JPH06227462A - 生産管理装置 - Google Patents

生産管理装置

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JPH06227462A
JPH06227462A JP1772193A JP1772193A JPH06227462A JP H06227462 A JPH06227462 A JP H06227462A JP 1772193 A JP1772193 A JP 1772193A JP 1772193 A JP1772193 A JP 1772193A JP H06227462 A JPH06227462 A JP H06227462A
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Nobuyuki Sudo
信幸 須藤
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位コンピュータからの生産指示情報を一本
化し、ワークの流れに合わせてシフトさせる生産指示情
報の分岐、合流に対応することができる生産管理装置を
提供すること。 【構成】 生産システム全体を管理する上位コンピュー
タ10から生産指示情報を受け取り、該生産指示情報にも
とづき生産ライン上の各工程の作業を制御するPLC31
に指示を与える生産管理装置において、前記上位コンピ
ュータからの前記生産指示情報を受け取りシリアル番号
を付与して記憶する生産指示情報記憶手段15と、前記シ
リアル番号が付与された生産指示情報を前記生産ライン
上を流れるワークの流れに合わせて順送りする複数のシ
フトレジスタ20a 〜d と、前記シリアル番号を指定する
ことにより任意のシフトレジスタへ投入するために該指
定したシリアル番号を記憶しておくシリアル番号記憶手
段13とを有することを特徴とする生産管理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産指示情報を生産ラ
インを流れるワークの動きに合わせてシフトさせながら
管理する生産管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車生産ラインなどに、生産ラ
インを流れるワークと対応して各工程(ステージ)ごと
に生産指示情報をシフトさせて管理する生産管理装置が
用いられている。
【0003】図4に従来の生産管理装置のブロック図を
示す。従来の生産管理装置の一例としては、生産システ
ム全体の生産実績等を総合的に管理する生産管理上位コ
ンピュータ110、複数の生産ラインを管理するセルコ
ントローラ111、各ラインの各工程(ステージ)の設
備をコントロールするPLC31により構成された生産
システムに、セルコントローラ111として用いられて
いる。
【0004】セルコントローラ111内は、生産管理上
位コンピュータ110からの生産指示情報を受け取り、
ワークの流れに対応してデータを順送りするシフトレジ
スタ21a〜cおよび各シフトレジスタ21a〜cに次
に投入されるデータが入る予約バッファ22a〜cによ
り構成されている。
【0005】この生産システムは、まず、生産ラインに
投入されるワークに対応した生産指示情報が、生産管理
上位コンピュータ110から送られ、セルコントローラ
111内の予約バッファ22a〜cに展開される。ワー
クが生産ラインに投入され、PLC31がデータ要求を
セルコントローラ111に出すことにより、セルコント
ローラ111内の各シフトレジスタ21a〜cに投入さ
れ、生産指示情報はワークの流れに合わせてシフトレジ
スタにより順送り(シフト)される。
【0006】したがって、生産管理上位コンピュータ1
10が、生産管理情報を発信するときには、生産する製
品の順番に合わせて、それぞれのラインを管理している
シフトレジスタ21a〜cに対して送ることになる。こ
のため、ラインが分岐したり、合流するような場合、例
えば生産タクトの短縮等ラインの構成上の制限等から、
部分的に同一のラインを並列に配置し、空いている方の
ラインにワークを流す生産方式を用いた場合などは、生
産指示情報が、ラインが分岐した時点より後の工程では
生産指示情報を受け取った順序どおりにシフトレジスタ
に投入できず順序が変わる。従来の生産管理装置では、
この様にワークの流れる順序が変わったり、また、シフ
トミスやライン上でのワークの変更があった場合には、
シフトレジスタ内の各生産指示情報を全て書き替えなけ
れば対応することができないといった問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上位コンピュータからの生産指示情報を一本化し、
ワークの流れに合わせてシフトさせる生産指示情報の分
岐、合流に対応することができる生産管理装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、生産シス
テム全体を管理する上位のコンピュータから生産指示情
報を受け取り、該生産指示情報にもとづき生産ライン上
の各工程の作業を制御するPLCに指示を与える生産管
理装置において、前記上位のコンピュータからの前記生
産指示情報を受け取り、該生産指示情報にシリアル番号
を付与して記憶する生産指示情報記憶手段と、前記シリ
アル番号が付与された生産指示情報を前記生産ライン上
を流れるワークの流れに合わせて順送りする複数のシフ
トレジスタと、前記シリアル番号を指定することにより
前記生産指示情報を任意のシフトレジスタへ投入するた
めに該指定したシリアル番号を記憶しておくシリアル番
号記憶手段とを有することを特徴とする生産管理装置に
より達成される。
【0009】
【作用】以上のように構成された本発明の生産管理装置
は、上位コンピュータからの生産指示情報をシリアル番
