JPH06225590A - ステップモータの制御装置 - Google Patents

ステップモータの制御装置

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JPH06225590A
JPH06225590A JP1204293A JP1204293A JPH06225590A JP H06225590 A JPH06225590 A JP H06225590A JP 1204293 A JP1204293 A JP 1204293A JP 1204293 A JP1204293 A JP 1204293A JP H06225590 A JPH06225590 A JP H06225590A
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JP
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axis current
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Withdrawn
Application number
JP1204293A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Matsui
信行 松井
Kiyonobu Mizutani
清信 水谷
Shigeo Hayashi
茂男 林
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脈動トルクを抑制して高精度にステップモー
タの制御を行う。 【構成】 d軸電流指令値として零が与えられ、このd
軸電流指令値とd軸検出電流値との偏差(d軸偏差)に
基づいてd軸電流をフィードバック制御する。一方、電
気角θによる脈動トルクを防止するため、検出電気角を
変数とする関数とFq(θr)と検出q軸電流iとの
積が一定になるように脈動補償器50はq軸電流指令値
を補償制御して、この補償q軸電流指令値に基づいてq
軸電流を制御する。上述のようにして、d軸及びq軸電
流を制御することによって脈動トルクを抑制してステッ
プモータを高精度に制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステップモータの制御装
置に関し、特に、ステップモータ駆動時に生じるトルク
脈動を抑制するための制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステップモータは電気パルスを入力とし
てパルス数に対応した機械角度を出力とするモータであ
る。このステップモータには種々のものがあるが、その
1つにハイブリッド形ステップモータがある。
【0003】ここで図4を参照して、ステップモータの
動作について可変レラクタンス(VR)形ステップモー
タを例にとって説明する。
【0004】図示のステップモータは、筒状のステータ
10と、このステータ10内に収容され回転軸RAの回
りに回転可能なロータ20とを備えている。ステータ1
0は、周方向に(π/3)ラジアン(60°)の間隔を
おいて配置されて半径方向内側に突出した6個のステー
タ歯12を有する。図示はしていないが、各ステータ歯
12にはステータコイルが巻回されている。ここでは、
互いに対向する対のステータ歯12の3組を、それぞ
れ、U1−U2、V1−V2、およびW1−W2と呼
び、それらに巻回されたステータコイルを、それぞれ、
U−U´相、V−V´相、およびW−W´相と呼ぶこと
にする。一方、ロータ20は、周方向に(π/2)ラジ
アン(90°)の間隔をおいて配置されて半径方向外側
に突出した4個のロータ歯22を有する。
【0005】上述のステップモータにおいて、図4
(1)に示す如く、U1−U2のステータ歯12がそれ
ぞれN極およびS極となるように、ステータコイル(U
−U´相)を励磁したとする。この場合、U1−U2の
ステータ歯12とロータ歯22とが対面する位置でロー
タ20が停止する(図4(1)参照)。この状態で、図
4(2)に示されるように、U−U´相の励磁を切り、
V−V´相を励磁したとする。この場合、ロータ20が
反時計方向(CCW)に(π/6)ラジアン(30°)
回転する(図4(3)参照)。すなわち、このステップ
モータのステップ角は30°である。さらに、V−V´
相からW−W´相に励磁を切り変えると再び反時計方向
に30°回転する。
【0006】このように、ステップモータは、通常、ス
テータ歯12に巻かれたステータコイルの励磁を切り換
えることにより、位置・速度検出器を持たずに歩進動作
を行なう。しかしながら、このような構造を有するステ
ップモータには以下に述べるような欠点がある。
【0007】a.励磁されたステータ歯とロータ歯との
間に働く保持トルク以上の負荷がかかると、“脱調”を
