JPH0622683Y2 - ロール紙の残少検知装置 - Google Patents
ロール紙の残少検知装置Info
- Publication number
- JPH0622683Y2 JPH0622683Y2 JP1986019429U JP1942986U JPH0622683Y2 JP H0622683 Y2 JPH0622683 Y2 JP H0622683Y2 JP 1986019429 U JP1986019429 U JP 1986019429U JP 1942986 U JP1942986 U JP 1942986U JP H0622683 Y2 JPH0622683 Y2 JP H0622683Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- remaining amount
- detection lever
- remaining
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば駅務で使用される自動券売機に、発
券用として内部構成されるようなロール紙の残少検知装
置に関する。
券用として内部構成されるようなロール紙の残少検知装
置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、ロール紙の残少検知手段としては、ロール紙の
外周面に検知レバーを付勢対接し、このレバーの支軸に
カムを設け、レバーの傾動量に応じてスイッチをON・
OFF操作しているが、この場合は長いレバーを要し、
検知時に小径の残少ロール紙径とロール紙芯径との径差
が小さいため、支軸に取付けたカムの検出角度が小さ
く、それゆえ調整が難しくなり、不正確であった。
外周面に検知レバーを付勢対接し、このレバーの支軸に
カムを設け、レバーの傾動量に応じてスイッチをON・
OFF操作しているが、この場合は長いレバーを要し、
検知時に小径の残少ロール紙径とロール紙芯径との径差
が小さいため、支軸に取付けたカムの検出角度が小さ
く、それゆえ調整が難しくなり、不正確であった。
また、調整誤差によって、残少ロール紙に対する残量の
バラツキが大きくなる他、調整時には残少ロール紙と同
径のロール紙または同様のものを用意しなければならな
い問題を有していた。
バラツキが大きくなる他、調整時には残少ロール紙と同
径のロール紙または同様のものを用意しなければならな
い問題を有していた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 この考案は、残少ロール紙の残量を正確に検知し、かつ
残少ロール紙の検知調整を容易にしたロール紙の残少検
知装置の提供を目的とする。
残少ロール紙の検知調整を容易にしたロール紙の残少検
知装置の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、ロール紙を繰出し可能にホルダに保持し、
基端部を枢着した検知レバーの先端部側を上記ロール紙
の半径方向に揺動可能にすると共に、上記ロール紙に付
勢対接し、上記検知レバーの前記ロール紙の残少に連動
して傾動した所定の残少傾動位置で検知動作する残少検
知器を設けたロール紙の残少検知装置であって、前記検
知レバーの所定の残少傾動位置で、該検知レバーを位置
規制するストッパ面を、前記ホルダの所定の残少巻き径
の位置に設け、上記ストッパ面は上記ホルダを半径方向
に切欠いて、この切欠き底面に設定され、前記残少検知
器は上記ストッパ面で位置規制された検知レバーを検知
するように配設したロール紙の残少検知装置であること
を特徴とする。
基端部を枢着した検知レバーの先端部側を上記ロール紙
の半径方向に揺動可能にすると共に、上記ロール紙に付
勢対接し、上記検知レバーの前記ロール紙の残少に連動
して傾動した所定の残少傾動位置で検知動作する残少検
知器を設けたロール紙の残少検知装置であって、前記検
知レバーの所定の残少傾動位置で、該検知レバーを位置
規制するストッパ面を、前記ホルダの所定の残少巻き径
の位置に設け、上記ストッパ面は上記ホルダを半径方向
に切欠いて、この切欠き底面に設定され、前記残少検知
器は上記ストッパ面で位置規制された検知レバーを検知
するように配設したロール紙の残少検知装置であること
を特徴とする。
(ホ)考案の効果 この考案によれば、検知レバーの所定の残少傾動位置で
ストッパ面により位置規制された検知レバーを残少検知
器で検知するようにしているため、検知レバーは、この
検知角度が固定配設されたホルダのストッパ面で正確に
位置決めされて検出動作される。
ストッパ面により位置規制された検知レバーを残少検知
器で検知するようにしているため、検知レバーは、この
検知角度が固定配設されたホルダのストッパ面で正確に
位置決めされて検出動作される。
しかも、検知すべき所定の残少傾動位置が残少ロール紙
の外径と近傍位置のホルダの所定の残少巻き径の位置に
設定されているため、長い検知レバーの端部を検知する
仕組みであっても、この検知レバーの検出角度は常に一
定であり、正確に検知することができる。
の外径と近傍位置のホルダの所定の残少巻き径の位置に
設定されているため、長い検知レバーの端部を検知する
仕組みであっても、この検知レバーの検出角度は常に一
定であり、正確に検知することができる。
したがって、ホルダのストッパ面と同位置に残少検知器
を設定するだけで、検知レバーに対する精度のよい検知
調整を簡単に行なうことができ、また調整誤差や調整設
定用の残少ロール紙を用意することがなくなる他、係員
による調整作業の負担が軽減され、装置に対する信頼性
も一段と高まる。
を設定するだけで、検知レバーに対する精度のよい検知
調整を簡単に行なうことができ、また調整誤差や調整設
