JPH06227309A - サービスカー - Google Patents

サービスカー

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JPH06227309A
JPH06227309A JP1527193A JP1527193A JPH06227309A JP H06227309 A JPH06227309 A JP H06227309A JP 1527193 A JP1527193 A JP 1527193A JP 1527193 A JP1527193 A JP 1527193A JP H06227309 A JPH06227309 A JP H06227309A
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JP
Japan
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vehicle
service car
oil
generator
hydraulic
Prior art date
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Pending
Application number
JP1527193A
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English (en)
Inventor
Yasuo Sasaki
泰男 佐々木
Morikazu Nagamine
盛一 長嶺
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィールドにおいてエンジンオイル、油圧回
路作動油およびラジエータ冷却水などを交換できるサー
ビスカーを提供する。 【構成】 発電機48およびエアコンプレッサ49が車両の
床下フレームに取り付けられている。車両トランスミッ
ションのパワーテイクオフ軸が床下の油圧ポンプを駆動
し、油圧ポンプは発電機用の油圧モータおよびコンプレ
ッサ用の油圧モータを作動する。排油用、エンジンオイ
ル供給用、油圧回路作動油供給用、グリース供給用、冷
却水供給用およびエア供給用の各ホースを巻取る自動巻
取式リール装置12が荷室の前側に上下方向へ多段に設置
されている。廃油タンク21がリール装置12の横に設置さ
れている。各ホースにそれぞれポンプが接続されてい
る。エンジンオイル、油圧回路作動油および冷却水(不
凍液)などのドラム缶31が荷室の後側に搭載されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野外にてサービス対象
マシンに対しコードおよびホースを介して作業を行うサ
ービスカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に示されるように、野外にて重機
等のサービス対象マシンに対し油交換等の作業を行う場
合に使用する車両は、荷台1に多数のホースリール2を
水平に並設し、荷台1上の残りのスペースに、オイル缶
3、エンジン付エアコンプレッサ4等を載せて現場まで
運搬するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、荷台1に
多数のホースリール2を水平に並設した場合は、荷台上
に必要数のオイル缶3等を搭載するための十分なスペー
スを確保するために車両が大型化し、狭い場所への乗入
れができないなど機動性が損なわれる場合がある。ま
た、従来構造のまま車両を小型化すると、利用できる荷
台上の空スペースがほとんど得られない問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、機動性に富む小型車両でもリール設置面積を少な
くして荷台上に種々の用途の利用スペースを確保できる
サービスカーを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、野外にてサービス対象マシンに対し種々のホースを
介して作業を行うサービスカーにおいて、車両の荷台上
に各ホースをそれぞれ巻取る自動巻取式リール装置が上
下方向へ多段に設けられた構成のサービスカーである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1のサー
ビスカーに、車両の床下に設けられ車両エンジンのトラ
ンスミッションから引出されたパワーテイクオフ軸によ
り駆動される油圧伝動装置で作動される発電機を付加し
た構成を有するサービスカーである。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1のサー
ビスカーに、車両の床下に設けられ車両エンジンのトラ
ンスミッションから引出されたパワーテイクオフ軸によ
