JPH06225974A - ゲーム玩具 - Google Patents

ゲーム玩具

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JPH06225974A
JPH06225974A JP5034018A JP3401893A JPH06225974A JP H06225974 A JPH06225974 A JP H06225974A JP 5034018 A JP5034018 A JP 5034018A JP 3401893 A JP3401893 A JP 3401893A JP H06225974 A JPH06225974 A JP H06225974A
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JP
Japan
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flip
game toy
locking
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JP5034018A
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Tomiyuki Hirose
富幸 広瀬
Asami Asami
朝美 浅見
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Sente Creations Co Ltd
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SENTE CREATIONS KK
Sente Creations Co Ltd
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Priority to EP94905241A priority patent/EP0635288A4/en
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F9/00Games not otherwise provided for
    • A63F9/30Capturing games for grabbing or trapping objects, e.g. fishing games
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H27/00Toy aircraft; Other flying toys
    • A63H27/04Captive toy aircraft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊戯者が持ち駒を放出するのを回避すること
で持ち駒の数を競うように構成することにより、単に実
際の競技を模倣したゲーム玩具では得られない遊興性を
備えたゲーム玩具を提供する。 【構成】 遊戯者の持ち駒を所定の位置に保持する駒保
持手段2a,2b,2c,2dと、持ち駒に衝突するこ
とによって持ち駒を所定の位置から移動させる移動物3
と、移動物3が持ち駒に接近したとき、遊戯者の操作に
より移動物が持ち駒に衝突するのを回避させる衝突回避
手段4a,4b,4c,4dと、移動物3を鉛直方向に
回動自在に支持する支持手段5と、支持手段5を鉛直軸
方向を中心として回転させる駆動手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊戯者の持ち駒に衝突
する移動物を各々の遊戯者の操作により持ち駒から回避
させ、最後まで持ち駒を失わずに保持できるかを競うゲ
ーム玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】一方の競技者が打球等の移動物を他方の
競技者の所定の領域に打ち込み、打ち込まれた側の競技
者が打ち込まれた移動物を受け止めて打ち返すことがで
きなかった場合には、打ち込んだ側の競技者の得点とす
る庭球、卓球等の競技が広く知られているが、これらの
競技を模倣したゲーム玩具も提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゲーム玩具は、単に実際の競技を模倣したものであるの