生じてステップモータを制御することが不可能になる。
【0008】b.励磁切り換えのみの運転では、ステッ
プモータを正確にトルク制御することが不可能となる。
【0009】c.トルク脈動が大きい。
【0010】これらの欠点を解決するために、従来か
ら、マイクロステップ駆動法とフィードバック制御法と
が採用されている。ここで、マイクロステップ駆動法と
は、ステップモータの励磁切り換えを正弦波状に切り換
えることで、トルク脈動を抑制する制御方法である。一
方、フィードバック制御法とは、ステップモータに位置
・速度検出器を取り付け、その検出器からの検出信号を
フィードバックすることで脱調等を防ぐ制御方法であ
る。
【0011】しかしながら、上述した制御法のいずれ
も、ステップモータの理論的な電気回路モデルに基づい
ていないため、下記の問題を有する。
【0012】A.最適制御条件がわからないため、制御
条件の設定があやふやとなる。
【0013】B.ステップモータの速度起電力、変圧器
起電力、インピーダンス降下等の性能抑制要因が考慮さ
れていないので、精密な制御ができない。
【0014】C.上記A、Bより、ステップモータの
“中身”がわからず、ブラックボックスとして扱うた
め、制御設計ができない。
【0015】D.上記AとCより、制御性向上が望め
ず、またその限界点も把握できない。
【0016】ところで、1987年2月14日付けで社
団法人電気学会から発行した「電気学会研究会資料 半
導体電力変換研究会 SPC−87−14〜25」中の
SPC−87−17,頁31〜40に「ステップモータ
によるブラシレスモータとその脈動トルクの考察」とい
う題で、山中 広之、百目鬼 英雄、および本発明者の
一人である松井 信行共著による論文が発表されてい
る。この論文では、d−q軸モデルで電圧方程式を導出
し、永久磁石型同期モータ、すなわち、ブラシレスモー
タと同じ形のブロック図と制御方法を提案している。し
かしながら、この論文のモデル化の基本的な考えが、励
磁方法とその駆動形態のみからステップモータが二相同
期モータと同じとしており、論文には何故そうなるのか
が理論的に説明されていない。
【0017】そこで、本発明者らは以下に詳細に説明す
るように、ステップモータ(特に、3相HB形ステップ
モータ)が一般のブラシレスDCモータと同一の形で表
わされることを理論的に証明した。
【0018】図5を参照して、ステップモータの理論的
な電気回路モデルについて、3相HB形ステップモータ
を例にとって説明する。3相HB形ステップモータは、
筒状のステータ10と、このステータ10内に回転軸R
Aの回りに回転可能に収容されたロータ20とからな
る。図示のステータ10はステータコア11を含む。ス
テータコア11は、周方向に60°の間隔をおいて配置
されて半径方向内側に突出した6個のステータ歯12を
有する。互いに対向する対のステータ歯12の3組を、
それぞれ、U1−U2、V1−V2、およびW1−W2
と呼ぶ。各ステータ歯12にはステータコイル13が巻
回されている。
【0019】ステータコイル13には、図5(b)およ
び(c)に示すように、U−U´相コイル、V−V´相
コイル、およびW−W´相コイルの3種類のコイルがあ
る。U−U´相コイルはステータ歯U1およびU2に巻
かれており、同一方向に磁力線を発生するように直列に
接続されている。同様に、V−V´相コイルはステータ
歯V1およびV2に巻かれており、同一方向に磁力線を
発生するように直列に接続されている。W−W´相コイ
ルはステータ歯W1およびW2に巻かれており、同一方
向に磁力線を発生するように直列に接続されている。
【0020】一方、ロータ20は、間に軸方向にN極、
S極をもつ永久磁石23を介して配置された一対のロー
タコア21Aおよび21Bを含む。図示の如く、回転軸
RAと直交する中心面CPを境にして、ロータコア21
A側を区間Aと呼び、ロータコア21B側を区間Bと呼
ぶことにする。ロータコア21Aおよび21Bはステー
タコア11と対向している。図5(b)に示すように、
ロータコア21Aは、周方向に90°の間隔をおいて配
置されて半径方向外側に突出した4個のロータ歯22A
を有する。同様に、図5(c)に示すように、ロータコ
ア21Bは、周方向に90°の間隔をおいて配置されて
半径方向外側に突出した4個のロータ歯22Bを有す
る。図5(b)および(c)から明らかなように、ロー
タ歯22Aとロータ歯22Bとは互いにピッチが半分ピ
ッチ、即ち、電気角で位相がπラジアン(180°)ず
れている。ここで、ステップモータの技術分野では、ロ
ータ歯の1ピッチを360°としてこれを電気角と呼ん
でいる。従って、図5に示すステップモータでは、ロー
タ歯が4つあるので、ロータ20が機械的に1回転する
と、電気角で4回転したことになる。また、電気角θr
はステータ歯U1を基準として時計方向(CW)を正と
