JPH0344218Y2 - - Google Patents

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JPH0344218Y2
JPH0344218Y2 JP18186485U JP18186485U JPH0344218Y2 JP H0344218 Y2 JPH0344218 Y2 JP H0344218Y2 JP 18186485 U JP18186485 U JP 18186485U JP 18186485 U JP18186485 U JP 18186485U JP H0344218 Y2 JPH0344218 Y2 JP H0344218Y2
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slide plate
lever
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は綱引き競技をゲーム化した綱引きゲー
ム盤に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、ゲーム玩具には種々のものがあり、特
に動的要素の多いものが変化性に富んでいて好趣
感を昂じ易いので、運動競技を模すことが多い。
例えば、野球ゲーム盤、サツカーゲーム盤、ハン
ドボールゲーム盤等々がある。これらは野球、サ
ツカー又はハンドボールの競技をゲーム者が自ら
行う趣好を満足させるゲーム玩具であつて、それ
ぞれの競技が相異る如く、それぞれ趣好を異にし
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように種々のゲーム玩具が提供されている
如く、玩具は常に新規なものの提供が要望され、
人の趣味趣好に投ずるところが大きいものであ
る。そこで、本考案は動的要素、特に運動競技の
1つである綱引きをゲーム化して面白味のある玩
具を提供する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的に鑑みて、2人のゲーム者が
先を争つて押釦を押し続ければ、対抗する2つの
陣営に並ぶ人形が一進一退し又は一方向に相手陣
営を自陣内に引き込み、かつ、相手陣営の人形を
転動させて自陣営の勝利をユーモラスに表現する
ゲーム玩具を提供せんとするもので、その構成と
して、本体ケースの両側部には一対の押釦を突設
し、中央部には上面に少なくとも一対の人形体を
対峙させて回動自在に立設したスライド板を摺動
自在に配設し、前記スライド板の下面には本体ケ
ース上面に突設した突起と係脱して回動し前記人
形体の下端突起に当接して人形体を前傾させる回
動レバーを設けるとともに、本体ケース内中央部
には外周に係止歯を突設し、前記スライド板の下
面に突設したラツクと噛合う歯車を同軸的に形成
した回転板を回転自在に設け、前記回転板は押釦
の押圧操作により作動するレバーの送り爪によつ
て回転されるようにした綱引きゲーム盤を提供す
るものである。
〔作用〕 二人のゲーム者が押釦をそれぞれ押して、いず
れが早く相手方の人形体を前傾させるかを競うも
のであり、押釦を押すとレバーの送り爪が回転板
を回転させ、該回転板と係合するラツクによりス
ライド板が本体ケース上で左右いずれか一方に摺
動し、回動レバーが本体ケースの一部に衝突して
回動し、人形体を前傾させる。回転板は押釦の操
作の速い者の側へスライド板を摺動させるもので
あつて、二人が同時に押釦を押したときは回転板
は回転しない。
〔実施例〕
以下に本考案を図示の実施例に基づき説明す
る。
第1図は斜視全体図、第2図は人形体を除く分
解斜視図、第3図は本体ケースの上面図、第4図
はスライド板の裏面図、第5図は押釦とレバーの
一部断面側面図、第6図及び第7図は人形体の前
傾動作を説明する回動レバーの平面図及び人形体
の側面図である。
第1図に示した如く、本体ケース1の両側部に
は一対の押釦2,2を突設し、中央部には上面に
おいて回動自在に3対の人形3,4を対峙させて
立設したスライド板5を左右へ摺動自在に配設し
てある。人形体3,4はスライド板5の中央部奥
側に立設した旗ポール6を中心として、左右両側
で2組に分けられ、スライド板5の一部で形成さ
れたブラケツト5a,5aに軸支され、重心がそ
のブラケツト5aよりも外方に位置する。人形体
3はスライド板5の図示奥側に、また人形体4は
図示手前側に、それぞれ片寄せてあるが、これは
人形体3,4間に綱を模した杆体7を手持ちさせ
る構成を採るためである。このため、各人形体
3,4にはそれぞれ腕部3a,4aが回動自在に
設けられていて綱引きの現実味を出せるようにし
ている。なお、スライド板5の中央部手前側に針
部5bを突設し、かつ、本体ケース1の中央部手
前側に針部5bと対応して勝敗の基点を示す目盛
部1aが設けられている。
第2図に示した如く、本体ケース1を構成する
上ケース1bの上面に、スライド板5を嵌合する
矩形の凹部1cを形成し、かつ、この凹部1cに
は更にガイド溝1dが形成されている。ガイド溝