り駆動される油圧伝動装置で作動される発電機およびエ
アコンプレッサを付加した構成のサービスカーである。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1のサー
ビスカーに、車両に自装されたクレーンを付加した構成
のサービスカーである。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1のサー
ビスカーに、車両の荷台上に設けられた作業台と、この
作業台に設けられた洗浄槽とを付加した構成のサービス
カーである。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1のサー
ビスカーに、車両の床下に設けられ車両エンジンのトラ
ンスミッションから引出されたパワーテイクオフ軸によ
り駆動される油圧伝動装置で作動される発電機と、車両
の荷台上に設けられ前記発電機を電源とする視聴覚機器
類とを付加した構成のサービスカーである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明は、上下方向へ多段設置
の自動巻取式リール装置により荷台上に確保された空ス
ペースを利用して、ドラム缶等を積載する。
【0012】請求項2に記載の発明は、車両のパワーテ
イクオフ軸により床下の油圧伝動装置を駆動し、この油
圧伝動装置により照明器具および電動工具等の電源とな
る床下の発電機を作動する。この床下発電機により荷台
上により多くの空スペースを確保する。
【0013】請求項3に記載の発明は、車両のパワーテ
イクオフ軸により床下の油圧伝動装置を駆動し、この油
圧伝動装置により床下の発電機およびエアコンプレッサ
を作動する。エアコンプレッサがエアポンプおよびエア
工具等の空圧源となる。
【0014】請求項4に記載の発明は、多段設置の自動
巻取式リール装置により荷台上に確保された空スペース
に対し、クレーンによりドラム缶等の重量物の積み降ろ
しを行う。
【0015】請求項5に記載の発明は、多段設置の自動
巻取式リール装置により荷台上に確保された空スペース
を利用して、作業台上で機械部品の分解、修理および組
立等を行い、洗浄槽にて部品に付着した油の汚れ等を洗
浄する。
【0016】請求項6に記載の発明は、自装発電機によ
り自家発電された電力によって、荷台上の空スペースに
設けられたテレビ、ビデオ等の視聴覚機器類を作動す
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図9に示される実施
例を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、野外にてサービス対象マシンに対
し主として油および冷却水(不凍液)の交換作業を行う
サービスカー(第1実施例)を示し、バンタイプの車両
の荷台11上であって側部扉の内側すなわち荷室の側面開
口部に、種々のホースをそれぞれ巻取る自動巻取式リー
ル装置12が上下方向へ多段に設けられている。
【0019】この自動巻取式リール装置12は、架台フレ
ーム13に、排油用ホースリール14、エンジンオイル用ホ
ースリール15、油圧回路作動油用ホースリール16、エア
用ホースリール17、冷却水用ホースリール18およびグリ
ス用ホースリール19が上下方向へ多段に架装されてい
る。排油用ホースリール14は、サービス対象マシンのエ
ンジンオイルや油圧回路作動油を回収するためのもので
ある。
【0020】この多段設置の自動巻取式リール装置12の
側部に廃油タンク21が設置されている。この廃油タンク
21は、サービス対象マシンのエンジンオイルや油圧回路
作動油等の使用済み廃油だけでなく、有機溶剤を含む使
用済み冷却水(不凍液)をも回収するタンクである。
【0021】この廃油タンク21の近傍にオイルフラッシ
ング機22が設置されている。このオイルフラッシング機
22は油圧回路作動油中からフィルタを用いてごみおよび
水分を除去するオイル再生装置である。
【0022】前記自動巻取式リール装置12の近傍床面に
は排油用ポンプ23、冷却水用ポンプ24およびグリス用ポ
ンプ25が設置されている。さらに荷台中央部に架台26が
設置され、その上にエンジンオイル用ポンプ27および油
圧回路作動油用ポンプ28が取付けられている。これらの
ポンプは電動ポンプまたはエアポンプである。
【0023】多段設置の自動巻取式リール装置12により
荷台11上に確保された空スペースを利用して、エンジン
オイル、油圧回路作動油および冷却水(不凍液)等の入
った複数のドラム缶31が荷室の後側に積載されている。
これらのドラム缶31はラッシングベルト32により束ねら
れ、車両内壁面のラッシングレール33に取付けられたラ
ッシングバー34により固定されている。ラッシングレー
ル33の上側には折畳み棚35および後方カメラ36が設置さ