する。図5(b)に示すように、4個のロータ歯22A
を、ステータ歯U1に対向したものを1とした場合に、
時計方向に、それぞれ、1、2、3および4と呼ぶこと
にする。同様に、図5(c)に示すように、4個のロー
タ歯22Bを、ステータ歯U1より時計方向に、それぞ
れ、1´、2´、3´および4´と呼ぶことにする。
【0021】図5(b)に示すように、ステータ歯U
1,U2がロータ歯1,3と一致しているとすると、ス
テータ歯V1,W1とロータ歯2及びステータ歯V2,
W2とロータ歯4は、ロータ歯ピッチで1/3ピッチ
(電気角で120°)ずれている。尚、各ステータ歯に
巻かれたステータコイル13のコイル巻数は全てNsと
する。
【0022】3相HB形ステップモータのロータ20と
ステータ歯12との間の磁気の通りやすさ、すなわち、
パーミアンスPを抵抗の形で表現し、永久磁石23と各
ステータコイル13を磁力線の発生源として電源の形で
表現すると、3相HB形ステップモータを図4に示す電
気回路(磁気回路)で表現できる。ここで、HU1はステ
ータ歯U1に巻かれたU相コイルによる起磁力で、PU
はU相のパーミアンスとする。その他の記号も同様であ
る。ステータ歯U1とステータ歯U2、ステータ歯V1
とステータ歯V2、およびステータ歯W1とステータ歯
W2のパーミアンスは常に同一である。
【0023】図6の電気回路を解き、3相HB形ステッ
プモータのモデル化を行う。図6中、パーミアンス
U ,PV ,PW ,PU',PV',およびPW'について説
明する。これらは、それぞれ、ステータ歯U1,V1,
W1,U2,V2,およびW2の磁力線(以下、磁束と
呼ぶ)の通りやすさを示すもので、ロータ20とステー
タ10の位置関係が変わると、これらの値も変化する。
これらは電気角θrによる周期関数で、パーミアンスP
U 〜PW'は、一般に下記の数式1で与えられる。
【0024】
【数1】
【0025】ここで、Pバー(Pの上にバーが付いてい
る)は平均パーミアンス値、Poはパーミアンスの振幅
を示し、これらの値はモータの寸法及び構造によって決
まる定数で、単位は[H]である。また、下記の数式2
が成り立つとする。
【0026】
【数2】
【0027】ここで、iU 、iV およびiW は、それぞ
れ、U−U´相コイル、V−V´相コイルおよびW−W
´相コイルに流れる相電流である。
【0028】ステップモータのモデル化は、図6に示す
電気回路を下記の手順で解くこで実現される。
【0029】i)図6に示す電気回路をコイル鎖交磁束
=パーミアンス×起磁力、すなわち、下記の数式3の形
で表わす。
【0030】
【数3】
【0031】各相及びロータ、ステータ間は干渉してい
るので、行列形式となる。
【0032】ii)次に、電圧ベクトルV、電流ベクトル
i、磁束ベクトルλを、下記の数式4で求め、図5に示
すステップモータを電圧方程式の形で表現する。
【0033】
【数4】
【0034】ここで、Rはコイル抵抗行列を表わす。図
6に示す電気回路に、上記数式1および数式2を代入し
て、磁束ベクトルλを求める。その結果は、下記の数式
5となる。
【0035】
【数5】
【0036】ここでは、電流iU 、iV およびiW を電
流ベクトルとして解いた。尚、磁束ベクトルλは、λU
(=λU1+λU2)、λV (=λV1+λV2)およびλ
W (=λW1+λW2)とおいた。ここで、ロータ20には
コイルがなく、永久磁石23のみなので、ロータ側の要
素は存在せず、Hmによって等価的に示される。
【0037】次に、ステータコイル1個分のコイル抵抗
をRsとして、コイル抵抗行列Rを作り、モータの電圧
方程式を導く。その結果は、下記の数式6となる。
【0038】
【数6】
【0039】上記数式6中、PバーNs2 (パーミアン
ス平均値とコイル巻数の2乗)の項は、モータのインダ
クタンス成分を表わし、一般に対角成分(=(8/3)
PバーNs2 )は自己インダクタンスLsと呼ばれ、そ
れ以外の成分(=(−4/3)PバーNs2 )は相互イ
ンダクタンスMsと呼ばれている。
【0040】また、数式6の右辺、最終項のPoNsco
s θr・Mmの要素は、電気角θの変動によって発生す
る電圧の項であり、永久磁石形同期電動機(以後、ブラ
シレスDCモータと呼ぶ)の誘起電圧項と同一である。
ここで、PoNsMm=MrImであり、Imはロータ
側磁石の等価起磁力電流を表わし、Mrは相互インダク
タンスを表わす。上記の表現を用いて、数式6を書き表
わすと、下記の数式7が得られる。
【0041】
【数7】
【0042】上記数式7から、3相HB形ステップモー
タが、図7に示すような、一般のブラシレスDCモータ
と同一の形で表わされることが分かる。
【0043】周知のように、モータ制御の分野において
は、3相−2相変換やd−q変換が用いられる。ここ
で、3相−2相変換とは、U相、V相、W相の3相から
α、βの2相に変換することをいう。また、d−q変換
