JPH0622545U - エンジン始動装置 - Google Patents

エンジン始動装置

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JPH0622545U
JPH0622545U JP6468492U JP6468492U JPH0622545U JP H0622545 U JPH0622545 U JP H0622545U JP 6468492 U JP6468492 U JP 6468492U JP 6468492 U JP6468492 U JP 6468492U JP H0622545 U JPH0622545 U JP H0622545U
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JP
Japan
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engine
starter
signal
memory
control circuit
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Pending
Application number
JP6468492U
Other languages
English (en)
Inventor
富男 茨木
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最適なアイドリング時間を設定できるように
する。 【構成】 送信機1からの始動信号を受信したとき、制
御回路6がブレーキ、ギア、ドア、キー等の状態を示す
各信号PK、GP、DSW、KYEを調べ、所定の状態
のときエンジン駆動信号S1 ,S2 を出力するものにお
いて、マニュアル操作時に、スタータ信号でカウンタ1
3を動作させ、スタータからのオルタネート信号ALT
が規定レベルVsに達したときカウントを停止させ、そ
のカウント値をスタータ動作時間としてメモリ16に温
度や他の条件と共に保持する。リモコン操作ときにメモ
リ16の内容に基づいてアイドリング時間タイマ18を
セットする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のエンジンをリモコンにより始動するエンジン始動装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のリモコンによるエンジン始動装置を示すもので、1は無線による エンジンの始動信号を送信する送信機、2はエンジン始動信号を受信する受信回 路、3は車のパーキングブレーキが引かれていることを検出した信号PKの入力 端子、4はギアポジションがニュートラルに入っていることを検出した信号GP の入力端子、5はドアが閉っていることを検出した信号DSWの入力端子、6は 受信回路2で受信したエンジン始動信号と各入力端子3,4,5に加えられた各 信号PK,GP,DSWとに基づいてイグニッション駆動信号S1 及びスタータ 駆動信号S2 を出力するマイコンから成る制御回路、7は上記信号S1 によりO Nとなるトランジスタ、8は上記信号S2 によりONとなるトランジスタ、9は トランジスタ7のONにより動作するイグニッション駆動用のリレー回路、10 はトランジスタ8のONにより動作するスタータ駆動用のリレー回路、11はバ ッテリである。
【0003】 次に上記構成による動作について説明する。 送信機1に設けられた送信スイッチ(図示せず)が押されると、エンジン始動 信号が送信され、この信号は車に設けられた受信回路2で受信された後、制御回 路6に加えられる。制御回路6はエンジン始動信号を受けると、入力端子3,4 ,5に入力された各信号PK,GP,DSWの状態を調べ、パーキングブレーキ が引かれ、ギアがニュートラルに入り、さらにドアが閉じていることを確認した 後、信号S1 ,S2 を出力してトランジスタ7,8をONと成す。これにより、 リレー回路9,10が動作され、スタータ、イグニッションが駆動されてエンジ ンが始動する。制御回路6は信号PK,GP,DSWのうちの一つでも所定の状 態にない場合は、始動信号を受信しても、信号S1 ,S2 を出力することはない 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のエンジン始動装置は、単に、信号PK,GP,DSW等のエン ジン始動条件を調べてエンジンを始動するだけであり、始動後のアイドリング時 間を適切に設定することはできなかった。また、例えば特開昭62−20674 号公報に開示された自動車用エンジンの始動装置においては、予め設定された手 順や時間条件のみで制御する構成となっているため、制御の範囲が限定されてし まい、車固有の特性の違いや、エンジンの始動特性の経年変化等に対応すること ができず、円滑なエンジン始動ができない等の問題があった。
【0005】 この考案は上記のような問題を解決するためになされたもので、車固有の特性 やそのときの始動特性に合わせて最適なアイドリング時間を設定することのでき るエンジン始動装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案においては、通常のキー差込み操作(以下、マニュアル操作と言う) によるエンジン始動を行う際に、エンジンが正常な状態になったときの諸条件を 記憶しておき、リモコンによる始動時に、上記記憶した情報に基づいてアイドリ ング時間を設定するようにしている。
