Hは回
転テーブル21上に載置される。
【0062】包装箱Hが受板12に当接してセンサ1
3,13がこれを検出すると、シリンダ15が駆動され
てプッシャ14が矢示B方向に移動し、整列した2つの
包装箱Hがガイド16,16に案内されながら次工程の
集積包装装置部30に向けて排出される。ついで、再び
シリンダ15が駆動されてプッシャ14が矢示C方向に
移動し、原位置に復帰する。他方、このプッシャ14の
移動と同時に前記回転テーブル21は上昇,回転,降下
の一連の作動により、その上に載置される包装箱Hを矢
示D方向に90゜反転させる。
【0063】而して、以上の作動を繰返すことにより、
表示面Haが一方方向に揃えられて連続的に供給される
包装箱Hを順次交互に反転させ、前記表示面Haが相互
に反対向きとなるように整列させることができる。そし
て、このように整列された包装箱Hが次工程の集積包装
装置部30に供給される。
【0064】(集積包装工程)図1及び図4に示すよう
に、この集積包装工程では前記整列装置部1から供給さ
れる2個の包装箱Hを複数段(この例では4段)に集積
し、この集積体にバンド掛けを行う。
【0065】まず、プッシャ14により新たに包装箱H
が矢示B方向に送り出されると、先行する包装箱Hがこ
れに伴って順次矢示B方向に押出され、図5(a)に示
すように包装箱Hが昇降板32上に載置される。尚、こ
の昇降板32上に載置される包装箱Hはストッパ34に
よりその矢示B方向が位置決めされ、センサ35により
位置決めされた包装箱Hが検知される。また、支持棒3
6,36上には既に4段の包装箱Hが積層されているも
のとする。
【0066】センサ35が包装箱Hを検知すると、次に
支持棒36,36が矢示F方向に移動する。これによ
り、支持棒36,36に支持されていた上段の包装箱H
が下方に移動して昇降板32上の包装箱H上に積層さ
れ、全体として5段の包装箱Hが昇降板32上に積層さ
れる。ついで、シリンダ33により昇降板32を上昇さ
せ、積層した包装箱Hを上方に持ち上げる(図5
(b))。これにより、センサ39が最上段の包装箱H
を検知する。
【0067】この後、前記支持棒36,36を矢示G方
向に移動させ、ついでシリンダ33を駆動して昇降板3
2を下方に降下させる。これにより、積層された包装箱
Hが支持棒36,36によって支持される。
【0068】しかる後、前記センサ39が包装箱Hを検
知している場合、即ち満載状態である場合には、プッシ
ャ38を矢示B方向に駆動して4段の包装箱Hを搬送板
42上に移載した後(図5(c))、当該プッシャ38
を矢示C方向に移動させて原位置に復帰させる。
【0069】他方、前記センサ39が包装箱Hを検知し
ていない場合には、上記一連の作動を繰返し、満載状態
となるまで包装箱Hを積層する。
【0070】そして、搬送板42に移載された包装箱H
は先行する包装箱Hを後方から押出し、これを結束機4
4に導き、押出された包装箱Hはこの結束機44により
バンド掛けされて、図11に示すような状態に包装され
る。
【0071】以上のように、この実施形態に係る装置に
よれば、連続的に供給される包装箱Hをその表示面Ha
が相互に反対向きとなるように整列し、これを多段に集
積した後、バンド掛けして包装する一連の作業をスムー
ズに行うことができる。
【0072】また、回転テーブル21上に包装箱Hを載
置し、当該回転テーブル21を回転させることにより包
装箱Hを反転させるように構成したので、前面幅の狭い
包装箱Hであってもこれを容易に反転させることがで
き、しかも迅速に反転させることができるものとなっ
た。
【0073】また、包装箱Hの集積にリフトアップ方式
を採用し、しかもリフトアップされた包装箱Hの下面を
支持棒36,36により確実に支持するように構成した
ので、昇降板32の昇降の際に、包装箱Hに対して荷崩
れするように作用する力が働かず、包装箱Hを確実に集
積できるものとなった。また、このように構成している
ので、昇降板32の昇降ストロークは包装箱Hを上昇さ
せるのに必要な最小限のものとすることができた。
【0074】B.第2の実施形態 次に図6及び図7に基づいて本発明の第2の実施形態に
ついて説明する。
【0075】図6及び図7に示すように、本実施形態に
係る装置は、上述の第1の実施形態に係る装置に回転補
助手段50を設けて構成したものであり、他の構成は第