号を付与して生産指示情報記憶手段により一括して管理
することにより、上位コンピュータは、生産管理装置を
それぞれのシフトレジスタに対して情報を送る必要がな
くなる。
【0010】また、シリアル番号記憶手段により、指定
したシリアル番号を記憶させ、この記憶させたシリアル
番号をキーとして生産指示情報記憶手段に記憶されてい
る生産指示情報を検索して、任意のシフトレジスタに投
入することによりラインの分岐、合流に合わせて生産指
示情報の流れを分岐、合流させることが可能となる。
【0011】
【実施例】図1に本発明の生産管理装置をセルコントロ
ーラとして用いた生産システムの一例を示す。この生産
システムは、生産システム全体の生産実績等を総合的に
管理する生産管理上位コンピュータ10と、複数の生産
ラインを管理するセルコントローラ11と、各ラインの
各工程(ステージ)の設備をコントロールする複数のP
LC31よりなり、これらが生産管理上位コンピュータ
10とセルコントローラ11を結ぶ上位ネットワーク3
0aおよびセルコントローラ11と各ラインのPLC3
1とを結ぶ下位ネットワーク30bにより接続されてい
る。セルコントローラ11内は、生産管理上位コンピュ
ータ10からの生産指示情報にシリアル番号(以下、シ
リアルNoと称する)を付与して記憶する生産指示情報
記憶手段であるアクチュアルバッファ15、生産指示情
報を任意のシフトレジスタ20a〜dの任意のステージ
に投入するために、指定されたシリアルNoを記憶させ
るシリアル番号記憶手段であるシリアルNoバッファ1
3、ワークの流れに対応してデータを順送りするシフト
レジスタ20a〜dおよび各シフトレジスタ20a〜d
に次に投入されるデータが入る予約バッファ12a〜d
により構成されている。
【0012】この生産システムは、図2(a)に示すよ
うに、始めにワークがラインAを流れ、次にラインBま
たはCのいずれかを流れ、最後にラインDを流れて最終
的な製品が生産されている。セルコントローラ11は、
図2(b)に示すように、このラインA、B、Cおよび
Dを管理しており、セルコントローラ11内の各シフト
レジスタ20a、20b、20cおよび20dが生産指
示情報をワークの流れに合わせて送ることにより管理さ
れている。送られる生産指示情報としては、例えば車種
情報、A車、B車等で、シフトレジスタ20a〜d内の
各ステージ(ステージ番号は#10、#20…である)
に対応した部分を各ステージにあるPLC31が参照し
て、その時に流れてきたワークの車種を判別して各工程
における作業が行われる。
【0013】生産指示情報は、生産管理上位コンピュー
タ10から、生産予定の順番にセルコントローラ11に
流される。この生産指示情報を受け取ったセルコントロ
ーラ11は、まず、受け取った順番にシリアルNoを付
与して(例えば受け取った順番に通し番号を付与す
る)、セルコントローラ11内のアクチュアルバッファ
15に蓄積していく。
【0014】アクチュアルバッファ15に入ったシリア
ルNoを付与された生産指示情報は、ラインの生産進度
に合わせて各シフトレジスタ20a〜dの予約バッファ
12a〜dに送られる。例えば、初めて生産管理上位コ
ンピュータ10から来た情報である場合には、始めの生
産ラインAにワークが投入されることになるので、シリ
アルNoの付与された生産指示情報がシフトレジスタ2
0aの予約バッファ12aに入る。そして、ラインAの
最初の工程であるステージ#10のPLC31が、ワー
クが投入されたことを確認すると、そのワーク投入の確
認信号がセルコントローラ11に送られて、セルコント
ローラ11は、シフトレジスタ20aの予約バッファ1
2aに入っているシリアルNoの付与された生産指示情
報をシフトレジスタ20aに入れる。これによりステー
ジ#10のPLC31は、ステージ#10での生産指示
としてこの生産指示情報に対応する作業を行う。
【0015】次いで、ラインAの工程が終了したワーク
は、ラインBまたはCのどちらか空いている方のライン
に投入されることになる。ラインが空いているかどうか
の確認は、空いているラインBまたはCのPLCからの
信号により行われる。そして、空いている方のラインへ
ワークが投入されると、ラインAを終了したワークに対
応する生産指示情報に付与されているシリアルNoを抽
出し、シリアルNoバッファ13に指定され、このシリ
アルNoからアクチュアルバッファ15内の生産指示情
報を検索して、空いているラインを管理しているシフト
レジスタ20bまたは20cに生産指示情報が投入され
る。
【0016】同様にラインBまたはCを終了したワーク
は、終了時点での生産指示情報に付与されているシリア
ルNoが抽出され、シリアルNoバッファ13に指定さ
れ、このシリアルNoからアクチュアルバッファ15内
の生産指示情報を検索して、次のラインであるラインD
を管理しているシフトレジスタ20dに生産指示情報が
投入される。
【0017】また、本発明の生産管理装置は、上述のよ
うな分岐、合流のあるラインへの適用に限らず、単一の
ラインに適用することにより、例えば、生産指示情報の
流れと、ライン上のワークの流れが一致しなくなるよう
なトラブルが発生した場合に、トラブルを修正するため
に、順送りされている生産指示情報の順番と異なる順番
に任意の生産指示情報を送るように、任意の生産指示情
報のシリアルNoとステージを指定して、シリアルNo
バッファ13に記憶させ、このシリアルNoバッファ1
3に記憶させているシリアルNoの生産指示情報を強制
的に指定したステージに投入することによりシフトの順
序を変更することができる。
【0018】次に上述したラインの分岐または任意指定
による生産指示情報の投入動作について図3に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、並列ラインBま