で、得点を競い合う実際の競技とは異なる遊興性を備え
ているとは言い難い。
【0004】それ故、本発明の目的は、遊戯者が持ち駒
を放出するのを回避することで持ち駒の数を競うように
構成することにより、単に実際の競技を模倣したゲーム
玩具では得られない遊興性を備えたゲーム玩具を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊戯者の持ち
駒を所定の位置に保持する駒保持手段と、前記持ち駒に
衝突することによってその持ち駒を前記所定の位置から
移動させる移動物と、該移動物が前記持ち駒に接近した
とき、遊戯者の操作により移動物が持ち駒に衝突するの
を回避させる衝突回避手段と、移動物を鉛直方向に回動
自在に支持する支持手段と、該支持手段を鉛直軸方向を
中心として回転させる駆動手段とを備えたことを特徴と
する。
【0006】本発明の好ましい態様では、移動物を直立
状態に保持するように係止する係止手段と、遊戯者の操
作により前記係止を解除する係止解除手段とを備える。
前記係止手段は、好ましくは移動可能に設けられたピン
から成り、その先端部を移動物に設けられた凹部または
穴に嵌合することにより移動物を係止するように構成す
る。
【0007】本発明のさらに好ましい態様では、移動物
は、その先端部に持ち駒に衝突する衝突部を、その後端
部には錘部材を備え、その後端部の近傍位置を支点とし
て回動自在に支持されていることを特徴とする。
【0008】本発明のさらに好ましい態様では、衝突回
避手段は、上下方向に回動自在に支持されたレバーと、
該レバーの一端に移動物の移動方向に対して所定の角度
範囲を回動自在に取り付けられた跳ね上げ部材とを備
え、前記レバーの他端を遊戯者が押し下げることで移動
物を跳ね上げ部材で跳ね上げるように構成される。
【0009】
【作用】本発明によれば、移動物は、駆動手段により回
転駆動される支持手段の回転に伴って移動する。この移
動物が、駒保持手段により所定の位置に保持された持ち
駒に衝突すると、その持ち駒が所定の位置から移動して
放出される。そこで、遊戯者は衝突回避手段を操作して
移動物の衝突を回避させるようにする。すなわち、移動
物は支持手段により鉛直方向に回動自在に支持されてい
るので、衝突回避手段により移動物を跳ね上げて衝突を
回避させる。このようにして、最後まで保持できた持ち
駒の数を競うゲームを行うことができる。
【0010】本発明の好ましい態様によれば、係止手段
で移動物を直立状態に保持するように係止し、係止解除
手段により係止を解除することでゲームを開始すること
ができる。この場合、係止手段による係止が解除された
とき、移動物には支持手段の回転力が作用するので、移
動物は直立状態から回動可能な方向に倒れるが、その倒
れる方向は、直立状態にある移動物や支持手段の始動位
置によって左右されるので、不特定である。このため、
遊戯者にとっては、ゲーム開始時に移動物が自分の側に
接近してくる場合とそうでない場合があって、スリルを
感じると共に、ゲーム開始時の有利、不利も一定ではな
く、公正にゲームを開始することができる。
【0011】更に、本発明の好ましい態様によれば、係
止手段はピンにより構成し、その先端部が移動物に設け
られた凹部または穴に嵌合することにより、移動物を直
立状態に保持することができる。
【0012】更に、本発明の好ましい態様によれば、移
動物の先端部には持ち駒に衝突する衝突部を、その後端
部には錘部材を設けて、その後端部の近傍位置を支点と
して移動物を回動自在に支持することで、移動物が鉛直
方向に回動するとき衝突部がゆっくり旋回するように
(例えば飛行機が飛ぶように)構成できる。また、支持
手段の回転に伴って移動物が移動する時、その衝突部が
ほぼ水平方向に移動するように移動物を保持するストッ
パを支持手段に設けることが好ましい。
【0013】更に、本発明の好ましい態様によれば、跳
ね上げ部材はレバーに移動物の移動方向に対し所定の角
度範囲を回動自在に取り付けられるので、移動方向に対
する角度を変えてゲームの難易度を変更することができ
る。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の実施例として4人の遊戯者