とは、α、βの静止座標系からロータ側に同期して回転
する、d、q座標系に変換することをいう。
【0044】図8に示すように、ステップモータにおい
てd軸とは、ロータ歯の中心軸を意味し、q軸とはd軸
から電気角でπ/2(90°)進んだところに位置する
(通常のステップモータではロータ歯は複数個あるので
d軸も複数本存在することになる)。
【0045】上記数式7に、3相−2相変換およびd−
q変換を施すと、下記の数式8が得られる。
【0046】
【数8】
【0047】上記数式8を状態方程式の形に表現し直す
と、下記の数式9が得られる。
【0048】
【数9】
【0049】上記数式9をラプラス演算子sを用い、ラ
プラス変換を行った上でブロック線図を描くと、図9が
得られる。ここで、ステップモータの負荷を1/(Js
+D)で表現し、負荷トルクをTL で表現する。図9よ
り、本ステップモータのトルクTeは下記の数式10で
与えられる。
【0050】
【数10】
【0051】ここで、p・Mr´・Imは永久磁石によ
る磁束であるので、一定値として扱える。したがって、
q軸電流iq をコントロールすることで、ステップモー
タをトルク制御することができる。また、d軸電流id
は、モータ出力に寄与しないので、常に零に制御すれば
よい。以上述べたことを纏めると、下記の数式11が得
られる。
【0052】
【数11】
【0053】しかしながら、図9のブロック線図より、
モータ入力電圧vd .vq からq軸電流iq へ辿る行程
には干渉要素(図9の点線で囲んだ部分)が存在してい
る。この結果、モータ入力電圧vd .vq からd軸電流
d およびq軸電流iq を直接制御することはできな
い。これを解決するために、以下に詳細に説明する手順
に従って、制御系の非干渉化を行う。
【0054】ステップモータのインピーダンス項に入
力する電圧v´d ,v´q は、図9に示すように、下記
の数式12および数式13で与えられる。
【0055】
【数12】
【0056】
【数13】
【0057】ステップモータの電気角速度ωr 、d軸
電流id およびq軸電流iq はリアルタイムで検出可能
な値であり、LsとMr´・Imはモータ定数で既知で
ある。
【0058】したがって、数式12の右辺第2項{ω
r Ls・iq }と、数式13の右辺第2項{ωr (Ls
・id +Mr´Im)}とは演算可能であり、以下、そ
れぞれ、d軸干渉成分及びq軸干渉成分と呼ぶ。したが
って、モータ入力端子への印加電圧vd ,vq が下記の
数式14および数式15となるように制御する。
【0059】
【数14】
【0060】
【数15】
【0061】上記数式14および数式15で表わされ
る電圧を印加電圧vd ,vq として与えることで、図9
に示すブロック線図の干渉項は打ち消され、図10に示
すように簡素化される。
【0062】d軸干渉成分{ωr Ls・iq }と、q
軸干渉成分{ωr (Ls・id +Mr´Im)}とを電
圧指令値に盛り込むことは、一種のフィードフォワード
制御であり、かつ予測制御となる。すなわち、過去の電
気角速度ωr 、d軸電流idおよびq軸電流iq の値
で、未来のd軸干渉成分{ωr Ls・iq }およびq軸
干渉成分{ωr (Ls・id +Mr´Im)}の値を求
めることに相当する。従って、厳密には図10に示す非
干渉化が成立しない。しかしながら、信号処理のスピー
ド、すなわち、d軸電流id およびq軸電流iq の検出
と、d軸干渉成分{ωr Ls・iq }とq軸干渉成分
{ωr (Ls・id +Mr´Im)}の計算等が、モー
タスピード(機械角速度)各ωrmの変化に対して十分
(100倍以上)に速いので、図10に示す非干渉化が
成り立つ。
【0063】なお、図10に示す非干渉化は、定常状態
のときに成り立つもので、過渡状態のときには成り立た
ない。しかし、実際の制御システムでは、過渡状態の整
定は、瞬時(電気的時定数の1/10以下)に行われる
ので、影響は少ない。
【0064】次に、ステップモータのインピーダンス
項に入力する電圧v´d ,v´q に関しては、d軸電流
d およびq軸電流iq の電流値をフィードバックした
電流制御器を用いる。制御系の構成は、図11に示すよ
うになる。図11中、伝達関数Gid(s),Giq(s)
で表わされる電流制御器としては、一般に、比例制御器
(P制御器)や比例−積分制御器(PI制御器)が使用
される。
【0065】以上、上記〜で述べたことをブロッ
ク線図で表わすと、図12が得られる。
【0066】なお、本制御方法を採用する場合は、ステ
ップモータのロータに同期して回転する座標系(=モー
タの磁極中心と同期して回転する座標系)である、d,
q軸を用いるため、磁極位置検出装置は不可欠である。
【0067】以上の議論より得られる3相HB形ステッ
プモータの制御装置の構成を図13に示す。図5に示し