定用の残少ロール紙を用意することがなくなる他、係員
による調整作業の負担が軽減され、装置に対する信頼性
も一段と高まる。
(ヘ)実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動券売機に内蔵されるロール紙の残少検知装置
を示し、第1図〜第3図において、自動券売機11は、
発券用のロール紙12を保持したロール紙ホルダ13を
内部に備え、これより繰出したロール紙12を、カッタ
装置14で発券信号に応じて普通券長さと、回数券長さ
の何れかに切断した後、印字装置15で各券に対応した
印字内容を印刷し、普通券は普通券放出搬送路16を介
して受皿17へ放出し、回数券はミシン目装置18でミ
シン目加工した後、回数券放出搬送路19を介して受皿
17へと放出する。
を示し、第1図〜第3図において、自動券売機11は、
発券用のロール紙12を保持したロール紙ホルダ13を
内部に備え、これより繰出したロール紙12を、カッタ
装置14で発券信号に応じて普通券長さと、回数券長さ
の何れかに切断した後、印字装置15で各券に対応した
印字内容を印刷し、普通券は普通券放出搬送路16を介
して受皿17へ放出し、回数券はミシン目装置18でミ
シン目加工した後、回数券放出搬送路19を介して受皿
17へと放出する。
図中、M1は印刷モータ、M2は搬送モータ、M3はミ
シン目モータである。
シン目モータである。
ところで、上述のロール紙ホルダ13には、ロール紙1
2の残少を予告するための残少検知装置20が装備さ
れ、この検知信号に基づいてロール紙12の交換をする
ように設定している。
2の残少を予告するための残少検知装置20が装備さ
れ、この検知信号に基づいてロール紙12の交換をする
ように設定している。
この残少検知装置20は、検知レバー21と接点形マイ
クロスイッチなどにより構成される残少検知器22とを
備え、これらは巻取りリール23を支持すべく両側に対
設された平板状の保持板24,25の一側に配設され
る。
クロスイッチなどにより構成される残少検知器22とを
備え、これらは巻取りリール23を支持すべく両側に対
設された平板状の保持板24,25の一側に配設され
る。
これら保持板24,25は、中心部に巻取りリール23
の支持部が形成され、また巻取りリール23を着脱可能
に上部側には直角に切欠いた上部切欠部26を設け、ま
た一方の保持板24の下部側には後述する検知レバー2
1の先端部を導入させるために同様に直角に切欠いた下
部切欠部27を設けている。
の支持部が形成され、また巻取りリール23を着脱可能
に上部側には直角に切欠いた上部切欠部26を設け、ま
た一方の保持板24の下部側には後述する検知レバー2
1の先端部を導入させるために同様に直角に切欠いた下
部切欠部27を設けている。
上述の検知レバー21は、基端部を、保持板24,25
間を横架支持する下部の連結軸28に枢着し、この枢着
部を支点に該連結軸28に巻着された付勢バネ29を介
して検知レバー21のL形先端部30を、上述の下部切
欠部27に導入可能にロール紙12の半径方向でホルダ
中心部に向けて付勢支持している。
間を横架支持する下部の連結軸28に枢着し、この枢着
部を支点に該連結軸28に巻着された付勢バネ29を介
して検知レバー21のL形先端部30を、上述の下部切
欠部27に導入可能にロール紙12の半径方向でホルダ
中心部に向けて付勢支持している。
そして通常は、このL形先端部30が、巻取りリール2
3に巻かれたロール紙12の外周面上に付勢対接された
状態にあって、検知レバー21は基端部を支点に、ロー
ル紙12の外周径に応じて傾動する。
3に巻かれたロール紙12の外周面上に付勢対接された
状態にあって、検知レバー21は基端部を支点に、ロー
ル紙12の外周径に応じて傾動する。
さらに、この検知レバー21のL形先端部30が、ロー
ル紙12を交換すべき所定の残少傾動位置に達した時点
で、該検知レバー21の縮径方向の傾動を位置規制する
ストッパ面31を、上述の下部切欠部27の中心部に凹
部形成して設けている。すなわち、このストッパ面31
はロール紙ホルダ13の所定の残少巻き径の位置に設け
られ、このストッパ面31は上述の下部切欠部27の中
心部に形成された凹状切欠部の底面に設定されたもので
ある。
ル紙12を交換すべき所定の残少傾動位置に達した時点
で、該検知レバー21の縮径方向の傾動を位置規制する
ストッパ面31を、上述の下部切欠部27の中心部に凹
部形成して設けている。すなわち、このストッパ面31
はロール紙ホルダ13の所定の残少巻き径の位置に設け
られ、このストッパ面31は上述の下部切欠部27の中
心部に形成された凹状切欠部の底面に設定されたもので
ある。
このストッパ面31と係止対応するL形先端部30のス
トッパ面31対応位置には、該L形先端部30が位置規
制されたことを検知する残少検知器22を配設してい
る。
トッパ面31対応位置には、該L形先端部30が位置規
制されたことを検知する残少検知器22を配設してい
る。
上述の残少検知器22は、検知器ホルダ32を介して一
方の保持板24の外面側に装着し、検知レバー21がス
トッパ面31で位置規制されたとき、該検知レバー21
のL形先端部30が残少検知器22に当接してON操作
するように設定している。
方の保持板24の外面側に装着し、検知レバー21がス
トッパ面31で位置規制されたとき、該検知レバー21
のL形先端部30が残少検知器22に当接してON操作
するように設定している。
このように構成されたロール紙の残少検知装置は、通
常、検知レバー21のL形先端部30が、ロール紙12
の外周面上に付勢対接された状態にあって、ロール紙1
2の残量を管理している。そして、券の発行動作にした