れている。
【0024】前記種々のホースリールに加えて電源コー
ド用リール41も設置され、さらにトランス42も設置さ
れ、また、車両ボディの内壁面には制御盤43が取付けら
れている。
【0025】前記自動巻取式リール装置12の下側には床
下工具箱44が配置され、上側には手洗用水タンク45が配
置され、このタンク45から引出されたホース46の先端に
手洗コック47が設けられている。
【0026】車両の床下には、次に述べる油圧伝動装置
により作動される発電機48およびエアコンプレッサ49が
架装されている。
【0027】図2は前記発電機およびコンプレッサ駆動
用油圧回路を示し、車両エンジン51のトランスミッショ
ン52に付設されたパワーテイクオフギア53から引出され
たパワーテイクオフ軸54に油圧伝動装置の油圧ポンプ55
が接続され、この油圧ポンプ55の吐出管路は切換弁56を
介して油圧伝動装置の発電機用油圧モータ57およびコン
プレッサ用油圧モータ58に接続されている。
【0028】図3に示されるように、車両の後部には小
型の油圧クレーン61が自装されている。この油圧クレー
ン61は、車両ボディの後部開口に臨む荷台上に旋回柱部
62が設けられ、この旋回柱部62に伸縮腕部63が上下方向
へ回動自在に設けられ、この伸縮腕部63の先端にフック
64が設けられたものである。
【0029】そして、前記多段設置の自動巻取式リール
装置12により荷台上に確保された空スペースに対し、こ
の油圧クレーン61によりドラム缶31等の重量物の積み降
ろしを行う。
【0030】図4に示されるように、車両の後部開口に
設けられた左右の扉65の上部間に雨避けテント66を張設
し、また車両のルーフ側部に巻取収納された雨避けテン
ト67を引出して支柱68を立てると、雨天時の作業も行い
やすい。
【0031】次に、このサービスカー(第1実施例)の
作用を説明すると、重機等の対象マシンに対しフィール
ドサービスを行う場合、このサービスカーを対象マシン
の近傍に停止させて、車両トランスミッション52の側部
パワーテイクオフ軸54により床下油圧伝動装置の油圧ポ
ンプ55を駆動し、この油圧ポンプ55から吐出された油圧
を切換弁56により油圧モータ57,58の一方に導き、床下
の発電機48またはエアコンプレッサ49を駆動する。
【0032】発電機48は、電動工具、電動ポンプ、照明
器具、車両搭載冷蔵庫、温蔵庫またはOA機器等の電源
として利用する。エアコンプレッサ49は、ボルトの脱着
等で利用されるエア工具、エアポンプ(ダイアフラムポ
ンプ)およびエアクリーナ等の空圧源として利用する。
【0033】そして、前記発電機48またはエアコンプレ
ッサ49により、排油用、エンジンオイル給油用、油圧回
路作動油の給油用、グリス給脂用、冷却水供給用の電動
ポンプまたはエアポンプを作動し、それぞれのポンプに
対応するホースリールを用いて、サービス対象マシンの
エンジンオイルまたは油圧回路作動油の油交換、ベアリ
ングへのグリス給脂およびラジエータ不凍液の交換等を
行う。また、発電機48および電源コード用リール41によ
り電動工具等を作動し、エアコンプレッサ49およびエア
用ホースリール17によりエア工具等を作動する。
【0034】前記油交換は、サービス対象マシンのエン
ジンオイルパンまたは油圧回路作動油タンクから荷台11
に搭載された廃油タンク21へ廃油を回収し、ドラム缶31
から前記オイルパンまたは作動油タンクへ新しいエンジ
ンオイルまたは油圧回路作動油を給油する。
【0035】この油交換の排油操作は、図5に示される
ように、サービス対象マシンのエンジンオイルパンまた
は油圧回路作動油タンク等の対象容器71の底部に弁付ド
レンプラグ72を設けておき、この弁付ドレンプラグ72に
排油用ホース73の先端アダプタ74を接続してからドレン
プラグ72の弁を開き、対象容器71内の廃油を排油用ポン
プ23により排油用ホースリール14等を経て廃油タンク21
へ回収すると、廃油により手を汚すことがない。
【0036】また、油交換の新油供給は、図6に示され
るように、車両に搭載されたドラム缶31よりポンプ27
(28)により新油を吸上げ、リール15(16)および自動
計量器75を経て前記オイルパンまたは作動油タンク等の
対象容器71へ計量器75で設定された量のエンジンオイル
または油圧回路作動油を補給する。
【0037】図7は前記エンジンオイルを油交換する際
のポンプ制御手段の一例を示す配管図であり、ポンプ27
・リール15間に設けられた圧力スイッチ76によりポンプ
吐出圧を検出し、この吐出圧が一定圧を超えたらポンプ
27のバイパス管路77に設けられた電磁弁78を開いてポン
プ吐出圧を下げ、また、圧力スイッチ76により一定圧よ
り低いポンプ吐出圧が検出されたら、電磁弁78を閉じて
ポンプ吐出圧を上げるようにすると、ホースリール15に