が遊戯できるゲーム玩具を示す。ゲーム玩具1は、各遊
戯者の持ち駒としてコインa1,a2,・・・、b1,
b2,・・・、c1,c2,・・・、d1,d2,・・
・、これらのコインを遊戯者ごとに所定枚数(この例で
は3枚ずつ)保持する駒保持手段としてコイン保持部2
a,2b,2c,2d、移動物としてアーム3、衝突回
避手段として跳ね上げ装置4a,4b,4c,4d、支
持手段として塔部5、駆動手段収納部6及びスイッチ7
を備える。
【0015】コイン保持部2a,2b,2c,2dは、
図2に示すように、コインをスリット21a,21b,
21c,21dにP1のように保持する。後述する模型
飛行機31の底部に突出する車輪34が、このように保
持されたコインa1に衝突すると、コインa1はP2で
示されるように傾き、隆起部22aを乗り越えてP3で
示すように落下し、放出口23aからスリット24aに
放出される。スリット24aはゲーム玩具1の中央部に
向けて下向きに傾斜しているので、コインa1は、図1
に示すようにスリット24aの先端部に移動して停止す
る。スリット21aも同様に傾斜しているので、コイン
a1を放出すると、次のコインa2がP1の位置に移動
してくる。
【0016】このようにして、車輪34が衝突してコイ
ンが放出されるごとに、それぞれコイン保持部2a,2
b,2c,2dに保持されているコインが、P1で示さ
れる位置まで移動してくるので、衝突の度にコイン保持
部2a,2b,2c,2dに保持されたコインの数が減
少する。
【0017】アーム3は、胴部32と、胴部32の先端
に回転自在に支持された衝突部としての模型飛行機31
と、胴部32の後端に接続された錘部材33とで構成さ
れる。
【0018】胴部32は、塔部5に掛け渡された軸52
により回動自在に軸支される。これにより、アーム3は
鉛直方向に回動自在に支持される。更に後述するよう
に、塔部5が鉛直軸方向を中心として回転することによ
り、アーム3は水平方向に回動する。
【0019】模型飛行機31は、図3(a)に示すよう
に、一対の車輪34、一対の翼35、パイロット36及
び連結部材37を備える。連結部材37の上部と胴部3
2の先端部は、ピン38で連結される。これにより、模
型飛行機31は、ピン38を回転中心として宙返りを行
うことができる。模型飛行機31を側面から見た図3
(b)に示すように、模型飛行機31の重心Wはピン3
8からみて模型飛行機31の底部側にあるので、模型飛
行機31は宙返りしても結局、図3のように底部を下に
した姿勢をとる。こうして、模型飛行機31は、アーム
3が水平方向に回動する間、車輪34が下側となる姿勢
を維持し、コイン保持部2a,2b,2c,2dの位置
P1に保持されたコインに衝突するように回動する。
【0020】塔部5は、後述する支持部材51の上にこ
れと一体に回転するように取り付けられている。また、
塔部5の回転に伴って、アーム3の先端部に設けた模型
飛行機31をほぼ水平方向に旋回させるため、アーム3
を水平に保持するストッパが設けられている。
【0021】更に、錘部材33を設けることにより、後
述のように模型飛行機31が跳ね上げ装置4a,4b,
4c,4dで跳ね上げられたとき、アーム3が軸52を
中心として比較的ゆっくりと回動し、飛行機31が旋回
する様子を表すようにしている。跳ね上げ装置によりア
ーム3が鉛直方向に回動したとき、模型飛行機31は、
跳ね上げ力に応じて、それを跳ね上げた遊戯者とは異な
る遊戯者側に落下するか、或いは跳ね上げた遊戯者側に
戻ってくる。いずれにしても、跳ね上げて落下するまで
の間、アーム3は水平方向に回動しているので、模型飛
行機31が、位置P1に保持されたコインを飛び越える
ことにより、遊戯者は衝突を回避してコインの放出を阻
止することができる。
【0022】跳ね上げ装置4a,4b,4c,4dは、
それぞれ上方に湾曲したレバー41a,41b,41
c,41d、各レバーの一端に設置された押し下げ部材
42a,42b,42c,42d、各レバーの他端に設
置された跳ね上げ部材43a,43b,43c,43d
及び各レバーを回動自在に支持する支持部材44a,4
4b,44c,44dを備える。各支持部材44a,4
4b,44c,44dは、各レバー41a,41b,4
1c,41dをその中央位置よりも各押し下げ部材寄り
の位置で支持することにより、各跳ね上げ部材43a,