たはCのどちらかが空いているかの判断(S1)が行わ
れ、どちらかが空いている場合には、投入したい生産指
示情報のデータのシリアルNoを抽出し(S2)、シリ
アルNoバッファ13にセットし(S3)、投入するレ
ジスタとステージを指定する(S4)。この時、分岐の
場合には、空いているレジスタとそのラインの最初のス
テージが指定されることになり、また、任意に投入する
レジスタとステージを指定する場合には、各ラインを管
理しているPLCやセルコントローラ11または上位コ
ンピュータ10などからそれらが入力されることにな
る。次いで、投入するステージへの強制セット要求(S
5)が発せられると、シリアルNoをキーとしてからア
クチュアルバッファ15内を検索し(S6)、シリアル
Noの一致する生産指示情報のデータを指定されたレジ
スタにセットする(S7)。これにより、複数のライン
で、ワークの流れが分岐、合流するような場合、また、
任意に生産指示情報をセットする場合にも、ワークの分
岐、合流に合わせてその生産指示情報の分岐、合流をさ
せながら、または任意に指定してワークの流れに合わせ
てシフトされることが可能となる。
【0019】上述のようにして各シフトレジスタ20a
〜dに投入された生産指示情報は、それぞれラインの生
産進度に合わせてシリアルNoが順送りされて、各ステ
ージでは、そのステージに対応する部分を参照すること
により流れていきたワークの生産指示情報を参照して作
業を行う。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の生産管理装
置は、上位のコンピュータからの生産指示情報を受け取
り、該生産指示情報にシリアル番号を付与して記憶する
生産指示情報記憶手段と、前記シリアル番号が付与され
た生産指示情報を生産ライン上を流れるワークの流れに
合わせて順送りする複数のシフトレジスタと、前記シリ
アル番号を指定することにより前記生産指示情報を任意
のシフトレジスタへ投入するために該指定したシリアル
番号を記憶しておくシリアル番号記憶手段とを有するこ
とにより、複数のラインで、ワークの流れが分岐、合流
するような場合にも、ワークの分岐、合流に合わせてそ
の生産指示情報の分岐、合流をさせながらワークの流れ
に合わせてシフトされることが可能となり、また、シフ
トミスが発生した場合には、任意の生産指示情報のシリ
アル番号を指定して投入することができるため早期に対
策を施すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の生産管理装置を用いた生産システム
のブロック図である。
【図2】 本発明の生産管理装置をセルコントローラと
して用いた場合のワークとデータの動きを説明するため
の図面であり、図2(a)はワークの動きを示し、図2
(b)はデータの動きを示す。
【図3】 本発明の生産管理装置をセルコントローラと
して用いた場合の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】 従来の生産管理装置を説明するためのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10…生産管理上位コンピュータ、 11…セ
ルコントローラ、12a、12b、12c、12d…予
約バッファ、13…シリアルNoバッファ、
15…アクチュアルバッファ、20a、20b、2
0c、20d…シフトレジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産システム全体を管理する上位のコン
    ピュータから生産指示情報を受け取り、該生産指示情報
    にもとづき生産ライン上の各工程の作業を制御するPL
    Cに指示を与える生産管理装置において、 前記上位のコンピュータからの前記生産指示情報を受け
    取り、該生産指示情報にシリアル番号を付与して記憶す
    る生産指示情報記憶手段と、 前記シリアル番号が付与された生産指示情報を前記生産
    ライン上を流れるワークの流れに合わせて順送りする複
    数のシフトレジスタと、 前記シリアル番号を指定することにより前記生産指示情
    報を任意のシフトレジスタへ投入するために該指定した
    シリアル番号を記憶しておくシリアル番号記憶手段とを
    有することを特徴とする生産管理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305410A (ja) * 1995-05-11 1996-11-22 Toyota Motor Corp 生産指示装置と生産指示方法
US6725116B2 (en) 2000-01-20 2004-04-20 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Production management system
KR100867773B1 (ko) * 2007-06-12 2008-11-10 르노삼성자동차 주식회사 자동차 조립설비 자동제어 시스템
JP2015011528A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 アズビル株式会社 生産システム、生産管理装置および生産管理プログラム

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JP2015011528A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 アズビル株式会社 生産システム、生産管理装置および生産管理プログラム

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