たような3相HB形ステップモータ31の回転軸には速
度・位置検出器32が取り付けらており、その速度・位
置検出器32からの速度・位置検出信号は速度・位置信
号処理器33に送出される。なお、速度・位置検出器3
2としては、レゾルバあるいはエンコーダが用いられ
る。速度・位置信号処理器33は速度・位置検出信号を
処理して、電気角度検出信号θr ,電気角速度検出信号
ωr 、機械角度検出信号θrmおよび機械角速度検出信号
ωrmを出力する。電気角度検出信号θr は角度/正弦・
余弦変換器34によって正弦関数信号sinθr および余
弦関数信号cos θr に変換される。
【0068】一方、HB形ステップモータ31のステー
タコイル(図5の13)にはU相電圧vu 、V相電圧v
v およびW相電圧vw が供給される。HB形ステップモ
ータ31の入力側には電流検出器35が設けられ、ここ
でU相電流iu とV相電流iv が検出される。これらU
相電流検出信号iu およびV相電流検出信号iv は3相
交流/d−q座標変換器36に供給される。この3相交
流/d−q座標変換器36には角度/正弦・余弦変換器
34から正弦関数信号sin θr および余弦関数信号cos
θr も供給される。3相交流/d−q座標変換器36
は、正弦関数信号sin θr および余弦関数信号cos θr
に基づいてU相電流検出信号iu およびV相電流検出信
号iv をd軸電流検出信号id およびq軸電流検出信号
q に変換する。
【0069】機械角度検出信号θrmは第1の減算器37
に供給され、第1の減算器37は機械角度指令信号θ
rmから機械角度検出信号θrmを減算してその機械角度偏
差信号を位置制御器38に送出する。位置制御器38は
機械角度偏差信号に基づいて機械角速度指令信号ω rm
を発生する。この機械角速度指令信号ω rmは第2の減
算器39に供給される。この第2の減算器39には機械
角速度検出信号ωrmも供給され、第2の減算器39は機
械角速度指令信号ω rmから機械角速度検出信号ωrm
減算して機械角速度偏差信号を速度制御器40に送出す
る。速度制御器40は機械角速度偏差信号に基づいてq
軸電流指令信号i q を発生する。
【0070】3相交流/d−q座標変換器36から出力
されたd軸電流検出信号id およびq軸電流検出信号i
q はそれぞれ第3および第4の減算器41および42に
供給される。第3の減算器41は零に等しいd軸電流指
令信号i d からd軸電流検出信号id を減算してd軸
電流偏差信号Δid を出力する。第4の減算器42には
速度制御器40からq軸電流指令信号i q が供給され
る。第4の減算器42はq軸電流指令信号i q からq
軸電流検出信号iq を減算してq軸電流偏差信号Δiq
を出力する。d軸電流偏差信号Δid およびq軸電流偏
差信号Δiq は、それぞれ、第1および第2の電流制御
器43および44に供給される。第1および第2の電流
制御器43および44は、それぞれ、図11又は図12
中の伝達関数Gid(s)およびGiq(s)で表わされる
伝達特性を有する。
【0071】第1の電流制御器43はd軸電流偏差信号
Δid に基づいてd軸電圧指令信号v'* d を発生する。
同様に、第2の電流制御器44はq軸電流偏差信号Δi
q に基づいてq軸電圧指令信号v'* q を発生する。3相
交流/d−q座標変換器36から出力されたd軸電流検
出信号id およびq軸電流検出信号iq は非干渉化制御
器45にも供給される。非干渉化制御器45には速度・
位置信号処理器33から電気角速度検出信号ωr が供給
される。非干渉化制御器45は、図12に示す非干渉制
御(フィードフォワード)と記したブロックの部分に対
応する。非干渉化制御器45は、d軸電流検出信号
d 、q軸電流検出信号iq および電気角速度検出信号
ωr に基づいて、d軸干渉成分{ωr Ls・iq }とq
軸干渉成分{ωr (Ls・id +Mr´Im)}とを計
算する。d軸干渉成分{ωr Ls・iq }は減算器46
に供給され、q軸干渉成分{ωr (Ls・id +Mr´
Im)}は加算器47に供給される。減算器46には第
1の電流制御器43からd軸電圧指令信号v'* d が供給
され、加算器47には第2の電流制御器44からq軸電
圧指令信号v'* q が供給されている。減算器46は、上
記数式14に示すように、d軸電圧指令信号v'* d から
d軸干渉成分{ωr Ls・iq }を減算して、非干渉化
したd軸電圧指令信号v d を出力する。同様に、加算
器47は、上記数式15に示すように、q軸電圧指令信
号v'* q とq軸干渉成分{ωr (Ls・id +Mr´I
m)}とを加算して、非干渉化したq軸電圧指令信号v
q を出力する。
【0072】これら非干渉化したd軸電圧指令信号v
d と非干渉化したq軸電圧指令信号v q とはd−q/
3相交流座標変換器48に供給される。このd−q/3