1dの中央部には円孔1eが穿設され、かつ、こ
の円孔1eの両側でガイド溝1dの両端近傍に突
起1f,1fがそれぞれ突設されている。また、
円孔1eの手前側には長孔1gが所定長さで穿設
されている。更に、上ケース1bの手前側の両側
部には、押釦2,2を突出させる円孔1h,1h
が穿設されている。一方、スライド板5は前記ガ
イド溝1dと係合するガイド突部5cを長手方向
の両側端部下面に有し、凹部1cの長手方向の寸
法よりも短尺の矩形板体であり、両側端部のコー
ナー部近傍に角穴5d,5dが穿設され、また下
面中央部には前記長孔1gに係合するピン5eが
突設されている。そして、上ケース1bは下ケー
ス1iに冠着されるものであり、その下ケース1
iはスライド板5の摺動操作をする駆動機構が組
込まれている。すなわち、第4図に示した如く、
スライド板5の下面中央にはラツク5fを突設
し、両端近傍の対称位置にトリガー5g,5g及
び回動レバー5h,5hを設ける。トリガー5g
は軸5iを中心として回動自在で、バネ5jで図
示反時計方向へ付勢されたカギ形のレバーであ
り、また、回動レバー5hは軸5kを中心として
回動自在で、バネ5lで図示反時計方向へ付勢さ
れたレバーである。トリガー5gと回動レバー5
hは、それぞれの突起部5m,5nが係脱可能に
接触している。回動レバー5hには角穴5dから
下方に突出する人形体3,4の突部3b,4bと
係合可能な打撃突部5oを形成している。
第2図及び第3図を参照して上記スライド板5
を左右に摺動させる構成を説明すると、下ケース
1iの内底部1jにはその中央部に前記ラツク5
fと係合する歯車15を同軸結合した回転板8が
回転自在に軸着される。回転板8は歯車状であつ
て所定数の係止歯8aを外周に有する。そして、
この係止歯8aに係合する送り爪9を備えた一対
のレバー10,10が内底部1jと平行移動可能
に設けられている。レバー10は一端が押釦2の
近傍に伸延してその端部にスローブ10aを有
し、他端近傍にガイド孔10b,10cを有す
る。ガイド孔10bはレバー10の軸線と平行な
角孔からなり、またガイド孔10cは、レバー1
0の軸線と平行な角孔と、軸線と交叉する内方へ
偏奇する斜角孔とからなり、それぞれのガイド孔
10b,10cには下ケース1iの内底部1jに
突設したピン1k,1lが嵌合していてレバー1
0の軸線方向への摺動を許容している。送り爪9
はレバー10の他端に軸9aを介して軸着され、
かつ、バネ11がレバー10との間に掛けられて
送り爪9に一定方向の回転力が与えられている。
更にレバー10にはバネ12が下ケース1iとの
間に掛けられていて、レバー10は押釦2側へ付
勢されている。送り爪9は回転板8の係止歯8a
間に進入してその係止歯8aを送り移動させるも
のであるが、図示右方の送り爪9はレバー10の
上部に、また図示左方の送り爪9はレバー10の
下部に、それぞれ設けられている。この理由は、
回転板8が左右いずれか一定の角度回転すれば、
スライド板5が左右いずれかに移動し、これによ
り綱引きゲームは終了するものであるから、回転
板8をそれ以上に回転する必要がないため、スタ
ートする係止歯8aから所定数の係止歯8aに送
り爪9の先端9bが衝突せんとしてもその送り爪
9を逃がす切欠部8bを設けるためである。更に
回転板8にはクリツクバネ13が係合し、該クリ
ツクバネ13は内底部1jに固定されている。1
4はクリツクバネ13のストツパで内底部1jに
突設されている。
第2図及び第5図を参照して上記レバー10を
動作する構成を説明すると、下ケース1iの内面
に筒状の突部1mを突設形成し、かつこの突部1
mと並んで柱状の突部1nを突設する。一方、押
釦2には突部1mが嵌合する筒部2aを形成し、
かつ、突部1nが嵌合する筒部2bを筒部2aの
外周に形成している。また、筒部2aの外周には
レバー10のスロープ10aと係脱する押圧部2
cが設けられていて、この押圧部2cにはスロー
プ10aと合致するスロープが形成されている。
更に、押釦2はフランジ部2dを有し上ケース1
bの円孔1kから抜け出ないように構成されてい
る。そこで、押釦2の筒部2a,2bを突部1
m,1nにそれぞれ嵌合し、押釦2が上下動でき
るようにコイルバネ14が突部1m及び筒部2a
内に介装される。
次に上記実施例の動作を説明する。第1図に示
した如く、スライド板5の針部5bと本体ケース
1の針部1aとを合せ、各人形3,4をそれぞれ
対面させる。杆体7は各人形3,4の腕部3a,
4aに添えるもので、それ自体は何ら牽引の作用
を有しない。そこで、押釦2,2をそれぞれゲー
ムをする者が我れ勝ちに素速く押すことを反復す
る。押釦2が下方へ押圧されると、第5図におい
て押圧部2cのスロープがレバー10のスロープ
10aに当接し、その反力でレバー10はバネ1
2の力に抗して軸線方向へ移動し、移動し切ると
バネ12の力で元位置に復し、かつ、押釦2もコ
イルバネ14の力で元位置に復す。レバー10が
軸線方向に移動することはピン1k,1lとガイ
ド孔10b,10cを介してなされる。そして、
レバー10の往動によつて送り爪9が回転板8に