がって、大径のロール紙状態より、次第に消費されて小
径となり、ロール紙12を交換すべき残少ロール紙径に
縮径した時点で、これと同位置に切欠き設定された保持
板24のストッパ面31に、検知レバー21のL形先端
部30が係止され、かつこのL形先端部30が残少検知
器22をON動作させて、検知信号を発し、これに基づ
いてロール紙12を交換すべく係員処理される。
常、検知レバー21のL形先端部30が、ロール紙12
の外周面上に付勢対接された状態にあって、ロール紙1
2の残量を管理している。そして、券の発行動作にした
がって、大径のロール紙状態より、次第に消費されて小
径となり、ロール紙12を交換すべき残少ロール紙径に
縮径した時点で、これと同位置に切欠き設定された保持
板24のストッパ面31に、検知レバー21のL形先端
部30が係止され、かつこのL形先端部30が残少検知
器22をON動作させて、検知信号を発し、これに基づ
いてロール紙12を交換すべく係員処理される。
このとき、検知レバー21の所定の残少傾動位置に対す
る初期調整に際しては、ストッパ面31に対して残少検
知器22を位置合せして配設するだけで、精度のよい検
知信号を簡単に得ることができる。
る初期調整に際しては、ストッパ面31に対して残少検
知器22を位置合せして配設するだけで、精度のよい検
知信号を簡単に得ることができる。
上述のように、検知レバー21を所定の残少傾動位置で
位置規制するストッパ面31を、ロール紙ホルダ13の
所定の残少巻き径の位置に形成して検知するようにして
あるため、検知レバー21はストッパ面31で正確に位
置決めされて検出動作される。
位置規制するストッパ面31を、ロール紙ホルダ13の
所定の残少巻き径の位置に形成して検知するようにして
あるため、検知レバー21はストッパ面31で正確に位
置決めされて検出動作される。
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はロール紙の残少検知装置の側面図、 第2図はロール紙に残少検知装置の正面図、 第3図は自動券売機の概略説明図である。 12……ロール紙、13……ロール紙ホルダ 21……検知レバー、22……残少検知器 31……ストッパ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−68821(JP,U) 実開 昭49−116905(JP,U) 実開 昭58−134233(JP,U) 実公 昭49−34822(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】ロール紙(12)を繰出し可能にホルダ
(13)に保持し、基端部を枢着した検知レバー(2
1)の先端部側を上記ロール紙(12)の半径方向に揺
動可能にすると共に、上記ロール紙(12)に付勢対接
し、上記検知レバー(21)の前記ロール紙(12)の
残少に連動して傾動した所定の残少傾動位置で検知動作
する残少検知器(22)を設けたロール紙の残少検知装
置であって、 前記検知レバー(21)の所定の残少傾動位置で、該検
知レバー(21)を位置規制するストッパ(31)面
を、 前記ホルダ(13)の所定の残少巻き径の位置に設け、
上記ストッパ面(31)は上記ホルダ(13)を半径方
向に切欠いて、この切欠き底面に設定され、 前記残少検知器(22)は上記ストッパ面(31)で位
置規制された検知レバー(21)を検知するように配設
した ロール紙の残少検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986019429U JPH0622683Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | ロール紙の残少検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986019429U JPH0622683Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | ロール紙の残少検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133556U JPS62133556U (ja) | 1987-08-22 |
JPH0622683Y2 true JPH0622683Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=30814016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986019429U Expired - Lifetime JPH0622683Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | ロール紙の残少検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622683Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4934822U (ja) * | 1972-06-24 | 1974-03-27 | ||
JPS5329044Y2 (ja) * | 1973-02-06 | 1978-07-21 |
-
1986
- 1986-02-13 JP JP1986019429U patent/JPH0622683Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133556U (ja) | 1987-08-22 |
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