1の実施形態に係る装置と同じである。
【0076】この回転補助手段50は前記回転盤21の
上方に設けたサーボモータ52と、このサーボモータ5
2の回転軸に設けた係合爪51とを備えてなるものであ
る。図7に示すようにこの係合爪51は鉤形状をした部
材であり、図6に示すように4個の係合爪51を平面視
十字状となるように前記回転軸に固設している。
【0077】而してこの装置によれば、包装箱Hが供給
部2の送出し機構(図示せず)により送り出され、回転
テーブル21上に載置される際に、図6において2点鎖
線で示すように、包装箱Hは前記係合爪51間の直下に
載置される。
【0078】ついで回転テーブル21を上昇させると、
包装箱Hは前記係合爪51間に位置することになる。し
かる後、前記サーボモータ52を駆動して、前記回転爪
51を前記回転テーブル21と同期させて同方向に回転
させる 回転が完了した後は、第1の実施形態において
説明したように、回転テーブル21が降下して包装箱H
が回転テーブル21上から排出されると共に、後続の包
装箱Hが回転テーブル21に載置される。以後一連の作
動が繰返される。
【0079】以上のように、この装置によれば、係合爪
51により包装箱Hを補助しながら回転させるているの
で、包装箱Hが幅の狭く転倒し易いものであっても、こ
れを迅速且つ確実に回転させることができる。
【0080】以上本発明の一具体的な実施形態について
説明したが、本発明がこの実施形態に限られものでない
ことは言うまでもなく、例えば本実施形態においては包
装箱Hを2列複数段に集積したが、3列以上に集積する
態様のものでも良く、この場合には、最前列に整列され
る包装箱Hについては当該包装箱Hの表示面Haが搬送
方向に向くように回転テーブル21を90゜回転して当
該包装箱Hを反転させ、最後列に整列される包装箱Hに
ついては最前列のものとは反対方向に回転テーブル21
を90゜回転してこれを反転させればよい。尚、最前列
と最後列との間の中間の包装箱Hについては、その回転
方向はいずれでも良い。
【0081】また、包装箱Hが、その長手方向が搬送方
向と直交する状態で搬送され回転盤上に供給されるよう
に構成しても良い。この場合には、包装箱Hの表示面H
aが搬送方向側にある場合には、最前列に整列される包
装箱Hについては回転テーブル21を回転させないでこ
れを排出し、最後列に整列される包装箱Hについては回
転テーブル21を180゜回転してこれを反転した後排
出する。逆に包装箱Hの表示面Haが搬送方向とは反対
側にある場合には、最前列に整列される包装箱Hについ
ては回転テーブル21を180゜回転してこれを反転さ
せた後排出し、最後列に整列される包装箱Hについては
回転テーブル21を回転させないでそのままの状態でこ
れを排出するようにすればよい。尚、最前列と最後列と
の間の中間の包装箱については、整列体の外側にその表
示面が表れることはないので、反転させてもさせなくて
も良い。
【0082】また、前記サーボモータ24,52はロー
タリシリンダ等の他のアクチェータであっても良く、前
記シリンダ15等はカム機構等の他の駆動手段であって
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る包装箱の集積包
装装置を示す斜視図である。
【図2】図1における矢視X−X方向の断面図である。
【図3】整列装置部における包装箱の整列状態を説明す
るための説明図である。
【図4】集積包装装置部を示す正面図である。
【図5】集積包装装置部における包装箱の集積状態を説
明するための説明図である。
【図6】第2の実施形態に係る包装箱の集積包装装置を
示す平面図である。
【図7】図6における矢視Y−Y方向の断面図である。
【図8】従来の包装箱の整列装置を示す平面図である。
【図9】従来の包装箱の集積包装装置を示す斜視図であ
る。
【図10】従来の他の包装箱の集積装置を示す斜視図で
ある。
【図11】従来の包装箱の集積包装形態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 整列装置部 2 供給部 10 整列部 12 受板 13 センサ 20 反転部 21 回転テーブル 22 シリンダ 23 支持板 24 サーボモータ 32 昇降板 33 シリンダ 36 支持棒 44 結束機 50 回転補助手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の包装箱を複数列に整列する整列装