供給される吐出圧を一定の範囲内に保つことができる。
【0038】以上のように、この第1実施例は、廃油タ
ンク21の常時搭載により、廃油や有機溶剤を含む不凍液
を常時回収できるように構成された環境対策用のサービ
スカーを提供できる。さらにこの実施例はオイルフラッ
シング機22の常時搭載により、オイルの再使用ができる
ように構成された資源の有効活用と産業廃棄物の減少化
に対応できるサービスカーを提供できる。
【0039】なお、この第1実施例(図1)において、
廃油タンク21は発電機48およびエアコンプレッサ49と同
様に床下に設けても良い。
【0040】また、図2に示された前記発電機48および
エアコンプレッサ49の他の駆動例として、前記トランス
ミッション52のパワーテイクオフ軸54により前記発電機
48を機械的に駆動し、この発電機48から出力された電力
により電動エアコンプレッサ49の電動モータを電気的に
駆動するようにしても良い。
【0041】次に、図8は、主として巡回、小修理に使
用されるサービスカー(第2実施例)を示し、バンタイ
プの車両の荷台11上には多段設置の自動巻取式リール装
置12a および廃油タンク21とともに作業台81が設けら
れ、この作業台81の一側に洗浄槽82が設けられ、他側に
万力83が取付けられている。作業台81の下側には洗浄油
用タンク84および工具箱85が設けられている。
【0042】この車両も、図2に示された車両トランス
ミッション52の側部パワーテイクオフ軸54により駆動さ
れる油圧伝動装置(油圧ポンプ55および油圧モータ57)
を床下に備えており、この油圧伝動装置で作動される発
電機86が床下に設けられている。一方、エアコンプレッ
サ87は荷台上に搭載されており、前記発電機86により駆
動される電動モータを駆動源とする。
【0043】前記自動巻取式リール装置12a は、排油用
ホースリール91、グリス給脂用ホースリール92、エンジ
ンオイル給油用ホースリール93、ガス供給用ホースリー
ル94、電源コード用リール95およびエア供給用ホースリ
ール96が多段に軸支されている。また、床面に排油用ポ
ンプ97およびグリス用ポンプ98が取付けられ、架台26に
エンジンオイル用ポンプ99が取付けられている。
【0044】そして、多段設置の自動巻取式リール装置
12a により荷室内に確保された空スペースを利用してこ
の荷室内で作業を行う。例えば、前記作業台81上で万力
83、電動工具またはエア工具を使用するなどして、機械
部品の分解、修理および組立等を行ったり、洗浄槽82に
て部品に付着した油の汚れ等を洗浄したりする。エンジ
ンオイルの油交換も可能である。
【0045】なお、この図8に示された第2実施例にお
いても前記廃油タンク21およびエアコンプレッサ87は発
電機86と同様に床下に設けても良い。
【0046】次に、図9は、図8に示されたサービスカ
ーを現場における教育、研修等に使用する例(第3実施
例)を示し、バンタイプの車両の荷台11上にはテレビ、
ビデオ等の視聴覚機器類101 が設けられている。この視
聴覚機器類101 の電源は車両の床下に設けられた発電機
86であり、この発電機86も図2に示されるように車両エ
ンジン51のトランスミッション52から引出されたパワー
テイクオフ軸54により駆動される油圧伝動装置(油圧ポ
ンプ55および油圧モータ57)で作動される。
【0047】そして、前記発電機86により自家発電され
た電力によって、荷台上の空スペースに設けられたテレ
ビ、ビデオ等の視聴覚機器類101 を作動し、荷室内で建
設機械車両のオペレータ102 等に対する説明、研修等を
行う。油交換作業、電気およびエアを使用する作業も可
能である。
【0048】なお、この図9に示された第3実施例でも
廃油タンク21およびエアコンプレッサ87は発電機86と同
様に床下に設けても良い。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上下方向へ多
段設置の自動巻取式リール装置によりリール設置面積を
少なくして荷台上に十分な空スペースを確保できるか
ら、狭い場所への乗入れが可能の機動性に富む小型車両
であっても、前記空スペースを利用して必要数のドラム
缶等を積載でき、油交換および冷却水交換等のフィール
ドサービスを行う際に便利である。
【0050】請求項2の発明によれば、車両エンジンの
パワーテイクオフ軸の回転動力を有効利用して、油圧伝
動装置により発電機を作動するようにしたから、この発
電機をコンパクトに構成して車両の床下に常時搭載で
き、この床下発電機により荷台上により多くの空スペー
スを確保できるとともに、場所を選ばず照明器具、電動
工具等の電源を確保できる。また、発電機を油圧伝動装
置により駆動するので、騒音の発生を防止できる。
【0051】請求項3の発明によれば、請求項2の床下
発電機と同様に床下に小型のエアコンプレッサを常時搭