43b,43c,43dが下がって各押し下げ部材42
a,42b,42c,42dが上がった状態を維持する
ようにしている。
【0023】また、各跳ね上げ部材43a,43b,4
3c,43dが飛行機31の車輪34に当たる高さ以上
に上昇するのを抑えるため、各押し下げ部材42a,4
2b,42c,42dを下方位置で受け止めるストッパ
45a,45b,45c,45dが各支持部材の上に設
けられている。
【0024】従って、各跳ね上げ装置4a,4b,4
c,4dでは、遊戯者が押し下げ部材42a,42b,
42c,42dを押し下げると、レバー41a,41
b,41c,41dが回動して跳ね上げ部材43a,4
3b,43c,43dが上昇する一方、押し下げ部材4
2a,42b,42c,42dは各ストッパ45a,4
5b,45c,45dに当たって停止する。遊戯者が押
し下げ部材42a,42b,42c,42dを解放する
と、跳ね上げ装置4a,4b,4c,4dは元の状態に
復帰する。
【0025】跳ね上げ装置4a,4b,4c,4dは、
模型飛行機31がコイン保持部2a,2b,2c,2d
に接近したとき、各遊戯者の操作により跳ね上げ部材4
3a,43b,43c,43dを模型飛行機31の車輪
に当てて跳ね上げることにより、上述の位置P1に保持
されたコインに車輪34が衝突するのを回避することが
できる。これにより、遊戯者が模型飛行機31をタイミ
ングよく跳ね上げることができれば、コイン保持部2
a,2b,2c,2dに保持されたコインの減少を阻止
できるので、複数の遊戯者は保持されたコインの数を競
うゲームを行うことができる。
【0026】図4は、跳ね上げ部材43aの機構を示
す。他の跳ね上げ部材も同様である。跳ね上げ部材43
aは、破線で示す支軸46aにより、レバー41aに模
型飛行機31の移動方向に対して90°の範囲で回動自
在に取り付けられている。この跳ね上げ部材43aを支
軸46aを中心として反時計方向回りに回動させるとき
は、レバー41aの長手方向と跳ね上げ部材43aの長
手方向とが平行となる位置で、跳ね上げ部材43aの側
面に設けられたストッパ49aにより回動が規制され
る。このときのレバー41a及び跳ね上げ部材43aの
位置を図5(a)に示す。
【0027】一方、跳ね上げ部材43aを支軸46aを
中心として時計方向回りに回動させるときは、レバー4
1aの長手方向に対し跳ね上げ部材43aの長手方向が
直角になる位置で、跳ね上げ部材43aの一部を切り欠
いて示すことで表されたストッパ48aにより規制され
る。このときのレバー41a及び跳ね上げ部材43aの
位置を図5(b)に示す。
【0028】跳ね上げ部材43aを図5(a)のように
設定すると、模型飛行機31の移動方向において跳ね上
げ部材43aが模型飛行機31の車輪34に当たる幅が
短くなるので、遊戯者は模型飛行機31をタイミングよ
く跳ね上げるのが相対的に困難になる。逆に、跳ね上げ
部材43aを図5(b)のように設定すると、跳ね上げ
部材43aが模型飛行機31の車輪34に当たる幅が長
くなるので、跳ね上げが相対的に容易になる。
【0029】以上のようにして、跳ね上げ部材43a,
43b,43c,43dの模型飛行機31の移動方向に
対する角度を変えることにより、ゲームの難易度を変え
てゲームを楽しむことができる。また、各遊戯者の技量
に応じて、各遊戯者ごとに別々に跳ね上げ部材43a,
43b,43c,43dの角度を変えてゲームを行って
もよい。
【0030】図6は、塔部5の内部構成を示す部分分解
図である。
【0031】塔部5は、一対の側面部5a及び5bによ
り構成される。各側面部は、支持部材51にビス等で固
定される。側面部5a及び5bの内側には、一対の軸5
2及び一対のストッパ53が設けられている。
【0032】各軸52は、アーム3の両側に設けられた
一対の軸受け39に挿入されて、アーム3を鉛直方向に
回動自在に支持する。この回動範囲は、後述の図12に
示すように、軸受け39に設けられた突起部40がスト
ッパ53に当接することで規制される。このとき、アー
ム3は水平に保持される。
【0033】図7は、塔部5を回転させるための駆動部
の構成を示す。
【0034】駆動部8は、図1に示した収納部6内に収
納され、モータ81、減速歯車82,83及び外周面に