    置であって、 上面が載置面となった回転盤を備え、前記載置面の中心
    を中心として前記回転盤を正逆任意の方向に回転させる
    反転手段と、 前記回転盤の載置面上に包装箱を順次供給する包装箱供
    給手段と、 前記回転盤上の包装箱を回転盤外に排出し、複数の包装
    箱を複数列に整列せしめる整列手段とから構成したこと
    を特徴とする包装箱の整列装置。
  2. 【請求項2】 前記回転盤の回転と同期して前記回転盤
    上の包装箱を同方向に回転させる回転補助手段を、前記
    回転盤の上方に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    包装箱の整列装置。
  3. 【請求項3】 包装箱を複数段に集積し、これにバンド
    掛けして結束する集積包装装置であって、 上面が載置面となった昇降板を備え、該昇降板を上下方
    向に昇降させる昇降手段と、 前記昇降板の載置面上に包装箱を供給する包装箱供給手
    段と、 前記昇降手段の上方に設けられ、前記昇降板の上昇前に
    は包装箱の上昇経路外に退避し、前記昇降板の降下前に
    は包装箱の降下経路内に位置して降下せしめられる最下
    段の包装箱の下面を支持する包装箱支持手段と、 集積された複数段の包装箱にバンド掛けして結束する結
    束手段と、 前記包装箱支持手段により支持される複数段の包装箱を
    前記結束手段に排出する排出手段とから構成したことを
    特徴とする包装箱の集積包装装置。
  4. 【請求項4】 複数の包装箱を複数列,複数段に集積
    し、これにバンド掛けして結束する集積包装装置であっ
    て、 上面が載置面となった回転盤を備え、前記載置面の中心
    を中心として前記回転盤を正逆任意の方向に回転させる
    反転手段と、 前記回転盤の載置面上に包装箱を順次供給する第1包装
    箱供給手段と、 前記回転盤上の包装箱を回転盤外に排出し、複数の包装
    箱を複数列に整列せしめる整列手段と、 上面が載置面となった昇降板を備え、該昇降板を上下方
    向に昇降させる昇降手段と、 前記整列手段により整列された複数列の包装箱を順次前
    記昇降板の載置面上に供給する第2包装箱供給手段と、 前記昇降手段の上方に設けられ、前記昇降板の上昇前に
    は包装箱の上昇経路外に退避し、前記昇降板の降下前に
    は包装箱の降下経路内に位置して降下せしめられる最下
    段の包装箱の下面を支持する包装箱支持手段と、 集積された複数列,複数段の包装箱にバンド掛けして結
    束する結束手段と、 前記包装箱支持手段により支持される複数列,複数段の
    包装箱を前記結束手段に排出する排出手段とから構成し
    たことを特徴とする包装箱の集積包装装置。
  5. 【請求項5】 前記回転盤の回転と同期して前記回転盤
    上の包装箱を同方向に回転させる回転補助手段を、前記
    回転盤の上方に設けたことを特徴とする請求項4記載の
    包装箱の集積包装装置。
JP15454097A 1997-05-28 1997-05-28 包装箱の整列装置及び集積包装装置 Withdrawn JPH10329812A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001294205A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Kao Corp 梱包装置及び向き変更手段
CN102699975A (zh) * 2011-05-20 2012-10-03 东莞市铭丰包装品制造有限公司 一种盒胎加工机及其盒胎的加工方法
JP2019022478A (ja) * 2017-04-25 2019-02-14 株式会社サカト産業 袋詰培地ブロックの製造方法及び製造装置
CN110498082A (zh) * 2019-07-24 2019-11-26 湖州美泰电气科技有限公司 一种交流接触器铁芯卸料装箱装置

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