【0007】
【作用】
リモコンによる始動時に、前回の通常操作時に記憶しておいたスタータの操作 回数や動作時間、周囲温度等の条件に応じてアイドリング時間が適切に設定され る。
【0008】
【実施例】
図1はこの考案の実施例を示すもので、図3と同一部分には同一符号を付して 説明を省略する。 本実施例においては、エンジン始動条件を示す信号として、前述の信号PK, GP,DSWに加えてスタータモータの状態を検出したオルタネータ信号ALT を用いており、これを入力端子12から制御回路6に加えるようにしている。
【0009】 通常のマニュアル操作時において、後述する図2の構成から得られるスタータ モータの駆動信号はカウンタ13をスタートさせるように成されている。また、 上記信号ALTは比較器14で規定レベルVsと比較され、規定レベルVsを越 えたときの比較出力によりカウンタ13のカウンタ動作を停止させるように成さ れている。カウンタ13の計数出力はスタータ動作時間として条件制御回路15 を介してメモリ16に記憶される。条件制御回路15は、この他に温度センサ1 7から得られる周囲温度や電源電圧、エンジン回転数、スタータ操作回数等の情 報を受けてメモリ16に記憶する。
【0010】 また、リモコン操作時においては、条件制御回路15はメモリ16に記憶され た情報に基づいて最適なアイドリング時間を求め、これをアイドリング時間設定 用タイマ18に設定する。制御回路6はこのタイマ18に設定された時間により アイドリングを行うように成されている。
【0011】 図2はリレー回路9,10とマニュアル操作によるイグニッションスイッチ1 9との関係を示すもので、上記スイッチ19はスタータ用接点START、イグ ニッション接点IGN、アクセサリスイッチ用接点ACC及びOFF接点等の固 定接点を有し、可動接点は2つの固定接点に同時に接触するように成されている 。そして可動接点がSTART接点にあるときにスイッチ19から得られる信号 が上記スタータの駆動信号としてカウンタ13に加えられるように成されている 。
【0012】 次に上記構成による動作について説明する。 通常の運行時、マニュアル操作による始動があると、条件制御回路15は、そ の時の、スタータ動作時間、スタータ操作回数、電源電圧の変化周囲温度、エン ジン回転数、スタータ操作からオルタネータ信号ALTが規定レベルVsに達す るまでの時間(カウンタ13の出力)などをメモリ16に記憶する。
【0013】 このようにして記憶しておいて、次に、送信機1からの始動信号を受信すると 、メモリ16に記憶した内容によりタイマ18をセットしてスタータを制御する 。 例としては、通常のマニュアル操作によるスタータの動作時間を普段の動作時 間の平均時間としたり、また、周囲温度が低下している場合や、スタータ操作か らオルタネータ信号ALTが規定レベルVsに達するまでの時間が長くなってい る場合など、予め設定されている時間より長くスタータモータを作動させるよう な制御が行われる。
【0014】
【考案の効果】
この考案によれば、マニュアル操作によるエンジン始動を行ったときの諸条件 を記憶し、リモコン操作時に記憶内容に基づいてアイドリング時間を設定するよ うにしたので、常に、車固有の特性や経年変化による始動特性の変化に合わせた 条件でエンジン始動を確実に行うことができる。また、メモリにある程度長期間 のデータを保持するようにすれば、エンジンの特性の変化を把握でき、メインテ ナンスや故障判断に利用することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す構成図である。
【図2】リレー回路とイグニッションスイッチを示す回
路図である。
【図3】従来のエンジン始動装置の構成図である。
【符号の説明】
1 送信機 2 受信機 6 制御回路 15 条件制御回路 16 メモリ 18 タイマ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線で受信した始動信号と車体の複数個
    所の状態を検出して得られるエンジン始動条件を示す信
    号とに基づいてエンジン駆動信号(S1 ,S2 )を出力
    する制御回路(6)を有するエンジン始動装置におい
    て、通常のマニュアル操作でエンジンの始動を行ったと
    きの周囲温度、スタータ操作回数、スタータ動作時間等
    の諸条件を記憶するメモリ(16)と、上記無線で受信
    した始動信号によるエンジンの始動を行うときに、上記
    メモリの内容に応じてアイドリング時間を求める条件制
    御回路(15)とを設けたことを特徴とするエンジン始
    動装置。
JP6468492U 1992-08-25 1992-08-25 エンジン始動装置 Pending JPH0622545U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996015364A1 (fr) * 1994-11-16 1996-05-23 Komatsu Ltd. Dispositif de demarrage et d'arret de moteur a distance pour engin de construction

Cited By (3)

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