相交流座標変換器48には、角度/正弦・余弦変換器3
4から正弦関数信号sin θrおよび余弦関数信号cos θ
r も供給される。d−q/3相交流座標変換器48は、
正弦関数信号sin θr および余弦関数信号cos θr に基
づいて、非干渉化したd軸電圧指令信号v d および非
干渉化したq軸電圧指令信号v q をU相電圧指令信号
u ,V相電圧指令信号v v ,およびW相電圧指令
信号v w に変換する。これらU相、V相およびW相電
圧指令信号v u ,v v ,およびv w はPWMイン
バータ49に供給される。PWMインバータ49は、U
相、V相およびW相電圧指令信号v u ,v v ,およ
びv w に基づいて、それぞれ、上述したU相、V相お
よびW相電圧vu 、vv およびvw を3相HB形ステッ
プモータ31に供給する。
【0073】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、3相H
B形ステップモータの解析を行った結果、従来のように
マイクロステップ駆動法を用いた際には、トルク脈動の
発生とマイクロステップとの整合を正確にとる必要があ
り、一般にこのような整合をとることは極めて難しく、
この結果、トルク脈動を抑制できないという問題点があ
る。
【0074】本発明の目的は高精度にトルク制御を行う
ことのできる制御装置を提供することにある。
【0075】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ステー
タと、該ステータに対向して回転可能に配置されたロー
タとを備え、前記ステータは周方向に間隔をおいて配置
され径方向に突出した第1の個数のステータ歯を有する
ステータコアと、前記ステータ歯の各々に巻回されたス
テータコイルとを備え、前記ロータは周方向に間隔をお
いて配置され前記ステータ歯と対向するように径方向に
突出し、かつ前記第1の個数より少ない第2の個数のロ
ータ歯を有するロータコアを備えるステップモータに用
いられ、前記ステップモータが駆動された際、該ステッ
プモータに関する電気角検出信号、電気角速度検出信
号、及び機械角速度検出信号を出力する検出処理手段
と、機械角速度指令信号に応答して該機械角速度指令信
号と前記機械角速度検出信号に応じてq軸電流指令信号
を出力するq軸電流指令生成手段と、該q軸電流指令信
号を補償制御して補償q軸電流指令信号とする補償手段
と、前記電気角検出信号を三角関数信号に変換する三角
関数変換手段と、前記ステータコイルに流れる相電流を
検出して相電流検出信号を出力する電流検出手段と、前
記三角関数信号に基づいて前記相電流検出信号をd軸電
流検出信号及びq軸電流検出信号に変換するd−q座標
変換手段と、前記電気角速度検出信号に応答して前記d
軸電流検出信号の干渉成分及びq軸電流検出信号の干渉
成分をそれぞれd軸干渉成分及びq軸干渉成分として求
める非干渉化制御手段と、予め定められたd軸指令値の
d軸電流指令信号が与えられ該d軸電流指令信号と前記
d軸電流検出信号とに基づいてd軸電流偏差信号を出力
する第1の減算手段と、前記補償q軸電流指令信号と前
記q軸電流検出信号とに基づいてq軸電流偏差信号を出
力する第2の減算手段と、前記d軸電流偏差信号に応じ
てd軸制御電流信号を生成する第1の電流制御手段と、
前記q軸電流偏差信号に応じてq軸制御電流信号を生成
する第2の電流制御手段と、前記d軸制御電流信号から
前記d軸干渉成分を除去してd軸非干渉電流信号を生成
する第3の減算手段と、前記q軸制御電流信号から前記
q軸干渉成分を除去してq軸非干渉電流信号を生成する
第4の減算手段と、前記三角関数信号に応答して前記d
軸非干渉電流信号及び前記q軸非干渉電流信号から相制
御電流を求める相座標変換手段とを有することを特徴と
するステップモータの制御装置が得られる。ここでは、
予め定められたd軸指令値として零が与えられ、補償手
段はq軸電流検出信号と電気角検出信号で示される電気
角を変数とする関数との積が一定値となるようにq軸電
流指令信号を補償制御する。
【0076】
【作用】本発明では、d軸電流指令値として零を与え、
d軸に関してフィードバック制御を行い、q軸に関して
はq軸電流検出信号と電気角検出信号で示される電気角
を変数とする関数との積が一定値となるようにq軸電流
指令信号を補償制御するしているから、トルク脈動成分
を抑制することができ、高精度にステップモータの制御
を行うことができる。
【0077】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
【0078】図1を参照して、この実施例では図12に
示す構成要素と同一の構成要素については同一に参照番
号を付し説明を省略する。図1においては、減算器37
及び位置制御器38は省略されている。この実施例では
速度制御器40と減算器42との間に脈動補償器50が
挿入されている。