載でき、エアポンプ、エア工具等の空圧源を確保でき
る。
【0052】請求項4の発明によれば、多段設置の自動
巻取式リール装置により荷台上に確保された空スペース
に対し、自装クレーンを用いて重量物を容易に積み降ろ
しできる。
【0053】請求項5の発明によれば、多段設置の自動
巻取式リール装置により荷台上に確保された空スペース
を利用して、作業台上で機械部品の分解、修理および組
立等を行えるし、洗浄槽にて部品に付着した油の汚れ等
を洗浄できる。
【0054】請求項6の発明によれば、自装発電機によ
り自家発電された電力によって、荷台上の空スペースを
利用したテレビ、ビデオ等の視聴覚機器類による作業現
場での教育、研修等も可能である。これによって、産業
界で災害発生がひときわ多い建設業界における安全教育
を顧客と密着した状態で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサービスカーの第1実施例を示す斜視
図である。
【図2】同上サービスカーの発電機およびコンプレッサ
駆動用油圧回路図である。
【図3】同上サービスカーの後部に搭載されたクレーン
を示す斜視図である。
【図4】同上サービスカーの作業時テント使用状態を示
す斜視図である。
【図5】同上サービスカーによる廃油回収状態を示す説
明図である。
【図6】同上サービスカーによる新油供給状態を示す説
明図である。
【図7】同上サービスカーのポンプ制御手段を示す配管
図である。
【図8】本発明のサービスカーの第2実施例を示す斜視
図である。
【図9】本発明のサービスカーの第3実施例を示す斜視
図である。
【図10】従来のサービスカーの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 荷台 12 自動巻取式リール装置 48 発電機 49 エアコンプレッサ 51 車両エンジン 52 トランスミッション 54 パワーテイクオフ軸 55〜58 油圧伝動装置 61 クレーン 81 作業台 82 洗浄槽 101 視聴覚機器類

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野外にてサービス対象マシンに対し種々
    のホースを介して作業を行うサービスカーにおいて、 車両の荷台上に各ホースをそれぞれ巻取る自動巻取式リ
    ール装置が上下方向へ多段に設けられたことを特徴とす
    るサービスカー。
  2. 【請求項2】 野外にてサービス対象マシンに対し種々
    のホースを介して作業を行うサービスカーにおいて、 車両の荷台上に上下方向へ多段に設けられ、各ホースを
    それぞれ巻取る自動巻取式リール装置と、 車両の床下に設けられ、車両エンジンのトランスミッシ
    ョンから引出されたパワーテイクオフ軸により駆動され
    る油圧伝動装置で作動される発電機とを具備したことを
    特徴とするサービスカー。
  3. 【請求項3】 野外にてサービス対象マシンに対し種々
    のホースを介して作業を行うサービスカーにおいて、 車両の荷台上に上下方向へ多段に設けられ、各ホースを
    それぞれ巻取る自動巻取式リール装置と、 車両の床下に設けられ、車両エンジンのトランスミッシ
    ョンから引出されたパワーテイクオフ軸により駆動され
    る油圧伝動装置で作動される発電機およびエアコンプレ
    ッサとを具備したことを特徴とするサービスカー。
  4. 【請求項4】 野外にてサービス対象マシンに対し種々
    のホースを介して作業を行うサービスカーにおいて、 車両の荷台上に上下方向へ多段に設けられ、各ホースを
    それぞれ巻取る自動巻取式リール装置と、 車両に自装されたクレーンとを具備したことを特徴とす
    るサービスカー。
  5. 【請求項5】 野外にてサービス対象マシンに対し種々
    のホースを介して作業を行うサービスカーにおいて、 車両の荷台上に上下方向へ多段に設けられ、各ホースを
    それぞれ巻取る自動巻取式リール装置と、 車両の荷台上に設けられた作業台と、 この作業台に設けられた洗浄槽とを具備したことを特徴
    とするサービスカー。
  6. 【請求項6】 野外にてサービス対象マシンに対し種々
    のホースを介して作業を行うサービスカーにおいて、 車両の荷台上に上下方向へ多段に設けられ、各ホースを
    それぞれ巻取る自動巻取式リール装置と、 車両の床下に設けられ、車両エンジンのトランスミッシ
    ョンから引出されたパワーテイクオフ軸により駆動され
    る油圧伝動装置で作動される発電機と、 車両の荷台上に設けられ、前記発電機を電源とする視聴
    覚機器類とを具備したことを特徴とするサービスカー。
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