近づいて、係止歯8a間に進入し、係止歯8aを
1歯送り回転板8を回転させると、ガイド10c
の斜孔部によつてレバー10の先端が回転板8か
ら急速に離間することになる。レバー10の往復
動に際しては送り爪9の先端裏側が係止歯8aを
乗り越えて回転板8を回転させることなく復帰す
る。また、送り爪9とレバー10間に張設された
バネ11は、押釦10,10が双方同時に押圧さ
れたとき、送り爪9がバネ11に抗して回転し逃
げるクラツチの機能を有するものである。一方、
回転板8はクリツクバネ13で1爪ごとに回転す
る。そのため、第3図において、図示右方のレバ
ー10が図示左方のレバー10に打勝つて速く回
転板8を図示反時計方向へ回転させれば、歯車1
5が図示反時計方向へ回転し、これと噛合うラツ
ク5eを右方へ移動させる。そこでスライド板5
が右方へ移動し切ると、左方の人形体3の下部に
あるトリガー5gが上ケース1bのガイド溝1d
の底面に突設した突起1fに押されて回動する。
すなわち、第6図に示した如く、突起1fがトリ
ガー5gに衝突すると、トリガー5gは軸5iを
中心としてバネ5jの力に抗して図示時計方向へ
回転するので、回動レバー5hと係合する突部5
m,5nが離れ、これにより回動レバー5hはバ
ネ5lの力により軸5kを中心として図示反時計
方向へ弾発的に回動し、角穴5dから突出してい
る人形体3の突起3bを外方へ弾く。したがつ
て、人形体3は第7図に示した如く、ブラケツト
5aを中心として前方へ傾動し重心位置の変化に
より人形体3は前傾した状態を保持する。各人形
体3は杆体7によつて同時に動作して前傾し、か
つ、その前傾状態を保持するから、あたかも綱引
きに負けて転んだ時のような状態を呈するのであ
る。
このように、二人のゲーム者のいずれか早く押
釦2を押す側へスライド板5が移動するので、双
方が共に一進一退を繰り返すこともあり、一方が
スムーズにスライド板5を移動させて一方勝ちの
状況を呈することもある。そして、スライド板5
がいずれか一方側へ移動し切つて勝つた側の押釦
をなお押し続けても最早や送り爪9は回転車8を
回転させることがない。これは、係止歯8aの一
部に送り爪9を空送りする切欠部8bを設けたこ
とに因る。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によれば、二人のゲーム者
が押釦をそれぞれ押して、いずれが早く相手方の
人形体を前傾させるかを競うものであり、押釦を
押すとレバーの送り爪が回転板を回転させ、該回
転板と同軸の歯車と係合するラツクによりスライ
ド板が本体ケース上で左右いずれか一方に摺動す
る構成であるから、双方の押釦操作が互角のとき
は回転板の回転がなく、スライド板も移動せず、
また双方の押釦操作にずれがあればスライド板は
一進一退を繰り返し、あるいはいずれか押釦操作
の速い側へスライド板が移動し、スライド板の下
面にある回動レバーが本体ケースの一部に衝突し
て回動し、一方の人形体を前傾動させるので、実
際の綱引き競技と共通した好趣を感じるゲームで
あり、かつ、ユーモラス性があり、玩具としての
趣好性に富んでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視全体図、第2図は分解斜視図、第
3図は下ケースの平面図、第4図はスライド板の
下面図、第5図は押釦の一部断面側面図、第6図
及び第7図は人形体の前傾動作を説明する回動レ
バーの平面図及び人形体の部分側面図である。 1……本体ケース、1f……突起、2……押
釦、3,4……人形体、5……スライド板、5e
……ラツク、5g……トリガー、5h……回動レ
バー、8……回転板、8a……係止歯、9……送
り爪、10……レバー、15……歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケースの両側部には一対の押釦を突設し、
    中央部には上面に少なくとも一対の人形体を対峙
    させて回動自在に立設したスライド板を摺動自在
    に配設し、前記スライド板の下面には本体ケース
    上面に突設した突起と係脱して回動し前記人形体
    の下端突起に当接して人形体を前傾させる回動レ
    バーを設けるとともに、本体ケース内中央部には
    外周に係止歯を突設し、前記スライド板の下面に
    突設したラツクと噛合う歯車を同軸的に形成した
    回転板を回転自在に設け、前記回転板は押釦の押
    圧操作により作動するレバーの送り爪によつて回
    転されるようにしたことを特徴とする綱引きゲー
    ム盤。
JP18186485U 1985-11-26 1985-11-26 Expired JPH0344218Y2 (ja)

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JPS6290686U JPS6290686U (ja) 1987-06-10
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