【0079】ところで、従来の制御においては数1で示
すようにパーミアンスを定義したが、実際には、歯移動
に伴うハーミアンス変化は数1のような正弦波関数では
なく、高調波成分を含む関数で表わされる。
【0080】従って、高調波成分を考慮すると、数1は
区間A及びBにおいて数16で表わされる。一例として
パーミアンスの変化は図2で示すように変化することに
なる。
【0081】
【数16】
【0082】数16を用いて数7を書き改めると電圧方
程式は数17で表わされる。
【0083】
【数17】
【0084】上記の数17を3相−2相変換して、モー
タのロータに同期して回転するd−q軸上での電圧方程
式を導くと、この電圧方程式は数18で表わされる。
【0085】
【数18】
【0086】上記の数18をみると、公知の永久磁石形
同期モータ(ブラシレスDCモータ)の電圧方程式と比
べて右辺第2項目が異なる。通常の場合、この項(右辺
第2項目)は定数になるが、数18ではθrの関数とな
っており、この項がトルク脈動の原因となっている。
【0087】数18に基づいてd−q軸上におけるブロ
ック線図を描くと、図3に示すブロック線図となる。図
3において、ω・F(θr)及びω
・F(θr)のブロックが存在するから、トルク
(Te)発生は数19で与えられる。
【0088】
【数19】
【0089】数19において、F(θr)・iはd
軸(磁極と同一の向きの軸)に関して発生するトルクで
あり、このトルクはモータを回転させるための主トルク
とはならず、全てが脈動トルクとなる。
【0090】従って脈動トルクを抑制するためには、F
(θr)・iを零にするようにiを制御すればよ
い。つまり、i=0とすればよい。また、F(θ
r)・iはモータ主トルクを発生する項であるが、モ
ータ角θによって変動する部分が存在し、この部分によ
って脈動トルクが発生することになる。従って、Fq
(θ)・iが一定になるようにiを制御すればよ
い。つまり、数20に示す形でiを制御すればよいこ
とになる。
【0091】
【数20】
【0092】脈動補償器50では数20に基づいてi
を制御してトルク脈動を制御している。具体的には、ス
テップモータを予め試験して、予め定められた間隔をお
いて電気角(θr)を変数とする関数F(θr)を求
めておく。つまり、電気角θr,θr,…,θr
に関して関数F(θr),F(θr),…,F
(θr)を求めておく。そして、これら関数F
(θr),F(θr),…,F(θr)は
脈動補償器50に補償量として予め設定される。脈動補
償器50には電気角検出信号θが与えられるとともに
q軸電流指令信号i が与えられる。脈動補償器50
では電気角検出信号θから検出電気角に対応する補償
量F(θr)を選択して、i ・(1/F(θ
r))を補償q軸電流指令値として求める。
【0093】このようにして、補償q軸電流指令値に基
づいてステップモータを制御することによって、電気角
による脈動成分を抑制することができる。
【0094】なお、上述の実施例では3相HB形ステッ
プモータを制御する場合について説明したが、2相HB
形ステップモータ及び5相ステップモータについても同
様にして制御を行うことができる(この場合には、相変
換演算を行う必要があることはいうまでもない)。ま
た、上述の実施例では所謂インナーロータ形ステップモ
ータについて説明したが、アウターロータ形においても
同様に制御することができ、加えて、ステータ側にコイ
ル及び磁石が備えられているタイプのステップモータに
ついても同様に制御することができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、本発明
では、d軸電流指令値として零を与え、d軸に関してフ
ィードバック制御を行い、q軸に関してはq軸電流検出
信号と電気角検出信号で示される電気角を変数とする関
数との積が一定値となるようにq軸電流指令信号を補償
制御するしているから、トルク脈動成分を抑制すること
ができ、高精度にステップモータの制御を行うことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御装置の一実施例を説明するた
めのブロック図である。
【図2】ステップモータの電気角とパーミアンスとの関
係を示す図である。
【図3】本発明によるステップモータ制御を説明するた
めのブロック線図である。
【図4】ステップモータの動作原理を説明するための図
である。
【図5】本発明が適用される3相HB形ステップモータ
の構造を示す図であり、(a)は縦断面図、(b)は
(a)のA−A´線からみた断面図、(c)は(a)の
B−B´線からみた断面図である。
【図6】3相HB形ステップモータの電気回路モデルを
示す回路図である。
【図7】ブラシレスDCモータの等価回路モデルを示す
回路図である。
【図8】ステップモータにおけるd−q軸を説明するた
めの図である。