歯車83と噛み合う歯を形成した筒部材84を備え、本
発明の駆動手段を構成している。モータ81の回転出力
は、減速歯車82及び83により減速されて筒部材84
に伝達される。
【0035】筒部材84は、外筒部材84aと内筒部材
84bが下部で結合して構成されており、これにより間
隙部84cが形成されている。更に、間隙部84cの底
部には複数の歯e1,e2,・・・が設けられている。
この間隙部84cには、塔部5を上方に支持して塔部5
と一体に回転する支持部材51の下部に形成された筒部
材51aが挿入され、内筒部材84bは支持部材51の
中央部に設けられた貫通孔51bを貫通する。
【0036】筒部材51aの下端には、筒部材84の複
数の歯e1,e2,・・・と噛み合う複数の歯f1,f
2,・・・が設けられているので、筒部材84が回転す
ると、その回転は支持部材51に伝達される。それ故、
モータ81が回転すると、塔部5が回転する。
【0037】内筒部材84bの内径部には、後述するス
イッチ7に支持されるピン9が摺動自在に挿入される。
ピン9は、内筒部材84bの下端にストッパ91が当接
するまで押し上げられたとき、図8に示すように錘部材
33に設けられた凹部33aにピン9の先端部が嵌合す
るように形成されている。
【0038】従って、図8のように下端部をスイッチ7
のOFF位置で抑止された場合には、ピン9は鉛直方向
に回動自在なアーム3を直立状態に係止する。これによ
り、図9に示すようにアーム3がゲーム開始のスタンバ
イ状態に保持される。このとき、スイッチ7は図10に
示す位置にある。このスタンバイ状態において、図11
に示すように、スイッチ7をONの位置にすると、ピン
9が下降してアーム3の係止を解除する。
【0039】図10及び図11は収納部6の底面図であ
る。これら図10及び図11を参照して上述の係止解除
手段としてのスイッチ7の機構を説明する。
【0040】スイッチ7は、一端を支点73により支持
され、中央部に拡幅された方形部71と、支点73と方
形部71との間に方形に切り欠かれた貫通孔72とを備
えた板状部材であり、図10に示すOFF位置と図11
に示すON位置との間で回動自在となっている。更に、
方形部71の上面には、凹部71aが設けられている。
貫通孔72内には、モータ81の電源スイッチ切換え用
突起85が位置している。
【0041】スイッチ7がOFF位置にあるときは、モ
ータ81の電源スイッチの突起85がモータ81への通
電を遮断するとともに、図8に示すようにピン9の下端
部が方形部71の上面の隆起部71cの上にあり、ゲー
ム玩具1は非作動状態にある。
【0042】スイッチ7をON位置に切り替えると、モ
ータ81の電源スイッチの突起85が移動してモータ8
1に通電するとともに、スイッチ7の方形部71の凹部
71aがピン9の下に移動するので、ピン9は傾斜面7
1bをスライドして下降し、アーム3の係止を解除す
る。この結果、支持部材51が回転し始めるが、この時
アーム3の直立状態の係止が解除されているので、アー
ム3は、図12(a)に示すように直立状態から横方向
に倒れ始める。そして、図12(b)に示すように、ア
ーム3が水平位置まで倒れた時、軸受け39に設けられ
た突起部40がストッパ53に当接することで、アーム
3は水平位置に保持され、支持部材51と共に水平方向
に回動する。
【0043】上記のように係止が解除された時には、モ
ータ81が始動して塔部5も回転を始め、その回転力が
アーム3に作用する。この回転力が作用することで、直
立状態のアーム3は横方向のどちらかに倒れる。つま
り、ゲームを開始する時にアーム3の倒れる方向は予想
し難い。これにより、遊戯者間にゲームを開始するとき
の有利、不利はなく、ゲームを公正に行うことができ
る。
【0044】尚、実施例では、各遊戯者が失わずに保持
するコインの数を競うゲームが行えるが、ゲームは、こ
れら遊戯者の中で最初に持ち駒全てを失った者が出た時
に終了としてもよいし、予めゲーム実行時間を設定して
終了するようにしてもよく、適宜のルールを設定して行
うことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、遊戯者が持ち駒を失うことを
回避することで持ち駒の数を競うように構成したので、
単に実際の競技を模倣した得点を競うゲーム玩具では得
られない遊興性を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲーム玩具の実施例の外観図を示す。
【図2】コイン保持部の断面図。
【図3】模型飛行機の構成を示す図。
【図4】跳ね上げ部材の機構を示す図。
【図5】跳ね上げ部材の2つの設定位置を示す図。
【図6】塔部の構成を示す展開図。
【図7】駆動部の構成を示す図。
【図8】ピンによりアームを係止する機構を示す図。
【図9】係止されたアームを示す図。
【図10】駆動手段収納部の底面図によりスイッチのO
FF状態を示す図。
【図11】駆動手段収納部の底面図によりスイッチのO
N状態を示す図。
【図12】図12(a)は、図8の係止が解除されアー
ムが倒れ始めた状態を示し、図12(b)は、アームが
ストッパにより係止された状態を示す。
【符号の説明】
1…ゲーム玩具、2a,2b,2c,2d…コイン収納
部、3…アーム、4a,4b,4c,4d…跳ね上げ装
置、5…塔部、5a,5b…側面部、6…駆動手段収納
部、7…スイッチ、8…駆動部、9,38…ピン、21
a,21b,21c,21d、24a,24b,24
c,24d…スリット、22a,22b,22c,22
d…仕切部、23a,23b,23c,23d…放出
口、31…模型飛行機、32…胴部、33…錘部材、3
3a,71a…凹部、34…車輪、35…翼、36…パ
イロット、37…連結部材、39…軸受け、40…突起
部、41a,41b,41c,41d…レバー、42
a,42b,42c,42d…押し下げ部材、43a,
43b,43c,43d…跳ね上げ部材、44a、44
b、44c、44d…支持部材、46a,46b,46
c,46d…支軸、47…切欠部、45a,45b,4
5c,45d,48a,48b,48c,48d,49
a,49b,49c,49d,53,91…ストッパ、
51…支持部材、51a,84…筒部材、51b,72
…貫通孔、51c,51d…ビス穴、52…軸、71…
方形部、71b…傾斜面、71c…平坦部、73…支
点、81…モータ、82,83…減速歯車、84a…外
筒部材、84b…内筒部材、84c…間隙部、85…電
源切換え用突起。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊戯者の持ち駒を所定の位置に保持する駒
    保持手段と、 前記持ち駒に衝突することによってその持ち駒を前記所
    定の位置から移動させる移動物と、 該移動物が前記持ち駒に接近したとき、前記遊戯者の操
    作により前記移動物が前記持ち駒に衝突するのを回避さ
    せる衝突回避手段と、 前記移動物を鉛直方向に回動自在に支持する支持手段
    と、 該支持手段を鉛直軸方向を中心として回転させる駆動手
    段とを備えたことを特徴とするゲーム玩具。
  2. 【請求項2】前記移動物を直立状態に保持するように係
    止する係止手段と、遊戯者の操作により前記係止を解除
    する係止解除手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載のゲーム玩具。
  3. 【請求項3】前記係止手段は、移動可能に設けられたピ
    ンで構成され、その先端部が前記移動物に設けられた凹
    部または穴に嵌合することにより前記移動物を係止する
    ことを特徴とする請求項2記載のゲーム玩具。
  4. 【請求項4】前記移動物は、その先端部に前記持ち駒に
    衝突する衝突部を、その後端部には錘部材を備え、前記
    後端部の近傍位置を支点として回動自在に支持されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のゲ
    ーム玩具。
  5. 【請求項5】前記衝突回避手段は、上下方向に回動自在
    に支持されたレバーと、該レバーの一端に前記移動物の
    移動方向に対して所定の角度範囲を回動自在に取り付け
    られた跳ね上げ部材とを備え、前記レバーの他端を遊戯
    者が押し下げることで前記移動物を前記跳ね上げ部材で
    跳ね上げるように構成されたことを特徴とする請求項1
    記載のゲーム玩具。
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