【図9】3相HBステップモータのブロック線図であ
る。
【図10】非干渉後のブロック線図である。
【図11】d軸及びq軸電流をフィードバックした電流
制御器を用いた制御系の構成を示すブロック図である。
【図12】非干渉化を行う制御システムを示すブロック
図である。
【図13】従来の3相HB形ステップモータの制御装置
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
31 3相HB形ステップモータ 32 速度・位置検出器 33 速度・位置信号処理器 34 角度/正弦・余弦変換器 35 電流検出器 36 3相交流/d−q座標変換器 37,39,41,42,46 減算器 38 位置制御器 39 減算器 40 速度制御器 43,44 電流制御器 45 非干渉化制御器 47 加算器 48 d−q/3相交流座標変換器 49 PWMインバータ 50 脈動補償器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータと、該ステータに対向して回転
    可能に配置されたロータとを備え、前記ステータは周方
    向に間隔をおいて配置され径方向に突出した第1の個数
    のステータ歯を有するステータコアと、前記ステータ歯
    の各々に巻回されたステータコイルとを備え、前記ロー
    タは周方向に間隔をおいて配置され前記ステータ歯と対
    向するように径方向に突出し、かつ前記第1の個数より
    少ない第2の個数のロータ歯を有するロータコアを備え
    るステップモータに用いられ、前記ステップモータが駆
    動された際、該ステップモータに関する電気角検出信
    号、電気角速度検出信号、及び機械角速度検出信号を出
    力する検出処理手段と、機械角速度指令信号に応答して
    該機械角速度指令信号と前記機械角速度検出信号に応じ
    てq軸電流指令信号を出力するq軸電流指令生成手段
    と、該q軸電流指令信号を補償制御して補償q軸電流指
    令信号とする補償手段と、前記電気角検出信号を三角関
    数信号に変換する三角関数変換手段と、前記ステータコ
    イルに流れる相電流を検出して相電流検出信号を出力す
    る電流検出手段と、前記三角関数信号に基づいて前記相
    電流検出信号をd軸電流検出信号及びq軸電流検出信号
    に変換するd−q座標変換手段と、前記電気角速度検出
    信号に応答して前記d軸電流検出信号の干渉成分及びq
    軸電流検出信号の干渉成分をそれぞれd軸干渉成分及び
    q軸干渉成分として求める非干渉化制御手段と、予め定
    められたd軸指令値のd軸電流指令信号が与えられ該d
    軸電流指令信号と前記d軸電流検出信号とに基づいてd
    軸電流偏差信号を出力する第1の減算手段と、前記補償
    q軸電流指令信号と前記q軸電流検出信号とに基づいて
    q軸電流偏差信号を出力する第2の減算手段と、前記d
    軸電流偏差信号に応じてd軸制御電流信号を生成する第
    1の電流制御手段と、前記q軸電流偏差信号に応じてq
    軸制御電流信号を生成する第2の電流制御手段と、前記
    d軸制御電流信号から前記d軸干渉成分を除去してd軸
    非干渉電流信号を生成する第3の減算手段と、前記q軸
    制御電流信号から前記q軸干渉成分を除去してq軸非干
    渉電流信号を生成する第4の減算手段と、前記三角関数
    信号に応答して前記d軸非干渉電流信号及び前記q軸非
    干渉電流信号から相制御電流を求める相座標変換手段と
    を有することを特徴とするステップモータの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたステップモータの
    制御装置において、前記予め定められたd軸指令値は零
    であることを特徴とするステップモータの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたステップモータの
    制御装置において、前記補償手段は前記q軸電流検出信
    号と前記電気角検出信号で示される電気角をを変数とす
    る関数との積が一定値となるように前記q軸電流指令信
    号を補償制御することを特徴とするステップモータの制
    御装置。
JP1204293A 1993-01-27 1993-01-27 ステップモータの制御装置 Withdrawn JPH06225590A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101194948B1 (ko) * 2006-07-19 2012-10-25 현대모비스 주식회사 토크 리플 저감방법

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